JP2000275323A - レーダ表示システム - Google Patents

レーダ表示システム

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JP2000275323A
JP2000275323A JP11077275A JP7727599A JP2000275323A JP 2000275323 A JP2000275323 A JP 2000275323A JP 11077275 A JP11077275 A JP 11077275A JP 7727599 A JP7727599 A JP 7727599A JP 2000275323 A JP2000275323 A JP 2000275323A
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radar
digital video
data
video signal
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JP11077275A
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Jun Tomita
純 富田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダ画像をデジタルビデオフォーマットに
変換し、汎用計算機とその周辺機器であるビデオキャプ
チャに入力することにより、構成が簡単でかつ安価な簡
易型のレーダ表示システムを実現する。 【解決手段】 送信機からレーダアンテナを経て空間に
送信され、目標物で反射された後、再びレーダアンテナ
を経て受信機で受信された受信信号に基づき生成された
レーダ画像を表示するレーダ表示システムにおいて、受
信機から出力されるレーダビデオ信号を、送信機から出
力されるレーダ基準信号をもとにデジタルビデオ信号に
変換するデータ変換部32と、前記デジタルビデオ信号
に対し画像処理を施し、描画データを出力する計算機部
36と、前記描画データをレーダ画像として表示する表
示装置22とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダ画像を表
示するレーダ表示システムにおいて、安価で簡易な構成
とするため、汎用の計算機を使用して画像処理し、表示
装置に出力するレーダ表示システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば「レーダ技術」(吉田
孝 監修、電子情報通信学会編、昭和62年5月30
日発行 第4版)の204ページに記載されたレーダ表
示システムの一例であるデジタル方式走査変換装置の構
成を示すブロック図である。図において、1はレーダア
ンテナ、2は送受信における高周波のレーダ信号の伝送
方向を切替えるサーキュレータ、3はレーダ信号(送信
信号)をレーダアンテナ1経由で電波として送信する送
信機、4は送信機によって送信された電波をレーダアン
テナ1経由で受信し、レーダビデオ信号を出力する受信
機、5はアナログのレーダビデオ信号を所定のサンプリ
ングレートでデジタル変換する量子化器、6はデジタル
変換された1スイープ分のデータを蓄える入力バッフ
ァ、7は後述する走査変換器14により与えられるTV
座標(直交座標)に従い、順次、前記入力バッファ6に
蓄えられたデータをメモリの所定番地に蓄える画像メモ
リである。
【0003】8は画像メモリ内に蓄えられたデータを順
次出力する出力バッファ、9はレーダ画像に重畳するマ
ップを発生するマップ発生器、10はレーダ表示装置に
マップの重畳されたデータを描画データとして出力する
出力制御器、11は入力バッファに信号が存在しない場
合、前スキャンまでのデータをトレイル表示する航跡表
示制御器、13はレーダ表示装置からの操作制御信号に
基づき走査変換器14を制御する表示制御器、14は送
信トリガ信号、角度信号からTV走査に合致したタイミ
ング信号を作る走査変換器、15は描画データをレーダ
画像として表示するレーダ表示装置である。
【0004】次に動作について説明する。送信機3は、
レーダーアンテナ1を経由して空間に電波を発射する。
発射された電波は、航空機等の目標に反射してレーダア
ンテナ1,サーキュレータ2を経由し、受信機4に入力
される。受信機4は、航空機等から反射された微弱な電
波を増幅および周波数変換して、アナログのレーダビデ
オ信号として量子化器5に出力する。量子化器5によっ
て、アナログ信号はデジタル信号に変換される。デジタ
ル変換されたレーダビデオ信号は1スイープ毎に入力バ
ッファ6に蓄えられ、走査変換器14によって与えられ
るTV信号のタイミングにより画像メモリ7の所定番地
に書き込まれる。一方、画像メモリ7に書き込まれたデ
ータは、TVの水平走査のアドレスに従って読み出さ
れ、出力バッファ8に蓄えられる。この出力バッファ8
に蓄えられたデータは出力制御器10によってアナログ
信号の描画データに変換されて、レーダ表示装置15に
出力される。レーダ表示装置15はこれをレーダ画像と
して表示する。
【0005】マップ発生部9は、画像メモリからのデー
タに航空管制に必要なマップを重畳させる。また、航跡
表示制御器11は、航空機の移動軌跡を表示するために
前スキャンまでに画像メモリに書き込まれたデータを規
定値減衰させて再度画像メモリに書き込む。さらに、表
示レンジ変更、表示中心位置変更等の操作にともなうレ
ーダ画像の変換は、表示制御器13により所定の各タイ
ミングで行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル走査変
換機能を有したレーダ表示システムは、アナログのレー
ダビデオ信号をデジタルデータに変換し、さらにTV走
査に変換するため、機器の構成が複雑かつ大規模にな
り、高価となっていた。また、構成の複雑化にともな
い、広範囲な設置スペースも必要となっていた。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、汎用計算機で使用されるビデオ
キャプチャでデータ(デジタルビデオ信号)を取り込
み、汎用計算機で描画処理を行うことにより、機器の構
成を簡易、小型かつ安価に構成することを目的とする。
また、データのフォーマットを一般的な規格にすること
で、特別な設備を必要とせずに遠隔地に簡易型のレーダ
表示システムを設置可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、送信機からレーダアンテナを経て空間に送信され、
目標物で反射された後、再びレーダアンテナを経て受信
機で受信された受信信号に基づき生成されたレーダ画像
を表示するレーダ表示システムにおいて、受信機から出
力されるレーダビデオ信号を、送信機から出力されるレ
ーダ基準信号をもとにデジタルビデオ信号に変換するデ
ータ変換部と、前記デジタルビデオ信号に対し画像処理
を施し、描画データを出力する計算機部と、前記描画デ
ータをレーダ画像として表示する表示装置とを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2に係わる発明は、送信機からレー
ダアンテナを経て空間に送信され、目標物で反射された
後、再びレーダアンテナを経て受信機で受信された受信
信号に基づき生成されたレーダ画像を表示するレーダ表
示システムにおいて、受信機から出力されるレーダビデ
オ信号を、送信機から出力されるレーダ基準信号をもと
にTV信号に走査変換するレーダスキャンコンバータ
と、前記走査変換されたTV信号をデジタルビデオ信号
に変換するダウンコンバート部と、前記デジタルビデオ
信号に対し画像処理を施し、描画データを出力する計算
機部と、前記描画データをレーダ画像として表示する表
示装置とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項3に係わる発明は、送信機からレー
ダアンテナを経て空間に送信され、目標物で反射された
後、再びレーダアンテナを経て受信機で受信された受信
信号に基づき生成されたレーダ画像を表示するレーダ表
示システムにおいて、受信機から出力されるレーダビデ
オ信号を、PPI表示するPPI表示装置と、前記PP
I表示画面を画像として取り込み、その画像をデジタル
ビデオ信号として出力するデジタルビデオカメラと、前
記デジタルビデオ信号に対し画像処理を施し、描画デー
タを出力する計算機部と、前記描画データをレーダ画像
として表示する表示装置とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4に係わる発明は、表示装置として
ヘッドマウントディスプレイを用いたことを特徴とす
る。
【0012】請求項5に係わる発明は、計算機部は、描
画データを記録するデータ記録部を有することを特徴と
する。
【0013】請求項6に係わる発明は、送信機からレー
ダアンテナを経て空間に送信され、目標物で反射された
後、再びレーダアンテナを経て受信機で受信された受信
信号に基づき生成されたレーダ画像を表示するレーダ表
示システムにおいて、受信機から出力されるレーダビデ
オ信号を、送信機から出力されるレーダ基準信号をもと
にデジタルビデオ信号に変換するデータ変換部と、前記
デジタルビデオ信号をデータ圧縮し伝送回線に送出する
データ送信部と、前記伝送回線より受信した圧縮データ
を元のデジタルビデオ信号に復元し、画像処理を施し、
描画データを出力するデータ受信部と、前記描画データ
をレーダ画像として表示する表示装置とを備えたことを
特徴とする。
【0014】請求項7に係わる発明は、伝送回線として
無線回線を用いたことを特徴とする。
【0015】請求項8に係わる発明は、計算機部は、デ
ジタルビデオカメラにより撮影され出力された第2のデ
ジタルビデオ信号を入力でき、前記第2のデジタルビデ
オ信号とデータ変換部からの第1のデジタルビデオ信号
とを合成することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下に本発明の実
施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の
形態1による簡易型のレーダ表示システムの機能ブロッ
ク図である。図においてレーダアンテナ1は、送信機3
によって電波を発射する。発射された電波は、航空機等
の目標に反射してレーダアンテナ1を経由し、受信機4
によって受信される。レーダアンテナ1への電波の供給
および受信は、サーキュレタ2によって切り替えられ
る。受信されたレーダ信号は、受信機4によってレーダ
ビデオ信号に変換・出力される。このレーダビデオ信号
は、レーダ基準信号である送信機3からの角度信号、タ
イミング信号をもとにデータ座標変換器16によってレ
ーダ座標から直交座標に変換される。直交座標に変換さ
れた信号は、デジタルビデオインターフェース部17に
よってデジタルビデオ信号に変換される。上記データ座
標変換部16とデジタルビデオインターフェース部17
とでデータ変換部32が構成される。デジタルビデオ信
号は、一般のデジタルビデオカメラで撮像されたと同様
なデジタルビデオデータとしてビデオキャプチャ18に
入力される。ビデオキャプチャ18に取り込まれたデジ
タルビデオ信号は、バス19を通して信号の授受が行わ
れ、CPU20によって描画制御処理が行われ、グラフ
ィックエンジン21で画像描画処理が行われ、任意の画
面デザインで表示装置22に表示される。上記ビデオキ
ャプチャ18とCPU20とグラフィックエンジン21
とで計算機部33が構成される。ここで、従来例を示す
図13と同一符号は同一のものを示し、説明を省略す
る。
【0017】次に、動作原理を図1および図2について
説明する。図2は、本発明の実施の形態1によるレーダ
画像の処理の流れの概念説明図である。受信機4から出
力されるレーダビデオ信号は、40に示すレーダアンテ
ナ1を中心とする距離、方位のレーダ座標データとして
得られる。レーダ座標データは、距離、方位およびタイ
ミング信号を元にデータ座標変換部16で直交座標41
のように変換し、さらに42に示される細分化された格
子状のデジタル信号に変換して記憶する。デジタル信号
に変換されたレーダビデオ信号は、デジタルビデオイン
タフェース部17にて家庭用デジタルビデオ規格である
DV方式等のデジタルビデオカメラのデジタル信号と同
様のフォーマットに変換され、計算機部33に組み込ま
れたビデオキャプチャ18に、デジタルビデオ信号とし
て出力される。ビデオキャプチャ18に入力されたデジ
タルビデオ信号は、CPU20によって任意の画面配
置、色彩、シンボル、テキストおよび倍率に関する処理
が施され、さらに、グラフィックエンジン21によって
描画加速が行われ、表示装置22に描画・出力される。
図2に示す表示装置22は一般的な汎用計算機のディス
プレイに表示した例である。
【0018】以上のように本実施の形態では、一般的な
家庭用デジタルビデオ規格DV方式等フォーマットに変
換するデータ変換部32と一般的なビデオキャプチャを
組み込んだ一般的な汎用の計算機部33でレーダ表示シ
ステムを構成するため、機器を安価でかつ簡単に構成で
きる。
【0019】実施の形態2.以下に発明の実施の形態2
について説明する。図3は、本発明の実施の形態2によ
る簡易型のレーダ表示システムの機能ブロック図であ
る。上記実施の形態1では、データ変換部32におい
て、レーダビデオ信号を、汎用の計算機部33のビデオ
キャプチャが可能な例えば家庭用デジタルビデオ規格で
あるDV方式等に変換していた。本実施の形態2では、
第1の表示部として、一般的なレーダスキャンコンバー
タ23を備え、CPU20およびグラフィックエンジン
21において、精巧なレーダ画像をレーダ表示装置15
に表示する基本表示部34が既に存在し、さらに、レー
ダ表示装置15に表示する走査変換後のレーダビデオ信
号を家庭用デジタルビデオ規格DVフォーマットに適合
するように、ダウンコンバート部12で分岐すること
で、上記実施の形態1と同様の効果が得られるようにし
たものである。
【0020】次に、動作原理を図3および図4について
説明する。図4は、本発明の実施の形態2によるレーダ
画像の処理の流れの概念説明図である。受信機4から出
力されたレーダビデオ信号は、レーダスキャンコンバー
タ23によって走査変換が行われ、TV信号となる。そ
の動作は従来の実施例を示す説明の図13に示す方法と
同様であるが、本実施の形態2では、レーダスキャンコ
ンバータ23からの信号をバス19を経由してCPU2
0に入力して描画制御を行い、グラフィックエンジン2
1により画像描画処理してレーダ表示装置15にて表示
を行う。さらに、走査変換後のレーダビデオ信号は、ダ
ウンコンバート部12により、ビデオキャプチャ18に
入力可能な信号、例えば家庭用デジタルビデオ規格DV
方式等のデジタルビデオカメラのデジタル信号と同様の
フォーマットに変換される。変換・出力されたデジタル
ビデオ信号は、ビデオキャプチャ18に入力される。ビ
デオキャプチャ18に入力されたデジタルビデオ信号
は、CPU20によって任意の画面配置、色彩、シンボ
ル、テキストおよび倍率に関する処理が施され、さら
に、グラフィックエンジン21によって画像描画処理が
行われ、表示装置22に描画・出力される。ここで、実
施の形態1を示す図1および従来例を示す図13と同一
符号は同一のものを示し、説明を省略する。
【0021】以上のように本実施の形態では、レーダス
キャンコンバータによる高精細な画像をダウンコンバー
ト部にて分岐・出力してビデオキャプチャを組み込んだ
汎用の計算機部に入力してレーダ表示システムを構成す
るため、高精細レーダ表示装置を元に簡易型レーダ表示
装置を容易に増設することができる。
【0022】実施の形態3 以下に発明の実施の形態3について説明する。図4は、
本発明の実施の形態3による簡易型のレーダ表示システ
ムの機能ブロック図である。上記実施の形態2では、基
本表示部34において、レーダビデオ信号を走査変換し
てTV信号に変換したものを、さらにダウンコンバート
していた。本実施の形態3では、受信機のレーダビデオ
信号をレーダ座標で表示するPPI(Plan Position Ind
icator)画像をデジタルビデオカメラで撮像することに
より、上記実施の形態2と同様の効果が得られるように
したものである。
【0023】次に、動作原理を図5および図6について
説明する。図6は、本発明の実施の形態3によるレーダ
画像の処理の流れの概念説明図である。受信機4から出
力されたレーダビデオ信号は、TV信号に走査変換され
ず、輝度減衰時間の長いCRTにPPI表示される。さ
らにPPI表示された画面を、デジタルビデオカメラ2
4で撮像することによりレーダ画像を汎用の計算機部に
取り込み表示する。計算機部33の動作は実施の形態
1,2と同様である。ここで、実施の形態1を示す図1
と同一符号は同一のものを示し、説明を省略する。
【0024】以上のように本実施の形態では、撮像前の
レーダスキャンコンバータ23の処理を省略できるため
機器の構成を簡略化することができる。
【0025】実施の形態4.以下に発明の実施の形態4
について説明する。図7は、本発明の実施の形態4によ
る簡易型のレーダ表示システムの機能ブロック図であ
る。上記実施の形態1では、表示装置22にCRT、液
晶等のディスプレイを使用して表示したが、小型ディス
プレイのヘッドマウントディスプレイ26に変更するこ
とにより表示装置の設置スペースが不要となる。また、
各人個別に表示装置を使用できる効果が得られる。
【0026】次に、動作原理を図7および図8について
説明する。図8は、本発明の実施の形態4によるレーダ
画像の処理の流れの概念説明図である。図7における動
作原理は、実施の形態1と同様であり、同一符号は同一
のものを示し、説明を省略する。
【0027】以上のように本実施の形態では、ヘッドマ
ウントディスプレイを使用することにより表示装置の設
置スペースを省略することができるため、例えば、航空
機内、車両内、船舶内、潜水艦内等のスペースの限られ
た空間においても使用できる。
【0028】実施の形態5.以下に発明の実施の形態5
について説明する。図9は、本発明の実施の形態5によ
る簡易型のレーダ表示システムの機能ブロック図であ
る。本実施の形態においては、計算機部1内のCPU2
0にデータ記録部である記憶媒体を接続することによ
り、レーダ画像の表示と同時にデータを記録することが
できる。
【0029】次に、動作原理を図9について説明する。
図においてCPU20に接続された記憶媒体27は、ビ
デオキャプチャ18で取り込まれ、表示装置22に出力
・表示されているレーダ描画のデータを、SCSI(Sma
ll Computer System Interface)等の汎用インタフェー
スを経由して、順次記録する。また、再生の場合には、
記憶媒体27に記録されているレーダ画像のデータを、
直接CPU20に入力して、グラフィックエンジン21
で画像描画処理して表示装置22に表示する。ここで、
発明の実施の形態1を示す図1と同一符号は同一のもの
を示し、説明を省略する。
【0030】以上のように本実施の形態では、記憶媒体
を接続することにより、レーダ画像のデータを記録でき
るため、のちに再生することにより現象等の解析に使用
できる。
【0031】実施の形態6.以下に発明の実施の形態6
について説明する。図10は、本発明の実施の形態6に
よる簡易型のレーダ表示システムの機能ブロック図であ
る。上記実施の形態1においては、汎用の計算機部33
を表示装置22の近傍において表示を行っていたが、デ
ータ圧縮/復元部28にてデータ圧縮し、モデム29等
のデータ伝送機器を接続することにより、距離の離れた
場所に設置された表示装置22にデータを転送し、レー
ダ画像表示することが可能となる。ここで、実施の形態
1を示す図1と同一符号は同一のものを示し、説明を省
略する。
【0032】次に、動作原理を図10について説明す
る。実施の形態1と同様にビデオキャプチャ18で取り
込まれたデジタルビデオデータは、CPU20によって
描画制御が行われる。この描画制御されたデータは、デ
ータ圧縮/復元部28によってデータ圧縮されて、モデ
ム29および有線回線30に伝送できるデータ量に変換
する必要がある。データ伝送に使用する伝送経路の容量
が低い場合は、データの間引き等の処置を行う。このよ
うにして加工された送信データは、有線回線30を経由
して遠隔地に設置されたデータ受信部38で受信され、
モデム29を経由しデータ圧縮/復元部28でデータ復
元が行われる。さらに、CPU20に伝送されて描画制
御され、グラフィックエンジン21によって画像描画処
理され、表示装置22にて表示される。
【0033】以上のように本実施の形態では、レーダ画
像を長距離伝送することにより、遠隔地においてもレー
ダ情報を容易に表示することが可能となる。
【0034】実施の形態7.以下に発明の実施の形態7
について説明する。図11は、本発明の実施の形態7に
よる簡易型のレーダ表示システムの機能ブロック図であ
る。上記実施の形態6では、有線回線を使用することに
より、遠隔地へのレーダ画像伝送を行ったが、無線電話
を使用するこによっても同様の効果が得られる。ここ
で、発明の実施の形態6を示す図10と同一符号は同一
のものを示し、説明を省略する。
【0035】次に、動作原理を図11について説明す
る。図11における基本的な動作原理は図10で示した
実施の形態6と同様である。図11においては、モデム
29の次段に無線電話31を設置し、無線によるレーダ
画像の伝送を行う。
【0036】以上のように本実施の形態では、無線電話
を使用することにより、移動体においてレーダ画像受信
が可能なために、例えば航空機、車両、船舶、仮設局等
に設置し、レーダ画像の表示が可能となる。
【0037】実施の形態8 以下に発明の実施の形態8について説明する。図8は、
本発明の実施の形態8による簡易型のレーダ表示システ
ムの機能ブロック図である。レーダ画像以外のデジタル
ビデオ画像を同時に取り込むことにより情報を多岐に渡
り得ることが可能となる。ここで、発明の実施の形態1
を示す図1と同一符号は同一のものを示し、説明を省略
する。
【0038】次に、動作原理を図8について説明する。
図8は、実施の形態1の構成の汎用の計算機部33にビ
デオキャプチャ18を複数枚接続した構成である。この
構成により、例えばデジタルビデオカメラ24で外界の
実写画像を取り込み、レーダ画像と実写画像とをCPU
20において合成処理を行う。合成処理されたデータは
グラフィックエンジンによって画像描画され、表示装置
22に重畳表示される。
【0039】以上のように本実施の形態では、デジタル
ビデオカメラおよびビデオキャプチャを増設して行くこ
とにより、レーダ画像以外の実写情報を合成表示するこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、受信機
からのレーダビデオ信号をデータ変換部によりデジタル
加工し、一般的なデジタルビデオのデータフォーマット
で出力することにより、レーダ画像を表示する手段とし
て汎用の計算機とビデオキャプチャを使用し、レーダ画
像を汎用の計算機の画面に表示することが可能となる。
また、デジタルビデオに加工された後は、汎用的な機器
が使用可能となるため、機器を簡易かつ安価に構成する
ことができる。このため、データ変換部以降に汎用の計
算機部を増設することにより、表示装置の台数を容易に
増やすことが可能である。
【0041】また、デジタルビデオフォーマットに変換
するデータ変換部の代わりに、レーダスキャンコンバー
タを装備した従来と同様のレーダ表示装置を設置し、そ
のレーダ画像をダウンコンバートしてデジタルビデオ信
号に変換し分岐することにより、従来のレーダ表示装置
の画像データを元画像として使用することにより、従来
のレーダ表示装置を利用しつつ、簡易型のレーダ表示装
置を増設することができる。
【0042】また、レーダ画像をPPI表示するレーダ
表示装置のレーダ画像をデジタルビデオカメラで撮像
し、ビデオキャプチャでデータを取り込み汎用計算機で
表示することにより、レーダスキャンコンバータによる
TV表示処理を省略でき、機器全体の価格を安価にでき
る。
【0043】また、レーダ画像の表示を行うデバイスを
小型化し、ヘッドマウントディスプレイを使用すること
により、省スペースおよび個人使用が可能となり、車
両、航空機、船舶等のスペースによる制限を緩和するこ
とができる。
【0044】また、大容量の記憶媒体を接続することに
より、レーダ画像の表示と同時に表示データをデジタル
データで記録することができる。また、記録データの再
生により、現象の解析等の作業が容易にできる。
【0045】また、遠隔地にレーダ画像を容易に転送す
るために、レーダ画像データを圧縮して有線回線に伝送
し、データ受信部ではデータの復元を行い、レーダ画像
表示することにより、遠隔地においてレーダ画像が表示
でき、利便性が向上する。
【0046】また、遠隔地にレーダ画像を容易に転送す
るために、レーダ画像データを圧縮して無線電話にて伝
送し、データ受信部ではデータの復元を行い、レーダ画
像表示することにより、遠隔地においてレーダ画像が表
示でき、利便性が向上する。
【0047】また、デジタルビデオカメラとビデオキャ
オプチャとを増設することにより、外界の画像も取り込
み、合成表示することが可能となり、情報の多様化がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のレーダ表示システ
ムを示す機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のレーダ画像の処理
の流れの概念説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2のレーダ表示システ
ムを示す機能ブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態2のレーダ画像の処理
の流れの概念説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態3のレーダ表示システ
ムを示す機能ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3のレーダ画像の処理
の流れの概念説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態4のレーダ表示システ
ムを示す機能ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4のレーダ画像の処理
の流れの概念説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態5のレーダ表示システ
ムを示す機能ブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態6のレーダ表示シス
テムを示す機能ブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態7のレーダ表示シス
テムを示す機能ブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態8のレーダ表示シス
テムを示す機能ブロック図である。
【図13】 従来のレーダ表示システムを示す機能ブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 レーダーアンテナ、2 サーキュレータ、3 送信
機、4 受信機、5 量子化器、6 入力バッファ、7
画像メモリ、8 出力バッファ、9 マップ発生部、
10 出力制御器、11 航跡表示制御器、12 ダウ
ンコンバート部、13 表示制御器、14 走査変換
器、15 レーダ表示装置、16 データ座標変換部、
17 デジタルビデオインタフェース部、18 ビデオ
キャプチャ、19 バス、20 CPU、21 グラフ
ィックエンジン、22 表示装置、23 レーダスキャ
ンコンバータ、24 デジタルビデオカメラ、25 レ
ーダPPI表示器、26 ヘッドマウントディスプレ
イ、27 記憶媒体、28 データ圧縮/復元部、29
モデム、30 有線回線、31 無線電話、32 デ
ータ変換部、33 計算機部、34 基本表示部、36
計算機部、37 データ送信部、38 データ受信
部、40 レーダ座標レーダビデオ、41 直交座標レ
ーダビデオ、42 量子化ビデオ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機からレーダアンテナを経て空間に
    送信され、目標物で反射された後、再びレーダアンテナ
    を経て受信機で受信された受信信号に基づき生成された
    レーダ画像を表示するレーダ表示システムにおいて、 受信機から出力されるレーダビデオ信号を、送信機から
    出力されるレーダ基準信号をもとにデジタルビデオ信号
    に変換するデータ変換部と、 前記デジタルビデオ信号に対し画像処理を施し、描画デ
    ータを出力する計算機部と、 前記描画データをレーダ画像として表示する表示装置と
    を備えたことを特徴とするレーダ表示システム。
  2. 【請求項2】 送信機からレーダアンテナを経て空間に
    送信され、目標物で反射された後、再びレーダアンテナ
    を経て受信機で受信された受信信号に基づき生成された
    レーダ画像を表示するレーダ表示システムにおいて、 受信機から出力されるレーダビデオ信号を、送信機から
    出力されるレーダ基準信号をもとにTV信号に走査変換
    するレーダスキャンコンバータと、 前記走査変換されたTV信号をデジタルビデオ信号に変
    換するダウンコンバート部と、 前記デジタルビデオ信号に対し画像処理を施し、描画デ
    ータを出力する計算機部と、 前記描画データをレーダ画像として表示する表示装置と
    を備えたことを特徴とするレーダ表示システム。
  3. 【請求項3】 送信機からレーダアンテナを経て空間に
    送信され、目標物で反射された後、再びレーダアンテナ
    を経て受信機で受信された受信信号に基づき生成された
    レーダ画像を表示するレーダ表示システムにおいて、 受信機から出力されるレーダビデオ信号を、PPI表示
    するPPI表示装置と、 前記PPI表示画面を画像として取り込み、その画像を
    デジタルビデオ信号として出力するデジタルビデオカメ
    ラと、 前記デジタルビデオ信号に対し画像処理を施し、描画デ
    ータを出力する計算機部と、 前記描画データをレーダ画像として表示する表示装置と
    を備えたことを特徴とするレーダ表示システム。
  4. 【請求項4】 表示装置としてヘッドマウントディスプ
    レイを用いたことを特徴とする請求項1から3のいずれ
    か一項に記載のレーダ表示システム。
  5. 【請求項5】 計算機部は、描画データを記録するデー
    タ記録部を有することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一項に記載のレーダ表示システム。
  6. 【請求項6】 送信機からレーダアンテナを経て空間に
    送信され、目標物で反射された後、再びレーダアンテナ
    を経て受信機で受信された受信信号に基づき生成された
    レーダ画像を表示するレーダ表示システムにおいて、 受信機から出力されるレーダビデオ信号を、送信機から
    出力されるレーダ基準信号をもとにデジタルビデオ信号
    に変換するデータ変換部と、 前記デジタルビデオ信号をデータ圧縮し伝送回線に送出
    するデータ送信部と、 前記伝送回線より受信した圧縮データを元のデジタルビ
    デオ信号に復元し、画像処理を施し、描画データを出力
    するデータ受信部と、 前記描画データをレーダ画像として表示する表示装置と
    を備えたことを特徴とするレーダ表示システム。
  7. 【請求項7】 伝送回線として無線回線を用いたことを
    特徴とする請求項6に記載のレーダ表示装置。
  8. 【請求項8】 計算機部は、デジタルビデオカメラによ
    り撮影され出力された第2のデジタルビデオ信号を入力
    でき、前記第2のデジタルビデオ信号とデータ変換部か
    らの第1のデジタルビデオ信号とを合成することを特徴
    とする請求項1に記載のレーダ表示システム。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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