JP2983887B2 - 湯沸かし器の壁取り付け金具 - Google Patents

湯沸かし器の壁取り付け金具

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JP2983887B2
JP2983887B2 JP7212216A JP21221695A JP2983887B2 JP 2983887 B2 JP2983887 B2 JP 2983887B2 JP 7212216 A JP7212216 A JP 7212216A JP 21221695 A JP21221695 A JP 21221695A JP 2983887 B2 JP2983887 B2 JP 2983887B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯沸かし器(給湯機)
を建物の壁に取り付ける時に使用する湯沸かし器の壁取
り付け金具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の湯沸かし器の壁取り付け金具の上
部ブラケット1は、図3に示すように2段に折曲して形
成され、その折曲部には補強溝1a,1aが刻設され、
上方中央には壁釘を嵌め込む壁取り付け用孔としてのダ
ルマ形状の上部孔1bが穿設され、その上部孔1bの両
側には一対のビス挿通孔1fが穿設されている。そし
て、この上部ブラケット1は上下逆にして下部ブラケッ
ト1′として共用されるので、このビス挿通孔1fは、
下部ブラケット1′として使用する場合のビス挿通孔1
f′となるものである。因みに、1hはスポット溶接時
の位置決め用の孔である。
【0003】この上部ブラケット1および下部ブラケッ
ト1′を用いて、湯沸かし器11を建物の壁等に取り付
けるには、図4に示すように、まず上部ブラケット1を
湯沸かし器11の背面上部に、また上部ブラケット1を
上下逆にした下部ブラケット1′を湯沸かし器11の背
面下部に、それぞれスポット溶接またはカシメ等の手段
で固着し、その上部ブラケット1の上部孔1bを壁面の
取り付けビス(図示省略、以下、壁釘と称す)に嵌合さ
せると共に、下部ブラケット1′のビス挿通孔1f′に
固定ビス(図示省略)を挿通し、その固定ビスを壁面に
螺着して、湯沸かし器11を建物の壁等に取り付けてい
た。したがって、上部ブラケット1の上部孔1bと下部
ブラケット1′のビス挿通孔1f′との距離が、湯沸か
し器11の取り付けピッチh1 とされた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、機種の異な
る湯沸かし器や、同じ機種でもその改良型の湯沸かし器
で縦寸法の異なる機種にこの上部ブラケット1および下
部ブラケット1′を用いた場合には、当然その湯沸かし
器の取り付けピッチは旧型の取り付けピッチh1と異な
ってくる。たとえば、排気フード等を内蔵する関係で上
記の湯沸かし器11より大型化した新タイプの湯沸かし
器を同じ場所に取り付ける必要が生じて、上記の上部ブ
ラケット1および下部ブラケット1′をその新タイプの
湯沸かし器に取り付けた場合は、図5に示すようにその
取り付けピッチh2 は当然大きくなりh1 <h2 の関係
となる。
【0005】このように、当初壁に取り付けた湯沸かし
器11の取り付けピッチh1 と、次に買い替える新タイ
プの湯沸かし器12の取り付けピッチh2 とが異なる場
合、その湯沸かし器12の上部孔1bを当初の壁釘に取
り付けると、図示のように湯沸かし器12の下端が湯沸
かし器11の下端よりh3 だけ下がり、下方の給水接続
口12aおよびガス接続口12cの位置が給水接続口1
1aおよびガス接続口11cと異なってくるために接続
寸法を合せなければならず、その工事が厄介であった。
【0006】それを避けるためには、当初の壁釘を使用
することをやめて壁釘を打ち替える必要があるが、それ
も手間がかかることであり、また場所によっては壁のス
ペースが不足して湯沸かし器を取り付けることができな
いという不都合を生ずることもあった。
【0007】そこで本発明の課題は、湯沸かし器の取り
付けピッチの自由度を増し、買い替えに際して壁釘の打
ち替えをすることなく、旧タイプの湯沸かし器のガス接
続口および給水接続口の位置との互換を保つことができ
る湯沸かし器の壁取り付け金具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の湯沸かし器の壁取り付け金具は、上部ブラ
ケットと下部ブラケットとからなる湯沸かし器の壁取り
付け金具において、前記上部ブラケットに、壁釘に引っ
掛ける壁取り付け用孔を、湯沸かし器の新旧交換時にお
けるガス接続口および給水接続口の位置を互換可能な位
置に、同一線上の高さ違いで複数個穿設して構成したも
のである。
【0009】
【作用】本発明の壁取り付け金具によれば、上部ブラケ
ットに壁取り付け用孔を同一線上の高さ違いで複数個穿
設しているので、壁釘に引っ掛ける壁取り付け用孔を替
えることにより湯沸かし器の取り付けピッチを変えるこ
とができる。例えば、湯沸かし器の買い替えに際し、旧
タイプの湯沸かし器を取り外した箇所に少し大型の新タ
イプの湯沸かし器を取り付ける場合に、旧タイプの湯沸
かし器の取り付けピッチと同じ取り付けピッチになる位
置に穿設された壁取り付け用孔を旧タイプの湯沸かし器
の壁釘に引っ掛けることにより、新旧タイプの湯沸かし
器のガス接続口および給水接続口の位置の互換を保つこ
とができる。そのため壁釘の打ち替えの必要もなく、取
り付け工事が簡単に済む。
【0010】
【実施例】本発明の湯沸かし器の壁取り付け金具の一実
施例を、図面に基いて説明する。図1は本発明の湯沸か
し器の壁取り付け金具であって、図1(a)は上部ブラ
ケット3の正面図、図1(b)はその側面図、図1
(c)は底面図である。この上部ブラケット3は、上下
逆にして下部ブラケット3′として共用される。これら
の図において、2段に折曲して形成された上部ブラケッ
ト3の折曲部には補強溝3a,3aが刻設され、上方中
央には壁釘を嵌め込む壁取り付け用孔としてのダルマ形
状の上部孔3bが穿設され、また、下方中央には馬蹄形
の凹部3cが形成され、その凹部3cには壁取り付け用
孔としてのテーパ状のガイド口3dを備えた長孔形状の
下部孔3eが、上部孔3bと同一線上に刻設されてい
る。また上部孔3bの両側には、対をなすビス挿通孔3
f,3fと対をなすビス挿通孔3g,3gとが2段に穿
設され、これらのビス挿通孔3f,3gはそれぞれ、上
部ブラケット3を下部ブラケット3′として使用する場
合のビス挿通孔3f′,3g′となるものである。因み
に3hはスポット溶接時の位置決め用の孔である。
【0011】上記のように構成された壁取り付け金具の
上部ブラケット3および下部ブラケット3′は、図2に
示すように、湯沸かし器13の背板にそれぞれスポット
溶接で固着され、壁釘(図示省略)に上部ブラケット3
の下部孔3eを引っ掛け、固定ビス(図示省略)を下部
ブラケット3′のビス挿通孔3f′から壁に螺着して、
湯沸かし器13を壁に固定する。この場合の取り付けピ
ッチはh4 であるが、上部孔3bを壁釘に引っ掛けると
取り付けピッチはh5 となる。このように、上部孔3b
と下部孔3eとが同一線上の高さ違いに穿設されている
ので、両者の距離L1 =h5 −h4 だけ取り付けピッチ
に自由度を持たせることができる。なお、上記の場合は
下部孔3eを1個しか設けていないが、このような下部
孔を複数個設けるとさらに取り付けピッチの自由度が増
し、取り付け場所にあまり制約されずに、1種類の上部
ブラケットで数種サイズの湯沸かし器に対応できる。因
みに、13aは給水接続口,13bは出湯接続口,13
cはガス接続口,13dは天板である。
【0012】また図4に示すように、従来の上部ブラケ
ット1および下部ブラケット1′を用いて湯沸かし器1
1を建物の壁等に取り付けた箇所に、それを取り外して
図2のように大きさの異なる新タイプの湯沸かし器13
を取り付ける場合、 L2 ..旧タイプの湯沸かし器11の天板11dから出
湯接続口11b端までの距離、 L3 ..新タイプの湯沸かし器13の天板13dから出
湯接続口13b端までの距離とすると、上部ブラケット
3の上部孔3bと下部孔3eとの距離L1 が、L1 =L
3 −L2 となるように下部孔3eを穿設した上部ブラケ
ット3を用いて、その下部孔3eを湯沸かし器11を取
り付けていた壁釘(図示省略)に引っ掛け、固定ビス
(図示省略)を下部ブラケット3′のビス挿通孔3f′
から壁に螺着して湯沸かし器13を壁に固定すると、両
者の取り付けピッチはh1 =h4 と等しくなり、新タイ
プの沸かし器13の給水接続口13aおよびガス接続口
13cの位置が旧タイプの湯沸かし器11の給水接続口
11aおよびガス接続口11cの位置とそれぞれ同じく
なり、各接続口位置の互換が保たれる。
【0013】このように、買い替えなどの理由によりサ
イズの異なる湯沸かし器を交換する場合、上記距離L1
を適宜設定できる位置に下部孔3eを穿設した上部ブラ
ケット3を用いることにより、壁釘を打ち替える必要も
なく新旧タイプの湯沸かし器のガス接続口および給水接
続口の位置の互換を保ち、取り付け工事を簡単に済ませ
ることができる。
【0014】なお、上記実施例においては上部ブラケッ
トに壁取り付け用孔として上部孔と下部孔とをそれぞれ
1個ずつ設けているが、壁取り付け用孔の数はこれに限
定されるものではなく、上部ブラケットを固着する対象
の湯沸かし器によって適宜選定できるものである。ま
た、上記実施例における上部ブラケットおよび下部ブラ
ケットの形状,細部構造および湯沸かし器に固着する方
法等は一例であって、それらに限定されるものではな
く、本発明の目的および趣旨を逸脱しない範囲において
適宜変更して具体化し得るものである。
【0015】
【発明の効果】上記説明の如く、本発明は、上部ブラケ
ットに壁取り付け用孔を複数個穿設して湯沸かし器の取
り付け位置の自由度を増したものであるから、取り付け
場所にあまり制約されずに、1種類の上部ブラケットで
数種サイズの湯沸かし器の取り付けに対応できる。しか
も、買い替えに際して、壁釘を打ち替える必要もなく新
旧タイプの湯沸かし器のガス接続口および給水接続口の
位置の互換を保つことができるため、取り付け作業が簡
単に済む等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の湯沸かし器の壁取り付け金具のうち、
上部ブラケットを示す正面図,側面図および底面図であ
る。
【図2】実施例の湯沸かし器の壁取り付け金具の使用状
態を示す説明図である。
【図3】従来の湯沸かし器の壁取り付け金具のうち、上
部ブラケットを示す正面図,側面図および底面図であ
る。
【図4】従来の湯沸かし器の壁取り付け金具の使用状態
を示す説明図である。
【図5】従来の湯沸かし器の壁取り付け金具の使用状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
3・・上部ブラケット、3b・・上部孔、3e・・下部
孔、3′・・下部ブラケット、13・・湯沸かし器、1
3a・・給水接続口、13b・・出湯接続口、13c・
・ガス接続口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 9/06 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ブラケットと下部ブラケットとから
    なる湯沸かし器の壁取り付け金具において、 前記上部ブラケットに、壁釘に引っ掛ける壁取り付け用
    孔を、湯沸かし器の新旧交換時におけるガス接続口およ
    び給水接続口の位置を互換可能な位置に、同一線上の高
    さ違いで複数個穿設したことを特徴とする湯沸かし器の
    壁取り付け金具。
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「RUJ−210WOシリーズ ガス瞬間給湯器 リンナイ製品の知識」,リンナイ株式会社,特許庁資料館平成1年2月6日受入,p.4

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