JP2980098B2 - せん断試験体、及びせん断試験体の製造方法 - Google Patents

せん断試験体、及びせん断試験体の製造方法

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JP2980098B2 JP10107525A JP10752598A JP2980098B2 JP 2980098 B2 JP2980098 B2 JP 2980098B2 JP 10107525 A JP10107525 A JP 10107525A JP 10752598 A JP10752598 A JP 10752598A JP 2980098 B2 JP2980098 B2 JP 2980098B2
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良幸 河西
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一平 松尾
篤 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、せん断試験体及び
せん断試験体の製造方法である。
【0002】
【従来の技術】従来、板のせん断試験を行う場合、試験
体にせん断力を加えるために、試験体の端部をせん断力
を伝達する部材に取付けるか、あるいは、床、壁に相当
する固定部材に試験体を取付けなければならない。ま
た、曲げによる試験体端部の引張破壊を防ぐために実構
造物を模擬したボックス型またはI型の試験体とし、フ
ランジ壁を取付ける必要がある。
【0003】図11から図13は、従来のせん断試験体
を示す図である。図11は従来のせん断試験体の斜視図
であり、図12は従来のせん断試験体のG―G断面図、
図12は従来のせん断試験体のH−H断面図である。
【0004】図11から図13に示されるように、試験
体101は、定着板103a、103b、フランジ壁1
05a、105b、試験部分107を一体として鉄筋コ
ンクリートで製作され、基台109の上に設置される。
試験体101を水平に設置するために、試験体101の
下にモルタルを敷く場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のせん
断試験体よると、加力部分、定着部分の強度を確保する
ために前記加力部分および前記定着部分の寸法が大きく
なり、せん断試験体の重量が大きくなり、一体型フラン
ジ壁の製作には、特に配筋作業に手間がかかる等の欠点
があった。
【0006】また、せん断試験体を設置するためには、
定着する部分に金具を埋める等の細工が必要であり、せ
ん断試験体の設置精度を確保するために設置面にモルタ
ルを敷く等の手間がかかった。
【0007】この場合モルタル乾燥に1日程度の時間が
かかる。また試験体101は必ずしも水平に設置できる
とは限らないので、設置後に試験体設置精度を確認し
て、不具合があればやり直さなければならない。したが
って1日に複数個の試験体を用いて試験を行うことは困
難であった。
【0008】本発明はこのような問題を鑑みてなされた
ものでその目的とするところは、従来より軽量であり、
フランジ壁などの補助部材の断面が小さく、製作および
取付けが簡単で精度の高いせん断試験体、及びせん断試
験体の製造方法を提供することにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】 前述した目的を達成す
るために第1の発明は、金属製の対向する一対の定着板
の間に、一対の側方部材を対向するように設け、前記定
着板および前記側方部材のコンクリートが打設される面
にはせん断伝達部材を設け、前記一対の定着板と前記一
対の側方部材とで挟まれる空間内に鉄筋とコンクリート
を設けることを特徴とするせん断試験体である。
【0010】第2の発明は、(a)金属製の対向する一
対の定着板の間に、一対の側方部材を対向するように設
け、(b)前記定着板および前記側方部材のコンクリー
トが打設される面にせん断伝達部材を設け、(c)前記
一対の定着板と、前記一対の側方部材で挟まれる空間内
に、鉄筋とコンクリートを設けることを特徴とするせん
断試験体の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の第
1の実施の形態を詳細に説明する。図1から図5は第1
の実施の形態の試験体1に係り、図1は試験体1の斜視
図であり、図2は試験体1のD−D断面図、図3は試験
体1のC−C断面図、図4は試験体1のA−A断面図、
図5は試験体1のB−B断面図である。
【0012】図1から図5に示すように、試験体1は加
力に十分な耐力を持つ鋼鈑製の対向する一対の定着板3
a、3bと、定着板3a、3bのあいだに設置された対
向する一対の側面プレート5a、5bと、定着板3a、
3b、側面プレート5a、5bで挟まれたせん断試験部
分Sで構成される。
【0013】定着板3a、3bに側面プレート5a、5
bが溶接される。また、定着板3a、3bには、試験装
置と接合するためのボルト穴7a、7bが設けられてい
る。
【0014】せん断試験部分Sは、定着板3a、3bに
設けられた鉄筋9a、せん断伝達部材11a、11b、
側面プレート5a、5bに設けられた鉄筋9b、せん断
伝達部材11c、11dと、打設されたコンクリート1
7とで構成される。せん断伝達部材11a、11b、1
1c、11dは、鋼小片である。
【0015】次に、試験体1の製造方法を説明する。加
力に十分な耐力を持つ鋼鈑を切断して、一対の定着板3
a、3bと、一対の側面プレート5a、5bとを製作
し、定着板3a、3bにボルト穴7a、7bをあける。
そして対向する一対の定着板3a、3bの間に対向する
一対の側面プレート5a、5bを溶接する。
【0016】定着板3a、3b、側面プレート5a、5
bに鉄筋9a、9bを溶接後、定着板3a、3bにせん
断伝達部材11a、11bを溶接し、側面プレート5
a、5bにせん断伝達部材11c、11dを溶接する。
【0017】次に、図1に示すように、板部材13を型
枠として設け、試験体1をG方向に90度回転させた
後、定着板3a、3b、側面プレート5a、5b、板部
材13を型枠としてせん断試験部分Sにコンクリート1
7(図6)を打設する。コンクリート17の硬化後、板
部材13を取りはずす。
【0018】以上により、試験体1は定着板3a、3
b、側面プレート5a、5bを鋼製とするため、全体重
量を軽量化できる。試験体1を機械加工できるため、試
験体1の精度を確保しやすい。またせん断伝達部材11
a、11b、11c、11dにより、試験体1に対して
滑ることなく、せん断力を伝えることができる。
【0019】図6から9はせん断試験方法を示す図であ
る。図6は、せん断試験装置の正面図であり、図7は加
力治具21の正面図、図8は加力治具21のE−E断面
図、図9は加力治具21と試験体1の接合部分の拡大図
である。
【0020】図6から図9に示すように、試験体1は加
力治具21と基台23の間に設置する。加力治具21
は、上面板23、下面板25、側面板22a、22bで
構成され、下面板25には試験体1と接合するためのボ
ルト穴27が開けられている。図6に示されるように、
試験体1の定着板3aと加力治具21とをボルト26で
接合し、試験体1の定着板3bと基台23とはボルト2
8で接合する。
【0021】図6に示されるように、試験体1の設置
後、加力治具21に加力Fを加え、加力である荷重の
他、試験体1の変形、試験体1におけるコンクリート1
7、鉄筋9a、9bおよび側面プレート5a、5bのひ
ずみ等を測定する。試験後、接合のため設けられたボル
ト26、28をはずし、試験体1を撤去し、別の試験体
を取付け、せん断試験を行う。
【0022】以上のように、ボルト26、28の締結、
取外しだけで試験体1の取付け、取外しができ、またボ
ルト接合により、試験体1は自然と水平が保たれるよう
になり、精度を確保しながら、試験措置に速やかに設置
することができる。また定着板3a、3b、側面プレー
ト5a、5bを面外剛性の小さい鋼製とすることによ
り、全体荷重のうち試験部分に作用する比率が高くな
り、従来と同規模の試験をより小さな荷重で実施でき
る。
【0023】図10は、第2の実施の形態を示す図であ
る。第2の実施の形態に係る試験体31は、定着板33
a、33bに対して、側面プレートの代わりの鋼棒35
を設け、定着板33a、33b間を内部に鉄筋を配置し
たコンクリート37としたものである。鋼棒35は側面
プレートに比べて重量や剛性が更に小さくなるので、加
力Fを加える加力装置をより小さくできる。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、軽量であり、制作及び取り付けが簡単で精度の高
いせん断試験体及びせん断試験体の製造方法を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る試験体1の斜視図
【図2】 試験体1のD−D断面図
【図3】 試験体1のC−C断面図
【図4】 試験体1のA−A断面図
【図5】 試験体1のB−B断面図
【図6】 せん断試験装置の正面図
【図7】 加力治具21の正面図
【図8】 加力治具21のE−E断面図
【図9】 加力治具21と試験体1の接合部の拡大図
【図10】 第2の実施の形態に係る試験体31の正面
【図11】 従来のせん断試験体101の斜視図
【図12】 従来のせん断試験体101のG−G断面図
【図13】 従来のせん断試験体101のH−H断面図
【符号の説明】
1 、31………試験体 3a、3b、33a、33b………定着板 5a、5b………側面プレート 7a、7b、27………ボルト穴 9a、9b………鉄筋 11a、11b、11c、11d………せん断伝達部材 13………板部材 17、37………コンクリート 21………加力治具 22………基台 23………上面板 25………下面板 25a、25b………側面板 26、28………ボルト 35………鋼棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 一平 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 鈴木 篤 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−195434(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04C 1/00 G01N 1/28 G01N 3/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の対向する一対の定着板の間に、
    一対の側方部材を対向するように設け、前記定着板およ
    前記側方部材のコンクリートが打設される面にはせん
    断伝達部材を設け、前記一対の定着板と前記一対の側方
    部材とで挟まれる空間内に鉄筋とコンクリートを設ける
    ことを特徴とするせん断試験体。
  2. 【請求項2】 前記定着板には、加力治具又は基台との
    連結を図るボルト穴が設けられることを特徴とする請求
    項1記載のせん断試験体。
  3. 【請求項3】 前記側方部材は側面プレート又は鋼棒で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のせん
    断試験体。
  4. 【請求項4】 (a)金属製の対向する一対の定着板の
    間に、一対の側方部材を対向するように設け、 (b)前記定着板および前記側方部材のコンクリートが
    打設される面にせん断伝達部材を設け、 (c)前記一対の定着板と、前記一対の側方部材で挟ま
    れる空間内に、鉄筋とコンクリートを設けることを特徴
    とするせん断試験体の製造方法。
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CN102589946B (zh) * 2012-02-12 2013-10-16 山东科技大学 含锚试件制备方法及其装置
CN104634647B (zh) * 2015-01-30 2017-04-12 北京交通大学 一种隧道模型实验三维加载装置
CN105973721B (zh) * 2016-06-13 2018-08-14 徐州工程学院 一种剪切位置可变的直剪仪剪切容器
CN108896371B (zh) * 2018-07-19 2024-02-20 合肥工业大学 一种新旧混凝土结合面斜剪试验件制作工装及制作方法
CN109883780B (zh) * 2019-01-21 2021-11-05 绍兴文理学院 基于大型足尺试验的锚固结构面尺寸阈值确定方法
CN113049342B (zh) * 2021-04-13 2023-09-22 郑州大学 考虑泥皮形成条件和界面法向位移的直剪试验装置及方法

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