JP2664587B2 - 車体構造 - Google Patents

車体構造

Info

Publication number
JP2664587B2
JP2664587B2 JP7465492A JP7465492A JP2664587B2 JP 2664587 B2 JP2664587 B2 JP 2664587B2 JP 7465492 A JP7465492 A JP 7465492A JP 7465492 A JP7465492 A JP 7465492A JP 2664587 B2 JP2664587 B2 JP 2664587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
pillar
vehicle
back panel
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7465492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05278643A (ja
Inventor
立身 磯崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUSAN SHATAI KK
Original Assignee
NITSUSAN SHATAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITSUSAN SHATAI KK filed Critical NITSUSAN SHATAI KK
Priority to JP7465492A priority Critical patent/JP2664587B2/ja
Publication of JPH05278643A publication Critical patent/JPH05278643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2664587B2 publication Critical patent/JP2664587B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室と、その後方の荷
台とが一体に形成されている車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車室の後方に荷台が設けられた、
いわゆるピックアップとよばれる車体が知られている。
ところで、このような構造の車体としては、車室の後方
に車室バックパネルにより画成されて荷台が形成され、
前記車室の側面に設けられた車室サイドパネルと前記荷
台の側面に設けられた荷台サイドパネルと、前記荷台の
床板と前記車室バックパネルとが接合され、車室と荷台
が一体に形成されてなる車体構造とてし、例えば、「新
型車解説書 サニートラックB122型系車(1989
年10月日産自動車株式会社発行)」とが知られてい
る。
【0003】この構造は主に、フレームを組まない、い
わゆるモノコック構造の車両に適用され、軽量化および
小型化の点で有利であり、しかも、軽量化によって燃費
を向上させることができるし、小型化によってコスト低
減を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、車室の後方に荷台を設けた構造では、乗員の室内環
境を向上させるためには車室バックパネルをできるだけ
後方に配置したいし、荷台の積載量を十分に確保するた
めには、荷台の前端である前記車室バックパネルをでき
るだけ前に配置したいことになる。そこで、前記車室バ
ックパネルを、その上側面は車室の空間確保のためにで
きるだけ後方に配置し、一方、下側面は荷台の積載スペ
ースを確保するためにできるだけ前方に配置するといっ
たように、上側面と下側面とを前後にオフセットさせる
ことが考えられる。
【0005】このため、車室バックパネルをピラーに接
合する車体構造においては、車室バックパネルとピラー
を合理的に接合するため、ピラーにも、車室バックパネ
ルの形状変化に応じて、ピラー段差部を設ける必要があ
る。
【0006】ところが、上述のように、車室と荷台とを
一体構造とした車体構造にあっては、走行時の上下振動
により荷台に作用する荷物の重量および慣性力が荷台か
らピラーに入力されるため、上述のように、車室バック
パネルの上側面と下側面およびピラーの上側部分、下側
部分とを前後にオフセットさせた構造とすると、このオ
フセットのための形状変化部分(段差部)に応力が集中
して、この部分が破損し易い。
【0007】したがって、上述のようなオフセットを行
う場合には、形状変化を緩やかにしなければならなくな
る。しかしながら、車室バックパネルのオフセットを緩
やかな形状変化で行った場合、荷台の前面が傾斜して形
成されることになるから、荷台に積載した荷物が荷台フ
ロアの前端に達する前に車室バックパネルに当接し、荷
台の前端まで荷物を積むことができず、実質的には荷台
を拡大することができないし、また、車室にあっても、
車室の上端付近しか車室スペースを有効に拡大できな
い。このように、実際に荷台の拡大および車室の拡大を
同時に達成することができなかった。
【0008】本発明は、上述の問題点に着目して成され
たもので、車室と荷台とが一体に形成された車体におい
て、車室の有効スペースを後方に拡大すると同時に、荷
台の有効スペースを前方に拡大しながら、荷台から車室
側への入力に対しても強度が高く破損し難い車体構造を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案の車体構造では、車室の後方に、車室バッ
クパネルにより画成されて荷台が形成され、前記車室の
側面に設けられた車室サイドパネルと、前記荷台の側面
に設けられた荷台サイドパネルと、前記荷台の床板と、
前記車室バックパネルとが接合され、車室と荷台が一体
に形成された車体構造において、前記車室サイドパネル
と車室バックパネルとが形成するコーナ部分に、ピラー
が上下方向に立設され、前記車室バックパネルは、前記
荷台サイドパネル上端付近に形成されたパネル段差部を
挟んで、このパネル段差部よりも下側に配置されて荷台
の前端面を形成する下側面が、前記パネル段差部よりも
上側に配置されている上側面よりも車両前方にオフセッ
トして配置され、前記ピラーも、前記車室バックパネル
の形状変化に応じて、前記パネル段差部の近傍位置で、
下側部分が上側部分よりも前方に配置されるように形状
変化するピラー段差部が形成され、前記荷台サイドパネ
ルには、荷台の強度を保持する荷台強度保持部材が、前
記各段差部よりも低い高さで前後方向に延在され、前記
荷台強度部材の前端が、前記ピラー段差部よりも低い位
置でピラーに結合され、この荷台強度保持部材の前端近
傍位置と、前記ピラーのピラー段差部よりも上側位置と
が、補強部材を介して結合されている構成とした。
【0010】
【作用】走行時や衝突時等のように、荷台と車室との間
で入力伝達が成される場合(特に、荷台から車室方向へ
の伝達が主であるが)、荷台強度保持部材とピラーとの
間で伝達が行われる。この時、荷台強度保持部材は、ピ
ラー段差部よりも低い位置でピラーに直接結合されてい
るから、この間では入力伝達が直接行われるが、ピラー
のピラー段差部よりも上側の位置と荷台強度保持部材と
の間では、補強部材を介して間接的に行われる。
【0011】以上のように、車室と荷台との間で、強度
的に高いピラーと荷台強度保持部材との間で入力伝達が
行われ、かつ、ピラーがピラー段差部より上側部分が後
方にオフセットされているため、車室バックパネルにお
いて、急な形状変化、すなわち、段差部を設けていて
も、この部分における応力集中を防止して、十分な強度
が得られ、通常の荷台からの繰り返し入力や衝突時等に
おいて、車室バックパネルは破損し難い。
【0012】また、ピラーにあってもピラー段差部が設
けられていて、この部分に応力が集中し易い形状となっ
ているが、このピラー段差部を挟んで、ピラーと荷台強
度保持部材との間に、補強部材を設けているため、応力
集中を抑制して高い剛性が得られる。
【0013】このように、車室バックパネルにパネル段
差部を形成して、バックパネルの上側面と下側面とを大
きくオフセットさせても、車室バックパネルが破損する
ことがなく、したがって、荷台のフロアパネルを、上記
オフセット分だけ有効に利用することができるし、車室
スペースもパネル段差部のすぐ上の部位から大きく広げ
て有効に拡大することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】まず、実施例の構成について説明する。図
2は、実施例構造を適用した自動車の外観を示す側面図
であって、図示を省略した運転席が設けられている車室
Rの後方に、車室バックパネル1で画成されて荷台Cが
形成されている。そして、前記車室Rの側面を構成する
車室サイドパネル2と、前記荷台Cの側面を構成する荷
台サイドパネル3とが一体に形成されていて、すなわ
ち、これら車室サイドパネル2と荷台サイドパネル3と
の外表面は、1枚のフェンダパネルFPで構成されてい
る。
【0016】なお、前記車室サイドパネル2には、ドア
22が設けられ、また、ドア22の後方位置の上側に
は、嵌め殺しの窓23が設けられている。
【0017】また、前記荷台Cの床面を形成するフロア
パネル31は、前端縁が前記車室バックパネル1に溶接
により結合されている。
【0018】次に、バックパネル1と車室サイドパネル
2と荷台サイドパネル3との結合構造について説明す
る。
【0019】図3は、車室バックパネル1と荷台サイド
パネル3との結合部分の後方からの斜視図で、荷台サイ
ドパネル3は、図示のように、前記フェンダパネルFD
とインナパネル32とを接合させて閉断面構造に形成さ
れている。
【0020】そして、この荷台サイドパネル3の上端に
沿って、荷台サイドパネル3の強度を保持するためのサ
イドメンバ(荷台強度保持部材)33が形成されてい
る。すなわち、サイドメンバ33は、フェンダパネルF
Pの上端部を、荷台Cの中央側に折り曲げ、さらに、そ
の先端側を下方に折り曲げて、略L字のチャンネル形状
に形成し、かつ、インナパネル32も同様に略L字のチ
ャンネル形状に形成し、これらを重ねてスポット溶接す
ることで形成されている。
【0021】前記サイドメンバ33は、車室バックパネ
ル1と車室サイドパネル2とが形成するコーナ部の内側
に設けられた後側ピラー4に結合されている。この結合
構造について説明するにあたり、まず、車室バックパネ
ル1について説明すると、実施例構造を説明するための
側面図である図1に示すように、車室バックパネル1
は、前記荷台サイドパネル3の上端部付近の高さの位置
で、パネル段差部1aが形成されて、このパネル段差部
1aよりも下側に配置され、荷台Cの前端面を構成する
下側面1bが、前記パネル段差部1aよりも上側に配置
されている上側面1cよりも車両前方にオフセットして
配置されている。なお、下側面1bは、垂直に形成され
ている。
【0022】図3に戻り、車室バックパネル1上側面1
cには、窓用の開口部24用のフランジ1dが形成され
ている。なお、図に点線で示す1Eは、窓用の開口部2
4の強度を上げるために設けたレールであり、その左右
両端部は後側ピラー4に接合されている。そして、前記
車室バックパネル1の直前位置の左右両端部に前記後側
ピラー4が立設されている。すなわち、この後側ピラー
4は、インナパネル41とアウタパネル42とによりフ
ランジ4dで接合され閉断面に形成されている。また、
この後側ピラー4の後面には、前記パネル段差部1aに
符合した位置に、ピラー段差部4aが形成されており、
この後側ピラー4は、ピラー段差部4aよりも上側が太
く形成されて、ピラー段差部4aよりも下側の後端面4
bが、上側の後端面4cよりも車両前方に配置されてい
る(図1参照)。そして、図1に示すように、後側ピラ
ー4の上端は、車室Rのルーフの左右両端部において前
後方向に延在されているルーフサイドレール7の後端部
に結合され、一方、後側ピラー4の下端は図外のサイド
シルに結合されている。また、前記窓23を挟んで後側
ピラー4の前方には、前側ピラー8が立設されていて、
この前側ピラー8も、上端をルーフサイドレール7に結
合し、下端を図外のサイドシルに結合している。なお、
前記車室バックパネル1の下側面1bの左右両端部は、
この後側ピラー4の下側の後端面4bに接合され、上側
面1cは、左右両端部でフェンダパネルFPと接合され
るとともに、フランジ1dが前記インナパネル41とア
ウタパネル42とともにフランジ4dで接合されてい
る。すなわち、後側ピラー4の後端面4b,4cに沿っ
て車室バックパネルを接合できるので非常に合理的であ
る。
【0023】そして、上述のように構成されている後側
ピラー4の、ピラー段差部4aよりも下方位置の後端面
4bに、上述したように前記サイドメンバ33の前端
が、ボルト止めおよび溶接により結合されている。そし
て、この結合部分の剛性を高めるため、さらに、ガセッ
トプレート(補強部材)5が設定されている。
【0024】このガセットプレート5は、図3に示すよ
うに、略コの字形状を成して形成され、前記サイドメン
バ33の前端部の上側に沿って配置されて、サイドメン
バ33を左右から挟むようにして接合されたベース部5
aと、このベース部5aから立設されて、前端が後側ピ
ラー4の後端面に当接している略三角形状の立ち壁5b
と、この立ち壁5bの前端の左右において車両前方を向
くように形成されて、前記後側ピラー4に対してピラー
段差部4aを跨いで後端面4b,4cに接合されたフラ
ンジ5c,5cとを備えている。
【0025】なお、図1のS4−S4線による断面図で
ある図4に示すように、前記立ち壁5bは、2枚の板に
より閉断面に形成されている。また、このガセットプレ
ートは、図3および図4に示すようにフェンダパネルF
Pと車室バックパネル1とが形成するコーナ部におい
て、両者の間に、両者を連続するように設けられたパッ
チパネル6により覆い隠されている。
【0026】次に、実施例の作用について説明する。
【0027】a)荷物積載時 荷台Cに荷物を積載する時には、荷台Cのフロアパネル
31に載置した時にパネル段差部1aまで達しない高さ
の荷物であれば、フロアパネル31の前端まで完全に積
むことができる。この状態で、荷物は、車室バックパネ
ル1の下側面1bに当接して、無駄なスペースが生じな
い。
【0028】なお、車室バックパネル1のパネル段差部
1aよりも上側の上側面1cは、下側面1bよりも後方
にオフセット配置されていて、その前面まで車室Rとし
て使用できるもので、このオフセット分の空間を、例え
ば、図外のシートをリクラインニングさせるための空間
として利用できる。
【0029】b)走行時 走行時、あるいは、衝突時等のように、荷台Cと車室R
との間で入力伝達が成される場合について説明する。
【0030】荷台Cに荷物を積載している時には、荷物
の慣性力が、荷台Cに作用する。特に、急制動時や、前
面衝突時には、このような荷物の慣性力が荷台Cから車
体前方へ伝達されることになる。また、悪路走行時には
走行振動、あるいはねじれが、また、後面衝突時にも、
荷台Cへ入力された衝撃が荷台Cから車体前方へ伝達さ
れる。
【0031】このような場合、荷台Cへの入力は、荷台
Cにおける強度部材であるサイドメンバ33から後側ピ
ラー4に伝達されることになる。そして、この時、後側
ピラー4に対してサイドメンバ33の前端から後側ピラ
ー4のピラー段差部4aよりも低い位置にに直接伝達さ
れたり、ガセットプレート5を介して、ピラー段差部4
aよりも高い位置に間接的に伝達されたりする。
【0032】このように、サイドメンバ33から後側ピ
ラー4に入力伝達されるにあたり、ピラー段差部4aを
跨いでその上下に伝達されるから、ピラー段差部4aに
応力集中が生じ難く、後側ピラー4は変形し難い。
【0033】そして、このように、荷台Cから車両前方
への入力伝達は、後側ピラー4との間で成されて、車室
バックパネル1には伝達され難いため、車室バックパネ
ル1において、パネル段差部1aで急激な形状変化を行
っても、この部分が変形・破損し難い。すなわち、この
ようなことから、本実施例では、車室バックパネル1の
下側面1bと上側面1cとのオフセット量を大きく設定
していると共に、下側面1bをフロアパネル31から垂
直に立ち上げた形状に造形することが可能となったので
ある。
【0034】そして、実施例では、後側ピラー4に隣設
して、その前方に前側ピラー8を立設させているため、
よりいっそう、車体剛性を向上させて、荷台Cからの入
力により、後側ピラー4および車室Rの後部が変形し難
くなっていると共に、衝突時に極めて大きな衝撃の入力
があった際には、各ピラー8,4の間を変形させて衝撃
を吸収し、ドアD側の変形を防止することができる。
【0035】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、例えば、補強部材は、荷台側の強度保持部材と
ピラー(後側ピラー)のピラー段差部よりも上側とを結
合するものであれば、その形状や連結する位置は実施例
で示したもの(ガセットプレート)に限定されない。ま
た、実施例では、荷台強度保持部材としてのサイドメン
バをピラー(後側ピラー)に直接結合させた例を示した
が、この結合は、ブラケット等を介して間接的に行って
もよい。
【0036】補強部材は、実施例では後側ピラーのみに
結合させたが、後側ピラーと車室バックパネルとの両方
にまたがらせて結合してもよい。
【0037】また、車室バックパネルに窓を開口させた
ため、強度確保のためレール1Eを設けたが、必須では
なく、窓を開口させない場合は廃止して、更に車室の有
効スペースの拡大に寄与できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車体構造
にあっては、車室コーナ部にピラーを立設し、ピラー段
差部の上下に直接あるいは補強部材を介して荷台強度保
持部材を結合させ、この荷台補強部材を結合させた上下
部位の間に、ピラー段差部およびパネル段差部を形成し
た構造としたため、各段差部に応力集中が生じ難く、ピ
ラーおよび車室バックパネルの剛性を向上させることが
でき、これにより、車室バックパネルの下側面と上側面
との間のオフセット量および形状変化を大きくとって、
荷台の有効スペースの拡大と車室の有効スペースの拡大
を同時に達成することができるという効果が得られる。
【0039】また、後側ピラーには車室バックパネルの
形状に応じて変化する、ピラー段差部が形成され、その
上側部分が後方にオフセットされていることから、ピラ
ーの後端面に沿って、車室バックパネルを接合できるの
で、バックパネルの剛性向上が図られると共に、車室バ
ックパネルに窓を開口する等の理由で更に剛性をあげた
い場合に、車室バックパネルの車幅方向に閉断面を形成
するレールを設けても、該レールの左右端部を直接ピラ
ーに接合できるので、剛性確保が可能であり、仕様に応
じて簡易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の車体構造を示す側面図である。
【図2】実施例構造を適用した自動車の外観を示す側面
図である。
【図3】実施例構造の要部を示す斜視図である。
【図4】図1のS4−S4線で切断した実施例構造の要
部を示す断面図である。
【符号の説明】 R 車室 C 荷台 1 車室バックパネル 1a パネル段差部 1b 下側面 1c 上側面 2 車室サイドパネル 3 荷台サイドパネル 31 フロアパネル(床板) 33 サイドメンバ(荷台強度保持部材) 4 後側ピラー 4a ピラー段差部 5 ガセットプレート(補強部材)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の後方に、車室バックパネルにより
    画成されて荷台が形成され、 前記車室の側面に設けられた車室サイドパネルと、前記
    荷台の側面に設けられた荷台サイドパネルと、前記荷台
    の床板と、前記車室バックパネルとが接合され、車室と
    荷台が一体に形成された車体構造において、 前記車室サイドパネルと車室バックパネルとが形成する
    コーナ部分に、ピラーが上下方向に立設され、 前記車室バックパネルは、前記荷台サイドパネル上端付
    近に形成されたパネル段差部を挟んで、このパネル段差
    部よりも下側に配置されて荷台の前端面を形成する下側
    面が、前記パネル段差部よりも上側に配置されている上
    側面よりも車両前方にオフセットして配置され、 前記ピラーも、前記車室バックパネルの形状変化に応じ
    て、前記パネル段差部の近傍位置で、下側部分が上側部
    分よりも前方に配置されるように形状変化するピラー段
    差部が形成され、 前記荷台サイドパネルには、荷台の強度を保持する荷台
    強度保持部材が、前記各段差部よりも低い高さで前後方
    向に延在され、 前記荷台強度部材の前端が、前記ピラー段差部よりも低
    い位置でピラーに結合され、 この荷台強度保持部材の前端近傍位置と、前記ピラーの
    ピラー段差部よりも上側位置とが、補強部材を介して結
    合されていることを特徴とする車体構造。
JP7465492A 1992-03-30 1992-03-30 車体構造 Expired - Lifetime JP2664587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7465492A JP2664587B2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7465492A JP2664587B2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05278643A JPH05278643A (ja) 1993-10-26
JP2664587B2 true JP2664587B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=13553436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7465492A Expired - Lifetime JP2664587B2 (ja) 1992-03-30 1992-03-30 車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2664587B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003182647A (ja) 2001-12-20 2003-07-03 Fuji Heavy Ind Ltd 車両の後部車体構造
CN106741216A (zh) * 2017-02-09 2017-05-31 武汉华智科创高新技术有限公司 增加空间利用率的微型汽车
KR102335357B1 (ko) * 2020-04-28 2021-12-03 현대자동차 주식회사 오픈 베드 차량의 파티션 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05278643A (ja) 1993-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0750301Y2 (ja) 自動車の前部車体構造
CN212195650U (zh) 一种车身结构及车辆
JPS6313868A (ja) 自動車の下部車体構造
JP2021116035A (ja) 車両の後部車体構造
JP2001039345A (ja) キャブ構造
JPH10244963A (ja) 自動車の後部車体構造
JPH02258481A (ja) 車両の後部車体構造
JP3311797B2 (ja) 自動車の下部車体構造
JP2664587B2 (ja) 車体構造
JPS62181976A (ja) 自動車の下部車体構造
JPH0122784Y2 (ja)
JP3321065B2 (ja) 自動車の車体フレーム補強構造
JP3537669B2 (ja) 自動車の車体下側部補強構造
JPH11180336A (ja) 自動車の車体構造
JP3707283B2 (ja) 自動車の車体構造
JP3330703B2 (ja) 自動車の側部車体構造
JPH06171551A (ja) 自動車の下部車体構造
JP3125545B2 (ja) 自動車の車体構造
JP3307868B2 (ja) 自動車の車体前側部補強構造
JPS6320619Y2 (ja)
JP2726352B2 (ja) 車体構造
JP3315898B2 (ja) 自動車の車体端部構造
JPH053421Y2 (ja)
JP4083078B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JPH10250621A (ja) ベットレスキャブのアンダフレーム構造