JP2983548B2 - スズービスマス合金の電気めっき法 - Google Patents

スズービスマス合金の電気めっき法

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    • H05K3/3457Solder materials or compositions; Methods of application thereof
    • H05K3/3473Plating of solder

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、広い範囲のスズ−ビスマス合金を導電性支
持体上に電気めっきするための電気めっき法に関する。
スズおよび鉛の合金は、広範な種類の用途において、
例えば、回路板のめっきに、金属上のさび抑制被覆およ
びはんだとして使用されている。鉛によりもたらされる
健康および環境への危険の関心が増大し、取り扱いおよ
び破棄の予防策が要求されるようになり、スズ−鉛合金
を包含する鉛含有物質の取り扱いまたは破棄のコストは
しばしば増大した。したがって、ある場合において、ス
ズ−鉛を、許容されうる特性を有するが、スズ−鉛合金
に付随する健康および環境の危険を引き起こさない合金
で置換することが望ましいであろう。
そのうえ、スズ−鉛合金は、加熱が望ましくないある
温度感受性の用途において完全には満足すべきものであ
ることが証明されていない。スズ−鉛合金は、従来、例
えば、多層回路板のめっきとしておよびスズ−鉛めっき
した回路板の層を一緒に結合するために使用される共融
はんだとして使用されてきた。しかしながら、共融スズ
−鉛合金はんだを溶融するために要求される熱は、非常
に高いので、回路板の構成成分を損傷しかねず、あるい
は回路板の導電性の特性を損ないかねない。
スズ−ビスマス合金は、それらを多数の目的のための
スズ−鉛合金のための魅力的な代替物とする特性を有す
る。スズ−ビスマス合金は、例えば、鉛を含有する合金
に関連する健康および環境の問題を引き起こさない。そ
のうえ、スズ−ビスマスの共融合金は、スズ−鉛の共融
合金より約50℃低い融点を有し、スズ−ビスマス共融合
金を層状回路板をめっきおよびはんだ付けするための魅
力ある材料とする。事実、スズ−ビスマス合金のための
広い範囲の潜在的用途は、ほぼ0%からほぼ100%まで
のビスマス量の範囲のビスマス含量を有するスズ−ビス
マス合金の製造を保証することができる。したがって、
0%よりほんの少し多いものから100%よりほんの少し
少ないものまでの範囲のいずれの所望ビスマス含量をも
有することができるスズ−ビスマス合金を製造すること
ができる、商業的に容認できる電気めっき方法を開発す
ることは望ましい。
従来の電解液において使用される従来のビスマス塩類
は、不安定であって、望ましくない加水分解的沈澱を被
る。この問題を防止または最小とするために、電解質浴
中のビスマスの加水分解的沈澱を抑制する添加物を通常
使用する。クエン酸およびキレート化剤は、この目的に
普通に使用される添加剤の例である。しかしながら、こ
のような添加剤を含有する普通の浴は、維持が困難なこ
とがあり、そして任意の所望のビスマス含量のビスマス
含有合金を析出するための、融通性のある商業的に満足
すべき浴および槽を提供しない。
電気めっき法によっては、少量のビスマスをスズのめ
っき層(plate)に添加して、スズのペストおよびスズ
のウィスカーの形成を遅延させている。同時めっき層
(co−plate)中に約1%〜2%のビスマスが、通常、
この目的に適切である。米国特許第4,331,518号明細書
は、同時めっき層中に10〜14%程度のビスマスを有する
ことができるスズ−ビスマス合金を製造する電気めっき
法を開示している。可溶性ビスマスは、電気めっき浴中
に、キレート化酸性ビスマススルフェートグルコールと
して供給される。
アルキルスルホン酸電解質を含有する電気めっき浴に
おいて、添加剤化合物として少量の硝酸ビスマスを任意
に使用して、支持体上へのスズ−鉛合金の析出を促進す
ることは、米国特許第4,565,610号明細書に開示されて
いる。この硝酸ビスマスは、浴の電流密度を低下させる
か、あるいは芳香族アルデヒドおよび/またはアルキレ
ンオキシドと組み合わせて添加される場合にはスズ−鉛
の析出物の輝きを改良すると述べられている。
本発明は、同時めっき層のビスマス含量が電気めっき
された合金の0重量%より多く100重量%より少ないビ
スマス量の範囲にあり、とりわけビスマス含量が少なく
とも10重量%であって、合金の残部がスズであることが
できるように、導電性支持体上にスズ−ビスマス合金を
電気めっきする方法を提供する。本発明を実施すると、
導電性支持体の浸漬された部分上に、任意の所望の厚さ
および組成%のビスマスおよびスズの微細粒子合金被膜
を電着することができる。
図面の簡単な説明 図面は、メタンスルホン酸電解質を含有する電気めっ
き浴中のビスマス対スズの重量比の関数としての、同時
めっき層中のビスマスの割合の相関関係曲線である。可
溶性ビスマスはメタンスルホン酸ビスマスの濃厚物およ
び可溶性ビスマス陽極から供給され、一方可溶性スズは
メタンスルホン酸第一スズの濃厚物から供給された。
発明の要約 本発明の電気めっき法は、200g/lより多くのメタンス
ルホン酸を使用してビスマスの加水分解的沈殿を抑制す
ることを特徴とする、可溶性のスズ種及びビスマス種を
含有する水性電気めっき浴からビスマスが少なくとも10
重量%のスズ−ビスマス合金を電気めっきする方法であ
る。
本発明では、次のa)〜c)、すなわち、 a)水溶液中の可溶性ビスマス、 b)水溶液中の可溶性スズ、ここで上記可溶性ビスマス
および可溶性スズは、電気めっき浴中に、導電性支持体
上にスズ−ビスマス合金を析出するために十分な量でか
つ導電性支持体上に所望のビスマス含量のスズ−ビスマ
ス合金を与えるために選択された互いに関する重量比で
存在し、そして c)上記可溶性ビスマスの加水分解的沈澱を抑制するた
めに十分な量のアルキルスルホン酸電解質、 を含んでなる、導電性支持体上にスズ−ビスマス合金を
電着するための電気めっき浴を使用する。
また、本発明では、次のa)〜d)、すなわち、 a)1)水溶液中の可溶性ビスマス、 2)水溶液中の可溶性スズ、ここで上記可溶性ビス
マスおよび可溶性スズは、電気めっき浴中に、導電性支
持体上にスズ−ビスマス合金を析出するために十分な量
でかつ導電性支持体上に所望のビスマス含量のスズ−ビ
スマス合金を与えるために選択された互いに関する重量
比で存在し、そして 3)上記可溶性ビスマスの加水分解的沈澱を抑制す
るために十分な量の低級アルキルスルホン酸電解質、 を含んでなる電気めっき浴、 b)上記浴中に浸漬された陽極、 c)上記浴中に浸漬された導電性支持体の陰極、および d)上記導電性支持体上にスズおよびビスマスを電着す
るための電源、 を含んでなる、導電性支持体上にスズ−ビスマス合金を
電着するための電気めっき槽を使用する。
本発明の方法は、その一つの側面において、次の工程
a)〜d)、すなわち、 a)1)水溶液中の可溶性ビスマス、 2)水溶液中の可溶性スズ、ここで上記可溶性ビス
マスおよび可溶性スズは、電気めっき浴中に、導電性支
持体上にスズ−ビスマス合金を析出するために十分な量
でかつ導電性支持体上に所望のビスマス含量のスズ−ビ
スマス合金を与えるために選択された互いに関する重量
比で存在し、そして 3)上記可溶性ビスマスの加水分解的沈澱を抑制す
るために十分な量の低級アルキルスルホン酸電解質、 を含んでなる電気めっき浴を準備する工程、 b)上記浴中に浸漬された陽極を準備する工程、 c)上記導電性支持体上にスズ−ビスマス合金を電着す
るために上記電気めっき浴に十分な電気を供給する工
程、そして d)上記導電性支持体を上記電気めっき浴中に浸漬する
工程、 を含むものである。
本発明の追加の利点および態様は、一部分は以下の説
明中に記載され、そして一部分はこの説明から明らかと
なり、あるいは本発明の実施から学ぶことができよう。
本発明の利点は、請求の範囲にとくに指摘されている方
法、材料および組み合わせにより実現および達成するこ
とができる。
発明の好ましい態様の説明 この出願において、用語「スズ−ビスマス合金」は、
ビスマス量が合計重量で電着した合金被膜の0重量%よ
り多く100重量%より少なくそして電着された合金の被
覆の残部がスズである、電着された合金の被覆を意味す
る。通常、スズ−ビスマス合金は0.1%の最小ビスマス
含量および約99.9%のビスマスの最大ビスマス含量を有
する。
ほぼ任意の所望のビスマス含量を有するスズ−ビスマ
ス合金を、十分な量の遊離アルキルスルホン酸電解質を
含む比較的簡単な多目的電気めっき浴から導電性支持体
上に電気めっきすることができることが発見された。本
発明の浴から広い範囲のビスマス含量を有する合金を析
出するのが可能である。その理由の一部は、ビスマスは
十分な量の遊離アルキルスルホン酸、とくにメタンスル
ホン酸の存在下において、ビスマスのために使用される
普通の電解液、例えば、硫酸または塩化物−クエン酸塩
の溶液中におけるより加水分解的に安定であることがわ
かっているからである。したがって、十分な量のアルキ
ルスルホン酸電解質の使用は本発明の1つの側面であ
り、これは事実上任意の所望のビスマス含量を有するス
ズ−ビスマス合金の電着を可能とする。
したがって、本発明の水性酸性電気めっき浴は、アル
キルスルホン酸、より好ましくは低級アルキルスルホン
酸、例えば、C1-5アルキルスルホン酸から構成される。
メタンまたはエタンスルホン酸は、本発明に従って使用
される最も好ましい酸である。
有用な低級アルキルスルホン酸電解質は、ペンウォル
ト・コーポレーション(Pennwalt Corporation)から商
業的に入手可能である。あるいは、アルキルスルホン酸
は当業者に知られている方法、例えば米国特許第774,04
9号および米国特許第2,525,942号各明細書に記載されて
いる方法により調製することができる。米国特許第774,
049号および米国特許第2,525,942号各明細書の開示をこ
こに参照によって組み入れる。
多成分の電解質溶液中の加水分解的沈澱は、恐らく非
常に複雑であるが、ビスマスの場合には、可溶性ビスマ
スがトリメタンスルホン酸ビスマスにより供給される次
の式が、最も簡単な様式で加水分解的沈澱の機構を表す
ことができる。
浴の安定性を維持しかつ浴溶液からのビスマスの加水
分解的沈澱を防止するために、水性酸性電気めっき浴中
の遊離アルキルスルホン酸電解質の量は、通常、約100g
/〜約400g/、好ましくは約150g/〜約300g/、よ
り好ましくは200g/〜約250g/の範囲である。一般
に、めっき浴中の遊離MSA濃度が200g/未満、例えば、
約150g/未満であるとき、浴はある時間後に望ましく
ないビスマスの加水分解的沈澱を被ることがある。約20
0g/の遊離MSA濃度が浴中で維持される場合、加水分解
的沈澱はめったに起こらず、そして沈澱の程度は非常に
適度である。約250g/の遊離MSA濃度は、ビスマスの沈
澱は観測可能なレベルでは通常起こらない。
導電性支持体上のスズ−ビスマス合金の生成に利用で
きる可溶性ビスマスは、本発明の浴では、ビスマス塩、
好ましくは、ビスマスアルキルスルホネートを浴へ直接
添加するか、あるいは可溶性ビスマス金属の陽極により
供給することができる。どちらの可溶性ビスマス源も単
独で使用することができるが、それらはしばしば一緒に
使用される。
本発明のほとんどの応用について、水性酸性めっき浴
中の可溶性ビスマスの量は、通常浴1当り約0.05gか
ら浴1当り約150gまで、好ましくは浴1当り約0.05
gから浴1当り約80g/までの範囲である。可溶性ビ
スマスは、好ましくは、MSAの浴溶液中に、最初にトリ
メタンスルホン酸ビスマス濃厚物(あるいは、メタンス
ルホン酸ビスマス濃厚物と呼ぶ)の形態で供給される。
トリメタンスルホン酸ビスマス濃厚物は、三酸化ビス
マスを70%のメタンスルホン酸と反応させることによっ
て調製することができる。200〜225gのトリメタンスル
ホン酸ビスマス/ビスマスの生成物浴溶液は、この溶
液中に少なくとも200g/の遊離メタンスルホン酸が存
在するときにのみ安定である、ということがわかってい
る。電気めっきプロセスが進行するにつれて、追加トリ
メタンスルホン酸ビスマス濃厚物を添加して、浴中の適
切な可溶性ビスマス含量を維持することができる。
本発明の1つの電気めっき系においては、可溶性ビス
マス陽極を使用してビスマスめっき浴を再補充し、こう
して操業の間のメタンスルホン酸ビスマスのそれ以上の
添加を最小限にするか、あるいは不必要とする。本発明
において好ましく有用なビスマス陽極は、可溶性ビスマ
ス金属、典型的には鋳造された高い純度のビスマスから
構成される。可溶性ビスマス陽極をポリプロピレンのク
ロスで覆うことは有用であることが発見された。セルの
他の構成成分、例えば、電解質溶液のための容器のよう
なものは、普通のものである。当業者は電気めっき槽お
よびそれらの集成体を熟知しており、したがって本発明
の教示に従って槽を準備することができよう。
ビスマスの陽極を使用して可溶性ビスマスを供給する
場合、陽極の浸漬区域を調整して、可溶化速度を制御
し、めっき要求量を満たしかつ溶液濃度を維持しなくて
はならない。ビスマスの陽極は、一般に、きれいなグレ
ーがかった白色のサテン仕上げを有するスズ−ビスマス
の同時めっき層を生成する。
約250g/の遊離メタンスルホン酸を含有するめっき
浴中のビスマス陽極は非常に活性であり、そして可溶性
ビスマス濃度を増加する傾向があり、これにより同時め
っき層中のビスマス/スズ比をゆっくりとくつがえして
約5%のビスマスを含有するようにさせることがわかっ
ている。これは、追加のスズを浴へ添加することによっ
て妨げることができる。しかしながら、可溶性ビスマス
の蓄積は好ましくはビスマス陽極の浸漬面積を制御し
て、陽極の電流密度を陽極の電流効率が多分十分に低く
なってビスマスの可溶化速度を抑制する110A/ft2(1200
A/m2)付近にすることによって最小限にされる。
スズのウィスカーおよびスズのぺストの成長(12℃〜
−70℃以下における、α−スズすなわち灰色の立方晶形
への同素体転位)を抑制するのに有用な、1〜2%のビ
スマスを含有するスズ−ビスマスの同時めっき層の場合
には、ビスマスをスルホン酸濃厚物としてよりむしろキ
レート化形態で添加する方が好ましいことがある。これ
を実施する場合、遊離メタンスルホン酸の濃度を150g/
にあるいは100g/にさえ低下することが通常は可能
である。
キレート化したビスマスを浴中でビスマスイオン源と
して使用する場合には、ビスマス陽極の代わりにスズの
陽極を使用することも可能かもしれない。
次の3つのキレート化化合物を使用して、キレート化
ビスマスを電気めっき浴に供給することができる: (1)テトラアンモニウムビスマスジニトリロトリアセ
テートキレート(水溶液の透明な結晶中にほぼ26%のビ
スマス) (2)ジアンモニウムビスマスジエチレントリアミンペ
ンタアセテートキレート(濃厚物中にほぼ325g/のビ
スマス) (3)トリメタンスルホン酸ビスマストリメタンスルホ
ネートトリグルコネートキレート錯体(濃厚物中にほぼ
200g/のビスマス) 浴中のこれらのビスマス源の濃度は、メタンスルホン
酸ビスマスについて記載したのと同一方法で計算する
が、ただし遊離酸の濃度はより低くしてよい(すなわ
ち、ほぼ100〜150g/、好ましくは約150g/)。これ
らのキレート化化合物、とくに第2番のキレートは、高
い濃度において飽和し、そしてMSA浴中で自発的に分解
沈澱(breakdown precipitation)を引き起こす傾向が
ある。上に列挙した第一のキレートは、通常、本発明の
MSA電解液浴において好ましいキレートである。
前述のビスマスキレートをつくる方法は、以下の節に
おいて説明される。
Bi2O3およびニトリロトリアセテート(NTA)のスラリ
ーを撹拌し、そして80℃において約1時間撹拌する。NH
4OHをゆっくり添加して無色透明溶液を作る。この溶液
を室温に冷却するとき結晶が現れる場合には、少量の蒸
留水を添加してそれらを再溶解する。この溶液は約200g
/のビスマスでほとんど飽和である。この溶液のpHは2
5℃においてほぼ6.8であるはずである。いずれの残留物
も硬化した無灰の紙で濾過して除去する。濾液を26〜29
インチ(660〜740mmHg)および<80℃において真空蒸発
させて結晶を回収することができる。結晶は29インチHg
(740mmHg)および<50℃において真空乾燥することが
できる。
結晶のビスマス含量は典型的には分析により26.4%で
ある。結晶は容易に水に溶解して、透明な溶液を形成
し、この溶液はpH7.0において安定である。少々アルカ
リ性(pH7.5〜10)の溶液は多少不安定である。しかし
ながら、増加したアルカリ性(pH10+)では安定性を回
復する。
反応手順 反応器は600mの厚肉ホウケイ酸ガラス(PYREX
のビーカーであり、THERMOLYNE STIR−PLATE 上のTEFL
ON でカプセル化されたマグネチックスターラーを有す
る。カバーガラスおよび温度計を利用することができ
る。
まず水を入れ、そして撹拌する。次いで、DTPAを添加
して白色スラリーを形成する。NH4OHを添加してDTPAを
溶解する。加熱を開始する。この溶液が事実上透明であ
るとき、三酸化ビスマスを添加して黄色スラリーを形成
する。約1.5時間後、溶液の温度は約90℃に到達し、そ
してこの溶液はわずかに曇っていて約300mの体積を有
する。次いで、カバーガラスを除去して、約200mに至
るまで蒸発を促進する。この溶液を室温に冷却し、そし
てREEVE ANGEL 934 AHのガラス繊維紙を通して低真空に
おいて濾過して、175mの透明な黄色濾液が得られ、こ
れは典型的には室温において1.54g/mの密度を有し、
また分析により328g/のビスマスを有する。生成物の
濃厚度は、一般に、室温において少なくとも6.0のpHを
有する。
反応手順 反応器は250mの厚肉ホウケイ酸ガラスのビーカーで
あり、THERMOLYNE STIR−PLATE 上のマグネチックスタ
ーラーを有する。カバーガラスおよび温度計を利用する
ことができる。
まず水を入れ、次いでグルコン酸を添加する。この溶
液を撹拌し、そして三酸化ビスマスを添加しながら加熱
を開始し、スリラーを形成する。このスリラーを約94℃
でほぼ3時間加熱する。次いで、70%のMSAをさらに1
時間徐々に添加する。すべてのMSAを86.5℃において添
加すると、溶液は透き通った暗赤色となる。さらに2時
間かけて過酸化水素を一滴ずつ添加して生成されたいず
れのビスマサイトも酸化し、そして生成物溶液を室温に
冷却して約125mのわずかに粘性の暗赤色溶液が生ず
る。約0.5mの生成物溶液を脱イオン水で500/1に希釈
し、そしてこの溶液は加水分解または沈澱の微候を示さ
ない。典型的には、生成物溶液ほ25℃において1.518g/m
の密度で174g/のビスマスと分析される。
可溶性スズは、スズ化合物の塩またはスズの可溶性陽
極により本発明の浴に供給することができる。どちらの
スズ源も単独で使用することができ、あるいはそれらを
一緒に使用することができる。
本発明の水性酸性電気めっき浴において有用なスズ化
合物の好ましい塩は、アルキルスルホン酸、好ましくは
1〜5個の炭素原子を有する低級アルキルスルホン酸の
塩である。最も好ましい塩は、メタンスルホン酸第一ス
ズである。
本発明の浴中のスズ含量に換算して、スズ塩の好まし
い量は、浴1当り約0.05gの可溶性スズから浴1当
り約80gの可溶性スズまでの範囲、好ましくは浴1当
り約0.05gの可溶性スズから浴1当り約50gの可溶性ス
ズまでの範囲にわたる。メタンスルホン酸第一スズの好
ましい範囲は、約0.13g/〜約206g/、より好ましく
は約0.13g/〜約104g/である。メタンスルホン酸第
一スズのこれらの量は、それぞれ、浴1当り約0.05g
から約80gまでの可溶性スズおよび浴1当り約0.05か
ら約50gまでの可溶性スズを供給する。一般に、ほとん
どの商業目的に対して、約5g/未満の浴中可溶性スズ
濃度はめったに実際的ではなかろう。
メタンスルホン酸第一スズは、好ましくは、約300g/
の第一スズおよび10〜30g/の遊離メタンスルホン酸
を含有する濃厚物で供給される。メタンスルホン酸第一
スズの濃厚物は、酸化第一スズをメタンスルホン酸と反
応させることによって作ることができる。濃厚物はま
た、MSAを含有する隔膜槽中でスズの陽極を使用して電
気分解的に生成することもできる。
図面に示すように、浴中の全スズに対するビスマスの
重量比の関数としての、サテン電気めっき層(スズ−ビ
スマス同時めっき層、ときには合金めっき層と呼ばれ
る)中のビスマスの百分率の相関関係の曲線、ビスマス
量約10%〜約90%の広い範囲の合金にわたってスズ−ビ
スマスの同時めっき層およびめっき浴の同時の試料の分
析から得た。陰極パネル上のスズ−ビスマスの同時電気
めっき層のビスマス含量は、約3.38%〜約98.48%の範
囲である。浴中のビスマス対スズの重量比は約0.30〜約
9.50の範囲であり、そして合計のスズとビスマスとを加
えた重量濃度は約27〜約66.5g/であった。浴中の全ス
ズに対するビスマスの重量比の関数としての、スズ−ビ
スマスの同時電気めっき層中のビスマス百分率の相関関
係曲線は、前述の範囲を通して採取した試料の科学分析
に基づく。もちろんながら、可溶性ビスマスおよびスズ
の含量以外のめっきの変数を調節して、所望の電着速度
において所望の同時めっき層の組成を得ることができ
る。例えば、めっき業者は電流密度を調整して同時めっ
き層中に所望の平均百分率のビスマスをもたらすことが
できよう。このような調整を行うことは、当業者の能力
の範囲内にある。したがって、図示された相関関係曲線
は、スズ−ビスマス合金の全部の範囲について、とくに
同時めっき層中に10〜90%のビスマスを有する合金につ
いて、スズおよびビスマスの両者の濃度を計算するため
の正確な指針である。
浴中の全スズに対するビスマスの重量比の関数として
の、ビスマス百分率の直線の相関関係が、同時めっき層
中のビスマス量0〜15%の範囲において見いだされた。
同時めっき層中のビスマス量1〜2%の範囲では、米国
特許第4,331,518号明細書に示されているような図面に
おいて見られる傾きより大きい傾きをもつ別の直線相関
関係が存在しうる。しかしながら、図示された補正曲線
は、ビスマス含量の最低および最高の範囲においてさ
え、浴組成の有用な指針である。
本発明の浴の配合を計算する方法は、スズ−ビスマス
同時めっき層中の所望のビスマス百分率に基づく。同時
めっき層の所望の合計ビスマス含量を選択する。相関関
係曲線を使用して、同時めっき層中のビスマス百分率に
相当するビスマス対スズの重量比を見いだすことができ
る。浴についての可溶性スズの濃度を選択し、そしてビ
スマス対スズの重量比を掛けて、浴について必要なビス
マス濃度を得ることができる。次いで、浴の1当たり
のメタンスルホン酸ビスマス濃厚物およびメタンスルホ
ン酸第一スズ濃厚物の体積を、濃厚物のそれぞれのビス
マスおよびスズの分析に従い計算することができる。通
常、これらの濃厚物がもたらす遊離メタンスルホン酸を
250g/の遊離メタンスルホン酸から減じ、そして残り
を使用して濃厚物よりも先に添加する70%のメタンスル
ホン酸の体積を計算する(例えば100%MSA 1当り93
8gで)。
電気めっき層のビスマス含量は、もちろん、めっき浴
中のスズに対するビスマスの重量比により決定される。
1〜6オンス/ガロンまたは7.5〜45g/の広い範囲の
スズ濃度を選択すれば、浴中のビスマスは同時めっき層
中の5〜58%のビスマスについて0.8〜44オンス/ガロ
ンまたは6〜330g/の範囲にわたるはずである。相関
関係曲線に従い、電気めっき層中の所定のビスマス含量
についてめっき浴中のスズおよびビスマスの濃度の最良
の配分を決定するのが好ましい。
浴の最適な安定性およびビスマスの加水分解的沈澱の
抑制のためには、ビスマスの陽極を使用しかつ同時めっ
き層中のスズを頻繁に浴へ酸性メタンスルホン酸第一ス
ズ濃厚物を添加することにより置換する場合、最小の遊
離メタンスルホン酸濃度は約220〜250g/であり、そし
て好ましい濃度はほぼ250g/である。しかしながら、
広い範囲の遊離メタンスルホン酸濃度は約100〜400g/
である。
本発明の電気めっき浴は、普通の量の添加剤、例えば
界面活性剤、粒子リファイナー(grain refiner)、一
次および/または二次光沢剤等を含有することができ
る。変性芳香族アルデヒド(またはケトン)および/ま
たは変性アルキレンオキシドまたはそれらの類似体。こ
れらの添加剤は、光沢およびレベリング(leveling)系
の、例えば、BRI−TIN およびULTRA STAN−100 (M
&T Chemical,Inc.、以前のVulcan Material Company
製)のようなものの成分でもよい。
BRI−TIN 添加剤系は、スズ−ビスマスの同時めっき
層に鏡のような輝いた仕上げを付与する。ULTRA STAN−
100 は、酸性めっき浴中できわめてすぐれたリフロー
およびはんだ付け特性を有するサテン白色スズめっきを
促進する系である。それは二つの溶液、すなわち、浴を
構成するのに主として使用される一次添加溶液、および
めっきの要求を主として満足するために添加される活性
剤溶液から成る。これらの溶液は、スズ−ビスマス同時
電気めっき層に対して所望のサテン白色仕上げを促進す
るのに必要な、界面活性剤、光沢剤、レベラーおよびエ
ンハンサーを含有する。しかしながら、特定のレベリン
グおよび光沢付与系は、本発明の本質的特徴ではない。
異なるレベリングおよび光沢付与系は、結果として、
浴または槽中の全スズに対するビスマスの重量比の関数
としての同時めっき槽中のビスマス百分率の相関関係を
多少変更するに至ることがある。こうして、ULTRA STAN
−100 およびBRI−TIN は、形態が類似するが曲率が
異なり、そして相関関係式の定数が異なる、相関関係曲
線を与えるに至ることがある。しかしながら、このよう
な変更を当業者は容易に予測および説明することができ
る。
本発明の電気めっき槽の導電性支持体または陰極は、
電気を伝える任意の物体であることができる。しばし
ば、このような物体は金属、例えば鉄、ニッケル、ステ
ンレス鋼、亜鉛、銅、または複数金属の組み合わせのよ
うなものから構成される。前述の金属は普通の導電性支
持体の例であるが、本発明に従ってめっきすることがで
きる導電性支持体の範囲はこれらの列挙した金属に限定
されない。
本発明の電気めっき槽の陽極は、好ましくは、可溶性
ビスマス源として機能する可溶性ビスマス金属の陽極で
ある。しかしながら、本発明において有用な他の陽極に
はスズ金属の陽極が含まれる。不溶性の陽極、例えばジ
ルコニウム合金、熱分解グラファイトおよび白金等を本
発明において使用することができるであろうが、それら
はしばしばスズ−ビスマス電気めっき層の品質を不十分
にしかつ第一スズを過度に酸化するので好ましくない。
陰極面積に対する陽極面積の比は、適切な陽極電流密
度のために調整して陽極の可溶性速度を制御し、めっき
の要件を満足させかつ浴中の可溶性ビスマス濃度の上昇
を防止することが必要である。可溶性ビスマスの蓄積
は、ビスマス対スズの重量比を覆して、同時めっき層の
ビスマス含量を変化させる。同時めっき層中のビスマス
が5%の場合には、ビスマス陽極面積の陰極面積に対す
る比は、恐らくおよび1/7〜8であろう。同時めっき層
中のビスマスが58%の場合には、ビスマス陽極面積の陰
極面積に対する比は、恐らくおよそ0.5/1程度であろ
う。より高いビスマス含量では、この比は恐らく2/1程
度であろう。スズ−ビスマスの同時めっき層中に1〜2
%の範囲のビスマスは、恐らく1/10程度のビスマス陽極
面積対陰極面積比を必要とするであろう。その場合にお
いて、高級なスズ陽極をビスマス陽極の代わりに使用し
て、めっきの要求に従い濃厚物中にビスマスを添加し、
そして浴中の遊離酸の濃度を低下させて陽極活性に対す
れば、めっきの性能はよりよくなるであろう。
本発明の典型的な方法において、水性酸性電気めっき
浴は、この技術分野において知られている電気めっき容
器中で調製され、そして室温(15℃〜25℃)において勢
いよく循環させられる。陽極、好ましくはポリプロピレ
ンで巻くかあるいは包むことができる可溶性のビスマス
金属の陽極は、浴中に浸漬または配置し、そして電流を
通ずる。約2〜約40A/ft(22〜430A/m2の陽極電流
密度を通常維持すべきである。次いで、スズ−ビスマス
の同時めっき層の所望のビスマス含量に従って調節され
た陽極面積/陰極面積比をもつ導電性支持体を、水性酸
性電気めっき浴中に浸漬し、そして適度に往復運動させ
る。
導電性支持体を浴中に浸漬し、そして十分な時間浸漬
したままにして、導電性支持体上に所望の厚さのスズ−
ビスマスの可変的な合金被膜を析出させる。引き続い
て、導電性支持体を水性酸性電気めっき浴から取り出
す。
導電性支持体が完全に取り出されるまでは、浴中の電
流を維持するのが有益である。これは、支持体により高
濃度における溶液からビスマスが置換されることにより
引き起こされるめっきの汚れを最小にする。
めっきされた導電性支持体は、できるだけ急速によく
洗浄して、汚れを最小限にすべきである。
次の例でもって本発明をさらに例示する。しかしなが
ら、本発明はこれらの例の特定の細部に限定されないこ
とを理解すべきである。
導電性支持体の調製 例1〜4においてビスマスの電着のために使用した導
電性支持体は、ハル(Hull)セルパネルからの鋼パネル
(25cm2のめっき面積)であり、1:1HCl中で亜鉛の電気
被膜を取り除き、そして室温において10%のメタンスル
ホン酸でもって活性化し、各処理後に脱イオン水でよく
洗浄した。次いで、裸にしたパネルを表1に記載されて
いるように酸性メタンスルホン酸第二銅浴中で0.15〜0.
25mの銅で電気めっきした後、0.1〜1.0mのビスマス
で電気めっきした。鋼パネルへの電気銅めっき層の付着
は、室温において20〜50g/のHNO3中で裸にされたパネ
ルの非常に短い浸漬(例えば5〜10秒)により、および
10%のメタンスルホン酸中で活性化前にきわめて完全に
洗浄することにより、はるかに改良されることが発見さ
れた。
表1はハル(Hull)セルパネルの銅による電気めっき
のための浴組成のリストを含み、そして表2はパネルの
銅によるめっきに使用した浴についてのめっき条件およ
び溶液特性のリストを含む。表3は、例1〜4を通じて
共通のめっき条件および溶液特性を記載する。
表 1 成 分 濃度(g/) 銅 25 遊離メタンスルホン酸 40 メタンスルホン酸第二銅濃厚物(129g/ のCu、11g/の遊離MSA) 193.8m/ 69.5%メタンスルホン酸(938g/ 100% MSA) 40.0m/ 表 2 めっき条件 温度 20℃〜25℃(室温) 撹拌 なし 陽極 ロール状電気銅 陽極面積対陰極面積比 2:1 陽極電流密度 2〜25A/ft(22〜270A/m2 陰極電流効率 100% 溶液特性 透明度 透明 色 わずかに黄色がかっている 残留物 事実上なし 表 3 めっき条件 温度(℃) 室温(20℃〜25℃) 撹拌 溶液の循環 激しい 陰極の循環 中程度 陽極 ポリプロピレンで覆った鋳造さ れた高純度のビスマス 陽極面積対陰極面積比 スズ−ビスマスの同時めっき層 中の所望のビスマス百分率に従 い調節した 溶液特性 透明度 透明 色 わずかに黄色がかっている 残留物 事実上なし 例 1 表4の電気めっき浴中で電気めっきしたパネルは、ス
ズ95%/ビスマス5%から構成された電着合金被覆をも
つ導電性支持体になった。
例 2 表5の電気めっき浴中で電気めっきしたパネルは、ス
ズ90%/ビスマス10%から構成された電着合金被覆をも
つ導電性支持体になった。
例 3 表6の電気めっき浴中で電気めっきしたパネルは、ス
ズ42%/ビスマス58%から構成された電着合金被覆をも
つ導電性支持体になった。このビスマス対スズの比率は
共融被覆を構成する。
例 4 表7の電気めっき浴中で電気めっきしたパネルは、ス
ズ14.5%/ビスマス85.5%から構成された電着合金被覆
をもつ導電性支持体になった。
本発明に従い作ることができるスズ−ビスマス合金
は、次のものを包含する:1)スズ−鉛の共融組成物より
ほぼ50℃低い約138℃の融点を有する共融物質を形成す
る、スズ42%/ビスマス58%合金、および2)成形可能
な金属化プラスチックを作るためプラスチックシートで
サンドイッチされる25/75または16/84のスズ−ビスマス
合金。他のスズ−ビスマス合金は、従来スズ/鉛合金に
より満たされていた多数の応用において実用性を見いだ
すことを期待することができる。
本発明の原理、好ましい態様および実施の様式を、以
上説明した。しかしながら、保護されることを目指す本
発明は、開示した特定の態様に限定されない。なぜな
ら、これらは限定よりむしろ例示と見なされるべきであ
るからである。本発明の精神から逸脱することなしに、
当業者は変形及び変更を行うことができる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】200g/lより多くのメタンスルホン酸を使用
    してビスマスの加水分解による沈殿を抑制することを特
    徴とする、可溶性のスズ種及びビスマス種を含有する水
    性電気めっき浴からビスマスが少なくとも10重量%のス
    ズ−ビスマス合金を電気めっきする電気めっき法。
  2. 【請求項2】実質的に共融組成のスズ−ビスマス合金を
    電気めっきする、請求の範囲第1項記載の方法。
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