JP2955804B2 - 電動機の積層鉄心 - Google Patents
電動機の積層鉄心Info
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- JP2955804B2 JP2955804B2 JP32718892A JP32718892A JP2955804B2 JP 2955804 B2 JP2955804 B2 JP 2955804B2 JP 32718892 A JP32718892 A JP 32718892A JP 32718892 A JP32718892 A JP 32718892A JP 2955804 B2 JP2955804 B2 JP 2955804B2
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- rotor core
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電動特性が優れた電動機
の積層鉄心に関する。
の積層鉄心に関する。
【０００２】
【従来の技術】電動機には鉄心片を積層し巻線した積層
鉄心が使用されている。該電動機は種々あり、例えば精
密な回転制御を要求されるものとしてステッピングモー
タ、小型モータ等がある。
鉄心が使用されている。該電動機は種々あり、例えば精
密な回転制御を要求されるものとしてステッピングモー
タ、小型モータ等がある。
【０００３】ステッピングモータは周知のようにある回
転角でステップ回転するもので、その回転角は所望回転
角度に精度よく合致することを要求される。特に精密な
回転を行わせるものではステップ角度は小さく例えば２
〜３度未満となる。かかるステッピンタモータの積層鉄
心は、固定子鉄心片には磁極先端に多数の歯極を、また
回転子鉄心片も歯を多くする必要があり、さらに固定子
鉄心と回転子鉄心間のエアギャップを狭くしなければな
らない。
転角でステップ回転するもので、その回転角は所望回転
角度に精度よく合致することを要求される。特に精密な
回転を行わせるものではステップ角度は小さく例えば２
〜３度未満となる。かかるステッピンタモータの積層鉄
心は、固定子鉄心片には磁極先端に多数の歯極を、また
回転子鉄心片も歯を多くする必要があり、さらに固定子
鉄心と回転子鉄心間のエアギャップを狭くしなければな
らない。
【０００４】前記固定子鉄心片、回転子鉄心片を同一の
金属薄板から打抜く際は、ギャップが小となり種々の問
題がある。例えば両鉄心片間の打抜きスクラップが幅狭
となって抜き途中で破断し、金型のダイ下方に落下せず
に２度抜きすることがあり、さらにスクラップの引っ掛
かりに起因して金型を損傷する恐れがある。
金属薄板から打抜く際は、ギャップが小となり種々の問
題がある。例えば両鉄心片間の打抜きスクラップが幅狭
となって抜き途中で破断し、金型のダイ下方に落下せず
に２度抜きすることがあり、さらにスクラップの引っ掛
かりに起因して金型を損傷する恐れがある。
【０００５】また前記ギャップの狭小化により、例えば
固定子鉄心片の歯極を所望の多数形状に打抜きできない
場合が生じる。かかる際は、固定子鉄心片と回転子鉄心
片はそれぞれ別の金属薄板から打抜かねぱならず素材の
歩留りが低下する。さもないと所望の積層鉄心が製作で
きず精密なステップ角で回転可能なステッピングモータ
が得られない。
固定子鉄心片の歯極を所望の多数形状に打抜きできない
場合が生じる。かかる際は、固定子鉄心片と回転子鉄心
片はそれぞれ別の金属薄板から打抜かねぱならず素材の
歩留りが低下する。さもないと所望の積層鉄心が製作で
きず精密なステップ角で回転可能なステッピングモータ
が得られない。
【０００６】前記ギャップの狭幅化の問題に対する従来
技術として、例えば特開平1-190235号がある。これは回
転子鉄心片を金属薄板から打抜く前に、前記回転子鉄心
片径より大径の位置にビード状の絞り部を形成し、その
後、回転子鉄心片を打抜き、前記絞り部を平坦にして回
転子抜き側に延ばし、次いで固定子鉄心片を打抜くもの
である。これでは後で固定子鉄心片を打抜きする際、金
属薄板が前記のように延ばされているので、ギャップ代
が広がり、即ち、抜きスクラップ幅が確保され打抜き途
中で寸断されるようなことがなく、抜きストローク毎に
落下し２度抜き等の問題が解消される。
技術として、例えば特開平1-190235号がある。これは回
転子鉄心片を金属薄板から打抜く前に、前記回転子鉄心
片径より大径の位置にビード状の絞り部を形成し、その
後、回転子鉄心片を打抜き、前記絞り部を平坦にして回
転子抜き側に延ばし、次いで固定子鉄心片を打抜くもの
である。これでは後で固定子鉄心片を打抜きする際、金
属薄板が前記のように延ばされているので、ギャップ代
が広がり、即ち、抜きスクラップ幅が確保され打抜き途
中で寸断されるようなことがなく、抜きストローク毎に
落下し２度抜き等の問題が解消される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】前記技術では前述のよ
うな作用効果があるが、絞り部すなわちビードを回転子
鉄心片打抜き予定の外側に形成し、回転子鉄心片を打抜
き後に絞り部を押圧して平らにする際、押圧後の板には
うねりが残り、これから打抜かれた固定子鉄心片を積層
した鉄心は、形状が必ずしも良好でなく傾きを呈するこ
とがあり、直角度あるいは平行度の精度が低下する。
うな作用効果があるが、絞り部すなわちビードを回転子
鉄心片打抜き予定の外側に形成し、回転子鉄心片を打抜
き後に絞り部を押圧して平らにする際、押圧後の板には
うねりが残り、これから打抜かれた固定子鉄心片を積層
した鉄心は、形状が必ずしも良好でなく傾きを呈するこ
とがあり、直角度あるいは平行度の精度が低下する。
【０００８】ステッピングモータのように固定子鉄心と
回転子鉄心間のエアギャップを極めて狭くするものは、
鉄心の形状の精密度が劣化していると不良品になる虞れ
がある。また精密回転制御を可能とするためにステップ
回転角を小さくするには、固定子鉄心片に歯極を多数形
成する必要があるが、固定子鉄心片にうねりがあると積
層鉄心の歯極の並びが良好とならず所望のものが得られ
ない。
回転子鉄心間のエアギャップを極めて狭くするものは、
鉄心の形状の精密度が劣化していると不良品になる虞れ
がある。また精密回転制御を可能とするためにステップ
回転角を小さくするには、固定子鉄心片に歯極を多数形
成する必要があるが、固定子鉄心片にうねりがあると積
層鉄心の歯極の並びが良好とならず所望のものが得られ
ない。
【０００９】本発明はかかる問題がなく、積層鉄心の直
角度や平行度等の形状性が優れ、またエアギャップが狭
小で、小回転角でステップ回転が精度よくでき、精密な
電動機に不可欠な積層鉄心を得ることを目的とする。
角度や平行度等の形状性が優れ、またエアギャップが狭
小で、小回転角でステップ回転が精度よくでき、精密な
電動機に不可欠な積層鉄心を得ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべ
く、本発明に係わる電動機の積層鉄心は、固定子を構成
する固定子鉄心片、および回転子を構成する回転子鉄心
片の少なくとも一方に、打ち抜き形成される前に抜き幅
を拡大する態様で、平板な金属薄板を板厚方向に押圧し
て平たく延ばした同心状の薄肉箇所を設けている。
く、本発明に係わる電動機の積層鉄心は、固定子を構成
する固定子鉄心片、および回転子を構成する回転子鉄心
片の少なくとも一方に、打ち抜き形成される前に抜き幅
を拡大する態様で、平板な金属薄板を板厚方向に押圧し
て平たく延ばした同心状の薄肉箇所を設けている。
【００１１】
【作用】本発明の固定子鉄心片、回転子鉄心片は、何れ
か一方または両方は押圧、挟圧あるいは打刻等により同
心状に薄肉部を設け、板面方向に平たく押し延ばした領
域を使って打抜き形成されているので、平坦性に優れこ
れの積層鉄心は直角度、平行度等の形状精度が極めて優
れるとともに、前記固定子鉄心片と回転子鉄心片間の抜
きギャップが広げられた状況下で打抜かれ、両鉄心片は
歯極を多数形成しているがその形状は良好である。また
固定子鉄心片と回転子鉄心片は同一の金属素材から打抜
かれるので歩留りが向上する。
か一方または両方は押圧、挟圧あるいは打刻等により同
心状に薄肉部を設け、板面方向に平たく押し延ばした領
域を使って打抜き形成されているので、平坦性に優れこ
れの積層鉄心は直角度、平行度等の形状精度が極めて優
れるとともに、前記固定子鉄心片と回転子鉄心片間の抜
きギャップが広げられた状況下で打抜かれ、両鉄心片は
歯極を多数形成しているがその形状は良好である。また
固定子鉄心片と回転子鉄心片は同一の金属素材から打抜
かれるので歩留りが向上する。
【００１２】
【実施例】以下に、本発明について１実施例に基づき図
面を参照し詳細に説明する。図において、１は金属薄板
で回転子鉄心片および固定子鉄心片が打抜かれる素材で
あり、２はステーションＡで抜かれたパイロット孔であ
る。
面を参照し詳細に説明する。図において、１は金属薄板
で回転子鉄心片および固定子鉄心片が打抜かれる素材で
あり、２はステーションＡで抜かれたパイロット孔であ
る。
【００１３】３は軸孔でステーションＢで打抜かれる。
４は回転子鉄心片かしめ部でこの実施例では丸形であり
ステ一ションＣで形成される。該かしめ部４は積層１枚
目の回転子鉄心片では貫通孔に打抜かれ、２枚目以降か
ら所定枚数までは半抜き状に形成される。該貫通孔と半
抜き加工は例えばポンチ(図示しない)の突出高さを変え
ることでなされる。かしめ部４は前記丸形に限らず、角
形、Ｖ字状形あるいは切起し等が採用できる。
４は回転子鉄心片かしめ部でこの実施例では丸形であり
ステ一ションＣで形成される。該かしめ部４は積層１枚
目の回転子鉄心片では貫通孔に打抜かれ、２枚目以降か
ら所定枚数までは半抜き状に形成される。該貫通孔と半
抜き加工は例えばポンチ(図示しない)の突出高さを変え
ることでなされる。かしめ部４は前記丸形に限らず、角
形、Ｖ字状形あるいは切起し等が採用できる。
【００１４】ステーションＤで回転子鉄心片５が打抜か
れ積層かしめられる。該積層の際は直積み、あるいはま
わし積みの何れであってもよく、回転子鉄心片５は打抜
きにて外周に歯極６が形成される。
れ積層かしめられる。該積層の際は直積み、あるいはま
わし積みの何れであってもよく、回転子鉄心片５は打抜
きにて外周に歯極６が形成される。
【００１５】前記回転子鉄心片５が打抜きされた金属薄
板１から、その後、固定子鉄心片７を打抜くが、回転子
鉄心片５の外径と固定子鉄心片７の内径の差がエアギャ
ップとなり、例えばステッピッグモータの励磁回路およ
び静止トルクに大きく影響する。これら電動特性を高め
るようにエアギャップを極めて小さくし、また、ステッ
プ角を小さくし精密回転制御するには、固定子鉄心片７
の内径側には歯極８を多数形成する必要がある。このこ
とは固定子鉄心片７の内径は、抜き余裕が極めて小さい
領域で複雑な形状に打抜かれることに他ならず、抜きス
クラップの幅狭化による破断や浮き上がり等を生じ、２
度抜きをすることもある。
板１から、その後、固定子鉄心片７を打抜くが、回転子
鉄心片５の外径と固定子鉄心片７の内径の差がエアギャ
ップとなり、例えばステッピッグモータの励磁回路およ
び静止トルクに大きく影響する。これら電動特性を高め
るようにエアギャップを極めて小さくし、また、ステッ
プ角を小さくし精密回転制御するには、固定子鉄心片７
の内径側には歯極８を多数形成する必要がある。このこ
とは固定子鉄心片７の内径は、抜き余裕が極めて小さい
領域で複雑な形状に打抜かれることに他ならず、抜きス
クラップの幅狭化による破断や浮き上がり等を生じ、２
度抜きをすることもある。
【００１６】そこで、スロット９をステーションＥで打
抜き、次いで固定子鉄心片７の内径を打抜く前に、金属
薄板１の固定子鉄心片形成予定箇所内に、前記回転子鉄
心片５の外形と同心円状に押圧、挟圧あるいは打刻など
により当該部の板圧を減じ、内径側へ平らに延ばす薄肉
箇所１０を形成する。これはステーションＦで例えば環
状のポンチにて行う。薄肉箇所１０は固定子鉄心片形成
予定箇所内であればよいが、内径端に形成される固定子
鉄心片７の歯極８を、前記回転子鉄心片５の歯極６に対
し密な積層面として対峙するように、内径端より内側と
することが好ましい。
抜き、次いで固定子鉄心片７の内径を打抜く前に、金属
薄板１の固定子鉄心片形成予定箇所内に、前記回転子鉄
心片５の外形と同心円状に押圧、挟圧あるいは打刻など
により当該部の板圧を減じ、内径側へ平らに延ばす薄肉
箇所１０を形成する。これはステーションＦで例えば環
状のポンチにて行う。薄肉箇所１０は固定子鉄心片形成
予定箇所内であればよいが、内径端に形成される固定子
鉄心片７の歯極８を、前記回転子鉄心片５の歯極６に対
し密な積層面として対峙するように、内径端より内側と
することが好ましい。
【００１７】１１は固定子鉄心片７のかしめ部でステー
ションＧで形成される。該かしめ部１１は積層１枚目で
は貫通孔に打抜かれ、２枚目以降から所定枚数までは半
抜き状に形成される。貫通孔と半抜きの形成換えは前記
回転子鉄心片かしめ部４の場合と同様、ポンチの突出高
さを変更することでなされる。また、この実施例では丸
形かしめであるが、これに限らず角形、Ｖ字状形、切起
し等を採用できる。
ションＧで形成される。該かしめ部１１は積層１枚目で
は貫通孔に打抜かれ、２枚目以降から所定枚数までは半
抜き状に形成される。貫通孔と半抜きの形成換えは前記
回転子鉄心片かしめ部４の場合と同様、ポンチの突出高
さを変更することでなされる。また、この実施例では丸
形かしめであるが、これに限らず角形、Ｖ字状形、切起
し等を採用できる。
【００１８】固定子鉄心片７の内径はステーションＨで
打抜かれ歯極８が形成される。この際、固定子鉄心片形
成予定箇所は前述のように回転子鉄心片５が抜かれた側
へ平坦に延ばされて、抜きスクラップ帽が確保されると
ともに、固定子鉄心片７は平坦度が高く形状が極めて優
れる。
打抜かれ歯極８が形成される。この際、固定子鉄心片形
成予定箇所は前述のように回転子鉄心片５が抜かれた側
へ平坦に延ばされて、抜きスクラップ帽が確保されると
ともに、固定子鉄心片７は平坦度が高く形状が極めて優
れる。
【００１９】次いで、固定子鉄心片７はステーションＩ
で外径が打抜きされ、かしめ積層される。積層は直積
み、あるいはまわし積みがなされる。
で外径が打抜きされ、かしめ積層される。積層は直積
み、あるいはまわし積みがなされる。
【００２０】積層された回転子鉄心１２は図２のよう
に、また固定子鉄心１３は図３のようになり、固定子鉄
心１３に巻線(図示しない)後、内径側に回転子鉄心１２
が挿入される。固定子鉄心片７は前述の如く押圧され延
ばされた箇所を含んでいるが、平らで密に積層され鉄心
の形状・姿勢が優れ、回転子鉄心１２との狭いエアギャ
ップが精密に確保され電動特性が優れる。
に、また固定子鉄心１３は図３のようになり、固定子鉄
心１３に巻線(図示しない)後、内径側に回転子鉄心１２
が挿入される。固定子鉄心片７は前述の如く押圧され延
ばされた箇所を含んでいるが、平らで密に積層され鉄心
の形状・姿勢が優れ、回転子鉄心１２との狭いエアギャ
ップが精密に確保され電動特性が優れる。
【００２１】固定子鉄心片７には薄肉化した部分が存在
し、積層体中に僅かの空隙ができるが、密に積層された
歯極８を入出面として回転子鉄心１２から磁束が通り、
また該磁束は鉄心内では抵抗の小さな鉄心片中を通るの
で、前記空隙の存在による電動特性の劣化はない。
し、積層体中に僅かの空隙ができるが、密に積層された
歯極８を入出面として回転子鉄心１２から磁束が通り、
また該磁束は鉄心内では抵抗の小さな鉄心片中を通るの
で、前記空隙の存在による電動特性の劣化はない。
【００２２】この実施例では先に回転子鉄心片５を打抜
き、その後、固定子鉄心片側を同心円状に薄肉部をつく
り平らに押し延ばし、固定子鉄心片７を打抜いている
が、これに代えて、固定子鉄心片７を先に打抜きして、
その後に回転子鉄心片側の金属薄板１を円状に押圧等で
前記固定子鉄心片抜き側に延伸し、回転子鉄心片５を打
抜き積層し、即ち回転子鉄心片５に薄肉部が存在した積
層鉄心であっても同様な作用効果がある。また必要によ
っては回転子鉄心片５および固定子鉄心片７の両方に前
記薄肉部を形成してもよい。
き、その後、固定子鉄心片側を同心円状に薄肉部をつく
り平らに押し延ばし、固定子鉄心片７を打抜いている
が、これに代えて、固定子鉄心片７を先に打抜きして、
その後に回転子鉄心片側の金属薄板１を円状に押圧等で
前記固定子鉄心片抜き側に延伸し、回転子鉄心片５を打
抜き積層し、即ち回転子鉄心片５に薄肉部が存在した積
層鉄心であっても同様な作用効果がある。また必要によ
っては回転子鉄心片５および固定子鉄心片７の両方に前
記薄肉部を形成してもよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明の固定子鉄心片と回転子鉄心片
は、前述のように薄肉箇所を作って平らに押し延ばし、
両者間の本来狭いギャップを広げて打抜きしている。し
かして該鉄心片を積層した鉄心は形状性が優れ、端面ブ
レ等を生ぜず、また、前記鉄心片間のエアギャップは精
度高く確保され、精密モータ用に好適である。
は、前述のように薄肉箇所を作って平らに押し延ばし、
両者間の本来狭いギャップを広げて打抜きしている。し
かして該鉄心片を積層した鉄心は形状性が優れ、端面ブ
レ等を生ぜず、また、前記鉄心片間のエアギャップは精
度高く確保され、精密モータ用に好適である。
【図１】本発明の１実施例における積層鉄心の製造工程
を示す図。
を示す図。
【図２】本発明の１実施例での回転子鉄心を示す図。
【図３】本発明の１実施例での固定子鉄心を示す図。
【図４】本発明の１実施例において固定子鉄心と回転子
鉄心を組み立てた上面図。
鉄心を組み立てた上面図。
１ 金属薄板 ２ パイロット孔 ３ 軸孔 ４ 回転子片かしめ部 ５ 回転子鉄心片 ６ 歯極 ７ 固定子鉄心片 ８ 歯極 ９ スロット １０ 薄肉箇所 １１ かしめ部 １２ 回転子鉄心 １３ 固定子鉄心
Claims (1)
- 【請求項１】 金属薄板から打ち抜き形成された固定
子鉄心片を積層して成る固定子と、金属薄板から打ち抜
き形成された回転子鉄心片を積層して成る回転子とを具
備して成る電動機の積層鉄心であって、 前記固定子を構成する固定子鉄心片、および前記回転子
を構成する回転子鉄心片の少なくとも一方に、打ち抜き
形成される前に抜き幅を拡大する態様で、平板な金属薄
板を板厚方向に押圧して平たく延ばした同心状の薄肉箇
所が設けられていることを特徴とする電動機の積層鉄
心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32718892A JP2955804B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電動機の積層鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32718892A JP2955804B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電動機の積層鉄心 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06141492A JPH06141492A (ja) | 1994-05-20 |
| JP2955804B2 true JP2955804B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=18196299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32718892A Expired - Fee Related JP2955804B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 電動機の積層鉄心 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2955804B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011030611A1 (ja) | 2009-09-09 | 2011-03-17 | 株式会社三井ハイテック | 固定子鉄心及びその製造方法 |
| CN102111042A (zh) * | 2009-12-28 | 2011-06-29 | 株式会社三井高科技 | 层叠铁心的制造方法 |
| JP2011199923A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心の製造方法 |
| US8456057B2 (en) | 2009-12-01 | 2013-06-04 | Mitsui High-Tec, Inc. | Laminated stator core |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001327129A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心の製造方法 |
| JP5258190B2 (ja) * | 2006-12-01 | 2013-08-07 | オリエンタルモーター株式会社 | ステッピングモータの積層鉄心構造 |
| JP5596961B2 (ja) * | 2009-11-16 | 2014-09-24 | 株式会社三井ハイテック | 固定子鉄心及びその製造方法 |
| CN105119398A (zh) * | 2015-09-15 | 2015-12-02 | 锐奇控股股份有限公司 | 定子铁芯及电机 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2566150B2 (ja) * | 1988-01-25 | 1996-12-25 | 黒田精工株式会社 | 鉄心の打抜き方法 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP32718892A patent/JP2955804B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011030611A1 (ja) | 2009-09-09 | 2011-03-17 | 株式会社三井ハイテック | 固定子鉄心及びその製造方法 |
| US8552612B2 (en) | 2009-09-09 | 2013-10-08 | Mitsui High-Tec, Inc. | Stator core and method of manufacturing same |
| US8456057B2 (en) | 2009-12-01 | 2013-06-04 | Mitsui High-Tec, Inc. | Laminated stator core |
| CN102111042A (zh) * | 2009-12-28 | 2011-06-29 | 株式会社三井高科技 | 层叠铁心的制造方法 |
| JP2011139605A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心の製造方法 |
| US8286331B2 (en) | 2009-12-28 | 2012-10-16 | Mitsui High-Tec, Inc. | Method for manufacturing laminated core |
| CN102111042B (zh) * | 2009-12-28 | 2015-03-25 | 株式会社三井高科技 | 层叠铁心的制造方法 |
| JP2011199923A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Mitsui High Tec Inc | 積層鉄心の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06141492A (ja) | 1994-05-20 |
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