JP2003064924A - 施錠方法及び施錠装置 - Google Patents

施錠方法及び施錠装置

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JP2003064924A
JP2003064924A JP2001250991A JP2001250991A JP2003064924A JP 2003064924 A JP2003064924 A JP 2003064924A JP 2001250991 A JP2001250991 A JP 2001250991A JP 2001250991 A JP2001250991 A JP 2001250991A JP 2003064924 A JP2003064924 A JP 2003064924A
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Japan
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door
locking
lock
arm
cylinder
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JP2001250991A
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Naoyoshi Kayama
直義 嘉山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドアの開き勝手に関係なく一種類のナンバー錠
だけを使用して簡単で使い勝手の良い施錠装置を提供す
ること。 【解決手段】ドア枠1の戸当り側の内矩部1aとドアの
先端との隙間5から外方に突出するロッキングアーム6
に、ドア受け部8有するナンバーリング式シリンダー錠
4のロッキングシリンダー9を直接挿入することにより
施錠する。また折り畳み可能なロッキングアームは、蝶
番式に横方向に折り畳み可能な構成を有するか、又はド
アとドア枠の内矩部の隙間に縦方向に回動して折り畳み
可能な構成を有し、非施錠時には折り畳んで退避させて
おくことができる。ロッキングシリンダーは、平板状の
板金と該板金の表面に設けられた弾性部材を有するドア
受け部と一体に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開き戸式のドア
の開き口に取り付けることにより、ドアをロックする施
錠方法とその施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に団地や分譲のマンション等の入り
口のドアには、ドアの開閉用ノブ又はノブの近くに一個
の施錠装置が設けられており、鍵一つで自由に室内に出
入りすることができる反面、施錠装置が何らかの理由で
破損したり、防犯上の理由で備え付けの施錠装置を使用
したくない場合、例えば、売り出し中のマンションや、
住人のいる中古住宅の展示中に不特定多数の他人にドア
の鍵を使用させたくない場合に、本来の備え付けの施錠
装置とは別の施錠装置を設けて使用する必要が生ずる。
【0003】しかしながら、既設のドア自体に別の施錠
装置を取り付けたり、施錠装置を交換したりすること
は、手間とコストが掛かり、相当に面倒なことであっ
た。したがって、そのような場合に簡単に既設の施錠装
置とは別の仮施錠装置を付設することが行われている。
【0004】そのため、例えば、登録実用新案第304
4289号や特開平9−100665号公報に見られる
ようなものが既に考案されている。図6は従来例で、こ
の仮施錠装置は、取り付けプレート1と係止金具2と錠
前3より構成されており、取り付けプレート1は入り口
の壁側ドア枠10に設けられた戸当り11を固定ねじ4
で締め付けて固定するようになっている。
【0005】取り付けプレート1の先端部には錠杆挿入
孔5が設けられており、ドア押え6に設けられたスリッ
ト状の長孔7から突出するようになっており、U字状に
折り曲げられた係止金具2の両側に設けられた貫通孔
8,9と前記取り付けプレーと1の先端部の錠杆挿入孔
5とに南京錠のような錠前3の錠杆を挿通してドア12
の施錠を行うのである。
【0006】しかしながら、このような施錠装置におい
ては、例えば販売中のマンションでは、客を案内する度
にマンションの管理室に連絡して鍵を開けて貰わなけれ
ばならず、また、販売担当者が管理を任せられていたと
しても、鍵を紛失したりした場合は、カッターで錠前を
切断したり、専門の業者に依頼して開錠するような不都
合が生じかねない。
【0007】そこで出願人らは、周知のダイヤル式シリ
ンダ錠を使用して簡単で使い易い施錠装置を既に提案し
ている(実願20001−000985号)が、これは
ドアの開き方向に応じて右勝手用と左勝手用の2種類の
施錠装置を用意して置かねばならないと言う不便があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記不便
を解消するためダイヤル式のナンバー錠を使用してドア
の開き勝手に関係なく一種類のナンバー錠だけで対応で
きる簡単で使い勝手の良い施錠装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、回動開閉式
の片開き又は両開きのドア枠の戸当り側の内矩部とドア
の先端との隙間から外方に突出するロッキングアーム
に、ドア受け部を有するナンバーリング式シリンダー錠
のロッキングシリンダーを直接挿入することにより施錠
することが出来るドアの施錠方法及び施錠装置であっ
て、前記ロッキングアームは、片開きドアではドア枠の
内矩部に、両開きドアではいずれ側かのドアの先端部に
固定されており、片開きドアではドア枠の内矩部と閉じ
たドアの先端との隙間から、両開きドアでは対向するド
アの先端間の隙間から外方に突出し、折り畳み可能な構
成を有している。
【0010】したがって、このロッキングアームはドア
枠の戸当たりに取り付けず直接ドアとドア枠の内矩部に
取り付けることが出来るのでドアの開き方向勝手の如何
に拘わらず、同一種類の施錠装置を使用することが出来
るので、製造並びに製品管理が容易である。また、ロッ
キングアームを折り畳むことが出来るので、ドア枠など
に固定するにも拘わらず、施錠装置の非使用時にも邪魔
になることはない。特にドア枠やドアの先端部に後述す
るようにドアの隙間に平行に回動して折り畳むものは全
く違和感を生ずることが無い。
【0011】また、ロッキングアームは1本だけでなく
複数のロッキングアームを設けることにより鍵の番号の
組み合わせ数を増やすと共にロック機構の機械的強度を
増加する効果もある。また、複数のロッキングアームを
設けた場合は、その内の一組のロッキング機構に対し、
合い鍵を用いてナンバーリングの回転をロックし長い期
間留守にする場合の二重安全装置としての使用も可能で
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。なお、同一機能を有する部材や構
成部分については同一の符号及び同一の符号に添字を付
けて、説明を省略する場合がある。図1は、この発明の
施錠装置の施錠状態を示す説明用の正面図で、図2はそ
のX−X断面図である。
【0013】1はドア枠で2が蝶番2aを有する回動開
閉式ドアである。3はドアに設けられているノブで、通
常はこのノブ自体に施錠装置が内蔵されている。4はこ
の発明の施錠装置のロッキングシリンダを示しており、
ドア枠1の内矩部1aとドア2の先端部との隙間5の間
から突出するロッキングアーム6に挿入され、図2に示
されるようにドア枠1に設けられている戸当り1bとロ
ッキングシリンダ4とで、矢印A方向に開き,B方向で
戸当り1bに当たって閉じる回動開閉式ドア2をロック
するようになっている。
【0014】図3は施錠装置の解錠状態を示す説明用斜
視図である。6はドア1の内矩部1aに固定される横方
向折り畳み式のロッキングアームで、ロッキングアーム
6は、複数のロック溝7a、7bを有するアーム部7と
基体部7cとからなり、アーム部7は、蝶番式に回動し
て一点鎖線で示すように矢印方向Cに折り畳むことが出
来る。7dはロッキングアーム基体部7cに設けた取り
付けねじ用の挿入孔である。
【0015】4はロッキングシリンダで、ゴム等の弾性
部材10を設けたドア受け部材8と、これに一体的に組
み付けられたダイアル式のナンバーリングシリンダ9か
ら構成されている。ナンバーリングシリンダ9は、複数
のナンバーリング9aから構成された周知のダイアル式
シリンダ錠で、リングのナンバーを組み合わせることに
より解錠出来るようになっている。ロッキングアーム6
のアーム部7は、通常ドアが開かれているか、閉まって
いても施錠されていない時には、一点鎖線で示すように
折り畳まれて、邪魔にならない位置に退避している。
【0016】以上の構成を有するこの施錠装置を用いて
ドアを施錠するには、まず、ドアをその先端部がドア枠
の戸当たりに当たるまで閉じてから、折り畳まれて退避
しているロッキングアーム6のアーム部7を図3の実線
で示す位置に引き起し、ロッキングシリンダ4をロッキ
ングアーム6に挿入してナンバーリング9aを回してリ
ングの数字の組み合わせを解除することにより、図2に
示すように施錠が完了する。
【0017】図4は、ダブルシリンダ付きの施錠装置を
示しており、機能的には図3に示す施錠装置と殆ど相違
はないが、ロッキングアームが2本使用できるので強度
的に優れており、ナンバーリングも2組使用しているの
で、番号の組あわせが多くなる。更には必要に応じて合
い鍵Pを使用してナンバーリングの回転をロックする二
重安全装置を設けてもよい。
【0018】図5は、ロッキングアームの他の実施例
で、縦方向折り畳み式のロッキングアームを示してい
る。このロッキングアーム6は、ドア枠の内矩部1aに
回転軸付きのビス11でドアとドア枠の隙間5(図1参
照)に回動自在に取り付けられており、不使用時には一
点鎖線で示すように上方に回動して退避出来るようにな
っている。勿論折り畳み位置は図のように上方向ではな
く下方向に折り畳んで退避させることも出来る。このよ
うな縦方向折り畳み式のロッキングアームは、非使用時
にドアの外から見えないで、体裁も良く、邪魔にもなら
ず、取り付けも簡単である。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の施錠
装置は、ドアとドア枠の隙間から外に突出しているロッ
キングアームの先端にロッキングシリンダを押し込むだ
けで簡単に施錠することが出来るのである。
【0020】また、このロッキングアームはドア枠の戸
当りに取り付けず直接ドアとドア枠の間に取り付けるこ
とが出来るのでドアの開き方向勝手の如何に拘わらず、
同一種類の施錠装置を使用することが出来るので、製造
並びに製品管理が容易である。
【0021】しかも、この発明のロッキングアームは、
折り畳むことが出来るので、ドア枠などに簡単には取り
外せないように半永久的に取り付けるにも拘わらず、施
錠装置の非使用時にも邪魔になることはない。特にドア
枠やドアの先端部にあってドアの隙間に平行に回動して
折り畳む縦方向折り畳み式のロッキングアームは全く違
和感を生じない。
【0022】さらに、この発明の施錠装置は、シリンダ
錠のロッキングアームを直接ドアまたはドア枠に取り付
けるものであって、錠前と鍵とを別々に用意する必要も
なく、部品点数も少なく紛失の危険も少ない。しかも簡
単に着脱ができると共に施錠操作も極めて簡単で、ドア
の開き勝手の如何に拘わらず同一の施錠装置が使用でき
る等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の施錠装置の施錠状態を示す説明用の
正面図である。
【図2】図1のX−X部分断面図である。
【図3】施錠装置の解錠状態を示す説明用斜視図であ
る。
【図4】他の施錠装置の解錠状態を示す説明用斜視図で
ある。
【図5】ロッキングアームの他の実施例の説明用斜視図
である。
【図6】施錠装置の従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・・ドア枠 2・・・ドア 1a・・・内矩部 1b・・・戸当り 6・・・ロッキングアーム 4・・・ロッキングシリンダー 8・・・ドア受け部材 10・・・弾性部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】戸当りを有する壁の内矩部に、折り畳み可
    能なロッキングアームを取り付け、閉じたドアの先端と
    壁の内矩部の隙間から突出したロッキングアームに直接
    ナンバーリング式シリンダー錠のロッキングシリンダー
    を挿入して施錠することを特徴とする回動開閉式ドアの
    施錠方法。
  2. 【請求項2】折り畳み可能なロッキングアームは、蝶番
    式に横方向に折り畳み可能な構成を有し、非施錠時には
    折り畳んで退避させておくことを特徴とする請求項1記
    載の回動開閉式ドアの施錠方法。
  3. 【請求項3】折り畳み可能なロッキングアームは、ドア
    とドア枠の内矩部の隙間に縦方向に回動して折り畳み可
    能な構成を有し、非施錠時には折り畳んで退避させてお
    くことを特徴とする請求項1記載の回動開閉式ドアの施
    錠方法。
  4. 【請求項4】ロッキングシリンダーは、平板状の板金と
    該板金の表面に設けられた弾性部材を有するドア受け部
    と一体に構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の回動開閉式ドアの施錠方法。
  5. 【請求項5】折り畳み式のロッキングアームと、弾性部
    材を有するドア受け部材と一体に構成されたナンバーリ
    ング式シリンダー錠からなるロッキングシリンダーとの
    組み合わせで構成される請求項1,2,3又は4記載の
    回動開閉式ドアの施錠方法に使用することを特徴とする
    施錠装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291450A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Nikko Corp ドア用補助錠
JP2010185279A (ja) * 2010-04-20 2010-08-26 Nikko Corp ドア用補助錠
JP2013060700A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Haseko Corp パーテーションボードの取付け構造

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