JP2986692B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2986692B2
JP2986692B2 JP6217132A JP21713294A JP2986692B2 JP 2986692 B2 JP2986692 B2 JP 2986692B2 JP 6217132 A JP6217132 A JP 6217132A JP 21713294 A JP21713294 A JP 21713294A JP 2986692 B2 JP2986692 B2 JP 2986692B2
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昌亨 ▲高▼田
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部屋などからなる被空
調室の室温をそれぞれ独立に調整できるダクト方式の冷
暖房用の空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の温熱環境を快適に保つため
に、住宅の気密性が高くなってきており、ダクト方式の
空気調和機などにおいては、省エネルギーやダクト系な
どの設計・施工および調整などを大幅に省力・簡易化で
きる空気調和装置が求められている。
【0003】従来、この種の空気調和装置は、特開平4
−106364号公報に示すような構成が一般的であっ
た。以下、その構成について図12および図13を参照
しながら説明する。
【0004】図に示すように、57は主ダクト53の根
元部に配設され、集中送風手段の送風機52からの送風
量を検出する風量検出手段で、58は各送風量調整手段
55のダンパ56の開閉、つまり開度を制御するダンパ
制御手段で、各ダンパ56の開閉動作を個々に行う駆動
手段が接続されており、通常運転モード時は、開度情報
を受けて各々の駆動手段に開度情報を与えて作動させ、
対応するダンパ56の開度を制御し、各枝ダクト54に
対する通風抵抗値を求める試運転モード時は、1つのダ
ンパ56を全開とし、他のダンパ56を全閉とする開度
信号をダンパの数だけ順次繰り返して駆動手段に与え、
ダンパ56の開度を制御するものである。59は風量検
出手段57からの検出信号を受け、送風機52からの実
際の送風量を検出、測定する風量測定手段で、60は送
風機52の回転数を制御する送風機制御手段で、通常運
転モード時は風量測定手段59によって求められた送風
機52からの実際の総送風量が各被空調室51に要求さ
れる要求風量の和と等しくなるように送風機52の回転
数を制御し、試運転モード時は送風機52の回転数を一
定に制御するものである。61は送風機制御手段60と
風量測定手段59とダンパ制御手段58の各出力および
各送風量調整手段55のダンパ56の開閉度合いに対す
る通風抵抗特性の情報により、ダンパ56の開閉度合い
と各枝ダクト54系統の通風抵抗値との関係を演算する
風量演算手段で、試運転モード時に、集中送風手段の各
枝ダクト54に対して、対応したダンパ56を全開と
し、他の枝ダクト54に対応したダンパ56を全閉とし
たときの、送風機制御手段60からの送風機52の回転
数および風量測定手段59からの風量出力によって通風
抵抗値を演算し、あるいはさらに、各枝ダクト54系統
における通風抵抗値と送風圧力と風量と送風量調整手段
55のダンパ56の開閉度合いに対する通風抵抗特性と
の関係を定式化あるいはテーブル化するものであり、通
常運転モード時に、試運転モード時に求められた各枝ダ
クト54系統の通風抵抗値と、各送風量調整手段55の
ダンパ56の開閉度合いに対する通風特性と、要求され
る各枝ダクト54における要求風量とを用いて各送風量
調整手段55のダンパ56の開度を決定する開度情報を
ダンパ制御手段58に与えるダンパ開度決定手段の機能
を果たすものである。
【0005】上記構成において、ダンパ制御手段58が
1つの枝ダクト54に対応した送風量調整手段55のダ
ンパ56を全開として他の残りの枝ダクト54に対応し
たダンパ56を全閉とし、同様にして全開状態のダンパ
56が存在する枝ダクト54系統の通風抵抗値を演算し
て求めて記憶しておくとともに、枝ダクト54系統に関
する送風機52からの送風量と送風機52の送風圧力と
ダンパ56の開度との関係を定式化あるいはテーブル化
して記憶しておく。これを繰り返して行い、全ての枝ダ
クト54系統について同様に演算し、その演算結果の記
憶を試運転モードで行っている。このように試運転モー
ドにて記憶されたデータを用いて、各枝ダクト54のダ
ンパ56の開閉度合いおよび送風機52の回転数を制御
している。つまり、風量演算手段61の一部であるダン
パ開度決定手段が各枝ダクト54に対して記憶された通
風抵抗値と、各送風量調整手段55のダンパ56の開閉
度合いに対する通風特性と要求される各枝ダクト54に
おける要求風量とを用いて各送風量調整手段55のダン
パ56の開度を決定する開度情報をダンパ制御手段58
に与えて各ダンパ56の開度を制御するとともに、各枝
ダクト54に対する要求風量の総和を求め、この総和の
送風量が送風機52から送風されるように、送風機52
の回転数を送風機制御手段60によって制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和装置では、各枝ダクト経路の通風抵抗とダンパの開
閉度合いの関係を明らかにするために、送風機回転数を
一定状態で運転し、各枝ダクト経路のダンパを1つだけ
全開状態、他のダンパは全閉状態として、当該枝ダクト
経路の風量と圧力を測定し、そのダクト経路の通風抵抗
の算出を枝ダクトの数だけ繰り返し行い、テーブル化す
る試運転モードを必要とするため、施工および試運転調
整に要する時間が長くなるという問題があった。また、
風量を検知するための特別な風量センサー、圧力を検出
するための特別なセンサーを必要とするため、構造が複
雑となる上、コストが高くなるという問題があった。さ
らに、各被空調室の風量を直接検出していないため、局
所排気、ドア開放などの圧力場変化に対して影響を受け
るという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、風量
センサーなど特別なセンサーを使用することなく風量を
検知するとともに、圧力センサーなどの特別なセンサー
を使用することなく、各被空調室の風量を精度高く制御
し、試運転モードを必要としない、施工および調整に要
する時間の短い空気調和装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和装置
は、上記した目的を達成するために第1の手段は、熱交
換器を有する室内機と、この室内機から空気が導通され
る主ダクトと、この主ダクトと複数の被空調室との間に
それぞれ設けられた複数の枝ダクトと、DCモータを搭
載した遠心送風機を前記枝ダクト内にそれぞれ配設し、
前記DCモータに対する通電を制御するDCモータ制御
手段と、このDCモータ制御手段の動作より前記DCモ
ータの運転回転数を検出する回転数検出手段と、前記遠
心送風機の運転風量を指示する風量指示手段と、この風
量指示手段によって指示された風量で一定運転するため
の前記DCモータへの各印加電圧における回転数を記憶
する回転数記憶手段を備え、前記回転数検出手段によっ
て検出された運転回転数を前記回転数記憶手段に記憶さ
れた回転数と同回転数になるよう前記DCモータへの印
加電圧を制御する制御手段を配してなる空気調和装置の
構成とする。
【0009】また、第2の手段は熱交換器を有する室内
機と、この室内機から空気が導通される主ダクトと、こ
の主ダクトと複数の被空調室との間にそれぞれ設けられ
た複数の枝ダクトと、DCモータを搭載した遠心送風機
を前記枝ダクト内にそれぞれ配設し、前記DCモータに
対する通電を制御するDCモータ制御手段と、このDC
モータ制御手段の動作より前記DCモータの運転回転数
を検出する回転数検出手段と、前記遠心送風機の運転風
量を指示する風量指示手段と、この風量指示手段によっ
て指示された風量で一定運転するための前記DCモータ
への各印加電圧における規定回数を印加電圧と指示風量
から演算する規定回転数演算手段を備え、前記回転数検
出手段によって検出された運転回転数を前記規定回転数
演算手段により求められた規定回転数と同回転数になる
よう前記DCモータへの印加電圧を制御する制御手段を
配してなる空気調和装置の構成とする。
【0010】また、第3の手段は熱交換器を有する室内
機と、この室内機から空気が導通される主ダクトと、こ
の主ダクトと複数の被空調室との間にそれぞれ設けられ
た複数の枝ダクトと、DCモータを搭載した遠心送風機
を前記枝ダクト内にそれぞれ配設し、前記DCモータに
対する通電を制御するDCモータ制御手段と、このDC
モータ制御手段の動作より前記DCモータの運転回転数
を検出する回転数検出手段と、前記遠心送風機の運転風
量を指示する風量指示手段と、前記DCモータに流れる
電流を検出する電流検出手段と、前記風量指示手段によ
って指示された風量で一定運転するための前記DCモー
タに流れる規定電流を指示風量と前記回転数検出手段に
よって検出された運転回転数から演算する規定電流演算
手段と、この規定電流演算手段により求められた規定電
流と前記電流検出手段によって検出された電流とを比較
し、同値となるよう前記DCモータへの印加電圧を制御
する制御手段を配してなる空気調和装置の構成とする。
【0011】また、第4の手段は運転時のDCモータの
巻線の温度を検知する巻線温度検知手段と、この巻線温
度検知手段により検出された温度から電機子回路の全抵
抗を推定する抵抗値推定手段を備えた請求項2記載の空
気調和装置の構成とする。
【0012】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、回
転数検出手段がDCモータ制御手段の動作よりDCモー
タの運転回転数を検出するとともに、あらかじめ回転数
記憶手段が風量指示手段によって指示された風量で遠心
送風機を運転するための、各印加電圧でのDCモータの
回転数を記憶しているので、制御手段が現在の印加電圧
での運転回転数と記憶された回転数とを比較し、運転回
転数が記憶された回転数になるようDCモータに対する
印加電圧を制御するので、ダクトの配管状態が変化して
圧力損失が変わっても、風量および圧力を検出するため
の専用センサーを使用せず、試運転モードを必要とする
ことなく、空調負荷に応じて指示された一定風量での運
転が可能となる。
【0013】また、第2の手段の構成により規定回転数
演算手段によって指示風量で運転するためのDCモータ
への印加電圧における規定回転数を演算により求め、規
定回転数と運転回転数が同回転数になるよう、DCモー
タに対する印加電圧を制御するので、ダクトの配管状態
が変化して圧力損失が変わっても、風量および圧力を検
出するための専用センサーを使用せず、試運転モードを
必要とすることなく、空調負荷に応じて指示された一定
風量での運転が可能となる。
【0014】また、第3の手段の構成により電流検出手
段によってDCモータに流れる電流を検出し、規定電流
演算手段によって指示風量で運転するためのDCモータ
に流れる規定電流を指示風量と回転数検出手段によって
検出された運転回転数から演算し、この規定電流演算手
段により求められた規定電流と前記電流検出手段によっ
て検出された電流とを比較し、同値となるようDCモー
タへの印加電圧を制御するので、ダクトの配管状態が変
化して圧力損失が変わっても、風量および圧力を検出す
るための専用センサーを使用せず、試運転モードを必要
とすることなく、空調負荷に応じて指示された一定風量
での運転が可能となる。
【0015】また、第4の手段の構成により巻線温度検
知手段によって、巻線温度を検知し、その検知された巻
線温度から実使用時の電機子回路の全抵抗値を抵抗値推
定手段によって求めることとなり、指示風量で運転する
ためのDCモータへの印加電圧における規定回転数を雰
囲気温度の影響を受けることなく正確に演算によって求
めることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1〜
図5を参照しながら説明する。
【0017】図に示すように、1は熱交換器2を内蔵す
る空気調和装置の室内機で、4は主ダクト3と複数の被
空調室13との間にそれぞれ設けられた枝ダクトで、6
は枝ダクト4内に配設されたDCモータ5を搭載した遠
心送風機で、その吐出口には逆流を防止するための風圧
式シャッター(図示せず)を設けている。7はそれぞれ
の遠心送風機6に搭載された、それぞれのDCモータ5
の回転子位置によって固定子巻線に対する通電を制御し
て回転を制御するスイッチング素子より構成されたDC
モータ制御手段で、DC電源12からのDCモータ5へ
の電流供給をマイクロコンピュータ14aのゲート信号
により制御し、このゲート信号の変化時間から回転数検
出手段8がDCモータ5の回転数を検出している。9は
それぞれの被空調室13の空調負荷に応じて遠心送風機
6の運転風量を指示する風量指示手段で、各運転風量を
実現するためのDCモータ5に対する各印加電圧におけ
る必要回転数を回転数記憶手段10が記憶している。こ
の回転数記憶手段10に記憶された回転数と回転数検出
手段8によって検出された運転回転数を比較し、運転回
転数が記憶されている回転数と同一となるよう、DC電
源12に対してDCモータ5への印加電圧を制御する制
御手段11をマイクロコンピュータ14aに組み込んで
いる。回転数記憶手段10は工場出荷時などに、あらか
じめ遠心送風機6を運転し、図2に示すようにDCモー
タ5の電圧を連続的に変化させ、各電圧V1、V2、V
3、…における指示風量Qh、Qm、Ql…時の回転数
Nh1、Nh2、Nh3、…、Nm1、Nm2、Nm3、…、Nh1、
Nh2、Nh3、…、…を測定し、図3の表に示すように、
それぞれの運転風量において、各電圧に対する回転数を
風量指示手段9に指示された風量で運転するために必要
な回転数としてマイクロコンピュータ14aのROMに
記憶されている。
【0018】上記構成において、例えば被空調室13a
への風量指示手段9の指示風量をQmとして、遠心送風
機6のDCモータ5に対して初期電圧Vaを印加し運転
を開始すると、DCモータ制御手段7がDCモータ5の
回転子位置に応じて巻線に対する通電を切り替え、DC
モータ5を搭載した遠心送風機6は風路等のダクト損
失、図におけるLに応じた回転数で回転する。このとき
回転数検出手段8はDCモータ制御手段7の固定子巻線
に対する通電の切り替え速度より回転数Naを検出す
る。次に制御手段11が回転数記憶手段10に記憶され
ている回転数の中から、現在の印加電圧Vaにおいて、
指示風量Qmで運転するために必要な回転数Nmaを検
索し、NaとNmaを比較し、Na<Nmaの場合は指
示風量Qmよりも多い風量で運転されているため、印加
電圧を下げる必要があり、制御手段11がVaよりも低
いVbをDCモータ5へ印加するようDC電源12を制
御する。この状態で再び、回転数検出手段8が変更後の
印加電圧Vbにおける回転数Nbを検出するとともに、
制御手段11が回転数記憶手段10に記憶されている回
転数の中から、現在の印加電圧Vbにおいて、指示風量
Qmで運転するために必要な回転数Nmbを検索し、N
bとNmbを比較し、Nb>Nmbの場合は指示風量Q
mよりも少ない風量で運転されているため、印加電圧を
上げる必要があり、制御手段11がVbよりも高いVc
をDCモータ5へ印加するようDC電源12を制御す
る。このような制御を繰り返し、印加電圧VLにおける
回転数NLが、印加電圧VLにおける指示風量Qmで運
転するために必要な回転数NmLと等しくなると、遠心
送風機6は指示された風量Qmで運転されているので、
制御手段11は印加電圧VLを保持して風量Qmを確保
するものである。
【0019】このように本発明の第1の実施例の空気調
和装置によれば、各被空調室13に連通する各枝ダクト
4内にDCモータ5を搭載した遠心送風機6と、スイッ
チング素子より構成され、DC電源12からのDCモー
タ5への電流供給をマイクロコンピュータ14bのゲー
ト信号により制御するDCモータ制御手段7と、このゲ
ート信号の変化時間からDCモータ5の運転回転数を検
出する回転数検出手段8と、空調負荷に応じて指示され
た風量で遠心送風機6を運転するための、各印加電圧に
おける回転数を記憶した回転数記憶手段10と、検出さ
れた運転回転数と記憶された回転数が同回転数となるよ
うDCモータ5への印加電圧を制御する制御手段11を
設けることにより、ダクトの配管状態が変化して圧力損
失が変わっても、風量および圧力を検出するための専用
センサーを使用せず、空調負荷に応じて指示された一定
風量での運転が可能となるうえ、試運転モードを必要と
しないため、施工および調整に要する時間を短くするこ
とができる。
【0020】つぎに、本発明の第2の実施例について図
6および図7を参照しながら説明する。なお、第1の実
施例と同一部分には同一番号を付し詳細な説明は省略す
る。図に示すように、15は風量指示手段9で指示され
た風量で遠心送風機6を運転するためのDCモータ5に
対する印加電圧における規定回転数を演算する規定回転
数演算手段で、つぎに示す方法で規定回転数を求めてい
る。
【0021】まず、DCモータ5の出力P(W)および
トルクT(N・m)は次式で示される。
【0022】
【数1】
【0023】
【数2】
【0024】ここで、NはDCモータの回転数(r/mi
n)、Iは電流(A)、Ktはトルク定数を示し、(数
1)および(数2)より次式が得られる。
【0025】
【数3】
【0026】また、一般流体における相似則には次式の
関係が知られている。
【0027】
【数4】
【0028】
【数5】
【0029】
【数6】
【0030】ここで、Lはファンの軸動力(W)、Qは
風量(m3/min)、Psは静圧(mmAq)、NFはファンの回
転数(r/min)、Dは羽根車の径(mm)、KLは軸動力係
数、KQは風量係数、KPは静圧係数を示す。そして、
(数4)は(数5)および(数6)から次式に置き換え
ることができる。
【0031】
【数7】
【0032】そして、ファンとモータは直結しているこ
とから、ファンの軸動力Lと回転数NFはモータの出力
Pと回転数Nに等しいことから、(数3)および(数
7)から次式が得られる。
【0033】
【数8】
【0034】また、モータへの印加電圧をV(V)、電
機子回路の全抵抗をR(Ω)、誘起電圧定数をKeとす
ると、電機子回路に成立する回路方程式および誘起電圧
E(V)は次式で示される。
【0035】
【数9】
【0036】
【数10】
【0037】そして、(数8)と(数9)および(数1
0)から次式を得ることができる。
【0038】
【数11】
【0039】ここで、静圧係数KP、羽根車の径D、ト
ルク定数Kt、電機子回路の全抵抗R、誘起電圧定数Ke
はファンモータの仕様が定まれば決定する定数であるか
ら、指示風量Qとモータへの印加電圧Vから、規定回転
数を算出することができる。そして、その他の構成は第
1の実施例の構成と同じである。
【0040】上記構成において、例えば被空調室13a
への風量指示手段9の指示風量をQmとして、遠心送風
機6のDCモータ5に対して初期電圧Vaを印加し運転
を開始すると、DCモータ制御手段7がDCモータ5の
回転子位置に応じて巻線に対する通電を切り替え、DC
モータ5を搭載した遠心送風機6は風路等のダクト損失
に応じた回転数で回転する。このとき回転数検出手段8
はDCモータ制御手段7の固定子巻線に対する通電の切
り替え速度より回転数Naを検出する。次に指示風量Q
mと印加電圧Vaに合致する規定回転数Nmaを規定回
転数演算手段15が(数11)に基づいて演算し、運転
回転数Naと演算により求められた規定回転数Nmaを
比較し、Na<Nmaの場合は指示風量Qmよりも多い
風量で運転されているため、印加電圧を下げる必要があ
り、制御手段11がVaよりも低いVbをDCモータ5
へ印加するようDC電源12を制御する。この状態で再
び、回転数検出手段8が変更後の印加電圧Vbにおける
回転数Nbを検出するとともに、規定回転数演算手段1
5が、現在の印加電圧Vbにおいて、指示風量Qmで運
転するために必要な規定回転数Nmbを(数11)に基
づいて演算し、NbとNmbを比較し、Nb>Nmbの
場合は指示風量Qmよりも少ない風量で運転されている
ため、印加電圧を上げる必要があり、制御手段11がV
bよりも高いVcをDCモータ5へ印加するようDC電
源12を制御する。このような制御を繰り返し、印加電
圧VLにおける回転数NLが、印加電圧VLにおける指
示風量Qmで運転するために必要な規定回転数NmLと
等しくなると、遠心送風機6は指示された風量Qmで運
転されているので、制御手段11は印加電圧VLを保持
して風量Qmを確保するものである。
【0041】このように本発明の第2の実施例の空気調
和装置によれば、各被空調室13に連通する各枝ダクト
4内にDCモータ5を搭載した遠心送風機6と、スイッ
チング素子より構成され、DC電源12からのDCモー
タ5への電流供給をマイクロコンピュータ14bのゲー
ト信号により制御するDCモータ制御手段7と、このゲ
ート信号の変化時間からDCモータ5の運転回転数を検
出する回転数検出手段8と、空調負荷に応じて指示され
た風量で遠心送風機6を運転するための、印加電圧にお
ける規定回転数を演算する規定回転数演算手段15と、
検出された運転回転数と演算により求められた規定回転
数が同回転数となるようDCモータ5への印加電圧を制
御する制御手段11を設けることにより、ダクトの配管
状態が変化して圧力損失が変わっても、風量および圧力
を検出するための専用センサーを使用せず、空調負荷に
応じて指示された一定風量での運転が可能となるうえ、
試運転モードを必要としないため、施工および調整に要
する時間を短くすることができる。さらに、演算により
規定回転数を求めるため、マイクロコンピュータ14b
のROM容量を少なくすることができる。
【0042】つぎに、本発明の第3の実施例について図
8および図9を参照しながら説明する。なお、第1の実
施例および第2の実施例と同一部分には同一番号を付し
詳細な説明は省略する。図に示すように、16はDCモ
ータに流れる電流をDC電源のグランドラインを抵抗で
底上げし、抵抗分割によりマイクロコンピュータ14c
のA/Dコンバータを利用して検出する電流検出手段
で、17は風量指示手段9で指示された風量で遠心送風
機6を運転するためのDCモータ5に流れる規定電流を
指示風量と回転数検出手段8によって検出された運転回
転数から演算する規定電流演算手段で、第2の実施例の
ファンとモータは直結し、ファンの軸動力Lと回転数N
Fはモータの出力Pと回転数Nに等しいことから、(数
3)および(数7)より得られる次式に基づいて求めら
れている。
【0043】
【数12】
【0044】そして、18は演算により求められた規定
電流と検出された電流とを比較し、同値となるようDC
モータへの印加電圧を制御する制御手段で、その他の構
成は第1の実施例の構成と同じである。
【0045】上記構成において、例えば被空調室13a
への風量指示手段9の指示風量をQmとして、遠心送風
機6のDCモータ5に対して初期電圧Vaを印加し運転
を開始すると、DCモータ制御手段7がDCモータ5の
回転子位置に応じて巻線に対する通電を切り替え、DC
モータ5を搭載した遠心送風機6は風路等のダクト損失
に応じた回転数で回転する。このとき回転数検出手段8
はDCモータ制御手段7の固定子巻線に対する通電の切
り替え速度より運転回転数Naを検出する。次に電流検
出手段16がDCモータ5に流れる電流Iaを検出す
る。次に指示風量Qmと運転回転数Naに合致する規定
電流Imaを規定電流演算手段17が(数12)に基づ
いて演算し、検出された電流Iaと演算により求められ
た規定電流Imaを比較し、Ia>Imaの場合は指示
風量Qmよりも多い風量で運転されているため、印加電
圧を下げる必要があり、制御手段18がVaよりも低い
VbをDCモータ5へ印加するようDC電源12を制御
する。この状態で再び、回転数検出手段8が変更後の印
加電圧Vbにおける回転数Nbを検出するとともに、電
流検出手段16が電流Ibを検出し、指示風量Qmと運
転回転数Nbに合致する規定電流Imbを規定電流演算
手段17が(数12)に基づいて演算し、IbとImb
を比較し、Ib<Imbの場合は指示風量Qmよりも少
ない風量で運転されているため、印加電圧を上げる必要
があり、制御手段18がVbよりも高いVcをDCモー
タ5へ印加するようDC電源12を制御する。このよう
な制御を繰り返し、印加電圧VL時の回転数NLにおい
て、電流ILが指示風量Qmで運転するために必要な規
定電流ImLと等しくなると、遠心送風機6は指示され
た風量Qmで運転されているので、制御手段18は印加
電圧VLを保持して風量Qmを確保するものである。
【0046】このように本発明の第3の実施例の空気調
和装置によれば、各被空調室13に連通する各枝ダクト
4内にDCモータ5を搭載した遠心送風機6と、スイッ
チング素子より構成され、DC電源12からのDCモー
タ5への電流供給をマイクロコンピュータ14cのゲー
ト信号により制御するDCモータ制御手段7と、このゲ
ート信号の変化時間からDCモータ5の運転回転数を検
出する回転数検出手段8と、DCモータ5に流れる電流
を検出する電流検出手段16と、空調負荷に応じて指示
された風量で遠心送風機6を運転するための、運転回転
数における規定電流を演算する規定電流演算手段17
と、検出された電流と演算により求められた規定電流が
同値となるようDCモータ5への印加電圧を制御する制
御手段18を設けることにより、ダクトの配管状態が変
化して圧力損失が変わっても、風量および圧力を検出す
るための専用センサーを使用せず、空調負荷に応じて指
示された一定風量での運転が可能となるうえ、試運転モ
ードを必要としないため、施工および調整に要する時間
を短くすることができる。さらに、演算により規定電流
を求めるため、マイクロコンピュータ14cのROM容
量を少なくすることができる。
【0047】つぎに、本発明の第4の実施例について図
10および図11を参照しながら説明する。なお、第1
の実施例および第2の実施例と同一部分には同一番号を
付し詳細な説明は省略する。図に示すように、19は樹
脂モールドされたDCモータ20の外被の温度を測定す
るサーミスタで、21はサーミスタ19によって測定さ
れた温度から巻線の温度を検知する巻線温度検知手段
で、この巻線温度検知手段21によって検出された巻線
温度Tから抵抗値推定手段22によって、実使用時の電
機子回路の全抵抗Rを次式に基づいて演算する。
【0048】
【数13】
【0049】ここで、R0は巻線温度T0[℃]における
電機子回路の初期抵抗値で、マイクロコンピュータ14
dのROMに記憶されている。そして、風量指示手段9
によって空調負荷に応じて指示された指示風量で運転す
るためのDCモータ20への印加電圧における規定回転
数を演算によって求められた電機子回路の全抵抗Rから
演算により規定回転数演算手段23を求め、この演算に
より求められた規定回転数と検出された運転回転数を比
較して制御手段24がDCモータ20への印加電圧を決
定する。そして、その他の構成は第2の実施例の構成と
同じである。
【0050】上記構成において、例えば被空調室13a
への風量指示手段9の指示風量をQmとして、遠心送風
機6のDCモータ20に対して初期電圧Vaを印加し運
転を開始すると、DCモータ制御手段7がDCモータ2
0の回転子位置に応じて巻線に対する通電を切り替え、
DCモータ20を搭載した遠心送風機6は風路等のダク
ト損失に応じた回転数で回転する。このとき回転数検出
手段8はDCモータ制御手段7の固定子巻線に対する通
電の切り替え速度より回転数Naを検出する。次にDC
モータ20の外被温度をサーミスタ19によって測定
し、巻線温度検知手段21はこのデータを基に巻線温度
Tを検知する。そして、巻線温度Tから抵抗値推定手段
22によって、実使用時の電機子回路の全抵抗Rを(数
13)に基づいて演算し、次に指示風量Qmと印加電圧
Vaおよび電機子回路抵抗Rに合致する規定回転数Nm
aを規定回転数演算手段23が(数11)に基づいて演
算し、運転回転数Naと演算により求められた規定回転
数Nmaを比較し、Na<Nmaの場合は指示風量Qm
よりも多い風量で運転されているため、印加電圧を下げ
る必要があり、制御手段24がVaよりも低いVbをD
Cモータ20へ印加するようDC電源12を制御する。
この状態で再び、回転数検出手段8が変更後の印加電圧
Vbにおける回転数Nbを検出するとともに、規定回転
数演算手段23が、現在の印加電圧Vbにおいて、指示
風量Qmで運転するために必要な規定回転数Nmbを
(数11)に基づいて演算し、NbとNmbを比較し、
Nb>Nmbの場合は指示風量Qmよりも少ない風量で
運転されているため、印加電圧を上げる必要があり、制
御手段24がVbよりも高いVcをDCモータ20へ印
加するようDC電源12を制御する。このような制御を
繰り返し、印加電圧VLにおける回転数NLが、印加電
圧VLにおける指示風量Qmで運転するために必要な規
定回転数NmLと等しくなると、遠心送風機6は指示さ
れた風量Qmで運転されているので、制御手段24は印
加電圧VLを保持して風量Qmを確保するものである。
【0051】このように本発明の第4の実施例の空気調
和装置によれば、各被空調室13に連通する各枝ダクト
4内にDCモータ20を搭載した遠心送風機6と、スイ
ッチング素子より構成され、DC電源12からのDCモ
ータ20への電流供給をマイクロコンピュータ14dの
ゲート信号により制御するDCモータ制御手段7と、こ
のゲート信号の変化時間からDCモータ20の運転回転
数を検出する回転数検出手段8と、DCモータ20の巻
線温度を検知する巻線温度検知手段21と、検知された
巻線温度から電機子回路の全抵抗値を推定する抵抗値推
定手段22と、空調負荷に応じて指示された風量で遠心
送風機6を運転するための、印加電圧における規定回転
数を演算する規定回転数演算手段23と、検出された運
転回転数と演算により求められた規定回転数が同回転数
となるようDCモータ20への印加電圧を制御する制御
手段24を設けることにより、ダクトの配管状態が変化
して圧力損失が変わっても、風量および圧力を検出する
ための専用センサーを使用せず、実使用時の雰囲気温度
に関係なく空調負荷に応じて指示された一定風量での運
転が可能となるうえ、試運転モードを必要としないた
め、施工および調整に要する時間を短くすることができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に、本発明によれば各被空調室に連通する各枝ダクト内
にDCモータを搭載した遠心送風機と、DC電源からの
DCモータへの電流供給を制御するDCモータ制御手段
と、DCモータの運転回転数を検出する回転数検出手段
と、空調負荷に応じて指示された風量で遠心送風機を運
転するための、各印加電圧における回転数を記憶した回
転数記憶手段と、検出された運転回転数と記憶された回
転数が同回転数となるようDCモータへの印加電圧を制
御する制御手段を設けることにより、ダクトの配管状態
の変化、局所排気、ドア開放などの圧力場変化に対して
影響を受けることなく、風量および圧力を検出するため
の専用センサーを使用することなく、各被空調室の空調
負荷に応じて指示された一定風量での運転が可能で、試
運転モードを必要としない、施工および調整に要する時
間の短い空気調和装置を提供することができる。
【0053】また、空調負荷に応じて指示された風量で
遠心送風機を運転するための、規定回転数を印加電圧を
基に演算する規定回転数演算手段を設けても、同様にダ
クトの配管状態の変化、局所排気、ドア開放などの圧力
場変化に対して影響を受けることなく、風量および圧力
を検出するための専用センサーを使用することなく、各
被空調室の空調負荷に応じて指示された一定風量での運
転が可能で、試運転モードを必要としない、施工および
調整に要する時間の短い空気調和装置を提供することが
できる。
【0054】また、DCモータに流れる電流を検出する
電流検出手段と、空調負荷に応じて指示された風量で遠
心送風機を運転するための、規定回転数を電流を基に演
算する規定回転数演算手段を設けても、同様にダクトの
配管状態の変化、局所排気、ドア開放などの圧力場変化
に対して影響を受けることなく、風量および圧力を検出
するための専用センサーを使用することなく、各被空調
室の空調負荷に応じて指示された一定風量での運転が可
能で、試運転モードを必要としない、施工および調整に
要する時間の短い空気調和装置を提供することができ
る。
【0055】また、DCモータの巻線温度を検知する巻
線温度検知手段と、検知された巻線温度から電機子回路
の全抵抗値を推定する抵抗値推定手段と、空調負荷に応
じて指示された風量で遠心送風機を運転するための、規
定回転数を印加電圧と抵抗値を基に演算する規定回転数
演算手段を設けても、同様にダクトの配管状態の変化、
局所排気、ドア開放などの圧力場変化に対して影響を受
けることなく、風量および圧力を検出するための専用セ
ンサーを使用することなく、各被空調室の空調負荷に応
じて指示された一定風量での正確な運転が可能で、試運
転モードを必要としない、施工および調整に要する時間
の短い空気調和装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の空気調和装置の構成図
【図2】同運転特性を示す静圧−風量グラフ
【図3】同指示風量と印加電圧と回転数の関係を示す図
【図4】同運転風量と静圧と回転数の関係を示すグラフ
【図5】同要部回路図
【図6】本発明の第2の実施例の空気調和装置の構成図
【図7】同要部回路図
【図8】本発明の第3の実施例の空気調和装置の構成図
【図9】同要部回路図
【図10】本発明の第4の実施例の空気調和装置の構成
【図11】同要部回路図
【図12】従来のダクト式同時給排機器のシステム構成
【図13】同構成図
【符号の説明】
1 室内機 2 熱交換器 3 主ダクト 4 枝ダクト 5 DCモータ 6 遠心送風機 7 DCモータ制御手段 8 回転数検出手段 9 風量指示手段 10 回転数記憶手段 11 制御手段 15 規定回転数演算手段 16 電流検出手段 17 規定電流演算手段 18 制御手段 20 DCモータ 21 巻線温度検知手段 22 抵抗値推定手段 23 規定回転数演算手段 24 制御手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器を有する室内機と、この室内機
    から空気が導通される主ダクトと、この主ダクトと複数
    の被空調室との間にそれぞれ設けられた複数の枝ダクト
    と、DCモータを搭載した遠心送風機を前記枝ダクト内
    にそれぞれ配設し、前記DCモータに対する通電を制御
    するDCモータ制御手段と、このDCモータ制御手段の
    動作より前記DCモータの運転回転数を検出する回転数
    検出手段と、前記遠心送風機の運転風量を指示する風量
    指示手段と、この風量指示手段によって指示された風量
    一定運転するための前記DCモータへの各印加電圧に
    おける回転数を記憶する回転数記憶手段を備え、前記
    転数検出手段によって検出された運転回転数を前記回転
    数記憶手段に記憶された回転数と同回転数になるよう前
    記DCモータへの印加電圧を制御する制御手段を配して
    なる空気調和装置。
  2. 【請求項2】 熱交換器を有する室内機と、この室内機
    から空気が導通される主ダクトと、この主ダクトと複数
    の被空調室との間にそれぞれ設けられた複数の枝ダクト
    と、DCモータを搭載した遠心送風機を前記枝ダクト内
    にそれぞれ配設し、前記DCモータに対する通電を制御
    するDCモータ制御手段と、このDCモータ制御手段の
    動作より前記DCモータの運転回転数を検出する回転数
    検出手段と、前記遠心送風機の運転風量を指示する風量
    指示手段と、この風量指示手段によって指示された風量
    で一定運転するための前記DCモータへの各印加電圧に
    おける規定回転数を印加電圧と指示風量から演算する規
    定回転数演算手段を備え、前記回転数検出手段によって
    検出された運転回転数を前記規定回転数演算手段により
    求められた規定回転数と同回転数になるよう前記DCモ
    ータへの印加電圧を制御する制御手段を配してなる空気
    調和装置。
  3. 【請求項3】 熱交換器を有する室内機と、この室内機
    から空気が導通される主ダクトと、この主ダクトと複数
    の被空調室との間にそれぞれ設けられた複数の枝ダクト
    と、DCモータを搭載した遠心送風機を前記枝ダクト内
    にそれぞれ配設し、前記DCモータに対する通電を制御
    するDCモータ制御手段と、このDCモータ制御手段の
    動作より前記DCモータの運転回転数を検出する回転検
    出手段と、前記遠心送風機の運転風量を指示する風量指
    示手段と、前記DCモータに流れる電流を検出する電流
    を検出する電流検出手段と、前記風量指示手段によって
    指示された風量で一定運転するための前記DCモータに
    流れる規定電流を指示風量と前記回転数検出手段によっ
    て検出された運転回転数から演算する規定電流演算手段
    と、この規定電流演算手段により求められた規定電流と
    前記電流検出手段によって検出された電流とを比較し、
    同値となるよう前記DCモータへの印加電圧を制御する
    制御手段を配してなる空気調和装置。
  4. 【請求項4】 運転時のDCモータの巻線の温度を検出
    する巻線温度検知手段と、この巻線温度検知手段により
    検知された温度から電機子回路の全抵抗を推定する抵抗
    値推定手段を備えた請求項2記載の空気調和装置。
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JP5838895B2 (ja) * 2012-04-11 2016-01-06 ダイキン工業株式会社 回転速度検出装置および圧縮機制御装置
JP7249240B2 (ja) * 2019-08-21 2023-03-30 株式会社日立産機システム ファンフィルタユニット監視制御システムおよびファンフィルタユニット監視制御方法
CN115389780B (zh) * 2022-10-28 2023-02-14 深圳市永联科技股份有限公司 风洞测试设备的使用方法

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