JP2960005B2 - 車輛ホイールサスペンションシステム用制御アーム - Google Patents
車輛ホイールサスペンションシステム用制御アームInfo
- Publication number
- JP2960005B2 JP2960005B2 JP8027838A JP2783896A JP2960005B2 JP 2960005 B2 JP2960005 B2 JP 2960005B2 JP 8027838 A JP8027838 A JP 8027838A JP 2783896 A JP2783896 A JP 2783896A JP 2960005 B2 JP2960005 B2 JP 2960005B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control arm
- connecting portion
- rod
- cylindrical housing
- distal end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G7/00—Pivoted suspension arms; Accessories thereof
- B60G7/02—Attaching arms to sprung part of vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G7/00—Pivoted suspension arms; Accessories thereof
- B60G7/001—Suspension arms, e.g. constructional features
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/016—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs allowing controlled deformation during collision
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輛ホイールサス
ペンションシステムに関し、更に詳細には、車輛ホイー
ルサスペンションシステムで使用するための二部材制御
アームに関する。
ペンションシステムに関し、更に詳細には、車輛ホイー
ルサスペンションシステムで使用するための二部材制御
アームに関する。
【0002】
【従来の技術】車輛ホイールサスペンションシステムで
使用するための制御アームは周知である。代表的な制御
アームは、鋳造又は鍛造により形成した一部品部材から
なる。一部品部材は、車輛フレームに連結できる第1及
び第2の部分及びステアリングナックルに連結できる第
3部分を含む。一部品鋳造品は、強度に限界がある。一
部品鍛造品は大型のプレス機を必要とし、これは原料の
使用において非効率であり、費用がかかる。別の周知の
制御アームは、複数の、通常は五つ又は六つの打ち抜き
部材によって形成され、これらの部材を相互連結して制
御アームを形成する。複数の打ち抜き部材によって形成
された制御アームは、高価であり、製造が難しい。
使用するための制御アームは周知である。代表的な制御
アームは、鋳造又は鍛造により形成した一部品部材から
なる。一部品部材は、車輛フレームに連結できる第1及
び第2の部分及びステアリングナックルに連結できる第
3部分を含む。一部品鋳造品は、強度に限界がある。一
部品鍛造品は大型のプレス機を必要とし、これは原料の
使用において非効率であり、費用がかかる。別の周知の
制御アームは、複数の、通常は五つ又は六つの打ち抜き
部材によって形成され、これらの部材を相互連結して制
御アームを形成する。複数の打ち抜き部材によって形成
された制御アームは、高価であり、製造が難しい。
【0003】更に別の制御アームでは、第1部材を車輛
フレーム及びステアリングナックルに連結できる。第1
部材にはテンションロッドが連結されており、このロッ
ドを車輛フレームに連結できる。テンションロッドは、
第1部材の両端を相互連結する第1部材の連結部分の開
口部を通って延びる。テンションロッドは、第1部材と
テンションロッドとの間での相対的な移動を可能にする
ブッシュを通って延びる。車輛フレームに連結できる第
1部材の部分は、ステアリングナックルに連結できる第
1部材の部分から第1距離だけ間隔を隔てられている。
車輛フレームに連結できるテンションロッドの部分は、
ステアリングナックルに連結できる第1部材の部分か
ら、第1距離よりも大きい第2距離だけ間隔を隔てられ
ている。かくして、テンションロッドは、第1部材より
もかなり長い。周知の二部材制御アームを車輛フレーム
及びステアリングナックルに連結する場合、テンション
ロッドは、通常は、張力が加わった状態にある。
フレーム及びステアリングナックルに連結できる。第1
部材にはテンションロッドが連結されており、このロッ
ドを車輛フレームに連結できる。テンションロッドは、
第1部材の両端を相互連結する第1部材の連結部分の開
口部を通って延びる。テンションロッドは、第1部材と
テンションロッドとの間での相対的な移動を可能にする
ブッシュを通って延びる。車輛フレームに連結できる第
1部材の部分は、ステアリングナックルに連結できる第
1部材の部分から第1距離だけ間隔を隔てられている。
車輛フレームに連結できるテンションロッドの部分は、
ステアリングナックルに連結できる第1部材の部分か
ら、第1距離よりも大きい第2距離だけ間隔を隔てられ
ている。かくして、テンションロッドは、第1部材より
もかなり長い。周知の二部材制御アームを車輛フレーム
及びステアリングナックルに連結する場合、テンション
ロッドは、通常は、張力が加わった状態にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、車輛
ホイールサスペンションシステムで使用するための制御
アームを提供することである。
ホイールサスペンションシステムで使用するための制御
アームを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、車輛サ
スペンションシステムで使用するための制御アームは、
車輛フレームに連結できる第1部分を持つ第1部材を有
する。第1部材の第2部分は、ステアリングナックルに
連結できる。第1部材の連結部分が第1及び第2の部分
を相互連結する。第2部材は、車輛フレームに連結でき
る第3部分及びこの第3部分から延びるロッド部分を有
する。ロッド部分は、第1及び第2の部材が相対的に移
動しないようにするため、その末端が第1部材の連結部
分にしっかりと連結されている。好ましくは、延長部が
ロッド部分の末端から延び、この延長部は、ロッド部分
を第1部材の連結部分に連結するため、第1部材の連結
部分の開口部に受け入れられる。
スペンションシステムで使用するための制御アームは、
車輛フレームに連結できる第1部分を持つ第1部材を有
する。第1部材の第2部分は、ステアリングナックルに
連結できる。第1部材の連結部分が第1及び第2の部分
を相互連結する。第2部材は、車輛フレームに連結でき
る第3部分及びこの第3部分から延びるロッド部分を有
する。ロッド部分は、第1及び第2の部材が相対的に移
動しないようにするため、その末端が第1部材の連結部
分にしっかりと連結されている。好ましくは、延長部が
ロッド部分の末端から延び、この延長部は、ロッド部分
を第1部材の連結部分に連結するため、第1部材の連結
部分の開口部に受け入れられる。
【0006】第1部材の第1部分は、第2部分から第1
距離だけ間隔を隔てられている。第2部材の第3部分
は、第1部材の第2部分から、第1部材の第1部分と第
2部分との間の第1距離よりも小さい第2距離だけ間隔
を隔てられている。第1部材の連結部分は、第2部材の
ロッド部分よりもかなり長い。制御アームをステアリン
グナックル及び車輛フレームに連結したとき、第2部材
には、通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分
は比較的簡単な構造を持つのがよい。
距離だけ間隔を隔てられている。第2部材の第3部分
は、第1部材の第2部分から、第1部材の第1部分と第
2部分との間の第1距離よりも小さい第2距離だけ間隔
を隔てられている。第1部材の連結部分は、第2部材の
ロッド部分よりもかなり長い。制御アームをステアリン
グナックル及び車輛フレームに連結したとき、第2部材
には、通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分
は比較的簡単な構造を持つのがよい。
【0007】第1及び第2部材は、鍛造により容易に製
造され、互いに容易に組み立てられる。第1及び第2部
材からなる制御アームは、一部品鍛造と比べて、制御ア
ームに使用する材料の量を節約する。更に、制御アーム
は、周知の二部材制御アームと比べて剛性で強固な制御
アームである。
造され、互いに容易に組み立てられる。第1及び第2部
材からなる制御アームは、一部品鍛造と比べて、制御ア
ームに使用する材料の量を節約する。更に、制御アーム
は、周知の二部材制御アームと比べて剛性で強固な制御
アームである。
【0008】本発明の以上の特徴及び他の特徴は、添付
図面を参照して本発明の以下の説明を読むことによっ
て、本発明が関連した技術分野の当業者には明らかにな
るであろう。
図面を参照して本発明の以下の説明を読むことによっ
て、本発明が関連した技術分野の当業者には明らかにな
るであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、車輛ホイールサスペン
ションシステムで使用するための制御アームに関する。
制御アームの特定の構造は変化できる。本発明に従って
製作された制御アームを具体化した車輛ホイールサスペ
ンションシステム10を図1に示す。
ションシステムで使用するための制御アームに関する。
制御アームの特定の構造は変化できる。本発明に従って
製作された制御アームを具体化した車輛ホイールサスペ
ンションシステム10を図1に示す。
【0010】車輛ホイールサスペンションシステム10
は、下レバーアーム部分16を持つステアリングナック
ル14(図1に部分的に示す)を有する。スピンドル部
分18がステアリングナックル14から延びている。車
輛ホイール(図示せず)は、スピンドル部分を中心とし
て回転するようにスピンドル部分18に取り付けること
ができる。
は、下レバーアーム部分16を持つステアリングナック
ル14(図1に部分的に示す)を有する。スピンドル部
分18がステアリングナックル14から延びている。車
輛ホイール(図示せず)は、スピンドル部分を中心とし
て回転するようにスピンドル部分18に取り付けること
ができる。
【0011】制御アーム30(図1及び図2参照)は、
第1及び第2の金属製部材32及び34を含む。これら
の第1及び第2の部材32及び34は、互いにしっかり
と連結されており、ステアリングナックル14を車輛フ
レーム38に連結する。第1及び第2の部材32及び3
4は、剛性で強固な制御アームを提供するため、互いに
対して動かないようになっている。
第1及び第2の金属製部材32及び34を含む。これら
の第1及び第2の部材32及び34は、互いにしっかり
と連結されており、ステアリングナックル14を車輛フ
レーム38に連結する。第1及び第2の部材32及び3
4は、剛性で強固な制御アームを提供するため、互いに
対して動かないようになっている。
【0012】第1部材32は、円筒形ハウジング44を
構成する第1部分42を有し、これを通ってゴムブッシ
ュ46が延びている。ブッシュ46及び円筒形ハウジン
グ44は、車輛フレーム38の凹所48に位置決めされ
る。円筒形ハウジング44を車輛フレームに連結するた
め、ボルト50がブッシュ46の開口部を通って延び、
ナット52を受け入れる。
構成する第1部分42を有し、これを通ってゴムブッシ
ュ46が延びている。ブッシュ46及び円筒形ハウジン
グ44は、車輛フレーム38の凹所48に位置決めされ
る。円筒形ハウジング44を車輛フレームに連結するた
め、ボルト50がブッシュ46の開口部を通って延び、
ナット52を受け入れる。
【0013】第1部材32の第2部分56は、ボールス
タッド60(第1図参照)を受け入れるためのソケット
58を構成する。ボールスタッド60及びベアリング材
料がソケット58内に位置決めされており、ソケットの
壁は、当該技術分野で周知のように、ボールスタッド及
びベアリング材料をソケット内に保持するように変形さ
せてある。
タッド60(第1図参照)を受け入れるためのソケット
58を構成する。ボールスタッド60及びベアリング材
料がソケット58内に位置決めされており、ソケットの
壁は、当該技術分野で周知のように、ボールスタッド及
びベアリング材料をソケット内に保持するように変形さ
せてある。
【0014】当該技術分野で周知のように、制御アーム
30をステアリングナックル14に枢着するため、ボー
ルスタッド60のシャフト62がステアリングナックル
14のレバーアーム16の開口部を通って延びる。変形
例では、当該技術分野で周知のように、円筒形ハウジン
グ44と同様の円筒形ハウジングを第2部分56に形成
し、ボールジョイントアッセンブリをこれに押し込んで
もよい。
30をステアリングナックル14に枢着するため、ボー
ルスタッド60のシャフト62がステアリングナックル
14のレバーアーム16の開口部を通って延びる。変形
例では、当該技術分野で周知のように、円筒形ハウジン
グ44と同様の円筒形ハウジングを第2部分56に形成
し、ボールジョイントアッセンブリをこれに押し込んで
もよい。
【0015】湾曲した連結部分64(図1及び図2参
照)が第1部材32の円筒形ハウジング44とソケット
58とを相互連結する。連結部分64は、第1及び第2
の凹所65及び66を有し(図3参照)、これらの凹所
は、連結部分の両側に配置されている。連結部分64の
凹所65及び66が、連結部分64のIビーム形状部分
を構成する。変形例では、連結部分64は、矩形形状断
面又は他の形状の断面を持つことができる。円筒形ハウ
ジング44、ソケット58、及び連結部分64は、好ま
しくは、均質な金属材料、好ましくは鋼又はアルミニウ
ムでできた、溶接部又は他の相互連結部を持たない一部
品一体鍛造品又は鋳造品からなる。
照)が第1部材32の円筒形ハウジング44とソケット
58とを相互連結する。連結部分64は、第1及び第2
の凹所65及び66を有し(図3参照)、これらの凹所
は、連結部分の両側に配置されている。連結部分64の
凹所65及び66が、連結部分64のIビーム形状部分
を構成する。変形例では、連結部分64は、矩形形状断
面又は他の形状の断面を持つことができる。円筒形ハウ
ジング44、ソケット58、及び連結部分64は、好ま
しくは、均質な金属材料、好ましくは鋼又はアルミニウ
ムでできた、溶接部又は他の相互連結部を持たない一部
品一体鍛造品又は鋳造品からなる。
【0016】第2部材34(図1及び図2参照)は、ゴ
ムブッシュ72を受け入れるための円筒形ハウジング7
0を構成する第3部分68を含む。円筒形ハウジング7
0及びブッシュ72は、車輛フレーム38に設けられた
クレビス74で車輛フレーム38に連結されている。ボ
ルト76は、クレビス74の開口部及びブッシュ72の
開口部を通って延びる。ナット78がボルト76と螺合
し、円筒形ハウジング70を車輛フレーム38に連結す
る。
ムブッシュ72を受け入れるための円筒形ハウジング7
0を構成する第3部分68を含む。円筒形ハウジング7
0及びブッシュ72は、車輛フレーム38に設けられた
クレビス74で車輛フレーム38に連結されている。ボ
ルト76は、クレビス74の開口部及びブッシュ72の
開口部を通って延びる。ナット78がボルト76と螺合
し、円筒形ハウジング70を車輛フレーム38に連結す
る。
【0017】第2部材34は、円筒形ハウジング70か
ら延びるロッド部分84(図2及び図4参照)を含む。
ロッド部分84の末端86は、第1部品32の連結部分
64に連結される。ロッド部分84は、好ましくは、中
実の金属部品であるが、ロッド部分は管状であってもよ
い。円筒形ハウジング70及びロッド部分84は、均質
な金属材料、好ましくは鋼又はアルミニウムでできた一
部品鍛造体からなる。変形例では、ロッド部分84は円
筒形ハウジング70に溶接されていてもよい。
ら延びるロッド部分84(図2及び図4参照)を含む。
ロッド部分84の末端86は、第1部品32の連結部分
64に連結される。ロッド部分84は、好ましくは、中
実の金属部品であるが、ロッド部分は管状であってもよ
い。円筒形ハウジング70及びロッド部分84は、均質
な金属材料、好ましくは鋼又はアルミニウムでできた一
部品鍛造体からなる。変形例では、ロッド部分84は円
筒形ハウジング70に溶接されていてもよい。
【0018】ねじ山を備えた延長部88がロッド部分8
4の末端86から第1部品32の連結部分64のねじ山
を備えた開口部90内に延び、第1及び第2の部材32
及び34が相対的に動かないようにロッド部分を連結部
分にしっかりと連結する。ロッド部分84は、円筒形ハ
ウジング70の角度位置及び円筒形ハウジング70とソ
ケット58との間の距離が所望の通りになるまで、開口
部90にねじ込まれる。
4の末端86から第1部品32の連結部分64のねじ山
を備えた開口部90内に延び、第1及び第2の部材32
及び34が相対的に動かないようにロッド部分を連結部
分にしっかりと連結する。ロッド部分84は、円筒形ハ
ウジング70の角度位置及び円筒形ハウジング70とソ
ケット58との間の距離が所望の通りになるまで、開口
部90にねじ込まれる。
【0019】末端86は、延長部88を開口部90にね
じ込んだ後、好ましくは、87のところで連結部分64
に溶接される。溶接部87が、ロッド部分84を連結部
分64にしっかりと連結する。
じ込んだ後、好ましくは、87のところで連結部分64
に溶接される。溶接部87が、ロッド部分84を連結部
分64にしっかりと連結する。
【0020】変形例では、末端を連結部分にしっかりと
固定するため、末端86を連結部分に溶接する代わり
に、又は溶接するとともに、連結部分64を開口部90
の廻りで変形させ、或いはクリンプすることができる。
更に、ロックナット(図示せず)を延長部88にねじ込
んで連結部分と係合させ、ロッド部分84を連結部分6
4に係止することができる。従って、ロッド部分84
は、第1部材32と第2部材34との間で相対的な移動
が起こらないように、第1部材32の連結部分64にし
っかりと固定的に連結される。
固定するため、末端86を連結部分に溶接する代わり
に、又は溶接するとともに、連結部分64を開口部90
の廻りで変形させ、或いはクリンプすることができる。
更に、ロックナット(図示せず)を延長部88にねじ込
んで連結部分と係合させ、ロッド部分84を連結部分6
4に係止することができる。従って、ロッド部分84
は、第1部材32と第2部材34との間で相対的な移動
が起こらないように、第1部材32の連結部分64にし
っかりと固定的に連結される。
【0021】第2部材34のロッド部分84は、円筒形
ハウジング70の水平方向軸線102に対して垂直方向
に延びる長手方向軸線100(図1及び図2参照)を有
し、この長手方向軸線100は、ソケット58の垂直方
向軸線104と交差する。更に、円筒形ハウジング70
の軸線102は、第1部材32の円筒形ハウジング44
の軸線106に対して垂直方向に延び、円筒形ハウジン
グ44の軸線と交差する。ソケットの軸線104は、円
筒形ハウジング44の軸線106と平行に延び、ロッド
部分84の軸線100に対して垂直である。
ハウジング70の水平方向軸線102に対して垂直方向
に延びる長手方向軸線100(図1及び図2参照)を有
し、この長手方向軸線100は、ソケット58の垂直方
向軸線104と交差する。更に、円筒形ハウジング70
の軸線102は、第1部材32の円筒形ハウジング44
の軸線106に対して垂直方向に延び、円筒形ハウジン
グ44の軸線と交差する。ソケットの軸線104は、円
筒形ハウジング44の軸線106と平行に延び、ロッド
部分84の軸線100に対して垂直である。
【0022】第1部材32の第1部分42は、第2部分
56から第1距離だけ間隔を隔てられている。第2部材
34の第3部分68は、第1部材32の第2部分56か
ら、第1部材の第1及び第2の部分42と56との間の
第1距離よりも小さな第2距離だけ間隔を隔てられてい
る。
56から第1距離だけ間隔を隔てられている。第2部材
34の第3部分68は、第1部材32の第2部分56か
ら、第1部材の第1及び第2の部分42と56との間の
第1距離よりも小さな第2距離だけ間隔を隔てられてい
る。
【0023】従って、第1部材32の連結部分64は、
第2部材34のロッド部分84よりもかなり長い。制御
アーム30がステアリングナックル14及び車輛フレー
ム38に連結されている場合には、第2部材34には、
通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分84は
簡単な構造を持つのがよい。
第2部材34のロッド部分84よりもかなり長い。制御
アーム30がステアリングナックル14及び車輛フレー
ム38に連結されている場合には、第2部材34には、
通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分84は
簡単な構造を持つのがよい。
【0024】第1部材32の第1部分42及び第2部材
34の第3部分68は、ブッシュ46及び72を夫々受
け入れるように示してあるけれども、第1部分及び第3
部分は、クロス軸線ボールジョイントを受け入れること
ができる。ボールジョイントは、第1及び第2の部材3
2及び34を、当該技術分野で周知のように、車輛フレ
ームに連結する。
34の第3部分68は、ブッシュ46及び72を夫々受
け入れるように示してあるけれども、第1部分及び第3
部分は、クロス軸線ボールジョイントを受け入れること
ができる。ボールジョイントは、第1及び第2の部材3
2及び34を、当該技術分野で周知のように、車輛フレ
ームに連結する。
【0025】図5は、第1部材32を第2部材34にし
っかりと且つ固定的に連結するための別の方法を示す。
延長部92(図5参照)がロッド部分84の末端86か
ら延びている。延長部92の直径は、連結部分64の開
口部94の直径よりも大きく、この開口部にプレス嵌め
される。延長部92の直径は、ロッド部分84の直径よ
りも小さく、肩部96をロッド部分上に形成する。
っかりと且つ固定的に連結するための別の方法を示す。
延長部92(図5参照)がロッド部分84の末端86か
ら延びている。延長部92の直径は、連結部分64の開
口部94の直径よりも大きく、この開口部にプレス嵌め
される。延長部92の直径は、ロッド部分84の直径よ
りも小さく、肩部96をロッド部分上に形成する。
【0026】肩部96は、ロッド部分84を連結部分に
しっかりと連結するために延長部92を開口部94にプ
レス嵌めしたとき、連結部分64の平らな表面98と係
合する平らな表面を有する。末端86は、延長部92を
開口部94にプレス嵌めしてロッド部分84を連結部分
64に固定的に連結した後、好ましくは、連結部分64
に溶接される。変形例では、溶接を行う代わりに、又は
溶接を行うとともに、連結部分64を開口部94の周り
で変形させ、又はクリンプし、末端86を連結部分に固
定的に連結する。
しっかりと連結するために延長部92を開口部94にプ
レス嵌めしたとき、連結部分64の平らな表面98と係
合する平らな表面を有する。末端86は、延長部92を
開口部94にプレス嵌めしてロッド部分84を連結部分
64に固定的に連結した後、好ましくは、連結部分64
に溶接される。変形例では、溶接を行う代わりに、又は
溶接を行うとともに、連結部分64を開口部94の周り
で変形させ、又はクリンプし、末端86を連結部分に固
定的に連結する。
【0027】図1乃至図4に示す本発明の実施例では、
ロッド部分が真っ直ぐである。図6に示す本発明の実施
例では、ロッド部分が曲がっているか或いは湾曲してい
る。図6に示す本発明の実施例が図1乃至図4に示す本
発明の実施例とほぼ同じであるため、図6では、混乱を
避けるため、同様の構成要素を示すのに添字「a」を附
した同じ参照番号を使用する。
ロッド部分が真っ直ぐである。図6に示す本発明の実施
例では、ロッド部分が曲がっているか或いは湾曲してい
る。図6に示す本発明の実施例が図1乃至図4に示す本
発明の実施例とほぼ同じであるため、図6では、混乱を
避けるため、同様の構成要素を示すのに添字「a」を附
した同じ参照番号を使用する。
【0028】制御アーム30a(図6参照)は、第1及
び第2の部材32a及び34aを含む。第1部材32a
は、図1乃至図4に示す実施例の第1部材32と同じで
あり、制御アーム30aを車輛フレームに連結するため
の円筒形ハウジング44aを構成する第1部分42aを
含む。第2部分56aは、制御アーム30aをステアリ
ングナックルに連結するボールジョイントアッセンブリ
のボールスタッドを受け入れるためのソケット58aを
構成する。湾曲した連結部分64aが円筒形ハウジング
44aとソケット58aとを相互連結する。
び第2の部材32a及び34aを含む。第1部材32a
は、図1乃至図4に示す実施例の第1部材32と同じで
あり、制御アーム30aを車輛フレームに連結するため
の円筒形ハウジング44aを構成する第1部分42aを
含む。第2部分56aは、制御アーム30aをステアリ
ングナックルに連結するボールジョイントアッセンブリ
のボールスタッドを受け入れるためのソケット58aを
構成する。湾曲した連結部分64aが円筒形ハウジング
44aとソケット58aとを相互連結する。
【0029】第2部材34aは、制御アーム30aを車
輛フレームに連結するための円筒形ハウジング70aを
構成する第3部分68aを含む。ロッド部分84aが円
筒形ハウジング70aから延びており、ロッド部分84
aの末端86aが第1部材32aの連結部分64aにし
っかりと連結されている。延長部88aがロッド部分8
4aの末端86aから連結部分64aの開口部内に延び
ている。
輛フレームに連結するための円筒形ハウジング70aを
構成する第3部分68aを含む。ロッド部分84aが円
筒形ハウジング70aから延びており、ロッド部分84
aの末端86aが第1部材32aの連結部分64aにし
っかりと連結されている。延長部88aがロッド部分8
4aの末端86aから連結部分64aの開口部内に延び
ている。
【0030】ロッド部分84aを連結部分64aにしっ
かりと連結するため、延長部88aは、連結部分64a
の開口部にねじ込んであり、又はプレス嵌めしてある。
延長部88aを連結部分64aにしっかりと連結した
後、末端86aを連結部分に溶接し、又は連結部分をク
リンプし、又は、図4及び図5の実施例と関連して上文
中に論じたように、ロッド部分84aを連結部分に固定
的に連結するために延長部にねじ山が設けられている場
合には、ロックナットを使用する。
かりと連結するため、延長部88aは、連結部分64a
の開口部にねじ込んであり、又はプレス嵌めしてある。
延長部88aを連結部分64aにしっかりと連結した
後、末端86aを連結部分に溶接し、又は連結部分をク
リンプし、又は、図4及び図5の実施例と関連して上文
中に論じたように、ロッド部分84aを連結部分に固定
的に連結するために延長部にねじ山が設けられている場
合には、ロックナットを使用する。
【0031】ロッド部分84aは、円筒形ハウジング7
0aの長手方向軸線102aが円筒形ハウジング44a
の長手方向軸線106aに対して垂直方向に延びたりこ
れと交差したりしないように曲がっており、又は湾曲し
ている。円筒形ハウジング70aの軸線102aは、図
6で見て、円筒形ハウジング44aの軸線106aの左
方に延びている。ロッド部分84aの軸線100aはソ
ケット58aの軸線104aと交差し、この軸線104
aに対して垂直方向に延びる。ロッド部分84aの軸線
100aは円筒形ハウジング70aの軸線102aと交
差し、これに対して垂直方向に延びる。ソケット58a
の軸線104aは、円筒形ハウジング44aの軸線10
6aと平行に延びる。
0aの長手方向軸線102aが円筒形ハウジング44a
の長手方向軸線106aに対して垂直方向に延びたりこ
れと交差したりしないように曲がっており、又は湾曲し
ている。円筒形ハウジング70aの軸線102aは、図
6で見て、円筒形ハウジング44aの軸線106aの左
方に延びている。ロッド部分84aの軸線100aはソ
ケット58aの軸線104aと交差し、この軸線104
aに対して垂直方向に延びる。ロッド部分84aの軸線
100aは円筒形ハウジング70aの軸線102aと交
差し、これに対して垂直方向に延びる。ソケット58a
の軸線104aは、円筒形ハウジング44aの軸線10
6aと平行に延びる。
【0032】第1部材32aの第1部分42aは、第2
部分56aから第1距離だけ間隔を隔てられている。第
2部材34aの第3部分68aは、第1部材の第1及び
第2の部分42aと56aとの間の第1距離よりも小さ
い第2距離だけ第1部材32aの第2部分56aから間
隔を隔てられている。従って、第1部材32aの連結部
分64aは、第2部材34aのロッド部分84aよりも
かなり長い。制御アーム30aをステアリングナックル
及び車輛フレームに連結した場合には、第2部材34a
には、通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分
84aは簡単な構造を持つのがよい。
部分56aから第1距離だけ間隔を隔てられている。第
2部材34aの第3部分68aは、第1部材の第1及び
第2の部分42aと56aとの間の第1距離よりも小さ
い第2距離だけ第1部材32aの第2部分56aから間
隔を隔てられている。従って、第1部材32aの連結部
分64aは、第2部材34aのロッド部分84aよりも
かなり長い。制御アーム30aをステアリングナックル
及び車輛フレームに連結した場合には、第2部材34a
には、通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分
84aは簡単な構造を持つのがよい。
【0033】図1乃至図4に示す本発明の実施例では、
円筒形ハウジング70の軸線102が円筒形ハウジング
44の軸線106と交差し且つこれに対して垂直方向に
延びる。図7に示す本発明の実施例では、ロッド部分に
連結された円筒形ハウジングの軸線は、ステアリングナ
ックルに連結できるソケットに連結された円筒形ハウジ
ングの軸線と交差していないしこの軸線に対して垂直方
向に延びてもいない。図7に示す本発明の実施例が図1
乃至図4に示す本発明の実施例とほぼ同じであるため、
図7では、混乱を避けるため、同様の構成要素を示すの
に添字「b」を附した同じ参照番号を使用する。
円筒形ハウジング70の軸線102が円筒形ハウジング
44の軸線106と交差し且つこれに対して垂直方向に
延びる。図7に示す本発明の実施例では、ロッド部分に
連結された円筒形ハウジングの軸線は、ステアリングナ
ックルに連結できるソケットに連結された円筒形ハウジ
ングの軸線と交差していないしこの軸線に対して垂直方
向に延びてもいない。図7に示す本発明の実施例が図1
乃至図4に示す本発明の実施例とほぼ同じであるため、
図7では、混乱を避けるため、同様の構成要素を示すの
に添字「b」を附した同じ参照番号を使用する。
【0034】ステアリング制御アーム30b(図7参
照)は、第1及び第2の部材32b及び34bを含む。
第1部材32bは、制御アーム30bを車輛フレームに
連結するための円筒形ハウジング44bを構成する第1
部分42bを含む。第1部材32bの第2部分56b
は、制御アーム30bをステアリングナックルに連結す
るボールジョイントアッセンブリのボールスタッドを受
け入れるためのソケット58bを構成する。湾曲した連
結部分64bが円筒形ハウジング44bとソケット58
bとを相互連結する。
照)は、第1及び第2の部材32b及び34bを含む。
第1部材32bは、制御アーム30bを車輛フレームに
連結するための円筒形ハウジング44bを構成する第1
部分42bを含む。第1部材32bの第2部分56b
は、制御アーム30bをステアリングナックルに連結す
るボールジョイントアッセンブリのボールスタッドを受
け入れるためのソケット58bを構成する。湾曲した連
結部分64bが円筒形ハウジング44bとソケット58
bとを相互連結する。
【0035】第2部材34bは、図1乃至図4に示す実
施例の第2部材34と同様であり、制御アーム30bを
車輛フレームに連結するための円筒形ハウジング70b
を構成する第3部分68bを含む。ロッド部分84bが
円筒形ハウジング70bから延びており、ロッド部分8
4bの末端86bが第1部材32bの連結部分64bに
しっかりと連結されている。ロッド部分84bの末端8
6bは、第1部材32bの連結部分64bの開口部内に
延びる延長部88bを有する。
施例の第2部材34と同様であり、制御アーム30bを
車輛フレームに連結するための円筒形ハウジング70b
を構成する第3部分68bを含む。ロッド部分84bが
円筒形ハウジング70bから延びており、ロッド部分8
4bの末端86bが第1部材32bの連結部分64bに
しっかりと連結されている。ロッド部分84bの末端8
6bは、第1部材32bの連結部分64bの開口部内に
延びる延長部88bを有する。
【0036】ロッド部分84bを連結部分64bにしっ
かりと連結するため、延長部88bは、連結部分64b
の開口部にねじ込んであり、又はプレス嵌めしてある。
延長部88bを連結部分64bにしっかりと連結した
後、末端86bを連結部分に溶接し、又は連結部分をク
リンプし、又は、上文中に論じたように、ロッド部分8
4bを連結部分に固定的に連結するために延長部にねじ
山が設けられている場合には、ロックナットを使用す
る。
かりと連結するため、延長部88bは、連結部分64b
の開口部にねじ込んであり、又はプレス嵌めしてある。
延長部88bを連結部分64bにしっかりと連結した
後、末端86bを連結部分に溶接し、又は連結部分をク
リンプし、又は、上文中に論じたように、ロッド部分8
4bを連結部分に固定的に連結するために延長部にねじ
山が設けられている場合には、ロックナットを使用す
る。
【0037】ロッド部分84bは、円筒形ハウジング7
0bの長手方向軸線102bに対して垂直方向に延び且
つこれと交差する長手方向軸線100bを有する。ロッ
ド部分84bの長手方向軸線100bは、ソケット58
bの長手方向軸線104bに対して垂直方向に延び且つ
これと交差する。ソケット58bの軸線104bは、円
筒形ハウジング44bの長手方向軸線106bと平行に
延びる。円筒形ハウジング70bの長手方向軸線102
bは、円筒形ハウジング44bの長手方向軸線106b
と交差していないし、これに対して垂直方向に延びても
いない。ロッド部分84bは、円筒形ハウジング70b
の長手方向軸線102bが、図7で見て、円筒形ハウジ
ング44bの長手方向軸線106bの左方に延びるよう
に連結部分64bから延びている。従って、部材32b
の連結部分64bは、図1乃至図4及び図6に開示した
連結部分と比べて大きく湾曲している。
0bの長手方向軸線102bに対して垂直方向に延び且
つこれと交差する長手方向軸線100bを有する。ロッ
ド部分84bの長手方向軸線100bは、ソケット58
bの長手方向軸線104bに対して垂直方向に延び且つ
これと交差する。ソケット58bの軸線104bは、円
筒形ハウジング44bの長手方向軸線106bと平行に
延びる。円筒形ハウジング70bの長手方向軸線102
bは、円筒形ハウジング44bの長手方向軸線106b
と交差していないし、これに対して垂直方向に延びても
いない。ロッド部分84bは、円筒形ハウジング70b
の長手方向軸線102bが、図7で見て、円筒形ハウジ
ング44bの長手方向軸線106bの左方に延びるよう
に連結部分64bから延びている。従って、部材32b
の連結部分64bは、図1乃至図4及び図6に開示した
連結部分と比べて大きく湾曲している。
【0038】第1部材32bの第1部分42bは、第2
部分56bから第1距離だけ間隔を隔てられている。第
2部材34bの第3部分68bは、第1部材の第1及び
第2の部分42bと56bとの間の第1距離よりも小さ
い第2距離だけ第1部材32bの第2部分56bから間
隔を隔てられている。従って、第1部材32bの連結部
分64bは、第2部材34bのロッド部分84bよりも
かなり長い。制御アーム30bをステアリングナックル
及び車輛フレームに連結した場合には、第2部材34b
には、通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分
84bは簡単な構造を持つのがよい。
部分56bから第1距離だけ間隔を隔てられている。第
2部材34bの第3部分68bは、第1部材の第1及び
第2の部分42bと56bとの間の第1距離よりも小さ
い第2距離だけ第1部材32bの第2部分56bから間
隔を隔てられている。従って、第1部材32bの連結部
分64bは、第2部材34bのロッド部分84bよりも
かなり長い。制御アーム30bをステアリングナックル
及び車輛フレームに連結した場合には、第2部材34b
には、通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分
84bは簡単な構造を持つのがよい。
【0039】図1乃至図4に示す本発明の実施例では、
円筒形ハウジング70の軸線102が円筒形ハウジング
44の長手方向軸線106と交差し且つこれに対して垂
直方向に延びる。図8に示す本発明の実施例では、ロッ
ド部分に連結された円筒形ハウジングの長手方向軸線
は、ステアリングナックルに連結できるソケットに連結
された円筒形ハウジングの長手方向軸線と交差していな
いしこの軸線に対して垂直方向に延びてもいない。図8
に示す本発明の実施例が図1乃至図4に示す本発明の実
施例とほぼ同じであるため、図8では、混乱を避けるた
め、同様の構成要素を示すのに添字「c」を附した同じ
参照番号を使用する。
円筒形ハウジング70の軸線102が円筒形ハウジング
44の長手方向軸線106と交差し且つこれに対して垂
直方向に延びる。図8に示す本発明の実施例では、ロッ
ド部分に連結された円筒形ハウジングの長手方向軸線
は、ステアリングナックルに連結できるソケットに連結
された円筒形ハウジングの長手方向軸線と交差していな
いしこの軸線に対して垂直方向に延びてもいない。図8
に示す本発明の実施例が図1乃至図4に示す本発明の実
施例とほぼ同じであるため、図8では、混乱を避けるた
め、同様の構成要素を示すのに添字「c」を附した同じ
参照番号を使用する。
【0040】制御アーム30c(図8参照)は、第1及
び第2の部材32c及び34cを含む。第1部材32c
は、制御アーム30cを車輛フレームに連結するための
円筒形ハウジング44cを構成する第1部分42cを含
む。部材32cの第2部分56cは、制御アーム30c
をステアリングナックルに連結するボールジョイントア
ッセンブリのボールスタッドを受け入れるためのソケッ
ト58cを構成する。湾曲した連結部分64cが円筒形
ハウジング44cとソケット58cとを相互連結する。
び第2の部材32c及び34cを含む。第1部材32c
は、制御アーム30cを車輛フレームに連結するための
円筒形ハウジング44cを構成する第1部分42cを含
む。部材32cの第2部分56cは、制御アーム30c
をステアリングナックルに連結するボールジョイントア
ッセンブリのボールスタッドを受け入れるためのソケッ
ト58cを構成する。湾曲した連結部分64cが円筒形
ハウジング44cとソケット58cとを相互連結する。
【0041】第2部材34cは、図1乃至図4に示す実
施例の第2部材34と同様であり、制御アーム30cを
車輛フレームに連結するための円筒形ハウジング70c
を構成する部分68cを含む。ロッド部分84cが円筒
形ハウジング70cから延びており、ロッド部分84c
の末端86cが第1部材32cの連結部分64cにしっ
かりと連結されている。延長部88cが末端86cか
ら、連結部分64cの開口部内に延びている。
施例の第2部材34と同様であり、制御アーム30cを
車輛フレームに連結するための円筒形ハウジング70c
を構成する部分68cを含む。ロッド部分84cが円筒
形ハウジング70cから延びており、ロッド部分84c
の末端86cが第1部材32cの連結部分64cにしっ
かりと連結されている。延長部88cが末端86cか
ら、連結部分64cの開口部内に延びている。
【0042】ロッド部分84cを連結部分64cにしっ
かりと連結するため、延長部88cは、連結部分64c
の開口部にねじ込んであり、又はプレス嵌めしてある。
延長部88cを連結部分64cにしっかりと連結した
後、末端86cを連結部分に溶接し、又は連結部分をク
リンプし、又は、上文中に論じたように、ロッド部分8
4cを連結部分に固定的に連結するために延長部にねじ
山が設けられている場合には、ロックナットを使用す
る。
かりと連結するため、延長部88cは、連結部分64c
の開口部にねじ込んであり、又はプレス嵌めしてある。
延長部88cを連結部分64cにしっかりと連結した
後、末端86cを連結部分に溶接し、又は連結部分をク
リンプし、又は、上文中に論じたように、ロッド部分8
4cを連結部分に固定的に連結するために延長部にねじ
山が設けられている場合には、ロックナットを使用す
る。
【0043】ロッド部分84cは、円筒形ハウジング7
0cの長手方向軸線102cに対して垂直方向に延びる
長手方向軸線100cを有する。ロッド部分84cの長
手方向軸線100cは、ソケット58cの長手方向軸線
104cと交差し且つこれに対して垂直方向に延びる。
ソケット58cの軸線104cは、円筒形ハウジング4
4cの長手方向軸線106cと平行に延びる。円筒形ハ
ウジング70cの長手方向軸線102cは、円筒形ハウ
ジング44cの軸線106cと交差していないし、これ
に対して垂直方向に延びてもいない。ロッド部分84c
は、円筒形ハウジング70cの長手方向軸線102c
が、図8で見て、円筒形ハウジング44cの軸線106
cの右方に延びるように部材32cの連結部分64cか
ら延びている。従って、連結部分64cは、図1乃至図
4及び図6に開示した連結部分と比べて湾曲が小さい。
0cの長手方向軸線102cに対して垂直方向に延びる
長手方向軸線100cを有する。ロッド部分84cの長
手方向軸線100cは、ソケット58cの長手方向軸線
104cと交差し且つこれに対して垂直方向に延びる。
ソケット58cの軸線104cは、円筒形ハウジング4
4cの長手方向軸線106cと平行に延びる。円筒形ハ
ウジング70cの長手方向軸線102cは、円筒形ハウ
ジング44cの軸線106cと交差していないし、これ
に対して垂直方向に延びてもいない。ロッド部分84c
は、円筒形ハウジング70cの長手方向軸線102c
が、図8で見て、円筒形ハウジング44cの軸線106
cの右方に延びるように部材32cの連結部分64cか
ら延びている。従って、連結部分64cは、図1乃至図
4及び図6に開示した連結部分と比べて湾曲が小さい。
【0044】第1部材32cの第1部分42cは、第2
部分56cから第1距離だけ間隔を隔てられている。第
2部材34cの第3部分68cは、第1部材の第1及び
第2の部分42cと56cとの間の第1距離よりも小さ
い第2距離だけ第1部材32cの第2部分56cから間
隔を隔てられている。従って、第1部材32cの連結部
分64cは、第2部材34cのロッド部分84cよりも
かなり長い。制御アーム30cをステアリングナックル
及び車輛フレームに連結した場合には、第2部材34c
には、通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分
84cは簡単な構造を持つのがよい。
部分56cから第1距離だけ間隔を隔てられている。第
2部材34cの第3部分68cは、第1部材の第1及び
第2の部分42cと56cとの間の第1距離よりも小さ
い第2距離だけ第1部材32cの第2部分56cから間
隔を隔てられている。従って、第1部材32cの連結部
分64cは、第2部材34cのロッド部分84cよりも
かなり長い。制御アーム30cをステアリングナックル
及び車輛フレームに連結した場合には、第2部材34c
には、通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分
84cは簡単な構造を持つのがよい。
【0045】図1乃至図4に示す本発明の実施例では、
円筒形ハウジング44の軸線106がソケット58の長
手方向軸線104と平行に延びる。図9に示す本発明の
実施例では、第1部材の円筒形ハウジングの長手方向軸
線は、第1部材のソケットの長手方向軸線と平行に延び
ていない。図9に示す本発明の実施例が図1乃至図4に
示す本発明の実施例とほぼ同じであるため、図9では、
混乱を避けるため、同様の構成要素を示すのに添字
「d」を附した同じ参照番号を使用する。
円筒形ハウジング44の軸線106がソケット58の長
手方向軸線104と平行に延びる。図9に示す本発明の
実施例では、第1部材の円筒形ハウジングの長手方向軸
線は、第1部材のソケットの長手方向軸線と平行に延び
ていない。図9に示す本発明の実施例が図1乃至図4に
示す本発明の実施例とほぼ同じであるため、図9では、
混乱を避けるため、同様の構成要素を示すのに添字
「d」を附した同じ参照番号を使用する。
【0046】制御アーム30d(図9参照)は、第1及
び第2の部材32d及び34dを含む。第1部材32d
は、制御アーム30dを車輛フレームに連結するための
円筒形ハウジング44dを構成する第1部分42dを含
む。第1部材32dの第2部分56dは、制御アーム3
0dをステアリングナックルに連結するボールジョイン
トアッセンブリのボールスタッドを受け入れるためのソ
ケット58dを構成する。湾曲した連結部分64dが円
筒形ハウジング44dとソケット58dとを相互連結す
る。
び第2の部材32d及び34dを含む。第1部材32d
は、制御アーム30dを車輛フレームに連結するための
円筒形ハウジング44dを構成する第1部分42dを含
む。第1部材32dの第2部分56dは、制御アーム3
0dをステアリングナックルに連結するボールジョイン
トアッセンブリのボールスタッドを受け入れるためのソ
ケット58dを構成する。湾曲した連結部分64dが円
筒形ハウジング44dとソケット58dとを相互連結す
る。
【0047】第2部材34dは、図1乃至図4に示す実
施例の第2部材34と同様であり、制御アーム30dを
車輛フレームに連結するための円筒形ハウジング70d
を構成する部分68dを含む。ロッド部分84dが円筒
形ハウジング70dから延びており、第1部材32dの
連結部分64dにしっかりと連結された末端86dを有
する。延長部88dがロッド部分84dの末端86dか
ら、連結部分64dの開口部内に延びている。
施例の第2部材34と同様であり、制御アーム30dを
車輛フレームに連結するための円筒形ハウジング70d
を構成する部分68dを含む。ロッド部分84dが円筒
形ハウジング70dから延びており、第1部材32dの
連結部分64dにしっかりと連結された末端86dを有
する。延長部88dがロッド部分84dの末端86dか
ら、連結部分64dの開口部内に延びている。
【0048】ロッド部分84dを連結部分64dにしっ
かりと連結するため、延長部88dは、連結部分64d
の開口部にねじ込んであり、又はこの開口部にプレス嵌
めしてある。延長部88dを連結部分64dにしっかり
と連結した後、末端86dを連結部分に溶接し、又は連
結部分をクリンプし、又は、上文中に論じたように、ロ
ッド部分84dを連結部分に固定的に連結するために延
長部にねじ山が設けられている場合には、ロックナット
を使用する。
かりと連結するため、延長部88dは、連結部分64d
の開口部にねじ込んであり、又はこの開口部にプレス嵌
めしてある。延長部88dを連結部分64dにしっかり
と連結した後、末端86dを連結部分に溶接し、又は連
結部分をクリンプし、又は、上文中に論じたように、ロ
ッド部分84dを連結部分に固定的に連結するために延
長部にねじ山が設けられている場合には、ロックナット
を使用する。
【0049】ロッド部分84dは、円筒形ハウジング7
0dの長手方向軸線102dと交差し且つこれに対して
垂直方向に延びる長手方向軸線100dを有する。ロッ
ド部分84dの長手方向軸線100dは、ソケット58
dの長手方向軸線104dと交差し且つこの軸線104
dに対して垂直方向に延びていない。円筒形ハウジング
70dの長手方向軸線102dは、円筒形ハウジング4
4dの長手方向軸線106dと交差していないし、これ
に対して垂直方向に延びてもいない。ソケット58dの
長手方向軸線104dは、円筒形ハウジング44dの長
手方向軸線106dに対して垂直方向に延びていない。
ロッド部分84dは、円筒形ハウジング70dの長手方
向軸線102dが、図9で見て、円筒形ハウジング44
dの軸線106dの左方に延びるように第1部材32d
の連結部分64dから延びている。
0dの長手方向軸線102dと交差し且つこれに対して
垂直方向に延びる長手方向軸線100dを有する。ロッ
ド部分84dの長手方向軸線100dは、ソケット58
dの長手方向軸線104dと交差し且つこの軸線104
dに対して垂直方向に延びていない。円筒形ハウジング
70dの長手方向軸線102dは、円筒形ハウジング4
4dの長手方向軸線106dと交差していないし、これ
に対して垂直方向に延びてもいない。ソケット58dの
長手方向軸線104dは、円筒形ハウジング44dの長
手方向軸線106dに対して垂直方向に延びていない。
ロッド部分84dは、円筒形ハウジング70dの長手方
向軸線102dが、図9で見て、円筒形ハウジング44
dの軸線106dの左方に延びるように第1部材32d
の連結部分64dから延びている。
【0050】第1部材32dの第1部分42dは、第2
部分56dから第1距離だけ間隔を隔てられている。第
2部材34dの第3部分68dは、第1部材の第1及び
第2の部分42dと56dとの間の第1距離よりも小さ
い第2距離だけ第1部材32dの第2部分56dから間
隔を隔てられている。従って、第1部材32dの連結部
分64dは、第2部材のロッド部分84dよりもかなり
長い。制御アーム30dをステアリングナックル及び車
輛フレームに連結した場合には、第2部材34dには、
通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分84d
は、第1部材32dの連結部分64dと比べて簡単な構
造を持つのがよい。
部分56dから第1距離だけ間隔を隔てられている。第
2部材34dの第3部分68dは、第1部材の第1及び
第2の部分42dと56dとの間の第1距離よりも小さ
い第2距離だけ第1部材32dの第2部分56dから間
隔を隔てられている。従って、第1部材32dの連結部
分64dは、第2部材のロッド部分84dよりもかなり
長い。制御アーム30dをステアリングナックル及び車
輛フレームに連結した場合には、第2部材34dには、
通常は、圧縮荷重が加わる。従って、ロッド部分84d
は、第1部材32dの連結部分64dと比べて簡単な構
造を持つのがよい。
【0051】制御アームの種々の実施例からわかるよう
に、円筒形ハウジング及びソケットの軸線は、車輛フレ
ーム及びステアリングナックルの構造に応じて、互いに
対して任意の数の方向に延びることができる。更に、任
意の一つの実施例のロッド部分を、車輛フレームの構造
に応じて、任意の方向に曲げる、即ち湾曲させることが
できる。
に、円筒形ハウジング及びソケットの軸線は、車輛フレ
ーム及びステアリングナックルの構造に応じて、互いに
対して任意の数の方向に延びることができる。更に、任
意の一つの実施例のロッド部分を、車輛フレームの構造
に応じて、任意の方向に曲げる、即ち湾曲させることが
できる。
【0052】本発明の以上の説明から、当業者は、改
良、変更及び変形を思いつくであろう。当業者が思いつ
くこのような改良、変更及び変形は、添付の特許請求の
範囲によってカバーされるようになっている。
良、変更及び変形を思いつくであろう。当業者が思いつ
くこのような改良、変更及び変形は、添付の特許請求の
範囲によってカバーされるようになっている。
【図1】本発明の第1実施例に従ってつくられた制御ア
ームを具体化した車輛ホイールサスペンションシステム
の概略分解斜視図である。
ームを具体化した車輛ホイールサスペンションシステム
の概略分解斜視図である。
【図2】図1の制御アームの平面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った図2の制御アームの一
部の断面図である。
部の断面図である。
【図4】図1の制御アームの一部の拡大分解図である。
【図5】制御アームの第2実施例の一部の、図4と同様
の拡大分解図である。
の拡大分解図である。
【図6】制御アームの第3実施例の、図2と同様の平面
図である。
図である。
【図7】制御アームの第4実施例の、図2と同様の平面
図である。
図である。
【図8】制御アームの第5実施例の、図2と同様の平面
図である。
図である。
【図9】制御アームの第6実施例の、図2と同様の平面
図である。
図である。
10 車輛ホイールサスペンションシステム 14 ステアリングナックル 16 下レバー
アーム部分 18 スピンドル部分 30 制御アー
ム 32 第1金属部材 34 第2金属
部材 38 車輛フレーム 42 第1部分 44 円筒形ハウジング 46 ゴムブッ
シュ 56 第2部分 58 ソケット 60 ボールスタッド 62 シャフト 64 連結部分 68 第3部分 70 円筒形ハウジング 72 ゴムブッ
シュ 84 ロッド部分 86 末端 88 延長部 90 開口部
アーム部分 18 スピンドル部分 30 制御アー
ム 32 第1金属部材 34 第2金属
部材 38 車輛フレーム 42 第1部分 44 円筒形ハウジング 46 ゴムブッ
シュ 56 第2部分 58 ソケット 60 ボールスタッド 62 シャフト 64 連結部分 68 第3部分 70 円筒形ハウジング 72 ゴムブッ
シュ 84 ロッド部分 86 末端 88 延長部 90 開口部
フロントページの続き (72)発明者 トマスズ・ブッチナー カナダ国 エル2ピー・3ティー6,オ ンタリオ,セント・キャサリンズ,オッ クスフォード・ストリート 90 (56)参考文献 特開 昭63−31812(JP,A) 特開 昭60−92908(JP,A) 特開 昭60−259509(JP,A) 特開 平1−212606(JP,A) 特開 昭58−206407(JP,A) 実開 平3−85706(JP,U) 実開 平3−25307(JP,U) 実開 昭63−63205(JP,U) 実開 昭59−19407(JP,U) 実開 昭61−200709(JP,U) 実開 昭58−98208(JP,U) 実開 昭64−49404(JP,U) 実開 昭62−191508(JP,U) 実開 昭63−28006(JP,U) 実開 平4−135805(JP,U) 実開 昭57−147101(JP,U) 実開 昭61−179105(JP,U) 実開 昭61−190705(JP,U) 実公 昭45−29367(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60G 7/00
Claims (22)
- 【請求項1】 車輛フレーム及びこのフレームに対して
枢動自在のステアリングナックルを持つ車輛サスペンシ
ョンシステムで使用するための制御アームにおいて、 前記車輛フレームに連結できる第1部分、前記ステアリ
ングナックルに連結できる第2部分、及び前記第1及び
第2の部分を相互連結する連結部分を含む第1部材と、 前記車輛フレームに連結できる第3部分及び該第3部分
から延びるロッド部分を含み、該ロッド部分の末端が前
記第1部材の前記連結部分に連結されている、第2部材
と、 前記第1及び第2の部材が相対的に移動しないように、
前記ロッド部分の前記末端を前記第1部材の前記連結部
分にしっかりと連結するための手段とを有し、該手段
は、前記末端及び前記連結部分のうちの一方の開口部、
及び前記末端及び前記連結部分のうちの他方から延びる
延長部を含む、制御アーム。 - 【請求項2】 前記開口部が前記第1部材の前記連結部
分に設けられ、前記延長部が前記ロッド部分の前記末端
から延びている、請求項1に記載の制御アーム。 - 【請求項3】 前記ロッド部分の前記末端が肩部を含
み、この肩部から前記延長部が延び、前記肩部が前記第
1部材の前記連結部分の表面と係合する、請求項2に記
載の制御アーム。 - 【請求項4】 前記ロッド部分の前記末端を前記連結部
分に固定的に連結するための手段を更に有する、請求項
2に記載の制御アーム。 - 【請求項5】 前記ロッド部分の前記末端を前記第1部
材の前記連結部分にしっかりと連結するための前記手段
は、前記ロッド部分の前記末端から延びるねじ山を備え
た延長部を含み、この延長部は、前記第1部材の前記連
結部分のねじ山を備えた開口部に受け入れられる、請求
項1に記載の制御アーム。 - 【請求項6】 前記ロッド部分の前記末端を前記連結部
分に固定的に連結するための手段を更に有する、請求項
5に記載の制御アーム。 - 【請求項7】 前記第1及び第2の部材の一方がIビー
ム形状部分を有する、請求項1に記載の制御アーム。 - 【請求項8】 前記第1部材の前記連結部分がIビーム
形状部分を有する、請求項1に記載の制御アーム。 - 【請求項9】 前記第1部品の前記連結部分は湾曲して
いる、請求項1に記載の制御アーム。 - 【請求項10】 前記ロッド部分が曲がっている、請求
項1に記載の制御アーム。 - 【請求項11】 前記第1部材の前記第1部分は、第1
円筒形ハウジングを構成するための手段を含み、前記第
1部材の前記第2部分は、ステアリングナックルに連結
できるボールジョイントアッセンブリのボールスタッド
を受け入れるための受け入れ手段を含み、前記第2部材
の前記第3部分は、第2円筒形ハウジングを構成するた
めの手段を含む、請求項1に記載の制御アーム。 - 【請求項12】 前記第2部材の前記ロッド部分は、前
記第2円筒形ハウジングの長手方向軸線に対して垂直方
向に延びる長手方向軸線を有し、この軸線は、前記第1
部材の前記受け入れ手段の長手方向軸線と交差する、請
求項11に記載の制御アーム。 - 【請求項13】 前記ロッド部分の軸線は前記受け入れ
手段の軸線に対して垂直方向に延び、前記第2円筒形ハ
ウジングの長手方向軸線は前記第1円筒形ハウジングの
長手方向軸線に対して垂直方向に延び、前記第1円筒形
ハウジングの軸線は前記受け入れ手段の軸線と平行に延
びる、請求項12に記載の制御アーム。 - 【請求項14】 前記第1部材は、一つの金属製部品か
らなる、請求項1に記載の制御アーム。 - 【請求項15】 前記第1部材の前記第1及び第2の部
分は、第1距離だけ間隔を隔てられており、前記第2部
材の前記第3部分は、前記第1部材の前記第2部分から
前記第1距離よりも小さい第2距離だけ間隔を隔てられ
ている、請求項1に記載の制御アーム。 - 【請求項16】 前記第1部材の前記連結部分は、前記
第2部材の前記ロッド部分よりもかなり長い、請求項1
に記載の制御アーム。 - 【請求項17】 前記第1部材の前記第1部分と前記第
2部材の第3部分のみにおいて車両フレームに連結でき
るようになっている、請求項1に記載の制御アーム。 - 【請求項18】 車輛フレーム及びこのフレームに対し
て枢動自在のステアリングナックルを持つ車輛サスペン
ションシステムで使用するための制御アームにおいて、 前記車輛フレームに連結できる第1部分、前記ステアリ
ングナックルに連結できる第2部分、及び前記第1及び
第2の部分を相互連結する連結部分を含む第1部材と、 前記車輛フレームに連結できる第3部分及び該第3部分
から延びるロッド部分を含み、該ロッド部分の末端が前
記第1部材の前記連結部分に連結されている、第2部材
とを有し、 前記第1部材の前記第1及び第2の部分は第1距離だけ
間隔を隔てられており、前記第2部材の前記第3部分
は、前記第1部材の前記第2部分から前記第1距離より
も小さい第2距離だけ間隔を隔てられており、 前記ロッド部分の前記末端を前記第1部材の前記連結部
分に連結するための手段を更に有し、該手段は、前記ロ
ッド部分の前記末端から延びる延長部を含み、この延長
部は、前記第1及び第2の部材が相対的に移動しないよ
うに前記ロッド部分を前記連結部分にしっかりと連結す
るように、前記第1部材の前記連結部分の開口部に受け
入れられる、制御アーム。 - 【請求項19】 前記ロッド部分の前記末端を前記連結
部分に固定的に連結するための手段を更に有する、請求
項18に記載の制御アーム。 - 【請求項20】 前記第1部材の前記連結部分がIビー
ム形状部分を有する、請求項18に記載の制御アーム。 - 【請求項21】 前記第1部材の前記連結部分は湾曲し
ている、請求項18に記載の制御アーム。 - 【請求項22】 前記第1部材の前記連結部分は、前記
第2部材の前記ロッド部分よりもかなり長い、請求項1
8に記載の制御アーム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US390656 | 1995-02-17 | ||
US08/390,656 US5556119A (en) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | Control arm for use in a vehicle wheel suspension system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08238914A JPH08238914A (ja) | 1996-09-17 |
JP2960005B2 true JP2960005B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=23543391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8027838A Expired - Lifetime JP2960005B2 (ja) | 1995-02-17 | 1996-02-15 | 車輛ホイールサスペンションシステム用制御アーム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5556119A (ja) |
JP (1) | JP2960005B2 (ja) |
CA (1) | CA2166528C (ja) |
DE (1) | DE19606104A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001354021A (ja) * | 2000-04-15 | 2001-12-25 | Dr Ing H C F Porsche Ag | 自動車用車輪懸架装置のスタビライザ用の支承装置 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3191654B2 (ja) * | 1995-08-30 | 2001-07-23 | トヨタ自動車株式会社 | サスペンションアーム |
US6019383A (en) * | 1998-01-28 | 2000-02-01 | American Axle & Manufacturing, Inc. | Suspension link assembly |
DE19841805A1 (de) * | 1998-09-12 | 2000-03-16 | Fuchs Fa Otto | Dreieckslenker für ein Kraftfahrzeug |
US6135471A (en) * | 1998-11-23 | 2000-10-24 | Trw Inc. | Suspension system |
DE60319000T2 (de) * | 2002-05-31 | 2009-01-29 | Magna International Inc., Aurora | Innenhochdruckgeformter steuerarm |
US7163219B2 (en) * | 2002-10-16 | 2007-01-16 | Alcoa Inc. | Control arm for motor vehicle suspension system |
KR100494917B1 (ko) * | 2002-12-06 | 2005-06-13 | 현대자동차주식회사 | 서스펜션의 스테빌라이저 바 일체형 컨트롤 암 |
ATE501874T1 (de) | 2005-07-18 | 2011-04-15 | Magna Int Inc | Steuerarm und achsschenkelanordnung |
DE102005033810A1 (de) * | 2005-07-20 | 2007-01-25 | Bayerische Motoren Werke Ag | Lenker für eine Fahrzeugradaufhängung mit einer Sollbruchstelle |
DE102005035913A1 (de) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Zf Friedrichshafen Ag | Kraftfahrzeugfahrwerk |
JP2008013714A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | General Technology Kk | 油性インクジェットインク |
US8033557B2 (en) * | 2006-10-10 | 2011-10-11 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle suspension system and method |
DE102008061833A1 (de) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Zf Friedrichshafen Ag | Querlenker eines Kraftfahrzeuges |
US8985604B2 (en) | 2010-07-07 | 2015-03-24 | Ford Global Technologies, Llc | Cross axis joint with elastomeric isolation |
CN205036765U (zh) * | 2012-12-10 | 2016-02-17 | 伊利诺斯工具制品有限公司 | 环形连杆组件及包括其的系统 |
JP2019104265A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-27 | いすゞ自動車株式会社 | サスペンション装置のアッパアーム構造 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1075824B (de) * | 1953-12-08 | 1960-02-18 | Dearborn Mich Charles Samuel White (V St A) | Verfahren zur Herstellung einer Kugelgelenklagerung |
US2934350A (en) * | 1957-07-01 | 1960-04-26 | Thompson Ramo Wooldridge Inc | Vehicle wheel suspension with ball joints |
US2944831A (en) * | 1957-08-07 | 1960-07-12 | American Metal Prod | Control arm mounting for vehicle wheel suspension |
US3223433A (en) * | 1964-03-18 | 1965-12-14 | Gen Motors Corp | Vehicle suspension construction |
JPS619767Y2 (ja) * | 1981-03-12 | 1986-03-28 | ||
US4690426A (en) * | 1984-09-06 | 1987-09-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Trailing arm joint structure |
US4848788A (en) * | 1984-11-15 | 1989-07-18 | Ford Motor Company | Independent rear wheel suspension with offset connection between upper control arm and wheel carrier |
JPS61190706U (ja) * | 1985-05-13 | 1986-11-27 | ||
JPS61190705U (ja) * | 1985-05-22 | 1986-11-27 | ||
JPS6331812A (ja) * | 1986-07-25 | 1988-02-10 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン装置 |
JPH0524564Y2 (ja) * | 1986-10-15 | 1993-06-22 | ||
DE3740310A1 (de) * | 1987-11-27 | 1989-06-08 | Porsche Ag | Hinterachsaufhaengung fuer ein kraftfahrzeug |
DE4020311A1 (de) * | 1989-06-28 | 1991-01-10 | Mazda Motor | Radaufhaengung fuer ein gelenktes fahrzeugrad |
DE4037877A1 (de) * | 1989-11-29 | 1991-06-06 | Mazda Motor | Aufhaengesystem fuer ein kraftfahrzeug |
-
1995
- 1995-02-17 US US08/390,656 patent/US5556119A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-01-03 CA CA002166528A patent/CA2166528C/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-02-15 JP JP8027838A patent/JP2960005B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-02-19 DE DE19606104A patent/DE19606104A1/de not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001354021A (ja) * | 2000-04-15 | 2001-12-25 | Dr Ing H C F Porsche Ag | 自動車用車輪懸架装置のスタビライザ用の支承装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08238914A (ja) | 1996-09-17 |
CA2166528C (en) | 1999-07-27 |
US5556119A (en) | 1996-09-17 |
CA2166528A1 (en) | 1996-08-18 |
DE19606104A1 (de) | 1996-08-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2960005B2 (ja) | 車輛ホイールサスペンションシステム用制御アーム | |
EP1907228B1 (en) | Control arm and knuckle assembly | |
USRE38669E1 (en) | Telescoping-type front fork bicycle suspensions | |
US6863289B2 (en) | Axle locating rod | |
US20030034625A1 (en) | Wishbone for an automotive suspension | |
US20030137120A1 (en) | Steering linkage and ball joint | |
JP2001055029A (ja) | トルクロッドスペーサー用の据え込み中実ロッド | |
EP0771717A2 (en) | Steering linkage | |
WO1999038717A1 (en) | Suspension link assembly | |
JP4636771B2 (ja) | セルフロックプラグイン型スタビライザ・バーリンク機構 | |
CN1692052A (zh) | 带有弯曲部分的转向连杆 | |
US6513818B1 (en) | Assembly for vehicle suspension system | |
US7419173B2 (en) | Supporting structure of stabilizer to vehicle body | |
JPH11217014A (ja) | リンク | |
JP2982641B2 (ja) | タイロッドエンドの接続部構造 | |
WO2006032055A2 (en) | Link assembly for a vehicule suspension system | |
JPH0632405Y2 (ja) | 車両の懸架装置 | |
KR100815680B1 (ko) | 자동차용 로어암 어셈블리 | |
KR100362106B1 (ko) | 자동차용I-암(Arm) | |
JP4318382B2 (ja) | スタビライザ | |
JPH1029415A (ja) | ツイストビーム式サスペンション | |
JP2000179534A (ja) | アーム | |
JPH08163Y2 (ja) | サスペンションアームの取付構造 | |
JP2003011842A (ja) | 車両のステアリング装置 | |
JP3679168B2 (ja) | 自動車のサスペンションアーム |