JP6570098B1 - テープ巻付機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロールテープ巻き付け対象物の回転中心軸からの変位を抑制し、ロールテープの巻き付け性能に優れたテープ巻付機を提供すること。【解決手段】テープ巻付機は、回転プレート5に固定された回動軸4で連結されたアーム3にロールテープ1を保持し、回転プレート5が回転し、ロールテープ1から引き出したテープを対象物9に巻き付けるとき、ロールテープ1と対象物9の間に加わる張力によって、アーム3に保持されたロールテープ1が対象物9の方向に移動することで、アーム3に備えられた位置規制部8が、対象物9を回転中心軸を含む中央領域に位置規制する。テープ巻き付け時には、回転プレート5が回転し、ロールテープ1と対象物9の間のテープに張力が加わることによって、位置規制部8は、対象物9を回転中心軸を含む中央領域に位置規制する位置に保たれる。この動作により、対象物9の回転中心軸上からの変位が抑制され、適正なテープ巻き付けが行われる。【選択図】図3

Description

本発明は、ロールテープを電線束などの対象物に巻き付けるテープ巻付機に関するものである。
従来、車両用のワイヤーハーネスの製造の一部として、電線束やそれを覆う外装部材にテープを巻き付けるテープ巻付装置が提案されている。このテープ巻付装置に装備されているテープ巻付機は、対象物と直交する面内で回転する回転プレートに支持されたテープが、回転中心軸上に架け渡された対象物の周囲を回り、電線などの対象物にテープを巻き付けるものである。
テープ巻付装置は、対象物を中心としてテープを回転させる旋回手段として、対象物と直交する面内に配置された固定プレートと、隣接配置された回転プレートを備え、回転プレートは、対象物と直交する面内で回転駆動される。
テープ巻付機の回転中心軸上に対象物を挿抜するために、固定プレートと回転プレートに、外周縁から回転中心軸を含む中央領域に向けてU字状の切欠が設けられている場合がある。これらのテープ巻付機では、固定プレートの切欠と、回転プレートの切欠が揃った状態で、対象物が挿抜される。
特開2015−224123号公報
従来のテープ巻付装置が備えるテープ巻付機は、テープを巻き付ける時にテープの引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)によって、ロールテープと対象物との間に張り渡されたテープに張力が生じ、対象物がロールテープ方向に引き寄せられ、対象物が回転中心軸上から変位することで、適正な巻き付けが出来ない場合があった。
テープ巻付機から対象物を挿抜するために、固定プレートと回転プレートに、外周縁から回転中心軸を含む中央領域に向けてU字状の切欠がある装置では、対象物が回転中心軸上から変位することによって、固定プレートと回転プレートが交差する部分に対象物が噛みこみ、対象物に傷がつく場合があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的はロールテープの巻き付け性能に優れたテープ巻付機を提供することにある。
本発明に係るテープ巻付機は、回転プレートに固定された回動軸で連結されたアームにロールテープを保持し、回転プレートが回転し、ロールテープからテープを対象物に巻き付けるとき、ロールテープと対象物の間に加わる張力によって、アームに保持されたロールテープが対象物の方向に移動することで、アームに備えられた位置規制部が、対象物を、回転中心軸を含む中央領域に位置規制することで、対象物の回転中心軸上からの変位が抑制され、適正な巻き付けが行われる。
本発明に係るテープ巻付機は、回転プレートが停止し、ロールテープと対象物の間に張力が加わっていないとき、アームを回転外方向に回動させることで、位置規制部が対象物の挿抜の邪魔にならない位置まで退避する。
本発明により、ロールテープの巻き付け性能に優れたテープ巻付機、及び、そのテープ巻付機を備えたテープ巻付装置を提供できる。
図1は本発明に係るテープ巻付機の斜視図である。 図2はテープを巻き付ける動作を示す斜視図である。 図3(a)はテープを巻き始める動作を示す概略図である。図3(b)はテープを巻き付ける動作を示す概略図である。図3(c)はテープを巻き終わった状態を示す概略図である。
図1に示すように、回転プレート5に固定された回動軸4で連結されたアーム3の先端部にホルダー部2が設けられロールテープ1(粘着テープ)を保持している。アーム3に位置規制部8を備え、回転プレートに支持部7が設けられている。
回動軸4は、ロールテープ1、ホルダー部2、アーム3、位置規制部8、の自重によって回動しないだけの保持力があり、且つ、ロールテープ1から対象物9に張り渡されたテープが対象物9に巻き取られ、ロールテープ1と対象物9との間に張力が加わった時には、ロールテープ1からテープを引き出さず、アーム3が回動する範囲の保持力であること。
アーム3の回動範囲は、回転内方向へは、ロールテープ1が対象物9を押圧しない範囲、且つ、位置規制部が対象物9を押圧しない範囲で規制する。回転外方向へは、ロールテープ1の中心が、回転中心軸と回動軸4の中心とを結ぶ線の延長線を超えない範囲で規制する。
図2を参照しつつテープ巻付機の動作について説明する。図3はテープ巻付動作を行う回転プレート5、アーム3、位置規制部8を示す概略図である。
まず、作業者の手又は装置に保持され、回転プレート5の中心軸上に架け渡された対象物9(電線束等)を支持部7で支持する。この時、位置規制部8は、アーム3を回動軸4を軸に回転外方向に回動させることで、対象物9の挿抜の邪魔にならない位置まで退避している。
回転プレート5に回動軸4で連結されたアーム3の先端部に保持されたロールテープ1のテープ端部を引き出し、対象物9に貼り付ける。
図3(a)に示すように、駆動装置からの駆動力を受けて回転プレート5が回転方向10の方向に回転を始めることで、ロールテープ1から対象物9に張られたテープが対象物9に巻き取られ、ロールテープ1と対象物9の間に張力が加わる。回転プレート5とアーム3を連結している回動軸4の保持力は、テープの引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)より小さいため、テープが引き出されることなく、回動軸4を軸として、アーム3がロールテープ1を対象物9に近づける方向である回動方向11(回転内方向)に回動する。ロールテープ1から対象物9にテープを巻き取りながらロールテープ1を対象物9に近づける時、テープを引き出さずに対象物9にテープを巻き付けるため、対象物9に加わるロールテープ1方向への引張力が抑制される。
回転プレート5が回転方向10の方向に回転することで、アーム3が回動方向11の方向に回動し、アーム3に備えられた位置規制部8が回転プレート5に設けられた支持部7と接する位置まで回動する。この時、支持部7と位置規制部8によって、対象物9が回転中心軸を含む中央領域に位置規制される。
図2、図3(b)に示すように、テープ巻付動作中は、回転プレート5が回転方向10の方向に回転することで、ロールテープ1から対象物9に張られたテープが対象物9に巻き取られ、ロールテープ1と対象物9の間に張力が加わる。アーム3は位置規制部8が支持部7と接する位置で回動が規制されるため、アーム3に保持されているロールテープ1は、回転内方向への移動が規制され保持される。ロールテープ1が回転内方向に移動しないため、テープの張力によって、ロールテープ1からテープが引き出されながら、テープが対象物9に巻き付けられる。回転プレート5が回転している時は、ロールテープ1と対象物9との間にはテープの引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)による張力が加わっているため、アーム3は位置規制部8が支持部7と接する位置に保たれる。この時、支持部7と位置規制部8によって、対象物9は回転中心軸を含む中央領域に位置規制される。
図3(c)に示すように、テープを巻き終わり、回転プレート5の回転が停止した状態では、ロールテープ1の引き剥がし粘着力(テープ自背面の非粘着面に対する粘着力)によって、テープは引き出されず、アーム3は位置規制部8が支持部7と接する位置に保たれる。
ロールテープ1から対象物9に張り渡されたテープを切断することで、アーム3は容易に回動可能となり、アーム3を、回動軸4を軸に回転外方向に回動させることで、位置規制部8を対象物9の挿抜の邪魔にならない位置まで退避し、テープ巻付機から対象物9を取り外す。
上述のように、テープ巻き付け時にアーム3に備えられた位置規制部8が、対象物9を回転中心軸を含む中央領域に保持することで、対象物9の回転中心軸上からの変位が抑制され、適正な巻き付けが行われる。
なお本発明は、上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、配置箇所などは本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。例えば、回転プレートの形状、支持部の配置箇所や形状である。
また、テープを巻き付ける位置は、同一位置での重ね巻に限らず、テープ巻付機と対象物を回転中心軸上に沿って相対移動させることで対象物にテープを螺旋状に巻き付けることが出来る。
また、テープを巻き付ける対象物は電線束に限らず、本発明において、テープが巻き付けられる線状の材料であれば用いることができる。例えば、1本の電線や、電線を含まない線状の部材、チューブ状の材料であっても良い。
1 ロールテープ
2 ホルダー部
3 アーム
4 回動軸
5 回転プレート
6 固定プレート
7 支持部
8 位置規制部
9 対象物
10 回転方向
11 回動方向

Claims (2)

  1. テープ巻付機から対象物を挿抜するために、固定プレートと回転プレートに、外周縁から回転プレートの回転中心軸を含む中央領域に向けて、U字状の切欠がある装置において、回転プレートに固定された回動軸で連結されたアームにロールテープを保持し、回転プレートが回転し、ロールテープからテープを対象物に巻き付けるとき、ロールテープと対象物の間に加わる張力によって、アームに保持されたロールテープが対象物の方向に移動することで、アームに備えられた位置規制部が、対象物を回転プレートの回転中心軸を含む中央領域に位置規制することを特徴としたテープ巻付装置。
  2. 回転プレートが停止し、ロールテープと対象物の間に張力が加わっていないとき、アームを回転外方向に回動させることで、位置規制部が対象物の挿抜の邪魔にならない位置まで退避することを特徴とした請求項1に記載のテープ巻付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021255897A1 (ja) * 2020-06-18 2021-12-23 康史 萩原 テープ巻付機
WO2022102111A1 (ja) * 2020-11-16 2022-05-19 康史 萩原 チューブ切断装置
WO2022113892A1 (ja) * 2020-11-27 2022-06-02 信越化学工業株式会社 熱硬化性樹脂組成物

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