JPH0534621Y2 - - Google Patents

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JPH0534621Y2
JPH0534621Y2 JP16467387U JP16467387U JPH0534621Y2 JP H0534621 Y2 JPH0534621 Y2 JP H0534621Y2 JP 16467387 U JP16467387 U JP 16467387U JP 16467387 U JP16467387 U JP 16467387U JP H0534621 Y2 JPH0534621 Y2 JP H0534621Y2
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disc
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は材料を泡立てる泡立装置、特に、生ク
リーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を泡立
ててアイスクリーム生地を生成するのに好適な泡
立装置に関する。
(ロ) 従来の技術 本出願人は、円板を有する攪拌体を回転し、生
クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を泡
立ててアイスクリーム生地を生成する装置を特願
昭62−6557号にて提案した。
ところが、アイスクリーム生地の材料のうち生
クリームは植物性脂肪と乳脂肪とに大別され、そ
の種類によつて特性が異なる。即ち、植物性脂肪
の生クリームは初期粘度が低いため、攪拌体の円
板の回転により空気が混入しやすく、体積が増加
しやすい。これに対し、乳脂肪の生クリームは初
期粘度が比較的高いため、空気が混入し難く、体
積が増加し難い。
従つて、円板は、植物性脂粘の生クリームを用
いた材料を60%〜100%のオーバーランに泡立て
るような空気供給量を得られる形状に形成する
と、乳脂肪の生クリームを用いた材料を泡立てる
際にはオーバーランが不足し、また、乳脂肪の生
クリームを用いた材料を60%〜100%のオーバー
ランに泡立てるような空気供給量を得られる形状
に形成すると、植物性脂肪の生クリームを用いた
材料を泡立てる際には100%以上のオーバーラン
になり、アイスクリーム生地として最適なものが
得られない問題があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、粘
度の異なる材料を最適な状態に泡立てることので
きる泡立装置を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、攪拌体の円板には、
材料中への空気の混入を促進する促進部材を着脱
自在に設ける。
(ホ) 作用 上述の如く構成したから、初期粘度の低い材料
を泡立てる際には、促進部材を取外した攪拌体を
回転させて材料を泡立てる。この場合は材料の初
期粘度が低いので、円板の回転により効率良く材
料中に空気が混入し、60%〜100%のオーバーラ
ンに泡立つ。
また、初期粘度の比較的高い材料を泡立てる際
には、促進部材を装着した攪拌体を回転させて材
料を泡立てる。この場合は材料の初期粘度が高い
ため泡立ち難いが、促進部材により材料への空気
の供給量が増大し、材料中に空気が効率良く混入
して60%〜100%のオーバーランに泡立つ。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づき
以下に詳述する。
1は電動機(図示せず)を内蔵する基台、2は
前記基台1上面に着脱自在に載置される合成樹脂
製の容器で、底面略中央部に受部3を形成し、こ
の受部3に軸受4を固着している。5は前記軸受
4に回転自在に枢支され、前記容器2底面を貫通
する回転軸で、下部に前記電動機のカツプリング
(図示せず)に係脱自在に係合するカツプリング
6を固着している。
7は前記回転軸5上部に固着された合成樹脂製
の攪拌体で、前記容器2底面に略平行に近接する
円板8と、この円板8の回転中心から上方へ突設
した表示杆9とから構成している。前記円板8周
側面は、円弧状に形成され、後述するコイルスプ
リング10が回転中に外れないようになしてい
る。前記表示杆9は容器2内に入れられた生クリ
ーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる所定量の材料
が60%〜100%のオーバーランに泡立ち、且つ混
入した空気が逃げにくくなる適度な粘度になつた
際、材料によつて覆われる高さに形成されてい
る。
10は前記円板8周側面に着脱自在に装着され
る促進部材となるリング状のコイルスプリング
で、内径を円板8外径より少許小径に形成し、自
身の収縮力により円板8周側面に装着されるよう
になされている。
次に動作を説明する。容器2内に、生クリー
ム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を入れるの
であるが、材料のうち生クリームとして植物性脂
肪を用いる場合には、円板8からコイルスプリン
グ10を取外した攪拌体7を回転し、また、生ク
リームとして乳脂肪を用いる場合には、円板8周
側面にコイルスプリング10を装着して攪拌体7
を回転し、材料を泡立ててアイスクリーム生地を
生成する。
植物性脂肪の生クリームを用いた材料からアイ
スクリーム生地を泡立てる場合について第2図に
基づき詳述する。
運転初期は、植物性脂肪の特性上粘度が低く、
従つて材料は円板8の回転力により外周に飛ばさ
れ、容器2内側面に沿つて対流しながら第2図中
矢印Aに示す通路を通つて空気が混入する。この
状態では材料の粘度が低いため、円板8が送り出
す空気が効率良く材料中に混入する。
泡立てが進行すると、材料の粘度が増加し、円
板8の回転力による材料の対流が抑えられ、表示
杆9が徐々に覆われ始める。
更に泡立てが進行すると、材料の粘度が増加
し、円板8の回転力による材料に対流が著しく低
下し、表示杆9が材料によつて覆われる。この時
が適度な粘度を有し、且つ所謂60%〜100%のオ
ーバーランに泡立つたアイスクリーム生地として
最適とされている状態である。
次に乳脂肪の生クリームを用いた材料からアイ
スクリーム生地を生成する場合を第1図に基づき
詳述する。
円板8周側面にコイルスプリング10を装着
し、攪拌体7を回転する。材料は乳脂肪の特性
上、比較的粘度が高いが、コイルスプリング10
の装着により材料中への空気の供給量が増大す
る。即ち、コイルスプリング10を装着しない場
合は円板8上面外周からのみ空気が材料中に供給
されていたのに比べ、コイルスプリング10を装
着すると空気を放出する面積が増大するので、材
料中への空気の混入が増大する。従つて、材料を
効率良く60%〜100%のオーバーランに泡立てる
ことができる。
尚、本実施例では、促進部材としてコイルスプ
リング10を設けたが、促進部材は、第4図に示
す如く上面に適数の溝11を形成した補助円板1
2でもよく、他の構成でもよい。
(ト) 考案の効果 以上の如く本考案に依れば、促進部材を着脱す
るだけの簡単な操作により粘度の異なる材料を最
適なオーバーランに泡立てることができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の要部破断側面図、第
2図は同じく攪拌体から促進部材を取外した際の
作用を説明する断面図、第3図は攪拌体に促進部
材を装着した上面図、第4図aは他の実施例を示
す攪拌体と促進部材の断面図、第4図bは同上面
図である。 1……基台、2……容器、7……攪拌体、8…
…円板、10……コイルスプリング(促進部材)、
12……補助円板(促進部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機を内蔵する基台と、該基台上に載置され
    る容器と、該容器内に収納された前記電動機によ
    り駆動され、容器底面に近接して回転する円板を
    有する攪拌体とを備え、前記攪拌体の円板には、
    材料への空気の混入を促進する促進部材を着脱自
    在に設けてなる泡立装置。
JP16467387U 1987-10-28 1987-10-28 Expired - Lifetime JPH0534621Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16467387U JPH0534621Y2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28

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JP16467387U JPH0534621Y2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0169441U JPH0169441U (ja) 1989-05-09
JPH0534621Y2 true JPH0534621Y2 (ja) 1993-09-01

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ID=31450488

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JPH0169441U (ja) 1989-05-09

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