JP3030627B2 - 広幅ニッププレス装置及びその圧力プロフィール制御方法 - Google Patents

広幅ニッププレス装置及びその圧力プロフィール制御方法

Info

Publication number
JP3030627B2
JP3030627B2 JP10221420A JP22142098A JP3030627B2 JP 3030627 B2 JP3030627 B2 JP 3030627B2 JP 10221420 A JP10221420 A JP 10221420A JP 22142098 A JP22142098 A JP 22142098A JP 3030627 B2 JP3030627 B2 JP 3030627B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoe
hydraulic actuator
backing roll
hydraulic
nip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10221420A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11107183A (ja
Inventor
ポール・ディー・モンロー
Original Assignee
ベロイト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベロイト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド filed Critical ベロイト・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Publication of JPH11107183A publication Critical patent/JPH11107183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3030627B2 publication Critical patent/JP3030627B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F3/02Wet presses
    • D21F3/0209Wet presses with extended press nip
    • D21F3/0218Shoe presses

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的には製紙機械
に関し、特に広幅ニッププレスに関する。
【0002】
【従来の技術】紙は、重量で99%以上の水及び1%未
満の繊維を含む紙料から作り出される。紙料は、重量で
5%未満の水分を有するウエブに形成される。製紙プロ
セスは、水による繊維から成る希釈紙料懸濁液からウエ
ブを形成し、該ウエブから水を除去することから構成さ
れる。こうして形成されたウエブから水を除去すること
は、典型的には、ウエブ強度を最大化し、ウエブ厚みを
最大化し、そしてコストを最小化するような方法で達成
されなければならない。
【0003】水は、抄造、加圧、並びに乾燥の3つの主
要機構を介して除去される。典型的には、抄造プロセス
は最も少ないコストで済む。抄造プロセスにおいて、ウ
エブの繊維分は、1%未満から約10乃至15%まで紙
料から取り出される。次いで繊維分は、ウエブから水を
加圧して除くことによって30乃至35%まで高められ
る。ウエブ繊維分を95%繊維まで高めるべく除去しな
ければならない残余の水は、該ウエブを乾燥することに
よって達成される。
【0004】乾燥は、典型的には、ウエブを蒸気で加熱
されるドライヤーロールの回りに巻き付けて、該ウエブ
から水を蒸発させることによって達成される。乾燥は費
用のかかるプロセスであり、その理由はウエブから水を
蒸発させるべく供給しなけばならない熱エネルギーのた
めである。乾燥プロセスは比較的低速であるので、加圧
後に残存する水を除去すべく要求されるドライヤーの数
及び大きさは、製紙機械の全体コストの相当な比率を占
める。更には、ドライヤーは製紙機械によって占有され
る体積の大部分を占める。
【0005】製紙機械の性能を改善すべく且つより高速
な動作を促進すべく、広幅ニッププレスは開発されてき
た。紙ウエブを加圧することは、典型的には、2つのプ
レス織布の間に支持されたウエブを2つのロール間に形
成されたニップを通過させることを含む。ニップ内に生
ずる圧力はウエブから支持プレス織布へ水を押出す。2
つのロール間のニップは1インチ未満のマシン方向の幅
を有する。2つのロール間のニップ幅は、これらロール
の内の一方或は双方を柔軟性材で形成することによって
制限された程度まで増大させることができる。他方で、
広幅ニッププレスはシューを採用し、それがバッキング
ロールと係合する窪んだ接触面を有して、マシン方向に
8乃至12インチの幅を有するニップを形成する。
【0006】広幅ニッププレスのシューは、オイル膜上
のシューにおける窪んだ面上を摺動するループ状ブラン
ケット内に配置される。加圧用フェルトの間で支持され
た紙ウエブは、バッキングロールとシューによって支持
されたブランケットとの間を通過させられる。シュー
は、該シューをバッキングロールに向かわせるように付
勢する液圧式アクチュエータに対するベアリングピン上
に取付けられる。広幅ニッププレスにおけるニップのよ
り大きな幅はウエブからプレス用フェルト内へ水を移動
させるより多くの時間を許容する。プレス部においてよ
り大量の水を除去することによって、ウエブ繊維含有は
40乃至45%或はそれ以上まで増大させることができ
る。これはドライヤ部で要求されるドライヤの数と、ウ
エブを乾燥させるべく要求されるエネルギー量とを低減
する。この結果、製紙機械における全体的な経済効率に
関しての相当な増大となる。
【0007】広幅ニッププレスにおいて、シューが単一
ピンで支持されている場合、広幅ニップを通って移動す
るウエブに対する圧力は、そのシューの形状や該シュー
下方のピンの位置によって制御される。
【0008】広幅ニッププレスに関する1つの問題は、
ニップにおける圧力がウエブが該ニップを立ち去ると減
少するので、水がプレス織布からウエブへ逆に移動可能
となって、該ウエブを再度湿潤することである。この問
題を克服するために、マシン方向におけるニップの圧力
プロフィール又は圧力状態が該ニップの後端側又は出口
側へ向かって圧力を増大するように調整されている。こ
の増大された圧力は再湿潤を克服するか或は減少するこ
とができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ある種の特性を有する
圧力プロフィールを達成する様々な方法が開発されてき
ている。支持ピンの配置及びシュー形状は圧力プロフィ
ールを制御可能である。他の技法はシュー下方の2つの
液圧式支持アクチュエータを利用する。これら技法はシ
ュー下方の支持中心を移動することを含む。しばしば望
まれることは、製紙機械が稼働している際に、圧力プロ
フィールの形状と共にシュー及びバッキングロールの間
のローディング又は荷重を調整可能とすることである。
紙ウエブを形成すべく使用される様々な構成は、全ニッ
プ圧力及びニップ圧力プロフィールを変更することを要
求することがあり得る。
【0010】経時的に紙品質を制御することも、ニップ
圧力プロフィールの形状と共に全ニップ圧力を調整する
ことを要求し得る。この操作を実行するための現行技法
は、ニップ圧力プロフィールの形状が変化した際に支持
中心を移動することになる。支持中心を変更すること
は、ニップ圧力プロフィール形状及びニップの全荷重の
2つの変数を独立して制御する能力を制限する可能性が
ある。
【0011】広幅ニッププレスにおいては、ニップの荷
重と圧力プロフィールの形状とを独立して変更できるシ
ュー支持システムが必要である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る広幅ニップ
プレスは、中央液圧式アクチュエータ上に支持されてい
るシューを有する。アクチュエータは、ピンによって形
成される荷重支持線に沿ってシューに係合するピストン
を有する。このピストンはシューを付勢して、バッキン
グロールへ向かわせるようにする。一対の液圧式アクチ
ュエータは、荷重支持線回りの純粋な偶力をニップ圧力
プロフィールに対して付与する。クロスマシン方向にお
いて典型的には線形インチ当たりポンド(pli)で指
定される全ニップ荷重は、シュー下方に位置決めされた
液圧式アクチュエータによって供給される。このアクチ
ュエータはシュー支持ベアリングピンと係合している。
このピンはシュー下方でクロスマシン方向に延在する。
典型的な広幅ニップ荷重は1,200乃至8,500p
liである。一対の液圧式アクチュエータは、前端液圧
式アクチュエータ及び後端液圧式アクチュエータを含
む。前端液圧式アクチュエータは荷重支持線の前方に位
置決めされてシューを押し下げている。後端液圧式アク
チュエータは荷重支持線の後方に位置決めされてシュー
を押し上げている。前端液圧式アクチュエータ及び後端
液圧式アクチュエータは荷重支持線から同等に離間され
ている。前端及び後端液圧式アクチュエータの各々は同
等面積の移動面を有して、同一の液圧リザーバに接続さ
れている。こうして、液圧式アクチュエータは相互に正
確に平衡されて、荷重支持線回りに純粋なトルクを供給
している。
【0013】線形インチ当たりのポンドでの全ニップ荷
重は、支持ピン下方の中央液圧式アクチュエータによっ
て制御される一方で、圧力プロフィールの形状は、該圧
力プロフィール形状を制御するがその大きさは制御しな
い偶力を供給する前端及び後端液圧式アクチュエータに
よって制御される。
【0014】典型的なニップローディングが6,000
ポンド/線形インチの場合、6,000インチ−ポンド
の全偶力が付与され得る。これは、荷重支持線の前方5
インチ隔てられた所に600ポンドの下方へ方向付けら
れた荷重を付与する前端液圧式アクチュエータによって
達成可能である。そして後端液圧式アクチュエータは、
荷重支持線の後方5インチ隔てられた所に600ポンド
の上方へ方向付けられた荷重を付与する。
【0015】本発明の目的は、全ニップ荷重及びニップ
圧力プロフィールが独立して制御されるように為す広幅
ニッププレスを提供することである。
【0016】本発明の更なる目的は、シューを支持する
線が移動しないような広幅ニッププレスを提供すること
である。
【0017】本発明の更なる目的は、プレスを通過する
ウエブからより大量の水分を除去できる広幅ニッププレ
スを提供することである。
【0018】本発明の更なる目的は、広幅ニッププレス
における圧力プロフィールを制御する方法を提供するこ
とである。
【0019】本発明の更なる目的、特徴、並びに長所等
は、添付図面と関連させての以下の詳細な説明から明か
となるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】同様符号は同様パーツを示してい
る図1乃至図4でより詳細に参照されるように、広幅ニ
ッププレス20が図4に示されている。このプレス20
はブランケット24内部に取付けられた窪んだシュー2
2を用いている。このシューは、シュー支持システム2
8によってバッキングロール26へ向かうように付勢さ
れている。上方プレス織布及び下方プレス織布27の間
に保持された紙ウエブ48は、ブランケット24及びバ
ッキングロール26の間に引き入れられる。
【0021】図1に最もよく示されているシュー支持シ
ステム28は、シュー22を支持するクロスマシン方向
のベアリングピン32に係合するピストン30を具備す
る中央支持液圧式アクチュエータ29を有する。この中
央液圧式アクチュエータ29は、ブランケット24用の
ガイド33をも支持するクロスマシン方向のビーム58
上に支持されている。
【0022】中央ピストン30によるシュー支持システ
ム28は、バッキングロール26及びシュー22の間に
形成されたニップ34に圧力を供給する。クロスマシン
方向における線形インチ当たりのポンドで測定した場合
の全ニップ圧力は、1,200乃至8,500pliで
ある。この圧力はシュー22及びバッキングロール26
の間に形成されたニップ34の幅に沿ったマシン方向に
分配される。ニップ34における圧力はウエブ48から
プレス織布25,27内へ水を押出す。図1は、ピスト
ン30がシュー22に対して付与している全荷重を表わ
しているニップ荷重プロフィール36を示し、該シュー
22は図2に示されるようにバッキングロール26によ
って反作用を受けている。静的分析によって要求される
ように、ニップに対して垂直な力の合計は付与される荷
重と同等である。
【0023】もし全ての力が中央ピストン30によって
ベアリングピン32を介して付与されるのであれば、ピ
ン32回りのモーメントはゼロにならなければならな
い。平衡化させるべきモーメントに対して、各種の力は
ピン32を通過する垂直平面38を中心として平衡化さ
せなければならない。これは、圧力プロフィール36の
重心39がベアリングピン32の中心上方に位置しなけ
ればならないと云うことと同一である。
【0024】もし平衡化された力の偶力が用いられてピ
ン32の中央回りにトルクを付与すれば、全荷重そして
それ故にニッププロフィール曲線40下の全面積は同一
に維持される。しかしながら、重心42はそのトルクに
平衡化する距離だけ変位させられる。
【0025】図1に示されるように、前端液圧式アクチ
ュエータ44及び後端液圧式アクチュエータ46はベア
リングピン32の中心回りに純トルクを付与すべく配列
されている。前端アクチュエータ44は、アクチュエー
タシリンダ43内を移動するピストン41を有する。後
端アクチュエータ46は、アクチュエータシリンダ45
内を移動するピストン49を有する。図4に示されるよ
うに、紙ウエブ48は、左へ向かう上流方向と右へ向か
う下流方向とを限定する左から右へ移動する。前端液圧
式アクチュエータ44は後端液圧式アクチュエータ46
に対して、これら液圧式アクチュエータ44,46をベ
アリングピン32から且つ該ベアリングピンの両側に同
等距離隔てて配置することによって平衡化させている。
アクチュエータ44,46によって付与される力は、こ
れら液圧式アクチュエータのピストン41,49の移動
面積50,52を同一面積とするように寸法付けするこ
と、そして各液圧式アクチュエータの各シリンダ43,
45を同一の液圧リザーバ54及びポンプ(不図示)に
接続することによって都合よく同一とすることが可能で
ある。液圧式アクチュエータの技術ではよく知られてい
るように、もし2つの液圧式アクチュエータに対する液
圧が同一であれば、全作動力は液圧ピストンの面積、又
は、より詳細には、作動力を発生しているアクチュエー
タの移動パーツの運動方向に垂直な面積に依存する。
【0026】もし液圧式アクチュエータ44,46が図
1に示されているようなものであれば、前端液圧シリン
ダ43は後端液圧シリンダ45よりも大きな径を有する
が、それはピストンロッド47の面積を、液圧流体が作
用し得るピストンの全面積から差し引く必要があるから
である。
【0027】前端液圧式アクチュエータ44は、該アク
チュエータ44を支持ビーム58に取付けているベアリ
ングピン又は自在マウント56を有する。アクチュエー
タピストンロッド47も同様に、マウント59によって
シュー22に取付けられている。後端液圧式アクチュエ
ータ46も、該アクチュエータ46を支持ビーム58上
に取付ける旋回自在マウント60を有すると共に、当該
後端アクチュエータ46及びシュー22の間の旋回自在
マウントを提供するシューマウント62を有する。こう
して取付けられたシュー22は、前端及び後端液圧式ア
クチュエータ44,46によって提供される偶力又はト
ルクに応じてベアリングピン32回りに旋回自在であ
る。
【0028】図1に示される圧力プロフィール40は、
ウエブ48がニップ34を通って移動するに従って圧力
に関しての安定した増大を提供し、それに、シュー22
の後端縁エッジ64での圧力に関する急激な降下が追従
される。この圧力プロフィールは、広幅ニッププレスの
性能を全般的に改善するものとして知られている。即
ち、ウエブからの水除去量を改善すると共に、プレス織
布からの再湿潤の量を減少している。この圧力プロフィ
ールは、織布の破砕或は抜けを生ずることなしに、ニッ
プ内における圧力に関しての比較的漸進的な増大を提供
する。ウエブと直に係合する加熱バッキングロールが使
用される場合も、この圧力プロフィールは剥離を防止す
ることに関して、そしてウエブの特性改善に関して重要
である。
【0029】ニップ圧力プロフィールを制御する幾つか
の先行技術に係る方法では、ベアリングピン32の位置
を変更するか、或はシューの形状を調整する必要があっ
た。これら操作は、マシンが主要メンテナンスのために
停止している間だけに実行可能であった。広幅ニッププ
レスが作動中にニッププロフィールを調整する他のアプ
ローチは、全ニップ圧力及びニップ圧力プロフィールを
独立して制御する能力が相変わらず欠如している。
【0030】製紙プロセスにおける発展の歩みは、形成
される紙の品質を管理し、リアルタイム或は略リアルタ
イムでウエブ特性を制御すべく製紙機械の様々なパラメ
ータを調整する方向へ移行している。制御アルゴリズム
及び法則は、紙形成変数が独立して変更可能であれば理
解及び設計がより容易である。
【0031】また、科学が製紙プロセスに対して主要な
貢献を為している一方で、製紙プロセスは依然として1
つの技巧と考えられる。これが明らかな理由として、ニ
ップ圧力プロフィール等の製紙プロセスの個別のパラメ
ータは異なる構成及び紙等級に対して変更する必要性が
ある一方で、紙ウエブが測定されたウエブ品質に応じて
ニップ圧力プロフィールに対する連続的な調整からの恩
恵を受けても形成されるからである。製紙プロセスの構
成及び他のパラメータをできる限り略不変のままに維持
させるものの、以上のような調整の必要性があり得る。
よって、全ニップ圧力及びニップ圧力プロフィールの独
立した制御は、製紙プロセスのより良好な制御の期待を
帯びている。
【0032】代替実施形態に係るシュー支持システム1
28が図2及び図3に示されている。このシステムにお
いて、トルクはシュー122に溶接或は固定されたベア
リングピン132に直に付与されている。このトルクで
圧力プロフィール136が圧力プロフィール140へ変
化させられることになり、圧力が前端エッジ141から
圧力最大143まで安定して増大し、その後に圧力が後
端エッジ146へ向かって急峻に、かつ、急激に降下す
る有益な形状となる。
【0033】ベアリングピン132は、ピストン131
を有する液圧式アクチュエータ130によって支持さ
れ、該ピストンがピン132を担持している。全ニップ
圧力は曲線136下方の面積によって画成されるような
ものであり且つ液圧式アクチュエータ130によって供
給される。ピン132に対して付与されたトルクは、ニ
ップ圧力プロフィール136の重心を右側へ又はシュー
の下流側へシフトさせ、図2に示される圧力プロフィー
ル132を作り出す。図3は、ベアリングピン132を
シュー122の下方から引出して矢印145に指示され
るような曲げ力を担持ロッド132に対して付与するこ
とによって、ベアリングピン132に対してどのように
してアクセスするかを示している。図3は、どのように
して、トルクがベアリングピン132に対して付与され
て、該ベアリングピンを介してシュー122に伝わるか
を明確にしている。機械的な技術の分野における当業者
に明らかなように、もし単一ピストンが用いられて連続
的なシューを支持するのであれば、トルクが付与される
アーム147はピストン131内に含めることができ
る。他方、もし多数のピストンがシュー下方に位置決め
されるのであれば、トルク付与アームはそれらピストン
の間に位置決めすることができる。
【0034】本発明はここで図示され且つ説明された各
種パーツの特殊な構造及び構成に限定されることはない
が、そうした変更された形態をも特許請求の範囲内に包
含されることは理解されるであろう。
【0035】
【発明の効果】以上本願の発明によれば、広幅ニッププ
レスにおいて、適切な圧力プロフィールを得ることによ
り、ウエブがニップを去るときに水分がウエブへ逆流し
て該ウエブを再度湿潤することを防止し、これにより脱
水、加圧、乾燥と続く水分除去工程中における加圧工程
での水分除去割合を高め、後続の乾燥工程におけるウエ
ブ乾燥用のドライヤの設置数量の減少、及びウエブを乾
燥させるべく要求されるエネルギー量の低減を図り、以
て製紙機械における全体的な経済効率の向上に大幅に寄
与することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る広幅ニッププレスにおけるシュー
支持システムの概略断面図。
【図2】代替実施形態に係る広幅ニップシュー支持シス
テムの概略断面図。
【図3】図2に示されるシュー支持システムの概略斜視
図。
【図4】図1に示されるニップ・シュー支持システムを
採用している広幅ニッププレスの概略断面図。
【符号の説明】
20 広幅ニッププレス 22,122 シュー 24 ブランケット 26 バッキングロール 25,27 プレス織布 28,128 シュー支持システム 29,130 中央液圧式アクチュエータ 30,41,49,131 ピストン 32,132 ベアリングピン 33 ガイド 34 ニップ 36,40,136,143 ニップ荷重プロフィール 44 前端液圧式アクチュエータ 46 後端液圧式アクチュエータ 48 ウエブ 54 液圧リザーバ 58 ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−81893(JP,A) 特開 平2−19588(JP,A) 特公 平7−122230(JP,B2) 特表 平4−502351(JP,A) 米国特許4713147(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21F 3/00 - 3/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製紙機械に使用される広幅ニッププレス
    であって、 紙のウエブを支持し且つ案内するバッキングロールであ
    り、クロスマシン方向に延在すると共に回転自在に取付
    けられているバッキングロールと、 クロスマシン方向に延在するシューであり、ループ状
    ランケット内に配置されると共にクロスマシン方向に延
    在するビーム上に支持されており、前記バッキングロー
    ルと対向すると共にマシン方向に延在する表面を有
    て、略マシン方向幅に沿って前記バッキングロールと係
    合するシューと、 前記ブランケット及びバッキングロールの間に位置決め
    されてその間の紙ウエブに係合するプレス織布であり、
    当該プレス織布が前記シュー及び前記バッキングロール
    の間に形成されたニップを通るように移動し、当該プレ
    ス織布の運動方向がマシン上流方向及びマシン下流方向
    を画成して、当該プレス織布が前記ニップを通って前記
    マシン上流方向から前記マシン下流方向へ移動するよう
    に為すことから成るプレス織布と、 前記ビーム及び前記シューの間に位置決めされて、前記
    シューを前記バッキングロールへ向けて付勢する第1液
    圧式アクチュエータと、 前記第1液圧式アクチュエータ及び前記シューの間に位
    置決めされたクロスマシン方向のベアリングピンと、 前記第1液圧式アクチュエータからマシン上流方向の選
    択された距離の所に位置決めされると共に、前記支持ビ
    ーム及び前記シューの間に位置決めされた第2液圧式ア
    クチュエータと、 前記第1液圧式アクチュエータからマシン下流方向の
    選択された距離相当の所に位置決めされると共に、前
    記支持ビーム及び前記シューの間に位置決めされた第3
    液圧式アクチュエータであり、前記第2液圧式アクチュエータ及び前記第3液圧式アク
    チュエータが、高圧液圧流体が作用する移動面を有し、
    これら移動面の面積が同等であるので、前記第2液圧式
    アクチュエータ及び前記第3液圧式アクチュエータによ
    って生成され力が同等となり、前記第2液圧式アクチ
    ュエータが液圧リザーバと液圧受容関係にあり且つ前記
    第3液圧式アクチュエータが前記液圧リザーバと液圧受
    容関係に して、 前記第2液圧式アクチュエータが前記シューを前記ビー
    ムへ向かわせるように前記シューに力を付与するように
    作用し、前記第3液圧式アクチュエータが前記シューを
    前記バッキングロールへ向かわせるように前記シューに
    力を付与するように作用して、前記第2液圧式アクチュ
    エータによって付与される力が、前記第3液圧式アクチ
    ュエータによって付与される力と同一の大きさであるが
    反対方向であることから成る第3液圧式アクチュエータ
    と、 を備える広幅ニッププレス装置。
  2. 【請求項2】 製紙機械に使用される広幅ニッププレス
    であって、 紙のウエブを支持し且つ案内するバッキングロールであ
    り、クロスマシン方向に延在すると共に回転自在に取付
    けられているバッキングロールと、 クロスマシン方向に延在するシューであり、ループ状
    ランケット内に配置されると共にクロスマシン方向に延
    在するビーム上に支持されており、前記バッキングロー
    ルを伴ってニップを形成するように位置決めされ、マシ
    ン方向に延在する窪んだ面を有するシューと、 前記ブランケット及びバッキングロールの間に位置決め
    されてその間の紙ウエブに係合するプレス織布と、 前記ビーム及び前記シューの間に位置決めされて、前記
    シューを前記バッキングロールへ向けて付勢する第1液
    圧式アクチュエータと、 前記シューをその上に担持するクロスマシン方向ピンで
    り、前第1液圧式アクチュエータ及び前記シューの
    間に位置決めされたピンと、前記第1液圧式アクチュエータからマシン上流方向の第
    1距離の所に位置決めされると共に、前記支持ビーム及
    び前記シューの間に位置決めされた第2液圧式アクチュ
    エータと、 前記第1液圧式アクチュエータからマシン下流方向の前
    記第1距離相当の所に位置決めされた第3液圧式アクチ
    ュエータであり、前記ピンが前記第2液圧式アクチュエ
    ータ及び当該第3液圧式アクチュエータの間にあり且つ
    それらから同等距離隔てられており、当該第3液圧式ア
    クチュエータが前記支持ビーム及び前記シューの間に位
    置決めされており、前記第2液圧式アクチュエータは、
    前記シュ ーの上流側が回動して前記ビームへ向かうよう
    に前記シューに力を付与するように作用し、当該第3液
    圧式アクチュエータは、前記シューの下流側が回動して
    前記バッキングロールへ向かうように前記シューに力を
    付与するように作用し、そして、前記第2液圧式アクチ
    ュエータによって付与される前記力が、当該第3液圧式
    アクチュエータによって付与される前記力と同一の大き
    さであるが、反対方向であることから成る第3液圧式ア
    クチュエータと、 を含む、広幅ニッププレス装置。
  3. 【請求項3】 バッキングロール及びシューの間に形成
    されるマシン方向における広幅ニップ圧力プロフィール
    を制御すると共に、前記圧力プロフィールの形状を独立
    して制御する方法であって、 シュー及び支持液圧式アクチュエータの間に位置決めさ
    れた単一支持ピンに対して荷重を付与して、前記シュー
    が前記ピンによって形成される担持線だけに沿ってバッ
    キングロールへ向かわせるように付勢される段階と、 同時に、前記担持線からマシン上流方向の第1距離の所
    に位置決めされると共に、前記支持ビーム及び前記シュ
    ーの間に位置決めされた第2液圧式アクチュエータを起
    動して前記シューが回動してバッキングロールから離れ
    るように第1の大きさの力を付与する段階と、前記担持
    線からマシン方向の前記第1距離相当の所に位置決めさ
    れた第3液圧式アクチュエータを起動して前記担持線が
    前記第2液圧式アクチュエータ及び前記第3液圧式アク
    チュエータの間であり且つそれらから同等距離隔てら
    れ、そして前記第1の大きさの力と同じ力を前記シュー
    に対して付与することから成る段階とにより、前記担持
    線回りにトルクを付与して、前記シューが前記担持線回
    りに回転するように付勢させられ、これらトルク及び液
    圧荷重の組合わせが前記シュー及び前記バッキングロー
    ルの間の圧力分布形状を制御する段階と、 の諸段階を含む広幅ニッププレス装置の圧力プロフィー
    ル制御方法。
  4. 【請求項4】 製紙機械用の広幅ニッププレスであっ
    て、 紙のウエブを支持すると共に案内するバッキングロール
    であり、クロスマシン方向に延在すると共に回転自在に
    取付けられているバッキングロールと、 前記バッキングロールから離間されたビームと、 クロスマシン方向に延在すると共に前記バッキングロー
    ルに向かって開く窪んだシューであり、広幅ニップが当
    該シュー及び前記バッキングロールの間に画成されるこ
    とから成る窪んだシューと、 前記シューを取囲むと共に前記ニップを通るように延在
    しているブランケットと、 前記クロスマシン方向に延在すると共に前記広幅ニップ
    シューに沿って延在するベアリングピンと、 前記ビーム及び前記ベアリングピンの間に延在すると共
    に、前記シューを前記バッキングロールへ向かわせるよ
    うに付勢する第1液圧式アクチュエータと、 前記広幅ニップを通るように延在するプレス織布であ
    り、当該プレス織布及び前記ブランケットの間の紙ウエ
    ブを受容するプレス織布と、 前記ピンからマシン上流方向の第1距離の所に位置決め
    されると共に、前記支持ビーム及び前記シューの間に延
    在する第2液圧式アクチュエータと、 前記ピンからマシン下流方向へ前記第1距離の所に位置
    決めされると共に、前記ビーム及び前記シューの間に延
    在する第3液圧式アクチュエータであり、前記第2液圧
    式アクチュエータが、前記ビームに向かわせるように前
    記シューに対して第1の大きさの力を付与するように作
    用し、当該第3液圧式アクチュエータが、前記シューを
    前記バッキングロールへ向かわせるように反対側から
    記シューに対して前記第1の大きさの力に相当する力
    付与するように作用することから成る第3液圧式アクチ
    ュエータと、 を備える広幅ニッププレス装置。
JP10221420A 1997-08-08 1998-08-05 広幅ニッププレス装置及びその圧力プロフィール制御方法 Expired - Fee Related JP3030627B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/908,853 US5897747A (en) 1997-08-08 1997-08-08 Machine direction profiling of extended nip press shoe
US08/908853 1997-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11107183A JPH11107183A (ja) 1999-04-20
JP3030627B2 true JP3030627B2 (ja) 2000-04-10

Family

ID=25426327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10221420A Expired - Fee Related JP3030627B2 (ja) 1997-08-08 1998-08-05 広幅ニッププレス装置及びその圧力プロフィール制御方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5897747A (ja)
EP (1) EP0896088B1 (ja)
JP (1) JP3030627B2 (ja)
CA (1) CA2242662C (ja)
DE (1) DE69812499T2 (ja)
ES (1) ES2193498T3 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI108801B (fi) 2000-08-24 2002-03-28 Metso Paper Inc Menetelmä yhden tai useamman kuituradan pinnan laatusuureen säätämiseksi kenkäkalanterissa
DE10227979C5 (de) * 2002-06-22 2013-07-25 Voith Patent Gmbh Breitnipvorrichtung und Verfahren zum Satinieren einer Materialbahn
CN100392180C (zh) * 2006-04-13 2008-06-04 华南理工大学 用于靴形压榨装置的靴压板
DE102010039708A1 (de) * 2010-08-24 2012-03-01 Voith Patent Gmbh Schuhpresswalze für eine Langspaltpresseinrichtung
SE538098C2 (sv) * 2013-11-14 2016-03-01 Valmet Aktiebolag En långnypsvals med ett stödelement för behandling av en fiberbana
EP3913134A1 (en) * 2020-05-20 2021-11-24 Valmet Technologies Oy Sleeve roll

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US30268A (en) * 1860-10-02 Pierre d
US3293121A (en) * 1963-10-09 1966-12-20 Black Clawson Co Pneumatically pressurized paper wet press assembly
CH563867A5 (ja) * 1973-03-01 1975-07-15 Escher Wyss Gmbh
CH607783A5 (ja) * 1976-06-23 1978-10-31 Escher Wyss Ag
US4287021A (en) * 1979-08-27 1981-09-01 Beloit Corporation Extended nip press
DE2942002C2 (de) * 1979-10-17 1982-06-16 Kleinewefers Gmbh, 4150 Krefeld Druckbehandlungswalze
DE3102526C2 (de) * 1981-01-27 1985-05-23 J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim Preßeinrichtung zum Entwässern von Bahnen, insbesondere Papierbahnen
US4427492A (en) * 1981-05-26 1984-01-24 Beloit Corporation Extended nip shoe for a nip in a papermaking machine
US4425190A (en) * 1981-05-26 1984-01-10 Beloit Corporation Extended nip shoe for a nip in a papermaking machine
US4428797A (en) * 1981-05-26 1984-01-31 Beloit Corporation Extended nip shoe for a nip in a papermaking machine
FI71979B (fi) * 1981-06-24 1986-11-28 Escher Wyss Ag Pressvals
FI65103C (fi) * 1982-05-05 1984-03-12 Tampella Oy Ab Laongzonspress foer en pappersmaskin
FI70952C (fi) * 1982-10-14 1986-10-27 Valmet Oy Anordning med laong presszon vid pressbehandling av fiberbana
DD218918A1 (de) * 1982-12-14 1985-02-20 Freiberg Papier Maschwerke Vorrichtung zum anpressen eines umlaufenden bandes
FI71369C (fi) * 1983-03-23 1986-12-19 Valmet Oy Laongnyppress foer pappersmaskin
DE3503819A1 (de) * 1984-12-21 1986-06-26 Sulzer-Escher Wyss GmbH, 7980 Ravensburg Hydraulischer pressschuh sowie dessen verwendung und betrieb
US4673461A (en) * 1985-11-25 1987-06-16 Beloit Corporation Enclosed shoe press with flexible end connections for its annular belt
SE461171C (sv) * 1988-05-25 1992-08-17 Valmet Paper Machinery Inc Press med laangt nyp foer pappers- eller kartongmaskiner
SE461154B (sv) * 1988-05-25 1990-01-15 Valmet Paper Machinery Inc Press med laangt nyp foer pappers- eller kartongmaskiner
US4973384A (en) * 1989-06-23 1990-11-27 Beloit Corporation Heated extended nip press apparatus
US5047122A (en) * 1989-06-23 1991-09-10 Beloit Corporation Method for heated extended nip pressing
FI91789C (fi) * 1989-12-21 1994-08-10 Tampella Oy Ab Paperikoneen pitkävyöhykepuristin
US5167768A (en) * 1991-11-07 1992-12-01 Beloit Corporation Wide nip web press and method using a press shoe with two pivots
US5441604A (en) * 1994-02-17 1995-08-15 Beloit Technologies, Inc. Extended nip press apparatus
DE4423694C2 (de) * 1994-07-06 2000-03-16 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Langspaltpresse
DE4425915A1 (de) * 1994-07-21 1996-02-01 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Langspalt-Presse
DE19514142C1 (de) * 1995-04-15 1996-07-11 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Preßvorrichtung für eine Papiermaschine
US5650048A (en) * 1996-01-31 1997-07-22 Beloit Technologies, Inc. Extended nip press with hydraulic pressure equalizer valve
DE19631638A1 (de) * 1996-08-05 1998-02-12 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Pressenanordnung
DE19714939A1 (de) * 1997-04-10 1998-10-15 Voith Sulzer Papiermasch Gmbh Schuhpreßeinheit

Also Published As

Publication number Publication date
EP0896088A2 (en) 1999-02-10
US5897747A (en) 1999-04-27
CA2242662C (en) 2004-04-06
DE69812499T2 (de) 2004-01-15
JPH11107183A (ja) 1999-04-20
DE69812499D1 (de) 2003-04-30
CA2242662A1 (en) 1999-02-08
ES2193498T3 (es) 2003-11-01
EP0896088B1 (en) 2003-03-26
EP0896088A3 (en) 1999-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5167768A (en) Wide nip web press and method using a press shoe with two pivots
KR101020163B1 (ko) 처리장치와 코팅 또는 미코팅 섬유웨브를 처리하기 위한 장치를 작동하는 방법
EP0973972B1 (en) Calendering method and a calender that makes use of the method
WO2000017446A1 (en) Method and apparatus for finishing paperboard to achieve improved smoothness and bulk
US4089738A (en) Method and apparatus for influencing the characteristics of the surface of a paper product
JP3030627B2 (ja) 広幅ニッププレス装置及びその圧力プロフィール制御方法
CA2113673C (en) Applying pressure on the web at the wire end of a paper machine
US4945654A (en) Application of superheated steam
US3254593A (en) Gloss calender drive system and method
JP3225314B2 (ja) グロスカレンダー
US4080890A (en) Variable nip minimum wrap calender
EP0424368A1 (en) On-machine calender for a paper machine and a method for finishing a paper web
US6860030B1 (en) Control system for gap measuring
JP2900315B2 (ja) 製紙機械用プレス装置
JPS5966594A (ja) 広幅ニツププレス
US5980693A (en) Extended nip press apparatus
US6926805B2 (en) Method for pressing paper web and a calender or a press device with a movable shoe element
WO2004079090A1 (en) Method and device for pressing a paper web
WO2006000630A1 (en) Method and arrangement for cooling a fibrous web
US6027613A (en) Suction device with release mechanism for a fabric web section of a paper machine
CA1042694A (en) Apparatus in a paper machine for improving the smoothness and gloss of the paper or cardboard surface
FI98081C (fi) Kalenteri
JPH1181182A (ja) ウエブのカレンダー装置及び方法
JP2000119985A (ja) 抄紙機のシュープレス装置
NAGANO et al. Mitsubishi MJ Series Paper Machine Achieves the World's Highest-Level Performance

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees