JP2590177B2 - 線材巻取機におけるボビンの搬出方法 - Google Patents

線材巻取機におけるボビンの搬出方法

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JP2590177B2
JP2590177B2 JP63028253A JP2825388A JP2590177B2 JP 2590177 B2 JP2590177 B2 JP 2590177B2 JP 63028253 A JP63028253 A JP 63028253A JP 2825388 A JP2825388 A JP 2825388A JP 2590177 B2 JP2590177 B2 JP 2590177B2
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bobbin
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winding
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ケーブル等の線材の巻取ボビンを線材巻
取機から搬出するボビンの搬出方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に、ケーブルの送り出し速度を数百m/分とするケ
ーブル製造機においては、2台の巻取機を設置し、その
2台の巻取機のうち、一方の巻取機にセットされたボビ
ンでケーブルの巻取り作業を行なっているときに他方の
巻取機に空ボビンを準備し、上記ケーブル巻取りボビン
が満巻になると、ケーブを切断し、その端末部を空ボビ
ンに固定して巻取り作業を継続するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記巻取機においては、満巻ボビンの上口
出し線が切断されたままであるため、剛性の小さい柔ら
かいケーブルの巻取りに適用されており、剛性の大きい
ケーブルの巻取り作業を行なうと、満巻ボビンの上口出
し線が飛びはね、あるいは巻きが緩くなる。
このため、剛性の大きなケーブルの巻取りに際して
は、線材の切断、上口出し線の固定、空ボビンに対する
ケーブルの口付けおよび満巻ボビンの搬出を全て手作業
で行なうようにしており、非常に手間がかかっていた。
また、ケーブルが満巻に近づくと作業者が待機する必要
があり、きわめて不便であった。
そこで、この発明は上記の不都合を解消し、剛性の大
きなケーブル等の線材の自動巻取りを可能とすることが
できるボビンの搬出方法を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明のボビン搬出方
法においては、線材巻取機に対して移動可能に設けられ
た搬送台車上に線材巻取り用のボビンを支持するボビン
支持部と、そのボビン支持部上のボビンに至る線材の移
送路に切断装置と、その切断装置からボビンに至る線材
の移送路に対して移動可能に設けられた線材挟持用のチ
ャック装置とを設け、前記ボビン支持部にセットされた
ボビンを搬送台車の移動により線材巻取機にセットして
線材を巻取り、上記ボビンが満巻になったとき、線材巻
取機を停止し、チャック装置を切断装置の下流側に移動
させて線材を挟持したのち、切断装置で線材を切断し、
チャック装置が線材を挟持する状態で搬送台車の移動に
より満巻ボビンを線材巻取機から搬出させる構成として
いる。
〔作用〕
上記のように構成すれば、ボビンに巻取られた線材の
切断端部がチャック装置により保持された状態であるた
め、飛びはねたり巻線に弛みが生じるのを防止すること
ができ、線材の自動巻取りが可能である。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
図示のように、線材巻取り位置に配置された搬送台車
1は、レール2に沿って移動自在になり、その搬送台車
1の上面一側に複数のローラ3から成るボビン支持部4
が設けられる。このボビン支持部4に載置されたボビン
Aは、図示省略した線材巻取機によって回転駆動され、
ケーブル製造機から送り出されるケーブル等の線材Bを
巻取るようになっている。
上記ボビン支持部4の一側方には、ボビン支持部4か
ら送り出されるボビンAの移動案内用のレール5の一端
が臨み、このレール5は他端に向けて下り勾配をもって
傾斜している。
また、ボビン支持部4の下方には、そのボビン支持部
4で支持されたボビンAを上記レール5上に蹴り出す蹴
り出し装置10が設けられている。
蹴り出し装置10は、ボビン支持部4の下方に回転軸11
を取付け、その回転軸11にアーム12の一端を固定し、ア
ーム12の端に設けた蹴出しローラ13をローラ支持部4の
他側方に配置してある。
また、回転軸11にリンク14を取付け、そのリンク14に
接続したシリンダ15の作動により回転軸11を回転してア
ーム12の他端の蹴出しローラ13でボビン支持部4のボビ
ンAをレール上に蹴り出すようにしている。
前記レール5の一側方には、支持枠20が設けられ、そ
の支持枠20に上下の端部が支持されたロッド21に切断装
置22が支持されている。この切断装置22の前側には、線
寄せローラ23が配置され、その線寄せローラ23は切断装
置22に対して移動自在になり、切断装置22に向けての移
動時に、ボビンAに巻取られる線材Bを切断装置22に向
けて移動させる。
また、搬送台車1の上面には、上記支持枠20の背部に
支持台30が設けられ、その支持台30の上側に2本のガイ
ドロッド31とねじ棒32とが支持されている。
ガイドロッド31およびねじ棒32は、レール5に沿って
送り出されるボビンAの移動方向に対して交差方向に長
くなり、そのガイドロッド31に沿って移動自在に支持さ
れたシリンダ支持枠33は、前記ねじ棒32を回転させるこ
とによりガイドロッド31に沿って移動する。34は、上記
ねじ棒32の回転駆動用のモータを示す。
シリンダ支持枠33の上部には、回転軸35が支持され、
その回転軸35の一端に設けたアーム36の先端にチャック
装置37が支持されている。また、回転軸35の他端にはリ
ンク38が取付けられ、そのリンク38に接続したシリンダ
39を作動して回転軸35を回転すると、チャック装置37が
切断装置22に向けて回動する。
上記チャック装置37は、シリンダ39の作動とシリンダ
支持枠33の移動とによって前記切断装置22の下方に配置
され、その位置において、切断装置22に押し付けられた
線材Bを挟持する。
上記の構成からボビン搬出装置は、図示省略した蓄線
装置の下流に二機並列に設けられ、一方のボビン搬出装
置のボビンAで蓄線装置から送り出される線材Bを巻取
るとき、他方のボビン搬出装置に空のボビンが準備され
る。
線材Bを巻取るボビンAが満巻になると、線材巻取機
の作動によりボビンAが停止する共に、線寄せローラ23
が切断装置22に向けて移動して切断装置22に線材Bを押
し付ける。また、チャック装置37は、シリンダ39の作動
とシリンダ支持枠33の移動によって上記切断装置22の下
方まで移動し、その切断装置22からボビンAに至る線材
Bの一部を挟持する。その挟持後、切断装置22が作動し
て線材Bを切断する。
上記切断後、ボビンAは巻取機から解放され、搬送台
車1の移動によって巻取機から搬出される。このとき、
チャック装置37は線材Bを挟持した状態であり、ボビン
Aに対する相対位置を変えずに搬出される。
ボビンAの搬出後、チャック装置37によって挟持され
た線材の切断端部は作業者によって固定され、蹴り出し
装置10の作動によりレール5上に送り出され、適宜に取
り出される。また、ボビン支持部4には空のボビンAが
載置される。
なお、図示では省略してあるが、切断装置22の上流側
にも線材チャック装置が設けられ、他方搬送台車1上に
空ボビンに対して線材を装着可能となっている。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明においては、ドラムに巻取ら
れる線材をチャック装置で保持して切断することによ
り、剛性の大きい線材の自動巻取りを可能とすることが
できる。したがって、満巻近くになったとき作業者が待
機する必要がなくなり、作業者が機動的に配置すること
ができ、製造コストの低減に効果を挙げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の方法に実施する搬送装置の正面図であ
る。 A……ボビン、B……線材、 22……切断装置、37……チャック装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材巻取機に対して移動可能に設けられた
    搬送台車上に線材巻取り用のボビンを支持するボビン支
    持部と、そのボビン支持部上のボビンに至る線材の移送
    路に切断装置と、その切断装置からボビンに至る線材の
    移送路に対して移動可能に設けられた線材挟持用のチャ
    ック装置とを設け、前記ボビン支持部にセットされたボ
    ビンを搬送台車の移動により線材巻取機にセットして線
    材を巻取り、上記ボビンが満巻になったとき、線材巻取
    機を停止し、チャック装置を切断装置の下流側に移動さ
    せて線材を挟持したのち、切断装置で線材を切断し、チ
    ャック装置が線材を挟持する状態で搬送台車の移動によ
    り満巻ボビンを線材巻取機から搬出させるようにした線
    材巻取機におけるボビンの搬出方法。
JP63028253A 1988-02-09 1988-02-09 線材巻取機におけるボビンの搬出方法 Expired - Fee Related JP2590177B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5921958U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 東芝テック株式会社 ラベルプリンタ
JPH0211421Y2 (ja) * 1985-05-18 1990-03-22

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