JP2984006B2 - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2984006B2
JP2984006B2 JP1261959A JP26195989A JP2984006B2 JP 2984006 B2 JP2984006 B2 JP 2984006B2 JP 1261959 A JP1261959 A JP 1261959A JP 26195989 A JP26195989 A JP 26195989A JP 2984006 B2 JP2984006 B2 JP 2984006B2
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欽也 上野
久 近藤
成仁 井深
剛伸 松尾
正澄 半井
弘 山口
哲雄 小柳
敏雄 竹達
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Esu Ii Esu Kk
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、洗浄装置に関する。
(従来の技術) 半導体製造工程は、各種の工程を経て製造されるが、
この工程の橋渡しをする必須工程が洗浄工程である。特
に、最近の半導体集積回路の高集積化、高密度化に伴っ
て超洗浄環境が必要となり、洗浄技術の良否がデバイス
性能や歩留まりに極めて影響されている。
従来の洗浄方法には、化学的方法や物理的方法のうち
例えば複数枚の半導体ウエハをキャリアに収納し、この
キャリアを薬液槽中に浸漬して洗浄することが行なわれ
ているが、更に、発展してウエハを一枚ごとに洗浄する
枚葉式の洗浄方法も行なわれている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来例による枚葉式の洗浄方法
にも次のような課題がある。
即ち、洗浄度を挙げるために、洗浄の際に薬液を1回
毎に入れ替えているため、必要量以上の薬液を消費して
いるので、省資源化の点に反するばかりでなく非経済的
でもある。また、1枚毎のウエハの表裏面を洗浄槽内で
同時に且つ効率的に洗浄することは困難なことであっ
た。
本発明は、上記の実情に鑑み、槽内の洗浄液を必要最
少限度の洗浄液量で洗浄するようにしたことを目的とし
ている。
発明の構成 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の洗浄処理装置は、
被処理板を一枚ごとに洗浄する枚葉式のものであって、
被処理体を垂直に支持して洗浄工程に搬送する搬送手段
と、前記洗浄工程に配置されて、前記搬送手段により搬
入される被処理板を洗浄処理する処理液が入れ替え可能
に収容される処理槽とを備えてなり、この処理槽内部に
収納空間形成用のスペーサが設けられて、このスペーサ
により形成された処理槽の吸収空間は、前記被処理板を
垂直状態で保持するとともに、この被処理板の洗浄に必
要最少限度の処理液を収容し得る容積を有する幅狭の縦
長形状とされていることを特徴とする。
(作用) 本発明は、上述のように構成したから、前工程を終了
した被処理板を搬送用アーム機構により洗浄工程に搬送
する場合、オリフラ合わせをした被処理板をアーム機構
のピンセットにより垂直状態に真空吸着して保持し、一
方、処理槽内には薬液等の洗浄液を1回毎に入れ替え
る。次いで、洗浄液を供給した処理槽内に、適宜のスペ
ーサを配設して収納空間を設けているので、被処理板を
垂直状態で浸漬できるように収納空間に挿入し、洗浄液
は洗浄するための最少限度の洗浄液が満たされているの
で、被処理板は十分に槽内で、洗浄液により洗浄され
る。この場合、スペーサの一面にU字状の収納溝が形成
されているので、垂直状態に保持されているピンセット
を確実に挿入することができ、被処理板の挿入には全く
支障がない。
洗浄を終了すると、ピンセットにより取り出されて次
工程に搬送されるとともに、使用済みの洗浄液を処理槽
から排出する。
(実施例) 以下に、本発明を半導体ウエハの洗浄装置に適用した
一例を図面に従って説明する。
本例における洗浄装置は、前工程例えばエッチング工
程を終了した1枚毎の半導体ウエハ1をアーム機構のピ
ンセット(図示せず)により垂直状態に吸着保持して、
洗浄工程に搬送し、1枚毎に垂直状態で、洗浄するもの
である。
第1図において、内部に90℃程度に保温された液体を
収納した保温槽2内に複数個本例においては4個の断面
方形状の縦長の処理槽3を下方部分を槽内に臨ましめて
いる。
この処理槽3は、石英ガラスで形成されており、底部
は図2に示すごとく半導体ウエハ1の外周輪郭に対応し
た円弧状に形成されており、内部の両側面に石英ガラス
で形成されたスペーサ4、5を処理槽3と一体に又は別
体に形成されており、底面に半導体ウエハ1の垂直状態
を保持する保持部6を設け、更に、半導体ウエハ1を収
納する収納空間7の一面、ウエハ1の裏面と対面する側
にU字形状の挿入溝8を形成している。
また、処理槽3の上方開口部3aに開閉用のゲート9が
設けられ、このゲート9は、開閉軸10を中心に回動する
回動片11にゲート棒12を設け、このゲート棒12を挿入口
13に被蓋して開閉し、洗浄液のミストが飛散しないよう
にしている。14は、処理槽3にフッ酸、硫酸等の薬液を
供給する供給管、15は排液管である。
次に上記した実施例の作用を説明する。
前工程例えばエッチング工程を終了した半導体ウエハ
1を1枚毎に搬送用アーム機構により洗浄工程に搬送す
る場合、予めオリフラ合わせをしたウエハ1をアーム機
構のピンセットにより垂直状態に真空吸着して保持し、
一方処理槽3内には洗浄毎にフッ酸や硫酸等の薬液を1
回毎に入れ替える。洗浄液(薬液)を供給した処理槽3
内に、長手方向の両面にスペーサ4、5を配設して半導
体ウエハ1が垂直状態に収納できる最少限のスペースを
有する収納空間7を設けているので、ウエハ1を垂直状
態で浸漬できるように収納空間7に挿入し、洗浄液は洗
浄するための最少限度の洗浄液が供給管14より供給され
て満たされているので、ウエハ1は十分に槽3内で、洗
浄液により洗浄される。この場合、スペーサの一面、即
ちスペーサ5にU字形状の収納溝8が形成されているの
で、垂直状態に保持されているピンセットが挿入するこ
とができ、半導体ウエハ1の収納空間7への挿入には全
く支障がない。
次いで、洗浄を終了すると、ピンセットにより取り出
されて次工程に搬送されるとともに、使用済みの洗浄液
を処理槽3から排出される。
発明の効果 以上のことから明らかなように、本発明によると、次
のような有用な効果がある。
槽内の洗浄液は、洗浄度を挙げるために1回毎に洗浄
液を入れ替えるようにしても、洗浄に必要な最少限度の
洗浄液で十分であるため、洗浄液に要するコストの軽減
を図ることができ、更に、枚葉式の被処理板を垂直に保
持することにより被処理板の表裏面を効率的に洗浄する
ことができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明における洗浄装置の一実施例を示したも
ので、第1図は洗浄装置の断面図、第2図は第1図の縦
断面図、第3図は第1図の処理槽を示した拡大断面図で
ある。 1……半導体ウェハ(被処理板)、2……保温槽、3…
…処理槽、4,5……スペーサ、6……保持部、7……収
納空間、8……挿入溝、9……ゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 剛伸 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号 東 京エレクトロン株式会社内 (72)発明者 半井 正澄 京都府京都市左京区浄土寺上馬場町48番 地 (72)発明者 山口 弘 大阪府寝屋川市松屋町19―1―232号 (72)発明者 小柳 哲雄 京都府京都市西京区御陵大枝山町6丁目 29―14 (72)発明者 竹達 敏雄 大阪府枚方市招提元町1丁目24番地5号 (56)参考文献 特開 昭64−19740(JP,A) 特開 平3−124029(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/304 B08B 3/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理板を一枚ごとに洗浄する枚葉式の洗
    浄装置であって、 被処理体を垂直に支持して洗浄工程に搬送する搬送手段
    と、 前記洗浄工程に配置されて、前記搬送手段により搬入さ
    れる被処理板を洗浄処理する処理液が入れ替え可能に収
    容される処理槽とを備えてなり、 この処理槽内部に収納空間形成用のスペーサが設けられ
    て、このスペーサにより形成された処理槽の吸収空間
    は、前記被処理板を垂直状態で保持するとともに、この
    被処理板の洗浄に必要最少限度の処理液を収容し得る容
    積を有する幅狭の縦長形状とされている ことを特徴とする洗浄装置。
  2. 【請求項2】前記処理槽の底部は、被処理板の外周輪郭
    に対応する円弧状に形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の洗浄装置。
  3. 【請求項3】前記搬送手段は、被処理板を取外し可能に
    真空吸着するピンセットを備えた搬送用アーム機構の形
    態とされていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】前記処理槽内において、前記収納空間に保
    持される被処理板の裏面と対面する側に、前記搬送用ア
    ーム機構のピンセットの挿入を許容する挿入溝が設けら
    れるとともに、 前記収納空間の底部に、被処理板を垂直状態に保持する
    保持部が設けられていることを特徴とする請求項2また
    は3に記載の洗浄装置。
  5. 【請求項5】前記処理槽の上方開口部に、開閉用のゲー
    トが開閉可能に設けられていることを特徴とする請求項
    1から4のいずれか一つに記載の洗浄装置。
  6. 【請求項6】前記洗浄工程は、所定温度に保温された液
    体を収納した保温槽内に、前記処理槽が複数個配設され
    てなり、 これら処理槽の下方部分が前記保持槽の液体内に浸漬さ
    れていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一
    つに記載の洗浄装置。
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