JP2968386B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2968386B2
JP2968386B2 JP4092279A JP9227992A JP2968386B2 JP 2968386 B2 JP2968386 B2 JP 2968386B2 JP 4092279 A JP4092279 A JP 4092279A JP 9227992 A JP9227992 A JP 9227992A JP 2968386 B2 JP2968386 B2 JP 2968386B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、占有空間が可及的に小
なることを要求される船舶搭載用のレーダ装置の構成上
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のラスタースキャン表示の船
舶搭載用レーダ装置の構成を示すブロック図である。図
2において符号10はレーダの空中線ユニットであり、
空中線12とモータエンコーダ14と受信器20と送信
器22により構成されている。又符号30は指示機ユニ
ットであり、ビデオ処理回路32とスキャンコンバータ
回路34とビデオメモリ36と制御回路38とマーカ発
生回路40と表示器42と操作回路44からなってい
る。
【0003】その動作は、指示機ユニット30の制御回
路38からのタイミングパルスにより送信器22はマイ
クロ波を発生し空中線12より送信する。送信されたマ
イクロ波は物標により反射され再度空中線12により受
信される。受信されたマイクロ波は受信器20により増
幅され、ビデオ検波されて指示機ユニットのビデオ処理
回路32へ送られる。この時空中線12はモータエンコ
ーダ14により回転駆動される。また、モータエンコー
ダ14は回転角信号を発生する。
【0004】指示機ユニットのビデオ処理回路32は、
受信器のビデオ出力をディジタル変換等の処理を行い、
出力をビデオメモリ36へ送る。また、スキャンコンバ
ータ回路34はモータエンコーダ14の回転角信号と制
御回路38からのタイミング信号(距離クロック)とか
らPPIの極座標表示をXYの直交座標表示に変換し、
ビデオメモリ36のアドレスを指定しビデオ処理された
映像信号をビデオメモリに書き込む。また、マーカ発生
回路40で作られたマーカもビデオメモリに書き込まれ
る。ビデオメモリに記憶された映像とマーカは読み出さ
れ表示器42にラスタースキャン表示が行われる。操作
回路44は制御回路を駆動してレーダの各部分を制御
し、必要な表示を得ることができる。また、制御回路3
8は外部データ入力SD(航法データ等)を受けて表示
器上に必要なデータを表示することができる。
【0005】以上のように、従来この種の装置は送信
器、受信器、空中線及びモータエンコーダ等で構成され
る空中線ユニットとビデオ処理回路、スキャンコンバー
タ、ビデオメモリ、制御回路、マーカ発生回路、操作回
路及び表示器等で構成される指示機ユニットからなって
おり、1装置として独立した装置であり、他の映像装置
(魚探やプロッタ等)と一緒に一つの船内に装備されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
小形船舶では多種のエレクトロニクス機器が装備される
傾向にある。航海の為のロランやGPS等の航法装置と
自船の航海の状況を記憶表示するプロッタ装置及びレー
ダ装置等、又その他魚群探知機や船体に関する表示装置
などがある。しかるに、小形船舶では搭載可能空間が狭
い為装備に困難を生じたり、又他機器相互の関連を正し
く読取ることができないなどの欠点があった。
【0007】本発明の目的は、そのような船舶に今後装
備される中央表示システムや他機器の映像と重畳表示す
るシステムに対応でき、狭い場所にも装備でき又他機器
の映像と重畳表示することにより、より高度な情報が得
られるようなレーダ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の手段構成を有する。即ち、本発明の
レーダ装置の構成は、レーダ空中線ユニット内に、マイ
クロ波を送受信する空中線と; その空中線を回転駆動
し、その回転角情報を出力するモータエンコーダと;
マイクロ波を発生する送信器と; 空中線で受信された
信号を増幅する受信器と; 受信器出力を処理するビデ
オ処理回路と; モータエンコーダの回転角情報を用い
極座標表示をXY直交座標表示に変換するスキャンコン
バータ回路と; レーダの表示に必要なマーカを発生す
るマーカ発生回路と; 処理されたビデオ出力及びマー
カを記憶するビデオメモリと; ビデオメモリの読出し
出力をレーダ空中線ユニットとは離隔配置した、あらか
じめ指定する表示器に出力するビデオ出力回路と; レ
ーダ装置全体の制御を行う制御回路と; を有し、レー
ダ装置を操作する操作ユニットはレーダ空中線ユニット
と離隔した場所に配設され両者は双方向性データバスで
接続され、前記ビデオ出力回路のビデオ出力信号は前記
操作ユニットと共に空中線ユニットと離隔した場所に配
設される前記表示器へケーブル伝送するようになってい
ることを特徴とするレーダ装置である。
【0009】
【作用】前記の如く構成される本発明の作用を説明す
る。船舶搭載レーダ装置においては、空中線ユニットは
マスト上或いは船橋屋上等のいわゆる船室外に設けら
れ、指示機ユニットは船室内に設けられる。ところで船
室内では限られた空間に多種のエレクトロニクスが配設
されるため1つの装置に許容される占有スペースには厳
しい制約がある。これに対してレーダ装置の空中線ユニ
ットでは、レドーム型ではレドーム内にまだスペースを
確保する余地があるし、また回転型のものにあってもそ
のペデスタル部分にスペースを確保する余地がある。
【0010】本発明のレーダ装置はこの点に着眼したも
のであり、従来のレーダ装置の指示機ユニットの操作回
路と表示器を除く他の部分をも空中線ユニット内に収容
するようにしたため船室内における占有空間が従来より
小さくてよくなると共に表示器を他の機器と共用するこ
ともできるし、他機器の映像データと重畳表示すること
もできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のレーダ装置の実施例を図面を
参照して説明する。図1は本発明の実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、符号100はレーダ空
中線ユニットであり、空中線112、モータエンコーダ
114、受信器120、送信器122、ビデオ処理回路
132、スキャンコンバータ回路134、ビデオメモリ
136、制御回路138、マーカ発生回路140、ビデ
オ出力回路150で構成される。操作ユニット144と
表示器142とでレーダ装置を構成する。
【0012】以下、動作を説明する。レーダ空中線ユニ
ット100のうち制御回路138とビデオ出力回路15
0以外の各ブロックは図2の同一名のブロックと同一で
あるのでその説明を省略する。制御回路138は操作ユ
ニット144と双方向性のバスで接続され、コントロー
ル信号はこのバスを通して受け取り、又アラーム信号の
ような信号は制御回路138より操作ユニット144へ
送られる。又外部データ入力SDも操作ユニット144
を経由して制御回路138へ送られる。又制御回路13
8は図2と同様各ブロックを制御する。
【0013】ビデオ出力回路150はビデオメモリ出力
を処理し表示器へ送る。この回路には表示器の入力信号
フォーマットに変換する回路が含まれる。又表示器はビ
デオ出力回路150の出力によりレーダ映像及びマーカ
を表示する。表示器は場合によっては他の映像機器であ
る場合もあり、その時はレーダ映像とその機器の映像と
を重畳表示することもできる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーダ装
置によれば、船室内におけるレーダ機器の占有スペース
を節減できるとともに小形船舶に装備された、中央表示
装置にレーダ映像を他の機器の映像と切換表示したり、
あるいは重畳して表示することができ、多数の表示器を
装備できない小形船にも搭載できる利点がある。また映
像の重畳表示をすることにより、各装置別々の表示より
より高度の情報表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明レーダ装置の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来のラスタースキャン表示のレーダ装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 空中線ユニット 12 空中線 14 モータエンコーダ 20 受信器 22 送信器 30 指示機ユニット 32 ビデオ処理回路 34 スキャンコンバータ回路 36 ビデオメモリ 38 制御回路 40 マーカ発生回路 42 表示器 44 操作回路 100 レーダ空中線ユニット 112 空中線 114 モータエンコーダ 120 受信器 122 送信器 132 ビデオ処理回路 134 スキャンコンバータ回路 136 ビデオメモリ 138 制御回路 140 マーカ発生回路 142 表示器 144 操作ユニット 150 ビデオ出力回路 SC コントロール信号 SD 外部データ入力 SV ビデオ出力

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダ空中線ユニット内に、マイクロ波
    を送受信する空中線と; その空中線を回転駆動し、そ
    の回転角情報を出力するモータエンコーダと; マイク
    ロ波を発生する送信器と; 空中線で受信された信号を
    増幅する受信器と; 受信器出力を処理するビデオ処理
    回路と; モータエンコーダの回転角情報を用い極座標
    表示をXY直交座標表示に変換するスキャンコンバータ
    回路と; レーダの表示に必要なマーカを発生するマー
    カ発生回路と; 処理されたビデオ出力及びマーカを記
    憶するビデオメモリと; ビデオメモリの読出し出力を
    レーダ空中線ユニットとは離隔配置した、あらかじめ指
    定する表示器に出力するビデオ出力回路と; レーダ装
    置全体の制御を行う制御回路と; を有し、レーダ装置
    を操作する操作ユニットはレーダ空中線ユニットと離隔
    した場所に配設され両者は双方向性データバスで接続さ
    れ、前記ビデオ出力回路のビデオ出力信号は前記操作ユ
    ニットと共に空中線ユニットと離隔した場所に配設され
    前記表示器へケーブル伝送するようになっていること
    を特徴とするレーダ装置。
JP4092279A 1992-03-18 1992-03-18 レーダ装置 Expired - Fee Related JP2968386B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001201559A (ja) * 2000-01-17 2001-07-27 Koden Electronics Co Ltd レーダ装置

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