JP2961022B2 - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケージ上のパレットに車
両を乗り込ませて載置し、車両をパレットごと多段に保
管する駐車装置に係り、特に入出庫すべく車両を発進ま
たは停止させた際にパレットを経由してケージに衝撃が
伝達されることを回避することのできる駐車装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータを利用して車両をパレットに
載せてパレットごと多段に保管する駐車装置が知られて
いる。
【0003】この種のエレベータ方式の駐車装置は昇降
路に沿って昇降するケージを有し、このケージは車両を
パレットに載せてパレットごと垂直搬送するようになっ
ている。また、昇降路に沿って多段に保管棚が形成され
ており、これら保管棚にはケージを経由して垂直搬送さ
れる車両がパレットごと保管されるようになっている。
【0004】このように構成された駐車装置において車
両を入庫するためには車両は入出庫フロアから入出庫レ
ベルに待機するケージ上のパレットに乗り込んでパレッ
ト上に載置され、ケージによる垂直搬送を経て保管棚に
移載されるようになっている。したがって、出庫するに
はパレット上に載置されて保管棚に保管された車両はパ
レットごと引き出されてケージ上に移載され、ケージに
よる垂直搬送を経た後、入出庫レベルで停止するケージ
上のパレットから発進して入出庫フロアに至ることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両を入庫
する際に車両を走行させてケージ上のパレットに直接乗
り込ませるため、車両がパレット上で急に乗り込むと、
ケージを下方に押し下げる衝撃が発生する問題があっ
た。同様に、出庫する際にはパレット上に載置される車
両を発進させるため、発進時の衝撃がパレットを経由し
てケージに伝達されることになり、ケージの耐衝撃性を
高めねばならない問題があった。
【0006】本発明は上記問題点を有効に解決すべく創
案されたものである。
【0007】本発明は入出庫の際に発生する衝撃がケー
ジに伝達されることを回避することのできる駐車装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は昇降路に沿って
昇降するケージ上のパレットに入出庫フロアから車両を
乗り込ませて載置すると共にその車両をケージを経由し
てパレットごと上記昇降路に沿って上下に多段に形成さ
れる保管棚に移載する駐車装置において、上記車両の入
出庫時に上記パレットとケージとを切り離すべく上記昇
降路内に延出されてパレットを上記入出庫フロア側から
支持すると共に上記ケージの昇降時にパレットの昇降を
許容すべく昇降路の外側に待機するパレット支持部材を
備えたものである。
【0009】
【作用】このように入出庫時にパレット支持部材でパレ
ットを支持するため、パレットとケージとを互いに切り
離すことが可能になり、車両の停止あるいは発進によっ
て生じる衝撃がケージに伝達されることを回避できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0011】図3および図4は例えば中間乗込型の駐車
装置を示すものであり、この駐車装置1には車両2をパ
レットPに載せてパレットPごと垂直搬送するケージ3
が設けられ、このケージ3はカウンタウエイト4とバラ
ンスされて昇降路5を形成するガイドレール6に沿って
昇降自在に案内されるようになっている。昇降路5の上
部には機械室7が形成され、この機械室7にはケージ3
をチェーン8等で吊り上げて昇降させる巻上げ装置9が
設置されている。
【0012】昇降路5の両側には上下に多段に車両2を
パレットPごと載置する保管棚11が形成されている。
図1、図3および図4に示すように駐車装置1の途中に
は入出庫フロア12が形成されると共にその入出庫フロ
ア12を挾んで上方の地上部に多段に亘って保管棚11
が形成されると共に下方の地下部にも多段に亘って保管
棚11が形成されている。したがって、ケージ3は入出
庫フロア12および各保管棚11に昇降自在に停止する
ようになっている。
【0013】入出庫フロア12には車両2を入出庫させ
るための入出庫口13が形成され、入庫するときには入
出庫フロア12の車両2は入出庫口13からケージ3上
のパレットPに乗り込んで載置され、出庫するときには
車両2はケージ3上のパレットPから発進して入出庫口
13を通過するようになっている。
【0014】特に、入出庫フロア12側には入出庫時に
パレットPを支持するためのパレット支持部材21が設
けられ、図1に示すように、このパレット支持部材21
は昇降路5内に延出されてパレットPを下方から支承
し、昇降路5の外側に待機してケージ3によるパレット
Pの昇降を許容するようになっている。すなわち、図1
および図2に示すようにケージ3上に載置されるパレッ
トPはケージ3の端部から水平方向にフランジ状に張り
出されており、その張出し部22が下方から支持部材2
1で4点支持されるようになっている。
【0015】具体的には支部部材21は鉄骨梁23等の
上方を覆うカバー部材24の下方に設けられたレバー部
材25により構成され、このレバー部材25は固定フレ
ーム26に取り付けられたピン部材27に枢支されて上
下方向に揺動自在に支持されると共にそのピン部材27
から略直角に二又状に延出されて一端部に作用点部28
を有し他端部に力点部29を有しており、その作用点部
28にはゴムなどの緩衝部材31が設けられている。レ
バー部材25の力点部29には第1リンク部材32の一
端部がピン部材33を介して連結され、その第1リンク
部材32の他端部には第2リンク部材34の一端部がピ
ン部材35を介して連結されている。第2リンク部材3
4は鉄骨梁23上に形成されたブラケット36にピン部
材37で連結されている。また、第2リンク部材34の
途中にはパワーシリンダ38が連結され、このパワーシ
リンダ38は鉄骨梁23と支持フレーム26とを連結す
るビーム39から垂下された支持フレーム41にピン部
材42を介して揺動自在に支持されている。
【0016】なお、図1に示すように各保管棚11に車
両2をパレットPに載せてパレットPごと移載するため
に、ケージ3にはガイドローラ43が設けられ、パレッ
トPの下部にはガイドローラ43に案内されるガイドパ
イプ44が設けられると共にガイドパイプ44の側部に
はパレットPの位置ずれ防止のためのストッパ45が設
けられている。
【0017】次に上記実施例の作用について説明する。
【0018】図1に示すように、入出庫フロア12から
ケージ3上のパレットPに車両2を入庫するには車両2
をパレットP上に乗り込ませて載置することになる。こ
の際、パレット支持部材21の先端部が予め昇降路5内
に水平方向に延出されてパレットPのみが支持されてお
り、そのパレットPの下方には所定の間隔を隔てて切り
離されてケージ3が待機することになる。したがって、
パレットP上に車両2が乗り込み、ブレーキをかけたた
めに衝撃が生じても、その衝撃はパレットPを経由して
パレット支持部材21に伝達されることになる。すなわ
ち、衝撃はパレット支持部材21を構成するレバー部材
25の作用点部28から力点部29を経由して第1リン
ク部材32および第2リンク部材34に伝達されて鉄骨
梁23で受け止められることになる。
【0019】このようにパレットP上に載置された車両
2を地上側の保管棚11に移載するにはパレットPの下
方に待機するケージ3を上昇させてパレットPを含む車
両2を下方から掬い上げて垂直搬送することになる。地
下側に保管するには昇降路5内に水平に延出されたパレ
ット支持部材21を昇降路5の外部に待機させる。この
場合にはパワーシリンダ38を伸長させると第2リンク
部材34がピン部材37を中心に上方に回動し、第1リ
ンク部材32を介してパレット支持部材21を構成する
レバー部材25の作用点部28が下方に回動するため、
パレットPを含む車両2の降下を許容できる。
【0020】他方、地上側の保管棚11に載置された車
両2を出庫するためには予めパレット支持部材21が昇
降路5内に水平に延出されており、車両2をパレットP
に載せて載置するケージ3が降下すると、パレット支持
部材21に車両2を含むパレットPのみが支持され、そ
の下方にはケージ3が所定量降下して切り離されて待機
することになる。したがって、車両2が発進することに
より発生する衝撃はケージ3に伝わることなくパレット
支持部材21を経由して逃がされることになる。
【0021】地下側に保管される車両2を出庫する場合
にはパワーシリンダ38を伸長させてパレット支持部材
21を昇降路5の外側に待機させておき、ケージ3の垂
直搬送によりパレットPを入出庫フロア12より上方に
上昇させた後、パワーシリンダ38を短縮させてパレッ
ト支持部材21を昇降路5内に水平に延出させる。この
状態においてケージ3を降下させると、パレット支持部
材21上に車両2を含むパレットPが支持され、パレッ
トPの下方にケージ3が降下して切り離されることにな
る。この場合にも車両2の発進に伴う衝撃はパレット支
持部材21を経由して逃がされることになる。
【0022】また、パレット支持部材21が昇降路5内
に水平に延出されたときは第1リンク部材32および第
2リンク部材34が互いに水平に保持され、かつ、パワ
ーシリンダ38が短縮状態となるので、パレット支持部
材21を経由する衝撃を有効に鉄骨梁23で伝達できる
と共にパワーシリンダ38に対する負担を小さくするこ
とができる。
【0023】このように本発明は入出庫の際にパレット
Pをパレット支持部材21で支持するので、パレットP
とケージ3とを切り離すことができ、車両2の停止ある
いは発進によって発生する衝撃がケージ3に伝達される
ことを回避できる。
【0024】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、入出庫の
際にパレットをパレット支持部材で支持するので、パレ
ットからケージを切り離すことができ、車両の停止ある
いは発進によって発生する衝撃がケージに伝達されるこ
とを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレットの支持状態を示す側面図である。
【図2】パレット支持部材を示す平面図である。
【図3】駐車装置の地上側を示す断面図である。
【図4】駐車装置の地下側を示す断面図である。
【符号の説明】
2 車両 3 ケージ P パレット 5 昇降路 11 保管棚 12 入出庫フロア 21 パレット支持部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に沿って昇降するケージ上のパレ
    ットに入出庫フロアから車両を乗り込ませて載置すると
    共に該車両をケージを経由してパレットごと上記昇降路
    に沿って上下に多段に形成される保管棚に移載する駐車
    装置において、上記車両の入出庫時に上記パレットとケ
    ージとを切り離すべく上記昇降路内に延出されてパレッ
    トを上記入出庫フロア側から支持すると共に上記ケージ
    の昇降時にパレットの昇降を許容すべく昇降路の外側に
    待機するパレット支持部材を備えたことを特徴とする駐
    車装置。
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