JP2963821B2 - ビットバッファ回路 - Google Patents

ビットバッファ回路

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JP2963821B2
JP2963821B2 JP4189583A JP18958392A JP2963821B2 JP 2963821 B2 JP2963821 B2 JP 2963821B2 JP 4189583 A JP4189583 A JP 4189583A JP 18958392 A JP18958392 A JP 18958392A JP 2963821 B2 JP2963821 B2 JP 2963821B2
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升嗣 工藤
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビットバッファ回路に関
し、同期端局装置で使用するビットバッファ回路に関す
る。
【0002】一般に伝送路を伝送されたデータから抽出
されたクロックはジッタやワンダを含み、同期端局装置
内のクロックとは同期がとれていない。このため、伝送
データを装置内のクロックに同期させるためビットバッ
ファ回路が用いられるが、伝送データのクロックと装置
内のクロックとの位相差によりスリップが生じてデータ
の欠落又は重複が生じることがある。
【0003】このため、データを伝送する際には、デー
タの有効部分で欠落又は重複が生じることがなく、デー
タの無効部分で欠落又は重複が生じるように制御する必
要がある。なお、電話等の音声を伝送するとき有効部分
は音声そのもののデータであり、無効部分はパリティデ
ータ等の装置制御用データである。
【0004】
【従来の技術】図4は従来のデータバッファ回路の一例
のブロック図を示す。同図中、端子10には伝送された
データつまり乗換前データの各ビット及び乗換前データ
の有効部分をHレベルで指示するイネーブル信号が入来
し、端子11には乗換前データから抽出した書き込みク
ロックが入来し、端子12には上記イネーブル信号が入
来する。端子10よりのデータ及びイネーブル信号は書
き込みクロックに同期してフリップフロップ13にラッ
チされて選択部14に供給される。
【0005】立ち上がり検出部15は書き込みクロック
に同期してイネーブル信号の立ち上がりを検出し、この
立ち上がり検出信号によって書き込みアドレス発生部1
6をリセットする。書き込みアドレス発生部16は上記
リセット後、書き込みクロックをカウントして書き込み
アドレスを発生する。展開部14は3つのレジスタより
なり、書き込みアドレスはこの3つのレジスタ夫々のア
ドレスを示している。この書き込みアドレスによって乗
換前データ及びイネーブル信号は展開部14の3つのレ
ジスタに順次書き込まれて展開され、3つのレジスタ夫
々の内容は並列にセレクタ20に供給される。
【0006】また、立ち上がり検出部15の出力する立
ち上がり検出信号はフリップフロップ21で端子22よ
りの装置内部のクロックつまり読み出しクロックに同期
してラッチされて読み出しアドレス発生部23にリセッ
ト信号として供給される。読み出しアドレス発生部23
はリセット後、読み出しクロックをカウントして読み出
しアドレスを発生する。選択部20は展開部14の3系
統の出力のうち上記読み出しアドレスの指示する出力を
選択してフリップフロップ24に供給して読み出しクロ
ックに同期をとり、乗換後のデータの各ビット及びイネ
ーブル信号が端子25より出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5はCCITT,G
708にて規定されたフレームフォーマットを示す。
【0008】図中、1フレームは9行よりなり、各行の
先頭の3バイトは無効部分のオーバーヘッド領域で、後
続の87バイトが有効部分の実データ領域であり、1行
90バイト合計810バイトよりなる。従って、イネー
ブル信号は各行の無効部分でLレベル有効部分でHレベ
ルとなる。上記フレームは8ビットパラレルに伝送され
る。また、実データ領域はオーバーヘッド領域を除き、
フレームの4行目の274バイト目より始まり、次のフ
レームの270バイト目で終わる783バイトの領域よ
りなり、4行目の273バイト目及び274バイト目は
ジッタ補正のため、データの欠落又は重複が許されてい
る。
【0009】上記CCITT,G708フォーマットの
伝送データを従来回路に供給した場合、各行の無効部分
から有効部分に変化するときにデータが欠落又は重複す
るスリップが生じ、フレームフォーマットが変化してし
まうおそれがある。このフレームフォーマットの変化を
防止するためには1フレーム分の容量を持つエラスティ
ックメモリ等のフォーマット変換回路が必要となり、回
路規模が大型化するという問題があった。
【0010】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
フレームフォーマットで許可された位置でのみスリップ
が発生し、フレームフォーマットの変化がなく回路規模
の大型化を防止するビットバッファ回路を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のビットバッファ
回路は、データの有効部分及び無効部分を示すイネーブ
ル信号を伴いフレーム単位で伝送される伝送データを装
置内のクロックに同期させるビットバッファ回路におい
て、上記伝送データから抽出された書き込みクロックに
同期した書き込みアドレスを発生する書き込みアドレス
発生部(16)と、上記書き込みアドレスに従って上記
伝送データを書き込み展開する展開部(14)と、上記
フレーム内の所定位置のイネーブル信号から上記所定位
置の無効部分の中央位置で最適の読み出しアドレスのロ
ードを指示するアドレスロード信号を生成するアドレス
ロード信号生成手段(36〜38)と、上記展開部の出
力データと読み出しアドレスとの位相差からデータの欠
落又は重複の発生するスリップの有無を判定するスリッ
プ判定手段(30,31)と、上記スリップ判定手段の
スリップ有りの判定によりアドレスロード信号生成回路
からのアドレスロード信号をゲーティングするゲート回
路(39)と、上記ゲート回路からのアドレスロード信
号で所定のアドレスをロードされ、装置内のクロックに
同期した読み出しアドレスを発生する読み出しアドレス
発生部(32)と、上記読み出しアドレスに従って上記
展開部で展開されたデータを選択して出力する選択部
(20)とを有する。
【0012】
【作用】本発明においては、フレーム内の所定位置での
みアドレスロード信号が生成され、スリップが発生する
状態で上記アドレスロード信号に応じて読み出しアドレ
スが変化し、データが欠落又は重複する。つまりスリッ
プはフレーム内の所定位置でだけ起き、フレームフォー
マットに従ってデータを受信することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明回路の一実施例のブロック図を
示す。同図中、図4と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。
【0014】図1において、書き込みアドレス発生部1
6はリセットされることなく、書き込みクロックをカウ
ントして書き込みアドレスを発生する。
【0015】禁止領域設定部30は図2(A)に示す展
開部14の1番目のレジスタ出力である第1データと、
図2(B)に示す書き込みクロックとを供給されて、第
1データの境界を中心とする2クロック周期でHレベル
となり、禁止領域であることを指示する図2(C)に示
す禁止領域信号を生成してスリップ判定部31に供給す
る。スリップ判定部31は、後述の読み出しアドレス発
生部32より供給される読み出しアドレスが第1データ
の選択を指示する値に変化する時点が上記禁止領域信号
のHレベル期間であればデータが欠落又は重複するスリ
ップが発生したとしてHレベルのスリップ判定信号を生
成してゲート回路39に供給する。
【0016】また、端子35には乗換前データのイネー
ブル信号のうち図5のフレームフォーマットの4行目の
無効部分でのみLレベルとなる。図3(A)に示すイネ
ーブル信号が入来し、フリップフロップ36により端子
11よりの図3(B)に示す書き込みクロックに同期さ
せられた後、展開部37に供給される。展開部37は3
つのレジスタよりなり、書き込みアドレス発生部16よ
りの書き込みアドレスによって指示されたレジスタに上
記4行目のイネーブル信号を順次書き込み、各レジスタ
の内容を最適アドレスロード部38に供給する。
【0017】最適アドレスロード部38は展開部37よ
りの3系統のイネーブル信号のうち2番目に立ち下がる
信号のLレベル期間の中央位置をHレベルで指示する3
系統のアドレスロード信号を生成してゲート回路39に
供給する。例えば図3(C)〜(E)に示す如く、星印
を付した第1,第2,第3系統の順にイネーブル信号が
立ち下がる場合、第2系統のイネーブル信号の中央位置
を示す図3(L)に示す第2系統のアドレスロード信号
を生成して端子38bより出力する。第1,第3系統の
アドレスロード信号はLレベルを保持する。また、図3
(F)〜(H)に示す如く星印を付した第2,第3,第
1系統の順にイネーブル信号が立ち下がる場合、第3系
統のイネーブル信号の中央位置を示す図3(L)に示す
第3系統のアドレスロード信号を生成して端子38cよ
り出力する。第1,第2系統のアドレスロード信号はL
レベルを保持する。また、図3(I)〜(K)に示す如
く、星印を付した第3,第1,第2系統の順にイネーブ
ル信号が立ち下がる場合、第1系統のイネーブル信号の
中央位置を示す図3(L)に示す第1系統のアドレスロ
ード信号を生成して端子38aより出力する。第2,第
3系統のアドレスロード信号はLレベルを保持する。
【0018】ゲート回路39はスリップ判定部31より
Hレベルのスリップ判定信号を供給されているときのみ
最適アドレスロード部38より供給される3系統のアド
レスロード信号を読み出しアドレス発生部32のロード
端子32a,32b,32c夫々に供給する。読み出し
アドレス発生部32は端子32aに供給される第1系統
のアドレスロード信号がHレベルとなると第1データの
選択を指示する読み出しアドレスをロードし、同様に端
子32b,32c夫々にHレベルの第2,第3系統のア
ドレスロード信号を供給されると第2,第3データの選
択を指示する読み出しアドレスをロードし、その後端子
22よりの読み出しクロックをカウントアップして読み
出しアドレスを生成する。
【0019】このため、フレームの4行目の無効部分に
おいてのみスリップが起き、273バイト,274バイ
ト目のデータが欠落又は重複するだけで他のデータが欠
落又は重複して失われるおそれがなく、フレームフォー
マットが変化することがない。従って、フォーマット変
換回路を設ける必要がなく回路規模の大型化を防止でき
る。
【0020】また、展開部14のレジスタ数を4以上に
増加し、これに対応して選択部20の選択する系統数を
4以上に増加することにより、スリップ耐力を向上させ
ることができる。
【0021】
【発明の効果】上述の如く、本発明のビットバッファ回
路によれは、フレームフォーマットで許可された位置で
のみスリップが発生し、フレームフォーマットの変化が
なく回路規模の大型化を防止でき、実用上きわめて有用
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回路の回路図である。
【図2】本発明回路の信号波形図である。
【図3】本発明回路の信号波形図である。
【図4】従来回路の回路図である。
【図5】フレームフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
14,37 展開部 16 書き込みアドレス発生部 20 選択部 30 禁止領域設定部 31 スリップ判定部 32 読み出しアドレス発生部 38 最適アドレスロード部 39 ゲート回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 7/00 H04L 7/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの有効部分及び無効部分を示すイ
    ネーブル信号を伴いフレーム単位で伝送される伝送デー
    タを装置内のクロックに同期させるビットバッファ回路
    において、 上記伝送データから抽出された書き込みクロックに同期
    した書き込みアドレスを発生する書き込みアドレス発生
    部と、 上記書き込みアドレスに従って上記伝送データを書き込
    み展開する展開部と、 上記フレーム内の所定位置のイネーブル信号から上記所
    定位置の無効部分の中央位置で最適の読み出しアドレス
    のロードを指示するアドレスロード信号を生成するアド
    レスロード信号生成手段と、 上記展開部の出力データと読み出しアドレスとの位相差
    からデータの欠落又は重複の発生するスリップの有無を
    判定するスリップ判定手段と、 上記スリップ判定手段のスリップ有りの判定によりアド
    レスロード信号生成回路からのアドレスロード信号をゲ
    ーティングするゲート回路と、 上記ゲート回路からのアドレスロード信号で所定のアド
    レスをロードされ、装置内のクロックに同期した読み出
    しアドレスを発生する読み出しアドレス発生部と、 上記読み出しアドレスに従って上記展開部で展開された
    データを選択して出力する選択部とを有することを特徴
    とするビットバッファ回路。
  2. 【請求項2】 上記展開部は3個以上のレジスタで構成
    されることを特徴とする請求項1記載のビットバッファ
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01166633A (ja) * 1987-12-23 1989-06-30 Hitachi Ltd ビット位相同期回路
JP2555723B2 (ja) * 1989-02-01 1996-11-20 富士通株式会社 ビット・バッファ回路
JPH03101431A (ja) * 1989-09-14 1991-04-26 Hitachi Ltd ビット同期方式
JP2702257B2 (ja) * 1990-02-19 1998-01-21 日本電信電話株式会社 ビット位相同期回路

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