JPH08152165A - 換気扇の風量制御装置 - Google Patents

換気扇の風量制御装置

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JPH08152165A
JPH08152165A JP6294440A JP29444094A JPH08152165A JP H08152165 A JPH08152165 A JP H08152165A JP 6294440 A JP6294440 A JP 6294440A JP 29444094 A JP29444094 A JP 29444094A JP H08152165 A JPH08152165 A JP H08152165A
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JP
Japan
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ventilation fan
fan
fan motor
air volume
constant current
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JP6294440A
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Kimiharu Sato
公治 佐藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気扇の排気風量を検出するための特別の手
段を用いることなく換気扇の排気風量を設定風量に維持
する。 【構成】 定電流制御手段15は、DCファンモータ1
2を定電流スタートする。このとき、回転数検出手段1
7は、DCファンモータ12の回転数を検出する。そし
て、モータ出力可変手段19は、回転数検出手段17に
より検出されたDCファンモータ12の回転数に基づい
て換気扇11の負荷量を検出し、その負荷量に基づいて
DCファンモータ12の運転回転数を設定回転数に調整
する。これにより、換気扇11の負荷量にかかわらず換
気扇11の排気風量を設定風量に維持することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部屋の空気を外部に排
気するための換気扇における排気風量を設定風量に維持
する換気扇の風量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファンモータの作動により部
屋の空気を外部に排出する換気扇が供されているが、換
気扇の負荷量は据付条件(ダクト長及びダクト径等の通
風抵抗、部屋の気密度等)により変動することから、フ
ァンモータの回転数を一定に制御するだけでは設定風量
を得ることができない。
【0003】そこで、換気扇の負荷量を検出するために
換気扇の排気経路に風量センサを設け、その風量センサ
により検出された風量が設定風量となるようにファンモ
ータの回転を調整する換気扇の風量制御装置が供されて
いる。
【0004】図7はこの種の換気扇の風量制御装置を示
している。この図7において、換気扇1はACファンモ
ータ2を備えている。このACファンモータ2はインバ
ータ3により作動されるようになっており、その作動状
態で部屋の空気は換気扇1の排気口4に接続されたダク
ト5を通じて屋外に排出される。ここで、換気扇1の排
気口4には風量センサ6が配設されており、風量制御ユ
ニット7は、風量センサ6により検出された風量が設定
風量となるようにインバータ3を制御する。つまり、換
気扇1の風量と風量センサ6の出力との関係を示す図8
において、換気扇1の風量が大きい程、風量センサ6の
出力が大となるので、風量センサ6の出力に基づいて換
気扇1の排気風量を検出することができる。
【0005】そして、インバータ3は、斯様にして求め
た換気扇1の排気風量が設定風量と異なっていたとき
は、インバータ3の出力周波数を変更することによりA
Cファンモータ2の回転を制御する。つまり、インバー
タ3の出力周波数と風量センサ6の出力との関係を示す
図9において、インバータ3の出力周波数の増減に応じ
て換気扇1の排気風量が増減して風量センサ6の出力が
増減するので、風量センサ6の出力に応じてインバータ
3を制御することにより、換気扇1の負荷量にかかわら
ず換気扇1の排気風量を設定風量に維持することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のものでは、次の欠点がある。 (1)換気扇1の排気風量を風量センサ6により検出す
る構成であるので、風量センサ6が必要となる分コスト
が上昇したり、据付工事が面倒となる。 (2)換気扇1の使用時間が長時間となると、風量セン
サ6の表面に塵埃が付着するので、風量センサ6の検出
特性が変動してしまって換気扇1の風量制御が不確実と
なる。 (3)風量センサ6を取付けるための作業が極めて面倒
である。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、風量を検出するための特別の手段を用
いることなく設定風量を維持することができる換気扇の
風量制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の換気扇の風量制
御装置は、ファンモータの作動に応じて部屋の空気を吸
込んで外部に排出する換気扇を設け、前記ファンモータ
の回転数を検出する回転数検出手段を設け、前記ファン
モータの所定の作動状態で前記回転数検出手段により検
出された前記ファンモータの回転数に基づいて前記換気
扇の負荷量を検出すると共に、その負荷量に基づいて前
記換気扇の排気風量が設定風量となるように前記ファン
モータの回転数を制御する制御手段を設けたものである
(請求項1)。
【0009】上記構成において、ファンモータを定電流
で作動させる定電流制御手段を設けた上で、制御手段
は、前記定電流制御手段により前記ファンモータを定電
流スタートさせた状態で換気扇の負荷量を検出するよう
にしてもよい(請求項2)。
【0010】また、制御手段は、定電流制御手段により
ファンモータを定電流スタートしたときは回転数検出手
段により検出されたファンモータの回転数が安定した状
態で換気扇の負荷量を検出するようにしてもよい(請求
項3)。
【0011】また、制御手段は、換気扇の負荷量を間欠
的に検出するようにしてもよい(請求項4)。
【0012】また、定電流制御手段の消費電流を検出す
る電流検出手段を設けた上で、制御手段は、ファンモー
タの停止状態で前記電流検出手段により前記定電流制御
手段の消費電流を検出し、その消費電流に基づいて前記
定電流制御手段からファンモータに与える定電流を補正
するようにしてもよい(請求項5)。
【0013】
【作用】請求項1記載の換気扇の風量制御装置の場合、
ファンモータの回転に応じて換気扇により部屋の空気が
排出される。このとき、ファンモータを設定回転数で作
動した場合であっても、換気扇の排気風量はこの換気扇
の負荷量に応じて変動する。
【0014】そこで、制御手段は、ファンモータの所定
の作動状態で回転数検出手段により検出されたファンモ
ータの回転数に基づいて換気扇の負荷量を検出すると共
に、その負荷量に基づいて換気扇の排気風量が設定風量
となるようにファンモータの回転数を制御する。これに
より、換気扇の負荷量に応じてファンモータの回転数が
制御されるので、換気扇の負荷量にかかわらず換気扇の
排気風量を設定風量に維持することができる。
【0015】請求項2記載の換気扇の風量制御装置の場
合、制御手段は、換気扇の負荷量を検出するときは定電
流制御手段を動作させる。これにより、ファンモータが
定電流で作動されるので、換気扇の負荷量を換気扇の運
転が安定した状態で検出することができる。
【0016】請求項3記載の換気扇の風量制御装置の場
合、制御手段は、定電流検出手段によりファンモータを
定電流スタートしたときは回転数検出手段により検出さ
れたファンモータの回転数が安定した状態で負荷量を検
出する。これにより、換気扇の負荷量を換気扇の運転状
態が極めて安定した状態で検出することができる。
【0017】請求項4記載の換気扇の風量制御装置の場
合、制御手段は換気扇の負荷量を間欠的に検出するの
で、換気扇の運転時にこの換気扇の負荷量が変動した場
合であっても、負荷量の変動の影響を受けることなく換
気扇の排気風量を設定風量に維持することができる。
【0018】請求項5記載の換気扇の風量制御装置の場
合、制御手段は、ファンモータの停止状態で電流検出手
段により定電流制御手段の消費電流を検出し、その消費
電流に基づいて定電流制御手段からの定電流を補正す
る。これにより、定電流制御手段自体の消費電流にかか
わらず、定電流制御手段からファンモータに定電流を与
えることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図6を参
照して説明する。図1は全体の構成を機能ブロックで示
している。この図1において、換気扇11はDCファン
モータ12を備えており、そのDCファンモータ12の
回転により図示しない部屋内の煙草の煙或いは調理によ
り汚染された室内空気を吸込むと共に、吸込んだ空気を
換気扇11の排気口13に接続されたダクト14を通じ
て室外に排出する。
【0020】定電流制御手段15は、DCファンモータ
12を定電流で作動させる。電流検出手段16は、DC
ファンモータ12の停止状態で定電流制御手段15の消
費電流を検出する。この場合、定電流制御手段15は、
電流検出手段16による検出電流値に基づいて出力電流
を補正した状態でDCファンモータ12を作動するよう
になっている。
【0021】回転数検出手段17は、DCファンモータ
12の回転数を検出する。記憶手段18には、換気扇1
1の負荷量を検出するためにDCファンモータ12の起
動直後で安定したときの回転数とその条件において換気
扇11の風量が設定風量となる設定回転数が予め記憶さ
れている。制御手段としてのモータ出力可変手段19
は、風量指示手段20により指示された風量で換気扇1
1を運転するために、記憶手段18により設定された回
転数と回転数検出手段17が検出した現在の運転回転数
とを比較し、運転回転数が設定回転数となるようにDC
ファンモータ12の設定回転数を調整する。
【0022】図2は、図1で示した機能ブロック図を電
気回路で示している。この図2において、DCファンモ
ータ12はモータ制御用IC21を内蔵して構成されて
いる。このモータ制御用IC21はモータ巻線部12a
への通電流をオンオフするためのトランジスタからなる
スイッチング回路22及びDCファンモータ12の図示
しないロータの回転位置を検出するホール素子からなる
位置検出回路23を備えており、その位置検出回路23
の検出状態に基づいてスイッチング回路22をオンオフ
制御することによりDCモータ12を作動するようにな
っている。この場合、モータ巻線部12a及びモータ制
御用IC21のグランドは共通化されており、そこに電
流検出用抵抗24が接続されている。従って、DCファ
ンモータ12及びモータ制御用IC21による消費電流
は電流検出用抵抗24を通過するので、その電流検出用
抵抗24の発生電圧を検出することにより全体の消費電
流を検出することができる。
【0023】一方、スイッチング電源25は交流を直流
に変換して出力するもので、DCファンモータ12に所
定電圧Vmを給電すると共にモータ制御用IC21に所
定電圧Vccを給電するようになっている。そして、マイ
クロコンピュータ26は、スイッチング電源25に対し
てDCファンモータ12に対する印加電圧を指令するも
のであり、その指令に応じてスイッチング電源25から
所定電圧VmがDCファンモータ12に印加される。ま
た、マイクロコンピュータ26は、スイッチング電源2
5を通じて電流検出用抵抗24の電圧を検出することに
より全体の消費電流を検出するようになっている。
【0024】さて、換気扇11の据付条件が変更される
と換気扇11の負荷量が変動するので、DCファンモー
タ12を設定回転数で回転するにしても換気扇11の排
気風量が変動する。つまり、ダクト14の長さが長くな
る程、或いはダクト14の内径が小さくなる程、換気扇
11の負荷量が大きくなって換気扇11の排気風量が低
下する。また、換気扇11が取付けられた部屋の気密度
が高い程、換気扇11の負荷量が大きくなって換気扇1
1の排気風量が低下する。
【0025】そこで、マイクロコンピュータ26は、次
のようにして換気扇11の負荷量にかかわらず換気扇1
1の風量を設定風量に維持するようにしている。図3は
マイクロコンピュータ26の動作を示している。この図
3において、マイクロコンピュータ26は、電源がオン
されると、DCファンモータ12の停止状態でのスイッ
チング電源25の供給電流を計測する(ステップS
1)。つまり、DCファンモータ12の停止時において
はDCファンモータ12に電流は流れないものの、モー
タ制御用IC21には消費電流が流れるので、DCファ
ンモータ12の停止状態での電流検出用抵抗24の電圧
を検出することによりモータ制御用IC21の消費電流
を検出することができる。
【0026】そして、マイクロコンピュータ26は、後
述するようにDCファンモータ12を定電流スタートす
る際の定電流値を補正する(ステップS2)。つまり、
スイッチング電源25の出力電流はDCファンモータ1
2の通電電流にモータ制御用ICの消費電流を加えた値
であるので、DCファンモータ12に定電流を与えると
きは、その定電流にモータ制御用IC21の消費電流を
加算するように補正する。
【0027】そして、マイクロコンピュータ26は、上
述のようにして補正した電流値となるようにスイッチン
グ電源25に指令する。これにより、スイッチング電源
25からDCファンモータ12にはモータ制御用IC2
1自体の消費電流にかかわらず定電流が与えられるの
で、DCファンモータ12は定電流スタートするように
なる。このとき、DCファンモータ12の作動に伴って
部屋内の空気がダクト14を通じて屋外に排出される。
【0028】続いて、マイクロコンピュータ26は、D
Cファンモータ12の運転回転数を検出し(ステップS
4)、この運転回転数に基づいて換気扇11の負荷量と
しての据付条件を検索する(ステップS5)。この場
合、マイクロコンピュータ26は、図4に示すようにD
Cファンモータ12への通電電流とDCファンモータ1
2の回転数との関係を負荷量L1 ,L2 ……に対応して
予め記憶している(L1は換気扇11の負荷量が大の場
合を示し、L4 は換気扇11の負荷量が小の場合を示し
ている)。従って、DCファンモータ12を定電流で作
動したときのDCファンモータ12の運転回転数を検出
することにより換気扇11の負荷量(据付条件)を判断
することができる。
【0029】そして、マイクロコンピュータ26は、上
述のようにして判断した換気扇11の負荷量に基づいて
設定風量に対応したDCファンモータ12の設定回転数
を求める。つまり、図5に示すようにDCファンモータ
12の設定回転数とそのときの排気風量との関係は負荷
量に対応するので、マイクロコンピュータ26は、風量
指示信号を取込むことにより設定風量を判断し(ステッ
プS6)、その設定風量と換気扇11の負荷量との関係
から設定風量を得るのに必要となるDCファンモータ1
2の設定回転数を求める(ステップS7)。この場合、
マイクロコンピュータ26は、図6に示すように換気扇
11の負荷量に対応してDCファンモータ12の設定回
転数とそのときの換気扇11の排気風量をデータテーブ
ルとして記憶しており、そのデータテーブルに基づいて
設定風量に対応したDCファンモータ12の設定回転数
を求めるようにしている。
【0030】そして、マイクロコンピュータ26は、D
Cファンモータ12の運転回転数を検出し(ステップS
8)、その運転回転数と設定回転数とを比較し(ステッ
プS9)、運転回転数が設定回転数よりも大きいときは
換気扇11の風量を減少させる必要があるので、スイッ
チング電源25の出力電圧を低下させるために電圧ダウ
ン信号を出力する(ステップS10)。また、運転回転
数が設定回転数よりも小さいときは換気扇11の風量を
増加させる必要があるので、スイッチング電源25の出
力電圧を増大させるために電圧アップ信号を出力する
(ステップS11)。以上の制御により、DCファンモ
ータ12の運転回転数が設定回転数となるように制御さ
れるので、換気扇11の排気風量は設定風量に調整され
る。
【0031】そして、マイクロコンピュータ26は、D
Cファンモータ12の運転回転数が設定回数となったと
きは動作点確認時間に達したか否かを判断し(ステップ
S12)、動作点確認時間に達するまでは上述のような
制御を繰返し、動作点確認時間に達したところでステッ
プS3に戻ってDCファンモータ12を定電流スタート
させた状態で換気扇11の負荷量を再び判断するように
なる。
【0032】上記構成のものによれば、DCファンモー
タ12を定電流スタートしたときの回転数に基づいて換
気扇11の負荷量を判断し、その負荷量に基づいて設定
風量に対応したDCファンモータ12の設定回転数を求
めるようにしたので、風量センサのように特別のセンサ
を設けることなく換気扇11の排気風量を設定風量とな
るように調整することができる。従って、換気扇の負荷
量の影響を防止するために風量センサを設けた従来例の
ものと違って、全体のコストを低減することができると
共に据付工数を簡単化することができる。
【0033】また、換気扇11の運転状態では間欠的に
この換気扇11の負荷量を判断し、その負荷量に基づい
てDCファンモータ12の設定回転数を変更するように
したので、換気扇11の運転時に換気扇11の負荷量が
変動した場合であっても、その負荷量の変動の影響を受
けることなく換気扇11の排気風量を設定風量に維持す
ることができる。
【0034】また、換気扇11の負荷量をDCファンモ
ータ12を定電流スタートした状態で求めるようにした
ので、DCファンモータ12を単に定電圧駆動した場合
に比べて、換気扇11の負荷量の検出精度を向上するこ
とができる。
【0035】しかも、DCファンモータ12が定電流で
作動された状態では、図4に示すように換気扇11の負
荷量の差が明確となり、換気扇11の負荷量の検出が容
易となる。
【0036】また、換気扇11の運転状態ではこの換気
扇11の負荷量を間欠的に判断し、その負荷量に基づい
てDCファンモータ12の設定回転数を調整するように
したので、換気扇11の運転時に例えば外風により負荷
量が変動した場合であっても、その負荷量の変動の影響
を受けることなく換気扇11の風量を設定風量に維持す
ることができる。
【0037】さらに、換気扇11の運転に先立ってDC
ファンモータ12の停止状態でスイッチング電源25の
出力電流を検出し、その出力電流に基づいてDCファン
モータ12に与える定電流を補正するようにしたので、
モータ制御用IC21自体の消費電流のばらつきの影響
を回避することができる。
【0038】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、変形または拡張できるものであり、例えば、換
気扇のファンモータとしては、交流モータを用いるよう
にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の換気扇の風量制御装置によれば、以下の効果を奏す
る。請求項1記載のものによれば、ファンモータの所定
の作動状態でファンモータの回転数に基づいて換気扇の
負荷量を検出すると共に、その負荷量に基づいて換気扇
の排気風量が設定風量となるようにファンモータの回転
数を制御するようにしたので、換気扇の負荷量にかかわ
らず換気扇の排気風量を設定風量に維持することができ
る。
【0040】請求項2記載のものによれば、定電流制御
手段によりファンモータを定電流スタートさせた状態で
換気扇の負荷量を検出するようにしたので、換気扇の負
荷量を換気扇の運転状態が安定した状態で検出すること
ができる。
【0041】請求項3記載のものによれば、定電流制御
手段によりファンモータを定電流スタートしたときは回
転数検出手段により検出されたファンモータの回転数が
安定した状態で換気扇の負荷量を検出するようにしたの
で、換気扇の負荷量を換気扇の運転状態が極めて安定し
た状態で検出することができる。
【0042】請求項4記載のものによれば、換気扇の負
荷量を間欠的に検出するようにしたので、換気扇の運転
時にこの換気扇の負荷量が変動した場合であっても、負
荷量の変動の影響を受けることなく換気扇の排気風量を
設定風量に維持することができる。
【0043】請求項5記載のものによれば、ファンモー
タの停止状態における消費電流を検出し、その消費電流
に基づいてファンモータに与える定電流を補正するよう
にしたので、ファンモータを作動するための回路の消費
電流にかかわらず、ファンモータを定電流で作動するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の機能ブロック図
【図2】DCファンモータ及びその制御装置を示す電気
回路図
【図3】マイクロコンピュータの動作を示すフローチャ
ート
【図4】ファンモータの回転数と通電電流との対応関係
を示す特性図
【図5】ファンモータの設定回転数と換気扇の風量との
対応関係を示す特性図
【図6】換気扇の負荷量及び換気扇の設定風量に対応す
るファンモータの設定回転数を示すテーブル
【図7】従来例を示す図1相当図
【図8】風量センサと換気扇の風量との対応関係を示す
特性図
【図9】インバータの出力周波数と風量センサの出力と
の対応関係を示す特性図
【符号の説明】
11は換気扇、12はDCファンモータ、15は定電流
制御手段、16は電流検出手段、17は回転数検出手
段、19はモータ出力可変手段(制御手段)である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンモータの作動に応じて部屋の空気
    を吸込んで外部に排出する換気扇と、 前記ファンモータの回転数を検出する回転数検出手段
    と、 前記ファンモータの所定の作動状態で前記回転数検出手
    段により検出された前記ファンモータの回転数に基づい
    て前記換気扇の負荷量を検出すると共に、その負荷量に
    基づいて前記換気扇の排気風量が設定風量となるように
    前記ファンモータの回転数を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする換気扇の風量制御装置。
  2. 【請求項2】 ファンモータを定電流で作動させる定電
    流制御手段を備え、 制御手段は、前記定電流制御手段により前記ファンモー
    タを定電流スタートさせた状態で換気扇の負荷量を検出
    することを特徴とする請求項1記載の換気扇の風量制御
    装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、定電流制御手段によりファ
    ンモータを定電流スタートしたときは回転数検出手段に
    より検出されたファンモータの回転数が安定した状態で
    換気扇の負荷量を検出することを特徴とする請求項2記
    載の換気扇の風量制御装置。
  4. 【請求項4】 制御手段は、換気扇の負荷量を間欠的に
    検出することを特徴とする請求項1記載の換気扇の風量
    制御装置。
  5. 【請求項5】 定電流制御手段の消費電流を検出する電
    流検出手段を備え、 制御手段は、ファンモータの停止状態で前記電流検出手
    段により前記定電流検出手段の消費電流を検出し、その
    消費電流に基づいて前記定電流制御手段からファンモー
    タに与える定電流を補正することを特徴とする請求項2
    または3記載の換気扇の風量制御装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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