JP2587782B2 - 錠 装 置 - Google Patents

錠 装 置

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JP2587782B2
JP2587782B2 JP5315394A JP5315394A JP2587782B2 JP 2587782 B2 JP2587782 B2 JP 2587782B2 JP 5315394 A JP5315394 A JP 5315394A JP 5315394 A JP5315394 A JP 5315394A JP 2587782 B2 JP2587782 B2 JP 2587782B2
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西 好 一 中
石 守 本
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NAKANISHI ENJINIARINGU KK
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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NAKANISHI ENJINIARINGU KK
WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦軸まわりに揺動する
窓障子を1点または2点以上の複数の点でレバ−ハンド
ルの操作にて施錠・解錠する錠装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の錠装置として、棒状のロッ
ク受けを障子の自由端面に起立し、該ロック受けに嵌合
するロック孔を有する板状のロック部材を窓の縦枠に横
軸で障子に対して直交する面内にて揺動するように枢着
し、該ロック部材をレバ−ハンドルで直接または間接に
施錠位置から解錠位置へまたはその逆に回動させるもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の錠装置で
は、障子が開いているときには、ロック部材は普通は解
錠位置に収められている。この際、不注意やいたずらで
ハンドルを操作してロック部材を施錠位置に回転させた
のち、障子を閉じると、受けがロック部材に衝突する。
その結果、受けやロック部材またはロック部材を支持す
る軸あるいは該軸を支持する台座等が破損する恐れがあ
る。
【0004】本発明は上記に鑑み、障子の開状態にてロ
ック部材が施錠位置に回転されていても、障子を閉じる
際に受けがロック部材を解錠位置方向に回転させながら
通過することにより、受けやロック部材等が破損しない
ものを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ロック部材にカム面が形成され、該カム面
をロック受けが係合状態にて押し込むことにより、ロッ
ク部材を施錠位置から解錠位置方向に回転させるように
構成されている。
【0006】
【実施例】障子(1)は、室内側から見て左端が縦軸
(図示略)まわりに揺動して右端が外側に開くように、
窓枠(2)に吊り込まれている。
【0007】第1ロック受け(3)は棒状のもので、長
方形の取付座(4)に直角に起立されている。この取付
座(4)は障子(1)の右端(自由端)側の縦框(5)
にねじ(6)( 図11)で固着され、第1ロック受け
(3)は縦框(5)に対面する窓の縦枠(7)方向に延
びている。第1ロック受け(3)はさらにその軸部まわ
りにリング(8)( 図1) が回転自在に嵌合されてい
る。
【0008】第1台座(9)は、直方体状の本体部(10)
と、該本体部の前面に形成されたフランジ(11)と、該フ
ランジの前面に起立されて互いに平行で弧状な一対の壁
部(12)と上記本体部(10)の後面に起立された直方体状の
隆起部(13)と、該隆起部の側面から背面を越えた位置ま
で延びてその先端が弧状に形成された一対の軸受部(1
4),(15)( 図7) で構成されている。上記壁部(12)から
本体部(10),隆起部(13)を経て軸受部(14),(15)に至る
まで貫通した孔(16)( 図8) が形成され、該孔内にレバ
−ハンドル(17)の芯体(18)が挿入されて横軸(19)で軸受
部(14),(15)に枢着されている( 図7) 。
【0009】この第1台座(9)は窓障子(1)の自由
端側の縦框(5)に対面する窓枠(2)の縦枠(7)に
次のように固着される。本体部(10)を縦枠(7)の正面
壁部(20)内にその取付孔(21)から挿入して、フランジ(1
1)を取付孔(21)の縁に係合させる( 図1) 。その際本体
部(10)の底面(22)は正面壁部(20)と平行な後方壁部(23)
に達し、ねじ(24)で固着される( 図1) 。隆起部(13)と
軸受部(14),(15)は後方壁部(23)の孔(25)を貫通して、
縦枠(7)の側面壁部(26)( 図2) と後方壁部(23)と障
子(1)の縦框(5)の端面壁部(27)で囲まれた隙間(2
8)にのぞんでいる。
【0010】上記レバ−ハンドル(17)は、芯体(18)とそ
の一部にかぶせるつまみカバ−(29)で構成されている(
図5) 。芯体(18)は、板状のもので、その一端が前記の
ように横軸(19)で第1台座(9)の軸受部(14),(15)に
枢着され( 図7) 、この枢着点から第1台座の本体部(1
0)と壁部(12)の孔(16)を貫通して壁部(12)の弧状面から
突き出るまで直線状に延びて回転ア−ム部(30)( 図5)
を形成し、このア−ム部の一端からほゞ115度折り曲
がった下方向に直線状に延びてつまみ部(31)(図5) を
形成している。つまみカバ−(29)は合成樹脂材で一端に
開口面(32)を有する直線状の中空体に形成され、開口面
(32)はつまみ部(31)の長手方向に対して斜めの弧状に形
成されている。このつまみカバ−(29)は芯体(18)のつま
み部(31)にかぶせて固着され、その開口面(32)は第1台
座(9)の壁部(12)の弧状面に沿って回転する。芯体(1
8)は横軸(19)を越えて延びる延出部(33)を有し( 図5)
、この延出部に第1ロック部材(34)がピン(35),(36)
で固着されている。
【0011】上記第1ロック部材(34)は、板状のもので
あり、前記ロック受け(3)に嵌合するロック孔(37)を
有する。このロック孔(37)はU字状の部分(38)と、該部
分の左端から左斜めに広がる方向に直線状に延びる部分
(39)と、右端から軸(19)を中心とする半径で右斜めに弧
状に延びる部分(40)で形成されている( 図5) 。芯体(1
8)の延出部(33)の先端もロック孔(37)の部分(40)と同様
に弧状に形成されている。
【0012】ロック部材(34)は、レバ−ハンドル(17)を
そのつまみカバ−(29)が垂直方向に向く位置(実線)に
回転させると、施錠位置を取り、ロック孔(37)の部分(3
8)がロック受け(3)に嵌合して障子(1)を施錠する
( 図1) 。この際、ロック孔(37)の部分(39)が最初にロ
ック受け(3)に係合し、その部分(39)の時計方向への
回転に従って、ロック受け(3)を縦枠(7)の後方壁
部(23)の方向に引き寄せる( 図1) 。その結果、ロック
受け(3)はロック孔(37)の部分(38)に相対的に案内さ
れて、前記のように嵌合する( 図1) 。
【0013】レバ−ハンドル(17)をそのつまみカバ−(2
9)が斜めに向う位置(仮想線)に手前に引き上げると、
ロック部材(34)は反時計方向に回転してロック孔(37)と
ロック受け(3)との嵌合が解除される解錠位置(仮想
線)に達する( 図1) 。この際、ロック部材(34)は、そ
の弧状の部分(40)( 図1) がロック受け(3)に対して
何ら干渉することなく回転するので、円滑に回転される
( 図1) 。勿論ロック部材(34)を施錠位置まで回転させ
る場合にも、同様にロック部材の回転が円滑にされる。
【0014】ロック部材(34)はロック孔(37)の他にカム
面(41)( 図5) を有する。このカム面(41)は、ロック孔
(37)の部分(39)から左斜め下方に延びる弧状の部分で形
成され、ロック部材(34)の回転中心(19)から最も遠く離
れていて、施錠位置においては、ロック受け(3)の水
平移動する軌道内に位置している。このカム面(41)はロ
ック受け(3)とあいまって、次のように働く。
【0015】障子(1)が開いているときには、ロック
部材(34)は正常の場合には解錠位置( 仮想線) に収めら
れているが( 図1) 、レバ−ハンドル(17)をいたずらか
または誤ちにより回転させて、ロック部材(34)を施錠位
置( 実線) にのぞませている場合が考えられる。この状
態にて、障子(1)を閉じると、ロック受け(3)がカ
ム面(41)に突き当って係合する( 図1) 。この係合状態
にて、ロック受け(3)はカム面(41)をさらに押し込む
ことにより、ロック部材(34)を施錠位置から解錠位置方
向( 反時計方向) に回転させながら通過する。これによ
り、ロック部材(34)やロック受け(3)は破損しない。
【0016】第2ロック受け(42)は( 図1) 、第1ロッ
ク受け(3)と同一であり、該ロック受け(42)を支持す
る取付座(43)が第1ロック受け(3)の取付座(4)の
上方にて、障子(1)の縦框(5)にねじ(44)( 図11)
で固着している。勿論取付座(43)は取付座(4)の下方
にも固着することもできる。
【0017】第2台座(45)も第1台座(9)に対応する
ものであるが、レバ−ハンドル(17)が省略されている分
だけ、具体的構造が異る。この台座(45)は、その中心に
大径で互いに相対する半円板状の壁部(46),(47)と小径
で互いに相対する半円板状の壁部(48),(49)が一体に形
成され( 図9) 、壁部(46),(47)の弧状面(50)は閉じら
れ( 図9) 、壁部(48),(49)はその弧状面が開口されて
軸受部(51)( 図6) として使用され、該軸受部(51)の両
端に長方形の取付座(52)( 図6) が連らなっている。こ
の取付座(52)は縦枠の後方壁部(23)にねじ(65)で第1台
座(9)の上方の位置にて固着されている( 図6) 。勿
論取付座(52)は第1台座(9)の下方位置にも取り付け
ることができる。
【0018】回転板(53)は、前記レバ−ハンドル(17)の
芯体(18)の先端部分に対応するものであり、小径の弧状
部分(54)と大径の弧状部分(55)が一体に形成され、小径
の弧状部分(54)が軸受部(51)の中空部内に挿入されて横
軸(56)で軸受部(51)に揺動可能に枢着されている。回転
板(53)の大径の弧状部分(55)は、軸受部(51)の開口面か
らその小径の壁部(48),(49)を越えて外方に突き出てい
て、この部分(55)に第2ロック部材(57)がピン(58),(5
9)で固着されている( 図6) 。
【0019】上記第2ロック部材(57)も第1ロック部材
(34)に対応するものであって、両者全く同一であり、た
ゞ、レバ−ハンドル(17)で直接でなく間接に施錠位置
(実線)と解錠位置(仮想線)間を揺動される点が異
る。第2ロック部材(57)は第1ロック部材(34)と同期的
に揺動する関係にあり、第2ロック部材(57)のロック孔
(60)は第1ロック部材(34)のロック孔(37)と同時に第2
ロック受け(42)に嵌合して障子(1)の上部を施錠し、
その嵌合を解除して解錠する。このようにして、障子
(1)は2点で施錠解錠される。また障子(1)が開状
態にて、ロック部材(57)が施錠位置( 実線) に存すると
き、障子を閉じると、ロック受け(42)がロック部材(57)
をそのカム面(61)と係合しながら押し込んで他のロック
部材(34)と同時に施錠位置から解錠位置方向( 反時計方
向) に回転させながら通過する( 図1)。これにより、
ロック部材(57)やロック受け(42)も破損から保護され
る。
【0020】上記第1と第2のロック部材(34),(57)を
同期的に動作させる手段として、連動杆(62)が縦枠
(7)の側面壁部(26)( 図2, 図3) に上下動可能に取
り付けられ、この連動杆に第1ロック部材(34)と第2ロ
ック部材(57)がそれらの間に存する連結ア−ム(63),(6
4)でその両端のピン(35),(66)とピン(58),(68)にて枢
着されている( 図1) 。
【0021】上記連動杆(62)は、その前面(69)と両側面
(70)との交る角部に段部(71),(72)が形成されている(
図12) 。この連動杆(62)が取り付けられる縦枠(7)
は、連動杆の背面(73)を支持する側面壁部(26)と該側面
壁部から直角に起立されて連動杆の両側面(70)を挟持案
内する一対の案内壁(74),(75)と、一方の案内壁(74)か
ら内側に直角に延びて連動杆の一方の段部(71)を押える
係合壁(76)を有する( 図12) 。連動杆(62)の他方の段部
(72)を押える手段として、ほゞ直方体の係合部材(77)が
使用される。この係合部材(77)は、縦枠(7)の側面壁
部(26)に支持される背面(78)と側面(79)の交る角部が直
角に切り込んで形成された係合壁(80)を有し、この係合
壁(80)が連動杆(62)の他方の段部(72)を押える( 図12)
【0022】連動杆(62)を縦枠(7)に取り付ける方法
は、まず連動杆(62)の段部(71)側の一側(70)を案内壁(7
4)と係合壁(76)の内側に挿入してから段部(72)側の他側
(70)を案内壁(75)の内側に挿入する( 図12) 。これによ
り、連動杆(62)の背面(73)が側面壁部(26)で支持される
と共に両側(70)が案内壁(74),(75)で挟持され、また段
部(71)が係合壁(76)で押えられる( 図12) 。次いで、係
合部材(77)の切り込まれた側面(81)を縦枠(7)の案内
壁(75)に外側から係合させると共に係合部材(77)の係合
壁(80)を案内壁(75)の上端と連動杆(62)の段部(72)に係
合させて、係合部材(77)をねじ(82)( 図12) で縦枠
(7)の側面壁部(26)に固着する。これにて連動杆(62)
の取り付けは終了する。連動杆(62)の取り外しは、上記
組立と逆に行えばよい。
【0023】前記連結ア−ム(63)と第1ロック部材(34)
を枢着するピン(35)( 図1) は第1ロック部材(34)とレ
バ−ハンドル(17)の芯体(18)の延出部(33)の連結に共通
に使用されているものであり( 図5) 、従って、この連
結ア−ム(63)はレバ−ハンドル(17)にも直接枢着されて
いる。連結ア−ム(64)と第2ロック部材(57)を枢着する
ピン(58)( 図1) も第2ロック部材(57)と回転板(53)の
連結に共通に使用されている( 図6) 。
【0024】前記第1台座(9)の本体(10)と縦枠
(7)の後方壁部(23)との取付面間及び第1台座(9)
の隆起部(13)の頂面にパッキング(83),(84)が設けられ
( 図1,図5) 、これらのパッキングは隆起部(13)の周
面を囲む壁部(85)を介して一体に成形されている。パッ
キング(83)は第1台座(9)と縦枠(7)との取付面間
から雨水が浸入するのを阻止し、パッキング(84)はロッ
ク部材(34)が施錠位置または解錠位置を取るときにその
一部を受け止めて、それらが隆起部(13)の頂面に直接突
き当るのを阻止して、その間に打撃音が発生するのを阻
止すると共に雨水が隆起部(13)の芯体(18)貫通用の孔(1
6)に侵入することも阻止する。
【0025】第2台座(45)と縦枠(7)の後方壁部(23)
との取付面間にもパッキング(86)が設けられ( 図1, 図
6) 、このパッキングも上記取付面間から雨水が侵入す
るのを阻止する。
【0026】第2台座(45)の取付座(52)の外面にも2ヶ
所ブッシュ(87)が固着されている(図1, 図6) 。この
ブッシュ(87)もロック部材(57)が施錠位置または解錠位
置を取るときにその一部を受け止めて、それらが取付座
(52)に直接突き当るのを阻止してその間に打撃音が発生
するのを阻止する。
【0027】ロック部材(34),(57),レバ−ハンドル(1
7),連動杆(62)等を施錠または解錠の位置に保持する手
段として、ウエ−ブワッシャ等の如き軸芯方向への弾性
を有するワッシャ(88)( 図7, 図9) が、ハンドル(17)
の枢着点と、回転板(53)の枢着点に次のように組み込ま
れている。
【0028】レバ−ハンドル(17)の枢着点においては、
図7に示すように、軸(19)を軸受部(14)の軸孔(89)から
芯体(18)の軸孔(90)を経て軸受部(15)の軸孔(91)に通
す。この軸(19)はその一端のフランジ(92)が軸孔(89)の
段部(93)に係合させて一方向への抜け止めが形成され、
他端には軸孔(91)との環状空間を埋めるようにワッシャ
(88)とスリ−ブ(94)を嵌めて、この軸(19)の端面をかし
めて他方向への抜け止めが形成される。ワッシャ(88)は
芯体(18)を軸受部(14)に常時押圧している。これによ
り、芯体(18)はワッシャ(88)と軸受部(14)とから制動力
を受け、ロック部材(34)やレバ−ハンドル(17)や連動杆
(62)を前記の施錠または解錠の位置に保持する。またス
リ−ブ(94)を使用しているので、ワッシャ(88)の組立も
簡単である。
【0029】回転板(53)の枢着点においては、図9に示
すように、レバ−ハンドル(17)の枢着点とほとんど同一
構造であり、芯体(18)が回転板(53)となり、台座(45)の
形状が台座(9)のものと異るだけである。軸受部(51)
の壁部(48),(49)の軸孔(95),(96)と回転板(53)の軸孔
(100)と軸(56)とスリ−ブ(97)とワッシャ(98)は前記の
ものと同一構造であり、回転板(53)はワッシャ(98)と軸
受壁部(48)から制動力を受け、ロック部材(57)や連動杆
(62)を、前記の施錠または解錠の位置に保持する。また
スリ−ブ(97)の使用によりワッシャ(98)の組立も簡単で
ある。
【0030】窓枠(2)には、また障子(1)の内側に
位置するように、網戸(99)( 図2)を着脱可能に取り付
けることができ、その場合レバ−ハンドル(17)は手前に
水平に延びる解錠位置から垂直下方に延びる施錠位置へ
またその逆に回転する方式なので、横方向から垂直方向
またはその逆に回転するものにくらべて、ハンドル(17)
を握る手が網戸(99)にぶつかる恐れもなくハンドル操作
が容易である。尚障子(1)は窓枠(2)に固定された
公知のオペレ−タ−のハンドル操作にて開閉されるの
で、網戸(99)が障子(1)の手前にあっても何ら支障が
ない。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記のように、窓枠(2)側の
第1ロック部材(34)がカム面(41)を有し、該カム面(41)
が障子(1)側の第1ロック受け(3)で押されて第1
ロック部材(34)を施錠位置から解錠位置方向に回転さ
せ、第1ロック部材(34)が第1ロック受け(3)を越え
て水平方向に通過できるように構成されているので、障
子の開状態にて誤ってまたはいたずらでハンドル(17)を
操作してロック部材(34)を施錠位置に突き出した状態に
て障子を閉じても、ロック受け(3)とロック部材(34)
は相対的に強い衝撃力を受けず、破損する恐れがない。
本発明はまた第1ロック部材(34)と第1ロック受け
(3)の錠と同一機能を有する第2ロック部材(57)と第
2ロック受け(42)の錠を前者の錠の上方または下方の位
置に設け、第2ロック部材(57)が連動杆(62)と連結ア−
ム(63),(64)を介して第1ロック部材(34)と同期的に動
作するように構成されているので、第2ロック部材(57)
と第2ロック受け(42)も破損することなく、第1ロック
部材(34)と第1ロック受け(3)とあいまって障子を施
錠するので、外部からの侵入を阻止する安全性が一段と
高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、窓障子の右框を
施錠解錠する状態を示す縦断側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1においてK方向から見た正面図である。
【図5】図2のC−C線拡大断面図である。
【図6】図3のC−C線拡大断面図である。
【図7】図5のE−E線拡大断面図である。
【図8】図5のF−F線拡大断面図である。
【図9】図6のG−G線拡大断面図である。
【図10】図6のH−H線拡大断面図である。
【図11】図1のI−I線断面図である。
【図12】図1のJ−J線一部省略拡大断面図である。
【符号の説明】
1 障子 2 窓枠 3 第1ロック受け 5
縦框 7 縦枠 9 第1台座 17 レバ−ハンドル 19 軸 34
第1ロック部材 37 ロック孔 41 カム面 42 第2ロック受け
45 第2台座 53 回転板 56 軸 57 第2ロック部材 60
ロック孔 61 カム面 62 連動杆 63 連結ア−ム 64 連結ア−ム
77 係合部材 99 網戸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 下 康 広 富山県 滑川市 菰原 43−33

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦軸まわりに揺動する窓障子の自由端側
    の縦框の側面に固着されてその縦框に対面する窓の縦枠
    の方向に延びる軸状の第1ロック受けと上記縦枠に横軸
    まわりに揺動する関係に取付けられて閉位置の窓障子に
    対して直交する垂直面内にて上記縦框と縦枠との隙間内
    を揺動する板状の第1ロック部材と、該第1ロック部材
    を揺動させるレバ−ハンドルを具備し、上記第1ロック
    部材は第1ロック受けと嵌合して窓障子を施錠するロッ
    ク孔を有し、かつ上記レバ−ハンドルの操作にてロック
    孔が第1ロック受けに嵌合する施錠位置とその嵌合が解
    除される解錠位置の間を揺動し、第1ロック部材はさら
    に第1ロック受けで押されて該第1ロック部材を施錠位
    置から解錠位置方向に回転させるカム面を有する錠装
    置。
  2. 【請求項2】 前記錠装置は、さらに前記第1ロック受
    けと第1ロック部材に対応してそれらと同一機能を有す
    る他の第2ロック受けと第2ロック部材を具備し、上記
    第2ロック受けは、第1ロック受けの上方または下方に
    て、前記共通の縦框に固着され、第2ロック部材は、第
    1ロック部材の上方または下方にて、前記共通の縦枠に
    横軸で枢着され、第1ロック部材と第2ロック部材は共
    通の連動杆にそれらの間に存する連結ア−ムでその両端
    のピンの枢着にて連結されて同期的に揺動し、2点以上
    にて窓障子を施錠する請求項1に記載の錠装置。
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