JP2987577B2 - 鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り方法及び装置 - Google Patents

鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り方法及び装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H54/2803Traversing devices; Package-shaping arrangements with a traversely moving package
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    • B65H59/384Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by regulating speed of driving mechanism of unwinding, paying-out, forwarding, winding, or depositing devices, e.g. automatically in response to variations in tension using electronic means

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋸ワイヤの巻き戻し
又は巻き取り方法及び装置に関する。更に詳しくは、こ
の装置はリールが回転するとき、鋸ワイヤが偏向ローラ
を介してリールから又は該リールに向かって延び、鋸ワ
イヤをリールから巻き戻すか又はリール上に巻き取るよ
うに構成されている。
【0002】
【従来の技術】前記の型の装置はワイヤソー、特に半導
体結晶のウェーハを切断するためのワイヤソーに使用さ
れる。かかるワイヤソーは、二つ又はそれ以上のワイヤ
案内ローラを備えた鋸ヘッドを有し、鋸ワイヤがそのヘ
ッドの周りに巻回される。鋸ワイヤは、隣接するワイヤ
案内ローラ間で、ワイヤゲートを形成している。該ワイ
ヤゲートは、張力装置と協力することによって切断工具
として使用され得る。結合された砥粒で被覆された鋸ワ
イヤが使用されるときは、張力装置なしで行うことがで
きる。
【0003】切断作業の間中、鋸ワイヤは貯蔵リールか
ら、偏向ローラからなる装置を経由して、ワイヤ案内ロ
ーラへ延びる。そしてこれらから、再び偏向ローラから
なる装置を経由して保持リールへ戻る。貯蔵リール及び
保持リールはこれらが数百キロメーターの長さを有する
鋸ワイヤを保持し得るように寸法付けられる。かかる非
常に長い鋸ワイヤは特に大径の結晶をウェーハに分割す
るために必要となる。巻回された状態においては、リー
ルは鋸ワイヤの長さに対応して高い重量を有している。
一般に、使用される鋸ワイヤは、切断されるべき結晶の
直径が大きくなれば、より長くする必要がある。
【0004】200mm及びそれ以上の直径を有するシ
リコンの様な、特に大きな直径の単一結晶を取り扱うと
き、ワイヤソーは、ワイヤ案内ローラの往復回転により
作動 され得る。この作動の型においては、以前に貯蔵リ
ールから巻き戻された鋸ワイヤの幾らかは、ワイヤ案内
ローラの回転方向が逆にされた後、貯蔵リール上に巻き
戻される。そしてこの往復作動が周期的に繰り返され
る。この方法においては、一定方向の回転を有するワイ
ヤソーを使用するときに可能であろう期間よりも、より
長い期間の使用が(貯蔵された利用し得るワイヤを使用
したとき)可能である。貯蔵及び保持リールのリール本
体ができるだけ長く、かつできるだけ小さい直径を有す
るように設計される。そのように設計することによっ
て、回転方向の変化の間中、生起する慣性モーメントは
より短く及びより大きい直径を有するリールの慣性モー
メントよりも低くなる。
【0005】一般に、保持リールに向かってのびる鋸ワ
イヤは偏向ローラを経由し、その偏向ローラを、予め定
められたプログラムに従って、リール軸線に対して平行
に動かすことが有用である。これはワイヤ巻線が、これ
らが製造される過程で、リール軸線に沿って配置される
ことを保証する。往復作動において、ワイヤを保持リー
ルから巻き戻すとき、偏向ローラは逆の順序で精密に動
かされる。
【0006】往復作動において、鋸ワイヤを貯蔵リール
上へ巻付ける際に、鋸ワイヤは、ワイヤソーを制御する
コンピュータに予め入力されているプログラムに基づい
て、貯蔵リール上に分布巻回される。このことは、鋸ワ
イヤが貯蔵リール上に巻き付けられる前に、鋸ワイヤが
走行する偏向ローラを用いて行われる。偏向ローラは、
貯蔵リールの軸に対して平衡に動くように、前記プログ
ラムに基づいて自動制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この巻き戻し及び巻き
取り方法の欠点は、偏向ローラ装置以外のローラが偏向
ローラの運動に追随しないため、鋸ワイヤが偏向ローラ
の運動によって横方向に偏向されるということである。
鋸ワイヤの偏向は作用を受けた偏向ローラに過度の磨耗
を生じさせる。この現象は細長いリール本体を備えたリ
ールを使用するとき特に強調される。更に、この方法に
おいては鋸ワイヤの均一な予備緊張を達成するために、
複雑な方法によってリールの回転速度を調整する必要が
ある。偏向ローラがリール軸線に対して平行に動かされ
るとき、この偏向ローラと不動の追随偏向ローラとの間
のワイヤ長さが一定に変化し、かつそれゆえ鋸ワイヤの
予備緊張を行う。鋸ワイヤのリールからの巻き戻し又は
リール上への巻き取りに関する他の欠点は、巻回された
リールの大きい重量のため、関連のリール取り付け及び
取り外しが、前もって主に手で実施される必要があり、
かつ複雑であるということである。
【0008】それゆえ、本発明の目的は上述した欠点を
回避し、かつ鋸ワイヤのリールからの巻き戻し又はリー
ル上への巻き取りを簡単化することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】リールが回転し、かつ、
鋸ワイヤが偏向ローラを介してリールから又は該リール
に向かってのび、かつ、リール上の軸方向の所定の位置
を占め、前記鋸ワイヤが前記リールと前記偏向ローラと
の間の領域において、前記リールの回転軸に対し垂直に
整列されるように、前記リールが巻き戻されているか又
は巻き取られている間中、前記リールが前記回転軸に沿
って動かされ、かつ、前記偏向ローラに結合されたセン
サによって前記鋸ワイヤの前記回転軸の方向への偏移が
検出された場合に、前記偏向ローラが当該偏移に伴って
枢動運動することことにより達成される。
【0010】実際には、巻き戻し又はリールに巻き取る
とき、偏向ローラよりむしろ、リールをその回転軸に沿
って動かす方がより好都合である。この方法は、結果と
して鋸ワイヤの横方向の偏向によって生じる偏向ローラ
の磨耗の増大を回避することができる。ワイヤ長さに影
響を及ぼす偏向ローラの運動がないので、鋸ワイヤの予
備緊張を維持するためにリール回転速度を調整するのが
かなり容易になる。
【0011】本発明は、そのうえ、鋸ワイヤが偏向ロー
ラを介してリールから又は該リールに向かってのび、そ
して前記リール上の定義された軸方向位置を採る、回転
リー ルに対する鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り装置に
おいて該装置が、 a)前記リールがそれらの間に回転の中心軸をとり、か
つ、締め付けられる2つの締め付け要素を備えた締め付
け装置と、 b)鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取りの間中、前記リー
ルをその回転軸に沿って動かすキャリッジ装置と、c)前記キャリッジ装置の運動を制御するコンピュータ
と、 d)前記リールから延びる前記鋸ワイヤの前記回転軸方
向に対する位置変化を検出するための感知装置と、 e)前記回転軸に対する前記鋸ワイヤの運動によって偏
移され、かつ、コンピュータに記録された該偏移に対応
する信号を送信する位置送信機に接続されるセンサとを
備え、 f)前記偏向ローラが、前記センサに結合され、かつ、
前記センサが偏移した場合に前記鋸ワイヤの前記回転軸
方向運動に対応する枢動運動を行なうことを特徴とする
回転リールに対する鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り装
置にも関する。
【0012】本装置は、本方法を、特にリールの重量を
考慮して、リールの関連の取り付け及び取り外しを実施
し易いことを保証する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下で、本発明について図面を参
照してより詳細に説明する。
【0014】まず、図1を参照する。リール1は締め付
け装置4の2つの締め付け要素2及び3の間で両端から
締め付けられながら、リール1の回転軸線上を中心とし
て位置付けられる。締め付け装置4は、好ましくは空
気、油圧、磁気又は電気で作動され得る。リール1の回
転によって巻き戻される又は巻き取られる鋸ワイヤ5が
リール1のまわりに巻回される。巻き取り又は巻き戻し
の間中、鋸ワイヤは機枠6上の固定位置に取り付けられ
ている偏向ローラ7を介して延びる。リール1の回転運
動は、キャリッジ装置9上に載置されるモータ8によっ
て行われる。キャリッジ装置9はスピンドル駆動装置1
0を有し、その結果リール1はその回転軸に平行して移
動され得る。キャリッジ装置9が動かされるとき、接続
された枢動アーム11がキャリッジ装置9とともに移動
される。枢動アーム11は締め付け装置4の締め付け要
素2を支持する角度付き端部片を有している。枢動アー
ム11はリールの回転軸に対して平行に延びる軸線のま
わりに枢動され得る。リール1、キャリッジ装置9及び
枢動アーム11の運動は、好ましくはコンピュータ12
によって制御される。
【0015】リール1を取り外すためには、キャリッジ
装置9は外方位置に移動される。締め付け要素2は次い
で締め付け装置4によって引っ込められ、締め付け要素
によって保持されたリール端が取り外され、かつ任意に
移動し得るベンチの、リール1の下に配置された、載置
面13上に落下する。次いで、枢動アーム11がリール
保持位置から、およそ90°回転して、リール開放位置
に枢動され、そしてキャリッジ装置9が外方位置から逆
に移動される。ベンチの載置面13は、好ましくは、リ
ール1が移動されるときに、ベンチの載置面13に載置
されたリール端が保持されるように形作られる。締め付
け要素3によって更に保持されるリール端は、キャリッ
ジ装置9の移動によって締め付け要素3から引き下ろさ
れ、かつ待機ベンチ上に落下する。
【0016】リール1の取り付けは、取り外しの順序と
逆の順序で行われる。取り付けは、適切であるならば、
締め付け要素へのリール端の挿入を容易にするためのマ
ニュピュレータ(図示せず)を使用することが可能であ
る。
【0017】予め緊張された鋸ワイヤ5をリール1から
巻き戻す又はリール1上に巻き取るとき、リール1の回
転軸に向けて大きな力が作用し、リール1の内径を減少
させ、かつその軸方向長さを増加する。これはリール1
の軸中心取りをより困難にする。本発明のとくに好適な
実施例によれば、図2に示すように、軸中心取りを行い
易いリール1が使用される。リール1の回転軸を取り囲
む弾性的に変形可能なリング14がリール1の内部に配
置される。リング14は圧縮ピストン15によって軸方
向に圧縮され、その過程の間中、リングは、リール1が
鋸ワイヤ5から生じる力により精密に軸中心取りされる
ように、変形される。
【0018】巻き戻し又は巻き取り作業の間中、鋸ワイ
ヤ5は、リール1と偏向ローラ7との間の領域におい
て、リール1の回転軸に対して垂直に整列するように向
けられる。これに関連して、リール1は、キャリッジ装
置9によって、その回転軸に沿って動かされる。この運
動はリール1から又はリール1に向かって延びる鋸ワイ
ヤ5がリール1上で採る軸方向位置を変化させる。
【0019】鋸ワイヤ5を、保持リールとして使用され
るリール1上に巻き取るとき、ワイヤ巻線はリール1上
で互いに並び、かつ互いに層状に適宜に配置される。こ
れは軸をなすリール1が周期的に方向を変えながら運動
することによって起こる。鋸ワイヤ5が巻回されている
とき、保持リールは、コンピュータ12に記憶されたプ
ログラムの結果に従い、その回転軸に沿って往復運動す
ることが好ましい。鋸ワイヤ5を保持リールから巻き戻
すとき、リール1はワイヤ5を巻回するときの移動に対
して逆の手順で動かされる。巻き取りのときのリール1
の移動手順はコンピュータ12に記憶され、かつ巻き戻
し時のリール1の運動を制御するのに使用され得る。
【0020】貯蔵リールとして使用されるリール1から
巻き戻すとき、リール1から延びる鋸ワイヤ5の軸方向
位置がどのように変化するかは精密には知られていな
い。巻き戻し時、鋸ワイヤ5によって実施される軸方向
移動は貯蔵リール上の鋸ワイヤ5の配置から結果として
生じる。それゆえ、リール1の回転軸に対しての鋸ワイ
ヤ5の運動を記録し、かつ貯蔵リールの回転軸方向の反
対の運動を引き起こす感知装置を設けることが提案され
る。
【0021】図3は好適な感知装置16を示している。
該感知装置16は鋸ワイヤ5の軸方向移動を記録し、か
つ位置送信機18に接続するセンサ17からなる。鋸ワ
イヤ5の軸方向位置の変化を検出するとき、位置送信機
はコンピュータ12に信号を送信する。信号によって、
コンピュータ12は、鋸ワイヤ5がリール1の回転軸に
対して垂直に整列されるようにリール1の軸方向運動を
制御する。図示のセンサ17は鋸ワイヤ5自体の軸方向
移動によって偏向される。センサ17の枢動運動は、コ
ンピュータ12に接続される錠止装置19によって自動
的に位置規制される。特に好適な実施例によれば、偏向
ローラ7はセンサ17に結合される。そして偏向ローラ
7はセンサ17の偏向の場合に、鋸ワイヤ5の軸方向移
動に対応する枢動運動を実施する。これにより偏向ロー
ラ上の負荷増加及び偏向ローラの早期磨耗を回避するこ
とができる。
【0022】鋸ワイヤ5を貯蔵リール上に巻き取ると
き、センサ17は自動的に位置規制され、かつ鋸ワイヤ
案内としてのみ作用する。貯蔵リールはコンピュータ1
2に記憶された特別なプログラムに従って軸方向に動か
される。この場合に、鋸ワイヤはリール1と偏向ローラ
との間の領域において貯蔵リールの回転軸に対して垂直
に整列されている。
【0023】以下に、本発明の実施形態を要約する。
【0024】(1) リール1が回転し、かつ、鋸ワイ
ヤ5が偏向ローラ7を介してリール1から又は該リール
1に向かってのび、かつ、リール上の軸方向の所定の位
置を占め、鋸ワイヤ5をリール1から巻き戻すか又はリ
ール1上に巻き取る鋸ワイヤ5の巻き戻し又は巻き取り
方法において、鋸ワイヤ5がリール1と偏向ローラ7と
の間の領域において、リール1の回転軸に対し垂直に整
列されるように、リール1が巻き戻されているか又は巻
き取られている間中、リール1が前記回転軸に沿って動
かされ、かつ、偏向ローラ7に結合されたセンサ17に
よって前記鋸ワイヤの前記軸方向への偏移が検出された
場合に、偏向ローラ7が当該偏移に伴って枢動運動す
る、鋸ワイヤ5の巻き戻し又は巻き取り方法。
【0025】(2) 巻き戻しの間中、リール1から延
びる鋸ワイヤ5の軸方向位置の変化が感知装置によって
記録され、かつ、リール1が記録された変化の結果とし
てその回転軸に沿って動かされる、上記(1)に記載の
鋸ワイヤ5の巻き戻し又は巻き取り方法。
【0026】(3) リール1がコンピュータ12に記
憶されたプログラムの結果として巻き戻し又は巻き取り
作業の間中、その回転軸に沿って往復運動をする、上記
(1)に記載の鋸ワイヤ5の巻き戻し又は巻き取り方
法。
【0027】(4) 鋸ワイヤ5が偏向ローラ7を介し
てリール1から又はリール1に向かってのび、そして前
記リール1上の定義された軸方向位置を採る、回転リー
ル1に対する鋸ワイヤ5の巻き戻し又は巻き取り装置に
おいて該装置が、 a)リール1がそれらの間に回転の中心軸をとり、か
つ、締め付けられる2つの締め付け要素2,3を備えた
締め付け装置4と、 b)鋸ワイヤ5の巻き戻し又は巻き取りの間中、リール
1をその回転軸に沿って動かすキャリッジ装置9と、c)キャリッジ装置9の運動を制御するコンピュータ1
2と、 d)リール1から延びる鋸ワイヤ5の回転軸方向に対す
る位置変化を検出するための感知装置16と、 e)回転軸に対する前記鋸ワイヤ5の運動によって偏移
され、かつ、コンピュータ12に記録された該偏移に対
応する信号を送信する位置送信機に接続されるセンサ1
7とを備え、 f)偏向ローラ7が、センサ17に結合され、かつ、セ
ンサ17が偏移した場合に鋸ワイヤ5の前記回転軸方向
運動に対応する枢動運動を行なう、回転リール1に対す
る鋸ワイヤ5の巻き戻し又は巻き取り装置。
【0028】(5) 締め付け装置4が空気、油圧、磁
石又は電気で作動される、上記(4)に記載の鋸ワイヤ
5の巻き戻し又は巻き取り装置。
【0029】(6) 枢動アーム11を有し、枢動アー
ム11がキャリッジ装置9によって付随して動かされ、
締め付け要素2,3の1つに接続され、そしてリール保
持位置からリール解放位置へ枢動され得る、上記(4)
または(5)に記載の鋸ワイヤ5の巻き戻し又は巻き取
り装置。
【0030】(7) リール1の内部に配置され、か
つ、リール1の回転軸を取り囲む弾性的に変形可能なリ
ング14を有し、そしてリング14がそれによって軸方
向に圧縮される圧縮ピストン15を有する、上記(4)
〜(6)のいずれか1つに記載の鋸ワイヤ5の巻き戻し
又は巻き取り装置。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明は、リールが回転
し、かつ、鋸ワイヤが偏向ローラを介してリールから又
は該リールに向かってのび、かつ、リール上の軸方向の
所定の位置を占め、鋸ワイヤをリールから巻き戻すか又
はリール上に巻き取り、前記鋸ワイヤが前記リールと前
記偏向ローラとの間の領域において、前記リールの回転
軸に対し垂直に整列されるように、前記リールが巻き戻
されているか又は巻き取られている間中、前記リールが
前記回転軸に沿って動かされ、かつ、前記偏向ローラに
結合されたセンサによって前記鋸ワイヤの前記回転軸の
方向への偏移が検出された場合に、前記偏向ローラが当
該偏移に伴って枢動運動することを特徴とする鋸ワイヤ
の巻き戻し又は巻き取り方法。、および鋸ワイヤが偏向
ローラを介してリールから又は該リールに向かっての
び、そして前記リール上の定義された軸方向位置を採
る、回転リールに対する鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取
り装置において、該装置が、a)前記リールがそれらの
間に回転の中心軸をとり、かつ、締め付けられる2つの
締め付け要素を備えた締め付け装置と、b)鋸ワイヤの
巻き戻し又は巻き取りの間中、前記リールをその回転軸
に沿って動かすキャリッジ装置と、c)前記キャリッジ
装置の運動を制御するコンピュータと、d)前記リール
から延びる前記鋸ワイヤの前記回転軸方向に対する位置
変化を検出するための感知装置と、e)前記回転軸に対
する前記鋸ワイヤの運動によって偏移され、かつ、コン
ピュータに記録された該偏移に対応する 信号を送信する
位置送信機に接続されるセンサとを備え、f)前記偏向
ローラが、前記センサに結合され、かつ、前記センサが
偏移した場合に前記鋸ワイヤの前記回転軸方向運動に対
応する枢動運動を行なうことを特徴とする回転リールに
対する鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り装置である。
れにより従来技術の欠点を回避し、かつ、鋸ワイヤをリ
ールから巻き戻すか又はリール上に巻き取りを簡単化
し、回転リールに対する鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取
り方法及び装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の好適な実施例を示す概略断
面図である。
【図2】好適な設計のリールを備えた図1による装置を
示す概略断面図である。
【図3】鋸ワイヤを巻き戻すとき使用され得る感知装置
を備えた、図1による装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 リール 2 締め付け要素 3 締め付け要素 4 締め付け装置 5 鋸ワイヤ 6 機枠 7 偏向ローラ 8 モータ 9 キャリッジ装置 10 スピンドル駆動装置 11 枢動アーム 12 コンピュータ 13 ベンチの載置面 14 リング 15 圧縮ピストン 16 感知装置 17 センサ 18 位置送信機 19 錠止装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−135158(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 27/06 B28D 5/04 B65H 54/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リールが回転し、かつ、鋸ワイヤが偏向
    ローラを介してリールから又は該リールに向かっての
    び、かつ、リール上の軸方向の所定の位置を占め、鋸ワ
    イヤをリールから巻き戻すか又はリール上に巻き取る鋸
    ワイヤの巻き戻し又は巻き取り方法において、 前記鋸ワイヤが前記リールと前記偏向ローラとの間の領
    域において、前記リー ルの回転軸に対し垂直に整列され
    るように、前記リールが巻き戻されているか又は巻き取
    られている間中、前記リールが前記回転軸に沿って動か
    され、かつ、前記偏向ローラに結合されたセンサによっ
    て前記鋸ワイヤの前記回転軸の方向への偏移が検出され
    た場合に、前記偏向ローラが当該偏移に伴って枢動運動
    することを特徴とする鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り
    方法。
  2. 【請求項2】 鋸ワイヤが偏向ローラを介してリールか
    ら又は該リールに向かってのび、そして前記リール上の
    定義された軸方向位置を採る、回転リールに対する鋸ワ
    イヤの巻き戻し又は巻き取り装置において該装置が、 a)前記リールがそれらの間に回転の中心軸をとり、か
    つ、締め付けられる2つの締め付け要素を備えた締め付
    け装置と、 b)鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取りの間中、前記リー
    ルをその回転軸に沿って動かすキャリッジ装置と、c)前記キャリッジ装置の運動を制御するコンピュータ
    と、 d)前記リールから延びる前記鋸ワイヤの前記回転軸方
    向に対する位置変化を検出するための感知装置と、 e)前記回転軸に対する前記鋸ワイヤの運動によって偏
    移され、かつ、コンピュータに記録された該偏移に対応
    する信号を送信する位置送信機に接続されるセンサとを
    備え、f)前記偏向ローラが、前記センサに結合され、かつ、
    前記センサが偏移した場合に前記鋸ワイヤの前記回転軸
    方向運動に対応する枢動運動を行なうことを特 徴とする
    回転リールに対する鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り装
    置。
JP10154785A 1997-06-05 1998-06-03 鋸ワイヤの巻き戻し又は巻き取り方法及び装置 Expired - Lifetime JP2987577B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE197-23-630-8 1997-06-05
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