JP2572999B2 - 泡立装置 - Google Patents

泡立装置

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JP2572999B2
JP2572999B2 JP62263012A JP26301287A JP2572999B2 JP 2572999 B2 JP2572999 B2 JP 2572999B2 JP 62263012 A JP62263012 A JP 62263012A JP 26301287 A JP26301287 A JP 26301287A JP 2572999 B2 JP2572999 B2 JP 2572999B2
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佳也 前田
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は材料を泡立てる泡立装置、特に、生クリー
ム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材料を泡立ててアイス
クリーム生地を生成するのに好適な泡立装置に関する。
(ロ) 従来の技術 本出願人は、円板を有する撹拌体を回転し、円板の撹
拌力により生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等からなる材
料を60%〜100%のオーバーラン(初期体積の1.6倍〜2.
0倍の体積増加)に泡立ててアイスクリーム生地を生成
するものを特願昭62−6557号にて提案した。この装置の
撹拌体は高速回転しているため、運転初期における材料
の粘度が低い状態では、円板の回転力により材料が外周
へ飛ばされて材料がほとんど撹拌体に接しなくなり、従
って、撹拌効率が低下して泡立て効率が低下する問題点
があった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、運転初期
における泡立て効率の低下を防止することを目的とす
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記目的を解決するため、撹拌体を低速回転の後高速
回転せしめる制御手段を設ける。
(ホ) 作用 上述の如く構成したから、容器内に所定量の材料を入
れ、通電すると、撹拌体が低速回転する。運転初期は材
料の粘度が低いが、撹拌体の回転が低いため、円板の回
転による材料の飛び散りが小さく、材料は円板に充分接
触した状態で対流する。従って、材料の撹拌効率が向上
し、材料の粘度が急速に増加すると共に空気が材料中に
混入する。
泡立てが進行すると、材料の粘度が増加し、撹拌効率
が低下して空気が混入しにくくなるが、所定時間経過す
ると制御手段により撹拌体が高速で回転する。この状態
では材料の粘度が増大しているため、撹拌体を高速で回
転しても材料が激しく飛び散ることはなく、円板に充分
接触した状態で効率良く撹拌される。
(ヘ) 実施例 本発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づき以下に
詳述する。
(1)は電動機(2)を内蔵する基台、(3)は前記
基台(1)上に着脱自在に載置される合成樹脂製の容器
で、底面中央部に軸受部(4)を形成し、この軸受部
(4)に軸受(5)を固着している。(6)は前記軸受
(5)に回転自在に枢支され、前記容器(3)を貫通す
る回転軸で、下部に前記電動機(2)のカツプリング
(図示せず)に係脱自在に係合するカツプリング(7)
を固着している。
(8)は前記回転軸(6)上部に固着される合成樹脂
製の撹拌体で、前記容器(3)底面に略平行に近接する
円板(9)と、この円板(9)の回転中心から上方に突
設した表示杆(10)とから構成されている。前記表示杆
(10)は、容器(3)内に入れられた生クリーム、牛
乳、卵黄、砂糖等からなる所定量の材料が60%〜100%
のオーバーラン(初期体積の1.6倍〜2.0倍に泡ったアイ
スクリーム生地として最適の状態)に泡立った際、材料
によって覆われる高さに形成されている。
第2図は概略回路図を示し、商用電源(11)は直流安
定化電源回路(12)と電流制御回路(13)に接続され、
電流調整回路(13)は電動機(2)に接続されて商用電
源(11)からの電動機(2)への電流を制御するような
している。前記直流安定化電源回路(12)はタイマー回
路(14)と回転数調整回路(15)が接続され、タイマー
回路(14)及び回転数調整回路(15)に直流安定化電流
を供給する。前記タイマー回路(14)は給電されてから
所定時間後(本実施例では20秒〜30秒後)に信号を出力
し、回転数調整回路(15)はタイマー回路(14)からの
信号を入力して電流制御回路(13)に信号を出力するよ
うになされている。前記電流制御回路(13)は回転数調
整回路(15)からの信号が入力される迄は電動機(2)
への供給電流を低下せしめて電動機(2)を低速回転し
(本実施例では6000rpm〜7000rpm)、回転数調整回路
(15)からの信号が入力された後は供給電流を増大させ
て第3図に示す如く電動機(2)を高速回転(本実施例
では12000rpm〜15000rpm)するようになっている。前記
電流制御回路(13)、タイマー回路(14)、回転数調整
回路(15)にて制御手段を構成する。
次に動作を説明すると、容器(3)内に生クリーム、
牛乳、卵黄、砂糖等からなる所定量の材料を入れ、商用
電源(11)を供給すると、電動機(2)は6000rpm〜700
0rpm程度の低速で回転する。運転初期は材料の粘度が低
いが、撹拌体(8)の回転が低いため、円板(9)の回
転による材料の飛び散りが小さく、材料は第1図に示す
如く円板(9)に充分接触した状態で対流する。従っ
て、材料の撹拌効率が向上し、材料の粘度が急速に増加
すると共に空気が材料中に混入する。
泡立てが進行すると、材料の粘度が増加し、撹拌効率
が低下してくるが、電源が供給されてから所定時間経過
すると制御手段により電動機(2)が12000rpm〜15000r
pm程度の高速で回転する。この状態では材料の粘度が増
加しているため、撹拌体(8)を高速で回転しても材料
が激しく飛び散ることはなく、円板(9)に充分接触し
た状態で効率良く撹拌される。
更に泡立てが進行すると、材料の粘度が増加し、撹拌
体(8)を高速で回転しているにもかかわらず円板
(9)の回転力による材料の対流が著しく低下し、表示
杆(10)の上端が材料によって覆われる。この時が所謂
60%〜100%のオーバーランの状態で、材料が初期体積
の1.6倍〜2.0倍に泡立ったアイスクリーム生地として最
適とされている状態である。
尚、本実施例では、電動機(2)の回転数、即ち撹拌
体(8)の回転数を第3図に示す如く低速回転から一挙
に高速回転に変化させたが、第4図(a)に示す如く、
段階的に変化させてもよく、また、第4図(b)、
(c)、(d)に示す如く、漸次変化させてもよい。
(ト) 発明の効果 以上の如く本発明に依れば、材料の粘度の低い初期状
態における撹拌体の撹拌力を低下して運転初期の撹拌効
率を向上でき、材料の粘度の増加に伴なって撹拌体の撹
拌力を増大して最適な泡立て状態のアイスクリーム生地
を短時間に生成することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部断面図、第2図は概略
回路図、第3図は運転時間と回転数の関係を示す図、第
4図は夫々他の実施例の運転時間と回転数の関係を示す
図である。 (1)……基台、(2)……電動機、(3)……容器、
(8)……撹拌体、(9)……円板、(13)……電流制
御回路、(14)……タイマー回路、(15)……回転数調
整回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機を内蔵する基台と、該基台上に載置
    される容器と、該容器内に収納されて前記電動機により
    駆動され、容器底面に近接して回転する円板を有する撹
    拌体とを備え、前記撹拌体を低速回転の後高速回転せし
    める制御手段を設けてなる泡立装置。
JP62263012A 1987-10-19 1987-10-19 泡立装置 Expired - Lifetime JP2572999B2 (ja)

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JPH01107720A JPH01107720A (ja) 1989-04-25
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JPS6376236U (ja) * 1986-11-05 1988-05-20

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JPH01107720A (ja) 1989-04-25

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