JPH02182153A - アイスクリーム生地生成機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、生クリーム、卵黄等からなる材料を泡立てて
アイスクリーム生地を生成する装置に関する。

（ｌ］）従来の技術 アイスクリーム生地は、生クリーム、卵黄等からなる材
料を泡立てて生成するのであるが、材料を完全に泡立て
るのではなく、所謂１６〜７６〜７分立（冷凍中に気泡
が上昇しない程度の粘度）に泡立てるのが最適であるが
、この状態が容易に判断てきないものであった。

そこで、材料が「６〜７分立て」に泡だった際材料によ
って覆われる高さに形成した表示杆を撹拌体に設けたア
イスクリーム生地生成機が特開昭６３−１７４６２８号
公報（Ａ４７Ｊ４３１０４）にて提案された。

しかしながら、表示杆は撹拌体に合成樹脂により一体成
形されているため、表示杆ｌ直径寸法が円盤状部の厚さ
寸法より肉厚になる。従って撹拌体の成形時特に表示杆
の根本部分の冷却が遅れ、表示杆の根本部分の樹脂のみ
が固まらず、表示杆が不安定となり、表示杆が傾く虞れ
がある。そして、表示杆が傾くと撹拌体が芯振れを生じ
、振動、騒音が発生ずると共に、材料が「６〜７分立て
」に泡立ったにもかかわらず表示杆が覆われなかったり
、逆に材料が「６〜７分立て」に泡立っていないのに表
示杆が覆われたりする欠点がある。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、材料の泡立て
状態の確認の信頼性を向上し得るアイスクリーム生地生
成機を提供することを課題とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明のアイスクリーム生地生成機は、回転軸が撹拌体
を貫通し、この回転軸を容器内の所定量の材料が所望の
泡立て状態に泡立った際上端が材料によって覆われる高
さに形成する。

（ホ）作　用 材料中に空気が供給されて材料が泡立つ、泡立った材料
によっ゛ζ回転軸上端が覆われると、アイスクリ−１、
生地として最適な状態に泡立ったことになる。

材料の泡立て状態を確認する表示部材として回転軸を兼
用しているので、表示部材を撹拌体と一体成形していた
従来に問題となった表示部材の傾される。

（へ）実施例 本発明の一実施例を第１図に基づき以下に詳述する。

（１）は電動機（２）を内蔵する本体で、前記電動機（
２）の駆動軸（３）を上面に突出し、駆動軸（３）上端
にはカップリング（４）を固着している。

（５）は前記本体（１）上に着脱自在に載置される合成
樹脂製の容器で、底面中央部に軸受（６）を介して回転
軸（７）を回転自在に貫通支持しており、前記回転軸（
７）下端には前記カップリング（４）に係脱自在に係合
するカップリング（８）を固着している。

前記回転軸（ア）上端には上方になるに従い漸次径小と
なる円錐状部（９）が形成され、該円錐状部より少許下
方位置にローレット（１０）を形成して後述する撹拌体
（１１）を回止めしている。また、前記回転軸（ア）は
、容器（５）内に入れられた生クリーム、牛乳、卵黄、
砂糖等からなる所定量の材料が［６〜７分立てＪの状態
に泡立った際、材料によって覆われる高さに形成されて
いる。。

（１１）は前記回転軸（７）上部にインサート成形され
る合成樹脂製の撹拌体で、容器（５）内底面に略平行に
近接する円盤状部（１２）と前記回転軸（７）の円錐状
部（９）の斜面に連続する案内部（１３）とを有してい
る。

（１４）は前記容器（５）の上面開口部を施蓋する蓋体
である。

次に動作を説明する。本体（１）上に容器（５）を載置
して回転軸（７）下部のカップリング（８）を電動機（
２）の駆動軸（３）上端のカップリング（４）に連結す
る。容器（５）内に生クリーム、牛乳、卵黄、砂糖等か
らなる所定量の材料を入れ、電動機（２）を駆動して撹
拌体（１１）を１０．００Ｏｒ、ｐ、ｍ　〜２０．００
Ｏｒ、ｐ、ｍ程度の高速で回転する。材料は撹拌体（１
１）の円盤状部（１２）の回転により対流し、材料に空
気が連続的に供給されて泡立てを行なう。

運転初期は、材料の粘度が低いため、第１図（イ）にて
示す如く、材料は円盤状部（１２）の回転力によって外
周へ飛ばされ、回転軸（７）の円錐状部（９）及び撹拌
体（１１１の案内部（１３）は露出した状態となる。

泡立てが進行すると、材料の粘度が増加し、円盤状部（
１２）の回転による対流が徐々に抑えられ、第１図（ロ
）に示す如く案内部（１３）及び円錐状部（９）が覆わ
れ始める。

著しく低下し、第１図（ハ）に示す如く、回転軸（７）
の円錐状部（９）上端が材料の中央部によって覆われる
。この時が所謂「６〜７分立て」の状態で、アイスクリ
ーム生地として最適とされている状である。尚、この状
態を体積で示すと、初期体積の１．６倍〜２．０倍に泡
立った状態である。

本実施例は、回転軸（７）の円錐状部（９）が撹拌体（
１１）を貫通し、容器（５）内の所定量の材料が「６〜
７分立て」に泡立った際材料によって円錐状部（９）ｆ
端か覆われる高さに形成しているので、材料が「６〜７
分立て」に泡立ったことを容易に確認できる。

また、材料の泡立て状態を確認する表示部材として回転
軸（７）の円錐状部（９）を用いたので、従来問題とし
た表示杆の傾きがなくなり、撹拌体（１１）の芯振れに
よる振動、騒音を抑制できると共に、泡立て状態の確認
に対する信頼性が向上する。

尚、前述の実施例は撹拌体（１１）の円盤状部（１２）
向上できる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は本発明の
他の実施例の要部断面図である。 （２）・・・電動機、（５）・・・容器、（７）・・回
転軸、（１１）・・・撹拌体、（１２）・・・円盤状部
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器底面を貫通して駆動源により回転駆動される
   回転軸に、前記容器内底面に近接して回転する円盤状部
   を有する撹拌体を装着したアイスクリーム生地生成機に
   おいて、前記回転軸は撹拌体を貫通すると共に、回転軸
   上端は容器内の所定量の材料が所望の泡立て状態に泡立
   った際に材料によつて覆われる高さに形成したことを特
   徴とするアイスクリーム生地生成機。