JPH02289287A - パチンコ機における施錠装置 - Google Patents

パチンコ機における施錠装置

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JPH02289287A
JPH02289287A JP11027489A JP11027489A JPH02289287A JP H02289287 A JPH02289287 A JP H02289287A JP 11027489 A JP11027489 A JP 11027489A JP 11027489 A JP11027489 A JP 11027489A JP H02289287 A JPH02289287 A JP H02289287A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、外枠に設けた係合突片と係脱するロック片を
上下に形成した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置
の作動レバーと係合する操作突片を形成したガラス扉枠
用操作杆とを前面枠の裏面一側に固定される支持部材に
摺動自在に設けるとともに、鍵の回動動作で回動する回
動カムにより前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動さ
せるパチンコ機における施錠装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、市場に提供されている多くのパチンコ機には、外
枠に設けた係合突片と係脱するロック片を上下に形成し
た前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置の作動レバー
と係合する操作突片を形成したガラス扉枠用操作杆とを
前面枠の裏面一側に固定される支持部材に摺動自在に設
けるとともに、鍵の回動動作で回動する回動カムにより
前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動させる施錠装置
が取付けられている。このような施錠装置においては、
遊技場の店員が前面枠の前方に臨む鍵穴に鍵を差し込み
、一方の方向に回動することにより前面枠を、他方の方
向に回動することによりガラス扉枠を開放できるように
構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかして、遊技場においては、#i錠装置を操作する鍵
を紛失する場合があり、このような場合には、紛失した
鍵を手に入れた遊技者が特にガラス扉枠を開放して不正
遊技を行う問題が生ずる。これを防止するために、鍵に
よって前面枠だけを開放できる施錠装置を取付ければ、
そのような問題を解決することできるが、遊技場の中に
は、不正遊技を他の方法で監視するとして前面枠とガラ
ス扉枠の両方を1つの鍵で開放できる従来の施錠装置を
望むところもある。したがって、これらの要望を満たす
ためには、2種類の施錠装置を取付けたパチンコ機を用
意しなければならず、注文に応じてそれら種類毎のパチ
ンコ機を製造し、種類毎に正確に搬送しなければならな
いという煩わしさがあった。
本発明は、上記した不都合に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、1つの施錠装置で前面枠だけを開
放できる場合と、前面枠及びガラス扉枠の両方を開放で
きる場合とに切り換えることができるパチンコ機におけ
る施錠装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するために、この発明に係るパチン
コ機における施錠装置は、 外枠に設けた係合突片と係脱するロック片を上下に形成
した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置の作動レバ
ーと係合する操作突片を形成したガラス扉枠用操作杆と
を前面枠の裏面一側に固定される支持部材に摺動自在に
設けるとともに、鍵の回動動作で回動する回動カムによ
り前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動させるもので
あって前記支持部材には、前記ガラス扉枠用操作杆の摺
動動作を阻止可能なように切り換えできるストッパー部
材を設けたことを特徴とするものである。
[作 用] ストッパー部材を阻止可能な位置に切り換えることによ
りガラス扉枠用操作杆の摺動動作が阻止されるので、鍵
を鍵穴に差し込んで回動してもガラス扉枠を開放するこ
とかで籾ない。この場合、鍵を鍵穴に差し込んで一方向
に回動することにより前面枠を開放することができ、こ
の開放した状態で手を前面枠の裏側に差し込んでガラス
扉枠の施錠装置の作動レバーを操作することによりガラ
ス扉枠を結果的に開放して不正遊技を行うことができる
が、この場合には、まず、前面枠な開放しその後、作動
レバーを操作してガラス扉枠を開放した上でしか不正行
為を行えないので、時間がかかるとともに、作動レバー
を操作するために前面枠を大きく開放する必要があるた
め、ガラス扉枠だけを開放する場合に比較して不正遊技
を発見し易い。
一方、ストッパー部材を阻止できない位置に切り換える
ことによりガラス扉枠用操作杆の摺動動作が可能となり
、従来と同様に鍵を鍵穴に差し込んで一方向に回動する
ことにより前面枠を開放することができ、他方向に回動
することによりガラス扉枠を開放することができる。
つまり、本発明に係るパチンコ機における施錠装置は、
1つの施錠装置で前面枠だけを開放できる場合と、前面
枠及びガラス扉枠の両方を開放できる場合とに切り換え
ることができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
まず、第1図を参照して、実施例に係る施錠装置が適用
されるパチンコ機1について説明する。
第1図は、パチンコ機の賞球排出装置等が設けられる機
構板や遊技盤を取り除いた状態の背面図である。図にお
いて、パチンコ機1は、パチンコ機を多数列設する島台
5に固定される外枠2と該外枠2に開閉自在に軸支され
る前面枠3とから構成される。前面枠3は、額縁状に形
成されるとともに、その開口に金枠(図示しない)が周
設され、該金枠にガラス扉枠4が開閉自在に軸支されて
いる。前記前面枠3の開放側裏面には、この実施例に係
る1M錠装置10が固着される。また、島台5の上部に
は、上記施錠装置10をリモートコントロールによる遠
隔操作で開放するための装置が設けられる。すなわち、
開錠用の光や電波を検出するセンサー機器6と該センサ
ー機器6からの信号により作動する前面枠用開錠モータ
7a、ガラス扉枠用開錠モータ7bが設けられている。
そして、それら両モータ7a、7bにワイヤー8a、8
bの一端が連結され、そのワイヤー8a、8bの他端が
後述する作動金具55に連結されている。
しかして、モータ7a、7bの作動によりワイヤー8a
、8bが引っ張られて作動金具55を作動させるもので
ある。
ところで、この実施例に係る前記施錠装置10は、第2
図ないし第4図に示すような構造になっている。施錠装
置10の構成について主として第4図の分解斜視図に基
づいて説明する。図において、施錠装置10は、支持部
材11と該支持部材11に摺動自在に設けられる前面枠
用操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13とから構成さ
れる。
支持部材11は、断面「L」字状に形成され、その−辺
が前記前面枠3の裏面に当接して固定される固定辺14
を構成し、その他辺が固定辺14とほぼ直角に形成され
て前記前面枠用操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13
を案内する案内辺15を構成している。
前記固定辺14のほぼ中央には、その前面にシリンダー
錠16が突設され、そのシリンダー錠16の後端に回動
カム17が固定されている。回動カム17には、2つの
作動突片18a、18bが形成されている。一方の作動
突片18aは、回動カム17に対してほぼ直角に突設さ
れ、前面枠用操作杆12の後述する係合突片31と係合
するようになっている。また、他方の作動突片18bは
、回動カム17からそのまま横方向に突設され、ガラス
扉枠用操作杆13の後述する案内長穴46の下端と係合
するようになっている。また、固定辺14には、上下及
び中央に前記前面枠用操作杆12の摺動動作をガイドす
る案内突片19a〜19Cが突設されるとともに、前面
枠用操作杆12及びガラス扉枠用操作杆13を開錠方向
と逆方向に付勢する付勢バネ35.45の一端を係止す
るバネ係止片20a、20bが形成されている。
一方、支持部材11の案内辺15には、そのほぼ中央で
あって、前記作動突片18bに対応する位置に逃げ穴2
1が穿設されている。これは、回動カム17が回転され
たときに作動突片18bの先端が案内辺15に当接しな
いように穿設されるもので、この実施例の場合には、回
動カム17が回動されたときに作動突片18bの先端が
逃げ穴21を貫通して案内辺15の外側に突出するよう
になっている。また、案内辺15の中央よりやや上部に
は、長方形状の貫通穴22が開設され、この貫通穴22
にガラス扉枠用操作杆13の後述する操作突片43が貫
通するようになっている。また、案内辺15の上下には
、前面枠用操作杆12の上下に設けられるロック片29
a、29bを揺動自在に軸支するための支持穴23a、
23bが穿設されている。また、前記逃げ穴21の下方
にも支持穴24が穿設されている。この支持穴24は、
この実施例の要部である後述するストッパー部材50が
軸支されるものである。更に、案内辺15の中央よりや
や下方には、前記リモートコントロール操作により作動
する作動金具55を取付けるための取付片25が延設さ
れている。取付片25は、上下に一対のガイド片26a
、26bを有し、その上部のガイド片26aに鉤部27
が形成されている。
前記前面枠用操作杆12は、長尺状の連杆28と該連杆
28の上下に連結ピン30a、30bで連結されるロッ
ク片29a、29bとから構成される。連杆28のほぼ
中央には、その下縁が前記作動突片18aと係合する係
合突片31が垂直方向に突設され、該係合突片31の一
側に切欠部32が形成されている。この切欠部32は、
第2図に示すように前記作動突片18bがガラス扉枠用
操作杆13の案内長穴46と係合するために侵入できる
ようにするために設けられるものである。
なお、作動突片18aと係合突片31との係合により前
記回動カム17が回動したときには、前面枠用操作杆1
2は、上方向に移動せしめられるようになっている。ま
た、連杆28の中央よりやや上部には、案内長穴33が
穿設され、前記案内辺15に突設される案内ビン49に
挿入されて連杆28の上下摺動をガイドするようになっ
ている。
更に、連杆28には、前面枠用操作杆12を開錠方向と
逆方向(下方向)に付勢する付勢バネ35の他端を係止
するバネ係止片34が突設形成されまた、やや上部寄り
にガラス扉枠用操作杆13の後述するバネ係止片44が
突出するための切欠部36が形成されている。また、前
記取付片25に対応する位置には、作動金具55の後述
する作動ビン69aと係合する第2係合突片37が突設
され、リモートコントロール操作により作動金具55が
動作して作動ビン69aが上動したとき前面枠用操作杆
12を上昇させるものである。
また、前記ロック片29a、29bの後端は、前記した
連結ビン30a、30bによって連杆28と連結される
が、その連結部より前方に支持穴38a、38bが穿設
され、この支持穴38a。
38bを前記案内辺15に穿設した支持穴23a23b
と対応させた後支持ビン39a、39bで支持すること
によりロック片29a、29bを揺動自在に軸支してい
る。また、ロック片29a29bの前方には、鉤部40
a、40bが形成され、この鉤部40a、40bが前記
外枠2の上下2箇所に固定される係合突片42a、42
b (ただし、42aは第1図参照)の下側から係脱す
ることにより前面枠3を外枠2に対して係脱自在として
いる。なお、鉤部40a、40bの前方には、強制的に
ロック片29a、29bを揺動させるための押圧部41
a、41bが形成されている、上記のように構成される
前面枠用操作杆12はシリンダー錠16に鍵を差し込ん
で第4図に示す矢印方向に回動することにより作動突片
18aと係合突片31との係合により連杆28を上昇さ
せ、これによりロック片29a、29bを時計方向に回
動させて鉤部40a、40bと係合突片42a、42b
との係合を解除して、前面枠3を外枠2から開放できる
ようにしている。なお、前面枠3を閉じる場合には、そ
のまま前面枠3を押圧することにより鉤部40a、40
bと係合突片42a、42bが自然に係合して閉じるこ
とができる。
前記ガラス扉枠用操作杆13には、その上方寄り側縁に
前記案内辺15の貫通孔22を貫通する操作突片43が
突設され、その操作突片43に図示しないガラス扉枠施
錠装置の一部を構成する作動レバー48が当接するよう
になっている。また、ガラス扉枠用操作杆13の上端に
は、該操作杆13を常に開錠方向と逆方向(上方向)に
付勢する付勢バネ45を係止するためのバネ係止片44
が形成されている。また、前記操作突片43の内側側方
に前記案内ビン49が挿入されてガラス扉枠用操作杆1
3の上下動作を案内するとともに、前記回動カム17の
作動突片18bと係合する案内長穴46が開設されてい
る。そして、作動突片18bと案内長穴46の下端と当
接することによりガラス扉枠用操作杆13を付勢バネ4
5の付勢力に抗して下方向に移動させるようになってい
る。ガラス扉枠用操作杆13が下方向に移動すると、操
作突片43によって作動レバー48も下方向に移動し、
これによりガラス扉施錠装置においてガラス扉枠4が開
放されるようになフている。更に、ガラス扉枠用操作杆
13の下端には、作動金具55の後述する作動ビン69
bと係合する第2係合突片47が突設され、リモートコ
ントロール操作により作動金具55が動作して作動ビン
69bが下動したときガラス扉枠用操作杆13を下降さ
せるものである。なお、第2係合突片47は、前記連杆
28に突設される第2係合突片37と所定間隔を置いた
位置となっている。
ところで、この実施例の要部を構成する前記ストッパー
部材50は、その下端に形成された支持穴51を前記支
持穴24に対応させて支持ビン52で支持することによ
り前記案内辺15に回動自在に軸支されている。また、
ストッパー部材5゜の上部先端には、前記逃げ穴21の
上部を閉塞して作動突片18bの先端と当接する閉塞片
53が形成され、その後部縁には、案内辺15の側縁と
当接してストッパー部材50の回動を規制する係止片5
4が形成されている。このため、ストッパー部材50は
、第5A図及び第5B図に示すように閉塞片53が逃げ
穴21を閉塞する位置に回動されることにより、作動突
片18bの先端と当接して回動カム17を回動不能とし
、閉塞片53が逃げ穴21から退避した位置で作動突片
iabの逃げ穴21への侵入を許容して回動カム17の
回動を許容する。したがって、ストッパー部材50の位
置によってガラス扉枠用操作杆13の上下動作ができた
り、できなかったりする。
また、前記取付片25に着脱自在に取付けられる作動金
具55は、第6図及び第7図に示すような構造となって
いる。すなわち、作動金具55はほぼ「T」字状の支持
板56の裏面上下に形成された案内ガイド溝57a、5
7bを前記取付片25のガイド片26a、26bに差し
込んで支持される。また、支持板56の裏面中央には、
係止レバー58が一端を支持ビン61で支持されること
により回動自在に軸支される。係止レバー58は、常に
上方向に回動するようにスプリング60で付勢され、そ
の中程上部には、取付片25の鉤部27と係合する係止
爪59が形成されている。
また、係止レバー58の他端には、操作部62が形成さ
れるとともに、その操作部62が支持板56に穿設され
た貫通穴63を貫通して外側に突出するようになってい
る。このため、支持板56を取付片25に取付けるため
には、ガイド片26a26bに沿って案内ガイド溝57
a、57bを挿入して押し込む。すると、係止レバー5
8が鉤部27に当接しながら一旦下方向に回動するが、
係止爪59の位置で上昇して鉤部27と係止爪59とが
係合する。この状態で作動金具55が取付片25に装着
された状態となる。また、作動金具55を取付片25か
ら取り外す場合には、係止レバー58の操作部62を手
で押し下げて係止爪59と鉤部27との係合を解除し、
そのままの状態で支持板56を引き抜くことにより簡単
に取り外すことができる。このように、この実施例では
、取付片25が設けられているので、何時でも遊技場の
要望により作動金具55を装着することができる。なお
、取付片25は、実施例のように支持部材11の案内辺
15と一体的に形成したものでなく、独立して設けたも
のでもよい。例えば、前記前面枠3や外枠2、及び図示
しない遊技盤を着脱自在に取付ける遊技盤取付枠に固定
しても良いところで、前記支持板56の上下には、前記
ワイヤー8a、8bを収納しているワイヤ管を保持する
保持筒64a、84bが固着されている。
一方、支持板56の前面には、第6図に示すように扇形
状の可動片65a、65bが後端の支軸66を中心に回
動自在に軸支されている。また、可動片65a、65b
の裏面端部には、前記ワイヤー8a、8bが止着される
ワイヤー止着ビン67a、87bが突設され、ワイヤー
8a、8bが引っ張られたときに可動片65a、65b
を相互に離反する方向に可動させる。なお、可動片65
a、65bには、相互に引き合うようにスプリング68
が止着されている。また、可動片65a。
65bの先端には、作動ビン89a、69bが突設され
、作動金具55を取付片25に取付けたときに作動ビン
69a、69bが前記第2係合突片37.47に対設す
るようになっている。すなわち、作動ビン69aは、前
面枠用操作杆12に突設された第2係合突片37と対応
し、作動ビン69bは、ガラス扉枠用操作杆13に突設
された第2係合突片47と対応するようになっている。
更に、可動片65a、65bは、支持板56の前面中央
に突設された停止ビン70によって一方の可動片が動作
したときに同時に動かないように停止されている。
上記した作動金具55の動作について第8図及び第9図
を参照して説明すると、前記前面枠用開錠モータ7aが
駆動されてワイヤー8aが引っ張られると、可動片65
aが上方向に回動する。このため、作動ビン69aと第
2係合突片37との係合により連杆28が上昇し、ロッ
ク片29a。
29bを時計回転方向に回動させて外枠2に固定された
係合突片42a、42bとの係合を外し、前面枠3を外
枠2から開放できるようにしている一方、前記ガラス扉
枠用開錠モータ7bが駆動されてワイヤー8bが引っ張
られると、可動片65bが下方向に回動する。このため
、作動ビン69bと第2係合突片47との係合によりガ
ラス扉枠用操作杆13が下降して操作突片43により作
動レバー48を押し下げ、図示しないガラス扉施錠装置
を作動させてガラス扉枠4を開放できるようにしている
以上、実施例に係る施錠装置10の構成及び動作につい
て説明したが、上記構成のうちストッパー部材50と作
動金具55との構成は、実施例の構成に限定されない。
例えば、ストッパー部材は、第10図に示すように、逃
げ穴21を閉塞するための上下摺動可能なストッパー部
材50Aとし、下方向に移動させたときに逃げ穴21を
閉塞して作動突片18bの先端と当接するようにしたも
のでもよい。更に、図示しないが、ガラス扉枠用操作杆
13自体の摺動動作を直接停止させるような構造を有す
るストッパー部材であってもよい。
また、作動金具は、第11A図及び第11B図に示す構
造を有する作動金具55Aでありてもよいし、第12図
に示す作動金具55B、55Cであってもよい。第11
A図及び第11B図に示す作動金具55Aは、支持板5
6Aの上下に係止レバー58A、58Bを形成し、これ
に対応する取付片25Aにも上下に鉤部27A、27B
を形成して止着できる構造としたものである。また、作
動ピン69A、69Bを直接ワイヤー8A、8Bと連結
して移動できるようにしたものである。このように構成
しても、上記実施例と同様な作用を奏することができる
。また、第12図に示す作動金具55B、55Cは、上
記実施例に係る作動金具55を分割して、前面枠用操作
杆12だけに対応する作動金具55Bと、ガラス扉枠用
操作杆13だけに対応する作動金具55Cとした場合で
ある。この場合には、それぞれの作動金具558155
Cを取付ける取付片25B、25Cを別々に構成し、し
かも第2係合突片37.47の位置も相互に近接した位
置でなくてもよい、なお、上記実施例に係る作動金具5
5及び第11A図、第12図に示す作動金具55A、5
5B、55Cは、前面枠用操作杆12及びガラス扉枠用
操作杆13のいずれにも対応するように設けたが、遊技
場の要望によっては、いずれか一方だけでよい場合もあ
るため、いずれか一方の操作杆だけを駆動できる作動金
具であればよい。この場合、当然のことながら、作動金
具に対応して設けられる第2係合突片もその作動金具に
対応する方だけの操作杆に突設されていればよい。
以上、実施例に係る施錠装置10について説明してきた
が、この実施例によれば、ガラス扉枠用操作杆13の摺
動動作を阻止可能なストッパー部材50を切り換え可能
に設けたので、ストッパー部材50を阻止可能な位置に
切り換えることによりガラス扉枠用操作杆13の摺動動
作が阻止され、鍵をシリンダー錠16に差し込んで回動
してもガラス扉枠4を開放することがで診ない。この場
合、鍵をシリンダー錠16に差し込んで一方向に回動す
ることにより前面枠3を開放することができ、この開放
した状態で手を前面枠3の裏側に差し込んでガラス扉枠
4の施錠装置の作動レバー48を操作することによりガ
ラス扉枠4を結果的に開放して不正遊技を行うことがで
きるが、この場合には、まず、前面枠3を開放し、その
後、作動レバー48を操作してガラス扉枠4を開放した
上でしか不正行為を行えないので、時間がかかるととも
に、作動レバー48を操作するために前面枠3を大きく
開放する必要があるため、ガラス扉枠4だけを開放する
場合に比較して不正遊技を発見し易い。
一方、ストッパー部材50を阻止できない位置に切り換
えることによりガラス扉枠用操作杆13の摺動動作が可
能となり、従来と同様に鍵をシリンダー錠16に差し込
んで一方向に回動することにより前面枠3を開放するこ
とができ、他方向に回動することによりガラス扉枠4を
開放することができる。
つまり、この実施例に係るパチンコ機1における施錠装
置10は、1つの施錠装置で前面枠3だけを開放できる
場合と、前面枠3及びガラス扉枠4の両方を開放できる
場合とに切り換えることができ、いずれの形式の施錠装
置を遊技場から要望されでも対応できるものである。
なお、上記実施例においては、前面枠用操作杆12及び
ガラス扉枠用操作杆13が設けられる支持部材11の構
造として、r l、 3字状の長尺状のものを示したが
、ロック片29a、29b及びシリンダー錠16部分だ
けに支持部材11があるものでもよいし、あるいは、他
の部材、例えば、遊技盤を保持する遊技盤保持枠を支持
部材として応用したものでも良い。また、ロック片29
a、29bも揺動するものに限らず、例えば、連杆28
と一体的に形成されて上下動するものでもよい。
[発明の効果コ 以上、説明したところから明らかなように、この発明に
係るパチンコ機における施錠装置は、ガラス扉枠用操作
杆の摺動動作を阻止可能なように切り換えできるストッ
パー部材を設けて構成されるので、1つの施錠装置で前
面枠だけを開放できる場合と、前面枠及びガラス扉枠の
両方を開放できる場合とに切り換えることができ、いず
れの形式の施錠装置を遊技場から要望されても対応でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、パチンコ機の背面を示す背面図、第2図は、
実施例に係る施錠装置の側面図、第3図は、施錠装置の
正面図、第4図は、施錠装置の分解斜視図、第5A図は
、ストッパー部材の作動を示す断面図、第5B図は、ス
トッパー部材の作動を示す側面図、第6図は、作動金具
と施錠装置との関係を示す側面図、第7図は、作動金具
の裏面図、第8図及び第9図は、作動金具の作用を示す
側面図、第10図は、ストッパー部材の他の例を示す側
面図、第11A図〜第12図は、作動金具の他の例を示
す側面図である。 1・・パチンコ機 2・・外枠 3・・前面枠 4・・ガラス扉枠 10・・施錠装置 11・・支持部材 12・・前面枠用操作杆 13・・ガラス扉枠用操作杆 17・・回動カム 29a、29b・・ロック片 42a、42b・−係合突片 43・・操作突片 48・・作動レバー50・・ストッ
パー部材 特許出願人 株式会社 三洋物産

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外枠に設けた係合突片と係脱するロック片を上下に形成
    した前面枠用操作杆とガラス扉枠の施錠装置の作動レバ
    ーと係合する操作突片を形成したガラス扉枠用操作杆と
    を前面枠の裏面一側に固定される支持部材に摺動自在に
    設けるとともに、鍵の回動動作で回動する回動カムによ
    り前記それぞれの操作杆を開錠方向に摺動させる施錠装
    置において、 前記支持部材には、前記ガラス扉枠用操作杆の摺動動作
    を阻止可能なように切り換えできるストッパー部材を設
    けたことを特徴とするパチンコ機における施錠装置。
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