JP2994362B1 - 高度道路交通システムの狭域通信用車載器 - Google Patents

高度道路交通システムの狭域通信用車載器

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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【要約】 【課題】 消費電力を少なくすることができ、また通信
を煩雑にさせることのない狭域通信用車載器を得る。 【解決手段】 アンテナ1と、アンテナ1を介して路上
器とデータの送受信を行うデータ送受信回路2と、デー
タ送受信回路2に電力を供給する第1の電源回路3と、
路上器から発信される電波の強度を測定する受信電界強
度検出手段11と、受信電界強度検出手段11の出力を
基に通信領域を認識する通信エリア検出手段12と、通
信エリア検出手段12の出力を基づいて第1の電源回路
3の起動を行う電源起動手段5と、受信電界強度検出手
段11、通信エリア検出手段12および電源起動手段5
に電力を供給する第2の電源回路6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高度道路交通シ
ステムの狭域通信用車載器に関し、特に消費電力を少な
くすることができ、また通信を煩雑にさせることのない
狭域通信用車載器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高度道路交通システム(ITS:Intell
igent Transport Sytem)は、マイクロ波帯の電波を使
用し路上の限られた範囲のみにて通信を行う狭域通信
(DSRC:Dedicated Short-Rage Communication)を
用いて、路上側に設けられた路上機と車両側に設けられ
た車載器との間で通信を行い、各種のデータの授受を行
うことにより、運転者および道路管理者に利益をもたら
すシステムである。
【0003】図7は高度道路交通システムの従来の狭域
通信用車載器を示す部分的なブロック図である。図7に
おいて、1は、送受信アンテナである。2は、送受信ア
ンテナ1を介して、図示しない路上機とデータの送受信
をするデータ送受信回路である。データ送受信回路2
は、起動中においては、送受信アンテナ1を介して、常
に路上機からの電波を探査し、この電波が所定の強さと
なりデータの送受信が可能な状態になると、路上機と所
定のプロトコルにてデータの送受信を行う。3は、デー
タ送受信回路2に電力を供給する第1の電源回路であ
る。4は、固定値タイマである。5は、固定値タイマ4
によって、所定の時間後に動作し、第1の電源回路3を
起動させる電源起動手段である。6は、固定値タイマ
4、電源起動手段5及びその他の機器に電力を供給する
第2の電源回路である。
【0004】高度道路交通システムの狭域通信は、上述
のように路上の限られた範囲のみにて通信を行う。そし
て、データ送受信回路2は、車両の走行中、常に路上機
からの電波を探査し、路上機からの電波を検出すると、
所定のプロトコルに従って、路上機とデータの授受を行
う。
【0005】そして、データ送受信回路2は、路上機と
データの送受信を行った後、同じ通信領域内にて再度デ
ータの送受信を行わないように、1回のデータの授受が
行われた後は、固定値タイマ4によって、所定の時間に
起動しないようにされている。詳細には、1回のデータ
の授受が行われた後は、第1の電源回路3のデータ送受
信回路2への電力の供給が断たれ、固定値タイマ4によ
って、所定の時間後に電源起動手段5が動作し、第1の
電源回路3を再び起動させる。
【0006】図8は従来の狭域通信用車載器の他の例を
示す部分的なブロック図である。図8において、7は、
路上機から得られた受信データに含まれている設定値が
セットされる可変値タイマである。すなわち、路上機
は、車載器に対して通信領域に応じた設定値を送信す
る。車載器は、これを受信して可変値タイマ7にセット
する。従って、通信領域が広い場合は、可変値タイマ7
は、長い時間がセットされ、一方、通信領域が狭い場合
には、短い時間がセットされる。その他の構成は図7の
ものと同一である。
【0007】このように構成された従来の狭域通信用車
載器においては、上述にような構造とすることにより、
一つの通信領域内における再度のデータ送受信を防止し
ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の狭域通信用車載器においては、道路が渋滞したとき
等、所定の通信領域内にて、通過速度が非常に遅い、あ
るいは完全に止まってしまった場合、上述のような構成
の車載器でさえ、再度データ送受信回路2が起動してし
まい消費電力が増加する問題点があった。また、路上機
側においては、データの授受をする必要のない車両と再
度の通信をすることとなり。無駄な通信が多く煩雑とな
り、その結果、本来通信をしなくてはならない車両と通
信ができなくなるといった弊害も発生していた。
【0009】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、消費電力を少なくすることがで
き、また通信を煩雑にさせることのない狭域通信用車載
器を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る高度道路
交通システムの狭域通信用車載器は、アンテナと、アン
テナを介して路上機とデータの送受信を行うデータ送受
信回路と、データ送受信回路に電力を供給する第1の電
源回路と、アンテナを介して受信される路上機からの電
波の強度を測定する受信電界強度検出手段と、受信電界
強度検出手段の出力に基づいて、路上機からの電波の強
度が所定の値以上の領域を通信領域として認識する通信
エリア検出手段と、通信エリア検出手段の出力に基づい
て第1の電源回路の起動を行う電源起動手段と、受信電
界強度検出手段、通信エリア検出手段および電源起動手
段に電力を供給する第2の電源回路とを備えている。
【0011】また、受信電界強度検出手段の出力は、路
上機からの電波のフェージングによる受信電界強度変動
を防止するフィルタを介して、通信エリア検出手段に入
力される。
【0012】また、データ送受信回路からのトリガに基
づいてデータ送受信時の車速を検出する車速検出手段
と、車速検出手段の出力に基づいて走行距離を算出し、
通信領域の終端を予測するエリア終了予測手段とを更に
備えている。
【0013】また、この発明に係る高度道路交通システ
ムの狭域通信用車載器は、アンテナと、アンテナを介し
て路上機とデータの送受信を行うデータ送受信回路と、
データ送受信回路に電力を供給する第1の電源回路と、
データ送受信回路からのトリガに基づいてデータ送受信
時の車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段の出
力に基づいて走行距離を積算する走行距離積算手段と、
走行距離が所定の値以上となったときが通信領域の終端
であるとして通信領域を認識する通信エリア検出手段
と、通信エリア検出手段の出力を基づいて第1の電源回
路の起動を行う電源起動手段と、車速検出手段、走行距
離積算手段、通信エリア検出手段および電源起動手段に
電力を供給する第2の電源回路とを備えている。
【0014】さらにまた、この発明に係る高度道路交通
システムの狭域通信用車載器は、アンテナと、アンテナ
を介して路上機とデータの送受信を行うデータ送受信回
路と、データ送受信回路に電力を供給する第1の電源回
路と、データ送受信回路からのトリガに基づいてデータ
送受信時の車速を検出する車速検出手段と、車速検出手
段の出力に対応して、タイマ値がセットされる車速対応
タイマと、車速対応タイマの出力を基に通信領域を認識
する通信エリア検出手段と、通信エリア検出手段の出力
を基づいて第1の電源回路の起動を行う電源起動手段
と、車速検出手段、走行距離積算手段、通信エリア検出
手段および電源起動手段に電力を供給する第2の電源回
路とを備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
高度道路交通システムの狭域通信用車載器を示す部分的
なブロック図である。図1において、1は、送受信アン
テナである。2は、送受信アンテナ1を介して、図示し
ない路上機とデータの送受信をするデータ送受信回路で
ある。2は、送受信アンテナ1を介して、図示しない路
上機とデータの送受信をするデータ送受信回路である。
データ送受信回路2は、起動中においては、送受信アン
テナ1を介して、常に路上機からの電波を探査し、この
電波が所定の強さとなりデータの送受信が可能な状態に
なると、路上機と所定のプロトコルにてデータの送受信
を行う。3は、データ送受信回路2に電力を供給する第
1の電源回路である。5は、第1の電源回路3を起動さ
せる電源起動手段である。
【0016】11は、路上機から発信される電波の受信
電力の強度を測定する受信電界強度検出手段であるとこ
ろのRSSI(Received Signal strength Indicator)
検出手段である。12は、RSSI検出手段11の出力
に基づいて、通信領域を認識する通信エリア検出手段で
ある。通信エリア検出手段12は、RSSI検出手段1
1の出力に基づいて路上機の受信電力の立ち上がりから
立ち下がりまでを検出し、この区間を一つの通信領域で
あると認識する。すなわち、RSSI検出手段11の出
力が、所定の値以上の区間を一つの通信領域であると認
識する。そして、電源起動手段5は、通信エリア検出手
段12の出力に基づいて動作し、一つの通信領域内に車
両が存在するときは、第1の電源回路3を起動させな
い。
【0017】また、図1において、13は、路上機から
の電波のフェージングによる受信電界強度変動を防止す
るフィルタである。一般に、路上機からの電波は、例え
ば自車の隣をトラックが通過したとき等、瞬間的に電波
の強さが弱くなるすなわちフェージングが発生する。フ
ィルタ13は、この瞬間的に電波が弱くなるフェージン
グによる受信電界強度低下を緩和し、フェージングによ
る通信エリア検出手段12の誤認識をなくす。
【0018】さらにまた、図1において、14は、車両
の速度を検出する車速検出手段である。また、15は、
車速検出手段14の出力に基づいて、走行距離を推定
し、一つの通信領域の終端を予測するエリア終了予測手
段である。そして、通信エリア検出手段12は、エリア
終了予測手段15の出力も考慮して通信領域を認識す
る。すなわち、通信エリア検出手段12は、RSSI検
出手段11の出力が、所定の値以下となり、かつエリア
終了予測手段15が終端を予測している場合にのみ一つ
の通信領域の終端を認識する。6は、従来装置と概略同
様に、RSSI検出手段11、通信エリア検出手段12
及びフィルタ13等に電力を供給する第2の電源回路で
ある。
【0019】図2は狭域通信用車載器の動作の概略を示
すフローチャートである。図2に沿って動作を説明す
る。車載器は、起動トリガによって起動した後(ステッ
プS21)、RSSI検出手段11によって通信領域に
進入したことを検知すると(ステップS22)、データ
送受信回路2は、路上機とデータの授受を行い、通信が
終了すると、第1の電源回路3への電力の供給が停止さ
れる(ステップS23)。その後、車速検出手段14
は、車速を検出し(ステップS24)、車速に対応した
タイマ値を規定値としてセットする(ステップS2
5)、その後、車速感応タイマがその規定値を越えるか
どうか判断され(ステップS26)、越えた場合は、フ
ィルタ13にて処理をした後(ステップS27)、通信
エリア検出手段12は、RSSI検出手段11の出力
が、所定の規定値以下となったか判断し(ステップS2
8)、所定の規定値以下となった場合には、通信領域が
終了したと認識され、電源起動手段5が第1の電源回路
3を起動させる(ステップS29)。
【0020】このような構成の高度道路交通システムの
狭域通信用車載器においては、道路が渋滞等して、所定
の通信領域内にて通過速度が非常に遅いあるいは止まっ
てしまった場合等においても、データ送受信回路2が再
度起動することがないので消費電力が増加することがな
い。また、路上機は、データの授受をする必要のない車
両と再度の通信をしなくてもよく、無駄な通信がなくな
るので、本来通信しなくてはならない車両と通信ができ
なくなるといった弊害もなくなる。
【0021】尚、本実施の形態の第1の電源回路3は、
データ送受信回路2の為のものである。しかし、このデ
ータ送受信回路2と第1の電源回路3とは、以下のよう
にされても良い。すなわち、データ送受信回路2は、デ
ータ受信回路とデータ送信回路に分離され、さらに第1
の電源回路3は、データ受信用の第1−1の電源回路
と、データ送信用の第1−2の電源回路とに分離して設
けられても良い。そして、この場合、電源起動手段5
は、必要なときにデータ受信用の第1−1の電源回路の
みを起動させる。一方、データ送信用の第1−2の電源
回路は、車載器がデータを送信する場合のみに起動さ
れ、送信が終了するとすぐに電力を断たれるようにされ
る。このような構成にすることにより、更なる消費電力
の削減をすることが出来る。
【0022】実施の形態2.図3はこの発明の高度道路
交通システムの狭域通信用車載器の他の例を示す部分的
なブロック図である。図3において、31は、車両の速
度を検出する車速検出手段である。32は、車速検出手
段31の出力に基づいて、走行距離を積算する走行距離
積算手段である。33は、走行距離積算手段32の出力
に基づいて、一つの通信領域の終端を認識する通信エリ
ア検出手段である。その他の構成は、実施の形態1と同
様である。
【0023】図4は本実施の形態の狭域通信用車載器の
動作の概略を示すフローチャートである。図4に沿って
動作を説明する。車載器は、起動トリガによって起動す
る(ステップS41)、その後、通信領域内に進入する
とデータ送受信回路2は、路上機とデータの授受を行
い、さらに通信が終了すると、第1の電源回路3への電
力の供給が停止される(ステップS42)。その後、車
速検出手段31が車速を検出し、走行距離積算手段32
は、その出力を基に走行距離を積算する(ステップS4
3)。そして、通信エリア検出手段33は、走行距離が
所定の規定値以上となったか判断し(ステップS4
4)、規定値以上となった場合には、通信領域を終了し
たと認識し、電源起動手段5が第1の電源回路3を起動
させる(ステップS45)。
【0024】このような構成の高度道路交通システムの
狭域通信用車載器においては、走行距離積算手段32
が、データ送受信後の走行距離を積算し、通信エリア検
出手段33は、走行距離が所定の規定値以上となった場
合、通信領域を終了したと認識するので、実施の形態1
と同様の効果を得ることができる。
【0025】実施の形態3.図5はこの発明の高度道路
交通システムの狭域通信用車載器の他の例を示す部分的
なブロック図である。図5において、51は、車両の速
度を検出する車速検出手段である。52は、車速検出手
段51の出力に基づいて、規定値がセットされる車速対
応タイマである。53は、車速対応タイマの出力に基づ
いて、一つの通信領域の終端を認識する通信エリア検出
手段である。その他の構成は、実施の形態1と同様であ
る。
【0026】図6は本実施の形態の狭域通信用車載器の
動作の概略を示すフローチャートである。図6に沿って
動作を説明する。車載器は、起動トリガによって起動す
る(ステップS61)、その後、通信領域内に進入する
とデータ送受信回路2は、路上機とデータの授受を行
い、さらに通信が終了すると、第1の電源回路3への電
力の供給が停止される(ステップS62)。その後、車
速検出手段51が車速を検出し、その出力を基に車速対
応タイマ52に規定値がセットされる。(ステップS6
4)。そして、通信エリア検出手段53は、車速対応タ
イマ52が規定値以上となったか判断し(ステップS6
5)、規定値以上となった場合には、通信領域を終了し
たと認識し、電源起動手段5が第1の電源回路3を起動
させる(ステップS66)。
【0027】このような構成の高度道路交通システムの
狭域通信用車載器においては、車速対応タイマ52に、
車速に対応した規定値がセットされ、通信エリア検出手
段53は、車速対応タイマ52が規定値以上となった場
合、通信領域を終了したと認識するので、実施の形態1
と同様の効果を得ることができる。
【0028】尚、本実施の車速対応タイマ52には、車
速検出手段51の出力に基づいてタイマ値がセットされ
ているが、このタイマ値は、路上機から送信されて来た
送信データに基づいてセットされても良い。すなわち、
車のインターバルから通過する車両の車速を認識してい
る路上機が、車両に送信するデータに含ませて車速を送
信する。車載器は、データを受信し、この中から車速を
取り出してタイマ値としてセットする。このような構成
にすることにより、通信領域内の車速が更に適当なもの
となるので、通信エリア検出手段53の通信領域の認識
がさらに正確なものとなる。
【0029】
【発明の効果】この発明に係る高度道路交通システムの
狭域通信用車載器は、アンテナと、アンテナを介して路
上機とデータの送受信を行うデータ送受信回路と、デー
タ送受信回路に電力を供給する第1の電源回路と、アン
テナを介して受信される路上機からの電波の強度を測定
する受信電界強度検出手段と、受信電界強度検出手段の
出力に基づいて、路上機からの電波の強度が所定の値以
上の領域を通信領域として認識する通信エリア検出手段
と、通信エリア検出手段の出力に基づいて第1の電源回
路の起動を行う電源起動手段と、受信電界強度検出手
段、通信エリア検出手段および電源起動手段に電力を供
給する第2の電源回路とを備えている。そのため、消費
電力を少なくすることができ、また通信を煩雑にさせる
ことがない。
【0030】また、受信電界強度検出手段の出力は、路
上機からの電波のフェージングによる受信電界強度変動
を防止するフィルタを介して、通信エリア検出手段に入
力される。そのため、フェージングによる通信エリア検
出手段の誤認識をなくすことができ信頼性が向上する。
【0031】また、データ送受信回路からのトリガに基
づいてデータ送受信時の車速を検出する車速検出手段
と、車速検出手段の出力に基づいて走行距離を算出し、
通信領域の終端を予測するエリア終了予測手段とを更に
備えている。そのため、通信エリア検出手段の通信領域
の認識が正確なものとなり、信頼性が向上する。
【0032】また、この発明に係る高度道路交通システ
ムの狭域通信用車載器は、アンテナと、アンテナを介し
て路上機とデータの送受信を行うデータ送受信回路と、
データ送受信回路に電力を供給する第1の電源回路と、
データ送受信回路からのトリガに基づいてデータ送受信
時の車速を検出する車速検出手段と、車速検出手段の出
力に基づいて走行距離を積算する走行距離積算手段と、
走行距離が所定の値以上となったときが通信領域の終端
であるとして通信領域を認識する通信エリア検出手段
と、通信エリア検出手段の出力を基づいて第1の電源回
路の起動を行う電源起動手段と、車速検出手段、走行距
離積算手段、通信エリア検出手段および電源起動手段に
電力を供給する第2の電源回路とを備えている。そのた
め、消費電力を少なくすることができ、また通信を煩雑
にさせることがない。
【0033】さらにまた、この発明に係る高度道路交通
システムの狭域通信用車載器は、アンテナと、アンテナ
を介して路上機とデータの送受信を行うデータ送受信回
路と、データ送受信回路に電力を供給する第1の電源回
路と、データ送受信回路からのトリガに基づいてデータ
送受信時の車速を検出する車速検出手段と、車速検出手
段の出力に対応して、タイマ値がセットされる車速対応
タイマと、車速対応タイマの出力を基に通信領域を認識
する通信エリア検出手段と、通信エリア検出手段の出力
を基づいて第1の電源回路の起動を行う電源起動手段
と、車速検出手段、走行距離積算手段、通信エリア検出
手段および電源起動手段に電力を供給する第2の電源回
路とを備えている。そのため、消費電力を少なくするこ
とができ、また通信を煩雑にさせることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の高度道路交通システムの狭域通信
用車載器を示す部分的なブロック図である。
【図2】 狭域通信用車載器の動作の概略を示すフロー
チャートである。
【図3】 この発明の高度道路交通システムの狭域通信
用車載器の他の例を示す部分的なブロック図である。
【図4】 狭域通信用車載器の動作の概略を示すフロー
チャートである。
【図5】 この発明の高度道路交通システムの狭域通信
用車載器の他の例を示す部分的なブロック図である。
【図6】 狭域通信用車載器の動作の概略を示すフロー
チャートである。
【図7】 高度道路交通システムの従来の狭域通信用車
載器を示す部分的なブロック図である。
【図8】 従来の狭域通信用車載器の他の例を示す部分
的なブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 データ送受信回路、3 第1の電源
回路、5 電源起動手段、6 第2の電源回路、11
受信電界強度検出手段、12,33,53 通信エリア
検出手段、13 フィルタ、14,31,51 車速検
出手段、15エリア終了予測手段、32 走行距離積算
手段、52 車速対応タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−175749(JP,A) 特開 平9−247729(JP,A) 特開 平8−167872(JP,A) 特開 平8−125572(JP,A) 特開 平7−239954(JP,A) 特開 平10−209943(JP,A) 特開 平8−116302(JP,A) 特開 平7−264118(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 1/09 H04B 7/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速で移動する車両に搭載される車載器
    であって、 アンテナと、 上記アンテナを介して路上機とデータの送受信を行うデ
    ータ送受信回路と、 上記データ送受信回路に電力を供給する第1の電源回路
    と、 上記アンテナを介して受信される上記路上機からの電波
    の強度を常に測定する受信電界強度検出手段と、 上記受信電界強度検出手段の出力に基づいて、上記路上
    機からの電波の強度が所定の値以上の領域を通信領域と
    して認識する通信エリア検出手段と、 上記通信エリア検出手段の出力に基づいて上記第1の電
    源回路の起動を行う電源起動手段と、 上記受信電界強度検出手段、上記通信エリア検出手段お
    よび上記電源起動手段に電力を供給する第2の電源回路
    とを備えたことを特徴とする高度道路交通システムの狭
    域通信用車載器。
  2. 【請求項2】 上記受信電界強度検出手段の出力は、上
    記路上機からの電波のフェージングによる受信電界強度
    変動を防止するフィルタを介して、上記通信エリア検出
    手段に入力されることを特徴とする請求項1記載の高度
    道路交通システムの狭域通信用車載器。
  3. 【請求項3】 上記データ送受信回路からのトリガに基
    づいてデータ送受信時の車速を検出する車速検出手段
    と、 上記車速検出手段の出力に基づいて走行距離を算出し、
    通信領域の終端を予測するエリア終了予測手段とを更に
    備えたことを特徴とする請求項1または2記載の高度道
    路交通システムの狭域通信用車載器。
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