JP3088587B2 - 風量一定制御給排形換気システム - Google Patents

風量一定制御給排形換気システム

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JP3088587B2
JP3088587B2 JP05115734A JP11573493A JP3088587B2 JP 3088587 B2 JP3088587 B2 JP 3088587B2 JP 05115734 A JP05115734 A JP 05115734A JP 11573493 A JP11573493 A JP 11573493A JP 3088587 B2 JP3088587 B2 JP 3088587B2
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勘治 井崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DCファンモータを搭
載したレンジフードや天井埋め込み型の換気扇などを利
用する風量一定制御の給排型の換気システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、室内の温熱環境を快適に保つため
に、住宅の気密性が高くなってきており、住宅の換気装
置として適当な給気を行なうことにより、室内外の圧力
差を適正にして有効な換気を実現し、気圧差による換気
障害や排気による室内の圧力低下などの問題を解決する
ことができる給排型の換気システムが求められている。
【0003】従来、この種の給排型の換気システムは、
特公平3−68310号公報に示すような構成が一般的
であった。以下、その構成について図10を参照しなが
ら説明する。
【0004】図に示すように101は、室内の汚染され
た空気などを室外に排出する排気ファンユニットで、運
転信号を制御ユニット103に出力する。102は住宅
の壁部に取り付けられ住宅内外の圧力差を感知する差圧
センサユニットで、圧力差に応じた信号を制御ユニット
103に出力する。制御ユニット103は、差圧センサ
ユニットが出力する差圧の信号レベルが、指定された値
を越えないよう、給気ファンユニット104の運転を制
御する装置である。
【0005】上記構成において、電源を投入すると排気
ファンユニット101が運転を開始し、室内の空気を室
外に排出する。このとき、室内の窓やドアが閉鎖されて
いると室内への給気が不足して室内圧が低下し室内外の
圧力差が大きくなるとともに、換気量が低下する。ま
た、強い外風が吹いていると外風圧により室外圧が上昇
し、室内外の圧力差が大きくなるとともに、換気量が低
下する。このとき、その差を差圧センサユニット102
が感知し、制御ユニット103に圧力差に応じた信号を
出力する。制御ユニット103は感知された圧力差と、
あらかじめ換気障害が発生しない限度に設定された圧力
差とを比較し、感知された圧力差が設定された圧力差以
上の場合、給気ファンユニット104の運転を開始し
て、室内に給気して室内の圧力を上昇させ、室内外の圧
力差が設定値以上とならないようにして、適正な換気量
を確保するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の給排
形換気システムでは、室内外の圧力差を感知する専用の
差圧センサユニット102が必要であり、コスト高にな
るとともに、取付や信号線の工事が面倒であるという問
題があった。
【0007】また、圧力差を設定値以下に制御しても、
排気ダクトの長さや曲がり状態の相違によるダクト損失
の変化によって、換気量が変化してしまうという問題が
あった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、ダク
トの長さや曲がり状態によって圧力損失が変化しても、
一定風量で運転できるとともに、圧力差検出のための特
別なセンサーを使用する必要がない、高性能で低価格の
風量一定制御給排形換気システムを提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の風量一定制御給
排形換気システムは上記目的を達成するために、第1の
手段はDCファンモータと、このDCファンモータに印
加する電圧を制御する電圧制御手段と、前記DCファン
モータの回転数を検出する回転数検出手段と、前記DC
ファンモータの印加電圧と回転数から一定風量で運転す
るための電圧を選択するとともに、前記電圧制御手段に
運転電圧変更を指示する電圧選択手段と、前記DCファ
ンモータの回転数からこのDCファンモータにかかる静
圧を演算する静圧演算手段と、前記DCファンモータが
設置された部屋を開放状態にして前記DCファンモータ
を一定風量で運転したときに、前記DCファンモータに
かかる静圧を記憶する静圧記憶手段と、前記DCファン
モータの運転時にかかる静圧と前記静圧記憶手段に記憶
された静圧の差が一定値以上とならないよう、給気運転
を制御する制御手段で構成された排気ファンユニット
と、前記制御手段により制御される給気ファンユニット
とで構成する。
【0010】また第2の手段は、DCファモータの運転
時にかかる静圧と静圧記憶手段に記憶された静圧の差が
一定値以上となる状態が一定時間以上継続した場合にの
み、制御手段が給気運転を制御する風量一定制御給排形
換気システムの構成とする。
【0011】つぎに第3の手段は、2種類以上の静圧差
を指示できる静圧指示手段と、DCファンモータの運転
時にかかる静圧と静圧記憶手段に記憶された静圧の差
が、前記静圧指示手段によって指示された値以上になら
ないよう、制御手段が給気運転を制御する風量一定制御
給排形換気システムの構成とする。
【0012】つぎに第4の手段は、静圧指示手段が部屋
を正圧状態にする静圧差を指示できる風量一定制御給排
形換気システムの構成とする。
【0013】つぎに第5の手段は、部屋内に臭いセンサ
ーを設置し、この臭いセンサーと静圧指示手段を接続
し、前記臭いセンサーが感知する臭気濃度に応じて、前
記静圧指示手段が指示静圧を変化させる風量一定制御給
排形換気システムの構成とする。
【0014】つぎに第6の手段は、給気ファンユニット
AをDCファンモータAと、このDCファンモータAに
印加する電圧を制御する電圧制御手段Aと、前記DCフ
ァンモータAの回転数を検出する回転数検出手段Aと、
前記DCファンモータAの印加電圧と回転数から一定風
量で運転するための電圧を選択するとともに、前記電圧
制御手段Aに運転電圧変更を指示する電圧選択手段Aと
で構成し、部屋を閉鎖状態にして制御手段の指示によ
り、排気ファンユニットによる排気風量と給気ファンユ
ニットAによる給気風量を同風量状態で運転したとき
の、排気ファンユニットのDCファンモータにかかる静
圧を静圧記憶手段に記憶させる風量一定制御給排形換気
システムの構成とする。
【0015】つぎに第7の手段は、制御手段に、部屋を
開放状態にした静圧を記憶させるか、閉鎖状態にした静
圧を記憶させるかを指示する試運転切り換え手段を設け
た風量一定制御給排形換気システムの構成とする。
【0016】つぎに第8の手段は、給気風量が排気風量
より多くなった状態で、静圧演算手段が算出する静圧が
一定値を越える状態が、一定時間以上継続したとき異常
を表示する異常表示手段を設けた風量一定制御給排形換
気システムの構成とする。
【0017】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、部屋
を開放状態にして排気ファンユニットに静圧をかけない
で、一定風量で運転したときに、DCファンモータの回
転数から静圧演算手段が排気ダクト等によりDCファン
モータにかかる静圧を算出し静圧記憶手段に記憶する。
一定風量で運転するための運転電圧は電圧選択手段がD
Cファンモータの運転電圧と回転数より選択し、電圧制
御手段に指示する。つぎに、部屋を通常の使用状態にし
て、排気ファンユニットの運転を開始すると、同様に電
圧選択手段が一定風量で運転するための運転電圧を選択
して、電圧制御手段に指示するとともに、静圧演算手段
がDCファンモータにかかる静圧を算出する。制御手段
は静圧記憶手段に記憶された静圧と静圧演算手段が算出
した静圧を比較して、その差が一定値以上を越えた場合
は給気ファンユニットに運転を指示し、DCファンモー
タにかかる静圧を低減させるので、室内外の圧力差を感
知するための専用のセンサーを使用せずに、一定の圧力
差以下での換気が可能になる。また、排気ダクトの長さ
や曲がり状態が変化して圧力損失が変わっても、一定風
量での換気が可能となる。
【0018】また、第2の手段の構成により制御手段が
静圧記憶手段に記憶された静圧と静圧演算手段が算出し
た静圧の差が一定値以上となる時間が一定以上時間以上
継続した場合のみ、給気ファンユニットの運転を指示す
るので、ドアの開閉の度に運転状態を変化させるといっ
た、無駄な制御の防止が可能になる。
【0019】つぎに、第3の手段の構成の静圧指示手段
により2種類以上の静圧差が指示できるので、静圧差を
大きく指示した場合は給気ファンユニットによる給気量
を少なくすること、静圧差を小さく指示した場合は給気
ファンユニットによる給気量を多くすることができ、給
気量の制御が可能になる。
【0020】つぎに、第4の手段の構成により静圧指示
手段が正圧の静圧差を指示し、給気風量を排気風量より
多くして、部屋内を部屋外より正圧状態に保った状態で
の換気が可能になる。
【0021】つぎに、第5の手段の構成により静圧指示
手段が、部屋内の悪臭濃度を感知する臭いセンサーの出
力が高くなるにつれて、静圧差を少なくするあるいは部
屋内を負圧から正圧にかえるように静圧指示をだすた
め、悪臭濃度が高くなるにつれて給気風量が増加し、清
浄な外気導入による悪臭除去が自動的に可能となる。
【0022】つぎに、第6の手段の構成により静圧演算
手段が、部屋を閉鎖状態にして排気ファンユニットの排
気風量と給気ファンユニットAの給気風量とを同一に
し、部屋内に静圧がかからない状態にしたときの、排気
ファンユニットのDCファンモータにかかる排気ダクト
等による静圧を算出し、静圧記憶手段に記憶するので、
部屋の窓やドアをあけることなく、部屋を閉鎖状態にし
た状態で排気ファンユニットのDCファンモータにかか
る静圧を静圧記憶手段に記憶させることが可能になる。
【0023】つぎに、第7の手段の構成により試運転切
り換え手段により、部屋を開放状態にして静圧記憶をす
るのか、閉鎖状態にして静圧記憶をするのか選択できる
ので、部屋の状況に応じて、静圧記憶のための運転方法
が選択できると共に、給気ファンユニットとして、第1
の手段における一定風量で運転するための電圧選択手段
を備えていないもの、あるいは第6の手段における一定
風量で運転するための電圧選択手段を備えているものど
ちらを選択しても、排気ダクト等により排気ファンユニ
ットのDCファンモータにかかる静圧を静圧記憶手段に
記憶させることが可能になる。
【0024】つぎに、第8の手段の構成により、給気風
量が排気風量より多くなり部屋が正圧になって、通常で
あれば排気ファンユニットのDCファンモータにかかる
静圧が低くなるにもかかわらず、静圧値が一定以上の値
を一定時間以上越え続けた場合異常表示手段が異常を表
示するので、排気ダクト内にものが詰まったり破損した
などの異常を感知する事が可能になる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1〜図
9を参照しながら説明する。図に示すように8はDCフ
ァンモータ1とDCファンモータ1の運転電圧を制御す
る電圧制御手段2とDCファンモータの回転数を検出す
る回転数検出手段3と、排気運転風量を一定とする、D
Cファンモータ1の各印加電圧における必要回転数を記
憶するとともに、回転数検出手段3が検出した回転数と
電圧制御手段2の運転電圧から現在の運転風量を判断
し、一定風量で運転するための電圧を選択する電圧選択
手段4と、DCファンモータ1の運転回転数から、DC
ファンモータ1にかかる静圧を算出する静圧演算手段5
と、DCファンモータ1が設置された部屋を開放状態に
して、DCファンモータ1にかかる静圧を最小にして一
定風量で運転したときに、静圧演算手段5が算出した排
気ダクト10などによりDCファンモータ1にかかる静
圧を記憶する静圧記憶手段6と、静圧記憶手段6に記憶
された静圧と部屋を通常の使用状態にしてDCファンモ
ータ1を運転したときに静圧演算手段5が算出する運転
中の静圧を比較し、その差が一定値以上となった場合、
圧力差によって換気障害等が発生していると判断し、室
外の空気を室内に給気する給気ファンユニット9の運転
を指示し、室内に外気を強制的にとりいれることによ
り、圧力差が一定値以上とならないよう制御する制御手
段7とから構成され、たばこの煙や調理による廃ガスに
よって汚染された室内空気を、室外に排気する排気ファ
ンユニットである。
【0026】上記構成において、あらかじめ排気ファン
ユニット8を運転し、図2に示すようにDCファンモー
タ1の電圧を連続的に変化させ、各電圧V1、Vo、V
i、…、V4における一定風量Qtで運転するための回
転数N1、No、Ni、…、N4を測定し、電圧選択手
段4に記憶させておく。そして、排気ファンユニット8
を実際に使用する部屋にダクト工事等を実施して設置
し、部屋の窓やドアすべてを開放状態にしてあらかじめ
決めておいた電圧で運転する。このとき、電圧選択手段
4は回転数検出手段3が検出した運転回転数と、あらか
じめ記憶しておいた一定風量Qtで運転するための回転
数を比較して、電圧制御手段2の電圧を制御し、開放状
態において一定風量で運転するための電圧、図2におけ
るVoでの運転を指示する。そして、この開放状態にお
けるDCファンモータ1にかかる静圧Poを、そのとき
の運転回転数Noより静圧演算手段5が一般流体におけ
る相似則である次式より演算し、静圧記憶手段6に記憶
する。
【0027】
【数1】
【0028】ここで、Pは静圧、Kpは静圧係数、Nは
ファンモータの回転数、DはDCファンモータ1の羽根
車の径を示す。
【0029】つぎに、窓やドアを閉じて部屋を通常の使
用状態にして、排気ファンユニット8の運転を開始する
と、開放状態よりDCファンモータ1にかかる圧力損失
は増大し、図4における開放状態での圧力損失曲線Lo
からLcに変化する。そのため一定風量Qtで運転する
ための運転回転数および運転電圧もNcおよびVcに変
化するので、電圧選択手段4が開放状態での動作と同様
に電圧制御手段2を制御して、Vcでの運転を指示す
る。このときの運転回転数Ncより静圧演算手段5は、
(数1)より静圧Pcを算出する。このときの静圧Pc
が開放状態における静圧Poと比較して大きいと、室内
側の圧力低下が著しいか室外の強風等により、換気障害
におちいっていると考えられるので、制御手段7がPc
とPoの差があらかじめ定めた一定値を越えないよう、
給気ファンユニット9の運転を指示して、外気を室内に
導入する。この外気導入により圧力損失は減少し、外気
導入しないときの圧力損失曲線LcからLiに変化す
る。そのため一定風量Qtで運転するための運転回転数
および運転電圧もNiおよびViに変化するので、電圧
選択手段4が開放状態での動作と同様に電圧制御手段2
を制御して、Viでの運転を指示する。そして、静圧演
算手段5によって静圧Piを算出し、再度制御手段7が
PiとPoを比較し、その差があらかじめ定めた一定値
を越えていなければ、換気障害等がないと判断しこのま
まの状態で運転を継続する。給気ファンユニット9を運
転しても、圧力差がまだ一定値を越えている場合は、制
御手段7が給気ファンユニット9の給気量を増大させ、
圧力差が一定値以下となるまで同様の操作を繰り返すの
で、一定の圧力差以下での一定風量での換気が可能とな
るものである。
【0030】図5は要部の具体的な回路の一例を示す。
電圧制御手段2、回転数検出手段3、電圧選択手段4、
静圧演算手段5、静圧記憶手段6、制御手段7は記憶状
態指示スイッチ13とマイクロコンピュータ14とスイ
ッチング電源15および周辺回路より構成されている。
給気ファンユニット9はDCファンモータA11とスイ
ッチング電源12より構成されている。
【0031】つぎに上記のように構成した給排形換気シ
ステムの動作を図6のフローチャートを用いて説明す
る。換気システムの電源を投入すると、マイクロコンピ
ュータ14のROMに記憶された図6のフローチャート
に示すプログラムの手順にしたがって運転が開始され
る。まずステップ30で開放状態で運転したときの静圧
が記憶されているかどうかを判断する。記憶されていな
ければ、ステップ31で記憶状態指示スイッチ13が押
されるまで待機する。次に記憶状態指示スイッチ13が
押されると同時にステップ32で初期電圧を出力し運転
を開始する。この運転状態でのモータの回転数をモータ
の通電制御信号からステップ33で検出し、ステップ3
4であらかじめマイクロコンピュータ14のROMに記
憶しておいた、初期電圧における一定風量Qtで運転す
るための回転数と比較する。比較の結果運転回転数がメ
モリー回転数より小さい場合、風量を減少させる必要が
あるのでステップ35でスイッチング電源の出力電圧を
下げ、比較の結果、運転回転数が記憶回転数より大きい
場合は、風量を増加させる必要があるのでステップ36
でスイッチング電源の出力電圧を上げる。以後は回転数
が等しくなるまでステップ33から同様のステップを繰
り返すものである。回転数が同じになれば一定風量Qt
で運転されていると判断し、ステップ37でこのときの
静圧を演算し、開放静圧として記憶し、ステップ30に
戻る。
【0032】ステップ30では、今度は開放静圧が記憶
されているので、次にステップ38で通常の初期電圧を
出力し、ステップ39、40、41および42でステッ
プ33、34、35、36と同様の動作を繰り返し、運
転回転数と記憶回転数が同じになるように運転電圧を制
御する。回転数が同じになれば一定風量Qtで運転され
ていると判断し、ステップ43でこのときの静圧を演算
し、ステップ44でステップ37において記憶してた開
放静圧と比較し、その差があらかじめマイクロコンピュ
ータ14のROMに記憶しておいた規定値を越えていれ
ば、ステップ45で給気ファンユニット9の運転を開始
したあと、ステップ44で判断する静圧差が規定値以下
になるまで、同様のステップを繰り返す。但し、2回目
以降の繰り返しにおいては、ステップ45は給気ファン
による運転風量を増大させるステップとなる。静圧差が
規定値以下であれば、給気ファンの運転あるいは運転風
量を増大させることなく、ステップ39からステップ4
4の動作を繰り返すものである。
【0033】このように、本発明の第1の実施例の風量
一定制御給排形換気システムによれば、最初に設置した
部屋を開放状態にしたときの静圧を運転回転数から算出
して記憶させておき、通常の運転状態での回転数から算
出した静圧と比較し、その静圧差が一定値を越えないよ
うに給気ファンユニットの給気量を制御するので、室内
外の静圧差を検出するための特別なセンサーを使用しな
くても、一定の差圧以下での換気が可能になるととも
に、一定風量で運転するための電圧と回転数を記憶して
おき、実際の運転回転数と比較しながら、電圧を制御し
ているので一定風量での換気が可能になるという効果が
得られることになる。
【0034】つぎに、本発明の第2の実施例について図
7を参照しながら説明する。なお、第2の実施例の構成
は第1の実施例と同一であり、マイクロコンピュータ1
4のROMに記憶された図7のフローチャートに示すプ
ログラムの手順が異なるものであり詳細な説明は省略す
る。図に示すように、本実施例はステップ44で運転静
圧と記憶静圧の差が規定値を越えた場合、ステップ47
でタイマーをカウントし、ステップ48でそのカウント
値を判断し、カウント値があらかじめマイクロコンピュ
ータ14のROMに記憶しておいたカウント値を越えて
いれば、一定時間以上静圧差が継続した状態と判断し、
ステップ45で給気ファンユニットの運転を実施する。
記憶しておいたカウント値以下であれば、静圧差が一定
値を越えた時間が短いと判断し、給気ファンユニット9
の運転を実施せずに、ステップ39に戻って同様の動作
を繰り返すものである。その他の手順はステップ36と
50でタイマーカウントをリセットしている以外第1の
実施例と同じである。
【0035】上記手順により、静圧差が一定時間以上継
続した場合のみ、給気ファンユニットによる給気を実施
するので、ドアの一時的な開閉等に追従する無駄な制御
の防止が可能になるという効果が得られることになる。
【0036】つぎに、本発明の第3の実施例について図
8〜図10を参照しながら説明する。なお、第3の実施
例の構成は第1の実施例に対して、開放状態の静圧と運
転状態との静圧差を選択的に指示する、スイッチ17と
マイクロコンピュータ14および周辺回路で構成した静
圧指示手段16を追加したもので、その他の構成は第1
の実施例と同じであり、詳細な説明は省略する。また、
マイクロコンピュータ14のROMに記憶されたプログ
ラムの手順については、第2の実施例におけるフローチ
ャートに対して、ステップ51で静圧指示手段16によ
る指示静圧を確認するステップを追加したもので、その
他のステップは同じであり、詳細な説明は省略する。こ
れにより、ステップ44で判断する静圧差の規定値を指
示することが可能になり、静圧差を小さく指示したとき
は、同じ排気風量でも給気量が多くなり、静圧差を大き
く指示したときは、同じ排気風量でも給気量が少なくな
り、排気風量を変化させずに給気量の制御が可能になる
という効果が得られる。
【0037】つぎに、本発明の第4の実施例について図
11を参照しながら説明する。なお、第4の実施例の構
成およびマイクロコンピュータ14のROMに記憶され
たプログラムの手順については、第3の実施例と同一で
あり、静圧指示手段16によって指示される静圧差に、
静圧演算手段5によって算出される静圧値が静圧記憶手
段6に記憶された静圧値より低くなる差の値を備えたも
ので、詳細な説明は省略する。上記構成において、静圧
指示手段16が静圧記憶手段6に記憶された静圧値よ
り、静圧演算手段5が算出する静圧値より低くなるよう
静圧差を指示した場合、給気ファンユニット9による給
気風量を排気ファンユニット8による排気風量より多く
して、部屋内の静圧を正圧状態にすることにより、その
指示に対応することとなり、部屋内の静圧を正圧状態に
保った状態での部屋の換気が可能になるという効果が得
られる。
【0038】つぎに、本発明の第5の実施例について図
12〜図15を参照しながら説明する。なお、第5の実
施例の構成は第3の実施例に対して、静圧指示手段16
を臭いセンサー18とマイクロコンピュータ14と周辺
回路で構成している。その他の構成は第3の実施例と同
じであり、詳細な説明は省略する。上記構成において、
図12に示すように臭いセンサー18が感知する濃度が
高くなるにつれて、静圧指示手段16が指示する静圧差
を負圧側から正圧側に変化させるように、マイクロコン
ピュータ14のROMに記憶させるプログラムの手順
を、第3の実施例のフローチャートに対して変更してい
る。図14に示すフローチャートにおいて、ステップ6
0で臭いセンサー18の出力を確認し、ステップ61で
確認した出力値のレベルに応じて出力値が高い場合は正
圧側の静圧差を、出力値が低い場合は負圧側の静圧差を
指示するよう変更したものである。その他の手順は第3
の実施例と同一である。これにより、部屋の臭気濃度が
高くなるにつれて、静圧差指示手段16が部屋の静圧を
正圧側に変更するために給気風量を増加させるため、臭
気を含んでいない外気の導入量を多くすることが自動的
に可能になる。
【0039】つぎに、本発明の第6の実施例について図
16〜図18を参照しながら説明する。なお、第6の実
施例の構成は第5の実施例に対して、DCファンモータ
A19とDCファンモータA19の運転電圧を制御する
電圧制御手段A20とDCファンモータA19の回転数
を検出する回転数検出手段A21と、給気運転風量を一
定とする、DCファンモータA19の各印加電圧におけ
る必要回転数を記憶するとともに、回転数検出手段A2
1が検出した回転数と電圧制御手段A20の運転電圧か
ら現在の運転風量を判断し、一定風量で運転するための
電圧を選択する電圧選択手段A22で構成される給気フ
ァンユニットA23を、マイクロコンピュータA24と
スイッチング電源A25と周辺回路で構成したもので、
その他の構成は第5の実施例と同じであり、詳細な説明
は省略する。また、給気ファンユニットA23が給気風
量を一定とする動作も、排気ファンユニット8が排気風
量を一定とする動作と同じであり、詳細な説明は省略す
る。図18に示すフローチャートにおいて、ステップ3
1で記憶状態指示スイッチ13により記憶運転が指示さ
れたことを確認すると、ステップ70およびステップ7
1で給気運転と排気運転をそれぞれ開始する。つぎに、
まずステップ72で給気風量を確認し、風量が指定値に
なっていない場合は、ステップ73でスイッチング電源
A25の電圧を指定値になるよう調整し、つぎにステッ
プ74で排気風量を確認する。ステップ72で給気風量
が指定値になっている場合は、風量調整をする必要がな
いので直接ステップ74で排気風量を確認する。排気風
量確認の結果、排気風量も指定値になっている場合は、
給気風量と排気風量が同じになっているので、ステップ
37でこの状態での排気ファンユニット8にかかる静圧
を演算して記憶し、ステップ30に戻る。排気風量が指
定風量になっていない場合は、ステップ75でスイッチ
ング電源15の電圧を指定値になるよう調整する。排気
風量を調整するとそれにつれて給気風量も変化するの
で、再度ステップ72に戻り給気風量と排気風量両方が
指定値になるまで、同様のステップを繰り返す。その他
の手順は第5の実施例と同一である。上記手順により、
給気風量と排気風量が同じであるので、窓やドア等を閉
じて部屋を閉鎖した状態でも部屋内静圧は零になり、部
屋を開放状態としたときと同一の静圧値を、静圧記憶手
段に記憶することが可能になる。
【0040】つぎに、本発明の第7の実施例について図
19および図20を参照しながら説明する。なお、第7
の実施例の構成は第6の実施例における記憶状態指示ス
イッチ13を、試運転切り換え手段26に変更したもの
で、その他の構成は第6の実施例と同じであり、詳細な
説明は省略する。図20に示すフローチャートにおい
て、ステップ31で試運転切り換え手段26が閉鎖側か
開放側かどちらかを指示されたことを確認すると、つぎ
にステップ80でそのどちらが指示されたかを判定し、
もし開放側が指示されていた場合は、部屋の窓やドアが
あいた開放状態なので、ステップ81で排気運転だけを
指示したのち、ステップ82とステップ83の繰り返し
による排気風量調整を実施し、指定風量になった時点で
ステップ37の静圧の算出と記憶をする。ステップ80
で閉鎖側が指示されていた場合は、ステップ70以降の
第6の実施例と同じ手順を実施する。その他の手順も第
6の実施例と同一である。上記手順により、部屋を開放
状態にしても閉鎖状態にしてもどちらでも、排気ファン
ユニット8にかかる静圧を静圧記憶手段6に記憶するこ
とが可能になる。
【0041】つぎに、本発明の第8の実施例について図
21および図22を参照しながら説明する。なお、第8
の実施例の構成は第7の実施例に対して、LEDである
異常表示手段27を追加したもので、その他の構成は第
7の実施例と同じであり、詳細な説明は省略する。図2
0に示すフローチャートにおいて、ステップ45で給気
ファンユニットA23の運転を指示したのち、ステップ
90で給気風量が排気風量より多いかどうか、および排
気ファンユニット8にかかる運転静圧とステップ37で
記憶した記憶静圧の差が、あらかじめマイクロコンピュ
ータ14に記憶しておいた一定静圧値を越えていないか
どうかを判定する。もし、給気風量が排気風量より多い
状態で、一定静圧値を越える場合は、排気ダクト10の
異物による目詰まりなどの異常が発生したと判断し、ス
テップ91で異常表示手段27であるLEDを点灯す
る。給気風量が排気風量より少ない状態あるいは一定静
圧値を越えていない場合は、異常がないと判断し、ステ
ップ90からステップ50以降の通常の手順を実施する
ものである。その他の手順は第7の実施例と同一であ
る。上記手順により、排気ダクト10の目詰まりなどに
より適正な排気ができなくなった場合、異常表示をする
ことが可能になる。
【0042】
【発明の効果】以上の実施例の説明からも明らかなよう
に、本発明によれば、静圧演算手段がファンモータの回
転数より静圧を算出し、制御手段がDCファンモータに
かかる運転静圧と、静圧記憶手段に記憶された開放状態
の静圧の差が一定値以上とならないように、給気ファン
ユニットを制御して給気量を調整するので、室内外の静
圧差を検出する特別なセンサーを使用しなくても、室内
外の静圧差を一定値以下に保持した状態での換気が可能
になるとともに、電圧選択手段がダクトなどによる圧力
損失が変化しても、一定風量で運転できるよう電圧を制
御しているので、気圧差による換気障害や排気による室
内の圧力低下などの問題を解決するとともに、必要な換
気量を常に確保できる高性能で低価格の風量一定制御給
排形換気システムを提供できる。
【0043】また、静圧指示手段によって一定の排気風
量状態で、給気量の制御が可能になるとともに、部屋内
の静圧を正圧状態に保つことにより、サニタリーなどか
らの臭気を伴った空気の侵入を防止しながらの換気が可
能となり、室内の温熱環境や空気質を快適に保つことが
可能な省エネルギー効果のある風量一定制御給排形換気
システムを提供できる。
【0044】また、臭いセンサーが感知する部屋の臭気
濃度が高くなるにつれて、静圧差指示手段が新鮮な外気
の導入量を多くするよう制御するので、部屋の臭気濃度
に応じた自動換気運転ができる風量一定制御給排形換気
システムを提供できる。
【0045】また、給気ファンユニットの給気風量を排
気ファンユニットの排気風量と同一にした状態で静圧記
憶手段が静圧値を記憶するので、部屋が閉鎖状態でも開
放状態と同じように、排気ダクトなどにより排気ファン
ユニットにかかる静圧を記憶できるとともに、試運転切
り換え手段により、開放状態による静圧の記憶か閉鎖状
態における静圧記憶かどちらでも選択が可能となるた
め、試運転が容易な施工性のよい風量一定制御給排形換
気システムを提供できる。
【0046】また、排気ダクトに目詰まりなどが発生し
適正な排気ができなくなった場合、異常表示手段が異常
を表示することができるので、高品質の風量一定制御給
排形換気システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の風量一定制御給排形換気
システムの構成図
【図2】同排気ファンユニットの運転特性を示す静圧−
風量グラフ
【図3】同印加電圧と回転数と静圧の関係を示す表図
【図4】同印加電圧と回転数と風量と静圧の関係を示す
グラフ
【図5】同要部回路図
【図6】同運転のためのプログラムの一例を示すフロー
チャート
【図7】同第2の実施例の風量一定制御給排形換気シス
テムの運転のためのプログラムの一例を示すフローチャ
ート
【図8】同第3の実施例の風量一定制御給排形換気シス
テムの構成図
【図9】同要部回路図
【図10】同運転のためのプログラムの一例を示すフロ
ーチャート
【図11】同第4の実施例の風量一定制御給排形換気シ
ステムの印加電圧と回転数と風量と静圧の関係を示すグ
ラフ
【図12】同第5の実施例の風量一定制御給排形換気シ
ステムの構成図
【図13】同臭気濃度と静圧差の関係を示すグラフ
【図14】同要部回路図
【図15】同運転のためのプログラムの一例を示すフロ
ーチャート
【図16】同第6の実施例の風量一定制御給排形換気シ
ステムの構成図
【図17】同要部回路図
【図18】同運転のためのプログラムの一例を示すフロ
ーチャート
【図19】同第7の実施例の風量一定制御給排形換気シ
ステムの要部回路図
【図20】同運転のためのプログラムの一例を示すフロ
ーチャート
【図21】同第8の実施例の風量一定制御給排形換気シ
ステムの要部回路図
【図22】同運転のためのプログラムの一例を示すフロ
ーチャート
【図23】従来の給排形換気システムの構成図
【符号の説明】
1 DCファンモータ 2 電圧制御手段 3 回転数検出手段 4 電圧選択手段 5 静圧演算手段 6 静圧記憶手段 7 制御手段 8 排気ファンユニット 9 給気ファンユニット 16 静圧指示手段 18 臭いセンサー 19 DCファンモータA 20 電圧制御手段A 21 回転数検出手段A 22 電圧選択手段A 23 給気ファンユニットA 26 試運転切り換え手段 27 異常表示手段

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】DCファンモータと、このDCファンモー
    タに印加する電圧を制御する電圧制御手段と、前記DC
    ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段と、前
    記DCファンモータの印加電圧と回転数から一定風量で
    運転するための電圧を選択するとともに、前記電圧制御
    手段に運転電圧変更を指示する電圧選択手段と、前記D
    Cファンモータの回転数からこのDCファンモータにか
    かる静圧を演算する静圧演算手段と、前記DCファンモ
    ータが設置された部屋を開放状態にして前記DCファン
    モータを一定風量で運転したときに、前記DCファンモ
    ータにかかる静圧を記憶する静圧記憶手段と、前記DC
    ファンモータの運転時にかかる静圧と前記静圧記憶手段
    に記憶された静圧の差が一定値以上とならないよう、給
    気運転を制御する制御手段で構成された排気ファンユニ
    ットと、前記制御手段の指示により運転される給気ファ
    ンユニットとで構成された風量一定制御給排形換気シス
    テム。
  2. 【請求項2】DCファンモータの運転時にかかる静圧と
    静圧記憶手段に記憶された静圧の差が一定値以上となる
    状態が一定時間以上継続した場合にのみ、制御手段が給
    気運転を制御する請求項1記載の風量一定制御給排形換
    気システム。
  3. 【請求項3】2種類以上の静圧差を指示できる静圧指示
    手段と、DCファンモータの運転時にかかる静圧と静圧
    記憶手段に記憶された静圧の差が、前記静圧指示手段に
    よって指示された値以上にならないよう、制御手段が給
    気運転を指示する請求項1または請求項2に記載の風量
    一定制御給排形換気システム。
  4. 【請求項4】静圧指示手段が部屋を正圧状態にする静圧
    差を指示できる請求項1または請求項2または請求項3
    記載の風量一定制御給排形換気システム。
  5. 【請求項5】部屋内に臭いセンサーを設置し、この臭い
    センサーと静圧指示手段を接続し、前記臭いセンサーが
    感知する臭気濃度に応じて、前記静圧指示手段が指示静
    圧を変化させる請求項4記載の風量一定制御給排形換気
    システム。
  6. 【請求項6】給気ファンユニットAを、DCファンモー
    タAとこのDCファンモータAに印加する電圧を制御す
    る電圧制御手段Aと、前記DCファンモータAの回転数
    を検出する回転数検出手段Aと、前記DCファンモータ
    Aの印加電圧と回転数から一定風量で運転するための電
    圧を選択するとともに、前記電圧制御手段Aに運転電圧
    変更を指示する電圧選択手段Aとで構成し、部屋を閉鎖
    状態にして制御手段の指示により、排気ファンユニット
    による排気風量と給気ファンユニットAによる給気風量
    を同風量状態で運転したときの、排気ファンユニットの
    DCファンモータにかかる静圧を静圧記憶手段に記憶さ
    せる請求項1または請求項2または請求項3または請求
    項5記載の風量一定制御給排形換気システム。
  7. 【請求項7】制御手段に、部屋を開放状態にした静圧を
    記憶させるか、閉鎖状態にした静圧を記憶させるかを指
    示する試運転切り換え手段を設けた請求項6記載の風量
    一定制御給排形換気システム。
  8. 【請求項8】給気風量が排気風量より多くなった状態
    で、静圧演算手段が算出する静圧が一定値を越える状態
    が、一定時間以上継続したとき異常を表示する異常表示
    手段を設けた請求項6または請求項7記載の風量一定制
    御給排形換気システム。
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