JP2951743B2 - 高嵩密度粒状洗剤の製造方法 - Google Patents

高嵩密度粒状洗剤の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗剤組成物を粉砕造粒
して高嵩密度粒状洗剤を製造する方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭で使用される洗剤として粉末
洗剤が広く普及している。粉末洗剤は、粉末状に自由流
動性が高く固結し難く、粉塵の発生し難い、取り扱い易
さを有し、しかも溶解性が良好なものである。そして、
このような粉末洗剤は噴霧乾燥を経て製造されるものが
大部分であった。
【0003】しかしながら、近年省資源的観点からの合
理性、及び持ち運び易さ等の消費者にとっての便利性か
ら、高嵩密度粒状洗剤の需要が増大している。
【0004】しかし、一般に噴霧乾燥された洗剤粒子の
嵩比重は0.4g/cm3以下で、平均粒子径が20〜1000μm程
度であって、従来の噴霧乾燥法によって、直接に高嵩密
度粒状洗剤を得ることが困難である。
【0005】従来高嵩密度粒状洗剤の製造方法として
は、噴霧乾燥された洗剤粒子を造粒する方法(特開昭61
−69897 号公報)、噴霧乾燥された洗剤粒子を圧密化し
粉砕造粒する方法(特開昭61−69899 号公報)、洗剤原
料を混合、固化、解砕する方法(特開昭61−76597号公
報)、洗剤原料を混合、固化し多段粉砕する方法(特開
昭63−150398号公報)、洗剤粉粒体を連続造粒する方法
(特開平2−232299号公報)等が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来提案された方法は夫々次の様な問題点がある。
特開昭61−69897 号公報に記載の噴霧乾燥品を混合攪拌
造粒する方法では造粒品の粒子径及び嵩密度の制御が難
しく、また高嵩密度を達成するには収率の面で問題があ
る上、密度の低い噴霧乾燥品を使用するため装置規模が
大きくなる。
【0007】また、特開昭61−69899 号公報に記載の噴
霧乾燥品を圧密化し、粉砕造粒を行う方法では、粉砕時
に微粉が多く発生し、品質及び生産性の面で問題があ
り、均一な粒子径を得ることが難しい。
【0008】また、特開昭61−76597 号公報に記載の洗
剤固形物を解砕造粒する方法では、原料の水分が制限さ
れ、解砕処理時間が制約される為、操作性及び組成面で
の一般性に欠けている。
【0009】また、特開昭63−150398号公報に記載の洗
剤固形物を解砕造粒する際に、スクリーンの穴径の大き
いカッターミルタイプの粉砕機から小さい穴径のものに
順次供給し、微粉の発生を防止する多段粉砕法では、工
業的な大処理を行う場合多段処理を行う為、設備規模が
大きくなる。
【0010】また、特開平2−232299号公報に記載の洗
剤粉粒物の連続的造粒方法では、連続処理中の滞留時間
分布が存在するために、均一な粒度分布を得ることが難
しく、微粉の抑制及び嵩密度の制御の面で問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は従来の方法
の問題点を解決することを目的として種々研究の結果、
洗剤組成物を粉砕造粒するに際し、粉砕物を微粉と粗粉
に分級し、一次造粒、二次造粒を行うことにより、粒子
径の均一性に優れ、製品嵩密度の制御が工業的に容易で
あり、設備のコンパクト化を達成した高嵩密度粒状洗剤
の製造方法を見出して本発明に到ったものである。
【0012】即ち、本発明は、洗剤組成物を粉砕造粒す
るに際し、粉砕粒子を分級により微粉及び粗粉に篩分
け、転動攪拌造粒により微粉側を一次造粒した後、粗粉
側と混合し二次造粒を行うことを特徴とする高嵩密度粒
状洗剤の製造方法に関する。
【0013】本発明は、洗剤組成物の粉砕品と高嵩密度
粒状洗剤との粒度分布に着目した高嵩密度粒状洗剤の製
造方法である。従来の造粒法との相違を図1に従って説
明する。洗剤組成物の粉砕品1は、従来の造粒法では全
体に粒子径が大きくなる。即ち図1(a) に示す様に粉砕
品1の粒子径は造粒品4の粒子径となるだけで、粒子が
均一になりにくく、また微粉量の低下のためには造粒時
間を長くとる為、粗大粒子も発生し収率の面で問題があ
った。しかし、本発明において洗剤組成物の粉砕品1の
粒度分布に着目し、図1(b) に示す微粉側2及び粗粉側
3を分級し、図1(c) に示す如く微粉側2のみを一次造
粒を行い微粉造粒品5を調製した後、これに粗粉側3を
供給し二次造粒を行うことにより、造粒品6が得られ
る。これは均一な粒度に調整され、分散性に優れ、且つ
溶解性の良い洗剤粒子である。
【0014】また、一次造粒される微粉側の微粉回収量
を調整することにより、造粒品の空隙率を変化させ、嵩
密度の制御を行うことが出来る。
【0015】また、本発明の方法によれば、造粒の必要
のない比較的粒子径が大きい粗粉側3は、二次造粒時に
おいて表面改質のみの操作を行うだけですみ、造粒を行
う量が少なく、短時間、高収率の効率的造粒をおこなう
ことが出来、これにより装置及び設備のコンパクト化も
併せて提供するものである。
【0016】以下、本発明についてさらに詳細に説明す
る。
【0017】本発明に使用される洗剤組成物は、ニーダ
ーで洗剤成分を緻密混練したもの、または洗剤用ペース
トの原料を乾燥したものを押出成形機等でペレット化し
たもの等である。洗剤成分として用いられる界面活性
剤、表面改質剤及びビルダーは特に限定されないが、特
開昭61−69897 号公報等に記載のものがある。そして、
これらの界面活性剤、表面改質剤及びビルダーには、更
に上記公報に記載の捕捉剤、汚染防止剤、及び漂白剤等
の高嵩密度粒状洗剤の製造に添加される洗剤成分を添加
し得る。尚、洗剤組成物における界面活性剤の含有量
は、10〜70重量%、好ましくは25〜50重量%である。
【0018】以下、図2に基づいて本発明方法の好まし
い実施態様を説明する。
【0019】上記より得られた洗剤組成物は、カッター
タイプ及び衝撃タイプの粉砕機7により微粉砕され分級
機8に供給される。ここで用いられる粉砕機は、フィッ
ツミル〔ホソカワミクロン(株)製〕、ターボミル〔タ
ーボ工業(株)製〕、インペラミル〔セイシン企業
(株)製〕、コントラプレックス〔パウレック(株)
製〕、ビクトリィミル〔ホソカワミクロン(株)製〕等
が所望の目的粉砕粒子径に対して一段または多段にて使
用される。最終粉砕物の平均粒子径としては、200 〜15
00μmが良好で、好ましくは300 〜700 μmである。
【0020】上記より得られた洗剤組成物粉砕品は、ス
クリーンタイプ、風力タイプ等の分級機8により微粉側
と粗粉側に分けられ、微粉側は一次造粒機9に、粗粉側
は二次造粒機10に供給される。分級機としてはミクロン
セパレーター〔ホソカワミクロン(株)製〕、ジャイロ
シフター〔徳寿工作所(株)製〕等が用いられるが、洗
剤組成物の微粉粒子は付着性が高く篩の目詰まりが発生
する為、スクリーンタイプよりも風力分級、慣性分級タ
イプが望ましい。また、分級操作における微粉と粗粉の
分離粒子径としては、50〜1000μmが良好で、好ましく
は200 〜600 μmである。
【0021】また、分級された洗剤組成物の微粉は、一
次造粒機9に供給され攪拌造粒される。
【0022】粉砕粒子を分級して得られる微粉量として
は、15〜85重量部で、好ましくは30〜70重量部である。
微粉量15重量部未満では、一次造粒に於て造粒核となる
多少大きめの粒子が不足するため造粒の効率が低下する
上、二次造粒の際粗粉側からの粗大粒子に付着した微粉
量が多く混入し微粉量の低下は難しい。また微粉量が15
重量部未満では、本発明の目的とする嵩密度制御が実質
的に困難である。他方、微粉量が85重量部を超えると、
嵩密度を制御する効果が認められず、また造粒する必要
のない大きめの粒子も造粒することになり、造粒効率が
悪い。
【0023】一方、粗粉量としては、85〜15重量部が良
く、好ましくは70〜30重量部である。粗粉量が85重量部
を超える場合及び15重量部未満では、上記と同様の理由
により好ましくない。
【0024】分級された洗剤組成物の微粉を効率的に造
粒するためには、核になる多少大きめの粒子が微粉側に
存在することが望ましく、また造粒品の空隙率を調整し
高嵩密度粒状洗剤の嵩密度を制御するには、分級効率が
影響し、ニュートン分級効率30〜90%にて分級されるの
が望ましい。
【0025】また、一次造粒時の洗剤造粒品の温度は20
〜60℃に設定するのが良好で、好ましくは20〜40℃であ
る。20℃未満ではバインダーの添加が必要となり、60℃
を超えると洗剤組成物が一次造粒機9内の底面及び側面
等に付着し易くなって、粗粒子の形成を招き収率が低下
するとともに、付着による機器動力がアップし運転が不
安定になる。一次造粒機9によって造粒された微粉の造
粒品は分級機8によって分級された粗粉とともに、一次
造粒機9と同様の二次造粒機10に投入され、攪拌、混合
処理を行うことによって高嵩密度粒状洗剤を得ることが
できる。
【0026】二次造粒機10に投入される粗粉は、予め予
備分級機11にてカットすることにより、さらに洗剤粒子
径が均一化される。
【0027】また、洗剤組成物の粉砕に際しては、動力
の低下及び粉砕粒度の改善に作用を及ばせるために、粉
砕助剤を添加することが望ましい。また、二次造粒時に
は表面改質剤を添加し、高嵩密度粒状洗剤粒子の粒子表
面が微粉末によってコーティングされて高嵩密度粒状洗
剤粒子の流動性の向上及び固化性を防止することができ
る。
【0028】さらに、一次造粒時にはバインダーを添加
することにより、造粒性を調整できるため短時間処理及
び高収率での洗剤粒子の製造が可能となり効率製造を行
うことができる。一次造粒、二次造粒に適用される転動
攪拌造粒機としてはハイスピードミキサー〔深江工業
(株)製〕、ヘンシェルミキサー〔三井三池化工機
(株)製〕、レディゲミキサー〔松阪貿易(株)製〕、
マルメライザー〔パウレック(株)製〕等が挙げられ
る。
【0029】上記の一次造粒、二次造粒はバッチ式及び
連続式の何れの転動攪拌造粒機を用いても、また同一造
粒機内にて一次造粒、二次造粒を行っても高嵩密度粒状
洗剤粒子を得ることが可能である。
【0030】上記の粉砕助剤及び表面改質剤としては、
アルミノ珪酸塩が洗濯時にカルシウムイオン捕捉剤とし
て作用するので望ましい。特に、一次粒子の平均粒子径
が10μm以下のアルミノ珪酸塩が好ましい。また、平均
粒子径が10μm以下の二酸化珪素、ベントナイト、タル
ク、クレイ、二酸化チタン、ステアリン酸塩等の無機微
粉末を使用することができる。
【0031】上記の粉砕助剤及び表面改質剤を用いる場
合には、洗剤組成物100 重量部に対して1〜20重量部を
用いることにより目的を達成することができる。粉砕助
剤が1重量部未満では粉砕効率が低下し、粉砕品の微粉
化が難しく、また粉砕機室内及び回転衝撃羽根への付着
が生じ、安定な長時間運転はできない。また、表面改質
剤も1重量部未満では良好な流動性を有し、固化性の防
止された高嵩密度粒状洗剤粒子を得ることが困難であ
る。一方、粉砕助剤及び表面改質剤とも、20重量部を超
えると洗剤組成物粉砕品の造粒性を低下させ、処理能力
を低下させると共に粉塵が発生し、消費者の使用感を損
なう恐れがある。尚、本発明で用いられる表面改質剤
は、10μm以下であることが望ましい。
【0032】上記のバインダーは、洗剤組成物粉砕品を
適度に粘着させて洗剤粒子の形態を保持させる作用を有
し、例えば水、多価アルコール、カルボキシルセルロー
ス等の高分子水溶液等が挙げられるが、特に水が好適で
ある。
【0033】上記のバインダーを用いる場合には、洗剤
組成物100 重量部に対して0.1 〜5重量部を用いること
により目的を達成することができる。バインダーが0.1
重量部未満では洗剤組成物粉砕品の造粒における粘着性
を顕著に向上させることは難しく、一方5重量部を超え
ると転動攪拌造粒機内の付着が発生し、安定な長時間運
転ができず、また急激に造粒性が向上するために造粒性
の制御が難しく、粗粒子が発生し生産性の低下を招く恐
れがある。
【0034】以上説明した本発明の高嵩密度粒状洗剤の
製造方法によれば、洗剤組成物の粉砕品において分級に
より粒度分布の構成を調整することにより、一次造粒、
二次造粒を経て、高嵩密度粒状洗剤の粒子径の均一化、
嵩密度の制御が可能となり、設備のコンパクト化を達成
することができる。
【0035】
【実施例】次に、本発明の実施例を具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例に何等制限されるものでは
ない。
【0036】実施例1及び比較例1 洗剤組成物粉砕品の調製 30%の水分を有する洗剤配合成分をニーダー〔1600−65
CVJA−3,7 型、佐竹機械工業(株)製〕にて混練した
後、薄膜乾燥機〔タテ型コントロ0.3m2 、日立製作所
(株)製〕にて乾燥し、押出し成型機〔125 W単段真空
押出機、(株)佐藤鉄工所製〕にてペレット化されたも
のを粉砕機〔ターボミルT −400 型、ターボ工業(株)
製〕で粉砕して下記に示す洗剤組成物粉砕品を調製し
た。
【0037】 配 合 成 分 比,重量部 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ(C10〜C13) 25 アルキル硫酸ソーダ(C12〜C18) 10 非イオン界面活性剤 3 石 鹸 3 ゼオライト(4A型) 25 炭酸ソーダ 10 珪酸ソーダ2号 15 硫酸ソーダ 1 ポリエチレングリコール6000 2 水分 6 洗剤組成物粉砕品の造粒 上記で調整した洗剤組成物粉砕品3500g を篩〔ジャイ
ロシフターCS−BS−AM型、徳寿工作所(株)製〕にて32
メッシユの篩を用い、微粉側57重量部と粗粉側43重量部
に分級し、分級された微粉を転動攪拌造粒機〔ハイスピ
ードミキサーFM20J 型、深江工業(株)製〕に投入し、
一次造粒を行った後、この微粉造粒品1995g を抜き出
し、これと分級された粗粉1505g とを、再び上記の転動
攪拌造粒機に投入し、二次造粒を行った。
【0038】また、比較例1として上記で調整した洗
剤組成物を分級を実施しないで、粉砕品全量3500g を転
動攪拌造粒機に投入し、造粒を行った結果を表1に示
す。
【0039】ここで、粉末の平均粒子径、嵩密度はJIS
K 3362に規定された方法にて測定し、また均一度はJIS
K 3362に規定された粒度分布測定法にて測定された重量
分率10%、60%に相当する粒子径をD10 、D60 とし、粒
子径の比=D60/D10 を均一度を表示するものとして採用
し、その値が1に近いものが均一度が高く、流動性に優
れると判定した。
【0040】
【表1】
【0041】実施例2〜4 洗剤組成物粉砕品の調整 実施例1と同様の方法にて調整した。
【0042】洗剤組成物粉砕品の造粒 上記で調整した洗剤組成物粉砕品を風力分級機〔ミク
ロンセパレーターMS1型、ホソカワミクロン(株)製〕
にて微粉と粗粉に分級し、微粉3500g を転動攪拌造粒機
〔ハイスピードミキサーFM20J 型、深江工業(株)製〕
に投入し、一次造粒を行った後、風力分級機にて篩分け
られた微粉量と粗粉量の合計が3500g となるように回収
された比率として、微粉造粒品及び粗粉分級品の量を計
量し、転動攪拌造粒機に投入し、二次造粒を行った結果
を表2に示す。
【0043】尚、二次造粒に当っては同時に表面改質剤
として粉末ゼオライト(4A型、平均粒径4.2 μm)を
洗剤組成物100 重量部に対して4重量部を投入した。ま
た実施例5では一次造粒に於て、バインダーである水を
18g添加した。
【0044】
【表2】
【0045】
【発明の効果】本発明の高嵩密度粒状洗剤の製造方法に
より、洗剤組成物を粉砕造粒するに際し、粉砕物を微粉
と粗粉に分級し一次造粒、二次造粒を行うことにより、
洗剤の粒子径の均一化と嵩密度の制御が可能となり、設
備のコンパクト化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),(b),(c) は本発明の高嵩密度粒状洗剤
の製造方法に於ける粒度分布構成を説明する図である。
【図2】本発明の高嵩密度粒状洗剤の製造方法の概要を
示すフローシートである。
【符号の説明】
1 洗剤組成物の粉砕品 2 分級された微粉 3 分級された粗粉 4 粉砕品全量による造粒品 5 分級された微粉の一次造粒品 6 二次造粒品
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C11D 11/00 - 11/02 B01J 2/12 - 2/14 WPI/L(QUESTEL)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤組成物を粉砕造粒するに際し、粉砕
    粒子を微粉と粗粉に分級し、転動攪拌造粒により微粉側
    を一次造粒した後、粗粉側と混合し二次造粒を行うこと
    を特徴とする高嵩密度粒状洗剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 粉砕粒子を分級して得られる微粉量が15
    〜85重量部、粗粉量が85〜15重量部であることを特徴と
    する請求項1記載の高嵩密度粒状洗剤の製造方法。
  3. 【請求項3】 粉砕時に粉砕助剤、二次造粒時に表面改
    質剤を添加して処理を行うことを特徴とする請求項1又
    は2記載の高嵩密度粒状洗剤の製造方法。
  4. 【請求項4】 バインダーの存在下に、一次造粒を行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の高
    嵩密度粒状洗剤の製造方法。
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