JP2986738B2 - 織機でタオル織地を製造するためのパイルたて糸の制御装置 - Google Patents

織機でタオル織地を製造するためのパイルたて糸の制御装置

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JP2986738B2
JP2986738B2 JP8216311A JP21631196A JP2986738B2 JP 2986738 B2 JP2986738 B2 JP 2986738B2 JP 8216311 A JP8216311 A JP 8216311A JP 21631196 A JP21631196 A JP 21631196A JP 2986738 B2 JP2986738 B2 JP 2986738B2
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D39/00Pile-fabric looms
    • D03D39/22Terry looms
    • D03D39/223Cloth control

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、織機でタオル織地
を製造する際に、パイルたて糸の引張り力を制御するた
めおよびループを形成するためにパイルたて糸提供分を
準備するためのパイルたて糸の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許第4310840C1号明細
書には、織機でタオル織地を製造する際に、パイルたて
糸群における引張り力を制御する制御装置が記載されて
いる。パイルたて糸の張力を制御する際に、補正軸とも
呼ばれる張りビームおよびその制御が非常に重要な働き
をする。その補正軸は、タオル織地を製造する際に次の
課題を有する。 a) 織地制御により制御される所定の送り速度ととも
に、パイルたて糸長さの提供分を用意する。 b) 開口形成の際にたて糸長さを補償する。 c) おさのよこ糸群の打ちつけごとにループ列を形成
するためにパイルたて糸提供分を確保する。 d) パイルたて糸巻きと補正軸との間のパイルたて糸
の経路に配置された案内ローラに対して揺動可能に配置
された補正軸を、たて糸張力測定装置によるパイルたて
糸張力を求めるために使用する。
【0003】補正軸は、織機の出力の一層の増大に関し
て即ち回転数上昇に関して動的な運動推移を制限する。
【0004】ここでは、特に、案内ローラの構造、補正
軸の配置およびたて糸送出し装置と摩擦装置との同期制
御のようなパイルたて糸巻きの下流側におけるパイルた
て糸の運動経路内で相互に制御される構成要素の寸法、
配置および共働作用が重要である。
【0005】動的な運動推移の限界は、特に、補正軸を
介して案内されるパイルたて糸が、よこ糸群を打ちつけ
る時に、パイルたて糸が補正軸の表面から浮き上がり、
パイルたて糸の張力が緩められることによって明白であ
る。この場合には、パイルたて糸に存在する撚りによ
り、パイルたて糸が相互に交差し、パイルたて糸にこぶ
ができ、これにより、パイルの形成が妨げられるととも
に、パイルたて糸が破断してしまう。さらに、たて糸送
出し装置によるたて糸の送出しによって、パイルたて糸
巻きと織物の打ちつけ縁との間に位置するパイルたて糸
が振動し、これも同様に、パイルたて糸の規則的な案内
を損なうように作用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、織機
でタオル織地を製造する際に、パイルたて糸の引張り力
を制御するためおよびパイルたて糸提供分を準備するた
めの制御装置を、織機の出力を一層増大するために、補
正軸の機能を分離し個々の装置に付属するように作るこ
とにある。本発明の他の目的は、たて糸を送り出す際の
たて糸の振動を十分に排除し、よこ糸群の打ちつけ中
に、案内ローラと補正軸との間および案内ローラとパイ
ルたて糸巻きとの間でパイルたて糸の一定した張力を維
持することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は、織機の後部側壁に設けた軸受に支持要素を回転可
能に配置し、各支持要素にその回転軸線から垂直方向に
間隔を隔てられ引張り力がかかる補正軸を支持し、織物
を移動するための公知の少なくとも一つの摩擦駆動装置
を少なくとも一つの支持要素に連結し、これによって、
摩擦駆動装置の運動と補正軸の運動との間に同期運動を
行う制御装置によって達成される。
【0008】本発明の第2の目的は、補正軸が支持要素
に偏心して支持され、これによって、補正軸が支持要素
の回転軸線に対して回動できることにある。そのような
回動は、補正軸に結合された制御レバーによって、補正
軸を包囲するパイルたて糸の所定の分量即ちいわゆるパ
イルたて糸提供分が補正軸の外周面上で浮き上がるほど
にパイルたて糸の張力を少なくすることなしに、補正軸
を織物形成の方向に揺動することを保証する。
【0009】本発明の他の目的は、補正軸の両端がたて
糸張力を調整できるばね張り機構に補正軸、従ってパイ
ルたて糸に必要な基礎張力と均衡を保つ張力が与えられ
るように連結することにある。
【0010】ばね張り機構は、摩擦駆動装置と無関係な
作用によって、開口形成中においてパイルたて糸の長さ
補償が行われることを保証する。
【0011】本発明のさらに他の目的は、各ばね張り機
構に作動ユニット、特に、空気ピストンシリンダが作用
することにある。このピストンシリンダは、織り過程内
の所定の時点、即ち、よこ糸群打ちつけの直前に、補正
軸を偏心して回転軸線を中心として、パイルたて糸の張
力を維持した状態でパイルたて糸がよこ糸群打ちつけ中
に所定のパイルたて糸提供分を用立てるように揺動する
働きをし、ばね後退の部分抜重の際に、補正軸がパイル
たて糸によって織物の方向に浮き上がらずにその回転軸
線を中心として揺動するだけであることから、必要なパ
イルたて糸提供分が用意されるにもかかわらず同時に必
要な大きさのパイルたて糸張力が維持されるという有利
な効果が得られる。
【0012】本発明のさらに他の目的は、ばね張り機構
が補正軸に結合された少なくとも一つの制御レバーであ
ることにある。その制御レバーの自由端に少なくとも一
つのばねの一端が枢着され、ばねの他端が支持要素に連
結された引張りボルトに連結されている。引張りボルト
は、更に支持要素に支持さればね引張り力を調整するた
めに使用するねじ付きスピンドルに連結されている。必
要なばね張力を調整するために、ねじ付きスピンドルは
適当な駆動手段例えば電動駆動装置に連結されている。
【0013】補正軸と案内ローラとの間のパイルたて糸
の範囲に配置されたたて糸張力測定装置は、案内ローラ
と補正軸との間で維持すべきパイルたて糸の張力を検出
する。適当な光学的な表示器を介してたて糸の張力値が
計測され、場合によっては、張力がねじ付きスピンドル
を介して手動で調整され、あるいは織機制御装置の内部
において目標値・実際値比較の枠内で目標値がアナログ
信号としてねじ付きスピンドルに結合された張力調節用
のモータに導かれる。
【0014】更に、本発明の目的は、パイルたて糸巻き
のたて糸送り出しにより連続的に用意されたパイルたて
糸を案内ローラと補正軸との間で一定のパイルたて糸張
力を維持した状態で織り過程に導くために、案内ローラ
がモータ駆動装置に連結されていることにある。この場
合、重要なことは、案内ローラの駆動が同様に張力測定
装置で求められた張力値に関係して制御されることであ
る。
【0015】モータで制御される案内ローラは、パイル
たて糸巻きと案内ローラとの間のパイルたて糸部分並び
に案内ローラと補正軸との間のパイルたて糸部分におい
て、たて糸張力に影響を与えるという有利な作用をす
る。かかる作用は、上述のパイルたて糸部分におけるパ
イルたて糸の振動を抑制する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0017】図1は、織機1の高い位置にあるパイルた
て糸巻き2を示す。このパイルたて糸ビーム2は、サポ
ート3に支持された図では見えない軸を中心として回転
可能に支持されている。パイルたて糸4は、通常のたて
糸送出し装置(図示せず)により、パイルたて糸ビーム
2からサポート3に支持され矢印6の方向に変位調整で
きるテンションローラ7を通過してモータで駆動される
案内ローラ5まで導かれる。案内ローラ5は、パイルた
て糸(4)に摩擦力を与えるローラ表面を有する。
【0018】案内ローラ5に導かれるパイルたて糸4
は、続いて補正ローラ8に到達する。補正ローラ8は、
支持要素9に支持されている。支持要素9は、後部側壁
10の軸受11に支持された軸部12に回転可能に支持
されている。支持要素9は、垂直脚部9aと水平脚部9
bを有する角形レバーの形に形成されている。支持要素
9の垂直脚部9aの自由端に軸部12が連結されてい
る。支持要素9の垂直脚部9aは、軸部12の中心軸線
12a(図3)から距離を隔てて軸受13を有する。支
持軸14が補正ローラ8に結合されている。支持軸14
は、中心軸線14aを補正ローラ8の中心軸線8aに対
して偏心して配置されている。支持軸14は垂直脚部9
aに設けた軸受13に回転可能に支持されている。垂直
脚部9aに設けた軸受13の上側に軸15を介して連結
棒16の一端が連結されている。連結棒16の他端は公
知の摩擦駆動装置17に連結されている。軸15は垂直
脚部9aに設けた長孔9cに挿入されている(図3)。
摩擦駆動装置17は、よこ打ち点19に対する織物18
の振動移動を制御するために使用する。よこ打ち点19
でよこ糸群(図示せず)は、回転軸20を中心として揺
動可能に支持されたおさ21によって打ちつけられる。
【0019】摩擦駆動装置17は、図1および図3に示
すように、摩擦軸23と、この摩擦軸23に摩擦軸23
とともに回転するように配置された少なくとも一つの偏
心輪24を有する。偏心輪24の外周面のカム軌道に制
御レバー26の接触ローラ26aが接触している。制御
レバー26に第1連結棒27が枢着されている。第1連
結棒27には連結部材28を介して第2連結棒29が連
結されている。第2連結棒29はレバー31に枢着され
ている。レバー31は織物18を矢印30の方向に往復
動する送りローラ32に連結されている。
【0020】基礎たて糸ビーム41は、基礎たて糸40
を供給するために織機1の後部側壁10に回転可能に支
持されている。基礎たて糸40は、基礎たて糸ビーム4
1から案内ローラ42およびバックレスト43を介して
開口形成機構に導かれる。開口形成機構は、ヘルド38
と復帰引張りばね37を備えたジャカード装置39によ
って示されている。バックレスト43は、摩擦駆動装置
17に基づく基礎摩擦運動を実施するためにばね47a
で荷重された二重レバー47の一端に支持されている。
二重レバー47は、サポート3に固定支持された軸45
aを中心として揺動できる単腕状レバー45に配置され
た軸47bに支持されている。レバー45の自由端に連
結棒44がヒンジ結合されている。この連結棒44は摩
擦駆動装置17の制御レバー26に作用的に連結されて
いる。
【0021】図2には本発明に基づく他の特徴が示され
ている。
【0022】支持要素9は、水平脚部9bおよび垂直脚
部9aを有し、軸ピン12によって左右の側壁10に設
けた軸受11に回転可能に支持されている。支持要素9
を摩擦駆動装置17に結合する連結棒16が垂直脚部9
aの軸部15に支持されている。これによって、制御レ
バー26に結合された接触ローラ26aを介して偏心輪
24の回転駆動に同期して摩擦運動が支持要素9に伝達
される。支持要素9に軸ピン12の中心軸線に対して垂
直方向に間隔を隔てて軸受13が設けられている。補正
軸8に結合された軸14が軸受13に補正軸8の中心軸
線8aに対して偏心して中心軸線14aを中心として回
転可能に支持されている。この軸14は管として形成さ
れた補正軸8の両側においてその中に必要な長さ寸法だ
け達している。補正軸8の両側自由端範囲に外周にU字
形に形成された制御レバー48が固定配置されている。
制御レバー48に少なくとも一つの引張りばねあるいは
引張り重ねばね46の一端が作用している。ばね46の
他端は支持要素9の水平脚部9bに設けたばね張り機構
51に枢着されている。ばね張り機構51は支持要素9
の水平脚部9bに支持されている。これによって、連結
棒16を介して摩擦駆動装置17の制御運動の伝達が、
パイルたて糸の張力を緩める方向に支持要素9を回動す
るにもかかわらず、パイルたて糸4を張る補正軸8が、
よこ糸群打ちつけを実施するためのおさ打ちつけの直前
にパイルたて糸の張力を維持する状態でパイルたて糸提
供分を用意することが達成される。
【0023】図3は、図1に示されているおさ22によ
るよこ糸の打ちつけ中における補正軸8の回動位置およ
び支持要素9の回動位置を示している。摩擦駆動装置1
7はここでは連結棒16を介して支持要素9を軸受11
の軸ピン12を中心として矢印55の方向に揺動する。
同時に、織機の固定点53に枢着された作動ユニット5
2、例えば複動空気ピストン・シリンダを矢印49の方
向に作動することによって、ピストンロッド52aによ
り補正軸8に結合された制御レバー48の連結要素50
に押圧運動が生ずる。この場合、補正軸8は偏心軸14
の中心軸線14aを中心として揺動し、パイルたて糸提
供分54を形成する。補正軸8の偏心的な支持およびピ
ストン・シリンダユニット52によって部分的にばね荷
重を軽減された補正軸8に基づいて、パイルたて糸4が
補正軸8の外周面から不利に浮き上がることはない。図
1と同様に図3において、案内ローラ5と補正軸8との
間のパイルたて糸範囲にパイルたて糸・張力測定装置5
6が一体に設けられている。この測定装置56は。ここ
では例えばセンサとして形成され、織機の電子制御装置
(図示せず)に信号伝達する。
【0024】制御装置においてたて糸張力の目標値と実
際値を比較することによって、パイルたて糸の送出しが
制御され、これによって、公知のようにパイルたて糸の
張力調節が行われる。更に、たて糸張力が目標値からず
れた際、ばね張り機構51によりばね46の張力の調整
が行われる。このために、支持要素9の各水平脚部9b
に、ねじ付きスピンドル58に結合された引張りボルト
59が案内される連結リンクガイド57が設けられてい
る。引張りボルト59は、脚部9bの外側側面と面接触
する側面ガイド要素60を有する。ねじ付きスピンドル
58の自由端に図4に示されている電動式調整装置61
が装備される。
【0025】図4には各支持要素9に連結されたばね4
6を張るための機構51が示されている。ねじ付きスピ
ンドル58は、例えば支持要素9に結合され一部しか示
されていない受け62に支持されている。ねじ付きスピ
ンドル58は、例えば雌ねじを備えたねじ部分(図示せ
ず)にねじ込み結合されている。このねじ付き部分はば
ね46が作用している引張りボルト59の構造部品であ
る。ねじ付きスピンドル58の自由端は、制御可能な電
動式調整装置61に結合されている。ねじ付きスピンド
ル58を電動式にあるいは手動で調整することによっ
て、制御レバー48の連結要素50および引張りボルト
59に連結されたばね46の張力および従って補正軸8
を包囲するパイルたて糸4の張力が調整できる。
【0026】図5は図1に示されているおさ22がよこ
糸群を打ちつける前にパイルたて糸提供分54を準備す
るために補正軸8への作動ユニット52の作用を示して
いる。作動ユニット52は、複動空気ピストンシリンダ
として形成されている。複動空気ピストンシリンダ52
のピストンロッド側シリンダ室52bは制御された高速
排気弁63に接続され、複動空気ピストンシリンダ52
のピストン側シリンダ室52cは制御された高速排気弁
64に接続されている。高速排気弁63は配管65、制
御可能な弁67および配管69を介して圧力源(図示せ
ず)に通じている。高速排気弁64は配管66、制御可
能な弁67および配管69を介して圧力源(図示せず)
に通じている。したがって、加圧空気を高速排気弁64
を介して複動空気ピストンシリンダ52のピストン側シ
リンダ室52cに供給することによって、ピストンロッ
ド52aに結合された制御レバー48を介してばね46
の張力を部分的に抗して補正軸8が矢印8´の方向に回
動し、これによって、よこ糸群を打ちつける過程におい
てループ列を形成するためにパイルたて糸供給分54が
供給される。縁織りをするために公知のようによこ糸群
の形成は行われない。従って、パイルたて糸供給分54
も用意する必要がない。縁を形成するためにピストンロ
ッド側シリンダ室52bは縁織りの時間中に連続して圧
力を供給されるかピストンロッド52aの運動が少なく
とも拘束される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパイルたて糸の制御装置を備えた
織機の概略側面図。
【図2】図1の織機のたて糸巻き側部分の斜視図。
【図3】パイルたて糸提供分を準備した状態の図1に相
当した部分側面図。
【図4】ばね復元力を調整するための電動駆動装置を備
えたばね張り機構を示す図。
【図5】ばね張り機構に連結された空気制御式作動ユニ
ットを示す図。
【符号の説明】
1 織機 2 パイルたて糸巻き 3 ホルダ 4 パイルたて糸 5 案内ローラ 8 補正軸 8a 中心軸線 9 支持要素 9a 垂直脚部 9b 水平脚部 9c 長手方向ガイドあるいは長孔 11 軸受 12 軸ピン 12a 中心軸線 13 軸受 14 軸 14a 中心軸線 16 連結棒 17 摩擦駆動装置 18 織物 19 打ちつけ点 22 おさ 41 基礎たて糸巻き 42 案内ローラ 43 バックレスト 44 連結棒 46 引張りばね 48 制御レバー 50 連結要素 52 作動ユニット 54 パイルたて糸提供分 56 パイルたて糸張力測定装置 58 ねじ付きスピンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アドナン、ハーホート ドイツ連邦共和国リンダウ‐ボドルツ、 ワイエルウェーク、6 (72)発明者 ペーター、チューラ ドイツ連邦共和国ワンゲン、ランゲ、ガ ーセ、25 (72)発明者 ハンス‐ディーター、スコルル ドイツ連邦共和国リンダウ、バイエルシ ュトラーセ、19 (72)発明者 ヨーゼフ、ヘーレ オーストリア国ヘルブランツ、バッケン ロイター、シュトラーセ、25 (72)発明者 ウェルナー、ビルナー ドイツ連邦共和国リンダウ‐ボドルツ、 ドクトル‐エミール‐ハーゼル‐ジート ルング、30 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03D 49/12 D03D 39/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイルたて糸(4)がパイルたて糸巻き
    (2)から少なくとも一つの案内ローラ(5)および補
    正軸(8)を介してパイルたて糸の張りを維持した状態
    で連続的に送り出され、よこ糸群をおさ(22)によっ
    て打ちつける前におよび織物(18)の打ちつけ縁(1
    9)がよこ糸群の打ちつけに伴っておさ(22)の打ち
    つけ位置の方向に移動する前にパイルたて糸提供分(5
    4)が準備される、織機でタオル織地を製造するための
    パイルたて糸制御装置において、 上記案内ローラ(5)は、パイルたて糸(4)に摩擦力
    を与えるローラ表面を有し、制御可能な電動駆動装置に
    連結され、上記補正軸(8)は、その両端に中心軸線
    (8a)に対して偏心した偏心軸(14)を有し、各偏
    心軸(14)は、それぞれ支持要素(9)に設けた軸受
    (13)に回転自在に支持され、各支持要素(9)は、
    軸受(13)から間隔を隔てて軸受(11)を有し、軸
    受(11)に軸ピン(12)が回転自在能に支持され、
    補正軸(8)にばね(46)で付勢された少なくとも一
    つの制御レバー(48)が連結され、ばね(46)は、
    制御レバー(48)の連結要素(50)と支持要素
    (9)に調整可能に設けられた引張りボルト(59)を
    連結し、各支持要素(9)は、支持要素(9)に移動可
    能に枢着された少なくとも一つの連結棒(16)を介し
    て摩擦駆動装置(17)に連結され、少なくとも一つの
    作動ユニット(52)が、各制御レバー(48)を揺動
    するように制御レバー(48)に連結され、制御レバー
    (48)が補正軸(8)を揺動し、パイルたて糸(4)
    の引張り力と所望のパイルたて糸提供分(54)を維持
    することを特徴とするパイルたて糸の制御装置。
  2. 【請求項2】支持要素(9)にねじ付きスピンドル(5
    8)を設け、ねじ付きスピンドル(58)に引張りボル
    ト(59)を連結し、引張りボルト(59)と制御レバ
    ー(48)でばね張り機構(51)を構成したことを特
    徴とする請求項1記載のパイルたて糸の制御装置。
  3. 【請求項3】ねじ付きスピンドル(58)を電動調整装
    置(61)に連結したことを特徴とする請求項2記載の
    パイルたて糸の制御装置。
  4. 【請求項4】ねじ付きスピンドル(58)が手動操作手
    段を有することを特徴とする請求項2記載のパイルたて
    糸の制御装置。
  5. 【請求項5】織機(1)の電子制御装置が電動調整装置
    (61)に同期して制御され、ねじ付きスピンドル(5
    8)を同期して駆動することを特徴とする請求項3記載
    のパイルたて糸の制御装置。
  6. 【請求項6】案内ローラ(5)と補正軸(8)の間にた
    て糸張力測定装置(56)を設け、糸張力測定装置(5
    6)を通るパイルたて糸(4)の張力を測定し、測定し
    た張力値に応じてたて糸送出し制御装置を制御し、追加
    的にばね張り機構(51)の電動調整装置(61)また
    は案内ローラ(5)の制御装置を制御することを特徴と
    する請求項1記載のパイルたて糸の制御装置。
  7. 【請求項7】案内ローラ(5)をパイルたて糸(4)の
    張力に応じて制御することを特徴とする請求項1記載の
    パイルたて糸の制御装置。
  8. 【請求項8】作動ユニット(52)が単動式あるいは複
    動式の空気ピストンシリンダであり、空気ピストンシリ
    ンダの一端を機械固定点(53)、他端を制御レバー
    (48)の連結要素(50)に枢着したことを特徴とす
    る請求項1記載のパイルたて糸の制御装置。
  9. 【請求項9】案内ローラ(5)の電動駆動装置が、案内
    ローラ(5)に一体化された直流モータであることを特
    徴とする請求項1記載のパイルたて糸の制御装置。
  10. 【請求項10】支持要素(9)が、垂直脚部(9a)と
    水平脚部(9b)を有することを特徴とする請求項1記
    載のパイルたて糸の制御装置。
  11. 【請求項11】連結棒(16)の枢着点(15)が、補
    正軸(8)の基礎摩擦運動を調整するために支持要素
    (9)の長孔(9c)において調整できることを特徴と
    する請求項1記載のパイルたて糸の制御装置。
  12. 【請求項12】枢着点(15)の調整が連結棒に連結さ
    れたねじ付きスピンドルを介して手動あるいは自動で行
    われることを特徴とする請求項11記載のパイルたて糸
    の制御装置。
  13. 【請求項13】作動ユニット(52)が、タオル織地を
    製造するために、ピストン側を摩擦駆動装置(17)の
    摩擦運動に同期して付勢することを特徴とする請求項1
    又は8記載のパイルたて糸の制御装置。
  14. 【請求項14】作動ユニット(52)が、平滑織物を製
    造するために、ピストンロッド側だけを摩擦駆動装置
    (17)の摩擦運動に同期して付勢することを特徴とす
    る請求項1又は8記載のパイルたて糸の制御装置。
JP8216311A 1995-08-17 1996-08-16 織機でタオル織地を製造するためのパイルたて糸の制御装置 Expired - Fee Related JP2986738B2 (ja)

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