JP3386598B2 - 風量一定制御dcファンモータ - Google Patents

風量一定制御dcファンモータ

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JP3386598B2
JP3386598B2 JP27216594A JP27216594A JP3386598B2 JP 3386598 B2 JP3386598 B2 JP 3386598B2 JP 27216594 A JP27216594 A JP 27216594A JP 27216594 A JP27216594 A JP 27216594A JP 3386598 B2 JP3386598 B2 JP 3386598B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンジフードや天井埋
め込み型の換気扇などに利用される風量一定制御DCフ
ァンモータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レンジフードや天井埋め込み型の
換気扇などにおいては、調理の状態や居室の状況に応じ
て、最適な風量で換気ができるような制御性のよいファ
ンモータが求められている。
【0003】従来、この種のファンモータは、ダクトの
状態など外的要因によって風量が変化したり、風量検出
のために専用のセンサーを必要があるなどの問題があっ
たため、我々はすでに図12〜図17に示すような方法
を提案している。
【0004】図に示すように1はDCモータ2を搭載し
たDCファンモータで、その吐出口8はダクト9に接続
されている。ダクト9はDCファンモータ1によって吸
い込まれたたばこの煙や調理による廃ガスによって汚染
された室内空気を、建物の壁10を通過させて室外に導
くダクトである。DCモータ2は回転子位置によって固
定子巻線に対する通電を制御するスイッチング素子より
構成された通電制御手段3によって回転を制御され、ス
イッチング電源12からDCモータ2への電流供給をマ
イクロコンピュータ53のゲート信号によって制御し、
このゲート信号の変化時間から回転数検出手段4がDC
モータ2の回転数を検出している。7は強、中、弱など
のDCファンモータ1の運転風量を指示する風量指示手
段で、強中弱それぞれの目標の風量を実現するための、
DCモータ2に対する各印加電圧における必要回転数を
回転数記憶手段51が記憶している。52は電圧制御手
段で、風量指示手段7に指示された風量と現在のDCモ
ータ2に対する印加電圧から、指示された風量でDCフ
ァンモータ1を運転するための回転数を回転数記憶手段
51より選定したのち、その選定した回転数と回転数検
出手段4が検出した現在の運転回転数を比較して、運転
回転数が選定回転数と同一となるよう、DCモータ2に
対する印加電圧を制御するものであり、回転数検出手段
4、電圧制御手段52、回転数記憶手段51はマイクロ
コンピュータ53とスイッチング電源12および周辺回
路より構成されている。
【0005】上記構成において、予めDCファンモータ
1を運転し、図13に示すようにDCモータ2の電圧を
連続的に変化させ、各電圧V1、V2、V3、…におけ
る、DCファンモータ1の強、中、弱の運転風量Qh、
Qm、Qlにおける回転数Nh1、Nh2、Nh3、…とNm
1、Nm2、Nm3、…とNl1、Nl2、Nl3、…を測定し、
図10の表に示すようにそれぞれの運転風量において、
各電圧に対する回転数を風量指示手段7に指示された風
量で運転するために必要な回転数として、回転数記憶手
段51に記憶させておく。そして、DCファンモータ1
を実際に設置して予め決めておいた電圧、図におけるV
aを電圧制御手段52によって通電制御手段3を介して
DCモータ2に印加し運転を開始する。すると、通電制
御手段3がDCモータ2の回転子位置に応じて巻線に対
する通電を切り換え、DCモータ2は風路のダクト損
失、図におけるLに応じた回転数で回転する。このとき
回転数検出手段4は通電制御手段3の巻線に対する通電
の切り換え速度より回転数Naを検出する。次に、風量
指示手段7によって運転風量、図におけるQmを指示す
ると、電圧制御手段52が、回転数記憶手段51に記憶
された回転数より、現在の印加電圧Vaにおいて指示風
量Qmで運転するために必要な回転数Nmaを検索し、
NaとNmaを比較する。比較の結果、図15および図
16に示すようにNa<Nmaの場合、遠心送風機であ
るので図からわかるように、指示風量Qmより多い風量
で運転されていることになるので、印加電圧を下げる必
要があり、電圧制御手段52が図におけるΔvaだけ電
圧を下げて印加電圧をVbとする。この状態で再び回転
数検出手段4が、変更後の印加電圧Vbにおける回転
数、図におけるNbを検出するとともに電圧制御手段5
2が、回転数記憶手段51に記憶された回転数より、V
bにおける指示風量Qmで運転するために必要な回転数
Nmbを検索し、NbとNmbを比較する。比較の結
果、図に示すようにNb>Nmbの場合、印加電圧Va
で運転された場合とは逆に指示風量Qmより少ない風量
で運転されていることになるので、印加電圧を上げる必
要があり、電圧制御手段52が図におけるΔvbだけ電
圧を下げて印加電圧をVcとするとともに、再び回転数
検出手段4が、変更後の印加電圧Vcにおける回転数、
図におけるNcを検出し、電圧制御手段52が回転数記
憶手段51に記憶された回転数より、Vcにおける指示
風量Qmで運転するために必要な回転数Nmcを検索
し、NcとNmcを比較する。比較の結果、図に示すよ
うにNc<Nmcの場合、Vaのときと同じく、指示風
量Qmより多い風量で運転されていることになるので、
印加電圧を下げる必要があり、電圧制御手段52が図に
おけるΔvcだけ電圧を下げて印加電圧をVL とする。
このとき、図に示すように印加電圧VL における回転数
NL が、印加電圧VL における指示風量Qmで運転する
ために必要な回転数NmL と等しくなると、DCファン
モータ1が指示された風量Qmで運転されているので、
電圧制御手段52は印加電圧VL を保持して風量Qmを
確保するものである。各印加電圧ごとの調整電圧はΔv
a>Δvb>Δvcで徐々に指示風量に近づけていくも
のである。もし、何らかの理由によって風路の圧損Lが
変化し、風量が変化した場合でも、常に運転回転数と記
憶された回転数を比較し、上記と同様の動作で電圧を制
御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の風量
一定制御DCファンモータでは、DCファンモータを設
置する雰囲気温度が回転数記憶手段に記憶された回転数
を計測したときの温度よりも高くなった場合は排気風量
が目標風量よりも増加し、逆の場合は排気風量が目標風
量よりも減少するといった問題があった。また、必要換
気量は居室の種類および収容人員または室面積によって
異なるため、回転数記憶手段の標準化が図れない、回転
数記憶手段を構成するマイコンのROM容量が膨大とな
り、コスト高となるという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、DC
ファンモータを設置する雰囲気温度が変化しても、一定
風量で運転できる風量一定制御DCファンモータを提供
することを第1の目的とする。
【0008】第2の目的はROM容量の少ないマイコン
でも、DCファンモータを設置する雰囲気温度が変化し
ても、一定風量で運転できる風量一定制御DCファンモ
ータを提供することにある。
【0009】第3の目的は必要換気量に応じて任意の風
量が設定でき、設定された風量で雰囲気温度が変化して
も一定運転できる風量一定制御DCファンモータを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の風量一定制御D
Cファンモータは上記目的を達成するために、第1の手
段はDCモータを搭載した遠心型のDCファンモータ
と、前記DCモータに対する通電を制御する通電制御手
段と、この通電制御手段の動作より前記DCモータの運
転回転数を検出する回転数検出手段と、前記DCファン
モータの設置される雰囲気温度を検出する雰囲気温度検
出手段と、前記DCファンモータの運転風量を指示する
風量指示手段と、この風量指示手段によって指示された
各風量で一定運転するために前記DCモータの必要な回
転数を、複数の雰囲気温度毎、複数の印加電圧毎に記憶
する回転数記憶手段と、前記回転数検出手段によって検
出された運転回転数と前記風量指示手段によって指示さ
れた風量と前記雰囲気温度検出手段によって検出された
雰囲気温度と前記DCモータへの現在の印加電圧に対応
した必要な回転数を前記回転数記憶手段から選定し、こ
の選定した回転数と検出した運転回転数とが同一になる
よう前記DCモータへの印加電圧を制御する電圧制御手
段を配してなる風量一定制御DCファンモータの構成と
する。
【0011】また、第2の手段は第1の手段の風量一定
制御DCファンモータにおいて、回転数記憶手段を少な
くとも2種類の雰囲気温度分を記憶した回転数記憶手段
に置き換えるとともに、風量指示手段によって指示され
た風量とDCモータへの印加電圧から前記回転数記憶手
段に記憶された2種類の回転数と、雰囲気温度検出手段
によって検出された雰囲気温度から比例計算によって、
指示風量にするための回転数を求める回転数演算手段を
設けた構成とする。
【0012】また、第2の目的を達成するために、第3
の手段は第1の手段の風量一定制御DCファンモータに
おいて、回転数記憶手段は雰囲気温度毎の印加電圧−回
転数の関係を示す近似式を記憶する算出式記憶手段に置
き換えるとともに、雰囲気温度検出手段によって検出さ
れた雰囲気温度と、風量指示手段によって指示された指
示風量と、DCモータへの印加電圧から近似式により、
指示風量にするための回転数を求める回転数算出手段を
設けた構成とする。
【0013】また、第3の目的を達成するために、第4
の手段はDCモータを搭載した遠心型のDCファンモー
タと、前記DCモータに対する通電を制御する通電制御
手段と、この通電制御手段の動作より前記DCモータの
運転回転数を検出する回転数検出手段と、前記DCモー
タの巻線の温度を検知する巻線温度検知手段と、この巻
線温度検知手段により検知された温度から電機子回路の
全抵抗を推定する抵抗値推定手段と、必要換気量に応じ
て任意に風量を設定する風量設定手段と、この風量設定
手段によって設定された風量で運転するための前記DC
モータへの現在の印加電圧における規定回転数を設定風
量と現在の印加電圧と推定された電機子回路の全抵抗か
ら演算する規定回転数演算手段を備え、前記回転数検出
手段によって検出された運転回転数を前記規定回転数演
算手段により求められた規定回転数と同回転数になるよ
う前記DCモータへの印加電圧を制御する電圧制御手段
を配してなる風量一定制御DCファンモータの構成とす
る。
【0014】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、回転
数検出手段が通電制御手段の動作よりDCモータの運転
回転数を検出し、雰囲気温度検知手段がDCファンモー
タの設置される雰囲気温度を検出するとともに、あらか
じめ回転数記憶手段がDCファンモータの設置される雰
囲気温度における風量指示手段によって指示された風量
でファンモータを運転するための、各印加電圧でのDC
モータの回転数を記憶しているので、電圧制御手段が現
在の印加電圧での運転回転数と記憶された回転数を比較
し、運転回転数が記憶された回転数になるようDCモー
タに対する印加電圧を制御するので、雰囲気温度が変化
しても、指示された一定風量でのファンモータの運転を
可能とすることができる。
【0015】また、第2の手段の構成により回転数演算
手段が記憶している回転数を測定した雰囲気温度2種類
と検出された雰囲気温度から、比例計算によって検出さ
れた雰囲気温度におけるDCモータの各印加電圧での回
転数を求めることができる。
【0016】また、第3の手段の構成により回転数算出
手段がDCモータへの印加電圧から雰囲気温度における
回転数を近似により求めることができる。
【0017】また、第4の手段の構成により巻線温度検
知手段によって、巻線温度を検知し、その検知された巻
線温度から実使用時の電機子回路の全抵抗値を抵抗値推
定手段によって求め、風量設定手段によって室の必要換
気量に応じて任意の風量が設定できることとなり、設定
風量で運転するためのDCモータへの印加電圧における
規定回転数を雰囲気温度の影響を受けることなく正確に
演算によって求めることを可能とすることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1〜図
3を参照しながら説明する。なお、従来例と同一部分に
は同一番号を付し詳細な説明は省略する。図に示すよう
に13はDCファンモータ1の設置される雰囲気温度を
検出する雰囲気温度検出手段で、6は各雰囲気温度毎に
風量指示手段7に指示された風量でDCファンモータ1
を運転するために各印加電圧毎の必要な回転数を記憶す
る回転数記憶手段で、予めDCファンモータ1を運転
し、DCモータ2の電圧を連続的に変化させ、各電圧V
1、V2、V3、…における、DCファンモータ1の
強、中、弱の運転風量Qh、Qm、Qlにおける回転数
Nh1、Nh2、Nh3、…とNm1、Nm2、Nm3、…とNl1、
Nl2、Nl3、…を測定し、それぞれの運転風量におい
て、各電圧に対する回転数を風量指示手段7に指示され
た風量で運転するために必要な回転数として記憶し、雰
囲気温度を変えてこの作業を繰り返し行うことによっ
て、マイクロコンピュータ11のROM内にテーブル化
している。そして、5は電圧制御手段で、雰囲気温度検
出手段13によって検出された雰囲気温度と風量指示手
段7に指示された風量と現在のDCモータ2に対する印
加電圧から、指示された風量でDCファンモータ1を運
転するための回転数を回転数記憶手段6より選定したの
ち、その選定した回転数と回転数検出手段4が検出した
現在の運転回転数を比較して、運転回転数が選定した回
転数と同一となるよう、DCモータ2に対する印加電圧
を制御するものであり、その他の構成は従来例の構成と
同じである。
【0019】上記構成において、DCファンモータ1の
電源を投入すると、マイクロコンピュータ11のROM
に記憶されたプログラムの手順にしたがって運転が開始
される。まず初期電圧を出力するとともに、初期ゲート
信号を出力し、DCモータ2を回転させる。次にDCモ
ータ2の回転子位置を検出し、検出された位置に応じた
ゲート信号を出力する。このゲート信号の変化時間を計
測したのちこの変化時間から運転回転数を演算し保持し
ておく。そして、風量指示信号を取り込んで指示風量を
確認するとともに、雰囲気温度検出手段13から雰囲気
温度信号を取り込んで、予めマイクロコンピュータ11
のROMに記憶されている回転数記憶手段6のメモリー
テーブルの中から、雰囲気温度と運転風量と印加電圧に
合致するメモリー回転数を検索し、先程保持した運転回
転数と比較する。比較の結果、回転数が同じであればス
イッチング電源12の出力電圧を維持してゲート信号の
変化時間の計測にもどり、以後はこの繰り返しで運転が
続行される。次に、比較の結果、運転回転数がメモリー
回転数より大きい場合、風量を増加させる必要があるの
でスイッチング電源12の出力電圧を上げる。比較の結
果、運転回転数がメモリー回転数より小さい場合は、風
量を減少させる必要があるのでスイッチング電源12の
出力電圧を下げ、以後は回転数が等しくなるまで同じス
テップを繰り返すものである。
【0020】このように本発明の第1の実施例の風量一
定制御DCファンモータによれば、予め各雰囲気温度毎
に指示された風量でDCファンモータ1を運転するため
に各印加電圧毎の必要な回転数を回転数記憶手段6に記
憶させ、雰囲気温度検出手段13がDCファンモータ1
の設置される雰囲気温度を検出し、通電制御手段3のゲ
ート信号の変化時間から運転回転数を検出し、それを回
転数記憶手段6の雰囲気温度、印加電圧に対応する回転
数と比較しながら、スイッチング電源12によりDCモ
ータ2への印加電圧を変化させ、DCファンモータ1の
風量を制御しているので、雰囲気温度の影響を受けるこ
となく常に指示風量での一定運転が可能になるという効
果が得られることになる。
【0021】つぎに、本発明の第2の実施例について図
4〜図6を参照しながら説明する。なお、第1の実施例
の構成と同一部分には同一番号を付し詳細な説明は省略
する。図に示すように、14は雰囲気温度TLおよびT
H(TL<TH)における、風量指示手段7に指示された風
量でDCファンモータ1を運転するために各印加電圧毎
の必要な回転数を記憶する回転数記憶手段で、15は雰
囲気温度検出手段13が検出した温度Tと、DCモータ
2への印加電圧Vnと、回転数記憶手段14に記憶され
ている回転数NTLVnおよびNTHVnから次式より必要回転
数を求める回転数演算手段である。
【0022】
【数1】
【0023】そして、16は回転数演算手段15によっ
て求められた回転数と回転数検出手段4によって検出さ
れた運転回転数を比較して、同一回転数となるよう、D
Cモータ2に対する印加電圧を制御する電圧制御手段で
あり、その他の構成は第1の実施例の構成と同じであ
る。
【0024】上記構成において、DCファンモータ1の
電源を投入すると、マイクロコンピュータ17のROM
に記憶されたプログラムの手順にしたがって運転が開始
される。まず初期電圧を出力するとともに、初期ゲート
信号を出力し、DCモータ2を回転させる。次にDCモ
ータ2の回転子位置を検出し、検出された位置に応じた
ゲート信号を出力する。このゲート信号の変化時間を計
測したのちこの変化時間から運転回転数を演算し保持し
ておく。そして、風量指示信号を取り込んで指示風量Qh
を確認し、予めマイクロコンピュータ17のROMに記
憶されている回転数記憶手段14のメモリーテーブルの
中から指示風量と印加電圧に合致するメモリー回転数N
hTLVnおよびNhTHVnを検索し、雰囲気温度検出手段13
から雰囲気温度信号を取り込んで雰囲気温度Tを確認
し、(数1)に基づいて回転数演算手段15が必要回転
数NhTVnを求め、先程保持した運転回転数と比較する。
比較の結果、回転数が同じであればスイッチング電源1
2の出力電圧を維持してゲート信号の変化時間の計測に
もどり、以後はこの繰り返しで運転が続行される。また
比較の結果、運転回転数が演算により求められた回転数
より大きい場合、風量を増加させる必要があるのでスイ
ッチング電源12の出力電圧を上げる。また比較の結
果、運転回転数が演算により求められた回転数より小さ
い場合は、風量を減少させる必要があるのでスイッチン
グ電源12の出力電圧を下げ、以後は回転数が等しくな
るまで同じステップを繰り返すものである。
【0025】このように本発明の第2の実施例の風量一
定制御DCファンモータによれば、予め2種類の雰囲気
温度において、指示された風量でDCファンモータ1を
運転するために各印加電圧毎の必要な回転数を回転数記
憶手段14に記憶させ、雰囲気温度検出手段13がDC
ファンモータ1の設置される雰囲気温度を検出し、回転
数演算手段15が検出された雰囲気温度Tと、指示風量
とDCモータ2への印加電圧Vnと、回転数記憶手段1
4に記憶されている回転数NTLVnおよびNTHVnから比例
計算により必要回転数を求め、通電制御手段3のゲート
信号の変化時間から運転回転数を検出し、それを演算に
より求められた回転数と比較しながら、スイッチング電
源12によりDCモータ2への印加電圧を変化させ、D
Cファンモータ1の風量を制御しているので、雰囲気温
度の影響を受けることなく常に指示風量での一定運転が
可能になるという効果が得られることになる。
【0026】つぎに、本発明の第3の実施例について図
7〜図9を参照しながら説明する。なお、第1の実施例
と同一部分には同一番号を付し詳細な説明は省略する。
図に示すように、19は雰囲気温度TLにおいてDCファ
ンモータ1を運転し、DCモータ2の電圧を連続的に変
化させ、各電圧V1、V2、V3、…における、DCフ
ァンモータ1の強、中、弱の運転風量Qh、Qm、Ql
における回転数Nh1、Nh2、Nh3、…とNm1、Nm2、N
m3、…とNl1、Nl2、Nl3、…を予め測定し、それぞれ
の運転風量において、印加電圧に対する回転数の関係を
示す近似式とし、次に雰囲気温度THを変えてこの作業を
行い、得られた各雰囲気温度における近似式を記憶する
算出式記憶手段で、18は指示風量と印加電圧と雰囲気
温度検出手段13によって検出された雰囲気温度から近
似により必要回転数を算出する回転数算出手段で、DC
モータ2への印加電圧がVnのとき、雰囲気温度TLにお
ける近似式から回転数NTLVnを算出し、次に雰囲気温度
THにおける近似式から回転数NTHVnを算出し、その他の
構成は第2の実施例の構成と同じである。
【0027】上記構成において、DCファンモータ1の
電源を投入すると、マイクロコンピュータ20のROM
に記憶されたプログラムの手順にしたがって運転が開始
される。まず初期電圧を出力するとともに、初期ゲート
信号を出力し、DCモータ2を回転させる。次に、DC
モータ2の回転子位置を検出し、検出された位置に応じ
たゲート信号を出力する。このゲート信号の変化時間を
計測したのちこの変化時間から運転回転数を演算し保持
しておく。そして、風量指示信号を取り込んで指示風量
Qhを確認し、予めマイクロコンピュータ20のROM内
の算出式記憶手段19に記憶されている近似式の中から
指示風量に合致する近似式を選定し、印加電圧に合致す
る回転数NhTLVnおよびNhTHVnを算出し、雰囲気温度検
出手段13から雰囲気温度信号を取り込んで雰囲気温度
Tを確認し、(数1)に基づいて回転数算出手段18が
必要回転数NhTVnを求め、先程保持した運転回転数と比
較する。比較の結果、回転数が同じであればスイッチン
グ電源12の出力電圧を維持してゲート信号の変化時間
の計測にもどり、以後はこの繰り返しで運転が続行され
る。次に、比較の結果、運転回転数が算出された回転数
より大きい場合、風量を増加させる必要があるのでスイ
ッチング電源12の出力電圧を上げる。また、比較の結
果、運転回転数が算出された回転数より小さい場合は、
風量を減少させる必要があるのでスイッチング電源12
の出力電圧を下げ、以後は回転数が等しくなるまで同じ
ステップを繰り返すものである。
【0028】このように本発明の第3の実施例の風量一
定制御DCファンモータによれば、予め2種類の雰囲気
温度において、指示された風量でDCファンモータ1を
運転するために各印加電圧毎の必要な回転数を算出する
ための近似式を記憶し、雰囲気温度検出手段13がDC
ファンモータ1の設置される雰囲気温度を検出し、回転
数算出手段18が検出された雰囲気温度Tと、指示風量
とDCモータ2への印加電圧Vnから比例計算により必
要回転数を求め、通電制御手段3のゲート信号の変化時
間から運転回転数を検出し、それを算出された回転数と
比較しながら、スイッチング電源12によりDCモータ
2への印加電圧を変化させ、DCファンモータ1の風量
を制御しているので、ROM容量の少ないマイクロコン
ピュータ20を用いても、雰囲気温度の影響を受けるこ
となく常に指示風量での一定運転が可能になるという効
果が得られることになる。
【0029】つぎに、本発明の第4の実施例について図
10および図11を参照しながら説明する。なお、第1
の実施例と同一部分には同一番号を付し詳細な説明は省
略する。図に示すように、21は居室の種類および収容
人員または室の床面積によって定まる必要換気量を設計
業者あるいは施工業者が任意に設定入力することのでき
る風量設定手段で、23は樹脂モールドされたDCモー
タ2の外被の温度を測定する熱電対24の信号からDC
モータ2の巻線の温度を推定する巻線温度検知手段で、
25は巻線温度検知手段23で検知されたDCモータ2
の巻線の温度から電機子回路の全抵抗を推定する抵抗値
推定手段で、22は風量設定手段21で設定された風量
でDCファンモータ1を運転するためのDCモータ2に
対する印加電圧における規定回転数を演算する規定回転
数演算手段で、つぎに示す方法で規定回転数を求めてい
る。
【0030】まず、DCモータ2の出力P(W)および
トルクT(N・m)は次式で示される。
【0031】
【数2】
【0032】
【数3】
【0033】ここで、NはDCモータの回転数(r/mi
n) 、Iは電流(A)、Ktはトルク定数を示し、(数
2)および(数3)より次式が得られる。
【0034】
【数4】
【0035】また、一般流体における相似則には次式の
関係が知られている。
【0036】
【数5】
【0037】
【数6】
【0038】
【数7】
【0039】ここで、Lはファンの軸動力(W)、Qは
風量(m3/min)、Psは静圧(mmAq)、NF はファンの
回転数(r/min)、Dは羽根車の径(mm)、KLは軸動力
係数、KQは風量係数、KPは静圧係数を示す。そして、
(数5)は(数6)および(数7)から次式におきかえ
ることができる。
【0040】
【数8】
【0041】そして、ファンとモータは直結しているこ
とから、ファンの軸動力Lと回転数NF はモータの出力
Pと回転数Nに等しいことから、(数4)および(数
8)から次式が得られる。
【0042】
【数9】
【0043】また、モータへの印加電圧をV(V)、電
機子回路の全抵抗をR(Ω)、誘起電圧定数をKe とす
ると、電機子回路に成立する回路方程式および誘起電圧
E(V)は次式で示される。
【0044】
【数10】
【0045】
【数11】
【0046】ここで、電機子回路の全抵抗Rは巻線の温
度によって変化する。そこで、実使用時の電機子回路の
全抵抗Rを次式に基づいて演算する。
【0047】
【数12】
【0048】ここで、R0は巻線温度T0[℃]における
電機子回路の初期抵抗値で、マイクロコンピュータ26
のROMに記憶されている。
【0049】そして、(数9)と(数10)と(数1
1)および(数12)から次式を得ることができる。
【0050】
【数13】
【0051】ここで、静圧係数KP、羽根車の径D、ト
ルク定数Kt および誘起電圧定数KeはDCファンモー
タ1の仕様が定まれば決定する定数であるから、設定風
量QとDCモータ2への印加電圧Vから、規定回転数を
算出することができる。そして、その他の構成は第1の
実施例の構成と同じである。
【0052】上記構成において、DCファンモータ1の
設置施工時に設計業者が計算した居室の種類および収容
人員または室の床面積によって定まった必要換気量を設
計業者あるいは施工業者が風量設定手段に設定した後、
DCファンモータ1の電源を投入すると、マイクロコン
ピュータ26のROMに記憶されたプログラムの手順に
したがって運転が開始される。まず初期電圧を出力する
とともに、初期ゲート信号を出力し、DCモータ2を回
転させる。次に、DCモータ2の回転子位置を検出し、
検出された位置に応じたゲート信号を出力する。このゲ
ート信号の変化時間を計測したのちこの変化時間から運
転回転数を演算し保持しておく。そして、巻線温度検知
手段23が熱電対24の信号から巻線の温度を検知し、
抵抗値推定手段25が(数12)に基づいて電機子回路
の全抵抗を推定し、規定回転数演算手段22が設定風量
信号を取り込み、(数13)に基づいて規定回転数を演
算する。そして、先程保持した運転回転数と比較する。
比較の結果、回転数が同じであればスイッチング電源1
2の出力電圧を維持してゲート信号の変化時間の計測に
もどり、以後はこの繰り返しで運転が続行される。次
に、比較の結果、運転回転数が算出された規定回転数よ
り大きい場合、風量を増加させる必要があるのでスイッ
チング電源12の出力電圧を上げる。また、比較の結
果、運転回転数が算出された規定回転数より小さい場合
は、風量を減少させる必要があるのでスイッチング電源
12の出力電圧を下げ、以後は回転数が等しくなるまで
同じステップを繰り返すものである。
【0053】このように本発明の第4の実施例の風量一
定制御DCファンモータによれば、居室の種類および収
容人員または室面積によって定まる必要換気量を設計業
者あるいは施工業者が任意に設定入力することのできる
風量設定手段21と、巻線温度検知手段23と、検知さ
れた巻線温度からDCモータ2の電機子回路の全抵抗を
推定する抵抗値推定手段25と、風量設定手段21によ
って設定された風量でDCモータ2を運転するための規
定回転数を演算する規定回転数演算手段22を設けるこ
とによって、通電制御手段3のゲート信号の変化時間か
ら運転回転数を検出し、それを求められた規定回転数と
比較しながら、スイッチング電源12によりDCモータ
2への印加電圧を変化させ、DCファンモータ1の風量
を制御しているので、ROM容量の少ないマイクロコン
ピュータ26を用いても、雰囲気温度の影響を受けるこ
となく、常に居室の種類および収容人員または室面積に
よって定まる必要換気量での一定運転が可能になるとい
う効果が得られることになる。
【0054】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に、本発明によれば、予め各雰囲気温度毎に指示された
風量でDCファンモータを運転するために各印加電圧毎
の必要な回転数を回転数記憶手段に記憶させ、雰囲気温
度検出手段がDCファンモータの設置される雰囲気温度
を検出し、通電制御手段のゲート信号の変化時間から運
転回転数を検出し、それを回転数記憶手段の雰囲気温
度、印加電圧に対応する回転数と比較しながら、スイッ
チング電源によりDCモータへの印加電圧を変化させ、
DCファンモータの風量を制御しているので、夏・冬の
外気温の変化や調理器具・冷暖房機器の使用状況などに
よる雰囲気温度の影響を受けることなく常に指示風量で
の一定運転ができる高性能の風量一定制御DCファンモ
ータを提供できる。
【0055】また、予め2種類の雰囲気温度において、
指示された風量でDCファンモータを運転するために各
印加電圧毎の必要な回転数を回転数記憶手段に記憶さ
せ、雰囲気温度検出手段がDCファンモータの設置され
る雰囲気温度を検出し、回転数演算手段が検出された雰
囲気温度Tと、指示風量とDCモータへの印加電圧Vn
と、回転数記憶手段に記憶されている回転数NTLVnおよ
びNTHVnから比例計算により必要回転数を求め、通電制
御手段のゲート信号の変化時間から運転回転数を検出
し、それを演算により求められた回転数と比較しなが
ら、スイッチング電源によりDCモータへの印加電圧を
変化させ、DCファンモータの風量を制御しているの
で、ROM容量の少ないマイクロコンピュータを用いて
も、雰囲気温度の影響を受けることなく常に指示風量で
の一定運転が可能な風量一定制御DCファンモータを提
供できる。
【0056】また、予め2種類の雰囲気温度において、
指示された風量でDCファンモータを運転するために各
印加電圧毎の必要な回転数を算出するための近似式を記
憶し、雰囲気温度検出手段がDCファンモータの設置さ
れる雰囲気温度を検出し、回転数算出手段が検出された
雰囲気温度Tと、指示風量とDCモータへの印加電圧V
nから比例計算により必要回転数を求め、通電制御手段
のゲート信号の変化時間から運転回転数を検出し、それ
を算出された回転数と比較しながら、スイッチング電源
によりDCモータへの印加電圧を変化させ、DCファン
モータの風量を制御しているので、ROM容量の非常に
少ないマイクロコンピュータを用いても、雰囲気温度の
影響を受けることなく常に指示風量での一定運転が可能
で、安価な風量一定制御DCファンモータを提供でき
る。
【0057】また、居室の種類および収容人員または室
面積によって定まる必要換気量を設計業者あるいは施工
業者が任意に設定入力することのできる風量設定手段
と、巻線温度検知手段と、検知された巻線温度からDC
モータの電機子回路の全抵抗を推定する抵抗値推定手段
と、風量設定手段によって設定された風量でDCモータ
を運転するための規定回転数を演算する規定回転数演算
手段を設けることによって、通電制御手段のゲート信号
の変化時間から運転回転数を検出し、それを求められた
規定回転数と比較しながら、スイッチング電源によりD
Cモータへの印加電圧を変化させ、DCファンモータの
風量を制御しているので、ROM容量の少ないマイクロ
コンピュータを用いても、雰囲気温度の影響を受けるこ
となく、常に居室の種類および収容人員または室面積に
よって定まる必要換気量での一定運転が可能で、ダクト
配管設計など換気系統の設計・施工が非常に容易な風量
一定制御DCファンモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の風量一定制御DCファン
モータの構成図
【図2】同指示風量と印加電圧と回転数の関係を示す表
【図3】同要部回路図
【図4】同第2実施例の風量一定制御DCファンモータ
の構成図
【図5】同指示風量と印加電圧と回転数の関係を示す表
【図6】同要部回路図
【図7】同第3実施例の風量一定制御DCファンモータ
の構成図
【図8】同指示風量における印加電圧と回転数の関係を
示すグラフ
【図9】同要部回路図
【図10】同第4実施例の風量一定制御DCファンモー
タの構成図
【図11】同要部回路図
【図12】従来の風量一定制御DCファンモータの構成
【図13】同運転特性を示す静圧−風量グラフ
【図14】同指示風量と印加電圧と回転数の関係を示す
【図15】同印加電圧と回転数の関係を示すグラフ
【図16】同運転風量と静圧と回転数の関係を示すグラ
【図17】同要部回路図
【符号の説明】
1 DCファンモータ 2 DCモータ 3 通電制御手段 4 回転数検出手段 5 電圧制御手段 6 回転数記憶手段 7 風量指示手段 13 雰囲気温度検出手段 14 回転数記憶手段 15 回転数演算手段 16 電圧制御手段 18 回転数算出手段 21 風量設定手段 22 規定回転数演算手段 23 巻線温度検知手段 25 抵抗値推定手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DCモータを搭載した遠心型のDCファ
    ンモータと、前記DCモータに対する通電を制御する通
    電制御手段と、この通電制御手段の動作より前記DCモ
    ータの運転回転数を検出する回転数検出手段と、前記D
    Cファンモータの設置される雰囲気温度を検出する雰囲
    気温度検出手段と、前記DCファンモータの運転風量を
    指示する風量指示手段と、この風量指示手段によって指
    示された各風量で一定運転するために前記DCモータの
    必要な回転数を、複数の雰囲気温度毎、複数の印加電圧
    毎に記憶する回転数記憶手段と、前記回転数検出手段に
    よって検出された運転回転数と前記風量指示手段によっ
    て指示された風量と前記雰囲気温度検出手段によって検
    出された雰囲気温度と前記DCモータへの現在の印加電
    圧に対応した必要な回転数を前記回転数記憶手段から選
    定し、この選定した回転数と検出した運転回転数とが同
    一になるよう前記DCモータへの印加電圧を制御する電
    圧制御手段を配してなる風量一定制御DCファンモー
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の風量一定制御DCファン
    モータにおいて、回転数記憶手段は少なくとも2種類の
    雰囲気温度分を記憶した回転数記憶手段に置き換えると
    ともに、風量指示手段によって指示された風量とDCモ
    ータへの印加電圧から前記回転数記憶手段に記憶された
    2種類の回転数と、雰囲気温度検出手段によって検出さ
    れた雰囲気温度から比例計算によって、指示風量にする
    ための回転数を求める回転数演算手段を設けたことを特
    徴とした風量一定制御DCファンモータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の風量一定制御DCファン
    モータにおいて、回転数記憶手段は雰囲気温度毎の印加
    電圧−回転数の関係を示す近似式を記憶する算出式記憶
    手段に置き換えるとともに、雰囲気温度検出手段によっ
    て検出された雰囲気温度と、風量指示手段によって指示
    された指示風量と、DCモータへの印加電圧から近似式
    により、指示風量にするための回転数を求める回転数算
    出手段を設けたことを特徴とする風量一定制御DCファ
    ンモータ。
  4. 【請求項4】 DCモータを搭載した遠心型のDCファ
    ンモータと、前記DCモータに対する通電を制御する通
    電制御手段と、この通電制御手段の動作より前記DCモ
    ータの運転回転数を検出する回転数検出手段と、前記D
    Cモータの巻線の温度を検知する巻線温度検知手段と、
    この巻線温度検知手段により検知された温度から電機子
    回路の全抵抗を推定する抵抗値推定手段と、必要換気量
    に応じて任意に風量を設定する風量設定手段と、この風
    量設定手段によって設定された風量で運転するための前
    記DCモータへの現在の印加電圧における規定回転数を
    設定風量と現在の印加電圧と推定された電機子回路の全
    抵抗から演算する規定回転数演算手段を備え、前記回転
    数検出手段によって検出された運転回転数を前記規定回
    転数演算手段により求められた規定回転数と同回転数に
    なるよう前記DCモータへの印加電圧を制御する電圧制
    御手段を配してなる風量一定制御DCファンモータ。
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