JP2687023B2 - 研摩テープを使用した平面研摩装置における研摩テープの巻出・巻取装置 - Google Patents

研摩テープを使用した平面研摩装置における研摩テープの巻出・巻取装置

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JP2687023B2 JP26466289A JP26466289A JP2687023B2 JP 2687023 B2 JP2687023 B2 JP 2687023B2 JP 26466289 A JP26466289 A JP 26466289A JP 26466289 A JP26466289 A JP 26466289A JP 2687023 B2 JP2687023 B2 JP 2687023B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、研摩ヘッドが微小範囲内で高サイクルの往
復直線運動を行い、圧接ロールに巻回されている研摩テ
ープを低速度で走行させつつ、この圧接ロールを被研摩
物に圧接させて、研摩量が微少な平面研摩を行う構成の
研摩テープを使用した平面研摩装置において、研摩中に
おける研摩テープの張力を簡単な手段によって一定に保
持できるようにした研摩テープの巻出・巻取装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
研摩テープを使用した平面研摩装置の概要を、第3図
を参照にして説明する。
この平面研摩装置の最大の特徴は、微小範囲内で高サ
イクルの往復直線運動を行う研摩ヘッドHを備えている
ことである。
この研摩ヘッドHは、案内レール1にスライドブロッ
ク2がスライド可能に嵌め込まれ、支点ピン3を中心に
して回動するレバー4の一端部と、スライドブロック2
とが連結ロッド5で連結されていると共に、レバー4の
他端部と、回転円板6に偏心して取付けられたクランク
ピン7とがクランクロッド8で連結され、回転円板6の
回転によって、スライドブロック2に取付けられた圧接
ロール9が、微小範囲内において往復直線運動を行う構
成である。
この圧接ロール9には、研摩テープ11が巻回されてお
り、未使用の研摩テープ11は、巻出しリール12に巻回さ
れていると共に、使用済の研摩テープ11は、巻取りリー
ル13に巻回され、巻出しリール12には、ブレーキ用モー
タM′1が取付けられていると共に、巻取りリール13に
は、巻取り用モータM′2が取付けられている。いずれ
のモータM′1,M′2も、加えられる電圧に比例して発生
トルクが大きくなるトルクモーターから成る。なお、図
中14は、スライドブロック2に取付けられた案内ロー
ル、15a,15bは、装置のヘッド部(図示せず)に取付け
られた一対の案内ロール、16は、スライドブロック2の
運動によって生ずる振動を吸収するための防振スプリン
グを示す。
圧接ロール9が所定の圧接力Pで被研摩物Wに圧接さ
れた状態で、スライドブロック2が往復直線運動を行う
と共に、圧接ロール9に巻回されている研摩テープ11が
低速度で走行して、常に新しい研摩テープ11によって、
被研摩物Wが研摩される。
ここで、巻出しリール12に作用するブレーキトルク
が、これに巻取られている研摩テープ11の径に比例して
小さくなるように、ブレーキ用モーターM′1に加える
電圧を低くしている。これにより、研摩テープ11の張力
Tをほぼ一定にしており、この張力Tは、圧接ロール9
に巻回されている研摩テープ11が、研摩中に圧接ロール
9に対してずれない大きさになっている。
そして、ブレーキモーターM′1のブレーキトルク
が、巻出しリール12に巻回されている研摩テープ11の径
に比例して小さくならない場合には、巻取り中における
研摩テープ11の張力Tは、変動して一定とはならない。
研摩テープ11の張力Tが設定張力よりも小さくなった場
合には、圧接ロール9の部分において、研摩テープ11が
圧接ロール9に対してずれることがあり、これにより研
摩精度、及び研摩能率の双方が低下してしまうと共に、
その張力Tが設定張力よりも大きくなった場合にも、圧
接ロール9の圧接力が微妙に変化して、研摩精度が低下
する。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、研摩テープを使用した平面研摩装置の有す
る上記したような問題に鑑み、簡単な手段によって、研
摩中における研摩テープの張力の変動を防止して、これ
を一定に保持することにより、研摩精度と能率との双方
を高めることを課題としてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明の採用した手段は、
巻出しリールと圧接ロールとの間にブレーキロールを配
設すると共に、巻取りリールと前記圧接ロールとの間に
ドライブロールを配設して、各ロールの間に研摩テープ
を巻き掛け、ブレーキ用モーターにより前記ブレーキロ
ールにブレーキトルクを作用させた状態で、巻取り用モ
ーターにより前記ドライブロールを駆動回転させて、研
摩テープを巻取るように構成したことである。
〔発明の作用〕
巻出しリールと圧接ロールとの間に配設されたブレー
キロールにブレーキトルクを作用させ、巻取りリールろ
圧接ロールとの間に配設されたドライブロールの駆動回
転によって、これらのロール間に巻き掛けられている研
摩テープを巻取る構成になっていて、圧接ロールに巻回
されている部分の研摩テープの張力は、巻出しリール、
及び巻取りリールに巻回されている研摩テープの径とは
無関係に、ブレーキロールに作用しているブレーキトル
クの大きさによってのみ定められるので、研摩中におい
て、ブレーキロールに一定のブレーキトルクを作用させ
れば、上記部分の研摩テープの張力は一定となり、簡単
な構成によって、研摩中における研摩テープの張力を一
定に保持できる。
このため、従来装置のように、巻出しリールに巻回さ
れている研摩テープの径に応じて、これに作用させるブ
レーキトルクの調整を行う必要がなくなる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明す
る。なお、上記した「従来の技術」の項目で説明した部
分と同一部分には、同一符号を付し、重複説明を避け
て、本発明に係わる部分についてのみ説明する。
第1図及び第2図において、スライドブロック2に
は、圧接ロール9の軸心を通る垂直面に対して対称に一
対の案内ロール17a,17bが取付けられており、装置のヘ
ッド部(図示せず)には、一対の案内ロール18a,18bが
前記一対の案内ロール17a,17bの直上に配置されて取付
けられ、この一対の案内ロール18a,18bの外方に、それ
ぞれ案内ロール19,21が配置されて取付けられている。
同じく装置のヘッド部には、ブレーキロール22が案内ロ
ール17aと同19の下方に配置されて取付けられていると
共に、ドライブロール23が案内ロール17bと同21の下方
に配置されて取付けられている。
巻出しリール12から巻出された研摩テープ11は、案内
ロール19、ブレーキロール22、案内ロール18a,同17a、
圧接ロール9、案内ロール17b、同18b、ドライブロール
23、及び案内ロール21の順序で巻き掛けられて、巻取り
リール13に巻取られるようになっている。
ブレーキロール22には、トルクモーターから成るブレ
ーキ用モーターM3によって、ブレーキトルクが加えられ
ている。ドライブロール23は、可変速モーターから成る
巻取り用モーターM4によって駆動回転されて、巻出しリ
ール12から研摩テープ11を巻出すようになっている。
また、巻出しリール12、及び巻取りリール13には、そ
れぞれトルクモーターから成るブレーキ用モーターM1
及び巻取り用モーターM2が取付けられていて、巻出しリ
ール12にブレーキトルクを加えて、巻出される研摩テー
プ11が弛まないようにしてあると共に、巻取りリール13
に巻取りトルクを加えて、ドライブロール23によって巻
出しリール12から巻出された研摩テープ11を巻取ってい
る。
このため、巻取り用モーターM4によってドライブロー
ル23を駆動回転させると、ブレーキ用モーターM3により
ブレーキロール22に加えられているブレーキトルクに抗
して、巻出しリール12から研摩テープ11が巻出され、巻
取りリール13に巻取られる。よって、圧接ロール9に巻
回されている部分の研摩テープ11の張力Tは、巻出しリ
ール12、及び巻取りリール13に巻回されている研摩テー
プ11の径とは無関係に、ブレーキロール22に作用してい
るブレーキトルクの大きさによってのみ定められるの
で、研摩中において、ブレーキロール22に一定のブレー
キトルクを作用させれば、上記部分の研摩テープ11の張
力Tは一定となる。
従って、従来装置のように、巻出しリール12に巻回さ
れている研摩テープ11の径に応じて、これに作用させる
ブレーキトルクの調整を行う必要がなくなる。
従って、ブレーキロール22とドライブロール23との間
の研摩テープ11のみを設定張力で緊張させ、巻出しリー
ル12とブレーキロール22との間、及びドライブロール23
と巻取りリール13との間の研摩テープ11は、弛まない程
度に緊張させればよいので、ブレーキ用モーターM1、及
び巻取り用モーターM2の容量は、従来装置に比較して小
さなもので済む。
また、ブレーキロール22に取付けられるブレーキ用モ
ーターM3は、トルクモーターから成っていると共に、ド
ライブロール23を駆動回転させるための巻取り用モータ
ーM4は、可変速モーターから成っているので、圧接ロー
ル9に巻回されている部分の研摩テープ11の張力Tの調
整は、トルクモーターに加えられる電圧の変化によるブ
レーキトルクの調整で行い、研摩テープ11の走行速度の
調整は、ドライブロール23を駆動回転させている巻取り
用モーターM4の回転速度の調整で簡単に行うことができ
る。
このように、圧接ロール9に巻回されている部分の研
摩テープ11の張力を簡単な構成によって一定に保持でき
て、研摩中における研摩テープ11の張力の変動が防止さ
れるので、圧接ロール9の圧接力Pが一定となり、この
結果、研摩精度、及び能率が向上する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、研摩中において、ブレーキロールに
一定のブレーキトルクを作用させておけば、圧接ロール
に巻回されている部分の研摩テープに作用する張力を一
定に保持できると同時に、ブレーキロールに作用するブ
レーキトルクの調整によって、上記部分の研摩テープの
張力を簡単に調整できる。
この結果、従来装置のように、巻出しリールに巻回さ
れている研摩テープの径に応じて、これに作用されるブ
レーキトルクの調整を行う必要がなくなって、簡単な構
成によって、研摩中において研摩テープの張力を一定に
保持することができて、圧接ロールの圧接力が一定とな
り、研摩精度と、能率との双方を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明を説明するための図であっ
て、第1図は、本発明に係わる研摩テープの巻出・巻取
装置を装着した平面研摩装置の正面図、第2図は、同じ
く研摩ヘッドHの部分の斜視図である。 第3図は、従来の研摩テープを使用した平面研摩装置の
正面図である。 本発明を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 H:研摩ヘッド M1:巻出しリールのブレーキ用モーター M2:巻取りリールの巻取り用モーター M3:ブレーキロールのブレーキ用モーター M4:ドライブロールの巻取り用モーター P:圧接ロールの圧接力 T:研摩テープの張力、W:被研摩物 2:スライドブロック、9:圧接ロール 11:研摩テープ、12:巻出しリール 13:巻取りリール、22:ブレーキロール 23:ドライブロール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライドブロックと一体となって圧接ロー
    ルが微小範囲内で高サイクルの往復直線運動を行う構成
    の研摩ヘッドを備えており、ブレーキトルクに抗して巻
    出しリールから巻出される研摩テープを前記圧接ロール
    に巻回させて、巻取りリールで巻取ることにより、該研
    摩テープを低速度で走行させつつ、前記圧接ロールを被
    研摩物に圧接させて平面研摩を行う構成の平面研摩装置
    において、 前記巻出しリールと前記圧接ロールとの間にブレーキロ
    ールを配設すると共に、前記巻取りリールと前記圧接ロ
    ールとの間にドライブロールを配設して、各ロールの間
    に研摩テープを巻き掛け、ブレーキ用モーターにより前
    記ブレーキロールにブレーキトルクを作用させた状態
    で、巻取り用モーターにより前記ドライブロールを駆動
    回転させて、研摩テープを巻取るように構成されている
    ことを特徴とする研摩テープを使用した平面研摩装置に
    おける研摩テープの巻出・巻取装置。
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JP5416755B2 (ja) * 2011-12-08 2014-02-12 住友ゴム工業株式会社 研磨装置、及びそれにより研磨された画像形成装置用の導電性ローラ
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