JP2959262B2 - 電動調理機 - Google Patents

電動調理機

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JP2959262B2
JP2959262B2 JP4046604A JP4660492A JP2959262B2 JP 2959262 B2 JP2959262 B2 JP 2959262B2 JP 4046604 A JP4046604 A JP 4046604A JP 4660492 A JP4660492 A JP 4660492A JP 2959262 B2 JP2959262 B2 JP 2959262B2
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繁 山口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生クリーム等の材料を泡
立てて、アイスクリームの生地を作るための電動調理機
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種の電動調理機は温度が上昇
しないうちに素早く泡立てるものが要望されるようにな
ってきている。
【0003】以下に従来の電動調理機について説明す
る。図4は従来の電動調理機の構成を示すものである。
図4に示すように、モータ6を内蔵した本体1上に着脱
自在に容器2を載置している。容器2は有底筒状に形成
され、底面中央に設けられた軸受3により円筒状部材4
を回転自在に軸支している。円板状部材4の下部には本
体1に内蔵したモータ6の出力軸上端のカップリング7
に係脱自在に係合するカップリング5が固着されてい
る。図中の8は容器2の上部開口部を覆うふたである。
【0004】以上のように構成された電動調理機につい
て、以下その動作について説明する。本体1は容器2を
載置し、容器2内に生クリーム、牛乳、砂糖、卵黄等の
材料を入れモータ6を駆動させ円板状部材4に回転させ
る。材料は前記円板状部材4の回転により容器1内で対
流し空気が材料に供給されて泡立てを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、生クリーム等の泡立ては材料を十分に冷
やした状態で、泡立て中に材料の温度が上昇しないうち
に素早く泡立てるのが必要であるが、生クリームの乳脂
肪分の含有量が少ない場合泡立てにくく、時間を要し円
板状部材4の摩擦熱で材料の温度が上昇し、十分に泡立
たないという問題点があった。つまり、円板状部材4が
平板状に形成されているため材料と円板状部材4との間
での空気の巻き込みが弱く空気の供給量が少ないためで
ある。また、材料は円板状部材4の回転の遠心力により
容器下部の材料は外周に押され対流するわけであるが、
円板状部材4は平板状に形成されているため泡立てが進
行して粘度が高くなると材料が上方に移動する力が弱
く、対流が十分行われないという問題点があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、生クリーム等の材料の温度が上昇しないうちに素早
く所望の泡立て状態に泡立てる電動調理機の撹拌板を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電動調理機は、第1の手段として、材料を入
れる容器と、前記容器内底面で回転自在に軸支された円
板状部材を備え、前記円板状部材の外周に円筒状のフラ
ンジを形成したものである。また、第2の手段は、円板
状部材の平面部に1個もしくは複数個の穴を形成した
のである。また、第3の手段は、前記円板状部材の外周
の円筒状のフランジの高さを前記円板状部材の直径に対
し1/3.5〜1/5.5としている。
【0008】
【作用】この構成によって第1の手段では、円板状部材
の回転により材料は空気を巻き 込みながら泡立てが行わ
れ、さらに前記円板状部材の回転の遠心力により外周方
向に飛ばされるが、前記円板状部材の外周に形成された
円筒状のフランジにより材料はフランジに沿って上方へ
も飛ばされ、効果的に対流が行われ、より均一な泡立て
ができる。
【0009】また、第2の手段によれば、円板状部材の
平面部に1個または複数個の穴を設けているため、この
穴より空気を巻き込み材料の温度を上げることなく短時
間のうちに効果的に泡立てることができる。
【0010】また、第3の手段によれば、前記円板状部
材はモータにより12000〜18000r/m程度の
高速で回転するが、円板状部材の外周のフランジの高さ
を前記円板状部材の直径の1/3.5〜1/5.5に設
定しているため、フランジに沿って上方に向かう力が強
すぎて材料が容器から飛び出したり、泡立てられた泡が
破壊することなく最適な条件で泡立てることができる。
【0011】
【実施例】(実施例1) 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。なお、従来例と同一構成部品には同一符号を付
し説明は省略する。
【0012】本実施例の特徴は、図2に示すように円板
状部材9の外周に円筒状フランジ11を形成したことに
ある。
【0013】以上のように構成された電動調理機につい
て、図2を用いてその動作について説明する。容器2内
に生クリーム、牛乳、砂糖、卵黄等の所定量の材料を入
れて、容器2を本体1上に載置し、容器2上部の開口部
をふた8で覆う。そして、本体2に内蔵したモータ6を
駆動し円板状部材9を12000〜18000rpm程
度の高速度で回転させる。材料は円板状部材9の攪拌力
により外周方向へ飛ばされ対流しながら攪拌流を発生
し、空気を混入して徐々に泡立つ。泡立てが進行 すると
材料の粘度が増加し、円板状部材9の撹拌力による材料
の対流が著しく低下し、容器2の底部で泡立てられた材
料が容器2の上部へ移動しにくくなるため円板状部材9
付近に滞留し、円板状部材9に接触する時間が長くなり
一度泡立てられ材料が逆に円板状部材9によって泡が破
壊されたり材料の温度が上昇したりするが、フランジ1
1を形成しているため材料がフランジ11の側壁に沿っ
て上方へ押し上げられ、対流を容易にすることができ
る。
【0014】以上の実施例によれば、円板状部材9にフ
ランジ11を形成しているので泡立てが進行して材料の
粘度が増加し、円板状部材9の回転力による材料の対流
が低下しても材料がフランジ11の側壁に沿って上方へ
押し上げられ対流が容易になり均一な泡立てをすること
ができる。
【0015】また、フランジ11の高さHを円板状部材
9の直径Dの1/3.5〜1/5.5にすることにより
円板状部材9を12000〜18000r/m程度の高
速で回転させても材料が容器2より飛び出すことがなく
最適の状態で撹拌できる。
【0016】(実施例2) 以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、実施例1と同一構成部品には同じ符号
で示し説明は省略する。
【0017】図1及び図3に示すように、円板状部材9
平面部に1個または複数個の穴10を形成している。
【0018】以上のように構成された電動調理機につい
て、図1及び図3を用いてその動作を説明する。実施例
1と同じように、容器2内に生クリーム、牛乳、砂糖、
卵黄等の所定量の材料を入れて、容器2を本体1上に載
置し、本体1に内蔵したモータ6を駆動し円板状部材9
を12000〜18000r/m程度の高速度で回転さ
せる。材料は円板状部材9の撹拌力により外周方向へ飛
ばされ対流しながら空気を混入して徐々に泡立つ。この
とき、円板状部材9の平面部に1個または複数 個の穴1
0を形成しているため対流するときにこの穴10を空気
が通って円板状部材9の下面を通過するためより多くの
泡を連続的に発生させることができる。
【0019】以上のように本実施例によれば、材料の対
流のとき空気が穴10を通り、円板状部材9の下面で多
くの泡を発生させるので、乳脂肪分の少ない生クリーム
を使用しても材料の温度が上昇しないうちに素早く泡立
てることができる。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明は、第1の手段では、材料を入れる容器内底部で
回転自在の円板状部材の外周に円筒状のフランジを形成
しているため、泡立てが進行して材料の粘度がが増加
し、円板状部材の回転力による材料の対流が著しく低下
しても材料が円板状部材の回転力により外周の円筒状フ
ランジの側壁に沿って上方へ押し上げられ対流を容易に
することができ、均一な泡立てをすることができる。
【0021】また、第2の手段では、材料を入れる前記
容器内底面で回転自在に軸支された円板状部材の平面部
に1個もしくは複数個の穴を形成しているため材料が対
流するときにこの穴を空気が通って円板状部材の下面を
通過するためより多くの泡を連続的に発生させることが
できる。したがって乳脂肪分の少ない生クリームを使用
しても材料の温度が上昇しないうちに素早く泡立てるこ
とができる。
【0022】また、第3の手段では、円板状部材の外周
の円筒状フランジの高さを前記円板状部材の直径の1/
3.5〜1/5.5に設定しているため、前記フランジ
に沿って上方に向かう力が強すぎて材料が容器から飛び
出したり、泡立てられて泡が破壊することなく、最適な
条件で泡立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第の実施例における電動調理機の
縦断面図
【図2】本発明の第の実施例における電動調理機の
縦断面図
【図3】本発明の第の実施例における電動調理機の
縦断面図
【図4】従来の電動調理機の全体縦断面図
【符号の説明】
2 容器 6 モータ 9 回転部材 10 穴 11 フランジ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の底面にモータにより回転する円板
    状部材を備え、前記円板状部材の外周に円筒状のフラン
    ジを形成した電動調理機。
  2. 【請求項2】 円板状部材の平面部に1個もしくは複数
    個の穴を形成した請求項1記載の電動調理機。
  3. 【請求項3】 円板状部材の外周の円筒状のフランジの
    高さを前記円板状部材の直径に対し1/3.5〜1/
    5.5とした請求項1記載の電動調理機。
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