JP2956939B2 - 電子楽器のadsrデータ出力制御システム - Google Patents
電子楽器のadsrデータ出力制御システムInfo
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
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Description
se)データ出力制御システムに関するもので、特にアタ
ックデータの出力時間に鍵盤キーがOFFされた時ADSRデ
ータの出力を制御するシステムに関するものである。
ようにするADSRデータをメモリに貯蔵しており、これは
電子楽器の鍵盤キーのON・OFFの状態によって制御され
て出力される。
力するための従来の回路は第1図に図示されているよう
に入力される所定のクロックパルスをカウンティングし
てアドレスデータを出力するカウンター100と、上記の
カウンター100から出力されるアドレスデータを受けてA
DSRデータを出力するメモリ200と、所定のクロックパル
スCKと上記のカウンタへ100のアドレスデータと鍵盤押
し信号Qを受ける入力端子を持つもので、上記の鍵盤押
し信号Qの入力によって上記のカウンター100にリセッ
ト信号を出力した後所定のクロックパルスCKを上記のカ
ウンター100に入力させ、上記のカウンター100が所定の
クロックパルスをカウンティングした時上記のカウンタ
ー100に対する所定のクロックパルスの供給を中止する
一方、所定の第1制御信号を出力して上記の鍵盤押し信
号Qが遮断されると上記のカウンター100に所定のクロ
ックパルスCKを入力させるクロック制御器300と、上記
のクロック制御器300の所定の第1制御信号によってイ
ネイブルされて上記のメモリ200の出力データをラッチ
して出力するラッチ400で構成される。
データの状態図で、アドレス0HH〜7FHまでのデータはア
タックデータであり、7FH〜FFHまでのデータはレリーズ
データであり、 第2B図は鍵盤を長時間の間押している時メモリ200内
のデータがアクセスされて出力されるADSRのデータで鍵
盤押し信号Qが継続的にハイ状態である時7FHのアドレ
スデータ波形を維持する波形図であり、 第2C図はアタック時間内に鍵盤をOFFした時のADSRの
出力波形図である。
のレベルであり、横軸は時間に関係されたアドレスであ
る。
り、13はレリーズアドレス領域である。12はサステイン
領域であり、20と22とはレリーズデータ曲線であって、
上記の20はアタックデータが出力する間に鍵盤押し信号
Qが“ロウ”とされた時、出力されなければならない出
力曲線である。
明する。
0に入力されている状態から鍵盤押し信号Qが“ハイ”
レベルで入力されると、上記のクロック制御器300はカ
ウンター100にリセット信号Rを出力してカウンター100
をリセットさせたのち所定のクロックパルスCKを及び所
定の第1制御信号を出力する。
のクロックパルスCKをカウンティングしてメモリ200及
びクロック制御器300に入力させる。これによって上記
のメモリ200は上記のカウンター100の出力であるアドレ
スデータが指定する領域のデータをアクセスしてエンベ
ロープデータをラッチ400に出力する。
グして出力する場合には、上記のメモリ200は第2A図の
ようなエンベロープデータの00Hから入力されるアドレ
スによりデータをアクセスして出力する。
スデータを出力したとすれば、上記のメモリ200は第2A
図の11に該当するアドレス領域のエンベロープデータを
ラッチ400に出力する。上記のラッチ400は上記のクロッ
ク制御器300の所定の第1制御信号によって動作されて
上記したエンベロープデータをバッファリングして出力
ライン500に出力される。
即ち、メモリ200のアドレスデータを入力するクロック
制御器300は上記のカウンティングデータがフルアドレ
スFFHの中間7FHであれば所定のクロックパルスCKの出力
を遮断してメモリ200のデータアクセスを中止させる。
力データが出力されることにより第2B図の12のようなサ
ステインのデータを出力する。
鍵盤押し信号Qが“ロウ”となるとクロック制御器300
は所定のクロックパルスCKだけを上記のカウンター100
に出力させて上記のカウンター100がカウンティングさ
れるようにする。
グ出力データから80H,81H…のようにシーケンシャルに
カウンティング動作してメモリ200のアドレスデータ信
号を入力させ、クロック制御器300にも信号を入力させ
る。
るメモリ200は第2A図の13のようなアドレス領域である8
0FH〜FFHのレリーズ波形のデータを第2B図のサステイン
領域12の直後に出力を開始する。
を出力することによって上記のメモリ200内にあるレリ
ーズ波形データ(第2A図の13)が出力されると前述した
ラッチ400から出力されるADSR波形のデータは第2B図の
ようになる。
リ200のアドレスを入力するクロック制御器300は入力ア
ドレスがメモリ200のフルアドレスFFHの信号となるとカ
ウンター100をリセットし、所定のクロックパルスCKの
出力を遮断してADSRのデータ出力を中止させる。しか
し、上記のように動作される従来の回路は第2C図のよう
に鍵盤押し信号Qがアクティブ“ハイ”となって前述し
た動作によって上記のカウンター100がフルアドレスFFH
の中間アドレス7FHまでカウントする間に上記の鍵盤押
し信号Qが“ロウ”で遷移されると上記のカウンター10
0はスタートアドレス00HからフルアドレスFFHまで継続
的に入力クロックパルスCKをカウンティングして出力す
ることにより第2C図の20のように出力されなければなら
ないADSRの波形が第2C図の22のように出力されていた。
し状態により正確に出力されないことにより電子楽器の
特性低下を招来する問題点があった。
ベロープデータレベルにより音色のADSRが決定される電
子楽器において、鍵盤押し状態により上記のメモリに貯
蔵されているエンベロープデータの出力を制御して正確
なADSRを出力する電子楽器のADSRのデータ出力制御シス
テムを提供することにある。
力端QIと本発明の電子楽器のADSRデータ制御システムの
起動時に外部回路からシステムを初期化するために供給
されるスタート信号の入力端Stとアドレスデータの入力
端AD,比較データの入力端及び制御信号の出力端02〜05
を持っており、上記の各入力端子の入力によってシステ
ムの動作を制御する制御部1と、上記の制御部1のクロ
ック選択制御データCSCDの入力により特許請求の範囲の
第1のクロックに相当するノーマルクロックパルスCKn
又は特許請求の範囲の第2のクロックに相当するハイク
ロックパルスCKhを選択して出力するクロック制御器2
と、上記のクロック制御器2の出力クロックパルスをカ
ウンティングして所定ビットのデータを上記の制御部1
のアドレスデータに入力させると同時にメモリアクセス
アドレスデータに出力するカウンター3と、所定領域に
エンベロープデータを貯蔵しており、これを上記のカウ
ンター3のカウンティングアドレスデータの指定によっ
てアクセス出力するメモリ4と、上記の制御部1の制御
によってイネイブルされて上記のメモリ4の出力データ
をバッファリングするバッファ5と、上記の制御部1の
制御によって上記のバッファ5の出力データをラッチし
てバッファリング出力するラッチ6と、上記の制御部1
の制御によって上記のメモリ4の出力データと上記のラ
ッチ6の出力データを比較してその比較結果を上記の制
御部1に入力させる比較器7で構成される。
盤押し信号Qが“ON"の時ノーマルクロックパルスCKnを
入力して上記のノーマルクロックパルスCKnをカウンテ
ィングし、鍵盤押し信号Qが“OFF"であるかを検索する
第1段階と、上記の第1段階において鍵盤押し信号Qが
継続的に“ON"の状態である時エンベロープデータのア
タック波形の終わりまでカウンティングしてノーマルク
ロックパルスCKnの入力を遮断し、鍵盤押し信号Qが“O
FF"であるかを検索する第2段階と、上記の第2段階に
おいて鍵盤押し信号Qが“OFF"である時ノーマルクロッ
クパルスCKnの入力をカウントしてエンベロープデータ
のレリーズ波形のデータを出力するためのアドレスを提
供して鍵盤押し信号Qが“ON"の状態であるかを検索す
る第3段階と、第3段階の検索結果が鍵盤押し信号Qが
“ON"の状態である時アドレス提供のためのカウンター
をリセットして上記の第1段階を遂行する第4段階と、
上記の第3段階の鍵盤押し信号Qの検索の結果がOFFで
ある時アドレス提供のためのカウンターのデータがフル
アドレスまでカウントされたかを検索してカウント完了
時にクロックパルスの入力を遮断し、カウンターをリセ
ットさせ、カウント未完了時に上記の第3段階のアドレ
ス提供のためのカウント動作を継続的に遂行する第5段
階と、上記した第2段階の鍵盤押し信号Qの検索の結果
がOFFである時ノーマルクロックパルスの入力を遮断
し、メモリの出力バッファをディスエーブルしてハイク
ロックパルスを入力し、アドレス提供のためのカウンテ
ィングをする第6段階と、上記の第6段階のカウンティ
ング動作をエンベロープデータのハーフアドレスまでカ
ウンティングし、上記のエンベロープデータのハーフア
ドレス領域のデータと最終の出力データを維持するラッ
チの出力を入力する比較器をイネイブルさせる第7段階
と、上記の第7段階の比較器の出力がラッチデータが現
在出力されるエンベロープのデータより大きい時にハイ
クロックパルスを遮断し、バッファをイネイブルしてノ
ーマルクロックパルスを入力して前述した第3段階のア
ドレス提供のためのカウンティングを実行する第8段階
とからなる。
5図の5A図は第2A図のようなエンベロープ波形図であ
る。第1図の1B図は第5図5A図の部分拡大図である。
レベル、横軸は時間とアドレス領域である。
データ出力曲線であり、25はレリーズデータ出力曲線で
ある。14aと14bを包含した14はアタックアドレス領域で
あり、16a,16bを包含する16はレリーズアドレス領域で
ある。
を参照して説明するのにおいて上記のメモリ4内のアド
レス00H〜7FHまではアタック波形のデータが、アドレス
80H〜FFHまではレリーズ波形のデータが貯蔵されてある
と仮定する。今、電子楽器のADSRデータ制御システムが
起動され、外部回路から制御部1のスタート端子Stにス
タート信号が入力されると制御部1は出力端子02,03に
“ハイ”信号を出力してクロック制御器2,カウンター3,
ラッチ6,比較器7をリセットし(第4図の60)鍵盤押し
信号の入力端子QIのポートを参照する(第4図の61)。
の鍵盤キーの押し信号Qが“ハイ”状態で入力される
と、制御部1は出力端子01にクロックパルス選択制御デ
ータCSCDをクロック制御器2に入力してノーマルクロッ
クCKnを選択すると共に出力端子04を通じて所定の制御
信号を出力してバッファ5とラッチ6をイネイブルさせ
る。
ックパルスCKnを入力し(第4図の62)出力端子COを通
じてカウンター3のクロック端CKに入力させることによ
り上記のカウンター3は入力されるノーマルクロックパ
ルスCKnをカウンティング(第4図の63)を開始する。
ンティングをして00Hから増加されるカウンティングデ
ータをメモリ4に入力する一方バス9を通じて制御部1
のアドレスデータの入力端ADに入力させる。
ハーフアドレスまではアタック波形のデータを内蔵して
いるメモリ4は第5図の5A図の00Hアドレスからエンベ
ロープデータであるアタック波形のデータ23を入力され
るアドレスによりアクセスしてイネイブルされたバッフ
ァ5に出力する。
タを入力する制御部1は入力端QIに入力される鍵盤押し
信号Qがロウであるかを判断(第4図の64)して“ロ
ウ”でないと、端子ADに入力されるカウンターデータが
7FHであるかを判断(第4図の65)して7FHになっていな
ければ、バス8に前述したクロックパルス選択制御デー
タCSCDを出力してカウンティング動作が継続されるよう
にする。
されたエンベロープのアタック波形データがアクセスさ
れてバッファ5を通じてラッチ6に入力され、ラッチ6
はラッチイネイブルLE端子とアウトイネイブル信号OEに
よってこれをラッチして出力する。
力が7FHまでカウンティングされると、カウンター3の
出力によって制御部1は出力端子01にノーマルクロック
パルスCKnの遮断のためのクロックパルス選択制御デー
タCSCDをクロック制御器2に出力する。
ックパルスCKnの入力を遮断して(第4図の66)カウン
ター3のカウンティング動作を中止させることによりメ
モリ4には増加されるアドレスが入力されず、制御部1
は鍵盤押し信号Qが“ロウ”で入力されるかを判断する
(第4図の67)。
されると、カウンター3の動作はその状態で停止され、
ラッチ6の出力は最終のアドレス7FHのデータをラッチ
する。
インになるものである。上記のような状態で入力端子QI
に入力される鍵盤押し信号Qが“ロウ”で入力されると
制御部1は出力端子01に前述したようなクロックパルス
選択制御データCSCDを出力してノーマルクロックパルス
CKnが選択されるようにする。
ーマルクロックパルスCKnを入力(第4図の68)してこ
れに因ってカウンター3は7FHのカウンティング状態で
インクリメンティング(Incrementing)カウンティング
を開始する(第4図の69)。
よってメモリ4は第5図の1A図の16のように入力される
アドレスデータに対するレリーズデータをアクセスして
イネイブルされたバッファ5及びラッチ6を通じて出力
する。
子QIの入力を検索(第4図の70)し、鍵盤押し信号Qが
“ハイ”であれば出力端子03にリセット信号を出力して
カウンター3をリセットした後クロック制御器2の出力
を00Hからカウントして前述した動作を反復遂行する。
いる状態であれば、制御部1はアドレスデータの入力端
ADに入力されるカウンター3の出力がFFであるフルアド
レスまでカウントされたデータであるかを判断する(第
4図の72)。
ンティングデータがFFHでなければカウンティングデー
タがFFHであるエンベロープデータのフルアドレスされ
るまでクロック制御器2を制御して上記のカウンター3
を継続的に動作されるようにする。
グされると上記の制御部1は端子01にノーマルクロック
パルスCKnの入力遮断のためのクロックパルス選択制御
データCSCDを出力し、出力端子03にリセット信号を出力
するとクロック制御器2がノーマルクロックパルスCKn
の入力を遮断(第4図の73)し、カウンター3はリセッ
トされる(第4図の74)。
力される。
態で入力されて制御部1がクロック制御器2を制御して
ノーマルクロックパルスCKnがカウンター3に入力カウ
ンティングされてメモリ4のアドレス領域14aのアドレ
ス30Hのアタックデータが第5図の5A図の24領域のデー
タ7EHまで出力される状態で、鍵盤押し信号Qが“ロ
ウ”に遷移されると上記の制御部1は出力端子01にノー
マルクロックパルスCKnを遮断のためのクロックパルス
選択制御データCSCDを出力し、出力端子04に“ロウ”の
信号をする。
ルスCKnの入力を遮断(第4図の75)し、バッファ5及
びラッチ6は制御部1の制御によってディスエーブルさ
れる(第4図の76)。
バッファ5及びラッチ6をディスエーブルさせた制御部
1は出力端子01にハイクロックパルスCKhを選択するた
めのクロックパルス選択制御データCSCDを出力してクロ
ック制御器2にハイクロックパルスCKhが入力されるよ
うにする(第4図の77)。
力端子COから出力されるハイクロックパルスCKhをカウ
ンティングして第5図の5A図の14bのアドレスデータを
高速に出力し(第4図の78)、クロックパルス選択制御
データCSCDを出力した制御部1は上記のカウンター3の
出力カウンターデータがエンベロープデータのハーフア
ドレス7FHまでカウンティングされたかを入力端子ADに
入力される信号で判断する(第4図の79)。この段階79
は、メモリ4に貯蔵されたADSRデータのハーフアドレス
まで指定されたかを検出する過程である。すなわち、第
4図の段階64及び段階75〜79は、鍵盤のONに応答してノ
ーマルクロックCKnでメモリ4に貯蔵された第5図(5
A)の波形中、アタックの信号を出力する状態で鍵盤がO
FFされると、直ちにハイクロックCKhでメモリ4のアド
レスを高速に走行してレリーズの波形を出力する。この
とき、ノーマルクロックCKnからハイクロックCKhに遷移
する場合、制御部1はメモリ4の出力を伝送するバッフ
ァ5をディスエイブルしてメモリ4の出力を遮断する。
したがって、メモリ4のアドレスを指定するカウンター
3の出力を鍵盤のOFFに応答して高速に増加する(ハイ
クロックCKhによる)し、このようの状態は、カウンタ
ー3から出力されるメモリ4のアドレスが“7F"の値に
なるまで持続される(ここで、“7F"はメモリのハーフ
アドレスを意味し、ハーフアドレス以後のデータがレリ
ーズデータである)。要するに、この段階79は、アタッ
クデータが出力される状態で鍵盤がOFFとされると直ち
にアドレスの増加周期をノーマルクロックCKnからハイ
クロックCKhに変換して高速にアドレスを増加させ、カ
ウンター3の出力がハーフアドレスを超過したときレリ
ーズ波形を出力するためである。
アドレスFFHの半分であるハーフアドレス7FHまでカウン
ティングされた信号でない場合には制御部1は前述した
カウンティング動作が継続されることができるようにク
ロック制御器2を継続して制御し、ハーフアドレス7FH
までカウントされたら出力端子05に所定の制御信号を出
力して比較器7をイネイブルさせる(第4図の80)。こ
の段階80は、メモリ4のアドレスをレリーズデータが位
置したアドレス“7F"まで増加させた後、メモリ4から
出力されるデータとラッチ6とで維持されて出力される
データの値を比較するための動作である。すなわち、メ
モリ4のアドレスが“7F"まで増加すると、制御部1は
比較器7をイネーブルさせて比較可能な状態になるよう
にする。
F"以上のアドレスに貯蔵されたメモリ4のデータ及びラ
ッチ6でラッチされたデータの値(LATCH)を比較し
(段階81)、この比較結果を制御部1に入力させる。こ
の比較結果が、ラッチ6の出力データが現在のエンベロ
ープ(メモリ4から出力されるデータ)の値より大きい
と、制御部1はレリーズデータと判断し、段階82以降の
処理を遂行する。もちろん、カウンター3はハイクロッ
クCKhをカウンティングする状態である。
器7は入力端子DI1に入力されるラッチ6の最終の出力
データ(30Hのアドレス領域のデータ)と現在のメモリ
4から出力されるデータ(カウンター3のハイクロック
パルスCKhのカウンティングによってメモリ4から出力
される7FHアドレス領域のデータ)を比較開始してその
結果を出力端子OUTを通じて制御部1の比較信号の入力
端CDに出力する。又、比較器7をイネイブルさせて制御
部1は比較信号の入力端CDに入力される比較信号が“ラ
ッチ6のデータ≧メモリ4の現在の出力データ”の信号
であるかを判断する(第4図の81)。
ベロープデータがラッチ6のラッチ出力のエンベロープ
データより大きいと、メモリ4から出力されるデータは
第5図の1A図のエンベロープデータ25の一部である27を
アクセス出力する状態である。
ロープデータ26を出力すると、即ち、カウンター3がク
ロック制御器2のハイクロックパルスCKhをカウンティ
ングして91Hのアドレスの信号を出力して上記のメモリ
4が第5図の1A図のエンベロープデータ26を出力する
と、比較器7は第5図の5A図のエンベロープデータ24の
状態を維持して出力するラッチ6の出力と上記のメモリ
4の出力データの比較結果を“ハイ”の信号で制御部1
に入力させる。
制御部1はラッチ6の出力データが現在のメモリ4の出
力データより大きいであると判断し、出力端01にハイク
ロックパルスCKhの遮断のためのクロックパルス選択制
御データCSCDを出力して出力端子04に所定の制御信号
“ハイ”を出力する。
御によってハイクロックパルスCKhの入力を遮断して出
力を停止し(第4図の82)、バッファ5とラッチ6はイ
ネイブルされる(第4図の83)。
1はクロック制御器2にノーマルクロックパルスCKnの
クロックパルス選択制御データCSCDを出力する(第4図
の84)。
クパルスCKnをカウンター3に入力させ、上記のカウン
ター3は以前のカウンティング状態91Hからカウンティ
ングを再開してメモリ4のアドレスを提供する。
されるアドレス信号によってエンベロープデータをアク
セスしてイネイブルされたバッファ5とラッチ6を通じ
て出力バスに出力する。
図の5A図に図示されたアドレス領域14aの23のようなア
タックのエンベロープデータが出力される状態24で鍵盤
押し信号Qが“OFF"されると、第5図の5A図に図示され
たアドレス領域16bのレリーズのエンベロープデータ25
の同一レベルのデータ26から出力されてより正確なADSR
データが出力される。
になるが、アタックエンベロープデータ出力のアドレス
領域30Hとレリーズエンベロープデータ出力のアドレス
領域91Hの間には15のようなギャップが存在するが、こ
れはハイクロックパルスCKnの周波数により可変される
ことができ、極めて短い時間であるから無視することが
できる。また、本実施例によれば、ADSRデータ発生中、
すなわち、鍵盤が押圧され、エンベロープデータが立ち
上がってからメモリ4のハーフアドレスであるアタック
(ATTACK)という地点に到達する前に使用者が鍵盤をオ
フした場合でも、制御部1によりクロック制御器2が制
御され、高速クロックである第2クロックが選択され、
メモリ4が高速にアクセスされるとともに、制御部1に
よりバッファ5、ラッチ6の動作が制御され、エンベロ
ープデータの流れる速度が制御され、第5図5Bに示すよ
うなエンベロープ波形とされ、自然なADSRデータを得る
ことができる。
が出力される状態で鍵盤押し信号がOFFされた場合現在
出力されているアタックエンベロープデータを所定の状
態にホールディングし、現在のアタックエンベロープデ
ータのレベルとメモリのエンベロープデータの出力レベ
ルが同じくなるまでアタック及びレリースのデータを無
効状態のデータで急速に出力させ、データのレベルが同
一である時の正常のレリーズ動作を遂行するので鍵盤押
し信号がOFFされると即時にレリーズデータを出力する
ことができてより正確なADSRのデータを出力することが
できるので電子楽器の再生効率を向上させることができ
る利点がある。
ー、4……メモリ、5……バッファ、6……ラッチ、7
……比較器。
Claims (1)
- 【請求項1】楽器音色のADSRエンベロープデータを所定
アドレス領域に持つメモリを具備した電子楽器のADSRデ
ータ出力制御システムにおいて、 所定周波数の第1クロックと上記第1クロックより高い
周波数を持つ第2クロックとが供給され、上記第1、第
2クロックを選択的に出力、又は、遮断するクロック制
御器と、 上記クロック制御器の出力クロックをカウンティングし
て上記メモリのエンベロープデータのアクセスアドレス
データを提供するカウンターと、 上記メモリの出力エンベロープデータをバッファリング
するバッファと、 上記バッファによりバッファリングされた上記出力エン
ベロープデータをホールディングするラッチと、 上記ラッチよりホールディングされたエンベロープデー
タと上記メモリから読み出されるエンベロープデータと
の大小関係を比較し、その比較結果を出力する比較器
と、 鍵盤押し信号がオンの時、上記第1のクロックが上記カ
ウンターに供給されるように上記クロック制御器を制御
するとともに、上記鍵盤押し信号がオフになる時点を検
索する第1段階と、 上記第1段階において上記カウンターのカウント値が上
記メモリに格納された上記エンベロープデータのアタッ
ク波形の終わりのアドレスに達するまで上記鍵盤押し信
号がオンの時に、上記エンベロープデータのアタック波
形の終わりのアドレスで上記第1のクロックの入力を遮
断するとともに、上記鍵盤押し信号がオフになる時点を
検索する第2段階と、 上記第2段階において上記鍵盤押し信号がオフとなった
とき、上記第1クロックが上記カウンターに供給される
ように上記クロック制御器を制御し、上記メモリに上記
エンベロープデータのレリーズ波形のデータを出力する
アドレスを供給するとともに、上記鍵盤押し信号がオン
になる時点を検索する第3段階と、 上記第3段階において上記鍵盤押し信号がオンになった
とき、上記カウンターをリセットして上記第1段階に戻
る第4段階と、 上記第3段階において上記鍵盤押し信号がオフの状態が
上記カウンターのカウント値がフルアドレスまで継続し
た時には、フルアドレスとなったときに、上記第1のク
ロックの上記カウンターへの供給を遮断されるように上
記クロック制御器を制御し、上記カウンターをリセット
させる第5段階と、 上記第1段階において上記鍵盤押し信号の検索結果がオ
フである時には上記第1のクロックを遮断し、上記バッ
ファをディスイネーブルするとともに、上記第2のクロ
ックが上記カウンターに供給されるように上記クロック
制御器を制御する第6段階と、 上記第6段階において、上記カウンターのカウント値が
上記メモリに格納された上記エンベロープデータのハー
フアドレスになったときに、上記比較器をイネーブルす
る第7段階と、 上記第7段階において、上記比較器の比較結果が上記ラ
ッチに保持されたデータが現在出力されるエンベロープ
のデータより大きい時には、上記第2のクロックの上記
カウンターへの供給が遮断されるように上記クロック制
御器を制御するとともに、上記バッファをイネーブルし
て、上記第3段階に戻る第8段階とを実行する制御手段
とを有することを特徴とする電子楽器のADSRデータ出力
制御システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1988-5801 | 1988-05-18 | ||
KR1019880005801A KR920000764B1 (ko) | 1988-05-18 | 1988-05-18 | 전자악기의 adsr데이터 출력 제어시스템 |
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