JPH05281348A - マルチアンテナレーダ装置 - Google Patents

マルチアンテナレーダ装置

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Publication number
JPH05281348A
JPH05281348A JP4082288A JP8228892A JPH05281348A JP H05281348 A JPH05281348 A JP H05281348A JP 4082288 A JP4082288 A JP 4082288A JP 8228892 A JP8228892 A JP 8228892A JP H05281348 A JPH05281348 A JP H05281348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antennas
antenna
radar equipment
switch
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4082288A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Tanaka
勇 田中
Takeshi Abe
武司 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP4082288A priority Critical patent/JPH05281348A/ja
Publication of JPH05281348A publication Critical patent/JPH05281348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速船舶にレーダ装置を搭載する場合にアン
テナを高速回転させる必要をなくする。 【構成】 複数のアンテナA、B及びCを用いる。各ア
ンテナは、互いに120°ずつ送受信方向が異なるよう
に配置し、同一の回転軸により一体に回転させる。各ア
ンテナA、B、Cのいずれを用いるかは、制御部22か
らのアンテナ切替信号によりスイッチ14により切り替
える。各アンテナA、B及びCに係るデータはそれぞれ
異なる表示メモリ30に書き込まれ、CRT38の画面
上に合成表示される。 【効果】 高速船舶にレーダ装置を搭載する場合にアン
テナを高速回転させる必要がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶等の移動体に搭載
されるレーダ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、船舶等においてレーダ装置が
用いられている。レーダ装置は、見晴らしの良い個所に
設置したアンテナを回転させつつ周囲に電波を送信し、
物標(他船等)からの反射波を受信してこれを映像化す
る装置である。物標までの距離は送信から反射波の受信
までの時間により、物標の方位はアンテナの方位によ
り、知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにアンテナを回転させつつ電波の送受信を行うレーダ
装置においては、高速船舶に搭載する上で不具合が生じ
てしまう。すなわち、高速船舶にレーダ装置を搭載させ
る場合、相手船等との相対速度が速くなり、より早く避
行操船を実行するには、他船情報を早く得る必要が生じ
る。そのためには、アンテナを高速回転させねばならな
くなる。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、アンテナの回転数
を抑制しつつ、かつアンテナを高速回転させた場合と同
等のレーダ映像を得ることが可能なレーダ装置を得るこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のレーダ装置は、送受信方向が互いに
異なるよう配置され一体回転される複数のアンテナと、
各アンテナに交互又は同時に電波の送受信を行わせる手
段とを有し、マルチアンテナレーダ装置として構成され
ること及び高速スキャンコンバータ等を必要としないこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のマルチアンテナレーダ装置において
は、複数のアンテナにより電波の送受信が行われる。各
アンテナは、互いの送受信方向が異なるように、例えば
回転軸に対してそれぞれ120°ずつ送受信方向が異な
るように、それぞれ配置される。これらのアンテナは一
体回転されるため、アンテナの設置個数に応じてアンテ
ナの回転数を低減することが可能になり、より高速船舶
に適したレーダ装置が得られることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0008】図1には、本発明の一実施例に係るマルチ
アンテナレーダ装置の回路構成が示されている。この図
に示されているアンテナユニット10は、3個のアンテ
ナA、B及びCを含む構成である。これらのアンテナ
A、B及びCは、図2に示されるように、回転軸12に
対してそれぞれ120°ずつ送受信方向が異なるよう配
置されている。アンテナA、B及びCは、図1に示され
るようにスイッチ14及びサーキュレータ16を介して
送信機18及び受信機20に接続されている。
【0009】送信機18は、制御部22から送信トリガ
を入力し、このトリガに応じて送信を実行する。すなわ
ち、送信機18の出力は、サーキュレータ16を介して
スイッチ14に入力され、スイッチ14を介してアンテ
ナユニット10にこの送信出力が与えられる。スイッチ
14は、制御部22から供給されるアンテナ切替信号に
応じてアンテナA、B及びCのうちいずれかを選択的に
サーキュレータ16に接続するスイッチであり、これに
よりいずれかのアンテナにより送信が行われる。
【0010】また、選択されたアンテナ、すなわちアン
テナA、B及びCのうちいずれかの出力は、スイッチ1
4及びサーキュレータ16を介して受信機20に入力さ
れる。受信機20は、サーキュレータ16から供給され
る受信信号について所定の処理を施した上でA/Dコン
バータ24に入力する。A/Dコンバータ24は、サン
プルクロックを用いてこの受信信号をデジタル化し、ス
イープデータメモリ26に書き込む。スイープデータメ
モリ26は、空中線ユニット10の1回のスイープによ
り得られたデータを格納するバッファであり、このデー
タはメモリユニット28に入力される。
【0011】メモリユニット28は、各アンテナA、B
及びCに対応して、3個の表示メモリ30を有してい
る。また、各表示メモリ30に対応して、3個のスキャ
ンコンバータ(SC)32が設けられている。
【0012】制御部22は、送信からの経過時間から距
離Rを示す信号を生成し、また、アンテナユニット10
から供給されアンテナの回転を示すアンテナ回転信号か
ら方位θを示す信号を生成する。制御部22は、これら
の距離R及びθを表す信号に加え自船の位置(X0 ,Y
0 )を示す信号をメモリユニット28に与える。制御部
22は、スイープデータメモリ26に格納されておりこ
れから表示メモリ30に書き込もうとするデータがいず
れのアンテナA、B及びCにより得られたかに応じ、書
き込むべき表示メモリ30を選択する。すなわち、メモ
リ切替信号をメモリユニット28に供給する。
【0013】メモリユニット28においては、スイープ
データメモリ26に格納されているデータが、メモリ切
替信号により選択された表示メモリ30に書き込まれ
る。この書き込みの際、SC32は、書き込みアドレス
を制御する。すなわち、SC32は、R、θ及び(X0
,Y0 )に基づき表示メモリ30への書き込みアドレ
スを制御することにより、スイープデータメモリ26上
の極座標形式のデータを直交座標形式に変換する。メモ
リユニット28の後段に接続されている処理部34は、
表示メモリ30上に格納されているデータの合成等の処
理を実行し、D/Aコンバータ36に出力する。D/A
コンバータ36によってデータがアナログ信号に変換さ
れると、このアナログ信号に基づき、CRT38の画面
上にレーダ映像の表示が行われることとなる。
【0014】なお、制御部22は、実際のレーダ装置に
おける各制御機能を一体化して表したものであり、例え
ばメモリユニット28に対する読み出し/書き込み制御
をも含めて描いたものである。
【0015】図3には、この実施例におけるスイッチ1
4の切替タイミングが示されている。この図に示される
ように、本実施例では、送信トリガに同期してアンテナ
切替信号が発せられ、スイッチ14の状態が切り替わ
る。例えば、ある時点でスイッチ14がアンテナAをサ
ーキュレータ16に接続する状態となっている場合、次
の送信トリガが発生した時点でスイッチ14はアンテナ
Bをサーキュレータ16に接続するよう切り替わる。こ
のように、本実施例では、制御部22がアンテナ切替信
号によりスイッチ14を制御し、アンテナA、B及びC
を選択的にサーキュレータ16に接続している。
【0016】なお、スイッチ14の構成としては、例え
ばロータリジョイントにpinダイオードを付加した構
成を挙げることができる。この場合、送信電力を賄い得
る大電力のpinダイオードを用いる必要がある。
【0017】図4には、本発明の第2実施例に係るマル
チアンテナレーダ装置、特にそのアンテナユニットの内
部構成が示されている。この実施例の場合、4個のアン
テナA、B、C及びDが用いられており、これらのアン
テナは互いに回転軸12に対して90°ずつ異なる方向
に送受信を行う。このような構成でも、図1に示される
3個のアンテナの構成と同様の効果を得ることができ
る。
【0018】なお、本発明は、アンテナの個数に限定さ
れるものではなく、またスイッチの構成に限定されるも
のではない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のアンテナを互いに送受信方向が異なるように配置
し、各アンテナに交互又は同時に電波の送受信を行わせ
るようにしたため、アンテナの回転数をアンテナ個数に
応じて低減することができ、高速船にレーダ装置を搭載
する場合でもアンテナを高速回転させる必要がなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマルチアンテナレーダ
装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例におけるアンテナの位置関係を示す
図である。
【図3】この実施例におけるスイッチの切替を示す図で
ある。
【図4】本発明の第2実施例に係るマルチアンテナレー
ダ装置の構成、特にそのアンテナの位置関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 アンテナユニット 12 回転軸 14 スイッチ 18 送信機 20 受信機 22 制御部 28 メモリユニット 38 CRT A,B,C,D アンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信方向が互いに異なるよう配置され
    一体回転される複数のアンテナと、 各アンテナに交互又は同時に電波の送受信を行わせる手
    段と、 アンテナの受信出力に基づきレーダ映像を蓄え表示する
    手段と、 を備えることを特徴とするマルチアンテナレーダ装置。
JP4082288A 1992-04-03 1992-04-03 マルチアンテナレーダ装置 Pending JPH05281348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4082288A JPH05281348A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 マルチアンテナレーダ装置

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JP4082288A JPH05281348A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 マルチアンテナレーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05281348A true JPH05281348A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13770345

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4082288A Pending JPH05281348A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 マルチアンテナレーダ装置

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JP (1) JPH05281348A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003185758A (ja) * 2001-09-26 2003-07-03 Hilti Ag 強磁性体又は非鉄導電体を探知する誘導性センサ装置及び方法
JP2006153517A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Nec Corp レーダ装置
JP2012512387A (ja) * 2008-12-15 2012-05-31 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両のためのfmcwレーダセンサ
WO2022064601A1 (ja) * 2020-09-24 2022-03-31 株式会社日立国際電気 レーダー装置及びレーダーシステム

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