JP2983473B2 - 織機のたて糸の非制御式張り装置 - Google Patents

織機のたて糸の非制御式張り装置

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JP2983473B2
JP2983473B2 JP8226560A JP22656096A JP2983473B2 JP 2983473 B2 JP2983473 B2 JP 2983473B2 JP 8226560 A JP8226560 A JP 8226560A JP 22656096 A JP22656096 A JP 22656096A JP 2983473 B2 JP2983473 B2 JP 2983473B2
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lever
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シュテファン、アルント
ホルスト、ホイスラー
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Lindauer Dornier GmbH
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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D03—WEAVING
    • D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D49/00—Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
    • D03D49/04—Control of the tension in warp or cloth
    • D03D49/12—Controlling warp tension by means other than let-off mechanisms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ちぎれ易いたて糸
から成るたて糸に対する織機の非制御式張り装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願第０３９６５０１号
明細書において、たて糸に対する動き易い張り装置を備
えた織機が知られている。その張り装置の課題は、重い
織物に対しても適用され、たて糸における張力変動にな
いしは駆動系統における位置変化に敏感に反応するよう
なたて糸に対する動き易く駆動される張り系統を作るこ
とにある。この課題は、織機の主駆動装置に由来する駆
動装置と接続されている長さ調整可能な推進ロッドおよ
び駆動軸に接続されねじり棒として形成されているばね
に作用する調整機構から成っていることによって解決さ
れる。ねじり棒に連動接続されている駆動軸は、織り幅
にわたって分布された軸受に回転対称に形成された摩擦
ローラあるいは張りローラを支持している。
【０００３】ヨーロッパ特許出願第０１０９４７２号明
細書においてたて糸を張るための装置が知られている。
その装置も同様に駆動装置に接続されているねじりばね
棒から成り、このねじりばね棒は、中空軸として形成さ
れ摩擦ローラあるいは張りローラを支持する支持梁に配
置されている。
【０００４】このようなたて糸張力に影響を与える張り
装置の場合、高価な構造費用がかかり、この張り装置に
起因して機能障害が生じた際に組立および分解にかなり
の費用がかかるという欠点がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、摩擦
ローラおよび案内ローラが小さな質量で形成され、摩擦
ローラを支持する一般的な支持梁が省かれ、摩擦ローラ
および案内ローラが緩く支持され、製織条件に関して垂
直平面および水平平面において位置調整でき、場合によ
る摩擦ローラの異なった荷重において張り装置内におけ
るトルクを平衡できるようなちぎれ易いたて糸に対する
非制御式張り装置を作ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は特許請求の範囲請求項１の特徴部分に記載の手段によ
って達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下図面に示した実施の形態を参
照して本発明を詳細に説明する。
【０００８】張り装置１は特に左右の構造部品３にそれ
ぞれ固く結合されている横梁２から成っている。構造部
品３は別の左右の構造部品４に移動可能に支持されてい
る。構造部品４は両側側壁５にそれぞれ揺動可能に結合
され、図示していない連結要素によって長孔５ａおよび
例えば側壁５にあるここでは見えないねじ孔を介して係
止できる。各構造部品４には各構造部品３と結合するた
めに縦溝４ａおよび長孔４ｂが形成され、これらの縦溝
４ａおよび長孔４ｂによっておよび図示していない連結
要素によって構造部品３は構造部品４に図示していない
開口形成および織物形成機構に対して所望の間隔を隔て
て位置づけして結合できる。
【０００９】横梁２にその全長にわたって複数の軸受台
６、即ち少なくとも第１および第２の外側軸受台６が配
置されている。すべての軸受台６は共通の一平面内に位
置して配置されている。
【００１０】各軸受台６は、その自由端で、回転軸７を
中心として揺動可能に配置されたレバー８およびレバー
８に対して平行に固定配置されたレバー９を受けてい
る。レバー８は転がり軸受８ａを形成している。レバー
９は転がり軸受９ａを形成している。軸受台６に揺動可
能に配置されたレバー８の転がり軸受８ａに摩擦ローラ
１０が緩く支持されている。軸受台６に固定配置された
レバー９の転がり軸受９ａに案内ローラ１１が緩く支持
されている。
【００１１】すべての軸受台６は、横梁２との結合範囲
がその長手方向軸線１２ａを中心として調整できる軸１
２によって横に貫通されているか、あるいは軸１２は、
軸受で受けられ、少なくとも１つの軸受台６に係止して
結合されている。
【００１２】軸１２の外周には、ヒンジ要素１３が軸受
台６に揺動可能に配置されたレバー８に対応して締付け
結合されている。ヒンジ要素１３にばね要素１４の一端
が連結されている。ばね要素１４の他端は、レバー８の
レバー腕８ｂにヒンジ結合されている。調整可能な軸１
２とレバー８との間にばね要素１４を介した摩擦接続部
が形成される。
【００１３】軸１２が長手方向軸線１２ａを中心として
回動することによって、軸１２に結合されたヒンジ要素
１３が回動し、ヒンジ要素１３が回動することで、ばね
要素１４を介してレバー８の位置、従ってレバー８の転
がり軸受８ａに支持された摩擦ローラ１０の位置を変更
できる。これによって、摩擦ローラ１０の張りは、ちぎ
れ易い糸から成るたて糸１５に敏感に合わせて調整でき
る。
【００１４】張り装置１は、たて糸１５の非対称的な荷
重を排除するために、トルク平衡手段を有している。こ
のために、図２に示されているように、摩擦ローラ１０
の両端にローラジャーナル１０ａを支持するための転が
り軸受１６がはめ込まれている。
【００１５】案内ローラ１１の両端にも、図２に示され
ているように、転がり軸受１７が一体に組み込まれてい
る。転がり軸受１７は、案内ローラ１１の内部に非接触
式に配置されたスタビライザ軸１８のジャーナル１８ａ
を回転可能に受けている。回転可能に支持されているス
タビライザ軸１８のジャーナル１８ａと摩擦ローラ１０
のローラジャーナル１０ａとの間を接続板１９が接続し
ている。ジャーナル１０ａと接続板１９との接続部は、
接続板１９に設けた長孔１９ａにローラジャーナル１０
ａの案内面１０ｂがはまり込むことで形成されている。
また、スタビライザ軸１８のジャーナル１８ａと接続板
１９との間にかみ合い結合部、例えばボルト結合部２０
が形成されている。このような形状によって、張り装置
１に非対称的な荷重がかかった場合、摩擦ローラ１０
は、接続板１９でスタビライザ軸１８に連結されている
ので、摩擦ローラ１０の回転トルクがスタビライザ軸１
８によって平衡でき、したがって、摩擦ローラ１０は、
スタビライザ軸１８を介して張り装置１内におけるトル
クが平衡される。
【図面の簡単な説明】
【図１】張り装置の織機片側壁における配置構造の斜視
図。
【図２】張り装置内におけるトルク平衡手段の概略断面
図。
【符号の説明】
１ 張り装置 ２ 横梁 ３ 第２の構造部品 ４ 第１の構造部品 ５ 側壁 ６ 軸受台 ７ 回転軸 ８ レバー ８ａ 転がり軸受 ９ レバー ９ａ 転がり軸受 １０ 摩擦ローラ １０ａ ローラジャーナル １０ｂ 案内面 １１ 案内ローラ １２ 軸 １４ ばね要素 １５ たて糸 １６ 転がり軸受 １７ 転がり軸受 １８ スタビライザ軸 １８ａ ジャーナル １９ 接続板 １９ａ 長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト、ホイスラー ドイツ連邦共和国リンダウ、オーベルラ イトナウアー、シュトラーセ、16デー (56)参考文献 特開 平８−49138（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−49139（ＪＰ，Ａ) 特公 平３−61781（ＪＰ，Ｂ２) 実公 平３−32544（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) D03D 49/22 D03D 49/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】両側側壁（５，５）と、各側壁（５）に揺
    動可能にに配置された第１構造部分（４，４）と、第１
    構造部分（４）に移動自在に配置された第２構造部分
    （３，３）と、両端部を第２構造部分（３）に固定され
    た横梁（２）と、横梁（２）の全長にわたって間隔を隔
    てて配置された複数の軸受台（６）と、軸受台（６）に
    転がり軸受（８ａ）を形成するように揺動可能に配置さ
    れたレバー（８）および転がり軸受（９ａ）を形成する
    ように固定配置されたレバー（９）と、レバー（８）の
    転がり軸受（８ａ）に緩く支持された摩擦ローラ（１
    ０）と、摩擦ローラ（１０）をばね付勢するばね要素
    （１４）と、ばね要素（１４）のヒンジ要素（１３）
    と、レバー（９）の転がり軸受（９ａ）に緩く支持され
    た案内ローラ（１１）と、複数の軸受台（６）を貫通し
    て第１構造部分（４）に固定された軸（１２）とを有
    し、上記ばね要素（１４）がヒンジ要素（１３）とレバ
    ー（８，９）を連結する織機のたて糸（１５）の非制御
    式張り装置において、 上記摩擦ローラ（１０）の両端に軸受（１６，１６）を
    設け、各軸受（１６）に摩擦ローラ（１０）の端部を越
    えて突出するローラジャーナル（１０ａ）を支持し、上
    記案内ローラ（１１）の両端に軸受（１７，１７）を設
    け、上記案内ローラ（１１）の内部に両端にジャーナル
    （１８ａ）を設けたスタビライザ軸（１８）をジャーナ
    ル（１８ａ）が軸受（１７）に支持されるよう配置し、
    摩擦ローラ（１０）のローラジャーナル（１０ａ）とス
    タビライザ軸（１８）のジャーナル（１８ａ）を接続板
    （１９）で連結し、摩擦ローラ（１０）の回転トルクが
    スタビライザ軸（１８）によって平衡できるようにした
    ことを特徴とする織機のたて糸の非制御式張り装置。
  2. 【請求項２】接続板（１９）に長孔（１９ａ）およびボ
    ルト結合部（２０）を設け、接続板（１９）の長孔（１
    ９ａ）に摩擦ローラ（１０）のローラジャーナル（１０
    ａ）を係合し、接続板（１９）のボルト結合部（２０）
    にスタビライザ軸（１８）のジャーナル（１８ａ）を結
    合したことを特徴とする請求項１に記載の織機のたて糸
    の非制御式張り装置。
JP8226560A 1995-10-13 1996-08-28 織機のたて糸の非制御式張り装置 Expired - Fee Related JP2983473B2 (ja)

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