JP2985653B2 - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JP2985653B2
JP2985653B2 JP6069572A JP6957294A JP2985653B2 JP 2985653 B2 JP2985653 B2 JP 2985653B2 JP 6069572 A JP6069572 A JP 6069572A JP 6957294 A JP6957294 A JP 6957294A JP 2985653 B2 JP2985653 B2 JP 2985653B2
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栄二 本岡
博司 奥
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネガフィルムの磁気記
録部の読み取りや書込みが可能な写真焼付装置の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真焼付装置は、ネガフィルムを間欠的
に送ってスキャニングやプリントを行うように構成され
ている。かかる写真焼付装置において、ネガフィルムの
磁気記録部の情報の読み取りや書き込みを行う場合に
は、誤読などを防止するためにネガフィルムの搬送速度
は一定速度にする必要がある。
【0003】そこで、従来の写真焼付装置は、露光等の
操作と読み取り等の操作とを並行して行うために、露光
ステージと磁気ヘッド間にネガフィルムのループ形成部
を設けていた。しかし、かかる従来の装置だと、ループ
形成部の配置スペースが必要となるので、装置が大型化
して小規模現像所のスペースの有効利用が図れなくなる
という問題があった。
【0004】また、他の従来の装置として、ネガフィル
ムを何度も往復搬送させ、ネガフィルムを間欠的に送る
時には露光・スキャニングの動作のみを行い、ネガフィ
ルムを一定速度で送る時には磁気情報の読み取りや書込
みを行うように構成した写真焼付装置が提案されてい
た。しかし、かかる従来の装置だと、ループ形成部を省
略することができるが、ネガフィルムを何度も往復させ
なければならないので、作業時間が長くなり、またネガ
フィルムに傷が付くという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものてあって、その目的とするところはル
ープ形成部を設けなくても情報の読み取りを精度良く行
うことができ、しかもネガフィルムを何度も往復させる
必要がなく読み取りや書込みが可能となる写真焼付装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の写真焼付装置
は、磁気記録部を有するネガフィルムを搬入口と搬出口
との間を搬送する搬送路の中間部に露光部を配設し、読
み取り磁気ヘッドを露光部と搬入口との間に配置し、光
学センサーを読み取り磁気ヘッドと露光部との間に配設
し、読み取り磁気ヘッドと露光部の露光センターとの間
隔を、ネガフィルムの1コマピッチの正の整数倍に半コ
マピッチを加えた距離となるように設定し、且つ光学セ
ンサーのセンターと露光部のセンターとの間隔を、ネガ
フィルムの1コマピッチの正の整数倍に半コマピッチを
加えた距離となるように設定し、さらに、書込み磁気ヘ
ッドを露光部と搬出口との間に配置し、書込み磁気ヘッ
ドと露光部の露光センターとの間隔を、ネガフィルムの
1コマピッチの正の整数倍に半コマピッチを加えた距離
となるように設定したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の写真焼付装置によれば、読み取り磁気
ヘッドと露光部の露光センターとの間隔を、ネガフィル
ムの1コマピッチの正の整数倍に半コマピッチを加えた
距離となるように設定したので、ネガフィルムの間欠送
りの静止時には、ネガフィルムのコマのセンターは露光
部の露光センターに合致すると共に読み取り磁気ヘッド
は1コマ分の磁気記録部と磁気記録部との間に位置する
ことになる。したがって間欠送りの動作時には、読み取
り磁気ヘッドを1コマ分の磁気記録部が連続的に通過し
て磁気情報を安定して読み取ることができる。そのため
ネガフィルムを間欠的に順送りしてスキャニングする時
には、磁気情報を安定して読み取ることができる。
【0008】また、書込み磁気ヘッドと露光部の露光セ
ンターとの間隔を、ネガフィルムの1コマピッチの正の
整数倍に半コマピッチを加えた距離となるように設定し
たので、ネガフィルムの間欠送りの静止時には、ネガフ
ィルムのコマのセンターは露光部の露光センターに合致
すると共に書込み磁気ヘッドは1コマ分の磁気記録部と
磁気記録部との間に位置することになり、したがって間
欠送りの動作時には、書込み磁気ヘッドを1コマ分の磁
気記録部が連続的に通過して磁気情報を安定して書き込
むことができる。したがって、ネガフィルムを間欠的に
順送りしてプリントする時に、磁気情報を安定して書き
込むことができる。
【0009】
【実施例】写真焼付装置は、磁気記録部1を有するネガ
フィルム2を搬入口3と搬出口4との間で往復搬送する
搬送路5を有し、この搬送路5に露光部6、読み取り磁
気ヘッド7、書込み磁気ヘッド8および光学センサー9
を配設して構成されている(図1及び図2)。
【0010】搬送路5の搬入口3付近には搬送ローラ対
5aが配設され、露光部6よりも搬入口3寄りには搬送
ローラ対5bおよび搬出口4寄りには搬送ローラ対5
c,5dがそれぞれ配設されている。これらの搬送ロー
ラ対5a,5b,5c,5dは、伝動手段Tを介してモ
ータMによって同期して回転駆動するように構成されて
いる。
【0011】搬送路5は、モータMの正転によりネガフ
ィルム2を搬入口3から搬出口4に向けて順送りすると
共に、モータMの逆転によりネガフィルム2を搬出口4
から搬入口3に向けて逆送りするものである。そして、
順送りの時には、ネガフィルム2を露光部6に1コマ毎
に間欠的に送り込み、逆送りの時には、ネガフィルム2
を搬出口4に一定速度で連続的に送るように構成されて
いる。
【0012】図4はネガフィルム2の平面図を示し、ネ
ガフィルム2の磁気記録部1はネガフィルム2の一側部
に各コマ2a毎に形成され、各磁気記録部1には各コマ
2aの撮影の日付・時間等が記憶されている。ネガフィ
ルム2の一側部にはパーフォレーション2bが形成さ
れ、これらのパーフォレーション2bは各コマ2aの両
端部に位置しており、磁気記録部1はパーフォレーショ
ン2bの間に位置している。ネガフィルム2の他側部に
は各コマ2aに対応してバーコード等の潜像情報部10
が形成されている。
【0013】読み取り磁気ヘッド7は、ネガフィルム2
の磁気記録部1に記録された情報を読み取るものであっ
て、搬入口3と露光部6との間の搬送路5の両側に配設
され、この読み取り磁気ヘッド7は読み取り回路11を
介してコントローラ12に接続されている。読み取り磁
気ヘッド7のセンターC2と露光部6のセンターC1と
の間隔L1は、ネガフィルム2の1コマピッチの正の整
数倍に半コマピッチを加えた距離となるように設定され
ており、図示の実施例では2.5コマの距離に設定され
ている。
【0014】書込み磁気ヘッド8はネガフィルム2の磁
気記録部1にデータを書込むものであって、搬出口4と
露光部6との間の搬送路5の両側に配設され、この書込
み磁気ヘッド8は書込み回路13を介してコントローラ
12に接続されている。書込み磁気ヘッド8のセンター
C3と露光部6のセンターC1との間隔L2は、ネガフ
ィルム2の1コマピッチの正の整数倍に半コマピッチを
加えた距離となるように設定されており、図示の実施例
では1.5コマの距離に設定されている。
【0015】光学センサー9は、パーフォレーション2
b、潜像情報部10を感知するためのものであって、読
み取り磁気ヘッド7と露光部6との間に配設され、この
光学センサー9は増幅回路9aを介してコントローラ1
2に接続されている。光学センサー9のセンターC4と
露光部6のセンターC1との間隔L3は、ネガフィルム
2の1コマピッチの正の整数倍に半コマピッチを加えた
距離となるように設定されており:図示の実施例では
1.5コマピッチの距離に設定されている。なお、コン
トローラ12にはキーボード17とディスプレイ18が
接続されている。
【0016】露光部6は、露光ステージ6aに配設され
たネガフィルム2のコマ2aを印画紙(図示省略)に光
源光にて焼き付けるものである。
【0017】図3は、ネガフィルム2の間欠送りの送り
速度vと時間tとの関係を示しており、t1は1コマの
送り区間、t2は一定速度の区間、t3はコマ送りの送
り始めの加速区間、t4はコマ送りを停止のための減速
区間、t5は送り動作の停止区間を示しており、読み取
り磁気ヘッド7による読み取りと書込み磁気ヘッド8に
よる書込みは1コマ送り動作中の一定速度の区間t2に
おいて行うものである。
【0018】搬送路5の両端にはカートリッジ14のセ
ット部15とフィルム巻取り部16が形成されている。
図中17はフィルムクリーナーである。
【0019】以上のようにして構成される写真焼付装置
は、次のように動作することにより、露光やスキャニン
グを行う際にも、情報の読み取りを精度良く行うことが
できる。
【0020】(1)まず、カートリッジ14からネガフ
ィルム2を引き出して間欠的に順送りする時には、光学
センサー9によってスキャニングしながら読み取り磁気
ヘッド7によってネガフィルム2の磁気情報および潜像
情報を読み取る。
【0021】(2)次に、ネガフィルム2を一定速度で
連続的に逆送りする。この時には、読み取り磁気ヘッド
7及び書込み磁気ヘッド8は動作しない。
【0022】(3)次に、ネガフィルム2を間欠的に順
送りする時には、露光部6によってプリントしながら書
込み磁気ヘッド8によって磁気記録部1にデータを書込
む。
【0023】このように、ネガフィルム2を1.5往復
させることにより、作業が完了させることができる。
【0024】
【発明の効果】上述の説明からも明らかなように、本発
明の写真焼付装置によれば、ネガフィルムを間欠送りし
てスキャニングおよびプリントをする時に、情報の読み
取りおよび書込みを精度良く行うことができるので、ル
ープ形成部が不要となって全体寸法を小さくすることが
できる。しかも、スキャニングおよびプリントをする時
に、それと並行して情報の読み取りおよび書込みを行う
ことができるので、ネガフィルムを何度も往復させる必
要がなくなって作業時間が短くて済み、ネガフィルムに
傷が付くこともなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真焼付装置の実施例を示す正面図
【図2】同実施例の平面図
【図3】ネガフィルムの間欠送り速度と時間との関係を
示す図
【図4】ネガフィルムの平面図
【符号の説明】
1 磁気記録部 2 ネガフィルム 3 搬入口 4 搬出口 5 搬送路 6 露光部 7 読み取り磁気ヘッド 8 書込み磁気ヘッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録部を有するネガフィルムを搬入
    口と搬出口との間を搬送する搬送路の中間部に露光部を
    配設し、読み取り磁気ヘッドを露光部と搬入口との間に
    配置し、光学センサーを読み取り磁気ヘッドと露光部と
    の間に配設し、読み取り磁気ヘッドと露光部の露光セン
    ターとの間隔を、ネガフィルムの1コマピッチの正の整
    数倍に半コマピッチを加えた距離となるように設定し、
    且つ光学センサーのセンターと露光部のセンターとの間
    隔を、ネガフィルムの1コマピッチの正の整数倍に半コ
    マピッチを加えた距離となるように設定し、さらに、書
    込み磁気ヘッドを露光部と搬出口との間に配置し、書込
    み磁気ヘッドと露光部の露光センターとの間隔を、ネガ
    フィルムの1コマピッチの正の整数倍に半コマピッチを
    加えた距離となるように設定したことを特徴とする写真
    焼付装置。
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