JP2969334B2 - パチンコ遊技機の球処理機構部材 - Google Patents

パチンコ遊技機の球処理機構部材

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JP2969334B2
JP2969334B2 JP18872996A JP18872996A JP2969334B2 JP 2969334 B2 JP2969334 B2 JP 2969334B2 JP 18872996 A JP18872996 A JP 18872996A JP 18872996 A JP18872996 A JP 18872996A JP 2969334 B2 JP2969334 B2 JP 2969334B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技用のパチン
コ球(遊技球ともいう)を1球ずつ遊技面に打出して所定
のゲームを行ない、入賞に対して賞品用のパチンコ球
(賞球ともいう)を払出すパチンコ遊技機の球処理機構部
材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機の代表例であるパチンコ
機とアレンジボール機では、互いのゲーム内容に差異が
あるものの、基本的には同様な構成を備え、その主要構
成部材として、共通使用される外枠および前枠を組合わ
せた機体が構成され、また前枠において、ガラス扉付き
の窓枠、上,下の球皿、球送り・打球発射装置、更には発
射レールや施錠装置および各種の共通付属部品が好適に
使用可能とされて、夫々の所定位置に設置されている。
そして夫々のゲームにおいて、使用済みとされた遊技球
(アウトおよびセーフ球、図柄組合わせゲームの終了球)
が夫々の排出路から機外へ排出される一方、入賞成立
(セール球発生、図柄組合わせによる得点成立)に対して
は、裏側の機構セット盤の賞球払出し部から設定数の賞
球が払出されて、上,下の球皿側へ夫々排出されるよう
になっている。反面、双方のゲーム内容の差異によりパ
チンコ機では、各種のセーフ球発生用入賞部品およびア
ウト口を有する遊技盤と、セーフ球およびアウト球の区
分排出処理をなし得る機構セット盤が使用され、アレン
ジボール機では、各種図柄組合わせ用入球部品を有する
遊技盤と、終了球つまり入球検出済みの遊技球を排出処
理し得る機構セット盤が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したパ
チンコ機およびアレンジボール機にあっては、当然のこ
とながら型式毎やゲーム内容毎の区分において、夫々の
遊技盤の構成つまり盤本体の加工作業や配置される各種
の遊技部品、そして設定される動作条件等が変更される
が、同一メーカで製造される双方の遊技盤同志は、同等
外形サイズの盤本体が使用されることにより、共通の前
枠裏側の保持枠に着脱可能にセットできるようになって
いる。しかし双方の基本的なゲーム内容の差異により、
互いの遊技盤そして裏側の機構セット盤については異な
るものとされており、パチンコ機側を基準にして観る
と、アレンジボール機の遊技盤はアウト口を必要としな
い別種タイプとされ、またこれに関連して機構セット盤
はアウト球とセーフ球の区分排出を必要とせず、前述の
終了球のみを排出処理する別種タイプとされて、夫々使
い分けられている。
【0004】このような状況にあって、双方の遊技機を
製造するメーカにおいては、パチンコ機で使用する遊技
盤および機構セット盤をアレンジボール機に好適に使用
できないことから、これらの必須主要構成部材を別々に
製作,成形して他部所に保管し、またパチンコ機とアレ
ンジボール機とを別々の製造ラインで製造しなければな
らない等の不便な問題があり、遊技機の生産性の向上,
コスト低下の大きな隘路の一つともなっていた。また個
々の遊技機にあっては、基本的な主要構成部材を設置し
た機体側に対して、単一的に取扱い得る遊技盤がセット
可能になっているが、パチンコ機とアレンジボール機と
の互いの機体側に夫々の遊技盤を交換セットすることは
不可能であった。このためホール内で遊技に供されてい
る双方の遊技機において、機体側をそのまま設置利用す
るもとで、互いの遊技盤の交換セットができないことに
より遊技機相互を実施変更(機種変更,ゲーム変更)は到
底望めず、ホール側にとっては非常に不便となってお
り、結局双方の遊技機毎において1台ずつの入れ替えを
余儀無くされている。
【0005】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、パチンコ機とアレンジボール
機の遊技盤および機構セット盤を共通使用可能にして、
機体を含む全ての主要構成部材を有効に利用して双方の
遊技機を能率よく安価に構成,製造し得ると共に、各々
の機体側に対し互いの遊技盤を交換セット可能にして双
方の遊技機の実施変更を図り得るようにしたパチンコ遊
技機の球処理機構部材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため、本発明に係るパチンコ遊技機の
球処理機構部材は、外枠に組付けられた前枠の各部に、
上下の球皿および球送り・打球発射装置を備えると共
に、前枠の裏側に遊技盤を着脱可能にセットし得る保持
枠および球処理機構部を有する機構セット盤等を備え、
遊技球を1球ずつ遊技盤内に打出して所要のゲームを行
ない、遊技終了球を機外へ排出すると共に入賞に対して
賞球を払出し得る遊技機において、前記機構セット盤で
は、前記遊技盤の集合排出口から前記保持枠裏側の受け
口を介して通出した遊技終了球を受入れ得る第1排出路
と、遊技盤の裏側から通出した遊技終了球を受入れ得る
第2排出路を適宜区分して形成し、第2排出路の下流側
の所要部位にセーフ球処理装置を着脱可能に設置する一
方、第1,第2排出路の区分排出と連絡排出とを可能に
する変更部材を所定位置に設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】パチンコ機およびアレンジボール機に共通的に
実施される機構セット盤は、上段の第2排出路と下段の
第1排出路とが、所定位置に設けられる変更部材により
閉鎖状態と開放状態とに変更し得るようになっている。
従って、パチンコ機に実施する機構セット盤では、前記
変更部材により第2排出路と第1排出路とを分離区分さ
せ、遊技盤の集合排出口に入ったアウト球を第1排出路
に通出すると共に、入賞部品に入って盤裏側へ通出され
たセーフ球を第2排出路に通出するよう構成される。そ
して第2排出路に通出されたセーフ球は、該第2排出路
の下流側に配設したセーフ球処理装置へ通出させ検出処
理される。一方アレンジボール機に実施する機構セット
盤では、第2排出路と第1排出路とを連通させると共に
前記変更部材で第2排出路の下流側を閉鎖して、遊技盤
の各入球部品を通入出した遊技終了球を第2排出路およ
び第1排出路の両方に一旦通出させた後、第2排出路に
排出された遊技終了球は前記連絡口を介して第1排出路
に合流させ、全ての遊技終了球は最終的に第1排出路を
介して機外へ排出される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機の球処理機構部材について、好適な実施例を挙げて添
付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお本実
施例では、便宜上パチンコ機とアレンジボール機の基本
的な共通構成部分を例示説明し、そしてこの共通構成部
分に対する双方の遊技盤並びに変更部分を個々に例示説
明する。
【0009】(基本的な共通構成部分)本実施例のパチン
コ遊技機は、その全体の基本的な構成として、図1,図
2および図3に略示するように、外郭保持枠をなす外枠
1の開口前面側に、開閉搭載枠をなす前枠2が開閉およ
び着脱可能に組付けられている。この前枠2の各部に搭
載される各種の主要構成部材として、前側にガラス扉4
を組付けた窓枠3と、内側に電動式カセットタイプの球
送り装置6をセットした開閉式の上球皿5および定置式
の下球皿7が夫々装備され、また正面右下部の前後に亘
り電動式の打球発射装置8が装備されている。一方、前
枠2の正面内部に夫々のゲーム内容毎に応じた各種の遊
技用部品等を配設すると共に、使用済みの遊技球(終了
球ともいう)の集合排出口23を開口した遊技盤9が交
換可能にセットされており、また前枠2の裏側に終了球
および賞球の各処理部を備えた機構セット盤10が着脱
可能にセットされている。なお遊技機は、外形サイズ上
の区分から一般に「関西枠、関東枠」と称されている何れ
のタイプにあっても、前述した主要構成部材が共通に使
用され、また上,下の球皿5,7には球抜き手段が付設さ
れている。
【0010】このような遊技機にあって、前枠2は全体
が合成樹脂成形されたもので、図4,図5,図6および図
7に示すように、窓口2Aの正面内部に遊技盤セット用
の保持枠11が成形されて、内外2重枠形態とされてい
る。そしてこの前枠2に、前述した窓枠3、上下の球皿
5,7、打球発射装置8が設置されている。一方保持枠
11では、その下部に一体成形された遊技補助盤12
に、発射レール13と、無効遊技球とされる戻り球(フ
ァール球ともいう)の受け路14および効果音発生装置
16が夫々設置され、また終了球用の受け口17と、賞
球用の排出口18およびファール球や零れ球用の回収路
19が夫々成形されており、そして遊技補助盤12の上
部に遊技盤用のセット面域20が前後に開口されてい
る。なお打球発射装置8は、操作ハンドル部8Aでのタ
ッチ検出調整操作に基いて、打球作動部8Bで打球動作
を行なって発射位置の遊技球を打球杆21で打出し、ま
た球送り装置6は、打球操作作動にタイミングを合わせ
て、上球皿5からの遊技球を1球ずつ受入れて発射レー
ル13側に送出するようになっている。但しアレンジボ
ール機の球送り装置6では、遊技球用のカウント検出手
段が付加されて、前記受け路14に付加されるファール
球用の検出スイッチ15(図5参照)との検出条件に基い
て、有効規定数(実送打球数−ファール球数=16個)を
検出するように設定される。
【0011】また前記遊技盤9では、その基本的な構成
として、図1,図2,図5および図6に示すように、所定
の方形サイズに成形された盤本体22の前面に円形状の
レール23を取着して遊技面24が形成されており、こ
の遊技面24内の縦央最下部に前記保持枠11の受け口
17に連絡される終了球用の集合排出口25が開口さ
れ、遊技面24外の周囲に電飾用ランプ類を含む装飾部
材26が装着されている。そして遊技面24内の各部に
は、ゲーム内容毎に応じて選定される各種の遊技用部品
およびくぎ等が配設されるようになっている。但しこの
遊技盤9については、機前側からの操作により施錠部を
利用して保持枠11内に着脱交換セットできるタイプを
例示し、集合排出口25は盤本体22の下端面も開口さ
れて受け口17の開口上面に整合される例を示す(図7
参照)。
【0012】そして前記機構セット盤10では、ゲーム
に使用された終了球および賞球の球処理機構部材として
1つにユニット化されたもので、図3,図7,図8および
図9に示すように、遊技盤裏面点検用の窓口28を開口
した本体27において、終了球の球排出処理構成部とし
て、前記受け口17に連絡される下段の第1排出路29
と、遊技盤9の裏面下部に対向する上段の第2排出路3
0とが、斜状の区画壁71で区画して形成されると共
に、第1,第2排出路29,30からの排出球を機外へ放
出する下部垂下状の集合排出路31が形成されて、第2
排出路30の下流路30aの途上に後述のセーフ球処理
装置43が着脱可能に取着セットされている。また賞球
貯留送出構成部として、球タンク32、整流樋33およ
び送出樋34が一連に設置され、送出樋34の下端に、
ケース単位で構成された電動検出払出し式の賞球排出装
置35が交換可能に設置されている。そして、この装置
35から排出された賞球の排出処理構成部として、前記
保持枠11側の排出口18を介して上球皿5側に連絡さ
れる主排出路36と、これより分岐連通して前枠2裏側
の連絡容器38を介して下球皿7側および前記回収路1
9と連絡される副排出路37が形成されている(図7参
照)。
【0013】また機構セット盤10のその余の構成とし
て、本体27の側縁下部に賞球排出装置35から集合排
出路31に連絡される球抜き路39が形成されている一
方、各種の付属部品(電気部品)そしてターミナル基盤4
0および賞球排出用の制御基盤41が常設され、またゲ
ーム内容毎に対応する制御基盤42(図3想像線参照)が
交換可能に設置される。なお機構セット盤10について
は、上枠体27aと下枠体27bを組合わせて本体27
が構成されて、保持枠11裏側にビス等で位置決めセッ
トされるタイプを主に例示する。また前記セーフ球処理
装置43は、第2排出路30の下流路30aから通出さ
れる終了球、つまりセーフ球を1球ずつ停留検出した後
に解放排出処理するもので、図9に略示するように、処
理路45を有する1つの本体44に、スイッチ46およ
び電磁ソレノイド47、処理部材48を組付けてユニッ
ト化されたタイプのものを例示し、アレンジボール機で
は不用とされる。
【0014】(遊技盤および機構セット盤の変更構成部
分)前述のように構成された本実施例の遊技機におい
て、パチンコ機とアレンジボール機の双方のゲーム内容
に基本的な差異があることに関連して、前枠2裏側の保
持枠11にセットされる前記遊技盤9および保持枠11
裏側にセットされる前記機構セット盤10については、
前述した共通の基本構成を利用したまま部分的に構成変
更されることになり、遊技盤9ではゲーム内容毎に応じ
た各種の遊技用部品が選択して配置され、また機構セッ
ト盤10では終了球の排出処理構成部分が選択的に変更
される。
【0015】先ず遊技盤9について、パチンコ機用で
は、図1および図6に例示するように、遊技面24の各
部に選択された各種の普通入賞具51,52および変動
式入賞装置53,54を含む入賞部品と他の部品55,5
6,57,58等が配設される。そして遊技面24内に打
球された遊技球を、集合排出口25に入ったアウト球
と、夫々の入賞部品51,52,53,54に入って盤裏
側へ通出されたセーフ球とに区分し得るようになってい
る。一方アレンジボール機では、図2および図6に示す
ように、遊技面24の各部に所要とする各種の入球具5
9,60および役物61,62そして前側通過検出タイプ
の総合入球装置63を含む入球部品と他の部品64,6
5,66,67等が配設される。そして遊技面24内に打
出された遊技球を、入球具59,60および役物61,6
2に入って盤裏側へ通出された裏側終了球と、総合入球
装置63に入って前側から集合排出口25へ通出された
前側終了球とに区分し得るようになっている。
【0016】このような双方の遊技盤9においては、ど
のようなゲーム内容のものにあっても、本来共通構成の
盤本体22を利用してその一枚毎に対して所要の孔明け
加工(ルータ加工)がなされることにおいて、遊技面24
の各部に成形された各々の取付け口を利用して夫々の入
賞部品や入球部品そして他の部品が取着される一方、盤
裏側にセーフ球や裏側終了球を通出案内するために必要
な案内樋68や通出カバー69そしてスイッチ70等が
取着されるものであるから、同一(共通)のラインにおい
て能率良く製造することができる。なお双方の遊技盤9
にあって、総合入球装置63を除く入賞部品および入球
部品そして他の部品は、互換使用可能とされている。ま
た総合入球装置63は、規定数(16個)の通過式入球口
および検出スイッチ(センサ)と、ランプおよび入球図柄
表示部(アラビヤ数字「1〜16」を示す)を横一列に配設
したタイプのものを例としたが、これ以外の入球裏側通
出タイプのものも勿論使用可能である。ちなみに図6の
遊技盤9では、アレンジボール機用として例示したが、
パチンコ機用の遊技盤9と兼用し得るので、説明を省略
する。
【0017】また前記機構セット盤10については、図
8および図9に示すように、前記セーフ球処理装置43
の有無の前提にあって、上段の第2排出路30と下段の
第1排出路29との区画壁71の一部を欠除して連絡口
72が開口されている基本構成に対して、排出区分用の
変更部材として2種類の蓋板を取着交換して変更され
る。そこでパチンコ機用では、図10に示すA種の蓋板
つまり連絡口72を閉鎖して区画壁71と連絡される案
内片73aを成形した蓋板73Aが、第2排出口30の
開口面域に合わせてビス着される。これにより、遊技盤
9の裏側から第2排出路30に入ったセーフ球と、集合
排出路25および受け口17から第1排出路29に入っ
たアウト球とを区分して排出処理し得る。一方アレンジ
ボール機用では、図11に示すB種の蓋板つまり第2排
出路30の下流路30aの上部内に位置する制止片73
bを成形した蓋板73Bが、第2排出路30の開口面域
に合わせてビス着される。これにより、遊技盤9の裏側
から第2排出路30に入った裏側終了球を連絡口72を
介して第1排出路29に排出処理し得、受け口17から
第1排出路29に通出された前側終了球と合流し得る。
なお双方の蓋板73A,73Bは、集合排出口25の裏
面と受け口17の裏面一部とを共に覆蓋し得る位置に取
着セットされる(図7参照)。
【0018】このような機構セット盤10では、終了球
用の球排出処理構成部の基本構成に対して、セーフ球処
理装置43と蓋板73A,73Bを使用選択するだけの
極めて単純な部分変更で2通りのタイプに構成し得る。
従って、パチンコ機用、アレンジボール機用の何れのセ
ット盤についても、基本構成を有効に利用して必要最少
の変更に止めて簡単に能率良く製作し得る。そして双方
のセット盤を区分製作して保管したり、ライン内で区分
製作する場合の何れにあっても、当該遊技機の裏側にセ
ットして好適に実施できるものである。なお前記蓋板7
3A,73Bは、第2排出路30に適合する外形サイズ
に合成樹脂成形されたものであって、既存のパチンコ機
では、保持枠11の受け口17と機構セット盤10のセ
ーフ球用経路との仕切り部材として使用されているが、
切除可能な案内片73aと制止片73bを形成した1種
として、選択使用ができるようにしてもよい。ちなみに
前記夫々の蓋板73A,73Bには、使用区分を明らか
にするための識別符号または目印として、図示「A,B」
が付されている。
【0019】
【実施例の作用】前述のように構成された本実施例のパ
チンコ遊技機の球処理機構部材の作用について説明す
る。この遊技機では、搭載枠である前枠2および保持枠
11の所定位置に、窓枠3およびガラス扉4、上下の球
皿5,7、球送り・打球発射装置6,8および機構セット
盤10等の主要構成部材の他に、必要な関連付属部材お
よび電気制御機器等が夫々装備されると共に、所要のゲ
ーム内容の遊技部品をもつ遊技盤9がセットされ、この
前枠2全体が外枠1に組付けられて1台毎に構成・製作
される。そして遊技ホールでの実施にあたっては、ホー
ル内の設置台に一台毎が縦向きに設置配列されて遊技に
供し得る。このもとで基本的な遊技操作による球送り作
動と打球発射作動との協働により、上球皿5から発射レ
ール13の基部に1球ずつ送込まれた遊技球を、打球杆
21で当打して遊技盤9の遊技面24内に打出し、所要
のパチンコゲームを展開し得る。そして、ゲームで使用
された終了球を裏側の機構セット盤10から機外へ排出
する一方、ゲーム中に成立した入賞に対しては、賞球排
出装置35から所定数毎に払出された賞球が、機構セッ
ト盤10の排出経路36,37を介して上球皿5および
下球皿7へ排出される。なおゲーム中において、遊技面
24内に到達し得なかった遊技球は、ファール球として
受け部14に受入れられて回収路19から連絡容器38
を介して下球皿7側へ戻される。
【0020】このような本実施例のパチンコ遊技機にあ
って、その基本構成を有効に利用したパチンコ機とアレ
ンジボール機の機種変更(構成変更)並びにゲーム終了球
の処理等について各機種毎に説明する。先ずパチンコ機
の場合では、図1に例示するような所要の入賞部品およ
びゲーム内容をもつ遊技盤9が保持枠11にセットされ
る一方、機構セット盤10の球排出処理構成部にセーフ
球処理装置43とA種の蓋板73Aが夫々セットされて
構成(製作)される。このもとで、前述と同様な遊技操作
に基いて遊技面24内に打出された遊技球について、ア
ウト口に相当する集合排出口25に入った全てのアウト
球は、保持枠11の受け口17から機構セット盤10の
第1排出路29に通出して、集合排出路31から機外へ
排出される。一方、各種の入賞部品51,52,53,5
4に入った全てのセーフ球は、盤裏側から第2排出路3
0に通入して、A種の蓋板73Aの案内片73aにより
第1排出路29に誤入することなく下流路30aからセ
ーフ球処理装置43に導入される。そして、同装置43
で1球ずつ停留検出された後(賞球払出し後)に解放落下
されて、球抜き路39から集合排出路31を経て機外へ
排出される。
【0021】これに対してアレンジボール機の場合で
は、図2に例示するような所要の入球部品および図柄組
合わせゲーム内容をもつ遊技盤9が保持枠11にセット
される一方、機構セット盤10の球排出処理機構部に前
記セーフ球処理装置45を省略して、B種の蓋板73B
がセットされて構成(製作)される。このもとで遊技操作
に基いて毎回の図柄組合わせゲーム単位で遊技面24内
に打出された規定数(16個)の遊技球について、総合入
球装置63で入球検出されて前面から集合排出口25に
入った全ての前側終了球は、保持枠11の受け口17か
ら機構セット盤10の第1排出路29に通入して、集合
排出路31から機外へ排出される。一方、各種の入球具
59,60や役物61,62に入って盤裏側に通出された
全ての裏側終了球は、第2排出路30に通入して、B種
の蓋板73Bの制止片73bにより下流路30aへの通
出を規制されたまま連絡口72から第1排出路29に通
入し、そのまま集合排出路31を経て機外へ排出され
る。
【0022】また本実施例のパチンコ遊技機では、その
基本共通構成に対する部分的な構成変更技術を利用し
て、遊技ホールに設置されている遊技機相互の変更も可
能である。すなわちパチンコ機として、またアレンジボ
ール機として既に実施されている状況にあって、ホール
側の営業上の事情によりゲーム内容の異なる互いの遊技
盤9を入れ換えて機種変更をしようとする場合には、前
述した構成製作変更例の場合と同様に、保持枠11に所
要の遊技盤9を入れ換えセットする一方、開放または取
外した機構セット盤10にセーフ球処理装置43とA
種,B種の蓋板73A,73Bを入れ換えセットするだけ
の簡単な変更作業で構成し得、別異の遊技機として供す
ることができる。なお機構セット盤10に対する変更作
業は、外枠1に対して前枠2全体を開放保持したもと
で、手早く楽に行ない得る。ちなみに遊技盤9の入れ換
えに伴い、夫々のゲーム内容に適合する制御基盤42も
機構セット盤10の裏側に交換設置される。
【0023】このように本実施例のパチンコ遊技機で
は、主要構成部材等を含む基本共通構成をそのまま有効
に利用するもとで、セーフ球処理装置43と蓋板73
A,73Bとのセット交換だけの極めて簡単な部分変更
により、機種変更並びに構成製作変更、更には遊技ホー
ル内での入れ換え変更をも可能にし得るものである。ま
た、パチンコ機とアレンジボール機の変更を容易にする
だけではなく、多様化が求められるアレンジボール機を
対象とした場合にあっては、基本構成と変更構成におけ
る球排出処理構成部分の選択(B種蓋板73Bの使用)と
により、型式、特に終了球の通出態様の異なる遊技機に
ついても適正に使用可能にして型式の多様化に対応でき
る。
【0024】すなわち、 (a) 図13に例示するように、前述の集合排出口25
および入球部品(図2参照)を有し、集合排出口25の裏
側対応部位に入球集合カバー74を取着した遊技盤9が
セットされた場合では、図2中の入球具59,60およ
び役物61,62を通入出した裏側終了球と、総合入球
装置63を通入出した前側終了球とを集合排出口25に
集合的に受入れて、保持枠11の受け口17から機構セ
ット盤10の第1排出路29および集合排出路31を経
て機外に排出できる。なおこの型式では、機構セット盤
10の第2排出路30が使用されない。 (b) 図14に例示するように、前後に開口した集合排
出口25と、前述の入球部品(図2参照)を有する遊技盤
9がセットされた場合では、総合入球装置63を通入出
した前側終了球を集合排出口25から裏側へ通出し、図
2中の他の入球具59,60および役物61,62を通入
出した裏側終了球と共に機構セット盤10の第2排出路
30に受入れ、そして前記連絡口72から第1排出路2
9および集合排出路31を経て機外に排出できる。なお
この型式では、保持枠11の受け口17が使用されな
い。 (c) 図15に例示するように、集合排出口25を省略
したことに対して、遊技面24に打出された全ての遊技
球を裏側へ通出する入球部品を配置した遊技盤9がセッ
トされた場合では、全ての入球部品および総合入球装置
63の夫々に通入出した裏側終了球を機構セット盤10
の第2排出路30に受入れて、連絡口72から第1排出
路29および集合排出路31を経て機外に排出できる。
なおこの型式では、保持枠11の受け口17が使用され
ない。ちなみに前記図13と図14に例示するタイプに
あっては、図12に示すような逃し凹部75を有するB
種の蓋板73Bを使用するようにしてもよい。
【0025】 (機構セット盤の変更構成部分の各形態例) また本実施例のパチンコ遊技機において、機構セット盤
10における部分変更構成部については、前述した蓋板
変更セット形態例とは別の形態例も好適に提案できる。
すなわち第1別形態例として、図16,図17および図
18に例示するように、第1,第2排出路29,30の区
分排出と連絡排出とを図る変更部材について、傾動開閉
式の切換えレバー76が使用されて、両排出路29,3
0の連絡口72の下流端側にピン77で取着される。そ
してこの切換えレバー76を、図16のように、区画壁
71と平行な倒伏位置で連絡口72を閉鎖した状態にセ
ットして適宜クリップ78で固定保持する。これによ
り、両排出路29,30を互いに独立した区分排出状態
にし得、このもとで終了球(パチンコゲームのアウト球
とセーフ球)を別個に排出処理し得る。一方、切換えレ
バー76を、図17のように、上傾位置で連絡口72を
開放した状態でセットしてクリップ78で固定保持す
る。これにより、両排出路29,30を連絡口72で連
通した連絡排出状態にし得、このもとで終了球(図柄組
合わせゲームの使用済み遊技球)を集約的に排出処理し
得る。
【0026】また第2別形態例として、図19,図20
および図21に例示するように、第1,第2排出路29,
30の区分排出と連絡排出とを図る変更部材について、
終了球の通出障害とされない薄肉の金属帯状材より成形
されたスライド開閉式の切換えレール79が使用され
て、両排出路29,30の区画壁71に対する所要位置
に取着される。そしてこの切換えレール79を、図19
のように上,下流側(図示左右側)の区画壁71に亘り平
行にセットして連絡口72を閉鎖した状態で固定保持す
る。これにより、両排出路29,30を互いに独立した
区分排出状態にし得、このもとでパチンコゲームでのア
ウト球とセーフ球とを別個に排出処理し得る。一方、切
換えレール79を、図20のように上流側の区画壁71
に変位セットして、連絡口72を開放した状態で固定保
持する。これにより、両排出路29,30を連絡口72
で連通した連絡排出状態にし得、このもとでアレンジゲ
ームでの使用済み遊技球(前側終了球,裏側終了球)を集
合的に排出処理し得る。なおこの形態例の切換えレール
79では、図21のように両端部の側縁に区画壁71に
挟着し得るクリップ部79aを形成し、また図示左端に
係止片にも兼用し得る球案内部79bを形成したものを
示したが、合成樹脂成形としてその後端(上流端)に区画
壁71との段差をなくした案内斜面を有するものも好適
に使用し得る。
【0027】そして第3別形態例として、図22,図2
3および図24に示すように、第1,第2排出路29,3
0の連絡口72が比較的に小開口とされた場合の前提に
あって、これに対する変更部材について薄肉金属帯状材
より成形された変形開閉式の切換えレール80が使用さ
れて、下流側の区画壁71に取着される。そしてこの切
換えレール80を、図22のように区画壁71と平行な
倒伏位置にセットして連絡口22を閉鎖した状態で固定
保持する。これにより、両排出路29,30を互いに独
立した区分排出状態にし得、このもとでパチンコゲーム
でのアウト球とセーフ球とを別個に排出処理し得る。一
方、切換えレール80を、図23のように区画壁71に
固定セットしたまま、その自由端部80b(図示右端部)
を上傾位置に折曲して第2排出路30の下流路30a側
を閉鎖すると共に連絡口72を開放する。これにより、
両排出路29,30を連絡口72で連通した連絡排出状
態にし得、このもとでアレンジゲームでの使用済み遊技
球(前側終了球,裏側終了球)を集約的に排出処理し得
る。なおこの形態例の切換えレール80では、図24の
ようにクリップ部80aを形成し、また自由端部80b
を目安とした小さな切欠き80cの位置から常に一定長
で折曲して、蓋片や案内片として利用できるようにした
ものを示したが、合成樹脂成形のものであっても好適に
使用できる。
【0028】前述したような夫々の別形態例では、何れ
も同一の変更部材(切換えレバー76,切換えレール7
9,80)が使用できるので、2種の変更部材を製作する
手間が省け、コストを低減し得る。そして、これらの変
更部材76,79,80の向き,位置等を変更するだけの
極めて簡単な操作で、2通りの球排出処理構成部分ひい
ては機構セット盤10が手早く的確に構成し得るもので
ある。なお各別形態例において、第2排出路30の開口
面に別のC種の蓋板(前述した案内片73a,制止片73
bを省略したタイプ)73Cが取着セットされるが、そ
の余は前述の基本形態例と同様であり、同一部分には同
一符号を付してその説明は省略する。ちなみに、前記保
持枠11の遊技補助盤12の裏面に別の蓋板が取着され
る場合には、C種の蓋板73Cを不要としたもとで、別
形態例の変更部材76,79,80が好適に使用できる。
また、前記切換えレール79,80の如く金属製の変更
部材の場合には、該変更部材をアースすることにより静
電除去の効果を得ることができる。
【0029】なお、球排出処理構成部に係る変更構成例
については、前述の別形態例の他に、連絡口72を開閉
し得る部材と第2排出路30の下流路30aを開閉する
部材とを別々にして使い分けるようにしてもよく、また
図25に示すように、C種の蓋板73Cに前述した切換
えレバー76をピン77で取着すると共に、クリップ7
8で位置決めできるようにした1つの共用変更部材とし
てもよい。そしてこれとは別に、図26に示すように、
第2排出路30の下流路30aを前記球抜き路39に連
通して、集合排出路31と連絡するようにしてもよい。
これによれば、前記連絡口72に対して1つの部材(例
えばレール状の仕切り片)を着脱変更するもとで、第2
排出路30に通出したパチンコゲームでのセーフ球を下
流路30aから球抜き路39へ排出し得、一方、第2排
出路30から第1排出路29と別に、万一下流路30a
に通出したアレンジボールでの終了球を球抜き路39か
ら排出することができる。ちなみにこのような第2排出
路30にあっては、セーフ球処理装置43について、同
図に示すように、処理路を不要とした1つの本体44に
スイッチ46、電磁ソレノイド47および処理部材48
を組付けたタイプのものが好適に使用でき、また同装置
43が使用されない場合には、本体44と同形の蓋板8
1が取着される。
【0030】
【変更例】本発明の対象とするパチンコ遊技機について
は、前述した実施例だけに制限されず、他の形態例も好
適に推奨される。例えば前枠2と保持枠11は、適宜材
質で別成形されて互いに組付け整合されるものや、枠体
と遊技補助盤12とが整合されるものでもよく、遊技盤
9は、保持枠11の裏側から着脱交換セットされるもの
でもよい。また裏側の機構セット盤10は、開閉および
着脱可能に組付けセットされるものでもよく、第2排出
路(セーフ球排出路30)を連通形態として、球抜き路3
9を連絡してもよい。特に開閉形式では、開放した機構
セット盤の表面側(正面側)より球排出処理構成部の変更
(各種変更部材の位置換え等)が楽にできる。ちなみに、
前記第2排出路30に着脱可能にセットされるセーフ球
処理装置43については、処理路を不要とした1つの本
体に、検出スイッチ、電磁ソレノイドおよび処理部材を
組付けてユニット化したものが好適に使用できる。な
お、終了球(使用済み遊技球)の排出処理構成部について
は、別形態のパチンコ遊技機例えば外枠に組付けられた
前枠の正面内部にガラス扉が装着され、外枠の内部に組
付けられた開閉保持枠の前側に遊技盤が着脱交換可能に
セットされる一方、開閉保持枠の裏側に球処理機構部が
構成された遊技機にあっても、その開閉保持枠および球
処理機構部に対して実施することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係るパチ
ンコ遊技機の球処理機構部材によれば、基本的に共通部
材とすると共に蓋板の取着形態を変更するだけで、パチ
ンコ機やアレンジボール機の遊技終了球の排出処理形態
に適合した仕様にすることができる。従って、パチンコ
機およびアレンジボール機に対応した専用の機構セット
盤を別々に設計,製作する必要がないので、パチンコ遊
技機のメーカにおいては、パチンコ機とアレンジボール
機とを同一の製造ラインで製造することが可能となり、
遊技機の生産性の向上や合理化、コスト低減を図ること
ができる。またゲームホールにおいては、例えばパチン
コ機からアレンジボール機に変更する場合に、遊技盤の
交換と該パチンコ機に装着されていた機構セット盤の仕
様を若干変更するだけで機体はそのまま継続して使用し
得るので、遊遊機の交換作業を簡単かつ容易になし得る
と共に交換費用を安く抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るパチンコ遊技機を概略で
示す正面図である。
【図2】本発明の実施例に係るパチンコ遊技機を概略で
示す正面図である。
【図3】本発明の実施例に係るパチンコ遊技機を略示す
る背面図である。
【図4】前枠および保持枠を略示する正面図である。
【図5】遊技機の正面内部および遊技盤の一部を略示す
る正面図である。
【図6】遊技盤の裏側を主に略示する背面図である。
【図7】図1中のV−V線に基く側断面図である。
【図8】機構セット盤の要部(下枠体)を前側の向きで示
す正面図である。
【図9】機構セット盤の要部(下枠体)を後側の向きで示
す背面図である。
【図10】変更構成部分の変更部材におけるA種の蓋板
を示す背面図である。
【図11】変更構成部分の変更部材におけるB種の蓋板
を示す背面図である。
【図12】変更構成部分の変更部材におけるC種の蓋板
を示す背面図である。
【図13】アレンジボール機用の遊技盤のセット例を示
す側断面図である。
【図14】アレンジボール機用の遊技盤のセット例を示
す側断面図である。
【図15】アレンジボール機用の遊技盤のセット例を示
す側断面図である。
【図16】第1別形態に係る変更部材を実施したパチン
コ機用の機構セット盤の要部を前側の向きで示す正面図
である。
【図17】第1別形態に係る変更部材を実施したアレン
ジボール用の機構セット盤の要部を前側の向きで示す正
面図である。
【図18】第1別形態の変更部材を示す斜視図である。
【図19】第2別形態に係る変更部材を実施したパチン
コ機用の機構セット盤の要部を前側の向きで示す正面図
である。
【図20】第2別形態に係る変更部材を実施したアレン
ジボール用の機構セット盤の要部を前側の向きで示す正
面図である。
【図21】第2別形態の変更部材を示す斜視図である。
【図22】第3別形態に係る変更部材を実施したパチン
コ機用の機構セット盤の要部を前側の向きで示す正面図
である。
【図23】第3別形態に係る変更部材を実施したアレン
ジボール用の機構セット盤の要部を前側の向きで示す正
面図である。
【図24】第3別形態の変更部材を示す斜視図である。
【図25】更に別形態に係る変更部材を示す説明図であ
る。
【図26】第2排出路の下流路を球抜き路に連通して、
集合排出路と連絡する形態を示す背面図である。
【符号の説明】
1 外枠 2 前枠 5 上球 6 球送り装置 7 下球皿 8 打球発射装置 9 遊技盤 10 機構セット盤 11 保持枠 17 受け口 25 集合排出口 29 第1排出路 30 第2排出路 43 セーフ球処理装置 73A,73B,73C 蓋板(変更部材) 76 切換レバ
ー(変更部材) 79,80 切換えレール (変更部材)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠(1)に組付けられた前枠(2)の各部
    に、上下の球皿(5,7)および球送り・打球発射装置(6,8)
    を備えると共に、前枠(2)の裏側に遊技盤(9)を着脱可能
    にセットし得る保持枠(11)および球処理機構部を有する
    機構セット盤(10)等を備え、遊技球を1球ずつ遊技盤
    (9)内に打出して所要のゲームを行ない、遊技終了球を
    機外へ排出すると共に入賞に対して賞球を払出し得る遊
    技機において、 前記機構セット盤(10)では、前記遊技盤(9)の集合排出
    口(25)から前記保持枠(11)裏側の受け口(17)を介して通
    出した遊技終了球を受入れ得る第1排出路(29)と、遊技
    盤(9)の裏側から通出した遊技終了球を受入れ得る第2
    排出路(30)を適宜区分して形成し、第2排出路(30)の下
    流側の所要部位にセーフ球処理装置(43)を着脱可能に設
    置する一方、第1,第2排出路(29,30)の区分排出と連絡
    排出とを可能にする変更部材(73A,73B,73C,76,79,80)を
    所定位置に設けたことを特徴とするパチンコ遊技機の球
    処理機構部材。
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