JP3225314B2 - グロスカレンダー - Google Patents
グロスカレンダーInfo
- Publication number
- JP3225314B2 JP3225314B2 JP53261997A JP53261997A JP3225314B2 JP 3225314 B2 JP3225314 B2 JP 3225314B2 JP 53261997 A JP53261997 A JP 53261997A JP 53261997 A JP53261997 A JP 53261997A JP 3225314 B2 JP3225314 B2 JP 3225314B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- link
- support
- nip
- clevis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
- D21G1/02—Rolls; Their bearings
- D21G1/0293—Provisions or constructions to facilitate the removal of the rolls
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G1/00—Calenders; Smoothing apparatus
- D21G1/002—Opening or closing mechanisms; Regulating the pressure
Landscapes
- Paper (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、一般的にはカレンダー、特に光沢仕上げの
ためのグロスカレンダーに関する。
ためのグロスカレンダーに関する。
背景技術 製紙工業ではカレンダーが利用されて、紙ウェブ上の
表面仕上げを改善或は変更している。また、カレンダー
は紙ウェブの厚みを変更したり、該ウェブの長手方向に
沿っての厚み又は該ウェブの幅方向にわたる厚みを均等
にするためにも使用され得る。カレンダー仕上げは、ウ
ェブが約5%の公称水分範囲になるまで完全に乾燥され
た後にしばしば用いられる。また、幾らかの追加的な残
留水分をウェブに残すか或いは蒸気シャワー又はチルド
ローラによって付加する場合にもカレンダーは使用され
る。紙ウェブに対する幾分かの水分付加は、カレンダー
仕上げによって生じ得る強度損失を最少化する。
表面仕上げを改善或は変更している。また、カレンダー
は紙ウェブの厚みを変更したり、該ウェブの長手方向に
沿っての厚み又は該ウェブの幅方向にわたる厚みを均等
にするためにも使用され得る。カレンダー仕上げは、ウ
ェブが約5%の公称水分範囲になるまで完全に乾燥され
た後にしばしば用いられる。また、幾らかの追加的な残
留水分をウェブに残すか或いは蒸気シャワー又はチルド
ローラによって付加する場合にもカレンダーは使用され
る。紙ウェブに対する幾分かの水分付加は、カレンダー
仕上げによって生じ得る強度損失を最少化する。
紙用のカレンダーの主要機能は、紙の表面仕上げを改
善して、その外観及び印刷適性の双方を改善し得るよう
に為すことである。カレンダーは圧力を用いることによ
って、ロールを通過していく紙ウェブの表面を平滑化す
るように機能する。また、1つ或はそれ以上のロールを
加熱することができる。
善して、その外観及び印刷適性の双方を改善し得るよう
に為すことである。カレンダーは圧力を用いることによ
って、ロールを通過していく紙ウェブの表面を平滑化す
るように機能する。また、1つ或はそれ以上のロールを
加熱することができる。
スーパーカレンダーは、紙ウェブが通過する複数のニ
ップを形成するように、複数のロールを上下に積み重ね
られたスタック状態で構成されている。スーパーカレン
ダー仕上げは、紙ウエブをワインダー又は巻取機でリー
ル状に形成する直前の製紙機械上でしばしば行われてい
る。また、スーパーカレンダーはリワインダーと組み合
わせて、リール上の紙の表面仕上げを改善するため、オ
フ・マシン用途においても使用される。更に、スーパー
カレンダーは、ニップ数を増やすことにより、紙ウェブ
がニップを通過するのに費やす時間長を増大することに
よって、カレンダー仕上げ量を増大するためにも使用さ
れる。また、スーパーカレンダーは、長さが増加したニ
ップを形成する追従面被覆を具備するロールをも利用し
てきており、よって、1つのスーパーカレンダーで形成
された複数ニップの各々を通過することで達成できる表
面改善の量を増大している。
ップを形成するように、複数のロールを上下に積み重ね
られたスタック状態で構成されている。スーパーカレン
ダー仕上げは、紙ウエブをワインダー又は巻取機でリー
ル状に形成する直前の製紙機械上でしばしば行われてい
る。また、スーパーカレンダーはリワインダーと組み合
わせて、リール上の紙の表面仕上げを改善するため、オ
フ・マシン用途においても使用される。更に、スーパー
カレンダーは、ニップ数を増やすことにより、紙ウェブ
がニップを通過するのに費やす時間長を増大することに
よって、カレンダー仕上げ量を増大するためにも使用さ
れる。また、スーパーカレンダーは、長さが増加したニ
ップを形成する追従面被覆を具備するロールをも利用し
てきており、よって、1つのスーパーカレンダーで形成
された複数ニップの各々を通過することで達成できる表
面改善の量を増大している。
スーパーカレンダーは、多数の積み重ねられたスタッ
ク状態のカレンダー・ロールがカレンダーの複雑さ及び
コストに追加されるという幾つかの短所がある。また、
スーパーカレンダーはそうしたカレンダー・ロールの取
り替えにより多くの時間が必要である。ロールの取り替
えは、処理される紙の等級が変更される際にしばしば要
求される。スーパーカレンダーは、マシン起動時、或は
通過させなければならない多数のニップのために生ずる
紙破損の際、更なる問題を提示する。
ク状態のカレンダー・ロールがカレンダーの複雑さ及び
コストに追加されるという幾つかの短所がある。また、
スーパーカレンダーはそうしたカレンダー・ロールの取
り替えにより多くの時間が必要である。ロールの取り替
えは、処理される紙の等級が変更される際にしばしば要
求される。スーパーカレンダーは、マシン起動時、或は
通過させなければならない多数のニップのために生ずる
紙破損の際、更なる問題を提示する。
紙製造は、科学及びエンジニアリングの大きな尺度と
なる一方、部分的には特殊な技術のままである。このた
め、製紙機械の修理、チューニング、起動、或は、改造
において、特別な問題を解決すべく調整を為すために、
機械全体を機能させることがしばしば必要となる。製紙
機械は、調整が適切に為される場合、ウエブの破損が殆
どないか或は全くなく長期間作動することができる。一
方、新しい機械をラインに設置した際、或は修理や異な
った紙等級への変更により既存の機械に大幅な調整を行
った際、その機械でウェブの破損が繰り返される場合が
ある。このため、製紙機械のより迅速なスレッディング
を補助する装置は、始動時或は紙等級の変更に関連した
問題を解決するのに必要な時間及び労力に相当な影響を
及ぼす。
なる一方、部分的には特殊な技術のままである。このた
め、製紙機械の修理、チューニング、起動、或は、改造
において、特別な問題を解決すべく調整を為すために、
機械全体を機能させることがしばしば必要となる。製紙
機械は、調整が適切に為される場合、ウエブの破損が殆
どないか或は全くなく長期間作動することができる。一
方、新しい機械をラインに設置した際、或は修理や異な
った紙等級への変更により既存の機械に大幅な調整を行
った際、その機械でウェブの破損が繰り返される場合が
ある。このため、製紙機械のより迅速なスレッディング
を補助する装置は、始動時或は紙等級の変更に関連した
問題を解決するのに必要な時間及び労力に相当な影響を
及ぼす。
紙等級が多い場合には、スーパーカレンダーが、光沢
タイプの仕上げカレンダーに取り替えられることが判っ
ている。光沢仕上げ用のグロスカレンダー又はソフト・
カレンダーは、典型的には、単一ニップを形成する2つ
のロールか、或は、2つのニップを形成する2対のロー
ルを用いている。このソフト・カレンダーは、硬質表面
の加熱ロールに対向する追従面被覆を具備する1つのロ
ールを有する。このソフト・ニップ・カレンダーが、53
5,748Kg/cm(線形インチ(PLI)当たり3,000ポンド)ま
での高ニップ荷重で起動されるとき、1つ以上のソフト
・ニップ・カレンダーで一定の紙等級に対してスーパー
カレンダー機能を実行できる。ソフト・ニップ・カレン
ダーが使用できる場合、このカレンダーは、スーパーカ
レンダーに比べてより簡略化されることによって経済効
果が増す。
タイプの仕上げカレンダーに取り替えられることが判っ
ている。光沢仕上げ用のグロスカレンダー又はソフト・
カレンダーは、典型的には、単一ニップを形成する2つ
のロールか、或は、2つのニップを形成する2対のロー
ルを用いている。このソフト・カレンダーは、硬質表面
の加熱ロールに対向する追従面被覆を具備する1つのロ
ールを有する。このソフト・ニップ・カレンダーが、53
5,748Kg/cm(線形インチ(PLI)当たり3,000ポンド)ま
での高ニップ荷重で起動されるとき、1つ以上のソフト
・ニップ・カレンダーで一定の紙等級に対してスーパー
カレンダー機能を実行できる。ソフト・ニップ・カレン
ダーが使用できる場合、このカレンダーは、スーパーカ
レンダーに比べてより簡略化されることによって経済効
果が増す。
グロスカレンダーを含む、各カレンダーは、オープン
・スタック或はクローズド・スタックの何れかに一般的
に分類される。クローズド・スタック・カレンダーにお
いても、各側部は、2つの略平行な支持ビームを有す
る。オープン・スタック・カレンダーにおいては、該ス
タックの各端部に1つだけの支持ビームが縦方向に延
び、ロールがこの単一の縦方向に延びる支持ビームから
片持ち支持される。このソフト・ニップ又は光沢用仕上
げカレンダーの機能を効果的なものにするために要求さ
れる高ニップ荷重のため、クローズド・スタック設計を
採用する必要があることが判っている。しかし、カレン
ダー用のクローズド・スタック支持システムは、該カレ
ンダーに対しての視認性及びアクセス性を制限してい
る。このため、クローズド・スタックを用いたソフト・
カレンダーは、スーパーカレンダーからソフト・ニップ
・カレンダーへの移行において希求される簡略化という
幾つかの長所が失われる。
・スタック或はクローズド・スタックの何れかに一般的
に分類される。クローズド・スタック・カレンダーにお
いても、各側部は、2つの略平行な支持ビームを有す
る。オープン・スタック・カレンダーにおいては、該ス
タックの各端部に1つだけの支持ビームが縦方向に延
び、ロールがこの単一の縦方向に延びる支持ビームから
片持ち支持される。このソフト・ニップ又は光沢用仕上
げカレンダーの機能を効果的なものにするために要求さ
れる高ニップ荷重のため、クローズド・スタック設計を
採用する必要があることが判っている。しかし、カレン
ダー用のクローズド・スタック支持システムは、該カレ
ンダーに対しての視認性及びアクセス性を制限してい
る。このため、クローズド・スタックを用いたソフト・
カレンダーは、スーパーカレンダーからソフト・ニップ
・カレンダーへの移行において希求される簡略化という
幾つかの長所が失われる。
必要とされていることは、視認性及びアクセス性が改
善された高荷重ソフト・ニップ・カレンダーである。
善された高荷重ソフト・ニップ・カレンダーである。
発明の開示 本発明のカレンダーは、該カレンダーの各端部に単一
の縦方向ビーム或は支持支柱を持つオープン・スタック
状の配列を採用するものである。支持ビームと組み合わ
せられて、カレンダーの開放側に対する引っ張り荷重を
支持するために特殊な取外し可能なリンクが用いられて
いる。このリンク使用時には、ニップには、支持支柱及
びリンクの間で構造部材が跨っている。オープン・スタ
ックに接近しているテンション・リンクと一体的と成っ
たオープン・スタック構成のこの組み合わせは、3000PL
I程度の高い高線形ニップ荷重を支持する能力に関して
クローズド・スタックの利点を有する。このリンクは、
両端にピン連結部を有するので、ロール除去或はロール
に対するアクセスのために揺動されて開放されるか或は
除去され得る。よって、クローズド・スタック・カレン
ダーの強度がオープン・スタック・カレンダーの視認性
及びアクセス容易性に組み合わせられている。テンショ
ン・リンクの採用で、クローズド・スタック・カレンダ
ーに利用される支持支柱の一方を代替させることができ
る。リンク・クローズド・スタックに用いられるロール
は、好ましくは、自己荷重クラウン制御ロールであり、
その内の一方が位置制御を有する。しかしながら、プレ
イン・ロール或は単純なクラウン制御ロールが使用可能
であろう。
の縦方向ビーム或は支持支柱を持つオープン・スタック
状の配列を採用するものである。支持ビームと組み合わ
せられて、カレンダーの開放側に対する引っ張り荷重を
支持するために特殊な取外し可能なリンクが用いられて
いる。このリンク使用時には、ニップには、支持支柱及
びリンクの間で構造部材が跨っている。オープン・スタ
ックに接近しているテンション・リンクと一体的と成っ
たオープン・スタック構成のこの組み合わせは、3000PL
I程度の高い高線形ニップ荷重を支持する能力に関して
クローズド・スタックの利点を有する。このリンクは、
両端にピン連結部を有するので、ロール除去或はロール
に対するアクセスのために揺動されて開放されるか或は
除去され得る。よって、クローズド・スタック・カレン
ダーの強度がオープン・スタック・カレンダーの視認性
及びアクセス容易性に組み合わせられている。テンショ
ン・リンクの採用で、クローズド・スタック・カレンダ
ーに利用される支持支柱の一方を代替させることができ
る。リンク・クローズド・スタックに用いられるロール
は、好ましくは、自己荷重クラウン制御ロールであり、
その内の一方が位置制御を有する。しかしながら、プレ
イン・ロール或は単純なクラウン制御ロールが使用可能
であろう。
本発明では、下方の第2ロールを取り付けるトグル・
リンクを用いることができる。液圧シリンダにより、2
つのトグル・リンクが整列させられてから、ロールを位
置決めする。このトグルは、ロールがその適切な位置に
あるときに中心を越えて動くため、トグル・リンクは、
以下の2つの利点、即ち、強力な係合力と、シリンダの
水平位置に対して鈍感なこととを組み合わせている。鈍
感性は、水平方向と、90度付近の小さな角度変化に対し
て著しく鈍感である垂直方向性を管理するリンクとの間
に画成された角度の結果である。クラウン制御ロールが
使用された場合、上方ロールは、自己荷重クラウン・ロ
ールのベアリング・ボックス外部ハウジングにリンク結
合されたウォーム駆動スクリュー・ジャッキによって位
置決めされる。カレンダーの何れの端部にもある両ジャ
ッキは、クロス・シャフトによって結合されて共通駆動
装置によって駆動される。作動中、ニップは、ロール内
の内部荷重シューの作用によって閉じられるが、その移
行率は、クロス・シャフトによって一体化されて動作す
る両ジャッキによって制御管理される。ひとたびニップ
が閉じられると、両ジャッキは、該ジャッキと、ベアリ
ング・ボックス外部容器との間のスロットによるクレビ
ス結合によりそれらの移行を持続できるので、ロールか
らジャッキが遊離することができる。
リンクを用いることができる。液圧シリンダにより、2
つのトグル・リンクが整列させられてから、ロールを位
置決めする。このトグルは、ロールがその適切な位置に
あるときに中心を越えて動くため、トグル・リンクは、
以下の2つの利点、即ち、強力な係合力と、シリンダの
水平位置に対して鈍感なこととを組み合わせている。鈍
感性は、水平方向と、90度付近の小さな角度変化に対し
て著しく鈍感である垂直方向性を管理するリンクとの間
に画成された角度の結果である。クラウン制御ロールが
使用された場合、上方ロールは、自己荷重クラウン・ロ
ールのベアリング・ボックス外部ハウジングにリンク結
合されたウォーム駆動スクリュー・ジャッキによって位
置決めされる。カレンダーの何れの端部にもある両ジャ
ッキは、クロス・シャフトによって結合されて共通駆動
装置によって駆動される。作動中、ニップは、ロール内
の内部荷重シューの作用によって閉じられるが、その移
行率は、クロス・シャフトによって一体化されて動作す
る両ジャッキによって制御管理される。ひとたびニップ
が閉じられると、両ジャッキは、該ジャッキと、ベアリ
ング・ボックス外部容器との間のスロットによるクレビ
ス結合によりそれらの移行を持続できるので、ロールか
らジャッキが遊離することができる。
本発明の特徴の1つは、高線形ニップ荷重を具備する
カレンダーを提供することである。
カレンダーを提供することである。
本発明の他の特徴は、ニップが即座に開放できる2つ
のロール間で単一ニップを用いるカレンダーを提供する
ことである。
のロール間で単一ニップを用いるカレンダーを提供する
ことである。
本発明の更なる特徴は、2つのロールとの間で形成さ
れるニップを正確で均等に閉じるカレンダーを提供する
ことである。
れるニップを正確で均等に閉じるカレンダーを提供する
ことである。
また、本発明の更なる特徴は、視認性及びアクセス性
が改善されたカレンダーを提供することである。
が改善されたカレンダーを提供することである。
本発明の更なる特徴は、スレッディングが改善され、
ロール除去と取り替えを容易にするグロスカレンダーを
提供することである。
ロール除去と取り替えを容易にするグロスカレンダーを
提供することである。
本発明の更なる目的、特徴、並びに、利点は、添付図
面に従って以下に詳述される内容からも明らかである。
面に従って以下に詳述される内容からも明らかである。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施例に係るカレンダーの部分的
な斜視図である。
な斜視図である。
図2は、本発明に係るカレンダーの代替実施例の部分
的正面図である。
的正面図である。
図3は、図2に示されるカレンダーの、部分的に破断
された側面図である。
された側面図である。
図4は、図2に示されるカレンダーの部分的な平面図
である。
である。
図5は、本発明に係るカレンダーの他の代替実施例の
側面図である。
側面図である。
図6は、カレンダー・ロールが水平に配置されている
図3に示されるカレンダーの代替実施例である。
図3に示されるカレンダーの代替実施例である。
発明を実施するための最良の形態 同様の符号が同様パーツに示している図1乃至図6を
より詳細に参照すると、光沢仕上げ用のグロスカレンダ
ー20が図1に示されている。グロスカレンダーは、一般
的に2つ或は4つの非常に少ないロールを有する種類の
カレンダーである。グロスカレンダー20は、ニップ26を
形成する上方ロール22及び下方ロール24を有する。紙ウ
ェブ(不図示)はこのニップ26を通過させられて、その
紙の表面仕上げを改善させられる。グロスカレンダー20
は、比較的少ないカレンダー処理ロールでスーパーカレ
ンダーの平滑化機能を実行できる。グロスカレンダー20
は、典型的には、追従ロールと金属ロールとを用いてい
る。金属ロールは加熱される。金属ロールの最高温度
は、対向されたロールを被覆している弾性材又は追従面
材の許容温度によって支配される。この金属ロールは、
実際上、追従ロールの過熱を防止するように過熱ロール
と追従ロールの間の紙ウェブを具備した状態で該追従ロ
ールの表面によって耐えられ得る温度以上に加熱され
る。紙破損の際、追従ロール及び金属ロールの間に形成
されたニップは、追従ロールの追従表面への損傷を防止
するため迅速に開くことができなければならない。
より詳細に参照すると、光沢仕上げ用のグロスカレンダ
ー20が図1に示されている。グロスカレンダーは、一般
的に2つ或は4つの非常に少ないロールを有する種類の
カレンダーである。グロスカレンダー20は、ニップ26を
形成する上方ロール22及び下方ロール24を有する。紙ウ
ェブ(不図示)はこのニップ26を通過させられて、その
紙の表面仕上げを改善させられる。グロスカレンダー20
は、比較的少ないカレンダー処理ロールでスーパーカレ
ンダーの平滑化機能を実行できる。グロスカレンダー20
は、典型的には、追従ロールと金属ロールとを用いてい
る。金属ロールは加熱される。金属ロールの最高温度
は、対向されたロールを被覆している弾性材又は追従面
材の許容温度によって支配される。この金属ロールは、
実際上、追従ロールの過熱を防止するように過熱ロール
と追従ロールの間の紙ウェブを具備した状態で該追従ロ
ールの表面によって耐えられ得る温度以上に加熱され
る。紙破損の際、追従ロール及び金属ロールの間に形成
されたニップは、追従ロールの追従表面への損傷を防止
するため迅速に開くことができなければならない。
図1に示すグロスカレンダー20は、ロール22,24の何
れの一端にも1つずつある2つのL形状支持体28を含む
フレームを有する。これらロールの各端における支持体
28は、該ロールを支持するための同様な機構を有し、以
下の説明はこれら両支持体28に当てはまるものである。
支持体28は、ベース部30と、垂直支持部材32とを有す
る。スーパーカレンダー機能を実行するため、このグロ
スカレンダー20のニップ26は、通常、446,457〜535,748
Kg/cm(線形インチ当たり2500ポンド乃至3000ポンド)
の付近の比較的高い荷重がかけられる。この高ニップ荷
重は、ロール22,24間の高分離力を含む高強度構造を要
求する。これによって、典型的には、これらロール端を
包囲する巨大なサイドフレームの使用に至ったが、ロー
ルに対する視認性及びアクセス性も制限することなる。
れの一端にも1つずつある2つのL形状支持体28を含む
フレームを有する。これらロールの各端における支持体
28は、該ロールを支持するための同様な機構を有し、以
下の説明はこれら両支持体28に当てはまるものである。
支持体28は、ベース部30と、垂直支持部材32とを有す
る。スーパーカレンダー機能を実行するため、このグロ
スカレンダー20のニップ26は、通常、446,457〜535,748
Kg/cm(線形インチ当たり2500ポンド乃至3000ポンド)
の付近の比較的高い荷重がかけられる。この高ニップ荷
重は、ロール22,24間の高分離力を含む高強度構造を要
求する。これによって、典型的には、これらロール端を
包囲する巨大なサイドフレームの使用に至ったが、ロー
ルに対する視認性及びアクセス性も制限することなる。
ロール端を包囲するサイドフレームを用いるカレンダ
ーは、一般的にグローズド・スタック・カレンダーとし
て説明されている。オープン・スタック・カレンダーお
けるこうしたロールは、単一の垂直支持体に片持ち式に
取り付けられて、ロールに対する視認性及びアクセス性
の制限を解除する。しかし、ロール支持体の不充分な強
度は、グロスカレンダーにおいて要求される高ニップ荷
重の増加を妨げる可能性がある。
ーは、一般的にグローズド・スタック・カレンダーとし
て説明されている。オープン・スタック・カレンダーお
けるこうしたロールは、単一の垂直支持体に片持ち式に
取り付けられて、ロールに対する視認性及びアクセス性
の制限を解除する。しかし、ロール支持体の不充分な強
度は、グロスカレンダーにおいて要求される高ニップ荷
重の増加を妨げる可能性がある。
グロスカレンダー20によって採用される解決策は、テ
ンション・リンク34によって支持体28を閉塞することで
ある。リンク34の上方端36は、垂直支持部材32に上方ロ
ール22を支持させる片持ち式マウント40に対して、ピン
38を介して取り付けられる。リンク34の下方端は、ピン
44を介して、カレンダー支持体28のベース部30に結合さ
れている。リンク34は、引っ張り荷重のみを支持するた
めに比較的軽量であって良く、上方及び下方ロール22,2
4へのアクセス及び該ロールの除去のため容易に除去で
きる。グロスカレンダー20は、自己荷重偏位制御ロール
を採用している。上方ロール22は、片持ち式マウント40
の一部である偏向ベアリング48内に取り付けられている
非回転式支持ビーム46を有する。
ンション・リンク34によって支持体28を閉塞することで
ある。リンク34の上方端36は、垂直支持部材32に上方ロ
ール22を支持させる片持ち式マウント40に対して、ピン
38を介して取り付けられる。リンク34の下方端は、ピン
44を介して、カレンダー支持体28のベース部30に結合さ
れている。リンク34は、引っ張り荷重のみを支持するた
めに比較的軽量であって良く、上方及び下方ロール22,2
4へのアクセス及び該ロールの除去のため容易に除去で
きる。グロスカレンダー20は、自己荷重偏位制御ロール
を採用している。上方ロール22は、片持ち式マウント40
の一部である偏向ベアリング48内に取り付けられている
非回転式支持ビーム46を有する。
上方ロール22のシェル50は、非回転式ベアリング・ボ
ックス54に支持されており、その1つが図1に示されて
いる。シェル50は、ニップ26に向かってシェル50を移動
するように位置決めされた1つ以上の液圧式ピストン
(不図示)によって支持ビーム46に支持されている。シ
ェル50の支持ビーム46への取り付け方の例については、
ここに引用する出願人の先行する米国特許第5,242,361
号を参照されたい。
ックス54に支持されており、その1つが図1に示されて
いる。シェル50は、ニップ26に向かってシェル50を移動
するように位置決めされた1つ以上の液圧式ピストン
(不図示)によって支持ビーム46に支持されている。シ
ェル50の支持ビーム46への取り付け方の例については、
ここに引用する出願人の先行する米国特許第5,242,361
号を参照されたい。
下方ロール24もまた自己荷重クラウン偏位ロールであ
り、片持ち式マウント40と同様のベアリング部材又は屈
曲ベアリング60に取り付けられているシェル56及び非回
転式支持ビーム58を有する。この屈曲ベアリング60は、
垂直支持部材32にピボット・マウント62を介して取り付
けられている。
り、片持ち式マウント40と同様のベアリング部材又は屈
曲ベアリング60に取り付けられているシェル56及び非回
転式支持ビーム58を有する。この屈曲ベアリング60は、
垂直支持部材32にピボット・マウント62を介して取り付
けられている。
下方ロール24は、引用することによってここに参照さ
せる、Roerig(レーリック)の米国特許第5,447,605号
に詳述されているような位置制御システムを採用するこ
とができる。位置制御機能を、上方ロール22及び下方ロ
ール24に対しての自己荷重クラウン制御ロールと組み合
わせて使用することによって、これら対向ロール間にお
ける均一高ニップ荷重を促進する。典型的には、ロール
22,24の一方は追従ロールであり、他方は加熱された金
属ロールである。追従ロールは、紙が過剰に圧縮されな
いことを保証するものである。過剰圧縮により、処理中
の紙ウェブ上にパターンに油を含んだり、斑点が生じた
りする傾向がある。同時に金属ロールの高温は、紙ウェ
ブの上方層により柔軟性を与えて、表面仕上げが、ニッ
プ26により改善され得る。紙ウェブは、加熱された金属
ロール上へプレラップされない場合、温度勾配カレンダ
ー処理が成され、加熱が紙ウェブ内に完全に浸透するに
充分でないため、結果的には表面仕上げは改善され、紙
のキャリバ或は厚さは、実質上減少しないままになる。
せる、Roerig(レーリック)の米国特許第5,447,605号
に詳述されているような位置制御システムを採用するこ
とができる。位置制御機能を、上方ロール22及び下方ロ
ール24に対しての自己荷重クラウン制御ロールと組み合
わせて使用することによって、これら対向ロール間にお
ける均一高ニップ荷重を促進する。典型的には、ロール
22,24の一方は追従ロールであり、他方は加熱された金
属ロールである。追従ロールは、紙が過剰に圧縮されな
いことを保証するものである。過剰圧縮により、処理中
の紙ウェブ上にパターンに油を含んだり、斑点が生じた
りする傾向がある。同時に金属ロールの高温は、紙ウェ
ブの上方層により柔軟性を与えて、表面仕上げが、ニッ
プ26により改善され得る。紙ウェブは、加熱された金属
ロール上へプレラップされない場合、温度勾配カレンダ
ー処理が成され、加熱が紙ウェブ内に完全に浸透するに
充分でないため、結果的には表面仕上げは改善され、紙
のキャリバ或は厚さは、実質上減少しないままになる。
グロスカレンダーの有効性は、追従ロールの追従表面
が耐えられる最大温度によって制限されるため、紙の破
損があった場合、追従表面の損傷を防ぐためにロール2
2,24を迅速に分離させる必要性がある。
が耐えられる最大温度によって制限されるため、紙の破
損があった場合、追従表面の損傷を防ぐためにロール2
2,24を迅速に分離させる必要性がある。
紙破損の際に、下方ロール24を上方ロール22から迅速
に分離させて、金属ロールとの接触で追従ロールが過熱
して損傷することを回避するために、グロスカレンダー
20は、下方リンク66に結合されている上方リンク64を有
する下方ロール・リンク機構を採用している。上方リン
ク64は、屈曲ベアリング60に耳部68を介して旋回可能に
取り付けられている。下方リンク66は、L形状の支持体
28のベース部30にベース・マウント70を介して旋回可能
に取り付けられている。ピストン・アーム72は、上方及
び下方リンク64、66の間のタング部74においてこれら両
リンクに旋回可能に取り付けられている。ピストン・ア
ーム72が、ピストン76により後退させられると、下方ロ
ール24及びその屈曲ベアリング60はピボット・マウント
62回りに旋回して、それによってニップ26を開く。上方
リンク64及び下方リング66は、ニップ26が閉じられる際
に中心を越えて移動するカムを形成しており、リンク6
4,66によって機械的な利点が生じている。
に分離させて、金属ロールとの接触で追従ロールが過熱
して損傷することを回避するために、グロスカレンダー
20は、下方リンク66に結合されている上方リンク64を有
する下方ロール・リンク機構を採用している。上方リン
ク64は、屈曲ベアリング60に耳部68を介して旋回可能に
取り付けられている。下方リンク66は、L形状の支持体
28のベース部30にベース・マウント70を介して旋回可能
に取り付けられている。ピストン・アーム72は、上方及
び下方リンク64、66の間のタング部74においてこれら両
リンクに旋回可能に取り付けられている。ピストン・ア
ーム72が、ピストン76により後退させられると、下方ロ
ール24及びその屈曲ベアリング60はピボット・マウント
62回りに旋回して、それによってニップ26を開く。上方
リンク64及び下方リング66は、ニップ26が閉じられる際
に中心を越えて移動するカムを形成しており、リンク6
4,66によって機械的な利点が生じている。
クラウン制御ロール22,24の各々における液圧ピスト
ン(不図示)は、支持ビーム46,58とロール・シェル50,
56との間に配置されている。下方ロール24内で液圧が解
除されると、シェル56は自重によってニップから遠ざか
るように移動する。他方、上方ロール22の場合、液圧ピ
ストンがシェル50に荷重を付勢していないときにでさ
え、自重がこのシェル50をニップ26に向けて移動させる
傾向があるために該シェルを支持させなければならな
い。下方ロール24が揺動して遠ざかる際に上方シェル50
が支持されていなければ、該シェルは重力で下方へ移動
して、下方ロール24に接触したままになる。
ン(不図示)は、支持ビーム46,58とロール・シェル50,
56との間に配置されている。下方ロール24内で液圧が解
除されると、シェル56は自重によってニップから遠ざか
るように移動する。他方、上方ロール22の場合、液圧ピ
ストンがシェル50に荷重を付勢していないときにでさ
え、自重がこのシェル50をニップ26に向けて移動させる
傾向があるために該シェルを支持させなければならな
い。下方ロール24が揺動して遠ざかる際に上方シェル50
が支持されていなければ、該シェルは重力で下方へ移動
して、下方ロール24に接触したままになる。
こうして、上方シェル50は、該シェル50が回転可能に
取り付けられているベアリング・ボックス54上のブラケ
ット78によって支持されている。シェル50のベアリング
・ボックス54への取り付け方の例については、出願人の
米国特許第5,242,361号を参照されたい。ブラケット78
は、クレビス・ピン82を収容する垂直方向に延びるスロ
ット80を有して、該クレビス・ピン82がそのスロット内
を垂直方向に移動可能となっている。本明細書及び請求
の範囲においては、このようにクレビス・ピンを移動可
能に収容するスロットをクレビス・スロットと称するこ
ととする。
取り付けられているベアリング・ボックス54上のブラケ
ット78によって支持されている。シェル50のベアリング
・ボックス54への取り付け方の例については、出願人の
米国特許第5,242,361号を参照されたい。ブラケット78
は、クレビス・ピン82を収容する垂直方向に延びるスロ
ット80を有して、該クレビス・ピン82がそのスロット内
を垂直方向に移動可能となっている。本明細書及び請求
の範囲においては、このようにクレビス・ピンを移動可
能に収容するスロットをクレビス・スロットと称するこ
ととする。
クレビス・ピン82は、スクリュー・ジャッキ84に取り
付けられている。上方ロール・シェルを下降させる手段
は、垂直支持部材32に連結された延長部分86に対してカ
レンダー20の各端において取り付けられているスクリュ
ー・ジャッキ84を含む構成によって提供されている。2
つのスクリュー・ジャッキ84は、駆動装置(不図示)に
よって駆動されるクロス・シャフト88によってタンデム
式に駆動される。このクロス・シャフトは、カレンダー
20の各端でスクリュー・ジャッキを駆動するウォーム・
ギア90を有して、両スクリュー・ジャッキ84は、上方ロ
ール22のシェル50をタンデム式に上下動させるよう動作
し、常に下方ロール24と平行するように該シェルを維持
する。動作中、ロール22,24間のニップ26は、シェル50
及び支持ビーム46の間に配置されている内部荷重シュー
(不図示)の動作により閉じられる。しかし、ニップ26
に向かうシェル50の移行率は、クロス・シャフト88によ
って一体的に動作する両ジャッキ84によって制御管理さ
れている。ひとたびニップ26が閉じられると、両ジャッ
キ84は、さらに移行を継続することが許容され、スロッ
トが設けられたクレビス80と該クレビスをスクリュー・
ジャッキ84に結合させるクレビス・ピン82とにより、ベ
アリング・ボックス54との支持係合状態からスクリュー
・ジャッキを解放するので、該スクリュー・ジャッキ
は、上方ロール22を支持することから解除される。
付けられている。上方ロール・シェルを下降させる手段
は、垂直支持部材32に連結された延長部分86に対してカ
レンダー20の各端において取り付けられているスクリュ
ー・ジャッキ84を含む構成によって提供されている。2
つのスクリュー・ジャッキ84は、駆動装置(不図示)に
よって駆動されるクロス・シャフト88によってタンデム
式に駆動される。このクロス・シャフトは、カレンダー
20の各端でスクリュー・ジャッキを駆動するウォーム・
ギア90を有して、両スクリュー・ジャッキ84は、上方ロ
ール22のシェル50をタンデム式に上下動させるよう動作
し、常に下方ロール24と平行するように該シェルを維持
する。動作中、ロール22,24間のニップ26は、シェル50
及び支持ビーム46の間に配置されている内部荷重シュー
(不図示)の動作により閉じられる。しかし、ニップ26
に向かうシェル50の移行率は、クロス・シャフト88によ
って一体的に動作する両ジャッキ84によって制御管理さ
れている。ひとたびニップ26が閉じられると、両ジャッ
キ84は、さらに移行を継続することが許容され、スロッ
トが設けられたクレビス80と該クレビスをスクリュー・
ジャッキ84に結合させるクレビス・ピン82とにより、ベ
アリング・ボックス54との支持係合状態からスクリュー
・ジャッキを解放するので、該スクリュー・ジャッキ
は、上方ロール22を支持することから解除される。
液圧シリンダとしての図1の76、図5の176、図3の2
76、並びに、図6の376は、ロールの種類に関係なく、
ニップを即座に開放するために使用される。上部ロール
が自重クラウン制御ロールであるとき、図1に示すよう
に正確なニップ閉塞を行うことができる。
76、並びに、図6の376は、ロールの種類に関係なく、
ニップを即座に開放するために使用される。上部ロール
が自重クラウン制御ロールであるとき、図1に示すよう
に正確なニップ閉塞を行うことができる。
本発明の代替実施例に係るグロスカレンダー120が図
5に示されている。カレンダー120は、ニップ126を形成
する上方ロール122及び下方ロール124を有する。これら
上方及び下方ロールは、水平ベース部130及び垂直支持
部材132を有するL形状の支持体128上に取り付けられ
る。テンション・リンク134は、片持ち式マウント140と
ベース部分130との間に延在している。下方ロール124
は、垂直支持部材132上のピボット162に取り付けられて
いるフレックス・ベアリング160を有する。液圧シリン
ダ176は、上方リンク164及び下方リンク166に結合され
て、ピストン・アーム172の運動で、下方ロール124をピ
ボット162回りに旋回させ、上方ロール122及び下方ロー
ル124の間のニップ126を開く。
5に示されている。カレンダー120は、ニップ126を形成
する上方ロール122及び下方ロール124を有する。これら
上方及び下方ロールは、水平ベース部130及び垂直支持
部材132を有するL形状の支持体128上に取り付けられ
る。テンション・リンク134は、片持ち式マウント140と
ベース部分130との間に延在している。下方ロール124
は、垂直支持部材132上のピボット162に取り付けられて
いるフレックス・ベアリング160を有する。液圧シリン
ダ176は、上方リンク164及び下方リンク166に結合され
て、ピストン・アーム172の運動で、下方ロール124をピ
ボット162回りに旋回させ、上方ロール122及び下方ロー
ル124の間のニップ126を開く。
このグロスカレンダー120が、図1のグロスカレンダ
ー20と原則的に異なる点は、上方ロール122のベアリン
グ・ボックス上のブラケット178に設けられたクレビス
・スロット180内のクレビス・ピン182が、支持ロッド18
1によって、レバー・アーム185の第1端183に連結され
ていることである。レバー・アーム185の第2端187は、
スクリュー・ジャッキ184に取り付けられている。レバ
ー・アーム185は、支点支持体189に旋回可能に取り付け
られている。この構成は、スクリュー・ジャッキ184を
上方ロール122の直上から遠ざけるように移動させてい
るので、ロール122へのアクセスを改善し、クレーンに
よるロールの除去を容易にしている。また、このレバー
・アーム185は、スクリュー・ジャッキ184における所与
量の運動に対してクレビス・ピン182の運動をより大き
くしてもいる。
ー20と原則的に異なる点は、上方ロール122のベアリン
グ・ボックス上のブラケット178に設けられたクレビス
・スロット180内のクレビス・ピン182が、支持ロッド18
1によって、レバー・アーム185の第1端183に連結され
ていることである。レバー・アーム185の第2端187は、
スクリュー・ジャッキ184に取り付けられている。レバ
ー・アーム185は、支点支持体189に旋回可能に取り付け
られている。この構成は、スクリュー・ジャッキ184を
上方ロール122の直上から遠ざけるように移動させてい
るので、ロール122へのアクセスを改善し、クレーンに
よるロールの除去を容易にしている。また、このレバー
・アーム185は、スクリュー・ジャッキ184における所与
量の運動に対してクレビス・ピン182の運動をより大き
くしてもいる。
本発明の更なる代替実施例に係るグロスカレンダー22
0が図2乃至図4に示されており、図5及び図1の各グ
ロスカレンダー120及び20に幾つかの点で類似してい
る。グロスカレンダー220は、ニップ226を形成する上方
ロール222及び下方ロール224を有する。ロール222,224
は、ベース部230及び垂直支持部材232を有するL形状支
持体228に支持されている。テンション・リンク234は、
上方ロールを保持する片持ち式マウント240と、L形状
支持体のベース部230との間で延在している。このグロ
スカレンダー220では、図1に示すような下方ロールを
動かすリンク機構を用いていおらず、その代わり屈曲ベ
アリング260に旋回可能に取り付けられているピストン
・アーム272を動かす液圧シリンダ276を使用している。
次いでこの屈曲ベアリング260は、垂直支持体232上のピ
ボット262に旋回可能に取り付けられている。ピストン
・アーム272は、停止係合面268を有する停止部266に当
接するように移動する位置決め面264を画成する一部を
有するピボット延長部274に取り付けられている。この
ニップ226を開閉する構成において、下方ロール224は、
停止係合面268の位置を調整するため1つ以上のシムを
位置決めすることによって正確に位置決めされ得る。
0が図2乃至図4に示されており、図5及び図1の各グ
ロスカレンダー120及び20に幾つかの点で類似してい
る。グロスカレンダー220は、ニップ226を形成する上方
ロール222及び下方ロール224を有する。ロール222,224
は、ベース部230及び垂直支持部材232を有するL形状支
持体228に支持されている。テンション・リンク234は、
上方ロールを保持する片持ち式マウント240と、L形状
支持体のベース部230との間で延在している。このグロ
スカレンダー220では、図1に示すような下方ロールを
動かすリンク機構を用いていおらず、その代わり屈曲ベ
アリング260に旋回可能に取り付けられているピストン
・アーム272を動かす液圧シリンダ276を使用している。
次いでこの屈曲ベアリング260は、垂直支持体232上のピ
ボット262に旋回可能に取り付けられている。ピストン
・アーム272は、停止係合面268を有する停止部266に当
接するように移動する位置決め面264を画成する一部を
有するピボット延長部274に取り付けられている。この
ニップ226を開閉する構成において、下方ロール224は、
停止係合面268の位置を調整するため1つ以上のシムを
位置決めすることによって正確に位置決めされ得る。
またこの代替実施例では、図1に示すグロスカレンダ
ーにおけると同様に、上方ロール222のベアリング・ボ
ックス上のブラケット278に設けられたクレビス・スロ
ット280、同クレビス・スロット280内に位置するクレビ
ス・ピン282及び同クレビス・ピン282を取り付けたスク
リュー・ジャッキ284を備えている。
ーにおけると同様に、上方ロール222のベアリング・ボ
ックス上のブラケット278に設けられたクレビス・スロ
ット280、同クレビス・スロット280内に位置するクレビ
ス・ピン282及び同クレビス・ピン282を取り付けたスク
リュー・ジャッキ284を備えている。
また更に、図2乃至図4に示されるように、このカレ
ンダー220は、上方ドクターブレード292と、上方ベアリ
ング・ボックス254に取り付けられている上方ドクター
ブレード・マウント294とを有する。同様に、下方ドク
ター・ブレード293は、下方ベアリング・ボックス・ハ
ウジング255に連結された下方ドクターブレード・マウ
ント295に取り付けられている。各ドクター・ブレード
はロール表面上の繊維の堆積を防ぐと共に、紙破損の際
に紙ウェブがロール回りに巻き付くことを防止してい
る。
ンダー220は、上方ドクターブレード292と、上方ベアリ
ング・ボックス254に取り付けられている上方ドクター
ブレード・マウント294とを有する。同様に、下方ドク
ター・ブレード293は、下方ベアリング・ボックス・ハ
ウジング255に連結された下方ドクターブレード・マウ
ント295に取り付けられている。各ドクター・ブレード
はロール表面上の繊維の堆積を防ぐと共に、紙破損の際
に紙ウェブがロール回りに巻き付くことを防止してい
る。
図3に示される上方ギア駆動装置296及び下方ギア駆
動装置297は、グロスカレンダー220の外側シェル250,25
6を駆動する。動作時、図2及び3に示されるリンク234
は、クローズド・スタック・カレンダーの強度をこのカ
レンダー220に付与する。しかし、リンク234を除去する
ことによって、上方及び下方ロール222,224を取外すべ
くカレンダー支持体328へのアクセスが許容される。
動装置297は、グロスカレンダー220の外側シェル250,25
6を駆動する。動作時、図2及び3に示されるリンク234
は、クローズド・スタック・カレンダーの強度をこのカ
レンダー220に付与する。しかし、リンク234を除去する
ことによって、上方及び下方ロール222,224を取外すべ
くカレンダー支持体328へのアクセスが許容される。
下方ロール224に対する除去カート298が図2に示され
ている。除去カート298は、ロール・ドクター・マウン
ト295周辺に適合するように設計されており、カレンダ
ー220の動作中に然るべき配置を維持できる。下方ロー
ル224を除去するため、揺動リング234が開かれ、停止部
266が除去されて、該ロールがカート298上へ下降され
る。もう1つの選択肢(不図示)としては、ロールの一
方の片側だけを支持する部分除去カートを使用し、他方
の片側にはクレーンを使用することが挙げられる。ドク
ター・マウント上のドクター・ブレードは、ロール・ベ
アリング・ボックス・ハウジング254,256に直接取り付
けられているで、ニップの開閉に伴いロールとともに移
動する。
ている。除去カート298は、ロール・ドクター・マウン
ト295周辺に適合するように設計されており、カレンダ
ー220の動作中に然るべき配置を維持できる。下方ロー
ル224を除去するため、揺動リング234が開かれ、停止部
266が除去されて、該ロールがカート298上へ下降され
る。もう1つの選択肢(不図示)としては、ロールの一
方の片側だけを支持する部分除去カートを使用し、他方
の片側にはクレーンを使用することが挙げられる。ドク
ター・マウント上のドクター・ブレードは、ロール・ベ
アリング・ボックス・ハウジング254,256に直接取り付
けられているで、ニップの開閉に伴いロールとともに移
動する。
代替実施例に係るグロスカレンダー320が図6に示さ
れており、図3におけるグロスカレンダー220と同様で
あるが、各ロールが水平面内に配置されている。グロス
カレンダー320は非旋回式ロール322を有し、旋回可能な
ロール324に当接係合して、ニップ326を形成している。
各ロール322,324は、L形状支持体328上に支持されてお
り、該支持体は、本実施例において、垂直方向に配置さ
れているベース部330と、水平方向に配置されている支
持部材332とを有する。テンション・リンク334は、ロー
ル322を保持するマウント340と、支持部材322の垂直ベ
ース部330との間に延在している。グロスカレンダー320
は、屈曲ベアリング360に旋回可能に取り付けられてい
るピストン・アーム372を移動する液圧シリンダ376を使
用している。次いで屈曲ベアリング360は、支持部材322
上のピボット362に旋回可能に取り付けられている。ピ
ストン・アーム372は、停止係合面368を有する停止部36
6に当接して移動する、位置決め面364を画成している一
部を有するピボット延長部374に取り付けられている。
このニップ362を開閉するための構成は、停止係合面368
にシムを設けることによって下方ロール324が正確に位
置決めされ得るという利点を有する。
れており、図3におけるグロスカレンダー220と同様で
あるが、各ロールが水平面内に配置されている。グロス
カレンダー320は非旋回式ロール322を有し、旋回可能な
ロール324に当接係合して、ニップ326を形成している。
各ロール322,324は、L形状支持体328上に支持されてお
り、該支持体は、本実施例において、垂直方向に配置さ
れているベース部330と、水平方向に配置されている支
持部材332とを有する。テンション・リンク334は、ロー
ル322を保持するマウント340と、支持部材322の垂直ベ
ース部330との間に延在している。グロスカレンダー320
は、屈曲ベアリング360に旋回可能に取り付けられてい
るピストン・アーム372を移動する液圧シリンダ376を使
用している。次いで屈曲ベアリング360は、支持部材322
上のピボット362に旋回可能に取り付けられている。ピ
ストン・アーム372は、停止係合面368を有する停止部36
6に当接して移動する、位置決め面364を画成している一
部を有するピボット延長部374に取り付けられている。
このニップ362を開閉するための構成は、停止係合面368
にシムを設けることによって下方ロール324が正確に位
置決めされ得るという利点を有する。
またこの代替実施例では、前記図1及び図2乃至図4
に示すグロスカレンダーにおけると同様に、前記非旋回
式ロール322のベアリング・ボックス上のブラケット378
に設けられたクレビス・スロット380、同クレビス・ス
ロット380内に位置するクレビス・ピン382及び同クレビ
ス・ピン382を取り付けたスクリュー・ジャッキ384を備
えている。ただ、この代替実施例では、各ロールが水平
面内に配置されているので、前記クレビス・スロット38
0は水平方向に延びており、クレビス・ピン382は同クレ
ビス・スロット380内を水平方向に移動できるようにな
っている。
に示すグロスカレンダーにおけると同様に、前記非旋回
式ロール322のベアリング・ボックス上のブラケット378
に設けられたクレビス・スロット380、同クレビス・ス
ロット380内に位置するクレビス・ピン382及び同クレビ
ス・ピン382を取り付けたスクリュー・ジャッキ384を備
えている。ただ、この代替実施例では、各ロールが水平
面内に配置されているので、前記クレビス・スロット38
0は水平方向に延びており、クレビス・ピン382は同クレ
ビス・スロット380内を水平方向に移動できるようにな
っている。
第1ドクターブレード・マウント394における第1ド
クターブレード392は、第1ベアリング・ボックス354に
連結されている。同様に、第2ドクターブレード393
は、第2ベアリング・ボックス・ハウジング355に連結
された第2ドクター・マウント395に取り付けられてい
る。
クターブレード392は、第1ベアリング・ボックス354に
連結されている。同様に、第2ドクターブレード393
は、第2ベアリング・ボックス・ハウジング355に連結
された第2ドクター・マウント395に取り付けられてい
る。
ギア駆動装置396、397は、グロスカレンダー320の外
側シェル350,356を駆動する。テンション・リンク334
は、クローズド・スタック・カレンダーの強度をこのカ
レンダー320に付与する。また、リンク334の除去で、ロ
ール322,324の取外しのためにカレンダー支持体328にア
クセスできる。
側シェル350,356を駆動する。テンション・リンク334
は、クローズド・スタック・カレンダーの強度をこのカ
レンダー320に付与する。また、リンク334の除去で、ロ
ール322,324の取外しのためにカレンダー支持体328にア
クセスできる。
一般的に、グロスカレンダーの第1及び第2ロール
は、これらロールの一方の片側における取り付け面に関
連する平面内に配向され得て、これらロールがその取り
付け面から片持ち状態となって、該ロールを取囲む取り
付け自在な揺動リンクを具備しており、オープン・スタ
ック構成での視認的及び物理的な両アクセス性を伴った
クローズド・スタック構造の強度を提供している。
は、これらロールの一方の片側における取り付け面に関
連する平面内に配向され得て、これらロールがその取り
付け面から片持ち状態となって、該ロールを取囲む取り
付け自在な揺動リンクを具備しており、オープン・スタ
ック構成での視認的及び物理的な両アクセス性を伴った
クローズド・スタック構造の強度を提供している。
従来のクラウン付きロールは、ここに記載されるグロ
スカレンダー20,120,220、並びに、320に利用され得る
ことが理解されるべきである。同時に、1つ以上のクラ
ウン制御ロールが利用され得る。もし2つのクラウン制
御ロールが用いられたならば、Roerigの米国特許第5,32
9,849号に図示され開示されているような位置制御ロー
ルを用いることができる。
スカレンダー20,120,220、並びに、320に利用され得る
ことが理解されるべきである。同時に、1つ以上のクラ
ウン制御ロールが利用され得る。もし2つのクラウン制
御ロールが用いられたならば、Roerigの米国特許第5,32
9,849号に図示され開示されているような位置制御ロー
ルを用いることができる。
理解して頂きたいことは、液圧式或はスクリュー・ジ
ャッキ式のアクチュエータが示されているが、当業者に
周知の様々な種類のアクチュエータを用いることができ
ることである。
ャッキ式のアクチュエータが示されているが、当業者に
周知の様々な種類のアクチュエータを用いることができ
ることである。
また理解して頂きたいことは、リンクがピン連結状態
で示されているが、コレット、ボルト、ウェッジ、或
は、フック等の別の機械的結合手段が利用され得ること
である。
で示されているが、コレット、ボルト、ウェッジ、或
は、フック等の別の機械的結合手段が利用され得ること
である。
本発明は、ここに図示及び記載される各種パーツの特
別な構成及び配置に限定されず、以下の請求の範囲内に
入るような変形例をも包含するものと理解されたい。
別な構成及び配置に限定されず、以下の請求の範囲内に
入るような変形例をも包含するものと理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラウン、デイル・エイ アメリカ合衆国、ウィスコンシン 53563、ミルトン、エム―エイチ タウ ンライン ルート 1、7238 (56)参考文献 特開 昭54−114676(JP,A) 特公 昭47−3541(JP,B1) 特公 昭45−15878(JP,B1) 欧州特許出願公開607541(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21G 1/00
Claims (4)
- 【請求項1】シェル(50,150,250,350)を有してベアリ
ング・ボックス(54,154,254,354)に回転可能に取り付
けられた第1ロール(22,122,222,322)と、該第1ロー
ルと共にニップ(26)を形成する第2ロール(24,124,2
24,324)と、前記第1及び第2ロール用の離間して実質
的に垂直方向に延びている2つの支持体(28,128,228,3
28)とを備え、前記支持体が支持部材(32,132,232,33
2)を有し、前記第1ロール及び第2ロールが前記2つ
の支持体間に延在すると共に、該支持体の支持部材に取
り付けられることから成るグロスカレンダー(20,120,2
20,320)において、 前記支持体の各々に取外し可能に取り付けられたリンク
(34,134,234,334)であって、当該リンクが前記支持部
材に対して離間した状態で前記ニップの上下に延びて、
前記第1ロール及び前記第2ロールが当該リンク及び前
記支持体の間に位置決めされ、当該リンクが、前記第1
ロール及び前記第2ロールの間のニップ荷重によって生
起される引っ張り荷重を支持しているリンク(34,134,2
34,334)と、 前記ベアリング・ボックスから延びクレビス・スロット
(80,180,280,380)を有するブラケット(78,178,278,3
78)と、 前記クレビス・スロットを貫通して、該クレビス・スロ
ット内を移動可能なクレビス・ピン(82,182,282,382)
と、 前記支持体に取り付けられたスクリュー・ジャッキ(8
4,184,284,384)であって、前記クレビス・ピンが当該
スクリュー・ジャッキに連結されており、当該スクリュ
ー・ジャッキの回転により、前記ベアリング・ボックス
及びそれに取り付けられた前記第1ロールのシェルを移
動することによって、第2ロールに非係合状態の際に前
記シェルを支持しており、前記クレビス・ピンが前記ク
レビス・スロット内を駆動され得るので、当該スクリュ
ー・ジャッキは、前記第1ロールが前記第2ロールに係
合している際に前記ベアリング・ボックスに対して非支
持状態であることから成るスクリュー・ジャッキと、 を備えたグロスカレンダー。 - 【請求項2】第2ロールのベアリング部材に連結された
第1リンク(64,164)と支持体とに作動的に連結された
アクチュエータ(76,176)と、 支持体のベース部(30,130)に連結されると共に前記第
1リンクに連結された第2リンク(66,166)であって、
前記アクチュエータが前記第1及び第2リンクに連結さ
れており、前記アクチュエータの移動が前記リンクを駆
動して、前記第2ロールを移動して前記第1ロールに対
する係合及び係合解除を為すことから成る第2リンク
と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のグロスカレ
ンダー。 - 【請求項3】前記支持体の各々に旋回可能に取り付けら
れたレバー・アーム(185)であって、該レバー・アー
ムが前記第1ロールの端部を支持するための支持ロッド
(181)に連結された第1端部(183)と前記第1端部か
ら離間された第2端部(187)とを有するレバー・アー
ムと、 前記レバー・アーム第2端部(187)に接続され、同第
2端部及び前記支持体との間に延在するスクリュー・ジ
ャッキ(184)であって、同スクリュー・ジャッキの起
動が前記レバー・アームを傾斜させるようにしたスクリ
ュー・ジャッキと、 を備え、 前記レバー・アーム(185)の第1端(183)は、前記支
持ロッド(181)によって前記ブラケット(178)の垂直
方向に延びるクレビス・スロット(180)を貫通するク
レビス・ピン(182)に連結されており、前記レバー・
アームの傾斜が前記第1ロールの垂直変位を生起させる
ようにした、 ことを特徴とする請求項1に記載のグロスカレンダー。 - 【請求項4】前記第2ロール(24)の端部に連結された
第1リンク(64)と、前記支持体(28)のベース部(3
0)に連結される共に前記第1リンクに連結された第2
リンク(66)と、前記支持体(28)の支持部材(32)か
ら延びると共に前記第1及び第2リンクに連結された線
形アクチュエータ(72)で構成され、 当該線形アクチュエータの移動が、前記第2ロールを移
動させて、前記第1ロールとのニップ形成係合を為すと
共にそれを解除するようにしたことを特徴とする請求項
1に記載のグロスカレンダー。
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