JPH07397A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH07397A JPH07397A JP16735593A JP16735593A JPH07397A JP H07397 A JPH07397 A JP H07397A JP 16735593 A JP16735593 A JP 16735593A JP 16735593 A JP16735593 A JP 16735593A JP H07397 A JPH07397 A JP H07397A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- zoom
- converter
- ultrasonic
- image data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超音波診断装置において、得られた断層像に
ついて原画像の特定領域をズーム表示する際に原画像の
動画とズーム画像の動画とを同時表示することを可能と
する。 【構成】 ＤＳＣ６の内部構成として、異なる表示倍率
に対応して画像のサンプルデータを平均化し及び間引く
ライトズーム手段を複数系統（１１ａ，１１ｂ）設ける
と共に、この間引いた後の画像データをそれぞれ書き込
む記憶手段を複数系統（１２ａ，１２ｂ）設け、複数の
異なる表示倍率の画像を動画として同時表示するように
したものである。これにより、例えば原画像の特定領域
をズーム表示する際に、原画像の動画とズーム画像の動
画とを同時表示することができる。
ついて原画像の特定領域をズーム表示する際に原画像の
動画とズーム画像の動画とを同時表示することを可能と
する。 【構成】 ＤＳＣ６の内部構成として、異なる表示倍率
に対応して画像のサンプルデータを平均化し及び間引く
ライトズーム手段を複数系統（１１ａ，１１ｂ）設ける
と共に、この間引いた後の画像データをそれぞれ書き込
む記憶手段を複数系統（１２ａ，１２ｂ）設け、複数の
異なる表示倍率の画像を動画として同時表示するように
したものである。これにより、例えば原画像の特定領域
をズーム表示する際に、原画像の動画とズーム画像の動
画とを同時表示することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を利用して被検
体内の診断部位について断層像を得て表示する超音波診
断装置に関し、特に原画像の特定領域をズーム表示する
際に原画像の動画とズーム画像の動画とを同時表示する
ことができる超音波診断装置に関する。
体内の診断部位について断層像を得て表示する超音波診
断装置に関し、特に原画像の特定領域をズーム表示する
際に原画像の動画とズーム画像の動画とを同時表示する
ことができる超音波診断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の超音波診断装置は、図１
に示すように、被検体内に超音波を送受信する探触子１
と、この探触子１を駆動して超音波を送信させると共に
受信した反射エコー信号を増幅する超音波送受信部２
と、この超音波送受信部２からの受信信号を入力してビ
ーム集束する整相回路３と、この整相回路３からの出力
信号について信号圧縮と包絡線検波を行う検波回路４
と、この検波回路４からの出力信号をディジタル化する
Ａ／Ｄ変換器５と、このＡ／Ｄ変換器５からの画像デー
タを記憶手段に書き込み及び読み出し且つ画像表示のた
めに座標変換するディジタルスキャンコンバータ（ＤＳ
Ｃ）６と、このＤＳＣ６からの画像データを表示する表
示装置７とを有して成っていた。なお、上記超音波送受
信部２は、探触子１に送波パルスを送って内蔵の振動子
から超音波を発生させる送波回路８と、上記振動子で受
信した診断部位からの反射エコー信号を増幅する受信増
幅器９とから成る。また、符号１０は上記各構成要素の
動作を制御する制御回路を示している。
に示すように、被検体内に超音波を送受信する探触子１
と、この探触子１を駆動して超音波を送信させると共に
受信した反射エコー信号を増幅する超音波送受信部２
と、この超音波送受信部２からの受信信号を入力してビ
ーム集束する整相回路３と、この整相回路３からの出力
信号について信号圧縮と包絡線検波を行う検波回路４
と、この検波回路４からの出力信号をディジタル化する
Ａ／Ｄ変換器５と、このＡ／Ｄ変換器５からの画像デー
タを記憶手段に書き込み及び読み出し且つ画像表示のた
めに座標変換するディジタルスキャンコンバータ（ＤＳ
Ｃ）６と、このＤＳＣ６からの画像データを表示する表
示装置７とを有して成っていた。なお、上記超音波送受
信部２は、探触子１に送波パルスを送って内蔵の振動子
から超音波を発生させる送波回路８と、上記振動子で受
信した診断部位からの反射エコー信号を増幅する受信増
幅器９とから成る。また、符号１０は上記各構成要素の
動作を制御する制御回路を示している。
【０００３】そして、上記従来装置におけるＤＳＣ６の
内部構成は、図４に示すように、Ａ／Ｄ変換器５からの
画像データについて表示倍率に合わせて画像のサンプル
データを平均化し及び間引くライトズーム手段１１と、
この間引いた後の画像データを書き込むフレームメモリ
１２と、表示座標系のメモリアドレスに対応させて上記
フレームメモリ１２のデータを読み出し座標変換する座
標変換回路１３と、この座標変換によるピクセル補間を
行う空間補間手段１４と、このピクセル補間後の画像デ
ータをメモリアドレス上に書き込み１フレーム分の画像
を格納する合成メモリ１５とから成る。
内部構成は、図４に示すように、Ａ／Ｄ変換器５からの
画像データについて表示倍率に合わせて画像のサンプル
データを平均化し及び間引くライトズーム手段１１と、
この間引いた後の画像データを書き込むフレームメモリ
１２と、表示座標系のメモリアドレスに対応させて上記
フレームメモリ１２のデータを読み出し座標変換する座
標変換回路１３と、この座標変換によるピクセル補間を
行う空間補間手段１４と、このピクセル補間後の画像デ
ータをメモリアドレス上に書き込み１フレーム分の画像
を格納する合成メモリ１５とから成る。
【０００４】上記のような装置構成により、ある原画像
の特定領域をズーム表示するには、図５に示すように、
（ａ）に示す動画としての原画像Ｉ0に対し特定のズー
ム領域Ａzとその表示倍率を、図１に示す制御回路１０
から図４に示すＤＳＣ６内の座標変換回路１３に信号を
送って指定することにより、（ｂ）に示すように動画と
してのズーム画像Ｉzを表示したり、（ｃ）に示すよう
に静止画としての原画像Ｉ0と動画としてのズーム画像
Ｉzとを同時表示したりしていた。
の特定領域をズーム表示するには、図５に示すように、
（ａ）に示す動画としての原画像Ｉ0に対し特定のズー
ム領域Ａzとその表示倍率を、図１に示す制御回路１０
から図４に示すＤＳＣ６内の座標変換回路１３に信号を
送って指定することにより、（ｂ）に示すように動画と
してのズーム画像Ｉzを表示したり、（ｃ）に示すよう
に静止画としての原画像Ｉ0と動画としてのズーム画像
Ｉzとを同時表示したりしていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の超音波診断装置においては、図４に示すように、Ｄ
ＳＣ６内のライトズーム手段１１及びフレームメモリ１
２は、前記の原画像Ｉ0及びズーム画像Ｉzに共通にそれ
ぞれ１系統しか設けられていなかったので、図５（ｃ）
に示すように原画像Ｉ0とズーム画像Ｉzとを同時表示す
る場合は、原画像Ｉ0は静止画としての表示となり、ズ
ーム画像Ｉzを表示したままで探触子１を被検体表面上
で動かして表示部位を変えた場合に、現在ズーム画像Ｉ
zとして表示されている部分と、原画像Ｉ0中のズーム領
域Ａzとは異なった部分を表示することとなるものであ
った。すなわち、上記ズーム領域Ａzとズーム画像Ｉzと
の対応関係がなくなり、折角図５（ｃ）に示すように同
時表示してもその意味はほとんどなくなり、画像診断上
有効とは言えなくなるものであった。
来の超音波診断装置においては、図４に示すように、Ｄ
ＳＣ６内のライトズーム手段１１及びフレームメモリ１
２は、前記の原画像Ｉ0及びズーム画像Ｉzに共通にそれ
ぞれ１系統しか設けられていなかったので、図５（ｃ）
に示すように原画像Ｉ0とズーム画像Ｉzとを同時表示す
る場合は、原画像Ｉ0は静止画としての表示となり、ズ
ーム画像Ｉzを表示したままで探触子１を被検体表面上
で動かして表示部位を変えた場合に、現在ズーム画像Ｉ
zとして表示されている部分と、原画像Ｉ0中のズーム領
域Ａzとは異なった部分を表示することとなるものであ
った。すなわち、上記ズーム領域Ａzとズーム画像Ｉzと
の対応関係がなくなり、折角図５（ｃ）に示すように同
時表示してもその意味はほとんどなくなり、画像診断上
有効とは言えなくなるものであった。
【０００６】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、原画像の特定領域をズーム表示する際に原画像の
動画とズーム画像の動画とを同時表示することができる
超音波診断装置を提供することを目的とする。
処し、原画像の特定領域をズーム表示する際に原画像の
動画とズーム画像の動画とを同時表示することができる
超音波診断装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による超音波診断装置は、被検体内に超音波
を送受信する探触子と、この探触子を駆動して超音波を
送信させると共に受信した反射エコー信号を増幅する超
音波送受信部と、この超音波送受信部からの受信信号を
入力してビーム集束する整相回路と、この整相回路から
の出力信号について信号圧縮と包絡線検波を行う検波回
路と、この検波回路からの出力信号をディジタル化する
Ａ／Ｄ変換器と、このＡ／Ｄ変換器からの画像データを
記憶手段に書き込み及び読み出し且つ画像表示のために
座標変換するディジタルスキャンコンバータと、このデ
ィジタルスキャンコンバータからの画像データを表示す
る表示装置とを有して成る超音波診断装置において、上
記ディジタルスキャンコンバータの内部構成として、異
なる表示倍率に対応して画像のサンプルデータを平均化
し及び間引くライトズーム手段を複数系統設けると共
に、この間引いた後の画像データをそれぞれ書き込む記
憶手段を複数系統設け、複数の異なる表示倍率の画像を
動画として同時表示するようにしたものである。
に、本発明による超音波診断装置は、被検体内に超音波
を送受信する探触子と、この探触子を駆動して超音波を
送信させると共に受信した反射エコー信号を増幅する超
音波送受信部と、この超音波送受信部からの受信信号を
入力してビーム集束する整相回路と、この整相回路から
の出力信号について信号圧縮と包絡線検波を行う検波回
路と、この検波回路からの出力信号をディジタル化する
Ａ／Ｄ変換器と、このＡ／Ｄ変換器からの画像データを
記憶手段に書き込み及び読み出し且つ画像表示のために
座標変換するディジタルスキャンコンバータと、このデ
ィジタルスキャンコンバータからの画像データを表示す
る表示装置とを有して成る超音波診断装置において、上
記ディジタルスキャンコンバータの内部構成として、異
なる表示倍率に対応して画像のサンプルデータを平均化
し及び間引くライトズーム手段を複数系統設けると共
に、この間引いた後の画像データをそれぞれ書き込む記
憶手段を複数系統設け、複数の異なる表示倍率の画像を
動画として同時表示するようにしたものである。
【０００８】
【作用】このように構成された超音波診断装置は、ディ
ジタルスキャンコンバータの内部に設けられた複数系統
のライトズーム手段により、異なる表示倍率に対応して
画像のサンプルデータを平均化し及び間引くと共に、同
様に複数系統設けられた記憶手段により、上記間引いた
後の画像データをそれぞれ記憶するように動作する。こ
れにより、例えば原画像の特定領域をズーム表示する際
に、原画像の動画とズーム画像の動画とを同時表示する
ことができる。
ジタルスキャンコンバータの内部に設けられた複数系統
のライトズーム手段により、異なる表示倍率に対応して
画像のサンプルデータを平均化し及び間引くと共に、同
様に複数系統設けられた記憶手段により、上記間引いた
後の画像データをそれぞれ記憶するように動作する。こ
れにより、例えば原画像の特定領域をズーム表示する際
に、原画像の動画とズーム画像の動画とを同時表示する
ことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図１は本発明による超音波診断装置の
実施例を示すブロック図である。この超音波診断装置
は、超音波を利用して被検体内の診断部位について断層
像を得ると共に例えば原画像の特定領域をズーム表示す
るもので、図１に示すように、探触子１と、超音波送受
信部２と、整相回路３と、検波回路４と、Ａ／Ｄ変換器
５と、ディジタルスキャンコンバータ（以下「ＤＳＣ」
と略称する）６と、表示装置７とを有して成る。
詳細に説明する。図１は本発明による超音波診断装置の
実施例を示すブロック図である。この超音波診断装置
は、超音波を利用して被検体内の診断部位について断層
像を得ると共に例えば原画像の特定領域をズーム表示す
るもので、図１に示すように、探触子１と、超音波送受
信部２と、整相回路３と、検波回路４と、Ａ／Ｄ変換器
５と、ディジタルスキャンコンバータ（以下「ＤＳＣ」
と略称する）６と、表示装置７とを有して成る。
【００１０】上記探触子１は、機械的又は電子的にビー
ム走査を行って被検体に超音波を送信及び受信するもの
で、図示省略したがその中には、超音波の発生源である
と共に反射エコーを受信する振動子が内蔵されている。
超音波送受信部２は、上記探触子１を駆動して超音波を
送信させると共に受信した反射エコー信号を増幅するも
ので、探触子１に送波パルスを送って内蔵の振動子から
超音波を発生させる送波回路８と、上記振動子で受信し
た診断部位からの反射エコー信号を増幅する受信増幅器
９とから成る。
ム走査を行って被検体に超音波を送信及び受信するもの
で、図示省略したがその中には、超音波の発生源である
と共に反射エコーを受信する振動子が内蔵されている。
超音波送受信部２は、上記探触子１を駆動して超音波を
送信させると共に受信した反射エコー信号を増幅するも
ので、探触子１に送波パルスを送って内蔵の振動子から
超音波を発生させる送波回路８と、上記振動子で受信し
た診断部位からの反射エコー信号を増幅する受信増幅器
９とから成る。
【００１１】整相回路３は、上記超音波送受信部２内の
受信増幅器９で増幅して出力された受信信号を入力して
ビーム集束するものである。検波回路４は、上記整相回
路３でビーム集束された出力信号について信号圧縮と包
絡線検波を行うものである。また、Ａ／Ｄ変換器５は、
上記検波回路４から出力された信号を入力してディジタ
ル信号に変換するものである。さらに、ＤＳＣ６は、上
記Ａ／Ｄ変換器５からの画像データを入力し内部の記憶
手段に書き込み及び読み出し且つ画像表示のために座標
変換するものである。
受信増幅器９で増幅して出力された受信信号を入力して
ビーム集束するものである。検波回路４は、上記整相回
路３でビーム集束された出力信号について信号圧縮と包
絡線検波を行うものである。また、Ａ／Ｄ変換器５は、
上記検波回路４から出力された信号を入力してディジタ
ル信号に変換するものである。さらに、ＤＳＣ６は、上
記Ａ／Ｄ変換器５からの画像データを入力し内部の記憶
手段に書き込み及び読み出し且つ画像表示のために座標
変換するものである。
【００１２】そして、表示装置７は、上記ＤＳＣ６から
出力された画像データを入力して画像として表示するも
ので、図示省略したが、ディジタルの画像データをアナ
ログのビデオ信号に変換するＤ／Ａ変換器と、このＤ／
Ａ変換器からのビデオ信号を入力して画像表示するテレ
ビモニタとから成る。なお、図１において、制御回路１
０は、上記各構成要素の動作を制御するもので、例えば
ＣＰＵから成る。
出力された画像データを入力して画像として表示するも
ので、図示省略したが、ディジタルの画像データをアナ
ログのビデオ信号に変換するＤ／Ａ変換器と、このＤ／
Ａ変換器からのビデオ信号を入力して画像表示するテレ
ビモニタとから成る。なお、図１において、制御回路１
０は、上記各構成要素の動作を制御するもので、例えば
ＣＰＵから成る。
【００１３】ここで、本発明においては、上記ＤＳＣ６
の内部構成として、ライトズーム手段が複数系統設けら
れると共に、画像データの記憶手段も複数系統設けられ
ている。すなわち、図２に示すように、Ａ／Ｄ変換器５
からの画像データについてそれぞれ異なる表示倍率に合
わせて画像のサンプルデータを平均化し及び間引く例え
ばラインメモリと加算器から成る第一及び第二のライト
ズーム手段１１ａ，１１ｂと、これらの間引いた後の画
像データをそれぞれ書き込む第一及び第二のフレームメ
モリ１２ａ，１２ｂと、表示座標系のメモリアドレスに
対応させて各フレームメモリ１２ａ，１２ｂのデータを
それぞれ読み出し座標変換する座標変換回路１３と、こ
の座標変換によるピクセル補間を行う空間補間手段１４
と、このピクセル補間後の画像データをそれぞれの表示
倍率に対応するメモリアドレス上に書き込み１フレーム
分の画像を格納する合成メモリ１５とから成る。
の内部構成として、ライトズーム手段が複数系統設けら
れると共に、画像データの記憶手段も複数系統設けられ
ている。すなわち、図２に示すように、Ａ／Ｄ変換器５
からの画像データについてそれぞれ異なる表示倍率に合
わせて画像のサンプルデータを平均化し及び間引く例え
ばラインメモリと加算器から成る第一及び第二のライト
ズーム手段１１ａ，１１ｂと、これらの間引いた後の画
像データをそれぞれ書き込む第一及び第二のフレームメ
モリ１２ａ，１２ｂと、表示座標系のメモリアドレスに
対応させて各フレームメモリ１２ａ，１２ｂのデータを
それぞれ読み出し座標変換する座標変換回路１３と、こ
の座標変換によるピクセル補間を行う空間補間手段１４
と、このピクセル補間後の画像データをそれぞれの表示
倍率に対応するメモリアドレス上に書き込み１フレーム
分の画像を格納する合成メモリ１５とから成る。
【００１４】次に、このように構成された超音波診断装
置において、ある原画像の特定領域をズーム表示する動
作について、図２及び図３を参照して説明する。まず、
図３に示すように、（ａ）に示す動画としての原画像Ｉ
0に対し特定のズーム領域Ａzとその表示倍率を、図１に
示す制御回路１０から図２に示すＤＳＣ６内の座標変換
回路１３に信号を送って指定する。いま、例えば原画像
Ｉ0については倍率１倍とし、ズーム画像Ｉzについては
倍率Ｎ倍とする。この状態で、図２において、Ａ／Ｄ変
換器５から出力された画像データは、第一及び第二のラ
イトズーム手段１１ａ，１１ｂによりそれぞれ異なる表
示倍率に対応させてサンプルデータが平均化され及び間
引かれる。このとき、例えば原画像Ｉ0は第一のライト
ズーム手段１１ａで平均化し及び間引かれ、ズーム画像
Ｉzは第二のライトズーム手段１１ｂで平均化し及び間
引かれる。その後、上記第一及び第二のライトズーム手
段１１ａ，１１ｂで所要の状態に間引かれた画像データ
は、それぞれ第一及び第二のフレームメモリ１２ａ，１
２ｂに書き込まれる。
置において、ある原画像の特定領域をズーム表示する動
作について、図２及び図３を参照して説明する。まず、
図３に示すように、（ａ）に示す動画としての原画像Ｉ
0に対し特定のズーム領域Ａzとその表示倍率を、図１に
示す制御回路１０から図２に示すＤＳＣ６内の座標変換
回路１３に信号を送って指定する。いま、例えば原画像
Ｉ0については倍率１倍とし、ズーム画像Ｉzについては
倍率Ｎ倍とする。この状態で、図２において、Ａ／Ｄ変
換器５から出力された画像データは、第一及び第二のラ
イトズーム手段１１ａ，１１ｂによりそれぞれ異なる表
示倍率に対応させてサンプルデータが平均化され及び間
引かれる。このとき、例えば原画像Ｉ0は第一のライト
ズーム手段１１ａで平均化し及び間引かれ、ズーム画像
Ｉzは第二のライトズーム手段１１ｂで平均化し及び間
引かれる。その後、上記第一及び第二のライトズーム手
段１１ａ，１１ｂで所要の状態に間引かれた画像データ
は、それぞれ第一及び第二のフレームメモリ１２ａ，１
２ｂに書き込まれる。
【００１５】次に、図２に示す座標変換回路１３によ
り、表示座標系の合成メモリ１５のアドレスに対応する
それぞれのフレームメモリ１２ａ，１２ｂから原画像Ｉ
0及びズーム画像Ｉzのデータを読み出し、空間補間手段
１４によって座標変換によるピクセル補間を行った後、
それぞれの画像Ｉ0，Ｉzの表示倍率に対応する合成メモ
リ１５のアドレス上に各画像を書き込む。この合成メモ
リ１５に対し１フレーム分の画像を格納した後、この画
像データを読み出して表示装置７へ送出し、その画面に
表示する。これにより、図３（ｂ）に示すように倍率Ｎ
倍のズーム画像Ｉzの動画を表示したり、（ｃ）に示す
ように倍率１倍の原画像Ｉ0の動画と倍率Ｎ倍のズーム
画像Ｉzの動画とを同時表示したりできる。なお、図３
（ｄ）は、例えば倍率１／Ｍ倍の縮小原画像Ｉ0′の動
画と倍率Ｎ倍のズーム画像Ｉzの動画とを同時表示した
場合の表示例を示している。
り、表示座標系の合成メモリ１５のアドレスに対応する
それぞれのフレームメモリ１２ａ，１２ｂから原画像Ｉ
0及びズーム画像Ｉzのデータを読み出し、空間補間手段
１４によって座標変換によるピクセル補間を行った後、
それぞれの画像Ｉ0，Ｉzの表示倍率に対応する合成メモ
リ１５のアドレス上に各画像を書き込む。この合成メモ
リ１５に対し１フレーム分の画像を格納した後、この画
像データを読み出して表示装置７へ送出し、その画面に
表示する。これにより、図３（ｂ）に示すように倍率Ｎ
倍のズーム画像Ｉzの動画を表示したり、（ｃ）に示す
ように倍率１倍の原画像Ｉ0の動画と倍率Ｎ倍のズーム
画像Ｉzの動画とを同時表示したりできる。なお、図３
（ｄ）は、例えば倍率１／Ｍ倍の縮小原画像Ｉ0′の動
画と倍率Ｎ倍のズーム画像Ｉzの動画とを同時表示した
場合の表示例を示している。
【００１６】なお、図２においては、ＤＳＣ６の内部
に、ライトズーム手段を２系統設けると共にフレームメ
モリを２系統設けたものとして示したが、本発明はこれ
に限らず、ライトズーム手段もフレームメモリも３系統
以上設け、三つ以上の異なる表示倍率を設定して原画像
及びズーム画像をそれぞれ動画で同時表示するようにし
てもよい。また、本発明は、超音波断層像としてＢモー
ド像のみならず、Ｍモード像又はドプラ像或いはカラー
フローマッピング（ＣＦＭ）像にも同様に適用すること
ができる。
に、ライトズーム手段を２系統設けると共にフレームメ
モリを２系統設けたものとして示したが、本発明はこれ
に限らず、ライトズーム手段もフレームメモリも３系統
以上設け、三つ以上の異なる表示倍率を設定して原画像
及びズーム画像をそれぞれ動画で同時表示するようにし
てもよい。また、本発明は、超音波断層像としてＢモー
ド像のみならず、Ｍモード像又はドプラ像或いはカラー
フローマッピング（ＣＦＭ）像にも同様に適用すること
ができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
ＤＳＣの内部に設けられた複数系統のライトズーム手段
により、異なる表示倍率に対応して画像のサンプルデー
タを間引くと共に、同様に複数系統設けられた記憶手段
により、上記間引いた後の画像データをそれぞれ記憶す
ることができる。これにより、例えば原画像の特定領域
をズーム表示する際に、原画像の動画とズーム画像の動
画とを同時表示することができる。従って、現在ズーム
画像として表示されている部分と、原画像中のズーム領
域とは常に対応関係を有することとなり、画像診断をス
ムーズに行うことができる。
ＤＳＣの内部に設けられた複数系統のライトズーム手段
により、異なる表示倍率に対応して画像のサンプルデー
タを間引くと共に、同様に複数系統設けられた記憶手段
により、上記間引いた後の画像データをそれぞれ記憶す
ることができる。これにより、例えば原画像の特定領域
をズーム表示する際に、原画像の動画とズーム画像の動
画とを同時表示することができる。従って、現在ズーム
画像として表示されている部分と、原画像中のズーム領
域とは常に対応関係を有することとなり、画像診断をス
ムーズに行うことができる。
【図１】本発明及び従来例による超音波診断装置の実施
例を示す全体構成のブロック図である。
例を示す全体構成のブロック図である。
【図２】本発明におけるＤＳＣの内部構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】本発明の超音波診断装置においてある原画像の
特定領域をズーム表示する動作を説明するための図であ
る。
特定領域をズーム表示する動作を説明するための図であ
る。
【図４】従来の超音波診断装置におけるＤＳＣの内部構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図５】従来装置においてある原画像の特定領域をズー
ム表示する動作を説明するための図である。
ム表示する動作を説明するための図である。
１…探触子 ２…超音波送受信部 ３…整相回路 ４…検波回路 ５…Ａ／Ｄ変換器 ６…ＤＳＣ ７…表示装置 １１ａ，１１ｂ…ライトズーム手段 １２ａ，１２ｂ…フレームメモリ Ｉ0…原画像 Ｉz…ズーム画像
Claims (1)
- 【請求項１】 被検体内に超音波を送受信する探触子
と、この探触子を駆動して超音波を送信させると共に受
信した反射エコー信号を増幅する超音波送受信部と、こ
の超音波送受信部からの受信信号を入力してビーム集束
する整相回路と、この整相回路からの出力信号について
信号圧縮と包絡線検波を行う検波回路と、この検波回路
からの出力信号をディジタル化するＡ／Ｄ変換器と、こ
のＡ／Ｄ変換器からの画像データを記憶手段に書き込み
及び読み出し且つ画像表示のために座標変換するディジ
タルスキャンコンバータと、このディジタルスキャンコ
ンバータからの画像データを表示する表示装置とを有し
て成る超音波診断装置において、上記ディジタルスキャ
ンコンバータの内部構成として、異なる表示倍率に対応
して画像のサンプルデータを平均化し及び間引くライト
ズーム手段を複数系統設けると共に、この間引いた後の
画像データをそれぞれ書き込む記憶手段を複数系統設
け、複数の異なる表示倍率の画像を動画として同時表示
するようにしたことを特徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16735593A JPH07397A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16735593A JPH07397A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07397A true JPH07397A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15848190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16735593A Pending JPH07397A (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07397A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100708505B1 (ko) * | 2001-11-29 | 2007-04-16 | 지이 메디컬 시스템즈 글로발 테크놀러지 캄파니 엘엘씨 | 초음파 진단 장치 |
| CN102038520A (zh) * | 2011-01-10 | 2011-05-04 | 飞依诺科技(苏州)有限公司 | 超声图像放大方法 |
| EP2702948A1 (en) * | 2012-08-28 | 2014-03-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Object information acquisition apparatus, display method |
| WO2015186993A1 (ko) * | 2014-06-05 | 2015-12-10 | 이기원 | 피트니스 구조물 |
-
1993
- 1993-06-15 JP JP16735593A patent/JPH07397A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100708505B1 (ko) * | 2001-11-29 | 2007-04-16 | 지이 메디컬 시스템즈 글로발 테크놀러지 캄파니 엘엘씨 | 초음파 진단 장치 |
| CN102038520A (zh) * | 2011-01-10 | 2011-05-04 | 飞依诺科技(苏州)有限公司 | 超声图像放大方法 |
| EP2702948A1 (en) * | 2012-08-28 | 2014-03-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Object information acquisition apparatus, display method |
| US20140064023A1 (en) * | 2012-08-28 | 2014-03-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Object information acquisition apparatus, display method, and storage medium |
| CN103654847A (zh) * | 2012-08-28 | 2014-03-26 | 佳能株式会社 | 被检体信息获取装置、显示方法 |
| WO2015186993A1 (ko) * | 2014-06-05 | 2015-12-10 | 이기원 | 피트니스 구조물 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2012086005A (ja) | 位相配列プローブを用いて超音波空間合成映像を提供する超音波システムおよび方法 | |
| JPH0352034B2 (ja) | ||
| JPS61238237A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH07397A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH039738A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0143276B2 (ja) | ||
| JP3337618B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| KR100350025B1 (ko) | 합성 라이트 줌 기법을 이용하는 초음파 영상 확대 장치및 방법 | |
| JPH0614924A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH02147052A (ja) | 電子走査型超音波診断装置 | |
| JPH0576532A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0228870B2 (ja) | ||
| JPH06343637A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JP2006288485A (ja) | 超音波診断装置及び画像処理方法 | |
| JPH07323030A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0337193B2 (ja) | ||
| JP3064488B2 (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH11169368A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPS6210392B2 (ja) | ||
| JPH04347149A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0549289B2 (ja) | ||
| JPH03215251A (ja) | 超音波診断装置 | |
| JPH0332336Y2 (ja) | ||
| JPS6240021B2 (ja) | ||
| JPH057592A (ja) | 超音波診断装置 |