JP2968715B2 - 住宅用基礎の配筋構造 - Google Patents

住宅用基礎の配筋構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅基礎として用い
られる場所打鉄筋コンクリート造のべた基礎および布基
礎が一体となった基礎構造に関するものである。さらに
詳しくは、べた基礎および布基礎の配筋に溶接組立鉄筋
を使用することにより、基礎鉄筋工事の規格化、省力化
および工場生産化を図った基礎構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】平屋建てあるいは2階建ての木造住宅、
鉄骨造住宅の基礎構造としては、場所打コンクリート造
によりべた基礎および布基礎を一体化した構成のものが
知られている。このような鉄筋コンクリート製の基礎構
造の配筋は、鉄筋工が現場作業により行なっていた。し
かし、基礎鉄筋工事の省力化、人手不足、人件費の高騰
等の点に鑑みて、本願人は、先に、布基礎用の鉄筋ユニ
ットを提案している。この鉄筋ユニットは、布基礎ベー
ス筋枠に対して、立ち上がり筋枠を折り畳んだ状態から
立ち上げて垂直に起立した状態に起こすことが可能な構
造となっている。この鉄筋ユニットは工場生産されて、
折り畳んだ状態で現場に搬入され、現場において立ち上
がり筋枠を立ち上げて、指定の場所に設置される。した
がって、現場において鉄筋工が鉄筋を切断、溶接あるい
は結束しながら布基礎用の配筋を行なう場合に比べて、
簡単かつ短工期で基礎鉄筋工事を行なうことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、基礎鉄筋工事
の省力化、短工期化を一層改善するためには、基礎配筋
の各部分をユニット化して、工場生産可能にすることが
望ましい。
【0004】本発明の課題は、この点に鑑みて、場所打
コンクリート造のべた基礎および布基礎が一体化された
構成の住宅用基礎の鉄筋工事の省力化、短工期化を実現
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、住宅用基礎
の鉄筋工事を、工場生産された各ユニットを建築現場に
搬入して、指定の場所に設置し、ユニット相互を結束す
るという簡単な工程で行なうことができるようにしてい
る。
【0006】場所打鉄筋コンクリート造のべた基礎およ
び布基礎が一体となった構成の住宅用基礎の配筋構造で
は、外周部布基礎部分に配置される外周部基礎鉄筋部分
と、内部布基礎部分に配置される内部基礎鉄筋部分と、
べた基礎部分に配置されるべた基礎鉄筋部分とを有して
いる。したがって、本発明では、これらの部分をそれぞ
れユニット化した構成を採用している。
【0007】すなわち、前記外周部基礎鉄筋部分は外周
部立ち上がり組立鉄筋ユニットとして構成し、当該外周
部立ち上がり組立鉄筋ユニットを、予め設定された間隔
で平行に配列されたL形状のあばら筋と、これらのあば
ら筋の上端部分において直交する方向に配列されている
と共にこれらのあばら筋が溶接されている主筋上端筋
と、この主筋上端筋に平行に配列されていると共に前記
あばら筋のそれぞれの下端部分が溶接されている主筋下
端筋と、これら主筋上端筋および下端筋に平行に配列さ
れていると共に前記あばら筋のそれぞれの下端部分が溶
接されているベース筋とを備えた構成としてある。
【0008】また、前記内部基礎鉄筋部分は内部立ち上
がり組立鉄筋ユニットとして構成し、当該内部立ち上が
り組立鉄筋ユニットを、予め設定された間隔で平行に配
列されたL形状のあばら筋と、これらのあばら筋の上端
部分において直交する方向に配列されていると共にこれ
らのあばら筋が溶接されている主筋上端筋と、この主筋
上端筋に平行に配列されていると共に前記あばら筋のそ
れぞれの下端部分が溶接されている主筋下端筋とを備え
た構成としてある。
【0009】さらに、前記べた基礎鉄筋部分を、前記外
周部立ち上がり組立鉄筋ユニットに沿って配置される外
周部ベース筋ユニットと、この外周部ベース筋ユニット
の内側に配置される内周部ベース筋ユニットとの2つの
ユニットから構成するようにしている。そして、前記外
周部ベース筋ユニットを、前記外周部立ち上がり組立鉄
筋ユニットの長手方向に配列されたベース筋と、このベ
ース筋とは直交する方向に向けて予め設定された間隔で
平行に配列されていると共に前記ベース筋に溶接されて
いる複数本の配力筋とを備えた構成としてある。一方、
前記内周部ベース筋ユニットを、前記外周部立ち上がり
組立鉄筋ユニットの長手方向に向けて予め定めた間隔で
平行に配列された複数本のベース筋と、これらのベース
筋とは直交する方向に向けて予め定めた間隔で平行に配
列されていると共に前記ベース筋に溶接されている複数
本の配力筋とを備えた構成としてある。
【0010】これらの外周部立ち上がり組立鉄筋ユニッ
ト、内部立ち上がり組立鉄筋ユニット、外周部ベース筋
ユニット、および内周部ベース筋ユニットは、建築現場
において製造してもよいが、予め工場生産しておき、こ
れらの各ユニットを建築現場に搬入して、予め定めた仕
様に基づき配列して相互に結束等することにより、住宅
用基礎の配筋を行なうことが望ましい。
【0011】このように、本発明の住宅用基礎の配筋構
造においては、実質的に全ての基礎鉄筋の部分がユニッ
ト化されている。したがって、建築現場においては、単
に、搬入された各ユニットを配列して、相互に結束ある
いは現場溶接するのみで、基礎配筋を行なうことができ
る。したがって、基礎鉄筋工事の省力化、短工期化を図
ることができる。また、各ユニットは工場生産された規
格品であるので、低コスト化、基礎鉄筋工事の高精度化
も同時に達成することができる。
【0012】特に、本発明では、場所打鉄筋コンクリー
ト造のべた基礎および布基礎が一体となった構成の住宅
用基礎の外周部布基礎配筋構造を、上記構成の外周部立
ち上がり組立鉄筋ユニットと、外周部ベース筋ユニット
とによって構成している。したがって、この部分の配筋
を簡単に行なうことが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。
【0014】図1には、本発明を適用した住宅用基礎鉄
筋の配筋例を示してある。また、図2には、図1のII
−II線で切断した部分におけるコンクリート打設後の
状態を部分的に示してある。
【0015】本例の配筋例は、場所打鉄筋コンクリート
造のべた基礎および布基礎が一体となった構成の住宅用
基礎の基礎配筋である。図1から分かるように、この配
筋構造1は、外周部布基礎部分に配置される外周部基礎
鉄筋部分を構成している外周部立ち上がり組立鉄筋ユニ
ット2と、内部布基礎部分に配置される内部基礎鉄筋部
分を構成している内部立ち上がり組立鉄筋ユニット3
と、べた基礎部分に配置されるべた基礎鉄筋部分を構成
している外周部ベース筋ユニット4および内周部ベース
筋ユニット5を組み合わせることにより構成されてい
る。
【0016】外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット2が直
交する方向に突き当たる隅部分の接合は、コーナージョ
イント筋6によって、相互のユニットを構成している各
鉄筋同士を結束することにより形成されている。同様
に、T字状に突き当たっている外周部立ち上がり組立鉄
筋ユニット2と内部立ち上がり組立鉄筋ユニット3の接
合部分も、コーナージョイント筋7によって、相互のユ
ニットの対応する鉄筋同士を結束することにより形成さ
れている。一方、外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット2
の継ぎ目は、ストレートジョイント筋8によって、相互
のユニットの鉄筋同士を結束することにより形成されて
いる。
【0017】図2から分かるように、外周部布基礎の配
筋は、その立ち上がり部分は、外周部立ち上がり組立鉄
筋ユニット2におけるあばら筋21の垂直部分と主筋上
端筋22によって構成される。また、この外周部布基礎
の配筋のベース部分は、外周部立ち上がり組立鉄筋ユニ
ット2における主筋下端筋23と、あばら筋21の下端
における水平部分およびその先端側の上方への傾斜部分
と、外周部ベース筋ユニット4とによって構成される。
【0018】図3には上記の各ユニットを示してある。
まず、図3(A)には外周部立ち上がり組立鉄筋ユニッ
ト2を示してある。この図に示すように外周部立ち上が
り組立鉄筋ユニット2は、予め設定された間隔(例え
ば、300mm間隔)で平行に配列されたL形状のあば
ら筋(例えば、D10)21と、これらのあばら筋21
の上端部分において直交する方向に配列されていると共
にこれらのあばら筋21がスポット溶接されている主筋
上端筋(例えば、D13)22と、この主筋上端筋22
に平行に配列されていると共にあばら筋21のそれぞれ
の下端部分がスポット溶接されている主筋下端筋23
(例えば、D13)と、これら主筋上端筋22および下
端筋23に平行に配列されていると共にあばら筋21の
それぞれの下端部分が溶接されている2本のベース筋
(例えば、D10)24、25とを備えている。
【0019】さらに説明すると、このユニット2のあば
ら筋21は、その下側の水平部分の先端側が折れ曲がっ
て上方に向けて傾斜しており、この折れ曲がり部分に1
本のベース筋24が配列され、折れ曲がり部分の先端位
置にもう1本のベース筋25が配列されている。
【0020】なお、立ち上がり部分の寸法が大きい場合
には、必要に応じて、上下の主筋22、23の間に、腹
筋が配置される場合もある。
【0021】図3(D)には内部立ち上がり組立鉄筋ユ
ニット3を示してある。この図に示すように、このユニ
ット3は、予め定めた間隔(例えば、300mm)で平
行に配列されたL形状のあばら筋(例えば、D10)3
1と、これらのあばら筋31の上端部分において直交す
る方向に配列されていると共にこれらのあばら筋31が
スポット溶接されている主筋上端筋(例えば、D13)
32と、この主筋上端筋32に平行に配列されていると
共にあばら筋31のそれぞれの下端部分がスポット溶接
されている主筋下端筋33(例えば、D13)とを備え
ている。
【0022】ここで、内部立ち上がり組立鉄筋ユニット
3としては、L形状のあばら筋を使用する代わりに、直
線状のものを使用してもよいことは勿論である。
【0023】図3(B)には外周部立ち上がり組立鉄筋
ユニットに沿って配置される外周部ベース筋ユニット4
を示してある。この図に示すように、外周部ベース筋ユ
ニット4は、外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット2の長
手方向に向けて配列されたベース筋(例えば、D10)
41、42と、このベース筋41、42とは直交する方
向に向けて予め定めた間隔(例えば、300mm)で平
行に配列されていると共にベース筋41、42にスポッ
ト溶接されている複数本の配力筋43とを備えている。
各配力筋43の外周端側は下方に向けてほぼ直角に折れ
曲がっており、この部分43aが、外周部立ち上がり組
立鉄筋ユニット2のあばら筋21の中程の高さ位置の所
に当てがわれて結束筋によって結束される。ベース筋4
1は、この折れ曲がり部分に配列されており、他方のベ
ース筋42はそれよりも内側の位置に平行に配列されて
いる。
【0024】次に、図3(C)に示すように、外周部ベ
ース筋ユニット4の内側に配置される内周部ベース筋ユ
ニット5は、外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット2の長
手方向に向けて予め定めた間隔(例えば、300mm)
で平行に配列された複数本のベース筋(例えばD10)
51と、これらのベース筋51とは直交する方向に向け
て予め定めた間隔(例えば、300mm)で平行に配列
されていると共にベース筋51にスポット溶接されてい
る複数本の配力筋52とを備えている。
【0025】以上説明した各ユニット2、3、4、5
は、工場生産されて現場に搬入されたものである。
【0026】次に、図3および図4を参照して、これら
の各ユニットを用いた配筋工事の手順を説明する。ま
ず、図3(A)に示すように、外周部立ち上がり組立鉄
筋ユニット2を配置する。次に、図3(B)に示すよう
に、外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット2の内側に沿っ
て、外周部ベース筋ユニット4を配置する。この後は、
図3(C)に示すように、内周部ベース筋ユニット5を
配置する。そして、図3(D)に示すように、内周部立
ち上がり組立鉄筋ユニット3を配置する。
【0027】この後は、図4(A)、(B)に示すよう
に、コーナージョイント筋6、7およびストレートジョ
イント筋8を用いて、立ち上がり組立鉄筋ユニット2同
士、ユニット3同士、あるいはユニット2および3の間
を相互に結合する。
【0028】次に、図4(C)、(D)に示すように、
必要に応じて、床下換気口、床下通気口等の位置の主
筋、あばら筋を切断して開口部分を形成し、形成した開
口部分の周囲に、補強筋9を配置する。また、図4
(E)に示すように、梁端部にも補強支持10を入れ
る。
【0029】なお、このような配筋作業において、あば
ら筋と主筋を結合しているスポット溶接部分が剥離した
場合には、あばら筋を用いて補強すればよい。
【0030】なお、図5ないし図12には、参考まで
に、各ユニットのジョイントの各種形態を示してある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の配筋構造
によれば、各部分をユニット化して工場生産可能として
ある。したがって、これらの各ユニットを建築現場に搬
入して、指定の場所に配置し、しかる後に、各ユニット
を相互に結合するという簡単な作業により、べた基礎お
よび布基礎が一体化された現場打鉄筋コンクリート造の
住宅用基礎の配筋を行なうことができる。したがって、
基礎配筋工事を、熟練を必要としない簡単な作業によ
り、短工期で且つ正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した住宅用基礎の配筋構造の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】図1の配筋構造を備えた住宅用基礎の部分断面
を示す部分断面図である。
【図3】図1の配筋構造を構成している各ユニットおよ
び配筋手順を示す説明図である。
【図4】図1の配筋構造の配筋手順を示す説明図であ
る。
【図5】外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット間のストレ
ートジョイントの例を示す説明図である。
【図6】外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット間のコーナ
ージョイントの例を示す説明図である。
【図7】外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット間のコーナ
ージョイントの例を示す説明図である。
【図8】内部立ち上がり組立鉄筋ユニット間のストレー
トジョイントの例を示す説明図である。
【図9】外周部立ち上がり組立鉄筋ユニットと内部立ち
上がり組立鉄筋ユニットのストレートジョイントの例を
示す説明図である。
【図10】内部立ち上がり組立鉄筋ユニット間のストレ
ートジョイントの例を示す説明図である。
【図11】内部立ち上がり組立鉄筋ユニット間のコーナ
ージョイントの例を示す説明図である。
【図12】内部立ち上がり組立鉄筋ユニット間のコーナ
ージョイントの例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 配筋構造 2 外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット 21 あばら筋 22、23 主筋 24、25 ベース筋 3 内部立ち上がり組立鉄筋ユニット 31 あばら筋 32、33 主筋 4 外周部ベース筋ユニット 41、42 ベース筋 43 配力筋 5 内周部ベース筋ユニット 51 ベース筋 52 配力筋

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 場所打鉄筋コンクリート造のべた基礎お
    よび布基礎が一体となった構成の住宅用基礎の配筋構造
    であって、外周部布基礎部分に配置される外周部布基礎
    鉄筋部分と、内部布基礎部分に配置される内部基礎鉄筋
    部分と、べた基礎部分に配置されるべた基礎鉄筋部分と
    を有し、 前記外周部布基礎鉄筋部分は外周部立ち上がり組立鉄筋
    ユニットを備え、当該外周部立ち上がり組立鉄筋ユニッ
    トは、予め定めた間隔で平行に配列されたL形状のあば
    ら筋と、これらのあばら筋の上端部分において直交する
    方向に配列されていると共にこれらのあばら筋が溶接さ
    れている主筋上端筋と、この主筋上端筋に平行に配列さ
    れていると共に前記あばら筋のそれぞれの下端部分が溶
    接されている主筋下端筋と、これら主筋上端筋および下
    端筋に平行に配列されていると共に前記あばら筋のそれ
    ぞれの下端部分に溶接されているベース筋とを具備して
    おり、前記あばら筋のそれぞれの下端部分は、水平部分と、こ
    の水平部分の先端側が折れ曲がって上方に向けて傾斜し
    ている折れ曲がり部分とを備え、前記ベース筋は、前記
    水平部分と折れ曲がり部分の境、および前記折れ曲がり
    部分の先端位置にそれぞれ配列されており、 前記内部布基礎鉄筋部分は内部立ち上がり組立鉄筋ユニ
    ットを備えており、当該内部立ち上がり組立鉄筋ユニッ
    トは、予め設定された間隔で平行に配列された直線状あ
    るいはL形状のあばら筋と、これらのあばら筋の上端部
    分において直交する方向に配列されていると共にこれら
    のあばら筋が溶接されている主筋上端筋と、この主筋上
    端筋に平行に配列されていると共に前記あばら筋のそれ
    ぞれの下端部分が溶接されている主筋下端筋とを具備し
    ており、 前記べた基礎鉄筋部分は、前記外周部立ち上がり組立鉄
    筋ユニットに沿って配置される外周部ベース筋ユニット
    と、この外周部ベース筋ユニットの内側に配置される
    周部ベース筋ユニットとを備えており、前記外周部ベー
    ス筋ユニットは、前記外周部立ち上がり組立鉄筋ユニッ
    トの長手方向に配列されたベース筋と、このベース筋と
    は直交する方向に向けて予め設定された間隔で平行に配
    列されていると共に前記ベース筋に溶接されている複数
    本の配力筋とを具備しており、前記内周部ベース筋ユニ
    ットは、前記外周部立ち上がり組立鉄筋ユニットの長手
    方向に向けて予め定めた間隔で平行に配列された複数本
    のベース筋と、これらのベース筋とは直交する方向に向
    けて予め定めた間隔で平行に配列されていると共に前記
    ベース筋に溶接されている複数本の配力筋とを具備して
    いる、 ことを特徴とする住宅用基礎の配筋構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記外周部立ち上が
    り組立鉄筋ユニット、前記内部立ち上がり組立鉄筋ユニ
    ット、前記外周部ベース筋ユニット、および前記内周部
    ベース筋ユニットは、予め工場生産されたものであり、
    これらの各ユニットを建築現場に搬入して、予め定めた
    仕様に基づき配列して相互に結束等することにより、住
    宅用基礎の配筋が行なわれることを特徴とする住宅用基
    礎の配筋構造。
  3. 【請求項3】 場所打鉄筋コンクリート造のべた基礎お
    よび布基礎が一体となった構成の住宅用基礎の配筋構造
    における外周部布基礎部分に配置される外周部立ち上が
    り組立鉄筋ユニットであって、予め設定された間隔で平
    行に配列された略L形状のあばら筋と、これらのあばら
    筋の上端部分において直交する方向に配列されていると
    共にこれらのあばら筋がスポット溶接されている主筋上
    端筋と、この主筋上端筋に平行に配列されていると共に
    前記あばら筋のそれぞれの下端部分がスポット溶接され
    ている主筋下端筋と、前記主筋上端筋および下端筋と平
    行に配列されていると共に前記あばら筋のそれぞれの下
    端部分にスポット溶接されているベース筋とを備えてお
    り、 前記あばら筋のそれぞれの下端部分は、水平部分と、こ
    の水平部分の先端側が折れ曲がって上方に向けて傾斜し
    ている折れ曲がり部分とを備え、前記ベース筋は、前記
    水平部分と折れ曲がり部分の境、および前記折れ曲がり
    部分の先端位置にそれぞれ配列されている ことを特徴と
    する外周部立ち上がり組立鉄筋ユニット。
  4. 【請求項4】 場所打鉄筋コンクリート造のべた基礎お
    よび布基礎が一体となった構成の住宅用基礎の外周部布
    基礎配筋構造であって、 外周部立ち上がり組立鉄筋ユニットと、外周部ベース筋
    ユニットとを有し、 前記外周部立ち上がり組立鉄筋ユニットは、予め設定さ
    れた間隔で平行に配列 された略L形状のあばら筋と、こ
    れらのあばら筋の上端部分において直交する方向に配列
    されていると共にこれらのあばら筋がスポット溶接され
    ている主筋上端筋と、この主筋上端筋に平行に配列され
    ていると共に前記あばら筋のそれぞれの下端部分がスポ
    ット溶接されている主筋下端筋と、前記主筋上端筋およ
    び下端筋と平行に配列されていると共に前記あばら筋の
    それぞれの下端部分にスポット溶接されているベース筋
    とを備えており、 前記あばら筋のそれぞれの下端部分は、水平部分と、こ
    の水平部分の先端側が折れ曲がって上方に向けて傾斜し
    ている折れ曲がり部分とを備え、前記ベース筋は、前記
    水平部分と折れ曲がり部分の境、および前記折れ曲がり
    部分の先端位置にそれぞれ配列されており、 前記外周部ベース筋ユニットは、前記外周部立ち上がり
    組立鉄筋ユニットの長手方向に配列されたベース筋と、
    このベース筋とは直交する方向に向けて予め設定された
    間隔で平行に配列されていると共に前記ベース筋に溶接
    されている複数本の配力筋とを備えていることを特徴と
    する外周部布基礎配筋構造。
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