JP2990745B2 - 被覆ポリエステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイルム - Google Patents
被覆ポリエステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイルムInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、その表面に形成されるべき蒸着層との接着
性が熱水の存在下においても優れ、欠点のない均質な蒸
着層を形成し得るポリエステルフイルム、及びそれを用
いた蒸着ポリエステルフイルムに関する。
性が熱水の存在下においても優れ、欠点のない均質な蒸
着層を形成し得るポリエステルフイルム、及びそれを用
いた蒸着ポリエステルフイルムに関する。
(従来の技術) 金属や金属酸化物が蒸着されたポリエステルフイル
ム、特に、金属蒸着ポリエチレンテレフタレートフイル
ムはガスバリヤー性、水分不透過性、可視・紫外光の遮
蔽性、熱線反射性などに優れるため、各種の用途に利用
されている。例えば、食品や工業部品用の包装材料、装
飾用材料、窓ガラスの遮蔽用材料、金・銀糸用材料、各
種保護被膜用材料などに利用されている。しかし、上記
蒸着フイルムの基材層と蒸着層との接着性(密着性)、
特に水が存在する場合の接着性は必ずしも充分であると
はいえない。例えば、金属蒸着されたポリエステル系基
材フイルムのフイルム表面にポリオレフィン系樹脂でな
るヒートシール層が積層されたヒートシールフイルムで
食品を包装した場合に、殺菌を目的として煮沸処理を行
うと、蒸着層が容易に剥離するという欠点がある。
ム、特に、金属蒸着ポリエチレンテレフタレートフイル
ムはガスバリヤー性、水分不透過性、可視・紫外光の遮
蔽性、熱線反射性などに優れるため、各種の用途に利用
されている。例えば、食品や工業部品用の包装材料、装
飾用材料、窓ガラスの遮蔽用材料、金・銀糸用材料、各
種保護被膜用材料などに利用されている。しかし、上記
蒸着フイルムの基材層と蒸着層との接着性(密着性)、
特に水が存在する場合の接着性は必ずしも充分であると
はいえない。例えば、金属蒸着されたポリエステル系基
材フイルムのフイルム表面にポリオレフィン系樹脂でな
るヒートシール層が積層されたヒートシールフイルムで
食品を包装した場合に、殺菌を目的として煮沸処理を行
うと、蒸着層が容易に剥離するという欠点がある。
ポリエステル基材フイルムとして金属蒸着層との接着
力を改善する方法としては、例えば、特公昭55−232号
公報および特開昭56−16549号公報に、ポリエステルの
他に他の共重合体組成物を混合して基材フイルムを調製
する方法が開示されている。さらに、特開昭57−87357
号公報には、基材フイルムの表面状態を物理的に変化さ
せる方法が、そして、特公昭59−51424号公報には、基
材フイルム表面に特定の樹脂組成物溶液を塗布して該樹
脂組成物の層を形成する方法が開示されている。しか
し、これらの方法を採用しても基材フイルムもしくは積
層フイルムと金属蒸着層との接着性は、いまだ充分にあ
るとはいえず、特に水(特に熱水)の存在下においては
その接着性が不充分である。さらに、上記方法のうち
で、特公昭59−51424号公報に記載の樹脂組成物溶液を
塗布する方法においては、有機溶剤が使用されるため引
火性や毒性が憂慮され、作業上の危険を伴う。公害発
生、省エネルギーなどの点からも好ましくない。
力を改善する方法としては、例えば、特公昭55−232号
公報および特開昭56−16549号公報に、ポリエステルの
他に他の共重合体組成物を混合して基材フイルムを調製
する方法が開示されている。さらに、特開昭57−87357
号公報には、基材フイルムの表面状態を物理的に変化さ
せる方法が、そして、特公昭59−51424号公報には、基
材フイルム表面に特定の樹脂組成物溶液を塗布して該樹
脂組成物の層を形成する方法が開示されている。しか
し、これらの方法を採用しても基材フイルムもしくは積
層フイルムと金属蒸着層との接着性は、いまだ充分にあ
るとはいえず、特に水(特に熱水)の存在下においては
その接着性が不充分である。さらに、上記方法のうち
で、特公昭59−51424号公報に記載の樹脂組成物溶液を
塗布する方法においては、有機溶剤が使用されるため引
火性や毒性が憂慮され、作業上の危険を伴う。公害発
生、省エネルギーなどの点からも好ましくない。
基材フイルムとその表面に形成される被覆層との水の
存在下における接着性を高める方法としては、例えば、
特公昭55−45835号公報および特公昭55−12870号公報
に、基材フイルムと印刷層との接着性を改善する方法が
開示されている。この方法によれば、基材フイルムに特
定の組成のポリエステルがブレンドされる。しかし、こ
の方法は、基材フイルムに積層される層が印刷層である
場合には比較的優れた効果が得られるが、積層される層
が金属蒸着層である場合には、水の存在下、特に熱水の
存在下における接着性がなお充分であるとはいえない。
存在下における接着性を高める方法としては、例えば、
特公昭55−45835号公報および特公昭55−12870号公報
に、基材フイルムと印刷層との接着性を改善する方法が
開示されている。この方法によれば、基材フイルムに特
定の組成のポリエステルがブレンドされる。しかし、こ
の方法は、基材フイルムに積層される層が印刷層である
場合には比較的優れた効果が得られるが、積層される層
が金属蒸着層である場合には、水の存在下、特に熱水の
存在下における接着性がなお充分であるとはいえない。
ポリエステル基材とそれに積層される層との接着性を
向上させる下塗り剤として、例えば特開昭48−37480号
公報には、特定のポリエステル系樹脂およびポリエーテ
ル系樹脂組成物が開示されている。これらの樹脂組成物
は基材となるポリエステルに対する接着性は良好である
が、積層されるべき金属蒸着層に対する接着性が不充分
であることが多い。さらに、上記樹脂組成物を基材に塗
布する場合には有機溶剤が使用されるため、上記特公昭
59−51424号公報の場合と同様、引火性や毒性のため作
業上の危険を伴う。
向上させる下塗り剤として、例えば特開昭48−37480号
公報には、特定のポリエステル系樹脂およびポリエーテ
ル系樹脂組成物が開示されている。これらの樹脂組成物
は基材となるポリエステルに対する接着性は良好である
が、積層されるべき金属蒸着層に対する接着性が不充分
であることが多い。さらに、上記樹脂組成物を基材に塗
布する場合には有機溶剤が使用されるため、上記特公昭
59−51424号公報の場合と同様、引火性や毒性のため作
業上の危険を伴う。
有機溶剤を使用しないで基材フイルム上に下塗り層を
形成する方法としては、特公昭54−16557号公報に、含
有成分を水溶性に変化させた組成物を含む水性溶液を塗
布する方法が開示されている。しかし、使用されている
組成物が本質的に水溶性であるため、例えば得られた蒸
着フイルムは耐水性に乏しいという欠点がある。製造工
程においても水系溶剤は疎水性の基材フイルムに対して
濡れが悪く、均一な塗膜が得られにくいという欠点もあ
る。
形成する方法としては、特公昭54−16557号公報に、含
有成分を水溶性に変化させた組成物を含む水性溶液を塗
布する方法が開示されている。しかし、使用されている
組成物が本質的に水溶性であるため、例えば得られた蒸
着フイルムは耐水性に乏しいという欠点がある。製造工
程においても水系溶剤は疎水性の基材フイルムに対して
濡れが悪く、均一な塗膜が得られにくいという欠点もあ
る。
このように、金属などの無機蒸着層との接着性、特に
水の存在下における接着性が良好であり、例えば得られ
た製品をボイル処理することが可能であるようなポリエ
ステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイルムは得ら
れていなかった。しかし、本発明者らによる鋭意検討の
結果、ポリエステルフイルムの被覆層として、ある特定
のガラス転移温度を有するポリエステルを用いたポリエ
ステル型ウレタン樹脂を用いることで、かかる性能を有
するポリエステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイ
ルムの得られることが既にわかっている。しかし、この
ような耐ボイル性を有するフイルムは、蒸着層を施すま
での工程に於て、基材フイルム上に形成された被覆層が
フイルムの保存、巻き取り、巻き出し、あるいはその他
諸々の条件下で応力の印加解除を受け、微小な永久変形
を起こす場合が見受けられる。このような被覆層に永久
変形を起こしたフイルムに蒸着層を積層すると、蒸着層
は均質とならず、蒸着の欠点が生じることがあり、期待
されるガスバリヤー性が不充分であるという問題があ
る。
水の存在下における接着性が良好であり、例えば得られ
た製品をボイル処理することが可能であるようなポリエ
ステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイルムは得ら
れていなかった。しかし、本発明者らによる鋭意検討の
結果、ポリエステルフイルムの被覆層として、ある特定
のガラス転移温度を有するポリエステルを用いたポリエ
ステル型ウレタン樹脂を用いることで、かかる性能を有
するポリエステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイ
ルムの得られることが既にわかっている。しかし、この
ような耐ボイル性を有するフイルムは、蒸着層を施すま
での工程に於て、基材フイルム上に形成された被覆層が
フイルムの保存、巻き取り、巻き出し、あるいはその他
諸々の条件下で応力の印加解除を受け、微小な永久変形
を起こす場合が見受けられる。このような被覆層に永久
変形を起こしたフイルムに蒸着層を積層すると、蒸着層
は均質とならず、蒸着の欠点が生じることがあり、期待
されるガスバリヤー性が不充分であるという問題があ
る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、そ
の目的とするところは、蒸着層との層間接着性、特に熱
水の存在下に於る接着性、すなわち耐ボイル性に優れ、
蒸着で期待されるガスバリアー性を充分満足させるよう
なポリエステルフイルム及びそれを用いた蒸着フイルム
を提供することにある。
の目的とするところは、蒸着層との層間接着性、特に熱
水の存在下に於る接着性、すなわち耐ボイル性に優れ、
蒸着で期待されるガスバリアー性を充分満足させるよう
なポリエステルフイルム及びそれを用いた蒸着フイルム
を提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用) 本発明になる被覆ポリエステルフイルムは、ポリエス
テル系樹脂よりなる基材フイルムの少なくとも片面に樹
脂被覆層が形成された被覆ポリエステルフイルムであっ
て、該被覆樹脂が少なくともポリエステルポリオールを
含むポリオールとポリイソシアネート化合物及び要すれ
ば、鎖延長剤とから得られる水不溶性で水分散性のポリ
エステルウレタン重合体であり、且つ該ポリエステルウ
レタンのウレタン結合濃度が600〜6000eq/ton、更に最
終に得られるポリエステルウレタン重合体の重量平均分
子量が10,000以上であることを特徴とする被覆ポリエス
テルフイルムおよびそれを用いた無機物層蒸着ポリエス
テルフイルムである。
テル系樹脂よりなる基材フイルムの少なくとも片面に樹
脂被覆層が形成された被覆ポリエステルフイルムであっ
て、該被覆樹脂が少なくともポリエステルポリオールを
含むポリオールとポリイソシアネート化合物及び要すれ
ば、鎖延長剤とから得られる水不溶性で水分散性のポリ
エステルウレタン重合体であり、且つ該ポリエステルウ
レタンのウレタン結合濃度が600〜6000eq/ton、更に最
終に得られるポリエステルウレタン重合体の重量平均分
子量が10,000以上であることを特徴とする被覆ポリエス
テルフイルムおよびそれを用いた無機物層蒸着ポリエス
テルフイルムである。
該被覆樹脂のポリエステルポリオールとして1種また
は2種以上のジカルボン酸とジオールを常法によって縮
重合することによって製造される。酸成分としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4−ナフタレ
ンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、ナフタルン酸、ビフェニルジ
カルボン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−p,p−ジ
カルボン酸等の芳香族ジカルボン酸及びそれらの無水物
あるいはエステル形成性誘導体、p−ヒドロキシ安息香
酸、p−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸等の芳香
族ヒドロメキシカルボン酸及びそれらのエステル形成性
誘導体が挙げられる。又、脂肪(環)族ジカルボン酸と
してはコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、無水マレイン酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン
酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4−シクロヘ
キサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸およびそれ
らの無水あるいは、エステル形成性誘導体が挙げられ
る。
は2種以上のジカルボン酸とジオールを常法によって縮
重合することによって製造される。酸成分としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4−ナフタレ
ンジカルボン酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、ナフタルン酸、ビフェニルジ
カルボン酸、1,2−ビス(フェノキシ)エタン−p,p−ジ
カルボン酸等の芳香族ジカルボン酸及びそれらの無水物
あるいはエステル形成性誘導体、p−ヒドロキシ安息香
酸、p−(2−ヒドロキシエトキシ)安息香酸等の芳香
族ヒドロメキシカルボン酸及びそれらのエステル形成性
誘導体が挙げられる。又、脂肪(環)族ジカルボン酸と
してはコハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、無水マレイン酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン
酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、1,4−シクロヘ
キサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸およびそれ
らの無水あるいは、エステル形成性誘導体が挙げられ
る。
グリコール成分としては、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール等の脂肪族ジオール、1,4
−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール等の脂環族ジオール、ビスフェノールA、ハイ
ドロキノン及びそれらのアルキレンオキシド付加体等の
ジオールが挙げられる。尚本発明のポリエステルポリオ
ールとしては、組成の異なる2種以上のポリエステルポ
リオールであってもかまわない。
ピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール等の脂肪族ジオール、1,4
−シクロヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジメ
タノール等の脂環族ジオール、ビスフェノールA、ハイ
ドロキノン及びそれらのアルキレンオキシド付加体等の
ジオールが挙げられる。尚本発明のポリエステルポリオ
ールとしては、組成の異なる2種以上のポリエステルポ
リオールであってもかまわない。
本発明で用いられるポリエステルポリオールは通常線
状ポリマーであることが好ましいが得られるポリエステ
ルウレタン重合体の水分散性、及び接着性を損わない範
囲において、多官能成分の使用は妨げない、かかる例え
ば官能成分としては、トリメリット酸、ピロメリット
酸、シクロヘキサントリカルボン酸等のポリカルボン酸
及びそれらの無水物あるいはエステル形成誘導体、グリ
セリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール等のポリオールが挙げられ
る。更に性能を阻外しない範囲で、例えばポリエーテル
ポリオール、アクリルポリオール、ポリカーボネートポ
リオール、ポリブタジエンポリオール、ヒマシ油あるい
はトール油の誘導体などのポリヒドロキシ化合物を併用
してもよい。しかしポリヒドロキシ化合物はこれらに限
定されるものでない。
状ポリマーであることが好ましいが得られるポリエステ
ルウレタン重合体の水分散性、及び接着性を損わない範
囲において、多官能成分の使用は妨げない、かかる例え
ば官能成分としては、トリメリット酸、ピロメリット
酸、シクロヘキサントリカルボン酸等のポリカルボン酸
及びそれらの無水物あるいはエステル形成誘導体、グリ
セリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール等のポリオールが挙げられ
る。更に性能を阻外しない範囲で、例えばポリエーテル
ポリオール、アクリルポリオール、ポリカーボネートポ
リオール、ポリブタジエンポリオール、ヒマシ油あるい
はトール油の誘導体などのポリヒドロキシ化合物を併用
してもよい。しかしポリヒドロキシ化合物はこれらに限
定されるものでない。
本発明で使用されるポリイソシアネート化合物として
は、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジ
イソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p
−フェニレンジイソシアネート、4,4′−ジ−フェニル
メタンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、リジンジイソシアネート、イソホロン
ジイゾシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネート、1,4−シクロヘキシサンジイソシアネート、
4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、3,3′
−ジメチル−4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、
3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフェニレンジイソシアネ
ート、3,3′−ジクロロ−4,4′−ビフェニレンジイソシ
アネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,5−テ
トラヒドロナフタレンジイソシアネート等が挙げられ
る。
は、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジ
イソシアネート、m−フェニレンジイソシアネート、p
−フェニレンジイソシアネート、4,4′−ジ−フェニル
メタンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、リジンジイソシアネート、イソホロン
ジイゾシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネート、1,4−シクロヘキシサンジイソシアネート、
4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、3,3′
−ジメチル−4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、
3,3′−ジメトキシ−4,4′−ビフェニレンジイソシアネ
ート、3,3′−ジクロロ−4,4′−ビフェニレンジイソシ
アネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、1,5−テ
トラヒドロナフタレンジイソシアネート等が挙げられ
る。
本発明において、必要に応じて用いられる鎖延長剤と
しては、ペンダントカルボキシル基含有ジオール類や例
えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−フタンジオール、ヘキサメチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール等のグリコー
ル類、あるいはエチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、フェニレンジアミン、ト
リレンジアミン、ジフェニルジアミン、ジアミノジフェ
ニルェタン、ジアミノシクロヘキシルメタン、ピペラジ
ン、イソホロンジアミン等のジアミン類及びヒドラジン
等が挙げられる。好ましくは、ジアミンが用いられるそ
の場合、ポリエステルウレタンウレアとなる。
しては、ペンダントカルボキシル基含有ジオール類や例
えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−フタンジオール、ヘキサメチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール等のグリコー
ル類、あるいはエチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、フェニレンジアミン、ト
リレンジアミン、ジフェニルジアミン、ジアミノジフェ
ニルェタン、ジアミノシクロヘキシルメタン、ピペラジ
ン、イソホロンジアミン等のジアミン類及びヒドラジン
等が挙げられる。好ましくは、ジアミンが用いられるそ
の場合、ポリエステルウレタンウレアとなる。
該樹脂中のウレタン結合濃度は600〜6,000eq/tonが好
ましい。ウレタン結合濃度が6,000eq/tonを越える場
合、得られるポリエステルウレタン中のイソシアネート
含有量が多くなり過ぎるため、被覆層の可撓性が低下し
て脆くなると同時に蒸着層および基材フイルムとの密着
性、接着性が著しく低下し、又ウレタン結合濃度が、60
0eq/ton未満の場合、被覆層樹脂の強じん性が不十分な
ため、ボイル時の接着性が不十分であると共に蒸着フイ
ルムのバリアー性が不充分となりやすい。より好ましい
ウレタン結合濃度は700〜5,000eq/tonである。
ましい。ウレタン結合濃度が6,000eq/tonを越える場
合、得られるポリエステルウレタン中のイソシアネート
含有量が多くなり過ぎるため、被覆層の可撓性が低下し
て脆くなると同時に蒸着層および基材フイルムとの密着
性、接着性が著しく低下し、又ウレタン結合濃度が、60
0eq/ton未満の場合、被覆層樹脂の強じん性が不十分な
ため、ボイル時の接着性が不十分であると共に蒸着フイ
ルムのバリアー性が不充分となりやすい。より好ましい
ウレタン結合濃度は700〜5,000eq/tonである。
該樹脂の最終的な分子量は10,000以上が必要であり、
10,000〜50,00がより好ましい。分子量が10,000未満の
場合は、被覆層樹脂の強度などの物性が小さく、接着性
に劣り、又、分子量が50,000を越える場合、該樹脂の水
分散性、塗布性が悪くなる。更に好ましい分子量は20,0
00〜40,000である。
10,000〜50,00がより好ましい。分子量が10,000未満の
場合は、被覆層樹脂の強度などの物性が小さく、接着性
に劣り、又、分子量が50,000を越える場合、該樹脂の水
分散性、塗布性が悪くなる。更に好ましい分子量は20,0
00〜40,000である。
このように、従来、分子量が50,000より大きくなけれ
ば得られなかった接着力を特定のウレタン結合濃度と組
合せることにより、耐ボイル性、ガスバリア性に優れた
蒸着用被覆フイルムを得られることを見出したものであ
る。
ば得られなかった接着力を特定のウレタン結合濃度と組
合せることにより、耐ボイル性、ガスバリア性に優れた
蒸着用被覆フイルムを得られることを見出したものであ
る。
該ポリエステルウレタン重合体は、従来公知のいかな
る方法によっても製造が可能であり好ましくは、例え
ば、イソシアネートに対して不活性でかつ親水性の有機
溶剤にポリエステルポリオールを必要に応じて鎖延長剤
と共にポリイソシアネート化合物と反応させ、ウレタン
化した後水分散を行う方法などがある。
る方法によっても製造が可能であり好ましくは、例え
ば、イソシアネートに対して不活性でかつ親水性の有機
溶剤にポリエステルポリオールを必要に応じて鎖延長剤
と共にポリイソシアネート化合物と反応させ、ウレタン
化した後水分散を行う方法などがある。
このようにして得られるウレタンのなかで、実施態様
として好ましいものの1つに、実質的に水不溶性でかつ
水分散性の熱可塑性ポリウレタンがある。
として好ましいものの1つに、実質的に水不溶性でかつ
水分散性の熱可塑性ポリウレタンがある。
ここで「実質的に水不溶性である」とは、試験すべき
ポリウレタンを80℃の熱水に浸漬し攪拌しても、この熱
水中に該重合体が消散しないことをいう。さらに具体的
には、試験すべきポリウレタンをチップ状とし、これを
大過剰の熱水(80℃)に入れ、24時間撹拌を行なったと
きに、該重合体の重量の減少が5重量%以下であること
をいう。
ポリウレタンを80℃の熱水に浸漬し攪拌しても、この熱
水中に該重合体が消散しないことをいう。さらに具体的
には、試験すべきポリウレタンをチップ状とし、これを
大過剰の熱水(80℃)に入れ、24時間撹拌を行なったと
きに、該重合体の重量の減少が5重量%以下であること
をいう。
このような熱可塑性ウレタンは、種々の方法により水
系分散液とされる。例えば、上記ポリウレタンの微粒子
と乳化剤とを水中に加え、強攪拌下で分散させる方法;
該ポリウレタンを合成するときに、末端にイソシアネー
ト基を有するポリウレタン(プレポリマー)、鎖延長剤
および乳化剤を水中で強攪拌して御反応させ、機械的剪
断力による分散化と高分子量化を同時に行う方法;ポリ
ウレタンの側鎖または末端に水酸基、アミノ基、カルボ
キシル基などのイオン性基を導入することにより自己乳
化性を付与して分散させる方法などが用いられる。得ら
れる被覆膜の耐水性を考慮すると、乳化剤を使用しない
方法が望ましい。得られたポリウレタンの分散液に、必
要に応じて別の組成のポリウレタン分散液や各種添加物
が加えられ、あるいは上記分散工程においてこれらの添
加剤が適宜添加されて均一な水系分散液が調製される。
系分散液とされる。例えば、上記ポリウレタンの微粒子
と乳化剤とを水中に加え、強攪拌下で分散させる方法;
該ポリウレタンを合成するときに、末端にイソシアネー
ト基を有するポリウレタン(プレポリマー)、鎖延長剤
および乳化剤を水中で強攪拌して御反応させ、機械的剪
断力による分散化と高分子量化を同時に行う方法;ポリ
ウレタンの側鎖または末端に水酸基、アミノ基、カルボ
キシル基などのイオン性基を導入することにより自己乳
化性を付与して分散させる方法などが用いられる。得ら
れる被覆膜の耐水性を考慮すると、乳化剤を使用しない
方法が望ましい。得られたポリウレタンの分散液に、必
要に応じて別の組成のポリウレタン分散液や各種添加物
が加えられ、あるいは上記分散工程においてこれらの添
加剤が適宜添加されて均一な水系分散液が調製される。
ここで用いられる添加物、添加剤としては、例えば、
シリカ、炭酸カルシウム、カオリナイト、アルミナ、タ
ルク、硫酸バリウムなどの無機不活性粒子;ベンゾグア
ナミン系樹脂、ポリスチレン系樹脂などの有機不活性粒
子(いずれも粒径0.01〜10μm程度)があり、これらを
添加することにより、滑り性や耐ブロッキング性が改良
され得る。さらに必要に応じて顔料;有機系、無機系の
制電剤;防腐剤;消泡剤;紫外線吸収剤などが用いられ
得る。添加剤の種類および量は、得られる被覆フイルム
の水の存在下における蒸着層との層間接着力を大きく阻
害しない限り特に制限されない。
シリカ、炭酸カルシウム、カオリナイト、アルミナ、タ
ルク、硫酸バリウムなどの無機不活性粒子;ベンゾグア
ナミン系樹脂、ポリスチレン系樹脂などの有機不活性粒
子(いずれも粒径0.01〜10μm程度)があり、これらを
添加することにより、滑り性や耐ブロッキング性が改良
され得る。さらに必要に応じて顔料;有機系、無機系の
制電剤;防腐剤;消泡剤;紫外線吸収剤などが用いられ
得る。添加剤の種類および量は、得られる被覆フイルム
の水の存在下における蒸着層との層間接着力を大きく阻
害しない限り特に制限されない。
本発明の被覆ポリエステルフイルムに用いられる基材
フイルムとしては、熱可塑性ポリエステル系樹脂フイル
ム、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのフ
イルムが好適である。特にその成分の80%以上がポリエ
チレンテレフタレートに相当する(つまりテレフタル酸
成分およびエチレングリコール成分が全成分の80%以上
である)共重合ポリエステルフイルム、またはポリエチ
レンテレフタレートを80%以上の割合で含有するポリエ
ステルブレンドフイルムが好適に用いられる。このよう
な共重合ポリエステルフイルムまたはポリエステルブレ
ンドフイルムの、上記ポリエチレンテレフタレート成分
以外のポリエステル成分は、任意のポリエステル成分で
あり得る。そのようなポリエステルを構成するジカルボ
ン酸成分としては、芳香族、脂肪族および脂環族のジカ
ルボン酸がいずれも使用され得る。芳香族ジカルボン酸
としては、イソフタル酸、オルソフタル酸、2,6−ナフ
タレンジカルボン酸などが、脂肪族ジカルボン酸として
は、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、シュウ酸など
が、そして、脂環族ジカルボン酸としては、1,3−シク
ロペンタジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸などがある。芳香族ジカルボン酸としては、p−ヒ
ドロキシ安息香酸などのオキシ酸の一部が好適に利用さ
れる。上記ポリエステルを構成するグリコール成分とし
ては、炭素数2〜8個の脂肪族グリコールまたは炭素数
6〜12個の脂環族グリコールが好適である。このような
グリコールとしては、エチレングリコール、1,2−プロ
パンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロ
ヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、p−キシレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコールなどがある。この他、脂肪
族グリコールとしてポリエーテルグリコールを使用する
ことも可能であり、それにはポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコ
ールなどがある。
フイルムとしては、熱可塑性ポリエステル系樹脂フイル
ム、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのフ
イルムが好適である。特にその成分の80%以上がポリエ
チレンテレフタレートに相当する(つまりテレフタル酸
成分およびエチレングリコール成分が全成分の80%以上
である)共重合ポリエステルフイルム、またはポリエチ
レンテレフタレートを80%以上の割合で含有するポリエ
ステルブレンドフイルムが好適に用いられる。このよう
な共重合ポリエステルフイルムまたはポリエステルブレ
ンドフイルムの、上記ポリエチレンテレフタレート成分
以外のポリエステル成分は、任意のポリエステル成分で
あり得る。そのようなポリエステルを構成するジカルボ
ン酸成分としては、芳香族、脂肪族および脂環族のジカ
ルボン酸がいずれも使用され得る。芳香族ジカルボン酸
としては、イソフタル酸、オルソフタル酸、2,6−ナフ
タレンジカルボン酸などが、脂肪族ジカルボン酸として
は、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、シュウ酸など
が、そして、脂環族ジカルボン酸としては、1,3−シク
ロペンタジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボ
ン酸などがある。芳香族ジカルボン酸としては、p−ヒ
ドロキシ安息香酸などのオキシ酸の一部が好適に利用さ
れる。上記ポリエステルを構成するグリコール成分とし
ては、炭素数2〜8個の脂肪族グリコールまたは炭素数
6〜12個の脂環族グリコールが好適である。このような
グリコールとしては、エチレングリコール、1,2−プロ
パンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロ
ヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、p−キシレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコールなどがある。この他、脂肪
族グリコールとしてポリエーテルグリコールを使用する
ことも可能であり、それにはポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコ
ールなどがある。
これらの酸成分とジカルボン酸成分とは、通常の方法
により重合(あるいは共重合)されてポリエステルが調
製される。このポリエステルは、必要に応じて、適宜混
合され、通常、溶融・押出により、あるいは溶剤に溶解
させてキャティングすることによりフイルム(基材フイ
ルム)が得られる。使用される基材フイルムは、必要に
応じて、一軸もしくは二軸延伸される。
により重合(あるいは共重合)されてポリエステルが調
製される。このポリエステルは、必要に応じて、適宜混
合され、通常、溶融・押出により、あるいは溶剤に溶解
させてキャティングすることによりフイルム(基材フイ
ルム)が得られる。使用される基材フイルムは、必要に
応じて、一軸もしくは二軸延伸される。
該基材フイルム上へ被覆樹脂層を形成する方法として
は、複数の押出機をそなえたフイルム成形ダイにより基
材フイルムと共に同時に多層成形する方法や基材フイル
ム上に被覆用樹脂を押し出し被覆する方法、基材フイル
ムと被覆層樹脂を各々シート状に成形し、積層する方
法、更には基材フイルム上に被覆層樹脂の溶液又は分散
液を塗布後、乾燥する方法など公知の任意の方法が適用
できるが、なかでも被覆層樹脂の溶液又は分散液を塗布
する方法が好ましく用い得る。特に被覆層樹脂の水系分
散液を塗工する方法が安全性、経済性、効果等各種の点
においても最も好ましく用い得る。
は、複数の押出機をそなえたフイルム成形ダイにより基
材フイルムと共に同時に多層成形する方法や基材フイル
ム上に被覆用樹脂を押し出し被覆する方法、基材フイル
ムと被覆層樹脂を各々シート状に成形し、積層する方
法、更には基材フイルム上に被覆層樹脂の溶液又は分散
液を塗布後、乾燥する方法など公知の任意の方法が適用
できるが、なかでも被覆層樹脂の溶液又は分散液を塗布
する方法が好ましく用い得る。特に被覆層樹脂の水系分
散液を塗工する方法が安全性、経済性、効果等各種の点
においても最も好ましく用い得る。
上記水系分散液は、上記基材フイルム上に既知の方法
により塗工される。例えば、溶融・押出により得られた
未延伸の基材フイルム、該未延伸フイルムを一軸もしく
は二軸延伸した基材フイルム上に上記分散液の塗工が行
われ、必要に応じてさらに延伸および後加熱処理が行わ
れる。未延伸または、一軸方向に延伸した基材フイルム
上に分散液を塗工し、さらに一軸または二軸延伸し、熱
処理して得られる二軸配向フイルムが、被覆層の密着
性、経済性などの点から好適である。特に作業性の面か
らは、一軸延伸した基材フイルム上に分散液を塗工し、
次に直交する方向に延伸して二軸延伸フイルムを得る方
法が好適である。上記水性分散液の塗工には、ロールコ
ーティング法(グラビア法、リバース法など)、ナイフ
コーティング法、ロッドコーティング法、ノズルコーテ
ィング法、エアーナイフコーティング法など既知の方法
がいずれも採用され得る。
により塗工される。例えば、溶融・押出により得られた
未延伸の基材フイルム、該未延伸フイルムを一軸もしく
は二軸延伸した基材フイルム上に上記分散液の塗工が行
われ、必要に応じてさらに延伸および後加熱処理が行わ
れる。未延伸または、一軸方向に延伸した基材フイルム
上に分散液を塗工し、さらに一軸または二軸延伸し、熱
処理して得られる二軸配向フイルムが、被覆層の密着
性、経済性などの点から好適である。特に作業性の面か
らは、一軸延伸した基材フイルム上に分散液を塗工し、
次に直交する方向に延伸して二軸延伸フイルムを得る方
法が好適である。上記水性分散液の塗工には、ロールコ
ーティング法(グラビア法、リバース法など)、ナイフ
コーティング法、ロッドコーティング法、ノズルコーテ
ィング法、エアーナイフコーティング法など既知の方法
がいずれも採用され得る。
塗工量は、目的に応じて決められるが、通常、二軸延
伸などを行い最終的に得られる被覆フイルムの単位面積
(m2)上に存在する組成物量は、0.01〜5g、好ましくは
0.02〜1gである。塗工量が0.01g/m2を下まわると所期の
効果が得られず、5g/m2を越えると得られる被覆フイル
ムのブロッキングが生じやすい。得られた被覆フイルム
に金属蒸着を施した場合に、これを熱水処理すると蒸着
面の光沢が失われるという欠点もある。組成物水分散液
を塗工する際には、必要に応じて、基材フイルム表面に
コロナ処理、または物理的、化学的表面処理が行なわれ
てもよい。
伸などを行い最終的に得られる被覆フイルムの単位面積
(m2)上に存在する組成物量は、0.01〜5g、好ましくは
0.02〜1gである。塗工量が0.01g/m2を下まわると所期の
効果が得られず、5g/m2を越えると得られる被覆フイル
ムのブロッキングが生じやすい。得られた被覆フイルム
に金属蒸着を施した場合に、これを熱水処理すると蒸着
面の光沢が失われるという欠点もある。組成物水分散液
を塗工する際には、必要に応じて、基材フイルム表面に
コロナ処理、または物理的、化学的表面処理が行なわれ
てもよい。
このようにして得られる本発明の被覆ポリエステルフ
イルム表面に無機物が蒸着される。蒸着されるべき無機
物としては、金属、金属酸化物、金属以外の無機酸化物
などが用いられる。上記金属としては、金、銀、アルミ
ニウム、亜鉛、錫、銅、ニッケル、鉄、コバルト、クロ
ム、マンガン、パラジウム、チタン、インジウムなどが
用いられる。特にアルミニウムが汎用される。無機酸化
物としては酸化硅素化合物などが用いられる。これらは
1種もしくは2種以上が組み合わせて用いられる。これ
らの無機物は、通常の方法で上記被覆フイルムの被覆膜
表面に蒸着される。真空蒸着法などが好適に用いられ
る。このようにして得られる蒸着ポリエステルムは、各
種用途に用いられる。特に、被覆層上に金属や金属酸化
物を蒸着して得られる蒸着層上に、各種樹脂素材でなる
シートもしくはフイルムを積層して食品包装材料などに
好適に利用することが可能であり、このような積層体は
熱水中に浸漬しても剥離が起こらない。上記積層すべき
シートやフイルムを構成する樹脂材料としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、各種アノオノマー、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン共重合体、
ポリエステル、ポリアミドなどが用いられる。
イルム表面に無機物が蒸着される。蒸着されるべき無機
物としては、金属、金属酸化物、金属以外の無機酸化物
などが用いられる。上記金属としては、金、銀、アルミ
ニウム、亜鉛、錫、銅、ニッケル、鉄、コバルト、クロ
ム、マンガン、パラジウム、チタン、インジウムなどが
用いられる。特にアルミニウムが汎用される。無機酸化
物としては酸化硅素化合物などが用いられる。これらは
1種もしくは2種以上が組み合わせて用いられる。これ
らの無機物は、通常の方法で上記被覆フイルムの被覆膜
表面に蒸着される。真空蒸着法などが好適に用いられ
る。このようにして得られる蒸着ポリエステルムは、各
種用途に用いられる。特に、被覆層上に金属や金属酸化
物を蒸着して得られる蒸着層上に、各種樹脂素材でなる
シートもしくはフイルムを積層して食品包装材料などに
好適に利用することが可能であり、このような積層体は
熱水中に浸漬しても剥離が起こらない。上記積層すべき
シートやフイルムを構成する樹脂材料としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、各種アノオノマー、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン共重合体、
ポリエステル、ポリアミドなどが用いられる。
このように、本発明の被覆ポリエステルフイルムは、
被覆層が適度の柔軟性を有するため基材と被覆層との層
間接着性、および被覆層とその表面に形成される層、特
に蒸着層との層間接着性に優れる。
被覆層が適度の柔軟性を有するため基材と被覆層との層
間接着性、および被覆層とその表面に形成される層、特
に蒸着層との層間接着性に優れる。
また、被覆層は、適度な強じん性を有するため様々な
応力発生下に於ても永久変形を起こさず、安定で均一な
表面を保つため、その表面に形成される層、特に蒸着層
は欠点を有しない均質な層となる。
応力発生下に於ても永久変形を起こさず、安定で均一な
表面を保つため、その表面に形成される層、特に蒸着層
は欠点を有しない均質な層となる。
従って、これを用いて得られる本発明の蒸着ポリエス
テルフイルムは、蒸着層の密着性、特に水の存在下にお
ける接着性に極めて優れ、また、ガスバリアー性が良好
である。
テルフイルムは、蒸着層の密着性、特に水の存在下にお
ける接着性に極めて優れ、また、ガスバリアー性が良好
である。
そのため、このような蒸着ポリエステルフイルムは、
熱水殺菌処理などが行われる食品包装用フイルムとして
特に好適に用いられる。
熱水殺菌処理などが行われる食品包装用フイルムとして
特に好適に用いられる。
(実施例) 以下、実施例により本発明を詳細に説明する。ただし
本発明は、これらの実施例の製法に限定されるものでは
ない。
本発明は、これらの実施例の製法に限定されるものでは
ない。
尚、本発明の被覆ポリエステルフイルムおよびそれを
用いた蒸着フイルムの諸物性の評価方法を下記に示す。
実施例中の部は重量部を表わす。
用いた蒸着フイルムの諸物性の評価方法を下記に示す。
実施例中の部は重量部を表わす。
[ポリエステルポリオールの調製] 温度計、窒素ガス導入管、攪拌機を備えた反応器中で
窒素ガスを導入しながら、エチレングリコール(EG)31
0部、ネオペンチルグリコール(NPG)520部、ジメチル
テレフタレート(T)392部及びジメチルイソフタレー
ト(I)392部を加熱溶融攪拌して、200℃で6時間、メ
タノール留出量252部まで反応させ、次いで120℃まで冷
却して292部のアジピン酸(AA)を加え、200℃で8時間
反応してOH基価102.1、酸価32.3のポリエステルポリオ
ールAを得た。同様にして、ポリエステルポリオールB,
C,D,E,Fを得た。
窒素ガスを導入しながら、エチレングリコール(EG)31
0部、ネオペンチルグリコール(NPG)520部、ジメチル
テレフタレート(T)392部及びジメチルイソフタレー
ト(I)392部を加熱溶融攪拌して、200℃で6時間、メ
タノール留出量252部まで反応させ、次いで120℃まで冷
却して292部のアジピン酸(AA)を加え、200℃で8時間
反応してOH基価102.1、酸価32.3のポリエステルポリオ
ールAを得た。同様にして、ポリエステルポリオールB,
C,D,E,Fを得た。
[蒸着フイルムの調製] ポリエチレンテレフタレートを280〜300℃で溶融押出
し、15℃の冷却ロール冷却して、厚さ約150μmの未延
伸フイルムを得た。この未延伸フイルムを、周速の異な
る85℃の一対のロール間で縦方向に3.5倍延伸した。次
いで、実施例1〜4及び比較例1〜4で得られたポリウ
レタンを含む水系分散液をロールコーター方式で塗布
し、70℃の熱風で乾燥し、次いでテンターで98℃で横方
向に3.5倍延伸し、さらに200〜210℃で熱固定し、厚さ1
2μmの二軸延伸コーティングポリエステルフイルムを
得た。最終的なコート剤(被覆用組成物)塗布量は約0.
04g/m2であった。得られた被覆フイルムの被覆層を形成
する樹脂成分の組成、性質などを表1に示す。この被覆
フイルムの被覆層表面に、アルミニウムを600Åの厚み
に蒸着した。
し、15℃の冷却ロール冷却して、厚さ約150μmの未延
伸フイルムを得た。この未延伸フイルムを、周速の異な
る85℃の一対のロール間で縦方向に3.5倍延伸した。次
いで、実施例1〜4及び比較例1〜4で得られたポリウ
レタンを含む水系分散液をロールコーター方式で塗布
し、70℃の熱風で乾燥し、次いでテンターで98℃で横方
向に3.5倍延伸し、さらに200〜210℃で熱固定し、厚さ1
2μmの二軸延伸コーティングポリエステルフイルムを
得た。最終的なコート剤(被覆用組成物)塗布量は約0.
04g/m2であった。得られた被覆フイルムの被覆層を形成
する樹脂成分の組成、性質などを表1に示す。この被覆
フイルムの被覆層表面に、アルミニウムを600Åの厚み
に蒸着した。
[蒸着フイルムの性能評価] 蒸着フイルムの蒸着層表面に厚さ60μmの未延伸ポリ
プロピレン(PP)シートを通常のドライラミネート法に
より積層した後、エージング処理を行った。
プロピレン(PP)シートを通常のドライラミネート法に
より積層した後、エージング処理を行った。
このものをPPを内側となるようちヒートシール法によ
って袋を作り、袋の中身が空気と水との体積比が2:8と
なるように水をいれ、ヒートシール法で密封する。この
ような包装袋を20ケ作り、95℃で30分熱水中て加熱した
後、室温に冷却する。
って袋を作り、袋の中身が空気と水との体積比が2:8と
なるように水をいれ、ヒートシール法で密封する。この
ような包装袋を20ケ作り、95℃で30分熱水中て加熱した
後、室温に冷却する。
結果として、目視により積層フイルムの1部にでも剥
離成分(ボイルトンネリング)が認められた包装物の個
数の試験個数に占める百分率をボイルトンネリング発生
率とした。
離成分(ボイルトンネリング)が認められた包装物の個
数の試験個数に占める百分率をボイルトンネリング発生
率とした。
また、積層フイルムとしたものの、ガスバリアー性の
評価として酸素透過度をASTM−D−1437−75に準拠して
測定し、取り扱い易さの評価として耐ブロッキング性
を、ASTM−D−918に準拠して測定し、結果の判定は;
粘着性なし…◎、粘着性ほとんどなし…○、かなり粘着
性あり…×とした。
評価として酸素透過度をASTM−D−1437−75に準拠して
測定し、取り扱い易さの評価として耐ブロッキング性
を、ASTM−D−918に準拠して測定し、結果の判定は;
粘着性なし…◎、粘着性ほとんどなし…○、かなり粘着
性あり…×とした。
[分子量の測定法] 合成した樹脂水分散液を乾燥して、樹脂を取り出し、
THF(テトラヒドロフラン)に溶解してサンプル液を調
整した。測定はGPC(ゲルパーミネーションクロマトグ
ラフ)を用いて行い、平均分子量はスチレン換算から求
めた重量平均分子量を用いた。
THF(テトラヒドロフラン)に溶解してサンプル液を調
整した。測定はGPC(ゲルパーミネーションクロマトグ
ラフ)を用いて行い、平均分子量はスチレン換算から求
めた重量平均分子量を用いた。
実施例1 ポリエステルポリオールA100部を減圧下120℃で脱水
し、その後、80℃まで冷却した後、メチルエチルケトン
100部を加え、十分攪拌溶解し、次いでトリレンジイソ
シアネート(TDI)65.3部と鎖延長剤として、2,2−ジメ
チロールブロピオン酸(DMPA)を17.7部加え70℃で10時
間反応させた。反応終了後0℃まで冷却し、ピペラジン
12.3部を加え銷延長反応を行った後、トリエチルアミン
13.3部及び水500部加え水溶化した。
し、その後、80℃まで冷却した後、メチルエチルケトン
100部を加え、十分攪拌溶解し、次いでトリレンジイソ
シアネート(TDI)65.3部と鎖延長剤として、2,2−ジメ
チロールブロピオン酸(DMPA)を17.7部加え70℃で10時
間反応させた。反応終了後0℃まで冷却し、ピペラジン
12.3部を加え銷延長反応を行った後、トリエチルアミン
13.3部及び水500部加え水溶化した。
得られた透明な反応生成物を減圧下に65℃でメチルエ
チルケトンを除去した後、水を加えて濃度調整を行ない
不揮発分25%の安定な分散体を得た。
チルケトンを除去した後、水を加えて濃度調整を行ない
不揮発分25%の安定な分散体を得た。
上記ポリウレタンの分散体を水およびイソプロピルア
ルコールの等量混合液中に加え、固形分が5%となるよ
うな分散液を得た。
ルコールの等量混合液中に加え、固形分が5%となるよ
うな分散液を得た。
実施例2 実施例1のポリエステルポリオールをBに変更し、TD
Iを表−2の様に変更する以外は同様にして行った。
Iを表−2の様に変更する以外は同様にして行った。
実施例3 実施例1のポリエステルポリオールをCに変更し、TD
Iの量を表−2の様に変更する以外は同様にして行っ
た。
Iの量を表−2の様に変更する以外は同様にして行っ
た。
実施例4 実施例1のポリエステルポリオールをDに変更し、樹
脂組成を表−2に変更する以外は同様にして行った。
脂組成を表−2に変更する以外は同様にして行った。
比較例1 実施例1のポリエステルポリオールをEに変更し、樹
脂組成を表−2の様に変更する以外は同様にして行っ
た。
脂組成を表−2の様に変更する以外は同様にして行っ
た。
比較例2 実施例1のポリエステルポリオールをFに変更し、樹
脂組成を表−2の表に変更する以外は同様にして行っ
た。
脂組成を表−2の表に変更する以外は同様にして行っ
た。
比較例3,4 実施例1のTDI量を表−2の様に変更する以外は同様
にして行った。比較例3は樹脂の水分散性が悪く被覆フ
イルムが得られなかった、 表−2から、被覆ポリエステルウレタン樹脂のウレタ
ン結濃度、および分子量が本願発明のものは、ボイル時
の接着性が良好であるため、耐ボイル性を有し、かつ蒸
着フイルムのガスバリアー性も良好であることがわか
る。
にして行った。比較例3は樹脂の水分散性が悪く被覆フ
イルムが得られなかった、 表−2から、被覆ポリエステルウレタン樹脂のウレタ
ン結濃度、および分子量が本願発明のものは、ボイル時
の接着性が良好であるため、耐ボイル性を有し、かつ蒸
着フイルムのガスバリアー性も良好であることがわか
る。
(発明の効果) 本発明によれば、その表面に形成される層、特に無機
物蒸着層との接着性に優れかつ無機物蒸着層の均質性に
優れるような被覆ポリエステルフイルム及びそれを用い
た蒸着フイルムが得られる。蒸着層と基材フイルムとの
接着力は水、特に熱水の存在下においても充分である。
このような着フイルムは食品包装用フイルム、装飾用材
料、各種保護フイルムなどの用途に利用され、特に熱水
による加熱処理が行われる食品包装用フイルムに好適に
用いられる。
物蒸着層との接着性に優れかつ無機物蒸着層の均質性に
優れるような被覆ポリエステルフイルム及びそれを用い
た蒸着フイルムが得られる。蒸着層と基材フイルムとの
接着力は水、特に熱水の存在下においても充分である。
このような着フイルムは食品包装用フイルム、装飾用材
料、各種保護フイルムなどの用途に利用され、特に熱水
による加熱処理が行われる食品包装用フイルムに好適に
用いられる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 1/00 - 35/00 C08J 7/06 B05D 1/00 - 7/26
Claims (2)
- 【請求項1】ポリエステル系樹脂よりなる基材フイルム
の少なくとも片面に、樹脂被覆層が形成された被覆ポリ
エステルフイルムであって、該被覆樹脂が少なくともポ
リエステルポリオールを含むポリオールとポリイソシア
ネート化合物、及び要すれば鎖延長剤とから得られる水
不溶性で水分散性のポリエステルウレタン重合体であ
り、且つ該ポリエステルウレタンのウレタン結合濃度が
600〜6,000eq/ton、更に最終的に得られるポリエステル
ウレタン重合体の平均分子量が10,000以上であることを
特徴とする被覆ポリエステルフイルム。 - 【請求項2】請求項1に記載の被覆ポリエステルフイル
ムの前記ポリエステルウレタン樹脂被覆層表面に無機物
蒸着層が設けられた蒸着フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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