JP2000507650A - グロスカレンダー - Google Patents

グロスカレンダー

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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明のカレンダーは、該カレンダーの各端に単一の縦方向ビーム(32)又は支持支柱を具備するオープン・スタック状の構成を利用する。支持ビーム(32)との組み合わせにおいて、特別な揺動リンク(34)が用いられて、カレンダーの開放側の引っ張り荷重を支持している。よって、ニップは支持支柱及びリンクの間で構造部材が跨っている。この組み合わせは、2,500PLI程か、それより高い線形ニップ荷重を支持する能力を有する。リンクはその両端にピン連結部(38,44)を有するので、1つのピンが除去されると、該リンクは、ロール除去或はアクセスのために開くように揺動できる。このようにして、クローズド・スタックのカレンダーにおいて利用される支持支柱の内の1つの替りに引っ張りリンクを用いることにより、オープン・スタック・カレンダーの視認性及びアクセス容易性に、クローズド・ロールの強度が組み合わされている。

Description

【発明の詳細な説明】 グロスカレンダー 技術分野 本発明は、一般的にはカレンダー、特に光沢仕上げのためのグロスカレンダー に関する。 背景技術 製紙工業ではカレンダーが利用されて、紙ウェブ上の表面仕上げを改善或は変 更している。また、カレンダーは紙ウェブの厚みを変更したり、該ウェブの長手 方向に沿っての厚み又は該ウエブの幅方向にわたる厚みを均等にするためにも使 用され得る。カレンダー仕上げは、ウェブが約5%の公称水分範囲になるまで完 全に乾燥された後にもしばしば用いられる。また、幾らかの追加的な残留水分を ウェブに残すか或いは蒸気シャワー又はチルドローラによって付加する場合にも カレンダーは使用される。紙ウエブに対する幾分かの水分付加は、カレンダー仕 上げによって生じ得る強度損失を最少化する。 紙用のカレンダーの主要機能は、紙の表面仕上げを改善して、その外観及び印 刷適性の双方を改善し得るように為すことである。カレンダーは圧力を用いるこ とによって、ロールを通過していく紙ウェブの表面を平滑化するように機能する 。また、1つ或はそれ以上のロールを加熱することができる。 スーパーカレンダーは、紙ウェブが通過する複数のニップを形成するように、 複数のロールを上下に積み重ねられたスタック状態で構成されている。スーパー カレンダー仕上げは、紙ウエブをワインダー又は巻取機でリール状に形成する直 前の製紙機械上でしばしば行われている。また、スーパーカレンダーはリワイン ダーと組み合わせて、リール上の紙の表面仕上げを改善するため、オフ・マシン 用途においても使用される。更に、スーパーカレンダーは、ニップ数を増やすこ とにより、紙ウェブがニップを通過するのに費やす時間長を増大することによっ て、カレンダー仕上げ量を増大するためにも使用される。また、スーパーカレン ダーは、長さが増加したニップを形成する追従面被覆を具備するロールをも利用 してきており、よって、1つのスーパーカレンダーで形成された複数ニップの各 々を通過することで達成できる表面改善の量を増大している。 スーパーカレンダーは、多数の積み重ねられたスタック状態のカレンダー・ロ ールかカレンダーの複雑さ及びコストに追加されるという幾つかの短所がある。 また、スーパーカレンダーはそうしたカレンダー・ロールの取り替えにより多く の時間が必要である。ロールの取り替えは、処理される紙の等級が変更される際 にしばしば要求される。スーパーカレンダーは、マシン起動時、或は通過させな ければならない多数のニップのために生ずる紙破損の際、更なる問題を提示する 。 紙製造は、科学及びエンジニアリングの大きな尺度となる一方、部分的には特 殊な技術のままである。このため、製紙機械の修理、チューニング、起動、或は 、改造において、特別な問題を解決すべく調整を為すために、機械全体を機能さ せることがしばしば必要となる。製紙機械は、調整が適切に為される場合、ウエ ブの破損が殆どないか或は全くなく長期間作動することができる。一方、新しい 機械をラインに設置した際、或は修理や異なった紙等級への変更により既存の機 械に大幅な調整を行った際、その機械でウェブの破損が繰り返される場合がある 。このため、製紙機械のより迅速なスレッディングを補助する装置は、始動時或 は紙等級の変更に関連した問題を解決するのに必要な時間及び労力に相当な影響 を及ぼす。 紙等級が多い場合には、スーパーカレンダーが、光沢タイプの仕上げカレンダ ーに取り替えられることが判っている。光沢仕上げ用のグロスカレンダー又はソ フト・カレンダーは、典型的には、単一ニップを形成する2つのロールか、或は 、2つのニップを形成する2対のロールを用いている。このソフト・カレンダー は、硬質表面の加熱ロールに対向する追従面被覆を具備する1つのロールを有す る。このソフト・ニップ・カレンダーが、線形インチ(PLI)当たり3,00 0ポンドまでの高ニップ荷重で起動されるとき、1つ以上のソフト・ニップ・カ レンダーで一定の紙等級に対してスーパーカレンダー機能を実行できる。ソフト ・ニップ・カレンダーが使用できる場合、このカレンダーは、スーパーカレンダ ーに比べてより簡略化されることによって経済効果が増す。 グロスカレンダーを含む、各カレンダーは、オープン・スタック或はクローズ ド・スタックの何れかに一般的に分類される。クローズド・スタック・カレンダ ーにおいて、各側部は、2つの略平行な支持ビームを有する。オープン・スタッ ク・カレンダーにおいては、該スタックの各端部に1つだけの支持ビームが縦方 向に延び、ロールがこの単一の縦方向に延びる取り付けビームから片持ち支持さ れる。このソフト・ニップ又は光沢用仕上げカレンダーの機能を効果的なものに するために要求される高ニッブ荷重のため、クローズド・スタック設計を採用す る必要があることが判っている。しかし、カレンダー用のクローズド・スタック 支持システムは、該カレンダーに対しての視認性及びアクセス性を制限している 。このため、クローズド・スタックを用いたソフト・カレンダーは、スーパーカ レンダーからソフト・ニップ・カレンダーへの移行において希求される簡略化と いう幾つかの長所が失われる。 必要とされていることは、視認性及びアクセス性が改善された高荷重ソフト・ ニップ・カレンダーである。 発明の開示 本発明のカレンダーは、該カレンダーの各端部に単一の縦方向ビーム或は支持 支柱を持つオープン・スタック状の配列を採用するものである。支持ビームと組 み合わせられて、カレンダーの開放側に対する引っ張り荷重を支持するために特 殊な揺動リンクが用いられている。このリンク使用時には、ニップには、支持支 柱及びリンクの間で構造部材が跨っている。オープン・スタックに接近している テンション・リンクと一体的と成ったオープン・スタック構成のこの組み合わせ は、3000PLI程度の高い高線形ニップ荷重を支持する能力に関してクロー ズド・スタックの利点を有する。このリンクは、両端にピン連結部を有するので 、ロール除去或はロールに対するアクセスのために揺動されて開放されるか或は 除去され得る。よって、クローズド・スタック・カレンダーの強度がオープン・ スタック・カレンダーの視認性及びアクセス容易性に組み合わせられている。テ ンション・リンクの採用で、クローズド・スタック・カレンダーに利用される支 持支柱の一方を代替させることができる。リンク・クローズド・スタックに用い ら れるロールは、好ましくは、自重クラウン制御ロールであり、その内の一方が位 置制御を有する。しかしながら、プレイン・ロール或は単純なクラウン制御ロー ルが使用可能であろう。 容易なスレッディングのために、ロール間のニップを迅速に開閉すべく、下方 向ロールは、偏心カムを回転させる液圧シリンダによって上方ロールと係合する ように下方ロールを動かす該偏心カム上に取り付けても良い。このカムは、ロー ルが適切な位置に移動された際に係合されるようになる停止部を有する。他のタ イプのマウントは、下方ロールを取付けるトグル・リンクを用いる。液圧シリン ダにより、2つのトグル・リンクが整列させられてから、ロールを位置決めする 。このトグルは、ロールがその適切な位置にあるときに中心を越えて動くため、 トグル・リンクは、以下の2つの利点、即ち、強力な係合力と、シリンダの水平 位置に対して鈍感なことと、を組み合わせている。鈍感性は、水平方向と、90 度付近の小さな角度変化に対して著しく鈍感である垂直方向性を管理するリンク との間に画成された角度の結果である。クラウン制御ロールが使用された場合、 上方ロールは、自重クラウン・ロールのベアリング・ボックス外部ハウジングに リンク結合されたウォーム駆動スクリュー・ジャッキによって位置決めされる。 カレンダーの何れの端部にもある両ジャッキは、クロス・シャフトによって結合 されて共通駆動装置によって駆動される。作動中、ニップは、ロール内の内部荷 重シューの作用によって閉じられるが、その移行率は、クロス・シャフトによっ て一体化されて動作する両ジャッキによって制御管理される。ひとたびニップが 閉じられると、両ジャッキは、該ジャッキと、ベアリング・ボックス外部容器と の間のスロットによるクレビス結合によりそれらの移行を持続できるので、ロー ルからジャッキが遊離することができる。 本発明の特徴の1つは、高線形ニップ荷重を具備するカレンダーを提供するこ とである。 本発明の他の特徴は、ニップが即座に開放できる2つのロール間で単一ニップ を用いるカレンダーを提供することである。 本発明の更なる特徴は、2つのロールとの間で形成されるニップを正確で均等 に閉じるカレンダーを提供することである。 また、本発明の更なる特徴は、視認性及びアクセス性が改善されたカレンダー を提供することである。 本発明の更なる特徴は、スレッディングが改善され、ロール除去と取り替えを 容易にするグロスカレンダーを提供することである。 本発明の更なる目的、特徴、並びに、利点は、添付図面に従って以下に詳述さ れる内容からも明らかである。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に係るカレンダーの部分的な斜視図である。 図2は、本発明に係るカレンダーの代替実施例の部分的正面図である。 図3は、図2に示されるカレンダーの、部分的に破断された側面図である。 図4は、図2に示されるカレンダーの部分的な平面図である。 図5は、本発明に係るカレンダーの他の代替実施例の側面図である。 図6は、カレンダー・ロールが水平に配置されている図3に示されるカレンダ ーの代替実施例である。 発明を実施するための最良の形態 同様の符号が同様パーツに示している図1乃至図6をより詳細に参照すると、 光沢仕上げ用のグロスカレンダー20が図1に示されている。グロスカレンダー は、一般的に2つ或は4つの非常に少ないロールを有する種類のカレンダーであ る。グロスカレンダー20は、ニップ26を形成する上方ロール22及び下方ロ ール24を有する。紙ウェブ(不図示)はこのニップ26を通過させられて、そ の紙の表面仕上げを改善させられる。グロスカレンダー20は、比較的少ないカ レンダー処理ロールでスーパーカレンダーの平滑化機能を実行できる。グロスカ レンダー20は、典型的には、追従ロールと、金属ロールとを用いている。金属 ロールは加熱される。金属ロールの最高温度は、対向されたロールを被覆してい る弾性材又は追従面材の許容温度によって支配される。この金属ロールは、実際 上、追従ロールの過熱を防止するように加熱ロールと追従ロールの間の紙ウエブ を具備した状態で該追従ロールの表面によって耐えられ得る温度以上に加熱され る。紙破損の際、追従ロール及び金属ロールの間に形成されたニップは、追従ロ ールの追従表面への損傷を防止するため迅速に開くことができなければならない 。 図1に示すグロスカレンダー20は、ロール22,24の何れの一端にも1つ ずつある、2つのL形状支持体28を含むフレームを有する。これらロールの各 端における支持体28は、該ロールを支持するための同様な機構を有し、以下の 説明はこれら両支持体28に当てはまるものである。支持体28は、ベース部3 0と、垂直部材32とを有する。スーパーカレンダー機能を実行するため、この グロスカレンダー20のニップ26は、通常、線形インチ当たり2500ポンド 乃至3000ポンドの付近に比較的高い荷重がかけられる。この高ニップ荷重は 高強度構造を要求して、ロール22,24間の高分離力を包含する。これは、典 型的には、これらロール端を包囲する巨大なサイドフレームの使用に至ったが、 ロールに対する視認性及びアクセス性も制限することなる。 ロール端を包囲するサイドフレームを用いるカレンダーは、一般的にグローズ ド・スタック・カレンダーとして説明されている。オープン・スタック・カレン ダーおけるこうしたロールは、単一の垂直支持体に片持ち式に取付けられて、ロ ールに対する視認性及びアクセス性の制限を解除する。しかし、ロール支持体の 不充分な強度は、グロスカレンダーにおいて要求される高ニップ荷重の増加を妨 げる可能性がある。 グロスカレンダー20によって採用される解決策は、テンション・リンク34 によって支持体28を閉塞することである。リング34の上方端36は、垂直支 持体材32に上方ロール22を支持させる片持ち式マウント40に対して、ピン を介して取付けられる。リンク34の下方端は、ピン44を介して、カレンダー 支持体28のベース部30に結合されている。リンク34は、引っ張り荷重のみ を支持するために、比較的軽量であって良く、上方及び下方ロール22,24へ のアクセス及び該ロールの除去のため容易に除去できる。グロスカレンダー20 は、自己荷重偏位制御ロールを採用している。上方ロール22は、片持ち式マウ ント40の一部である偏向ベアリング48内に取付けられている非回転式支持ビ ームを有する。 ロール20のシェル50は、非回転式ベアリング・ボックスに取り付けられて おり、その1つが図1に示されている。シェル50は、ニップ26に向かってシ ェル50を移動するように位置決めされた1つ以上の液圧式ピストン(不図示) によって支持ビーム46に支持されている。シェル50の支持ビーム46への取 り付け方の例については、ここに引用する出願人の先行する米国特許第5,24 2,361号を参照されたい。 下方ロール24もまた自己荷重クラウン偏位ロールであり、片持ち式マウント 40と同様のベアリング部材又は屈曲ベアリング60に取付けられているシェル 56及び非回転式支持ビーム58を有する。この屈曲ベアリング60は、垂直支 持部材32にピボット62を介して取付けられている。 下方ロール24は、引用することによってここに参照させる、Roerig( レーリック)の米国特許第5,447,605号に詳述されているような位置制 御システムを採用することができる。位置制御機能を、上方ロール22及び下方 ロール24に対しての自重クラウン制御ロールと組み合わせて使用することによ って、これら対向ロール間における均一高ニップ荷重を促進する。典型的には、 ロール22,24の一方は追従ロールであり、他方は加熱された金属ロールであ る。追従ロールは、紙が過剰に圧縮されないことを保証するものである。過剰圧 縮により、処理中の紙ウェブ上にパターンに油を含んだり、斑点が生じたりする 傾向がある。同時に金属ロールの高温は、紙ウェブの上方層により柔軟性を与え て、表面仕上げが、ニップ26により改善され得る。紙ウェブは、加熱された金 属ロール上へプレラップされない場合、温度勾配カレンダー処理が成され、加熱 が紙ウェブ内に完全に浸透するに充分でないため、結果的には表面仕上げは改善 され、紙のキャリバ或は厚さは、実質上減少しないままになる。 何故ならばグロスカレンダーの有効性は、追従ロールの追従表面が耐えられる 最大温度によって制限されるため、紙の破損があった場合、追従表面の損傷を防 ぐためにロール22,24を迅速に分離させる必要性がある。 紙破損の際に、下方ロール24を上方ロール22から迅速に分離させて、金属 ロールとの接触で追従ロールが過熱して損傷することを回避するために、グロス カレンダー20は、下方リンク66に結合されている上方リング64を有する下 方ロール・リンク機構を採用している。上方リンクは、屈曲ベアリング60に耳 部68を介して旋回可能に取り付けられている。下方リンクは、L形状の支持体 28のベース部30にベース・マウント70を介して旋回可能に取付けられてい る。ピストン・アーム72は、上方及び下方リンク64、66の間のタング部7 4においてこれら両リンクに旋回可能に取り付けられている。ピストン・アーム 72が、ピストン76により後退させられると、下方ロール及びその屈曲ベアリ ング60はピボット・マウント62回りに旋回して、それによってニップ26を 開く。上方リンク64及び下方リング66は、ニップ26が閉じられる際に中心 を越えて移動するカムを形成しており、リンク64,66によって機械的な利点 が生じている。 クラウン制御ロール22,24の各々における液圧ピストン(不図示)は、支 持ビーム46,58と、ロール・シェル50,56との間に配置されている。下 方ロール24内で液圧が解除されると、シェル56は自重によってニップから遠 ざかるように移動する。他方、上方ロール22の場合、液圧ピストンがシェル5 0に荷重を付勢していないときにでさえ、自重がこのシェル50をニップ26に 向けて移動させる傾向があるために該シェルを支持させなければならない。下方 ロール24が揺動して遠ざかる際に上方シェル50が支持されていなければ、該 シェルは重力で下方へ移動して、下方ロール24に接触したままになる。 こうして、上方シェル50は、該シェル50が回転可能に取り付けられている ベアリング・ボックス54上のブラケット78によって支持されている。シェル 50のベアリング・ボックス54への取り付け方の例については、出願人の米国 特許第5,242,361号を参照されたい。ブラケット78は、クレビス・ピ ン82が取付けられているクレビス・スロット80を有して、該クレビス・ピン がそのスロット内を垂直方向に移動可能となっている。クレビス・ピン82は、 スクリュー・ジャッキ84に取り付けられている。上方ロール・シェルを下降さ せる手段は、垂直支持部材32に連結された延長部分86に対してカレンダー2 0の各端において取り付けられているスクリュー・ジャッキ84を含む構成によ って提供されている。2つのスクリュー・ジャッキ84は、駆動装置(不図示) によって駆動されるクロス・シャフト88によってタンデム式に駆動される。こ のクロス・シャフトは、カレンダー20の各端でスクリュー・ジャッキを駆動す るウォーム・ギア90を有して、両スクリュー・ジャッキ84は、上方ロール2 2のシェル50をタンデム式に上下動させるよう動作し、常に下方ロール24と 平行するように該シェルを維持する。動作中、ロール22,24間のニップ26 は、シェル50及び支持ビーム46の間に配置されている内部荷重シュー(不図 示)の動作により閉じられる。しかし、ニップ26に向かうシェル50の移行率 は、クロス・シャフト88によって一体的に動作する両ジャッキ84によって制 御管理されている。ひとたびニップ26が閉じられると、両ジャッキ88は、そ れらの移行続行が許容され、スロットが設けられたクレビス80と、該クレビス をスクリュー・ジャッキ84に結合させるクレビス・ピン82とにより、ベアリ ング・ボックス54との支持係合状態からスクリュー・ジャッキを解放するので 、該ジャッキは、上方ロール22を支持することから係合解除される。 液圧シリンダとしての図1の76、図5の176、図3の276、並びに、図 の376は、ロールの種類に関係なく、ニップを即座に開放するために使用され る。上部ロールが自重クラウン制御ロールであるとき、図1に示すように正確な ニップ閉塞が行える。 本発明の代替実施例に係るグロスカレンダー120が図5に示されている。カ レンダー120は、ニップ126を形成する上方ロール122及び下方ロール1 24を有する。これら上方及び下方ロールは、水平ベース部130及び垂直支持 部材132を有するL形状の支持体128上に取り付けられる。テンション・リ ンク134は、片持ち式マウント140と、ベース部分134との間に延在して いる。下方ロール124は、垂直支持部材132上のピボット162に取付けら れているフレックス・ベアリング160を有する。液圧シリンダ176は、上方 リンク164及び下方リンク166に結合されて、ピストン・アーム172の運 動で、下方ロール124をピボット162回りに旋回させ、上方ロール122及 び下方ロール124の間のニップ126を開く。 このグロスカレンダー120が、図1のグロスカレンダー20と原則的に異な る点は、クレビス・スロット180内のクレビス・ピン182が、支持ロッド1 81によって、レバー・アーム185の第1端183に連結されていることであ る。レバー・アーム185の第2端187は、スクリュー・ジャッキ184に取 付けられている。レバー・アーム185は、支点支持体189に旋回可能に取付 けられている。この構成は、スクリュー・ジャッキ184を上方ロール122の 直上から遠ざけるように移動しているので、ロール122へのアクセスを改善し 、クレーンによるロールの除去を容易にしている。また、このレバー・アーム1 85は、スクリュー・ジャッキ184における所与量の運動に対してクレビス・ ピン182の運動をより大きくしてもいる。 本発明の更なる代替実施例に係るグロスカレンダー220が図2乃至図4に示 されており、図5及び図1の各グロスカレンダー120及び20に幾つかの点で 類似している。グロスカレンダー220は、ニップ226を形成する上方ロール 222及び下方ロール224を有する。ロール222,224は、ベース部23 0及び垂直支持部材232を有するL形状支持体228に支持されている。テン ション・リンク234は、上方ロールを保持する片持ち式マウント240と、L 形状支持体のベース部230との間で延在している。このグロスカレンダー22 0では、図1に示すような下方ロールを動かすリンク機構を用いていおらず、そ の代わり屈曲ベアリング260に旋回可能に取付けられているピストン・アーム 272を動かす液圧シリンダ276を使用している。次いでこの屈曲ベアリング は、垂直支持体232上のピボット262に旋回可能に取付けられている。ピス トン・アーム272は、停止係合面268を有する停止部266に当接するよう に移動する位置決め面264を画成する一部を有するピボット延長部274に取 付けられている。このニップ226を開閉する構成において、下方ロール224 は、停止係合面268の位置を調整するため1つ以上のシムを位置決めすること によって正確に位置決めされ得る。 また、図2乃至図4に示されるように、このカレンダー220は、上方ドクタ ーブレード292と、上方ベアリング・ボックス254に取付けられている上方 ドクターブレード・マウント294とを有する。同様に、下方ドクター・ブレー ド293は、下方ベアリング・ボックス・ハウジング255に連結された下方ド クターブレード・マウント295に取付けられている。各ドクター・ブレードは ロール表面上の繊維の堆積を防ぐと共に、紙破損の際に紙ウェブがロール回りに 巻き付くことを防止している。 図3に示される上方ギア駆動装置296及び下方ギア駆動装置297は、グロ スカレンダー220の外側シェル250,256を駆動する。動作時、図2及び 3に示されるリンク234は、クローズド・スタック・カレンダーの強度をこの カレンダー220に付与する。しかし、リンク234を除去することによって、 上方及び下方ロール222,224を取外すべくカレンダー支持体328へのア クセスが許容される。 底部ロール224に対する除去カート298が図2に示されている。除去カー ト298は、ロール・ドクター・マウント295周辺に適合するように設計され ており、カレンダー220の動作中に然るべき配置を維持できる。下方ロール2 24を除去するため、揺動リンク234が開かれ、停止部266が除去されて、 該ロールがカート298上へ下降される。もう1つの選択肢(不図示)としては 、ロールの一方の片側だけを支持する部分除去カートを使用し、他方の片側には クレーンを使用することが挙げられる。ドクター・マウント上のドクター・ブレ ードは、ロール・ベアリング・ボックス・ハウジング254,256に直接取付 けられているで、ニップの開閉に伴いロールとともに移動する。 代替実施例に係るグロスカレンダー320が図6に示されており、図3におけ るグロスカレンダー220と同様であるが、各ロールが水平面内に配置されてい る。グロスカレンダー320は非旋回式ロール322を有し、旋回可能なロール 324に当接係合して、ニップ326を形成している。各ロール322,324 は、L形状支持体328上に支持されており、該支持体は、本実施例において、 垂直方向に配置されているベース部330と、水平方向に配置されている支持部 材322とを有する。テンション・リンク334は、ロール322を保持するマ ウント340と、支持部材322の垂直ベース部330との間に延在している。 グロスカレンダー320は、屈曲ベアリング360に旋回可能に取付けられてい るピストン・アーム372を移動する液圧シリンダ376を使用している。次い で屈曲ベアリング360は、支持部材322上のピボット362に旋回可能に取 付けられている。ピストン・アーム372は、停止係合面368を有する停止部 366に当接して移動する、位置決め面364を画成している一部を有するピボ ット延長部374に取付けられている。このニップ326を開閉するための構成 は、停止係合面368にシムを設けることによって下方ロール324が正確に位 置決めされ得るという利点を有する。 第1ドクターブレード・マウント394における第1ドクターブレード392 は、第1ベアリング・ボックス354に連結されている。同様に、第2ドクター ブレード393は、第2ベアリング・ボックス・ハウジング355に連結された 第2ドクター・マウント395に取付けられている。 ギア駆動装置396,397は、グロスカレンダー320の外側シェル350 ,356を駆動する。リング326は、クローズド・スタック・カレンダーの強 度をこのカレンダー320に付与する。また、リンク334の除去で、ロール3 22,324の取外しのためにカレンダー支持体328にアクセスできる。 一般的に、グロスカレンダーの第1及び第2ロールは、これらロールの一方の 片側における取付け面に関連する平面内に配向され得て、これらロールがその取 付け面から片持ち状態となって、該ロールを取囲む取付け自在な揺動リンクを具 備しており、オープン・スタック構成での視認的及び物理的な両アクセス性を伴 ったクローズド・スタック構造の強度を提供している。 従来のクラウン付きロールは、ここに記載されるグロスカレンダー20,12 0,220、並びに、320に利用され得ることが理解されるべきである。同時 に、1つ以上のクラウン制御ロールが利用され得る。もし2つのクラウン制御ロ ールが用いられたならば、Roerigの米国特許第5,329,849号に図 示され開示されているような位置制御ロールを用いることができる。 理解して頂きたいことは、液圧式或はスクリュー・ジャッキ式のアクチュエー タが示されているが、当業者に周知の様々な種類のアクチュエータを用いること ができることである。 また理解して頂きたいことは、リンクがピン連結状態で示されているが、コレ ット、ボルト、ウェッジ、或は、フック等の別の機械的結合手段が利用され得る ことである。 本発明は、ここに図示及び記載される各種パーツの特別な構成及び配置に限定 されず、以下の請求の範囲内に入るような変形例をも包含するものと理解された い。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月17日(1998.2.17) 【補正内容】 ダーは、長さが増加したニップを形成する追従面被覆を具備するロールをも利用 してきており、よって、1つのスーパーカレンダーで形成された複数ニップの各 々を通過することで達成できる表面改善の量を増大している。 スーパーカレンダーは、多数の積み重ねられたスタック状態のカレンダー・ロ ールがカレンダーの複雑さ及びコストに追加されるという幾つかの短所がある。 また、スーパーカレンダーはそうしたカレンダー・ロールの取り替えにより多く の時間が必要である。ロールの取り替えは、処理される紙の等級が変更される際 にしばしば要求される。スーパーカレンダーは、マシン起動時、或は通過させな ければならない多数のニップのために生ずる紙破損の際、更なる問題を提示する 。 紙製造は、科学及びエンジニアリングの大きな尺度となる一方、部分的には特 殊な技術のままである。このため、製紙機械の修理、チューニング、起動、或は 、改造において、特別な問題を解決すべく調整を為すために、機械全体を機能さ せることがしばしば必要となる。製紙機械は、調整が適切に為される場合、ウエ ブの破損が殆どないか或は全くなく長期間作動することができる。一方、新しい 機械をラインに設置した際、或は修理や異なった紙等級への変更により既存の機 械に大幅な調整を行った際、その機械でウェブの破損が繰り返される場合がある 。このため、製紙機械のより迅速なスレッディングを補助する装置は、始動時或 は紙等級の変更に関連した問題を解決するのに必要な時間及び労力に相当な影響 を及ぼす。 紙等級が多い場合には、スーパーカレンダーが、光沢タイプの仕上げカレンダ ーに取り替えられることが判っている。光沢仕上げ用のグロスカレンダー又はソ フト・カレンダーは、典型的には、単一ニップを形成する2つのロールか、或は 、2つのニップを形成する2対のロールを用いている。このソフト・カレンダー は、硬質表面の加熱ロールに対向する追従面被覆を具備する1つのロールを有す る。このソフト・ニップ・カレンダーが、535,748Kg/cm(線形イン チ(PLI)当たり3,000ポンド)までの高ニップ荷重で起動されるとき、 1つ以上のソフト・ニップ・カレンダーで一定の紙等級に対してスーパーカレン ダ ー機能を実行できる。ソフト・ニップ・カレンダーが使用できる場合、このカレ ンダーは、スーパーカレンダーに比べてより簡略化されることによって経済効果 が増す。 る。紙破損の際、追従ロール及び金属ロールの間に形成されたニップは、追従ロ ールの追従表面への損傷を防止するため迅速に開くことができなければならない 。 図1に示すグロスカレンダー20は、ロール22,24の何れの一端にも1つ ずつある、2つのL形状支持体28を含むフレームを有する。これらロールの各 端における支持体28は、該ロールを支持するための同様な機構を有し、以下の 説明はこれら両支持体28に当てはまるものである。支持体28は、ベース部3 0と、垂直部材32とを有する。スーパーカレンダー機能を実行するため、この グロスカレンダー20のニップ26は、通常、446,457〜535,748 Kg/cm(線形インチ当たり2500ポンド乃至3000ポンド)の付近に比 較的高い荷重がかけられる。この高ニップ荷重は高強度構造を要求して、ロール 22,24間の高分離力を包含する。これは、典型的には、これらロール端を包 囲する巨大なサイドフレームの使用に至ったが、ロールに対する視認性及びアク セス性も制限することなる。 ロール端を包囲するサイドフレームを用いるカレンダーは、一般的にグローズ ド・スタック・カレンダーとして説明されている。オープン・スタック・カレン ダーおけるこうしたロールは、単一の垂直支持体に片持ち式に取付けられて、ロ ールに対する視認性及びアクセス性の制限を解除する。しかし、ロール支持体の 不充分な強度は、グロスカレンダーにおいて要求される高ニップ荷重の増加を妨 げる可能性がある。 グロスカレンダー20によって採用される解決策は、テンション・リンク34 によって支持体28を閉塞することである。リング34の上方端36は、垂直支 持体材32に上方ロール22を支持させる片持ち式マウント40に対して、ピン を介して取付けられる。リンク34の下方端は、ピン44を介して、カレンダー 支持体28のベース部30に結合されている。リンク34は、引っ張り荷重のみ を支持するために、比較的軽量であって良く、上方及び下方ロール22,24へ のアクセス及び該ロールの除去のため容易に除去できる。グロスカレンダー20 は、自己荷重偏位制御ロールを採用している。上方ロール22は、片持ち式マウ ント40の一部である偏向ベアリング48内に取付けられている非回転式支持ビ ームを有する。 ロール20のシェル50は、非回転式ベアリング・ボックスに取り付けられて るウォーム・ギア90を有して、両スクリュー・ジャッキ84は、上方ロール2 2のシェル50をタンデム式に上下動させるよう動作し、常に下方ロール24と 平行するように該シェルを維持する。動作中、ロール22,24間のニップ26 は、シェル50及び支持ビーム46の間に配置されている内部荷重シュー(不図 示)の動作により閉じられる。しかし、ニップ26に向かうシェル50の移行率 は、クロス・シャフト88によって一体的に動作する両ジャッキ84によって制 御管理されている。ひとたびニップ26が閉じられると、両ジャッキ88は、そ れらの移行続行が許容され、スロットが設けられたクレビス80と、該クレビス をスクリュー・ジャッキ84に結合させるクレビス・ピン82とにより、ベアリ ング・ボックス54との支持係合状態からスクリュー・ジャッキを解放するので 、該ジャッキは、上方ロール22を支持することから係合解除される。 液圧シリンダとしての図1の76、図5の176、図3の276、並びに、図 6の376は、ロールの種類に関係なく、ニップを即座に開放するために使用さ れる。上部ロールが自重クラウン制御ロールであるとき、図1に示すように正確 なニップ閉塞が行える。 本発明の代替実施例に係るグロスカレンダー120が図5に示されている。カ レンダー120は、ニップ126を形成する上方ロール122及び下方ロール1 24を有する。これら上方及び下方ロールは、水平ベース部130及び垂直支持 部材132を有するL形状の支持体128上に取り付けられる。テンション・リ ンク134は、片持ち式マウント140と、ベース部分134との間に延在して いる。下方ロール124は、垂直支持部材132上のピボット162に取付けら れているフレックス・ベアリング160を有する。液圧シリンダ176は、上方 リンク164及び下方リンク166に結合されて、ピストン・アーム172の運 動で、下方ロール124をピボット162回りに旋回させ、上方ロール122及 び下方ロール124の間のニップ126を開く。 このグロスカレンダー120が、図1のグロスカレンダー20と原則的に異な る点は、クレビス・スロット180内のクレビス・ピン182が、支持ロッド1 81によって、レバー・アーム185の第1端183に連結されていることであ る。レバー・アーム185の第2端187は、スクリュー・ジャッキ184に取 請求の範囲 1. シェル(50,150,250,350)を有して、ベアリング・ボックス (54,154,254,354)に回転可能に取付けられた第1ロール(22 ,122,222,322)と、該第1ロールと共にニップ(26)を形成する 第2ロール(24,124,224,324)とを備え、前記第1及び第2ロー ル用のオープン・スタック・マウントを形成する2つの離間した実質的に垂直方 向に延びている支持体(28,128,228,328)を更に備え、前記支持 体が第1側部を有し、前記第1ロール及び第2ロールが前記2つの支持体間に延 在すると共に、該支持体の第1側部に取り付けられることから成るグロスカレン ダー(20,120,220,320)であって、 前記支持体の各々に取外し可能に取り付けられたリンク(34,134,23 4,334)であり、当該リンクが該第1側部に対して離間した状態で前記ニッ プの上下に延びて、前記第1ロール及び前記第2ロールが当該リンク及び前記支 持体の間に位置決めされ、当該リンクが、前記第1ロール及び前記第2ロールの 間のニップ荷重によって生起される引っ張り荷重を支持していることから成り、 前記ベアリング・ボックスから延びるブラケット(78,18,278,378 )と、 垂直方向に延びるクレビス・スロット(80,180,280,380)を画 成するブラケットの各部と、 前記クレビス・スロットを貫通して、該クレビス・スロット内を垂直方向に移 動可能なクレビス・ピン(82,182,282,382)と、 前記支持体に取付けられたスクリュー・ジャッキ(84,184,284,3 84)であり、前記クレビス・ピンが当該スクリュー・ジャッキに係合されて、 当該スクリュー・ジャッキの回転により、前記ベアリング・ボックス及びそれに 取り付けられたシェルを昇降することによって、第2ロールに非係合状態の際に 前記シェルを支持しており、前記クレビス・ピンが前記クレビス・スロット内を 下方へ駆動され得るので、当該スクリュー・ジャッキが、前記第1ロールが前記 第2ロールに係合している際に前記ベアリング・ボックスに対して非支持状態で あることから成るスクリュー・ジャッキと、 を備えたグロスカレンダー。 2. ベアリング部材に連結された第1リンク(64,164,264,364 )と支持体とに作動的に連結されたアクチュエータ(76,176,276,3 76)と、 支持部材ベース(30)に連結されると共に、前記第1リンクに連結された第 2リンク(66,166,266,366)であり、前記アクチュエータが前記 第1及び第2リンクに連結されており、前記アクチュエータの移動が前記リンク を駆動して、前記第2ロールを移動して前記第1ロールに対する係合及び係合解 除を為すことから成る第2リンクと、 を備えたことを特徴とする、請求項1に記載のグロスカレンダー(20,120 ,220,320)。 3. 前記片持ち式マウント上方の各支持体に旋回可能に取付けられたレバー・ア ーム(185)であり、当該レバー・アームが前記第1ロールの端部を支持する ための支持ロッド(180)に連結された第1端部(183)と、前記第1端部 から離間された第2端部(187)とを有するレバー・アームと、 前記レバー・アーム第2端部及び前記フレームの間に延在するアクチュエータ (184)であり、当該アクチュエータの起動が前記レバー・アームを傾斜して 、それに連結された前記第1ロールの垂直変位を為すように構成したアクチュエ ータと、 を備えたことを特徴とする、請求項1に記載のグロスカレンダー。 4. 前記第1ベース及び前記第2ロールの前記第1端部の間に延在する第1カ ム(64,66)機構と、 前記第2ベース及び該第2ロールの前記第2端部の間に延在する第2カム(6 4,66)機構を有し、 前記第1カム機構及び当該第2カム機構が移動可能であり、前記第2ロールを 前記第1ロールに向けて前進させると共にそれから遠ざけ、 該カレンダーの高速スレッディングを容易にするように構成したことを特徴と する、請求項1に記載のグロスカレンダー。 5. 前記第1及び第2カム機構が、前記第2ロール(24)に連結された第1リ ンク(64)と、ベース(30)に連結される共に前記第1リンクに連結された 第2リンク(66)と、支持体(32)から延びると共に前記第1及び第2リン クに連結された線形アクチュエータ(72)で構成され、 当該線形アクチュエータの移動が、前記第2ロールを移動させて、前記第1ロ ールとのニップ形成係合を為すと共にそれを解除するようにしたことを特徴とす る、請求項4に記載のグロスカレンダー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. グロスカレンダーであって、 第1ロールと、 前記第1ロールを伴ってニップを形成する第2ロールと、 前記第1及び第2ロールに対するオープン・スタック・マウントを形成する2 つの離間した支持体であり、該支持体が第1側部を有し、前記第1及び第2ロー ルがこれら2つの支持体の間に延在して、該支持体の第1側部に取付けられてい ることから成る2つの離間した支持体と、 前記支持体の各々に取外し可能に取付けられたリンクであり、当該リンクが前 記第1側部と離間した状態で前記ニップに跨がって延在して、前記第1ロール及 び前記第2ロールが当該リンク及び前記支持体の間に位置決めされており、当該 リンクが前記第1ロール及び前記第2ロールの間のニップ荷重によって生ずる引 っ張り荷重を支持していることから成るリンクと、 を備えるグロスカレンダー。 2. 前記第1ロールがベアリング・ボックスに回転可能に取付けられたシェルを 含み、前記カレンダーが、 前記ベアリング・ボックスから延出しているブラケットと、 垂直方向に延びるクレビス・スロットを画成する前記ブラケットの部分と、 前記クレビス・スロットを貫通して延在すると共に前記クレビス・スロット内 を垂直方向に移動可能なクレビス・ピンと、 前記クレビス・ピンに係合された状態で、前記支持体に取付けられたスクリュ ー・ジャッキであり、当該スクリュー・ジャッキの回転が前記ベアリング・ボッ クス及びそれに取付けられたシェルを昇降し、それによって、前記シェルを前記 第2ロールと非係合の際に支持しており、前記クレビス・ピンが前記クレビス・ スロット内を下方に駆動されて、前記第1ロールが前記第2ロールと係合されて いる際に、当該スクリュー・ジャッキが前記ベアリング・ブロックに対して非支 持状態になっていることから成るスクリュー・ジャッキと、 を更に備える、請求項1に記載のカレンダー。 3. スクリュー・ジャッキが前記カレンダーの各端に取付けられており、クロス ・シャフトがこれらスクリュー・ジャッキ間に延在して、両スクリュー・ジャッ キをタンデム式に駆動している、請求項2に記載のカレンダー。 4. オープン・スタック・タイプのグロスカレンダーであって、 ニップ形成するように一対のカレンダー・ロールを支持するオープン・スタッ ク手段と、 前記オープン・スタック手段上に支持された一対のカレンダー・ロールと、 オープン・スタック手段に対して離間した状態で引っ張り荷重を支持する手段 であり、該オープン・スタック手段に取外し可能に固定される引っ張り荷重を支 持する手段であり、ニップ形成するように前記一対のカレンダー・ロールを保持 する引っ張り荷重を支持するための手段であり、前記一対のカレンダー・ロール に対してアクセスを為すべく、前記オープン・スタック手段から取り外し可能で ある引っ張り荷重を支持する手段と、 を備えるオープン・スタック・タイプのグロスカレンダー。 5. 紙ウェブ用のカレンダーであって、 第1支持体及び第2支持合いを有するフレームであり、前記支持体の各々が、 ベース、該ベースから上方へ延びる支持部材、並びに、前記ベース上方において 前記支持部材から外側へ延びている片持ち式マウントを具備するフレームと、 前記第1支持体及び前記第2支持体の前記片持ち式マウント間の前記フレーム に回転可能に取付けられた第1ロールと、 前記支持体の各々に旋回可能に取付けられたベアリング部材と、 前記ベアリング部材に回転可能に取付けられた第2ロールであり、当該第2ロ ールが前記第1ロールの下方に位置決めされており、前記ベアリング部材が旋回 可能であって、当該第2ロールを前記第1ロールに係合させそれらの間にニップ を画成することから成る第2ロールと、 前記片持ち式マウントと前記支持体各々の前記ベースとの間に連結されたリン クであり、当該リンクが前記ニップに跨がるように延在して、前記2つのロール から離間されており、当該リンクが前記ニップを荷重することによって生ずる引 っ張り荷重を支持し、当該リンクが前記フレームから取外し可能となって、前記 第1ロール及び前記第2ロールへのアクセスを許容していることから成るリンク と、 を備える紙ウエブ用のカレンダー。 6. 支持体及びベアリング部材の間に延在するアクチュエータを更に備え、前記 アクチュエータの移動によって、前記第2ロールを前記第1ロールに対して移動 させている、請求項5に記載のカレンダー。 7. ベアリング部材に連結された第1リンクと、 支持部材のベースに連結されると共に前記第1リンクに連結された第2リンク であり、前記アクチュエータがこれら第1及び第2リンクに連結されており、前 記線形アクチュエータの移動がこれらリンクを駆動して、当該第2ロールを前記 第1ロールに対して係合させ、係合解除させることから成る第2ロールと、を更 に備える、請求項6に記載のカレンダー。 8. 前記第2ロール下方において支持部材ベースから延在する停止部と、 ベアリング部材の一部によって画成された停止係合面とを更に備え、 前記アクチュエータが前記ベアリング部材に旋回可能に連結されて、前記第2 ロールを前記第1ロールに係合させるように駆動すると共に、前記停止係合面を 前記停止部に係合させるように為すことから成る、請求項6に記載のカレンダー 。 9. 前記停止係合面に係合する少なくとも1つのシムを更に備えて、前記停止係 合面に係合した前記第2ロールの正確な位置決めを許容する、請求項8に記載の カレンダー。 10.前記第2ロール下方における前記支持体間に位置決めされた取外し可能な カートを更に備え、前記取外し可能なカートは、前記カレンダーが作動中に前記 第2ロールと干渉することなく、かつ同取外し可能なカートは、前記第1ロール から遠ざかるように降下された際の前記第2ロールに係合する部分を有して、前 記第2ロールが前記カレンダーからの取外しを許容している、請求項5に記載の カレンダー。 11.前記片持ち式マウント上方における各支持体に旋回可能に取付けられたレ バー・アームであり、当該レバー・アームが、前記第1ロールの端部を支持する 支持ロッドに連結された第1端部と、前記第1端部から離間された第2端部とを 有することから成るレバー・アームと、 前記レバー・アームの前記第2端部と前記フレームとの間に延在しているアク チュエータであり、当該アクチュエータの起動によって前記レバー・アームを傾 斜して、前記連結された第1ロールの垂直方向変位を為すことから成るアクチュ エータと、 を更に備える、請求項5に記載のカレンダー。 12.前記第1ロールがその端部に回転可能に支持されたシェルを具備しており 、前記カレンダーが前記第1ロールのシェルを降下してそれを前記第2ロールに より近づけるように為す手段を更に備える、請求項5に記載のカレンダー。 13.前記第1ロールがベアリング・ボックスに回転可能に取付けられたシェル を具備しており、前記カレンダーが、 前記ベアリング・ボックスから延在しているブラケットと、 垂直方向に延びるクレビス・スロットを画成している前記ブラケットの一部と 、 前記クレビス・スロットを貫通して延びていると共に、該クレビス・スロット 内を垂直方向に移動可能なクレビス・ピンと、 前記支持体に取付けられたスクリュー・ジャッキであり、前記クレビス・ピン が前記スクリュー・ジャッキと係合して、前記スクリュー・ジャッキの回転が前 記ベアリング・ボックス及びそれに取付けられたシェルを昇降して、前記第2ロ ールと非係合の際に前記シェルを支持しており、前記クレビス・ピンが前記クレ ビス・スロット内を下方へ駆動され得て、前記第1ロールが前記第2ロールと係 合している際に当該スクリュー・ジャッキが前記ベアリング・ボックスに対して 非支持状態であることから成るスクリュー・ジャッキと、 を更に備える、請求項5に記載のカレンダー。 14.スクリュー・ジャッキが前記カレンダーの各端部に取付けられており、ク ロス・シャフトが前記2つのスクリュー・ジャッキの間に延在して、両スクリュ ー・ジャッキをタンデム式に駆動している、請求項13に記載のカレンダー。 15. 紙ウエブ用のカレンダーであって、 ベースと該ベースから延在する脚とを有する第1支持体と、 前記第1支持体に対して離間した平行状態で位置決めされた第2支持体であり 、第2ベースと、該第2ベースから延在する第2脚とを有し、前記第1脚及び前 記第2脚が第1脚部及び第2脚部を有して、該脚部から第1及び第2片持ち式ロ ール支持体が前記第1及び第2ベースから離間すると共に該ベースの上に横たわ るように延在していることから成る第2支持体と、 前記第1及び第2マウントの間における前記第1及び第2片持ち式支持体の間 に取付けられた第1ロールと、 前記第1脚に第1端部で旋回可能に取付けられると共に前記第2脚に第2端部 で旋回可能に取付けられて、前記第1及び第2支持体の間に延在している第2ロ ールであり、前記第1及び第2ベースと前記第1及び第2片持ち式支持体との間 に取付けられていることから成る第2ロールと、 前記第1脚から隔てられた前記第1片持ち式支持体の末端部と、 前記第2脚から隔てられた前記第2片持ち式支持体の末端部と、 前記第1片持ち式支持体の前記末端部及び前記第1ベースに取外し可能に取付 けられた第1リンクであり、前記第2ロールの前記第1端部が前記第1リンク及 び前記第1脚の間と前記第1ベース及び前記第1片持ち式マウントの間とに離間 されていることから成る第1リンクと、 前記第2片持ち式支持体の前記末端部と前記第2ベースの間に取外し可能に取 付けられた第2リンクであり、前記第2ロールの前記第2端部が前記第2脚及び 前記第2リンクの間に離間されていると共に、前記第2片持ち式支持体及び第2 ベースの間に離間されていることから成る第2リンクと、を備えるカレンダー。 16.前記第1ベース及び前記第2ロールの第1カムの間に延在する第1カム機 構と、 前記第2ベース及び前記第2ロールの前記第2端部の間に延在する第2カム機 構であり、前記第1カム機構及び前記第2カム機構が移動可能であって、前記第 2ロールを前記第1ロールヘ向かわせるように前進させると共に該第1ロールか ら遠ざけて、前記カレンダーの迅速なスレッディングを補助していることから成 る第2カム機構と、 を更に備える、請求項15に記載のカレンダー。 17.前記第1カム機構及び前記第2カム機構の各々が、 前記第2ロールに連結された第1リンクと、 ベースに連結されると共に、前記第1リンクに連結された第2リンクと、 前記第1及び第2リンクに連結された支持脚から延在している線形アクチュエ ータであり、当該線形アクチュエータの移動によって前記第2ロールを前記第1 ロールに係合され、係合解除していることから成る線形アクチュエータと、 を備える、請求項16に記載のカレンダー。 18.前記第1ロールが自重クラウン制御ロールである、請求項15に記載のカ レンダー。 19.前記第1ロール及び第2ロールが自重クラウン制御ロールであり、前記第 1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方が位置制御を利用している、請求 項15に記載のカレンダー。 20.前記第1ロール及び前記第2ロールの少なくとも一方が追従面を有する、 請求項15に記載のカレンダー。 21. 前記第1及び第2ロールの一方が、非追従面を有する、請求項15に記 載のカレンダー。 22.前記第1ロール及び前記第2ロールの一方が追従面を有し、前記第1ロー ル及び前記第2ロールの他方が非追従面を有する、請求項15に記載のカレンダ 。 23.非追従面を有する前記ロールが加熱されている、請求項15に記載のカレ ンダー。 24.前記第1及び第2ロールの各々が回転軸線を有し、これらロールが、それ ら回転軸線が一平面内に配置されるように配列されており、該平面が水平方向及 び垂直方向の間及びそれら方向を含む任意の位置にも配向され得る、請求項15 に記載のカレンダー。
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