JP2001201559A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2001201559A
JP2001201559A JP2000010307A JP2000010307A JP2001201559A JP 2001201559 A JP2001201559 A JP 2001201559A JP 2000010307 A JP2000010307 A JP 2000010307A JP 2000010307 A JP2000010307 A JP 2000010307A JP 2001201559 A JP2001201559 A JP 2001201559A
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unit
signal
radar
antenna
image signal
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JP2000010307A
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Teruhisa Fujino
輝久 藤野
Kageyoshi Katakura
景義 片倉
Hiroyuki Kushima
宏行 久島
Yoshikatsu Umemiya
嘉克 梅宮
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Koden Electronics Co Ltd
Original Assignee
Koden Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】船舶などに搭載される後段の表示部分が小型・
安価で全体としての信頼性が高いレーダ装置を提供す
る。 【解決手段】本発明のレーダ装置によれば、PPI形式
の画像信号をラスター形式の画像信号に変換する走査変
換部(4)がアンテナ(1)などを含む空中線部(A)
に配置されると共に、マーカ信号とレーダ画像信号との
合成画像信号に水平/垂直の同期信号を付加して映像信
号を生成する映像信号生成部(7)が表示部(8)など
を含む後段の本体部(B)に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶などに搭載さ
れるレーダ装置に関するものであり、特に、後段の表示
部分に関しパーソナルコンピュータ等の汎用のデータ処
理装置との整合を図ったレーダ装置に関するもである。
【0002】
【従来の技術】従来、漁船などの船舶に搭載されるレー
ダ装置の基本的な構成は、図5に示すようなものであ
る。このレーダ装置において、1はアンテナであり、回
転機構などを用いた回転走査によって周囲に電波の送信
信号を放射する。2が送信部で、アンテナから送信され
る送信信号を発生する。3が受信部で、送信信号の反射
信号を受信しAモード信号に変換する。以上の各部まで
が、レーダ装置の前段の空中線部としてマストの頂上な
どの見通しの良い場所に配置される。4が走査変換部
で、極座標系のPPI形式画像信号を直交二次元空間系
のラスター形式の画像信号に変換する。5がマーカ信号
発生部であり、船名、緯度経度信号等のレーダ画像信号
に重畳させて表示する情報を発生する。
【0003】6が画像記憶部であり、マーカ信号とレー
ダ画像信号とを合成し、合成画像信号を記憶する。7が
映像信号生成部であり、合成画像信号に水平/垂直の同
期信号を付加して映像信号を生成する。8が表示部であ
り、生成された映像信号を表示する。9が制御部であ
り、操作者の指示に従って上記各部の動作を制御する。
【0004】ここで、参照符号4から9までの数字が付
された構成部分を含む部分がこのレーダ装置の本体部B
であり、船舶の操舵室内等に配置される。上記空中線部
Aと本体部Bとの間は映像信号(帯域幅6MHz 程度)を
伝送するための数MHz の広帯域信号線10で接続され
る。上記各構成要素1〜12は、全てこのレーダ装置用
として特別に設計・製作された部品や回路によって構成
されている。
【0005】図5の最も基本的なレーダ装置の構成に改
良を加えた公知のレーダ装置、例えば、2968386
号の構成を図6に示す。このレーダ装置において、図5
と同一の参照符号を付した構成要素は、図5中の対応の
構成要素と同一のものである。図6の構成では、参照符
号1から7までが付された各部は、前段の空中線部Aと
してマストの頂上などに配置され、表示部8と制御部9
だけが後段の本体部Bとして操舵室内等に配置される。
また、空中線部Aと本体部Bとの間は映像信号を転送す
るための広帯域信号線11で接続される。この構成で
は、操舵室内などの限られた空間内に配置される本体部
Bが小型になり、小型化が要求される船舶用レーダ装置
として好適である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した改良型の
レーダ装置には、いくつかの問題がある。第1に、空中
線部Aと本体部Bとを接続する広帯域信号線11は、画
像信号に水平/垂直信号が付加された数MHz の広帯域の
映像信号を伝送しなければならない。このため、広帯域
特性を有する高価な伝送路が必要になるだけでなく、雑
音の影響や機械的な変形などによって画質の劣化が生じ
易くなり、信頼性が低下する。
【0007】第2に、図6の構成では、映像信号生成部
7で作成される水平/垂直同期信号が付加された映像信
号の信号フォーマットが固定されてしまうため、表示部
8の仕様も固定されてしまう。この結果、この表示部8
は、レーダ装置を構成するための専用回路とならざるを
得ない。すなわち、この表示部8として汎用のパーソナ
ルコンピュータを利用したり、この表示部8を他の装置
の表示用として転用したり、他の装置と兼用したりする
ことができず、あるいは、パーソナルコンピュータを使
用したりするために映像信号に対する信号フォーマット
の変換機能をパーソナルコンピュータ側に追加しなけれ
ばならないなどの問題が生じる。
【0008】従って、本発明の目的は、空中線部と本体
部との間を安価で信号の劣化が生じにくい低周波の信号
線、好適には直列信号線を用いて接続でき、しかも、本
体部をパーソナルコンピュータなどの汎用の装置で実現
できる、信頼性が高くしかも安価なレーダ装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決する本発明のレーダ装置は、PPI形式画像信号をラ
スター形式の画像信号に変換する走査変換部については
これを空中線部に配置し、この画像信号に同期信号を付
加するなどの処理を施して映像信号を生成する映像信号
生成部についてはこれを本体部に配置するように分割し
ている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態によれ
ば、空中線部と本体部との間は、RS232C、RS4
22、USB及びIEE1394などの安価で信頼性の
高い直列伝送路によって接続されている。
【0011】本発明の他の好適な実施の形態によれば、
本体部が汎用のパーソナルコンピュータにより実現され
ている。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のレーダ装置の構
成を示す機能ブロック図である。図1において、既に説
明した図5、図6中の構成要素に付加されたと同一の参
照符号が付された構成要素は、これらの図に関して既に
説明した対応の構成要素と同一のものであり、それぞれ
の機能も図5、図6に関して説明したものと同一であ
る。すなわち、1はアンテナ、2は送信部、3は受信
部、4は走査変換部、5はマーカ信号発生部、6は画像
信号記憶部、7は映像信号生成部、8は表示部、9は制
御部であり、各部の機能は図5と図6のものと同一であ
る。従って、各部の機能については、重複する説明を省
略する。
【0013】このレーダ装置は、走査変換部4と映像記
憶部6との間で、前段の空中線部Aと後段の本体部Bと
に分割され、それぞれの間が直列信号線12で接続され
ている。極座標系から(X,Y)直交二次元座標系に変
換した後の1画面分の画像信号の画素数は300×30
0程度であり、これがレーダの回転速度に合わせて1秒
間に1回程度の速度で座標変換され、転送され、処理さ
れることによって表示画面が更新される。従って、走査
変換部4から出力される画像情報信号の周波数帯域は1
00kHz 程度であり、このため、直列伝送線12として
は、パーソナルコンピュータにおける標準のRS232
Cや、RS422や、USB、IEE1394などのシ
リアル伝送プロトコルが利用できる。
【0014】表示部8のみをパーソナルコンピュータと
は別の筐体内に設置することも可能である。あるいはま
た、第2の実施例として図2の機能ブロック図に示すよ
うに、図1のマーカ信号発生部5、画像記憶部6、映像
信号生成部7、表示部8及び制御部9から構成される部
分を汎用のパーソナルコンピュータ13で実現する構成
とすることもできる。
【0015】図3は、本発明の第3の実施例のレーダ装
置の構成を示す機能ブロック図である。この実施例で
は、画像記憶部6が本体部B側ではなく、空中線部A側
に配置されると共に、空中線部Aと本体部Bとの間がR
S232Cや、RS422や、USB、IEE1394
などの直列信号線14で接続されている。この直列伝送
路14には、周波数帯域100kHz 程度の画像信号が伝
送される。さらに、この実施例では、本体部Bが汎用の
パーソナルコンピュータ13で実現されている。
【0016】図4は、本発明の第4の実施例のレーダ装
置の構成を示す機能ブロック図である。この実施例で
は、画像記憶部6だけでなくマーカ信号発生部5も本体
部B側ではなく、空中線部A側に配置されると共に、空
中線部Aと本体部Bとの間がRS232Cや、RS42
2や、USB、IEE1394などの直列信号線14で
接続されている。この直列伝送路14には、周波数帯域
100kHz 程度の画像信号が伝送される。さらに、この
実施例では、本体部Bが汎用のパーソナルコンピュータ
13で実現されている。
【0017】ここで、本体部Bが汎用のパーソナルコン
ピュータ13で実現される本発明の各実施例では、パー
ソナルコンピュータの表示画面上に表示配置した操作キ
ーをキーボード、マウスなどにより指定操作するタッチ
パネルを利用してレーダ装置の操作が行われる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のレ
ーダ装置は、PPI形式の画像信号をラスター形式の画
像信号に変換する走査変換部が空中線部に配置され、映
像信号生成部が本体部に配置するように分割された構成
であるから、空中線部Aと本体部Bとの間をRS232
Cや、RS422や、USBなどの直列信号線14で接
続することが可能になり、安価で高い信頼性のレーダ装
置を実現できる。
【0019】また、空中線部Aから本体部Bに水平/垂
直同期信号を付加する前の画像信号を転送する構成であ
るから、この本体部Bを汎用の安価なパーソナルコンピ
ュータなどを用いて実現でき、レーダ装置全体としての
価格が低下するという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のレーダ装置の構成を示
す機能ブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のレーダ装置の構成を示
す機能ブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例のレーダ装置の構成を示
す機能ブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施例のレーダ装置の構成を示
す機能ブロック図である。
【図5】従来の典型的なレーダ装置の構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図6】従来の典型的なレーダ装置に改良を加えたレー
ダ装置の構成を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
A 空中線部 B 本体部 1 アンテナ 4 走査変換部 5 マーカ信号発生部 6 画像記憶部 7 映像信号生成部 8 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J070 AB01 AC01 AD01 AE02 AF05 AJ02 AK40 AL01 BG06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転等により周囲方向に電波の送信信号を
    放射するアンテナ、この送信信号を発生する送信部、こ
    の送信信号の反射信号を受信しAモード信号に変換する
    受信部、PPI形式の画像信号をラスター形式のレーダ
    画像信号に変換する走査変換部、船名、緯度経度値等の
    レーダ画像信号に重畳させる情報を発生するマーカ信号
    発生部、マーカ信号とレーダ画像信号とを合成し合成画
    像信号として記憶する画像記憶部、この合成画像信号に
    水平/垂直の同期信号を付加して映像信号を生成する映
    像信号生成部、この生成された映像信号を表示する表示
    部及び前記各部の動作を制御する制御部を備えたレーダ
    装置において、 前記走査変換部を空中線部に配置し、前記映像信号生成
    部を本体部に配置するように前記各部を分割したことを
    特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記空中線部と前記本体部との間を直列伝送路により接
    続したことを特徴とするレーダ装置。
  3. 【請求項3】請求項1と2のそれぞれにおいて、 前記本体部をパーソナルコンピュータにより実現したこ
    とを特徴とするレーダ装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、 直列伝送路のプロトコルがRS232C、RS422、
    USB、IEE1394であることを特徴とするレーダ
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のそれぞれにおいて、 前記アンテナ、送信部、受信部、走査変換部及び画像記
    憶部を前記画像記憶部までの前段部分を前記空中線部に
    配置したことを特徴とするレーダ装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記本体部をパーソナルコンピュータで実現したことを
    特徴とするレーダ装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、 前記マーカ信号発生部を更に前記空中線部に配置したこ
    とを特徴とするレーダ装置。
  8. 【請求項8】請求項3において、 レーダ操作キーをパーソナルコンピュータの表示画面上
    に表示配置したことを特徴とするレーダ装置。
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Cited By (1)

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