JPH0720116Y2 - フィルム巻取り装置 - Google Patents

フィルム巻取り装置

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JPH0720116Y2
JPH0720116Y2 JP1992060781U JP6078192U JPH0720116Y2 JP H0720116 Y2 JPH0720116 Y2 JP H0720116Y2 JP 1992060781 U JP1992060781 U JP 1992060781U JP 6078192 U JP6078192 U JP 6078192U JP H0720116 Y2 JPH0720116 Y2 JP H0720116Y2
Authority
JP
Japan
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winding
base material
core
turret
arm
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992060781U
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English (en)
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JPH0625249U (ja
Inventor
弘信 榮嶋
光哲 吉良
Original Assignee
株式会社ムサシノキカイ
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Publication date
Application filed by 株式会社ムサシノキカイ filed Critical 株式会社ムサシノキカイ
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はフィルム巻取り装置に関
し、特に基材を固く巻くための制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は一般に使用されているターレット
式巻取り装置の構成図で、ターレット軸1の両側からそ
れぞれ両方向に延伸した2本の第一アーム2の対向する
先端間に巻取コア3が図示しない駆動装置により回転自
在に保持されている。
【0003】更に、ターレット軸1の両側から第一アー
ム2と直角方向にそれぞれ2本の第二アーム4が延伸し
ており、この第二アーム4の対向する先端間に案内ロー
ル5が回転自在に保持されている。
【0004】又、ターレット軸1の両側から第一アーム
2とほぼ同じ長さの第三アーム6が回動自在に保持され
ており、この第三アーム6の対向する先端間にはタッチ
ロール7が回転自在に保持され、この対向している第三
アーム6は第一アーム2の方向にバネ等の図示しない弾
性部材で巻取り中の基材8を巻取コア3の中心方向に弾
圧して巻き取られた基材8の層間の空気を追い出すよう
に構成してある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、巻き取られる
基材8の厚さや硬さ、又は最終巻取り外径等によって
は、上述の程度の押圧力では空気層が残ってしまい、巻
取り完了のコアを取り外す時に基材8がずれてしまうこ
とがある。このようになると、この巻取り完了のコアは
そのままでは次工程で使用出来ず、何らかの方法で修正
することが必要である。
【0006】本考案は上述のような巻取り完了のコアの
基材ずれが発生しないように固く巻き取る装置を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、ターレットに設けた現用の巻取コア3と予備の巻
取コア3とを巻取り作業を中断することなくターレット
を回動することにより交換可能としたフィルム巻取り装
置において、現用の巻取コア3の巻取り中の基材8の外
周に接触して層間空気を排出するためのタッチロール7
に基材8を固く巻くためにブレーキを掛ける制動装置9
を設けたものである。
【0008】
【作用】上述のように、タッチロール7にブレーキを掛
けることにより、既に巻かれている基材8はタッチロー
ル7から中心の巻取コア3までの間は巻取コア3の駆動
装置により巻き締められるので、層間の空気を追い出す
だけでなく、基材8の層間の摩擦も大きくなり、巻取り
完了のコアを取り外しても基材ずれが発生しない。
【0009】
【実施例】図1は本考案のタッチロールの構成図で、タ
ーレット軸から巻取り中の巻取コア方向を見た部分側面
図である。従来のタッチロール7は弾性部材10で巻取
コア3の方向に弾圧されるようにターレット軸1に弾性
回動状態で保持されている第三アーム6間の軸6aが第
三アーム6に対して回転自在か、又は第三アーム6に固
定されている軸6aに対してタッチロール7が回転自在
に保持されているが、本考案のタッチロール7は軸6a
に対しては固定されており、軸6aが第三アーム6に回
転可能に保持されている。この場合、軸6aと第三アー
ム6との間には制動装置9を介して保持されている。
【0010】この制動装置9の制動力は弱い制動力で良
く、例えば、電磁制動装置又は磁石制動装置等で、制動
力が容易に調節可能なように構成されている。
【0011】次に、この装置の動作について説明する。
タッチロール7にブレーキを掛けながら巻取コア3を駆
動して巻き取ると、巻き取られた基材8はタッチロール
7と中心の巻取コア3との間で巻き締められるような力
が発生し、基材8は固く巻き取られる。
【0012】なお、この制動力は基材8の材質や厚さ、
又は巻取り量により最適値に調整可能であるので、固過
ぎる巻取りを防止することが可能である。
【0013】
【考案の効果】上述のように、巻取り完了したコアを取
り外す場合や取外し後のコアの移動時に基材ずれが発生
せず、基材8のずれたコアのずれ修正作業の必要がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のタッチロールの構成図で、ターレット
軸から巻取り中の巻取コア方向を見た部分側面図であ
る。
【図2】一般に使用されているターレット式巻取り装置
の構成図である。
【符号の説明】
1 ターレット軸 2 第一アーム 3 巻取コア 4 第二アーム 5 案内ロール 6 第三アーム 6a 軸 7 タッチロール 8 基材 9 制動装置 10 弾性部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターレットに設けた現用の巻取コアと予
    備の巻取コアとを巻取り作業を中断することなくターレ
    ットを回動することにより交換可能としたフィルム巻取
    り装置において、前記現用の巻取コアの巻取り中の基材
    の外周に接触して層間空気を排出するためのタッチロー
    ルに前記基材を固く巻くためにブレーキを掛ける制動装
    置を設けたことを特徴とするフィルム巻取り装置。
JP1992060781U 1992-08-28 1992-08-28 フィルム巻取り装置 Expired - Lifetime JPH0720116Y2 (ja)

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JP1992060781U JPH0720116Y2 (ja) 1992-08-28 1992-08-28 フィルム巻取り装置

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Publication Number Publication Date
JPH0625249U JPH0625249U (ja) 1994-04-05
JPH0720116Y2 true JPH0720116Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=13152181

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508568U (ja) * 1973-05-22 1975-01-29
JPS5751635A (en) * 1980-09-11 1982-03-26 Toshiba Mach Co Ltd Gap adjusting device in film winder

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0625249U (ja) 1994-04-05

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