JP2977302B2 - 車体下部の結合構造 - Google Patents

車体下部の結合構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体下部の結合構造に
関し、特にフロントフロアとこれに結合されたフロント
フレームとを含むアンダーボディ構造を、このアンダー
ボディ構造以外のアッパーボディ構造に対して相対的に
下方より組付けて結合するようにした車体下部の結合構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車体(ホワイトボディ)
を組立てる際には、フロア部材を主体とするアンダーボ
ディとこれ以外のアッパーボディとを一体的に組立てて
から、アンダーボディにシート装置などの艤装品を組付
けるようにしていたが、この場合艤装品をサイドドア開
口から組み込むことになるので艤装作業の作業性が低下
する。
【0003】そこで、最近では、例えば、実開昭62−
108183号公報に示すように、フロントフロアとセ
ンタフロアとリヤフロアとからなるフロア部材のうちの
フロントフロアとこれに結合されたフロントフレームと
を主体とするアンダーボディ構造と、これ以外のアッパ
ーボディ構造とを別個に組立ててから、アンダーボディ
構造をアッパーボディ構造に対して相対的に下方より組
付けるようにした車体下部の結合構造が提案されてい
る。この構造では、アッパーボディ構造のフロア開口部
の周縁部にフランジ部を形成しておき、このフランジ部
にアンダーボディ構造のフランジ部を結合する構造とし
ている。
【0004】一方、車体下部構造において、従来よりフ
ロントフロアとセンタフロアとの境界部には第3クロス
メンバとフロア部材とで形成される閉断面構造が設けら
れている。この閉断面構造について説明すると、図8に
示す例では、フロントフロア100の後端部とセンタフ
ロア101の前端部の傾斜部101aとの上側に第3ク
ロスメンバ102を結合して閉断面構造に形成してあ
る。図9に示す例では、センタフロア111の傾斜部1
11aとその後側部分との下側に第3クロスメンバ11
2を結合して閉断面構造に形成してある。図10に示す
例では、フロントフロア120の後端部にも傾斜部12
0aを形成し、この傾斜部120a及びその前側部分と
センタフロア120の傾斜部121a及びその後側部分
とで閉断面構造に形成してある。そして、通常第3クロ
スメンバの外端部はサイドシルの内側面まで延びてサイ
ドシルに結合されている。
【0005】更に、これら3図に示すように、フロント
フロア100・110・120の左部と右部の下面には
フロントフレーム103・113・123が結合され、
センタフロア101・111・121の左右の外側部分
の下面には比較的高さ寸法の小さなリヤフレーム104
・114・124が結合され、第3クロスメンバの下側
に沿って延びるようにリヤフレーム104・114・1
23の前端側部分は曲折状に形成されてその前端部はフ
ロントフレーム103・113・123に結合されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のボディ構造
においては、リヤフレームの高さ寸法が小さく且つ第3
クロスメンバの下側で曲折状に形成してあるので、リヤ
フレームの剛性・強度が低くなりがちで、非常に大きな
後突荷重が作用した時には第3クロスメンバの付近でリ
ヤフレーム或いはリヤフレームとフロントフレームとの
結合部が損傷する可能性がある。特に、フロントフロア
の下側でフロントフレームとリヤフレームとが結合され
またリヤフレームと第3クロスメンバとの結合が十分で
なくまた第3クロスメンバは後突荷重に対してあまり有
効に機能しないので、後突荷重をリヤフレームから第3
クロスメンバとサイドシルとフロントフレームとに一層
効率良く伝達するような構造にすることが望ましい。
【0007】また、第3クロスメンバとリヤフレームと
フロントフレームとの結合構造が非常に複雑になってお
り、フロントフロアとフロントフレームはアンダーボデ
ィ構造に属しまたリヤフレームはアッパーボディ構造に
属することから、リヤフレームの前端側部分におけるア
ンダーボディ構造とアッパーボディ構造との結合が難し
くなること、などの問題がある。
【0008】本発明の目的は、リヤフレームの前端部と
フロントフレームの後端部と第3クロスメンバとサイド
シルとの結合構造を強化でき、またリヤフレームの前端
側部分とその周辺部の構造を改善してアンダーボディ構
造をアッパーボディ構造に組付けるときの組付け性を向
上できるような車体下部の結合構造を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る車体下部
の結合構造は、フロントフロアとこれの下面に結合され
てフロントフロアと閉断面部を形成するフロントフレー
ムとを含むアンダーボディ構造を、このアンダーボディ
構造以外のアッパーボディ構造に対して相対的に下方よ
り組付けて結合するようにした車体下部の結合構造にお
いて、前記アンダーボディ構造は、フロントフロアの後
端部から後方へ延びるセンタフロアと、このセンタフロ
アの前端側部分の下面に接合されてセンタフロアと閉断
面構造をなすクロスメンバとを有し前記アッパーボデ
ィ構造は、少なくとも前端部分が前記閉断面構造と略同
高に形成されたリヤフレームと、閉断面状のサイドシル
とを有し、前記フロントフレームの後端部がクロスメン
バの外端とサイドシル間に対応する位置に配設されてこ
れら両者に結合され、前記リヤフレームの前端部がクロ
スメンバの外端とサイドシル間のフロントフレーム後端
部上に内嵌状に配設されてフロントフレームの後端部に
連続的に結合され、前記サイドシルの閉断面部と、フロ
ントフレーム及びリヤフレームの閉断面部と、クロスメ
ンバの閉断面構造とが車幅方向に連続するように配設さ
れたことを特徴とするものである。
【0010】請求項2に係る車体下部の結合構造は、請
求項1の発明において、前記センタフロアのうちの左右
のリヤフレームに夫々接合される左右の外側センタフロ
ア部分間のセンタフロア主要部とクロスメンバとはアン
ダーボディ構造に属するように結合され、外側センタフ
ロア部分とリヤフレームとはアッパーボディ構造に属す
るように結合されたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、アンダーボディ構
造は、フロントフロアの後端部 から後方へ延びるセンタ
フロアと、このセンタフロアの前端側部分の下面に接合
されてセンタフロアと閉断面構造をなすクロスメンバと
を有し、アッパーボディ構造は、少なくとも前端部分が
その閉断面構造と略同高に形成されたリヤフレームと、
閉断面状のサイドシルとを有する。フロントフレームの
後端部がクロスメンバの外端とサイドシル間に配設され
てこれら両者に結合され、前記閉断面構造と略同高(略
同じ高さ寸法)のリヤフレームの前端部がクロスメンバ
の外端とサイドシル間のフロントフレーム後端部上に内
嵌状に配設されてフロントフレームの後端部に連続的に
結合されている。
【0012】従って、リヤフレームがクロスメンバとセ
ンタフロアとで構成される閉断面構造の下側を曲折状に
迂回することなく、フロントフレームとリヤフレームと
が直線的にかつ連続的に結合されるから、これらの結合
強度が向上する。しかも、リヤフレームの前端部分がク
ロスメンバと略同高の大型に形成され、且つクロスメン
バの外端とサイドシル間にフロントフレームの後端部と
リヤフレームの前端部が重なり合って2重に配設され、
これらを介してクロスメンバの外端とサイドシルとが結
合されるので、また、前記サイドシルの閉断面部と、フ
ロントフレーム及びリヤフレームの閉断面部と、クロス
メンバの閉断面構造とが車幅方向に連続するように配設
されたので、リヤフレームとフロントフレームとクロス
メンバとサイドシルとの結合構造が完全になる。それ
故、後突荷重がリヤフレームからフロントフレームとク
ロスメンバとサイドシルとに確実に伝達される構造とな
り、後突時の安全性が一層向上する。
【0013】請求項2の発明においては、基本的に請求
項1と同様の作用が得られるうえ、前記センタフロアの
うちの左右のリヤフレームに夫々接合される左右の外側
センタフロア部分間のセンタフロア主要部とクロスメン
バとはアンダーボディ構造に属するように結合され、外
側センタフロア部分とリヤフレームとはアッパーボディ
構造に属するように結合されているので、リヤフレーム
の前端側部分とその周辺部分の構造が著しく単純化さ
れ、アンダーボディ構造をアッパーボディ構造に組付け
る時にはフロントフレームの後端部をリヤフレームの前
端部に外嵌合させまた左右の外側センタフロア部分の縁
部にセンタフロア主要部の縁部を下方よりラップさせて
結合すればよいので、両ボディ構造を組付ける時の組付
け性に優れる。
【0014】
【発明の効果】前記作用の項で詳しく説明したように、
次のような効果が得られる。請求項1の発明によれば、
フロントフレームとリヤフレームとの結合強度が向上す
ること、リヤフレームとフロントフレームとクロスメン
バとサイドシルとの結合構造が強化されること、これに
より後突荷重がリヤフレームからフロントフレームとク
ロスメンバとサイドシルとに確実に伝達される構造とな
り、後突荷重に対する剛性・強度が一層向上すること、
などの効果が得られる。
【0015】請求項2の発明によれば、基本的に請求項
1と同様の効果が得られるうえ、リヤフレームの前端側
部分とその周辺部分の構造が著しく単純化され、アンダ
ーボディ構造をアッパーボディ構造に組付ける時の組付
け性に優れる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、4ドアセダンタイプの自動車の
車体下部の結合構造に本発明を適用したものである。図
1・図2に示すように、自動車の車体は、予め組立てら
れたアンダーボディ構造BD(図2においてハッチング
の縁取りで図示)を予め組立てられたアッパーボディ構
造BUに対して相対的に下方より組付けて結合すること
により組立てられる。尚、アンダーボディ構造BDに
は、シート装置や変速レーバやシートベルト等の艤装品
を組付けた状態でまたアッパーボディ構造BUには種々
の艤装品を艤装した状態で、アンダーボディ構造BDと
アッパーボディ構造BUとを組付けるものとする。
【0017】アンダーボディ構造BDは、フロントフロ
ア10と、フロントフロア10の下面に前後方向向きに
設けられた左右のフロントフレーム11と、フロントフ
ロア10に属しその上面中央部に前後方向向きに設けら
れたシャフトトンネル12と、フロントフロア10の後
端部から後方へ連設されたメインセンタフロア13(こ
れがセンタフロア主要部に相当する)と、フロントフロ
ア10に左右方向向きに設けられた第2クロスメンバ1
4と、メインセンタフロア13の前端部下側に設けられ
た第3クロスメンバ15などで構成されている。
【0018】アッパーボディ構造BUは、前記アンダー
ボディ構造BD以外の構造からなり、シュラウドパネル
2、左右のフロントサイドフレーム3及びホイールエプ
ロンレインフォースメント4、カウル・ダッシュ構造5
などを含むフロントボディ1と、リアフロア24、セン
タフロアの左右両側部分である左右1対のクロージング
プレート31、左右1対のリヤフレーム23、第4クロ
スメンバ、リヤエンドパネル、パッケージトレイ構造な
どを含むリヤボディと、夫々サイドシル30を含む左右
1対のボディサイドパネル6とルーフパネル7などを備
えている。
【0019】次に、アンダーボディ構造BDについて図
3・図5〜図7を参照しながら説明する。但し、ボディ
構造は左右対称なので、左側部分について説明する。図
3に示すように、フロントフロア10の下面にはフロン
トフレーム11が左右のフランジ部11aで接合され、
フロントフレーム11の後端部はフロントフロア10の
後端部10aより後方に突出し、フロントフレーム11
の後端部の右側の側壁部は、それ以外の左右の側壁部1
1bより高い立壁部11cに形成されている。フロント
フレーム11より内側のフロントフロア10の後端部1
0aからは第1傾斜部13aと水平部13bと第2傾斜
部13cからなるメインセンタフロア13が後方に連設
され、フロントフレーム11の立壁部11cのフランジ
部11d・11eはメインセンタフロア13の第1傾斜
部13aと水平部13bに夫々接合されている。
【0020】メインセンタフロア13の前端側部分の下
方には、前壁部15aと底壁部15bと前壁部15aよ
り高い後壁部15cからなる第3クロスメンバ15が車
幅方向に向けて配設され、第3クロスメンバ15のフラ
ンジ部15d〜15gは夫々フロントフロア10の後端
部、メインセンタフロア13の水平部13b、フロント
フレーム11の立壁部11c及びフロントフレーム11
の底壁部11fに接合されている。このように第3クロ
スメンバ15を接合することにより第3クロスメンバ1
5とメインセンタフロア13とで閉断面構造が形成さ
れ、第3クロスメンバ15の外端とサイドシル30間に
対応する位置には、フロントフロア10の後端部とフロ
ントフレーム11の後端部とでリヤフレーム23の前端
部を配設可能な収容空間18が形成される。
【0021】次に、アッパーボディ構造BUのうちの一
般的な構造でなく本願特有の構造について説明する。但
し、左右対称な構造なのでアンダーボディ構造BDの後
部の左側部分に結合される部分について説明する。図4
〜図7に示すように、リヤフレーム23は第3クロスメ
ンバ15と略同高に且つフロントフレーム11の後端部
と略同断面形状に形成され、サイドシルアウタ28とサ
イドシルインナ29とでサイドシル30が閉断面構造に
形成され、サイドシル30の後部がリヤフレーム23の
左側のフランジ部23aに接合されている。また、リヤ
フレーム23の上端にはリヤフレーム11と略同幅で且
つ前端部に傾斜部31aを有するクロージングプレート
31が配設され、クロージングプレート31はリヤフレ
ーム23の右側のフランジ部23bとサイドシルインナ
29の上端に接合され、その傾斜部31aはリヤフレー
ム23の前端部のフランジ23cに接合され、傾斜部3
1aのフランジ部31b・31cのうちフランジ部31
bはサイドシルインナ29に接合されている。
【0022】以上のように構成されたアンダーボディ構
造BDとアッパーボディ構造BUとを組付けて結合する
場合、アンダーボディ構造BDをアッパーボディ構造に
対して相対的に下方より移動させ、リアフレーム23の
前端部を収容空間18に配設してフロントフレーム11
の後端部に内嵌入させるとともに、サイドシル30のう
ちリヤフレーム23より前側部分をサイドシルインナ2
9の下端でフロントフロア10上に載置するように組付
ける。このように組付けた状態では、クロージングプレ
ート31のフランジ部31cはフロントフロア10の後
端部に当接するとともに、リヤフレーム23のフランジ
部23bはメインセンタフロア13の水平部13b上に
当接する。
【0023】次に、図5に示すように、フロントフロア
10及びフロントフレーム11とサイドシル30とを複
数のボルト41で締結して結合し、図6に示すように、
サイドシル30及びリヤフレーム23をフロントフレー
ム11の後端部にボルト42で締結して結合するととも
に、クロージングプレート31及びリヤフレーム23を
メインセンタフロア13及びフロントフレーム11の後
端部にボルト43で締結して結合し、図7に示すよう
に、フロントフレーム11より後側のクロージングプレ
ート31及びリヤフレーム23をメインセンタフロア1
3にボルト44で締結して結合する。
【0024】このように組立てられた車体下部の結合構
造の作用について説明する。フロントフレーム11の後
端部が第3クロスメンバ15とサイドシル30間に配設
されるとともにこれらに結合され、第3クロスメンバ1
5と略同高のリアフレーム23の前端部がフロントフレ
ーム11の後端部上に内嵌状に配設されてフロントフレ
ーム11の後端部に連続的に結合されるので、リヤフレ
ーム23が第3クロスメンバ15とメインセンタフロア
13とで構成される閉断面構造の下側を曲折状に迂回す
ることなくフロントフレーム11と直線的に結合され、
フロントフレーム11とリヤフレーム23との結合強度
が向上する。
【0025】加えて、リヤフレーム23は第3クロスメ
ンバ15と略同高の大型に形成され、且つ第3クロスメ
ンバ15とサイドシル30間にリヤフレーム23の前端
部とフロントフレーム11の後端部とが重なり合って2
重に配設され、これらを介して第3クロスメンバ15と
サイドシル30とが結合されるので、リヤフレーム23
とフロントフレーム11と第3クロスメンバ15とサイ
ドシル30との結合構造が完全になる。従って、後突荷
重がリヤフレーム23からフロントフレーム11と第3
クロスメンバ15とサイドシル30とに確実に伝達され
る構造となり、後突時の安全性が一層向上する。
【0026】更に、メインセンタフロア13と第3クロ
スメンバ15とはアンダーボディ構造BDに属するよう
に結合され、クロージングプレート31とリヤフレーム
23とはアッパーボディ構造BUに属するように結合さ
れているので、リヤフレーム23の前端側部分とその周
辺部分の構造が著しく単純化され、アンダーボディ構造
BDをアッパーボディ構造BUに組付ける時には、フロ
ントフレーム11の後端部をリヤフレーム23の前端部
に外嵌合させ、メインセンタフロア13の外端部をクロ
ージングプレート31の内端部に下方よりラップさせて
結合すればよいので、両ボディ構造BD・BUを組付け
る時の組付け性に優れる。
【0027】尚、フロントフロア10のレベルをサイド
シル30の下端レベル以外にサイドシル30の中段レベ
ルに設定することも有り得る。また、リヤフレーム23
の前端部の外側の側壁部を高く形成してサイドシルイン
ナ29の内側部に当接するように形成してもよい。加え
て、メインセンタフロア13をフロントフロア10と別
体に製作しフロントフロア10と接合してもよい。更
に、メインセンタフロア13の前端部とフロントフロア
10の後端部と第3クロスメンバ15とで閉断面構造を
構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るアンダーボディ構造とア
ッパーボディ構造の斜視図である。
【図2】車体下部の概略平面図である。
【図3】アンダーボディ構造の要部斜視図である。
【図4】アッパーボディ構造の要部斜視図である。
【図5】図2の5−5線断面図である。
【図6】図2の6−6線断面図である。
【図7】図2の7ー7線断面図である。
【図8】従来技術に係わる車体下部の断面図である。
【図9】従来技術に係わる車体下部の断面図である。
【図10】従来技術に係わる車体下部の断面図である。
【符号の説明】
BD アンダーボディ構造 BU アッパーボディ構造 10 フロントフロア 11 フロントフレーム 13 メインセンタフロア 15 第3クロスメンバ 23 リヤフレーム 30 サイドシル 31 クロージングプレート
フロントページの続き (72)発明者 木原 伸雄 広島県安芸郡府中町新地3番1号マツダ 株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−269679(JP,A) 特開 平1−182175(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/00 - 25/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントフロアとこれの下面に結合され
    てフロントフロアと閉断面部を形成するフロントフレー
    ムとを含むアンダーボディ構造を、このアンダーボディ
    構造以外のアッパーボディ構造に対して相対的に下方よ
    り組付けて結合するようにした車体下部の結合構造にお
    いて、 前記アンダーボディ構造は、フロントフロアの後端部か
    ら後方へ延びるセンタフロアと、このセンタフロアの前
    端側部分の下面に接合されてセンタフロアと閉断面構造
    をなすクロスメンバとを有し前記アッパーボディ構造は、少なくとも前端部分が前記
    閉断面構造と略同高に形成されたリヤフレームと、閉断
    面状のサイドシルとを有し、 前記 フロントフレームの後端部がクロスメンバの外端と
    サイドシル間に対応する位置に配設されてこれら両者に
    結合され、 前記リヤフレームの前端部がクロスメンバの外端とサイ
    ドシル間のフロントフレーム後端部上に内嵌状に配設さ
    れてフロントフレームの後端部に連続的に結合され 前記サイドシルの閉断面部と、フロントフレーム及びリ
    ヤフレームの閉断面部と、クロスメンバの閉断面構造と
    が車幅方向に連続するように配設され、 たことを特徴とする車体下部の結合構造。
  2. 【請求項2】 前記センタフロアのうちの左右のリヤフ
    レームに夫々接合される左右の外側センタフロア部分間
    のセンタフロア主要部とクロスメンバとはアンダーボデ
    ィ構造に属するように結合され、外側センタフロア部分
    とリヤフレームとはアッパーボディ構造に属するように
    結合されたことを特徴とする請求項1に記載の車体下部
    の結合構造。
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