JPH0718903A - エレベータ方式駐車装置 - Google Patents

エレベータ方式駐車装置

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JPH0718903A
JPH0718903A JP16177893A JP16177893A JPH0718903A JP H0718903 A JPH0718903 A JP H0718903A JP 16177893 A JP16177893 A JP 16177893A JP 16177893 A JP16177893 A JP 16177893A JP H0718903 A JPH0718903 A JP H0718903A
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JP
Japan
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space
unloading
loading
lift cage
car
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Application number
JP16177893A
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English (en)
Inventor
Motoji Atobe
元司 跡部
Noriyuki Iwamoto
則幸 岩元
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IHI Corp
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体の入出庫時間を短縮して円滑性を向上し
得、収容台数を増加し得るエレベータ方式駐車装置を提
供する。 【構成】 下部乗込型のエレベータ方式駐車装置におけ
る昇降用空間2の下側に仕切壁8を隔てて入出庫空間9
を設け、昇降用空間2の幅方向一側部の最下駐車室5の
下側に入庫用待避空間10を設けると共に、昇降用空間
2の幅方向他側部の最下駐車室5の下側に出庫用待避空
間11を設け、入庫用待避空間10に、入出庫空間9へ
入庫された自動車6を受け取り可能で且つ該自動車6を
メインリフトケージ3へ送り渡し可能な入庫用補助リフ
ト12を昇降可能に配設し、出庫用待避空間11に、メ
インリフトケージ3上に載置された自動車6を受け取り
可能で且つ該自動車6を入出庫空間9へ送り渡し可能な
出庫用補助リフト13を昇降可能に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ方式駐車装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータ方式駐車装置は、図
4に示されるように、建屋1内中央部の上下方向に延び
る昇降用空間2に、メインリフトケージ3を図示してい
ないワイヤロープやチェーン等の駆動により昇降可能に
配設すると共に、前記昇降用空間2の幅方向両側部に、
上下複数段の格納棚4を配設し駐車室5群を形成し、自
動車6を載せるパレット7を前記メインリフトケージ3
と格納棚4との間で受け渡し可能な移載装置(図示せ
ず)を、前記メインリフトケージ3に設置してなる構成
を有している。
【0003】前記移載装置としては、例えば、パレット
7の四隅部に取り付けられ且つパレット7長手方向へ延
びるガイド部材に対し、チェーン駆動される横行アタッ
チメント先端のローラを係合させることにより、格納棚
4からパレット7をメインリフトケージ3上に引き出し
たり、或いはメインリフトケージ3上からパレット7を
格納棚4へ送り渡したりする形式のもの、コンベアに自
動車6を載せコンベアからコンベアへ横送りする形式の
もの、フォーク又はくし形フォークを利用する形式のも
の等がある。
【0004】前述の如きエレベータ方式駐車装置では、
自動車6の入庫時には、メインリフトケージ3を昇降用
空間2の最下部における入出庫空間に位置せしめた状態
で、メインリフトケージ3上に自動車6を入庫した後、
該メインリフトケージ3が上昇して自動車6が所望の格
納棚4上の駐車室5に格納され、又、自動車6の出庫時
には、メインリフトケージ3が、出庫要求がなされた所
望の格納棚4上の駐車室5に格納されている自動車6を
受け取りに行ってから該自動車6を載置した状態で昇降
用空間2の最下部における入出庫空間まで下降し、自動
車6が出庫される。
【0005】尚、図4には昇降用空間2の最下部を入出
庫空間とした下部乗込型のエレベータ方式駐車装置を示
してあるが、入出庫空間を昇降用空間2の最上部に設け
た上部乗込型のエレベータ方式駐車装置もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き従来のエレベータ方式駐車装置では、メインリフト
ケージ3の作動中に入出庫空間において自動車6の入出
庫作業を行うことは不可能であり、このため、通常使用
する上での入庫及び出庫の待ち時間を考慮すると、一基
当りの収容台数は50台程度が限界であったが、近年、
ビルの高層化技術の進歩と共に60台〜100台程度ま
で収容できるエレベータ方式駐車装置の要求が高まって
きていた。
【0007】本発明は、斯かる実情に鑑み、全体の入出
庫時間を短縮して円滑性を向上し得、収容台数を増加し
得るエレベータ方式駐車装置を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、メインリフト
ケージが昇降可能に配設された上下方向に延びる昇降用
空間の幅方向両側部に、前記メインリフトケージとの間
で自動車を受け渡し可能な上下複数段の格納棚を配設し
駐車室群を形成した下部乗込型のエレベータ方式駐車装
置において、前記昇降用空間の最下部の下側に入出庫空
間を設け、前記昇降用空間の幅方向一側部の最下駐車室
の下側に入庫用待避空間を設けると共に、前記昇降用空
間の幅方向他側部の最下駐車室の下側に出庫用待避空間
を設け、前記入庫用待避空間に、前記入出庫空間へ入庫
された自動車を受け取り可能で且つ該自動車を前記メイ
ンリフトケージへ送り渡し可能な入庫用補助リフトを昇
降可能に配設し、前記出庫用待避空間に、前記メインリ
フトケージ上に載置された自動車を受け取り可能で且つ
該自動車を前記入出庫空間へ送り渡し可能な出庫用補助
リフトを昇降可能に配設したことを特徴とするエレベー
タ方式駐車装置にかかるものである。
【0009】又、本発明は、メインリフトケージが昇降
可能に配設された上下方向に延びる昇降用空間の幅方向
両側部に、前記メインリフトケージとの間で自動車を受
け渡し可能な上下複数段の格納棚を配設し駐車室群を形
成した上部乗込型のエレベータ方式駐車装置において、
前記昇降用空間の最上部の上側に入出庫空間を設け、前
記昇降用空間の幅方向一側部の最上駐車室の上側に入庫
用待避空間を設けると共に、前記昇降用空間の幅方向他
側部の最上駐車室の上側に出庫用待避空間を設け、前記
入庫用待避空間に、前記入出庫空間へ入庫された自動車
を受け取り可能で且つ該自動車を前記メインリフトケー
ジへ送り渡し可能な入庫用補助リフトを昇降可能に配設
し、前記出庫用待避空間に、前記メインリフトケージ上
に載置された自動車を受け取り可能で且つ該自動車を前
記入出庫空間へ送り渡し可能な出庫用補助リフトを昇降
可能に配設したことを特徴とするエレベータ方式駐車装
置にかかるものである。
【0010】
【作用】従って、下部乗込型のエレベータ方式駐車装置
の場合、例えば、所望の格納棚上の駐車室に格納されて
いる自動車の出庫要求がなされ、且つ入出庫空間へ自動
車が入庫された場合、メインリフトケージが上昇し、出
庫要求がなされた所望の格納棚上の駐車室に格納されて
いる自動車を受け取る一方、入出庫空間へ入庫された自
動車は、一旦入庫用待避空間の入庫用補助リフトへ移載
される。
【0011】続いて、出庫すべき自動車を載置したメイ
ンリフトケージが昇降用空間の最下部まで下降し、又、
入庫すべき自動車を載置した入庫用補助リフトと、空の
出庫用補助リフトとが昇降用空間の最下部、即ち入出庫
空間の上側位置に合致する高さレベルまで上昇する。
【0012】この後、前記メインリフトケージ上に載置
された出庫すべき自動車が、出庫用待避空間の出庫用補
助リフトへ受け渡されると共に、前記入庫用補助リフト
上に載置された入庫すべき自動車がメインリフトケージ
へ送り渡される。
【0013】前記入庫すべき自動車を載置したメインリ
フトケージは上昇し、又、前記出庫すべき自動車を載置
した出庫用補助リフトと、空の入庫用補助リフトとが入
出庫空間の高さレベルまで下降する。
【0014】前記メインリフトケージが所望の格納棚の
高さレベルまで上昇すると、メインリフトケージから自
動車が所望の格納棚上の駐車室に格納されると共に、前
記入出庫空間の高さレベルまで下降した出庫用補助リフ
トから自動車が入出庫空間へ送り渡され、該入出庫空間
から自動車が出庫される。
【0015】この結果、入出庫空間における自動車の入
出庫作業が、メインリフトケージによる自動車の入出庫
作業中に同時に行われる形となり、全体の入出庫時間が
短縮される。
【0016】又、上部乗込型のエレベータ方式駐車装置
の場合、例えば、所望の格納棚上の駐車室に格納されて
いる自動車の出庫要求がなされ、且つ入出庫空間へ自動
車が入庫された場合、メインリフトケージが下降し、出
庫要求がなされた所望の格納棚上の駐車室に格納されて
いる自動車を受け取る一方、入出庫空間へ入庫された自
動車は、一旦入庫用待避空間の入庫用補助リフトへ移載
される。
【0017】続いて、出庫すべき自動車を載置したメイ
ンリフトケージが昇降用空間の最上部まで上昇し、又、
入庫すべき自動車を載置した入庫用補助リフトと、空の
出庫用補助リフトとが昇降用空間の最上部、即ち入出庫
空間の下側位置に合致する高さレベルまで下降する。
【0018】この後、前記メインリフトケージ上に載置
された出庫すべき自動車が、出庫用待避空間の出庫用補
助リフトへ受け渡されると共に、前記入庫用補助リフト
上に載置された入庫すべき自動車がメインリフトケージ
へ送り渡される。
【0019】前記入庫すべき自動車を載置したメインリ
フトケージは下降し、又、前記出庫すべき自動車を載置
した出庫用補助リフトと、空の入庫用補助リフトとが入
出庫空間の高さレベルまで上昇する。
【0020】前記メインリフトケージが所望の格納棚の
高さレベルまで下降すると、メインリフトケージから自
動車が所望の格納棚上の駐車室に格納されると共に、前
記入出庫空間の高さレベルまで上昇した出庫用補助リフ
トから自動車が入出庫空間へ送り渡され、該入出庫空間
から自動車が出庫される。
【0021】この結果、入出庫空間における自動車の入
出庫作業が、メインリフトケージによる自動車の入出庫
作業中に同時に行われる形となり、全体の入出庫時間が
短縮される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0023】図1は本発明の一実施例であって、図中、
図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしてお
り、基本的な構成は図4に示す従来のものと同様である
が、本実施例の特徴とするところは、図1に示す如く、
下部乗込型のエレベータ方式駐車装置において、昇降用
空間2の下側に仕切壁8を隔てて入出庫空間9を設け、
前記昇降用空間2の幅方向一側部の最下駐車室5の下側
に入庫用待避空間10を設けると共に、前記昇降用空間
2の幅方向他側部の最下駐車室5の下側に出庫用待避空
間11を設け、前記入庫用待避空間10に、前記入出庫
空間9へ入庫された自動車6をパレット7ごと受け取り
可能で且つ該自動車6をパレット7ごと前記メインリフ
トケージ3へ送り渡し可能な入庫用補助リフト12を昇
降可能に配設し、前記出庫用待避空間11に、前記メイ
ンリフトケージ3上に載置された自動車6をパレット7
ごと受け取り可能で且つ該自動車6をパレット7ごと前
記入出庫空間9へ送り渡し可能な出庫用補助リフト13
を昇降可能に配設した点にある。
【0024】尚、本実施例の場合、メインリフトケージ
3に設置されているのと同じ移載装置を前記入庫用補助
リフト12と出庫用補助リフト13の両方に設けてある
が、該出庫用補助リフト13の代りに入出庫空間9の部
分に移載装置を設けるようにしてもよいことは言うまで
もない。
【0025】次に、上記実施例の作動を説明する。
【0026】例えば、図2(a)に示す如く、所望の格
納棚4上の駐車室5に格納されている自動車6の出庫要
求がなされ、且つ入出庫空間9へ自動車6が入庫された
場合、図2(b)に示す如く、メインリフトケージ3が
上昇し、出庫要求がなされた所望の格納棚4上の駐車室
5に格納されている自動車6をパレット7ごと受け取る
一方、入出庫空間9へ入庫された自動車6は、パレット
7ごと一旦入庫用待避空間10の入庫用補助リフト12
へ移載される。
【0027】続いて、図2(c)に示す如く、出庫すべ
き自動車6を載置したメインリフトケージ3が昇降用空
間2の最下部まで下降し、又、入庫すべき自動車6を載
置した入庫用補助リフト12と、空の出庫用補助リフト
13とが昇降用空間2の最下部、即ち入出庫空間9の上
側位置に合致する高さレベルまで上昇する。
【0028】この後、前記メインリフトケージ3上に載
置された出庫すべき自動車6が、図2(d)に示す如
く、パレット7ごと出庫用待避空間11の出庫用補助リ
フト13へ受け渡されると共に、前記入庫用補助リフト
12上に載置された入庫すべき自動車6がパレット7ご
とメインリフトケージ3へ送り渡される。
【0029】前記入庫すべき自動車6を載置したメイン
リフトケージ3は、図2(e)に示す如く、上昇し、
又、前記出庫すべき自動車6を載置した出庫用補助リフ
ト13と、空の入庫用補助リフト12とが入出庫空間9
の高さレベルまで下降する。
【0030】前記メインリフトケージ3が所望の格納棚
4の高さレベルまで上昇すると、図2(f)に示す如
く、メインリフトケージ3から自動車6がパレット7ご
と所望の格納棚4上の駐車室5に格納されると共に、前
記入出庫空間9の高さレベルまで下降した出庫用補助リ
フト13から自動車6がパレット7ごと入出庫空間9へ
送り渡され、該入出庫空間9から自動車6が出庫され
る。
【0031】この結果、入出庫空間9における自動車6
の入出庫作業が、メインリフトケージ3による自動車6
の入出庫作業中に同時に行われる形となり、全体の入出
庫時間が短縮される。
【0032】こうして、全体の入出庫時間を短縮して円
滑性を向上することが可能となり、収容台数を従来の5
0台程度から60台〜100台程度まで増加することが
できる。
【0033】図3は本発明の他の実施例を表わすもので
あり、上部乗込型のエレベータ方式駐車装置において、
昇降用空間2の上側に仕切壁8を隔てて入出庫空間9を
設け、前記昇降用空間2の幅方向一側部の最上駐車室5
の上側に入庫用待避空間10を設けると共に、前記昇降
用空間2の幅方向他側部の最上駐車室5の上側に出庫用
待避空間11を設け、前記入庫用待避空間10に、前記
入出庫空間9へ入庫された自動車6をパレット7ごと受
け取り可能で且つ該自動車6をパレット7ごと前記メイ
ンリフトケージ3へ送り渡し可能な入庫用補助リフト1
2を昇降可能に配設し、前記出庫用待避空間11に、前
記メインリフトケージ3上に載置された自動車6をパレ
ット7ごと受け取り可能で且つ該自動車6をパレット7
ごと前記入出庫空間9へ送り渡し可能な出庫用補助リフ
ト13を昇降可能に配設したものである。
【0034】尚、本実施例の場合も図1に示す実施例の
場合と同様、メインリフトケージ3に設置されているの
と同じ移載装置を前記入庫用補助リフト12と出庫用補
助リフト13の両方に設けてあるが、該出庫用補助リフ
ト13の代りに入出庫空間9の部分に移載装置を設ける
ようにしてもよいことは言うまでもない。
【0035】又、本実施例の場合、入庫用補助リフト1
2と出庫用補助リフト13は、屋根部12a,13aを
有するものとしてあり、入庫用補助リフト12と出庫用
補助リフト13が夫々昇降用空間2の最上部に合致する
高さレベルまで下降した際、各屋根部12a,13aが
入出庫空間9の床面レベルと略等しくなり、入出庫空間
9から人や物が入庫用待避空間10や出庫用待避空間1
1へ落下することを防止するようにしてある。
【0036】図3に示す実施例においては、例えば、所
望の格納棚4上の駐車室5に格納されている自動車6の
出庫要求がなされ、且つ入出庫空間9へ自動車6が入庫
された場合、メインリフトケージ3が下降し、出庫要求
がなされた所望の格納棚4上の駐車室5に格納されてい
る自動車6をパレット7ごと受け取る一方、入出庫空間
9へ入庫された自動車6は、パレット7ごと一旦入庫用
待避空間10の入庫用補助リフト12へ移載される。
【0037】続いて、出庫すべき自動車6を載置したメ
インリフトケージ3が昇降用空間2の最上部まで上昇
し、又、入庫すべき自動車6を載置した入庫用補助リフ
ト12と、空の出庫用補助リフト13とが昇降用空間2
の最上部、即ち入出庫空間9の下側位置に合致する高さ
レベルまで下降する。
【0038】この後、前記メインリフトケージ3上に載
置された出庫すべき自動車6が、パレット7ごと出庫用
待避空間11の出庫用補助リフト13へ受け渡されると
共に、前記入庫用補助リフト12上に載置された入庫す
べき自動車6がパレット7ごとメインリフトケージ3へ
送り渡される。
【0039】前記入庫すべき自動車6を載置したメイン
リフトケージ3は下降し、又、前記出庫すべき自動車6
を載置した出庫用補助リフト13と、空の入庫用補助リ
フト12とが入出庫空間9の高さレベルまで上昇する。
【0040】前記メインリフトケージ3が所望の格納棚
4の高さレベルまで下降すると、メインリフトケージ3
から自動車6がパレット7ごと所望の格納棚4上の駐車
室5に格納されると共に、前記入出庫空間9の高さレベ
ルまで上昇した出庫用補助リフト13から自動車6がパ
レット7ごと入出庫空間9へ送り渡され、該入出庫空間
9から自動車6が出庫される。
【0041】この結果、入出庫空間9における自動車6
の入出庫作業が、メインリフトケージ3による自動車6
の入出庫作業中に同時に行われる形となり、全体の入出
庫時間が短縮される。
【0042】こうして、図3に示す実施例においても、
全体の入出庫時間を短縮して円滑性を向上することが可
能となり、収容台数を従来の50台程度から60台〜1
00台程度まで増加することができる。
【0043】尚、本発明のエレベータ方式駐車装置は、
上述の実施例にのみ限定されるものではなく、パレット
レス式のエレベータ方式駐車装置にも適用可能なこと
等、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のエレベー
タ方式駐車装置によれば、全体の入出庫時間を短縮して
円滑性を向上し得、収容台数を増加し得るという優れた
効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】図1に示す実施例の作動の一例を表わす概要図
である。
【図3】本発明の他の実施例の断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
2 昇降用空間 3 メインリフトケージ 4 格納棚 5 駐車室 6 自動車 9 入出庫空間 10 入庫用待避空間 11 出庫用待避空間 12 入庫用補助リフト 13 出庫用補助リフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインリフトケージが昇降可能に配設さ
    れた上下方向に延びる昇降用空間の幅方向両側部に、前
    記メインリフトケージとの間で自動車を受け渡し可能な
    上下複数段の格納棚を配設し駐車室群を形成した下部乗
    込型のエレベータ方式駐車装置において、前記昇降用空
    間の最下部の下側に入出庫空間を設け、前記昇降用空間
    の幅方向一側部の最下駐車室の下側に入庫用待避空間を
    設けると共に、前記昇降用空間の幅方向他側部の最下駐
    車室の下側に出庫用待避空間を設け、前記入庫用待避空
    間に、前記入出庫空間へ入庫された自動車を受け取り可
    能で且つ該自動車を前記メインリフトケージへ送り渡し
    可能な入庫用補助リフトを昇降可能に配設し、前記出庫
    用待避空間に、前記メインリフトケージ上に載置された
    自動車を受け取り可能で且つ該自動車を前記入出庫空間
    へ送り渡し可能な出庫用補助リフトを昇降可能に配設し
    たことを特徴とするエレベータ方式駐車装置。
  2. 【請求項2】 メインリフトケージが昇降可能に配設さ
    れた上下方向に延びる昇降用空間の幅方向両側部に、前
    記メインリフトケージとの間で自動車を受け渡し可能な
    上下複数段の格納棚を配設し駐車室群を形成した上部乗
    込型のエレベータ方式駐車装置において、前記昇降用空
    間の最上部の上側に入出庫空間を設け、前記昇降用空間
    の幅方向一側部の最上駐車室の上側に入庫用待避空間を
    設けると共に、前記昇降用空間の幅方向他側部の最上駐
    車室の上側に出庫用待避空間を設け、前記入庫用待避空
    間に、前記入出庫空間へ入庫された自動車を受け取り可
    能で且つ該自動車を前記メインリフトケージへ送り渡し
    可能な入庫用補助リフトを昇降可能に配設し、前記出庫
    用待避空間に、前記メインリフトケージ上に載置された
    自動車を受け取り可能で且つ該自動車を前記入出庫空間
    へ送り渡し可能な出庫用補助リフトを昇降可能に配設し
    たことを特徴とするエレベータ方式駐車装置。
JP16177893A 1993-06-30 1993-06-30 エレベータ方式駐車装置 Pending JPH0718903A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10115115A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd 4縦列型昇降式駐車装置
JPH10131537A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd 3縦列型昇降式駐車装置
JPH10131536A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd 3縦列型昇降式駐車装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10115115A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd 4縦列型昇降式駐車装置
JPH10131537A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd 3縦列型昇降式駐車装置
JPH10131536A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd 3縦列型昇降式駐車装置

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