JP2956481B2 - 車両の衝突ハザード点灯装置 - Google Patents

車両の衝突ハザード点灯装置

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JP2956481B2 JP16739794A JP16739794A JP2956481B2 JP 2956481 B2 JP2956481 B2 JP 2956481B2 JP 16739794 A JP16739794 A JP 16739794A JP 16739794 A JP16739794 A JP 16739794A JP 2956481 B2 JP2956481 B2 JP 2956481B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の衝突時に左右のフ
ラッシャランプを自動点灯せしめて、後続車の追突等を
防止する衝突ハザード点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハザード点灯装置は、緊急時や停
車時に運転席のハザードスイッチを投入して車両左右の
フラッシャランプを同時点灯せしめるもので、その一例
を図に示す。図において、ハザードスイッチ2は連動
する一つの選択接点11と二つの常開接点12,13を
有しており、ハザードスイッチ2の投入時には上記選択
接点11によりイグニションスイッチ81を迂回し、バ
ッテリ82より直接フラッシャリレー2に作動電源が供
給される。同時に常開接点12,13が閉じて左右のフ
ラッシャランプ3A,3Bが上記フラッシャリレー2に
接続され、これらフラッシャランプ3A,3Bが間欠点
灯せしめられる。なお、図中83はターンシグナルスイ
ッチであり、ハザードスイッチ1が非投入で、イグニシ
ョンスイッチ81が投入されている通常運転中に選択投
入することにより、左右のフラッシャランプ3A,3B
の一方が間欠点灯せしめられる。
【0003】ところで近年、衝突センサを設けて車両衝
突を検出し、自動的に左右のフラッシャランプを点灯せ
しめて、追突等による二次的な事故を防止する衝突ハザ
ード点灯装置が提案されている(例えば特開平4−20
1748号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の衝突ハザード点灯装置は専用回路により構成されてい
るため、既存のハザード点灯装置で使用されていたフラ
ッシャリレーやハザードスイッチを利用して最小限の部
品追加で簡易に実現することができないという問題点が
ある。
【0005】本発明はかかる課題を解決するもので、既
存のフラッシャリレーやハザードスイッチを利用して最
小限の部品追加により簡易にオプション設置することが
可能な衝突ハザード点灯装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成では、
ラッシャリレー2と左右のフラッシャランプ3A,3B
の間を断続する常開接点12と、バッテリ82とフラッ
シャリレー2の間をイグニションスイッチ81を介して
接続する経路と直接に接続する経路のいずれかにより選
択的に接続する選択接点11とを有し、投入時に、上記
フラッシャランプ3A,3Bを上記フラッシャリレー2
に接続するとともに、イグニションスイッチ81を迂回
してフラッシャリレー2を直接バッテリ82に接続する
ハザードスイッチ1と、車両の衝突を検出する衝突セン
サ4と、該衝突センサ4の出力信号によりセットされる
とともに、上記ハザードスイッチ1の投入によりリセッ
トされる記憶回路と、セットされた上記記憶回路
出力信号により作動して、上記左右のフラッシャランプ
3A,3Bを上記ハザードスイッチ1の上記常開接点1
2を迂回して上記フラッシャリレー2に接続するスイッ
チ回路とを有している。請求項2の構成では、上記記
憶回路を、リレーの自己保持回路で構成する。請求項
3の構成では、上記記憶回路を、フリップフロップ
により構成する。
【0007】
【作用】請求項1の構成において、衝突センサにより衝
突が検出されると、記憶回路は上記衝突センサの出力信
号によりセットされる。そして、セットされた記憶回路
の出力信号によりスイッチ回路が作動して左右のフラッ
シャランプがフラッシャリレーに接続される。衝突時に
はイグニションスイッチが投入されてフラッシャリレー
に作動電源が供給されているから、上記各フラッシャラ
ンプが間欠的に点灯作動せしめられる。ハザードスイッ
チを投入すると上記記憶回路はリセットされ、スイッチ
回路が作動を解消して、該スイッチ回路を介したフラッ
シャリレーへのフラッシャランプの接続が断たれる。そ
の後、ハザードスイッチの投入を解消すると、左右のフ
ラッシャランプ3A,3Bは消灯する。かかる構成によ
れば、従来のフラッシャリレーとハザードスイッチを使
用して、これに記憶回路とスイッチ回路を追加するのみ
で、衝突ハザード点灯装置を実現することができる。
かも、衝突時にスイッチ回路が作動しなくともハザード
スイッチの投入により常開接点を閉じて上記各フラッシ
ャランプを間欠的に点灯作動せしめることができるから
二重に二次的な事故の防止を図ることができる。請求項
2の構成においては、リレーの自己保持回路により耐ノ
イズ性に優れた記憶回路が実現される。請求項3の構成
においては、フリップフロップ回路によりコンパクトな
記憶回路を実現できる。
【0008】
【実施例】図1において、バッテリ82から延びる給電
線は、イグニションスイッチ81よりハザードスイッチ
1の選択接点11を経て、あるいはイグニションスイッ
チ81を迂回して上記ハザードスイッチ1の選択接点1
1より直接フラッシャリレー2に至っている
【0009】左右のフラッシャランブ3A,3Bにはそ
れぞれダイオード31,32が直列接続され、これらダ
イオード31,32はハザードスイッチ1の一の常開接
点12を介してフラッシャリレー2に接続されている。
【0010】一対のNORゲート61,62により記憶
回路たるフリップフロップ回路6が構成されており、該
フリップフロップ回路6のセット端子に衝突センサ4が
接続されるとともに、リセット端子はハザードスイッチ
1の他の常開接点13を介してフラッシャリレー2に接
続されている。
【0011】フリップフロップ回路6のセット出力はス
イッチ回路7のトランジスタ71のベースに入力してい
る。トランジスタ71にはリレー72が接続されてお
り、リレー72の常開接点74がハザードスイッチ1の
常開接点12に並列に接続されている。また、リレー7
3の常閉接点75は衝突時の燃料供給を停止すべくフュ
ーエルポンプ等へ接続される。
【0012】なお、本実施例においては、従来例を示す
図2におけるターンシグナルスイッチの回路は省略して
ある。
【0013】上記構成の衝突ハザード点灯装置におい
て、通常のハザードスイッチ1の投入 時には、その選択
接点11を介してバッテリ82より直接フラッシャリレ
ー2に給電がなされ、同時に常開接点12が閉じて左右
のフラッシャランプ3A,3Bが同時に間欠点灯せしめ
られる。
【0014】かかる構成の装置において、衝突センサ4
により衝突が検出され衝突センサ4よりパルス的な衝突
検出信号が発せられると、フリップフロップ回路6がセ
ットされてその出力信号によりトランジスタ71が導通
し、導通状態が保持される。リレー72が通電励磁され
てその常開接点74が閉じ、フラッシャランプ3A,3
Bが間欠的に点灯せしめられる。 フラッシャランプ3
A,3Bを消灯せしめる場合には、ハザードスィッチ1
を投入すると、上記フリップフロップ回路6がリセット
されてその出力信号が解消される。この結果、トランジ
スタ71が非導通となって、リレー72の励磁が解消さ
れ、その常開接点74が開く。その後、ハザードスイッ
チ1の投入を解消すると、フラッシャランプ3A,3B
への給電が停止する。
【0015】なお、衝突時に断線等によりスイッチ回路
7が作動せず常開接点74が閉じない場合を考える。こ
の場合でもハザードスイッチ1を投入することにより常
開接点12を閉じることができるので、上記各フラッシ
ャランプ3A,3Bを間欠的に点灯作動せしめることが
できる。したがって二重に二次的な事故の防止を図るこ
とができる。
【0016】本実施例によれば、従来のフラッシャリレ
ーおよびハザードスイッチを改造することなくそのまま
利用することができるとともに、フリップフロップ回路
による記憶回路をオプション的に追加する簡単な構成に
より衝突ハザード点灯装置を実現できる。しかも、衝突
時にスイッチ回路が作動しなくともハザードスイッチの
投入により常開接点を閉じて上記各フラッシャランプを
間欠的に点灯作動せしめることができるから二重に二次
的な事故の防止を図ることができる。
【0017】また、記憶回路はフリップフロップ回路に
よりコンパクトに実現されるが、フ リップフロップ回路
ではなくリレーによる自己保持回路で構成することもで
きる。
【0018】
【発明の効果】 以上の如く、本発明の衝突ハザード点灯
装置によれば、既存のフラッシャリレーやハザードスイ
ッチを利用して、最小限の部品追加により簡易に車両に
オプション設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における装置の全体回路図であ
る。
【図2】従来装置の全体回路図である。
【符号の説明】
1 ハザードスイッチ11 選択接点 12 常開接点 2 フラッシャリレー 3A,3B フラッシャランプ 4 衝突センサ 6 フリップフロップ回路(記憶回路) 7 スイッチ回路81 イグニションスイッチ 82 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−85039(JP,A) 特開 平1−278878(JP,A) 実公 昭48−39308(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/52 B60R 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシャリレーと左右のフラッシャラ
    ンプの間を断続する常開接点と、バッテリとフラッシャ
    リレーの間をイグニションスイッチを介して接続する経
    路と直接に接続する経路のいずれかにより選択的に接続
    する選択接点とを有し、投入時に、フラッシャランプを
    上記フラッシャリレーに接続するとともに、イグニショ
    ンスイッチを迂回してフラッシャリレーを直接バッテリ
    に接続するハザードスイッチと、車両の衝突を検出する
    衝突センサと、該衝突センサの出力信号によりセットさ
    れるとともに、上記ハザードスイッチの投入によりリセ
    ットされる記憶回路と、セットされた上記記憶回路の出
    力信号により作動して、上記左右のフラッシャランプを
    上記ハザードスイッチの上記常開接点を迂回して上記フ
    ラッシャリレーに接続するスイッチ回路とを具備する車
    両の衝突ハザード点灯装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶回路を、リレーによる自己保持
    回路で構成した請求項1記載の車両の衝突ハザード点灯
    装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶回路を、フリップフロップ回路
    により構成した請求項1記載の車両の衝突ハザード点灯
    装置。
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