JP2009522455A - 光沢又は艶消し表面繊維紙匹を製造するためのカレンダリング方法及びマルチロールカレンダ - Google Patents
光沢又は艶消し表面繊維紙匹を製造するためのカレンダリング方法及びマルチロールカレンダ Download PDFInfo
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Abstract
Description
Claims (29)
- 1つ又はそれよりも多くのロール積重ねを有するマルチロールカレンダ内で、紙又は厚紙のような、光沢及び/又は艶消し表面繊維紙匹をカレンダ加工するための方法であり、前記マルチロールカレンダは、少なくとも6個のカレンダリングニップを含み、カレンダ加工されるべき前記紙匹は、それらの少なくとも一部を通じて通される方法であって、
前記マルチロールカレンダは、
− 光沢繊維紙匹等級が製造されるとき、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、艶消し表面サーモロールによる処理においてカレンダ加工され、次に、光沢サーモロールによる処理においてカレンダ加工されるよう、前記紙匹の走行経路が配置され、
− 艶消し等級が同一のマルチロールカレンダを用いて製造されるとき、前記紙匹の前記走行経路は、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、光沢サーモロールによる処理においてカレンダ加工され、次に、熱い艶消し表面サーモロールによる処理においてカレンダ加工されるよう配置されることを特徴とする、
方法。 - 前記マルチロールカレンダは、
− 光沢繊維紙匹が製造されるとき、前記紙匹の前記走行経路は、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記艶消し表面サーモロールによる処理中に二度カレンダ加工され、次に、前記光沢サーモロールによる処理中に二度カレンダ加工され、
− 艶消し等級が同一のマルチロールカレンダを用いて製造されるとき、前記紙匹の前記走行経路は、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記光沢サーモロールによる処理中に二度カレンダ加工され、次に、前記熱い艶消し表面サーモロールによる処理中に二度カレンダ加工されることを特徴とする、
請求項1に記載の方法。 - 前記ロール積重ね内で、前記艶消し表面サーモロールは、上方サーモロール及び逆転ニップから次のサーモロールとして使用されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- セラミックカバーで艶消し被覆されるサーモロールが、前記艶消し表面サーモロールとして使用されることを特徴とする、請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 艶消し等級が製造されるとき、前記光沢サーモロールは非加熱であり得ることを特徴とする、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 前記マルチロールカレンダの前記ロール積重ね内で光沢等級をカレンダ加工するために、紙匹は、好ましくは、ポリマ表面頂部ロール、前記艶消し表面上部サーモロール、ポリマ表面中間ロール、光沢表面サーモロール、ポリマ表面中間ロール、ポリマ表面中間ロール、前記艶消し表面サーモロール、ポリマ表面中間ロール、前記光沢表面下方サーモロール、及び、ポリマ表面底部ロールを介して、カレンダリングロール対として連続的に述べられた2つのロールによって形成されるニップを通じて任意の所与のときに、連続的に通されることを特徴とする、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 前記マルチロールカレンダの前記ロール積重ね内で艶消し等級をカレンダ加工するために、紙匹は、好ましくは、前記ポリマ表面底部ロール、前記光沢表面下方サーモロール、前記ポリマ表面中間ロール、前記艶消し表面サーモロール、前記ポリマ表面中間ロール前記ポリマ表面中間ロール、前記光沢表面サーモロール、前記ポリマ表面中間ロール、前記艶消し表面上方サーモロール、及び、ポリマ表面頂部ロールを介して、カレンダリングロール対として連続的に述べられた2つのロールによって形成される前記ニップを通じて任意の所与のときに、連続的に通されることを特徴とする、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 前記マルチロールカレンダの前記ロール積重ね内で艶消し等級をカレンダ加工するために、紙匹は、好ましくは、2つのポリマ表面中間ロールによって、それらの間に形成される中間ニップを通じて、前記ロール積重ねに通され、さらに、前記ポリマ表面中間ロール、前記光沢表面サーモロール、前記ポリマ表面中間ロール、前記艶消し表面上方サーモロールを介して、カレンダリングロール対として連続的に述べられた2つのロールによって形成される前記ニップを通じて任意の所与のときに、連続的に通され、さらに、ポリマ表面底部ロール、光沢表面下方サーモロール、ポリマ表面中間ロール、艶消し表面サーモロール、及び、ポリマ表面中間ロールを介して、カレンダリングロール対として連続的に述べられた2つのロールによって形成される前記ニップを通じて任意の所与のときに、連続的に通されることを特徴とする、請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 光沢等級から艶消し等級への前記繊維紙匹の等級変化は、紙匹の新しいスレッディングを用いて実施されることを特徴とする、請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 光沢等級から艶消し等級への前記繊維資質の等級変化は、光沢等級をカレンダ加工するときと異なる方向に前記カレンダリングロールを回転することによって実施されることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
- 1つ又はそれよりも多くのロール積重ねを有するマルチロールカレンダ内で、紙又は厚紙のような、光沢及び/又は艶消し表面繊維紙匹をカレンダ加工するための方法であり、前記マルチロールカレンダは、少なくとも6個のカレンダリングニップを含み、カレンダ加工されるべき前記紙匹は、それらの少なくとも一部を通じて通される方法であって、
前記マルチロールカレンダは、
− 光沢繊維紙匹等級が製造されるとき、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、艶消し表面サーモロールによる処理においてカレンダ加工され、次に、光沢サーモロールによる処理においてカレンダ加工されるよう、前記紙匹の走行経路が配置され、
− 艶消し等級が同一のマルチロールカレンダによって製造されるとき、前記紙匹の前記走行経路は、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記熱い艶消し表面サーモロールによる前記処理においてカレンダ加工されることを特徴とする、
方法。 - 前記マルチロールカレンダにおいて、
− 光沢繊維紙匹等級が製造されるとき、前記紙匹の前記走行経路は、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記艶消し表面サーモロールによる前記処理において二度カレンダ加工され、次に、前記光沢サーモロールによる前記処理において二度カレンダ加工されるよう配置され、
− 艶消し等級が同一の前記マルチロールカレンダを用いて製造されるとき、前記紙匹の前記走行経路は、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記熱い艶消し表面サーモロールによる前記処理において二度カレンダ加工されるよう配置されることを特徴とする、
請求項11に記載の方法。 - 前記ロール積重ね内で、前記艶消し表面サーモロールは、上方サーモロール及び逆転ニップから次のサーモロールとして使用されることを特徴とする、請求項11又は12に記載の方法。
- セラミックカバーで艶消し被覆されたサーモロールが、前記艶消し表面サーモロールとして使用されることを特徴とする、請求項11乃至13のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 前記マルチロールカレンダの前記ロール積重ね内で光沢等級をカレンダ加工するために、前記紙匹は、好ましくは、ポリマ表面頂部ロール、前記艶消し表面上方サーモロール、ポリマ表面中間ロール、前記光沢表面サーモロール、ポリマ表面中間ロール、ポリマ表面中間ロール、前記艶消し表面サーモロール、ポリマ表面中間ロール、前記光沢表面サーモロール、及び、ポリマ表面底部ロールを介して、カレンダリングロール対として連続的に述べられた2つのロールによって形成される前記ニップを通じて任意の所与のときに、連続的に通されることを特徴とする、請求項11乃至14のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 前記マルチロールカレンダの前記ロール積重ね内で艶消し等級をカレンダ加工するために、前記紙匹は、好ましくは、前記ポリマ表面頂部ロール、前記艶消し表面上方サーモロール、及び、前記ポリマ表面中間ロールを介して、カレンダリングロール対として連続的に述べられた2つのロールによって形成される前記ニップを通じて、任意の所与のときに、連続的に通され、さらに、2つのポリマ表面中間ロールによって形成される中間ニップを介して前記ロール積重ねに通され、さらに、カレンダリングロール対として連続的に述べられた2つのロールによって形成される前記ニップを通じて任意の所与のときに、前記ポリマ表面中間ロール、前記ポリマ表面中間ロール、前記艶消し表面サーモロール、及び、前記ポリマ表面中間ロールを介して連続的に通されることを特徴とする、請求項11乃至14のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 光沢等級から艶消し等級への等級変化が、前記紙匹の新しいスレッディングによって実施されることを特徴とする、請求項11乃至16のうちのいずれか1項に記載の方法。
- カレンダリングの間、前記マルチロールカレンダの前記ニップの全てが閉塞されることを特徴とする、請求項11乃至17のうちのいずれか1項に記載の方法。
- カレンダリングの間、前記マルチロールカレンダの一部が開放されることを特徴とする、請求項11乃至17のうちのいずれか1項に記載の方法。
- 1つ又はそれよりも多くのロール積重ねを有する、紙又は厚紙のような、光沢又は艶消し表面繊維紙匹をカレンダ加工するためのマルチロールカレンダであり、当該マルチロールカレンダは、少なくとも6つのカレンダリングニップを含み、カレンダ加工されるべき前記紙匹は、それらの少なくとも一部を介して通される、マルチロールカレンダであって、
当該マルチロールカレンダは、
− カレンダリングの間、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、艶消し表面サーモロールによる処理に晒され、次に、光沢サーモロールによる処理に晒されるよう、光沢繊維紙匹等級を製造するための紙匹走行経路構成をもたらし、
− カレンダリングの間、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記光沢サーモロールによる処理に晒され、次に、前記熱い艶消し表面サーモロールによる処理に晒されるよう、或いは、
− カレンダリングの間、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記熱い艶消し表面サーモロールによる処理に晒されるよう、
− 選択的に、前記同一のマルチロールカレンダを用いて艶消し等級を製造するための紙匹走行経路構成とをもたらすことを特徴とする、
マルチロールカレンダ。 - 前記マルチロールカレンダは、
− カレンダリングの間、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記艶消し表面サーモロールによる前記処理に二度晒され、次に、前記光沢サーモロールによる前記処理に二度晒されるよう、光沢繊維紙匹等級を製造するための紙匹走行経路構成をもたらし、
− カレンダリングの間、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記光沢サーモロールによる前記処理に晒され、次に、前記熱い艶消し表面サーモロールによる前記処理にさらされるよう、或いは、
− カレンダリングの間、前記紙匹の上方側及び下方側の両方が、前記熱い艶消し表面サーモロールによる前記処理に晒されるよう、
− 選択的に、前記同一のマルチロールカレンダを用いて艶消し等級を製造するための紙匹走行経路構成をもたらすことを特徴とする、
請求項20に記載のマルチロールカレンダ。 - 前記ロール積重ねにおいて、上方サーモロール及び逆転ニップから次のサーモロールが、前記艶消し表面サーモロールであることを特徴とする、請求項20又は21に記載のマルチロールカレンダ。
- 前記艶消し表面サーモロールは、セラミックカバーで艶消し被覆されたサーモロールであることを特徴とする、請求項20乃至22のうちのいずれか1項に記載のマルチロールカレンダ。
- ポリマ表面頂部ロール、前記艶消し表面上方サーモロール、ポリマ表面中間ロール、前記光沢表面サーモロール、ポリマ表面中間ロール、ポリマ表面中間ロール、前記艶消し表面サーモロール、ポリマ表面中間ロール、光沢表面下方サーモロール、及び、ポリマ表面底部ロールが、好ましくは、前記ロール積重ね内に連続的に配置されることを特徴とする、請求項20又は23に記載のマルチロールカレンダ。
- 前記ロール積重ねの前記ロールを回転するための方向切換機構を備える駆動機構を備えることを特徴とする、請求項20又は24に記載のマルチロールカレンダ。
- 前記ロール積重ねの前記ロールをドクタリングするための双方向ドクターブレードを含むことを特徴とする、請求項20又は25に記載のマルチロールカレンダ。
- 艶消し等級をカレンダ加工するとき、前記ロール積重ねの底部ニップの前にスプレッダロールを含むことを特徴とする、請求項20又は26に記載のマルチロールカレンダ。
- 前記ロール積重ねの両端部に、紙匹スレッディングロープ及び好ましくは両方向に移動可能なロープニップのような紙匹スレッディング構成を含むことを特徴とする、請求項20又は27に記載のマルチロールカレンダ。
- 前記ロール積重ねの前記逆転ニップ内に、紙匹スレッディングロープ及び好ましくは両方向に移動可能なロープニップのような紙匹スレッディング構成を含むことを特徴とする、請求項20又は28に記載のマルチロールカレンダ。
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