JP2956264B2 - スポイラ付きスクータ型車両 - Google Patents

スポイラ付きスクータ型車両

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JP2956264B2
JP2956264B2 JP11191091A JP11191091A JP2956264B2 JP 2956264 B2 JP2956264 B2 JP 2956264B2 JP 11191091 A JP11191091 A JP 11191091A JP 11191091 A JP11191091 A JP 11191091A JP 2956264 B2 JP2956264 B2 JP 2956264B2
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和典 篠原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】この発明はアンダボーンタイプの
車体フレームを採用したスポイラ付きスクータ型車両に
係り、特にスポイラ廻りの取付構造を改良したスクータ
型車両に関する。
【0003】
【従来の技術】この種のスクータ型車両はアンダーボー
ンタイプの車体フレームを採用しており、この車体フレ
ームの後端部にスポイラ取付ブラケットを取付け、この
スポイラ取付ブラケットにスポイラを装着し、このスポ
イラにてスクータ型車両後部側の美的外観を向上させた
ものがある。このスポイラ付きスクータ型車両の中には
スポイラにストップランプを取付けたものも存在する。
【0004】一方、スクータ型車両の運搬はトラック等
にスクータ型車両を固定させて行なわれるが、スクータ
型車両の固定にはリヤーキャリアかスタンドグリップ等
が利用され、このリヤーキャリアかスタンドグリップ等
にロープを巻き掛けてスクータ型車両をトラック等に緊
縛させ、固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スクータ型車両がスポ
イラ付きの場合には、スポイラをリヤキャリアに代えて
取付けるため、リヤキャリアが設けられない。このた
め、スポイラ付きスクータ車両ではスタンドグリップに
ロープを多重に巻き掛けて固定させているが、巻掛け箇
所が集中するため安定的に固定できなかったり、また、
スタンドグリップの無いスポイラ付きスクータ型車両で
はシートにロープを括りつけて固定しているが、スクー
タ型車両の固定作業が面倒で安定的な固定が困難であっ
た。
【0006】また、スポイラ付スクータ型車両にはリヤ
キャリアが設けられておらず、荷物の搭載に制約を受
け、荷物をスポイラ上に乗せることができなかった。
【0007】この発明は上述した事情を考慮してなされ
たもので、スポイラ付きスクータ型車両をトラック等に
安定的に固定させて運搬させることができる一方、スポ
ライ上への荷物の固定が可能なスポイラ付きスクータ型
車両を提供することを目的とする。
【0008】この発明の他の目的はスポイラ取付ブラケ
ットの一部を利用して荷掛フックを構成したので部品点
数が少なく、かつ荷掛けフックを強度的に強い位置に取
付けたスポイラ付きスクータ型車両を提供するにある。 〔発明の目的〕
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスポイラ
付きスクータ型車両は、上述した課題を解決するため
に、車体フレームの後端部にスポイラ取付ブラケットを
取付け、このスポイラ取付ブラケットにスポイラを装着
したスポイラ付きスクータ型車両において、前記スポイ
ラ取付ブラケットの一部を荷掛けフックとして構成し、
この荷掛けフックをスポイラ取付ブラケットの車体フレ
ーム取付け位置近くに位置させて外部に露出させたもの
である。
【0010】
【作用】このスポイラ付きスクータ型車両は、車体フレ
ームに取付けられるスポイラ取付ブラケットの一部を荷
掛けフックとして構成したので、荷掛けフックを設けて
も部品点数が増加せず、少なくて済み、また、上記荷掛
けフックを利用してスクータ型車両をトラック等にロー
プ等を用いて安定的かつ容易に固定させることができ、
また、スポイラ上に荷物を乗せた場合でも、荷掛けフッ
クを利用して固定させることができる。
【0011】また、荷掛けフックは車体フレームに取付
けられるスポイラ取付ブラケットの取付位置近くに位置
され、荷掛けフックを強度的に強い位置に設定させるこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係るスポイラ付きスクータ
型車両の一実施例について添付図面を参照して説明す
る。
【0013】図1はこの発明に係るスポイラ付きスクー
タ型車両を例示するものである。このスクータ型車両
は、アンダボーンタイプの車体フレーム1を有し、この
車体フレーム1はモノコック構造を採用している。車体
フレーム1のリアボディ2はモノコックボディ3とこの
モノコックボディ3から後方に延びるリアフレーム4と
から構成される。リアボディ2のモノコックボディ3上
にシート5が開閉自在に設けられ、このシート5の下方
にヘルメット6等を収容するパーソナルスペース7が設
けられる。パーソナルスペース7の後下方にオイルタン
ク8が、その後方に燃料タンク9がそれぞれ納められ
る。
【0014】また、車体フレーム1のリアボディ2には
サイドカバー10が、図2に示すように、左右2分割可
能に装着され、スクータ型車両のリアカウリングを形成
している。このサイドカバー10内に納められた燃料タ
ンク9およびオイルタンク8は後輪11を上方から覆う
リアフェンダ12上に設置される。
【0015】車体フレーム1の後方側リアフレーム4
は、図3および図4に示すように、後方に延びる左右の
パイプあるいはロッド状フレームメンバ4a,4b間に
ブリッジメンバ4c,4dが掛け渡されて装着される。
リアフレーム4のブリッジメンバ4c,4dは前後方向
に間隔をおいて固着され、各ブリッジメンバ4c,4d
にスポイラ取付ブラケット15が締付ねじ(ボルト)等
で取付けられる。
【0016】スポイラ取付ブラケット15は、図2およ
び図5〜図7に示すように、リアフレーム4の前方ブリ
ッジメンバ4cに取付けられる取着ロッド16と、この
取着ロッド16に固定され、リアフレーム4の後方ブリ
ッジメンバ4dに取付けられる取着プレート17と、こ
の取着プレート17に固定され、後方に延びるコ字状の
荷掛けフック18と、この荷掛けフック18の途中に掛
け渡されたブリッジプレート19とを有する。荷掛けフ
ック18はスポイラ取付ブラケット15の一部として構
成され、取着プレート17とブリッジプレート19とを
一体あるいは一体的に溶接等で結合している。ブリッジ
プレート19は荷掛けフック18の補強を兼ねる一方、
荷掛けフック18の取付位置はスポイラ取付ブラケット
15のリアフレーム2への取付位置、特に後方ブリッジ
メンバ4dへの取付位置近くに設置され、機械的、物理
的強度が損なわれることがない。
【0017】また、スポイラ取付ブラケット15はサイ
ドカバー10,10の合せ面側に形成された切欠き20
を介して後方に突出しており、上記スポイラ取付ブラケ
ット15の取着プレート17およびブリッジプレート1
9にスポイラ21が例えば4箇所の取付ねじ等の取付手
段を介して設けられる。スポイラ21は取着プレート1
7およびブリッジプレート19を内部に納め、サイドカ
バー10,10の後端部に外接するように装着される。
【0018】スポイラ21は左右に2分割される分割構
造に形成され、このうち左側スポイラエレメント(スポ
イラメンバ)22はスポイラ本体を構成し、右側スポイ
ラエレメント(スポイラメンバ)23は右側サイドカバ
ー10に開閉自在に装着されるフューエルリッド24に
装着される。左右のスポイラエレメント22,23は連
続したなめらかな形状に形成され、右側スポイラエレメ
ント23を介してフューエルリッド24は開閉できるよ
うになっている。
【0019】スポイラ21の後方下部には車体幅方向に
延びる開口25が形成され、この開口部25にストップ
ランプ26が内側から装着される。スポイラ21の後方
下端部とサイドカバー10との間にリアー凹部27が形
成され、このリアー凹部27にスポイラ取付ブラケット
15のコ字状荷掛けフック18が後上方に突出してお
り、この荷掛けフック18が外部に目立たないように露
出している。
【0020】荷掛けフック18はコ字状をなして外観上
目立たない位置に露出しているので、スクータ型車両を
トラック等に搭載して運搬するとき、スクータ型車両を
荷掛けフック18を利用して安定的にかつ容易に固定さ
せることができる。その際、荷掛けフック18はスポイ
ラ取付ブラケット15の車体フレーム1の取付位置近く
に設置されるので、荷掛けフック18の機械的、物理的
強度を向上させることができる。また、スポイラ21上
に荷物を乗せた場合、荷掛けフック18を利用して荷物
を固定させることができ、その後、荷掛けフック18は
コ字状をなしているので車体の左右いずれの側からもロ
ープ等を通して掛け渡すことが容易である。
【0021】また、スポイラ取付ブラケット15はサイ
ドカバ10の切欠き20を通して設けられるので、スポ
イラ21にて完全に覆われ、外部に露出することがな
い。その際、サイドカバー10に形成される切欠き20
は型の抜き方向で形成できるため、サイドカバー10の
成形後に切欠き20を設ける必要がなく、サイドカバー
10の成形時に一体成形される。また、サイドカバー1
0の切欠き20はストップランプ26をスポイラ21に
装着したとき、配線やカプラが通る穴としても利用でき
る。
【0022】
【発明の効果】以上に述べたように、この発明に係るス
ポイラ付きスクータ型車両においては、車体フレームの
後端部に取付けられるスポイラ取付ブラケットの一部を
荷掛けフックとして構成したので、荷掛けフックを設け
ても部品点数が増加せず、少なくて済み、また、荷掛け
フックを利用してスクータ型車両をトラック等にロープ
等を用いて安定的かつ容易に固定させることができる。
スポイラ上に荷物を乗せた場合でも、荷掛けフックを利
用して容易に固定させることができる。
【0023】また、荷掛けフックは車体フレームに取付
けられるスポイラ取付ブラケットの取付位置近くに位置
されるので、荷掛けフックの強度を損なうことなく、物
理的、機械的強度の維持を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスポイラ付きスクータ型車両の
全体を示す側面図。
【図2】車体フレームのリアボディ側に装着されるサイ
ドカバー、スポイラ取付ブラケットおよびスポイラを示
す分解斜視図。
【図3】図1のスクータ型車両に用いられる車体フレー
ムを示す側面図。
【図4】スクータ型車両の車体フレームのリアボディ側
を示す平面図。
【図5】車体フレームのリアボディに取付けられるスポ
イラ取付ブラケットの側面図。
【図6】図5に示すスポイラ取付ブラケットの平面図。
【図7】図5に示すスポイラ取付ブラケットの後面図。
【図8】スポイラを装着したサイドカバーの斜視図。
【図9】図8の平面図。
【図10】図9を側方から見た側面図。
【図11】スポイラの左側スポイラエレメントを示す平
面図。
【図12】左側スポイラエレメントの側面図。
【図13】スポイラの右側スポイラエレメントを示す
図。
【図14】右側スポイラエレメントの後面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 リアボディ 3 モノコックボディ 4 リアフレーム 4a,4b フレームメンバ 4c,4d ブリッジメンバ 5 シート 7 パーソナルスペース 8 オイルタンク 9 フューエルタンク 10 サイドカバー 11 車輪 12 リアフェンダ 15 スポイラ取付ブラケット 16 取着ロッド 17 取着プレート 18 荷掛けフック 19 ブリッジプレート 20 切欠き 21 スポイラ 22 左側スポイラエレメント 23 右側スポイラエレメント 24 フューエルリッド 26 ストップランプ 27 リアー凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62J 7/08 B62J 23/00 B62K 11/10 B62J 17/00 B62J 39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームの後端部にスポイラ取付ブ
    ラケットを取付け、このスポイラ取付ブラケットにスポ
    イラを装着したスポイラ付きスクータ型車両において、
    前記スポイラ取付ブラケットの一部を荷掛けフックとし
    て構成し、この荷掛けフックをスポイラ取付ブラケット
    の車体フレーム取付け位置近くに位置させて外部に露出
    させたことを特徴とするスポイラ付きスクータ型車両。
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