JP2951040B2 - シール材 - Google Patents

シール材

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JP2951040B2
JP2951040B2 JP13497291A JP13497291A JP2951040B2 JP 2951040 B2 JP2951040 B2 JP 2951040B2 JP 13497291 A JP13497291 A JP 13497291A JP 13497291 A JP13497291 A JP 13497291A JP 2951040 B2 JP2951040 B2 JP 2951040B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シール材に関し、詳し
くは、パネル部材を重ね合わせて接合した部分を被覆す
るシート状のシール材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車車体、冷蔵庫、洗濯機等
の物品は、先ず、薄い鉄板やアルミ板等の金属板をプレ
スによって打ち抜いて各部のパネル部材を形成し、その
後、それらのパネル部材を互いに重ね合わせてスポット
溶接、鋲止め、ネジ止め等によって重ね合わせて組み立
てられる。そして、このようなパネル部材の重ね合わせ
部としては、例えば、図6(a)に示すように、パネル
部材20の端縁を保護するための保護部材21を取り付
けた際の接合部分22、図6(b)に示すように、パネ
ル部材23の端縁を巻締めた部分24、図6(c)に示
すように、パネル部材25の端縁を折り返して重合した
部分26、図6(d)に示すように、2枚のパネル部材
27,28を重合して、一方のパネル部材28の端部を
折り返した部分29、図6(e)に示すように、一方の
パネル部材30の表面に他方のパネル部材31の端縁を
重合させた部分32等を挙げることができる。これらの
重ね合わせ部には、該パネル部材の端縁が露出した段差
等が形成される。このような重ね合わせ部は、前記物品
の外観品質を低下させるばかりか、露出する端縁から錆
が発生しやすいといった不都合があった。
【0003】そこで、例えば、自動車車体等において
は、塩化ビニル系のシーラー用コンパウンドを前記重ね
合わせ部の段差等に塗布することによってシールし、そ
の外観を平坦にすることによって、外観品質の向上及び
防錆が図られる。
【0004】しかし、前記コンパウンドの塗布作業は、
空気圧で押し出されたコンパウンドを、前記重ね合わせ
部に付着させる方法がとられているが、防錆と美観が要
求されるためにその作業は熟練を要し、且つ作業時間が
多くかかる不都合があった。
【0005】そこで、従来、特開平2−131173号
公報に示されるように、熱可塑性樹脂からなるシート状
のシール材によって前記重ね合わせ部を被覆することが
知られている。
【0006】該シール材は、エチレンビニルアセテート
系のプレポリマー樹脂をシート状に形成されたものであ
る。該シール材によって前記パネル部材の重ね合わせ部
をシールする場合には、先ず、図7(a)に示すよう
に、パネル部材33,34の重ね合わせ部35に前記シ
ール材36を重合し、その後、パネル部材33,34の
塗装時の焼付乾燥による熱により該シール材36を軟化
させる。この焼付乾燥は、図示しない乾燥炉によって行
われ、温度は約150℃、時間は20分程度で焼付乾燥
が行われる。この熱によって軟化したシール材36は、
図7(b)に示すように、パネル部材33,34の重ね
合わせ部35に沿って軟化流動して密着し、該重ね合わ
せ部35がシールされる。
【0007】該シール材36により、前記パネル部材3
3,34の重ね合わせ部35を被覆する作業が容易とな
るばかりでなく、滑らかな外観を得ることができる。
【0008】しかし、図7(b)に示すように、パネル
部材33,34の重ね合わせ部35の細狭部分37には
空間が発生することがある。これにより、該空間内に水
等が侵入して腐食するおそれがある。そこで、軟化点及
び融点の低い樹脂をシール材36の材料として、加熱時
の流動性を高めることが考えれるが、そうした場合に
は、迅速に軟化して重ね合わせ部35に沿って確実に密
着する反面、硬化した後のシール材36の硬度が低く、
高温では流れ易いため、シールした部分の形状を一定と
することが難しい。このように、前記シール材36は、
重ね合わせ部35への密着性と硬さ及び外形形成性とを
両立させることができない不都合があった。
【0009】また、前記シール材36は、パネル部材3
3,34の重ね合わせ部35に重合した時点では密着し
た状態ではない。このため、重ね合わせ部35に重合し
た時点でのシール材36の脱落を防止するために、該シ
ール材36によるシール作業時に、パネル部材33,3
4の重ね合わせ部35を常に水平状態に維持しなければ
ならず、例えば、垂直状態の位置に重ね合わせ部35が
存する場合には、該重ね合わせ部35を水平状態にして
シール作業を行わなければならないので、作業効率が低
下する不都合があった。
【0010】更に、前記シール材36は、その材料がポ
リエチレンを含んだ合成樹脂であるために塗料の付着性
が低く、該シール材36の表面に塗布された塗料が剥離
し易いために、品質が低下するおそれがあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、パネル部材の重ね合わせ部への密着性と
表面の硬さ及び外形形成性とを両立させると共に、該重
ね合わせ部をシールする際の作業効率を向上し、更に、
品質を向上することができるシール材を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、パネル部材の重ね合わせ部を加熱によ
ってシールする熱可塑性樹脂製のシート状のシール材で
あって、第1層と、該第1層の下層に設けられて前記パ
ネル部材の重ね合わせ部に接し且つ該第1層よりも軟化
点及び融点が低い第2層とからなることを特徴とする。
【0013】また、前記第1層の軟化点を40℃〜12
0℃、融点を80℃〜140℃とし、前記第2層の軟化
点を30℃〜100℃、融点を70℃〜130℃とする
ことを特徴とする。
【0014】また、前記第2層の表層に粘着剤層を設け
たことを特徴とする。
【0015】また、前記第1層の表層に、塗料の付着性
の高い処理層を設けたことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のシール材によってパネル部材の重ね合
わせ部をシールするとき、先ず、重ね合わせ部に沿って
該シール材を設置して加熱を行う。このとき、前記第2
層を前記パネル部材の重ね合わせ部に接するように設置
する。
【0017】前記第2層は第1層に比して軟化点及び融
点が低いため、先ず第2層が第1層に先立って流動状態
になり前記重ね合わせ部の形状に沿って流動して空間を
作ることなく確実に密着する。その後、加熱温度が上昇
するに従って第1層が半流動状態になりその表面が滑ら
かな外観となる。そして、該第1層は、従来に比して軟
化点及び融点の高い合成樹脂を使用することが可能とな
り、その硬さ及び外形形成性を向上させることができ
る。
【0018】このように、該シール材を軟化点及び融点
が異なる第1層と第2層との複数層で構成して、前記重
ね合わせ部への密着性の向上と、表面の硬さを向上さ
せ、しかも所望の外形を形成することができる。
【0019】また、前記シール材は、具体的には、前記
第2層の軟化点を30℃〜100℃、融点を70℃〜1
30℃として、前記第1層に先立って前記第2層を軟
化、溶融し、前記第1層の軟化点を40℃〜120℃、
融点を80℃〜140℃として、温度の上昇に従って、
第1層を軟化させる。
【0020】更に、前記第2層の表層に粘着剤層を設け
ることにより、該重ね合わせ部に貼付して、前記パネル
部材の重ね合わせ部を水平状態を保つことなくシール作
業を行うことを可能とする。
【0021】また、前記第1層の表層に塗料の付着性の
高い処理層を設けることにより、該シール材によってシ
ールされた重ね合わせ部に塗料を塗布する際の塗料の付
着性を向上させる。
【0022】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。 図1は本実施例のシール材の構成を示す説明的断
面図、図2(a)乃至(b)は本実施例のシール材によ
るシール作業の工程を示す説明図である。
【0023】図1に示すように、本実施例のシール材1
は、第1層2と第2層3とを積層した複層構造で形成さ
れ且つシート状に形成されている。
【0024】該第1層2は、エチレン・メタクリル酸共
重合体フィルム(例えば、三菱油化株式会社製ユカロン
−EMA−XG400)等の合成樹脂製フィルムを材料
とし、その厚み寸法は、100〜300μに形成されて
いる。そして、該第1層2の軟化点は62℃、融点は8
5℃とされている。
【0025】また、前記第2層3は、ポリブタジェンフ
ィルム(例えば、日本合成ゴム株式会社製JSR−RB
820)等の合成樹脂製フィルムを材料とし、その厚み
寸法は、80〜120μに形成されている。そして、該
第2層3の軟化点は52℃、融点は80℃とされてい
る。
【0026】前記第1層2と第2層3とは、図示しない
が、ホットロール等による圧着によって接着して一体と
するか、或いは、第1層2と第2層3との何れか一方の
フィルム上に他方のフイルムを所謂押出しラミネーショ
ン法によって直接ラミネートして一体とする。
【0027】このように構成されたシール材1を使用し
て、次の手順によってシール作業が行われる。
【0028】先ず、図2(a)に示すように、パネル部
材4の端縁部5とパネル部材6の端縁部7とを互いに重
ね合わせ、スポット溶接によって接合する。これによっ
て、段差を存して形成された重ね合わせ部8に、前記シ
ール材1を設置する。このとき、該シール材1は、第2
層3を重ね合わせ部8の段差に接するように設置され
る。
【0029】次いで、前記シール材1を設置した状態の
パネル部材4,6は、図示しない乾燥炉によって加熱さ
れる。該乾燥炉の温度は約170℃に設定され、焼付乾
燥する時間は20分程度となっている。このとき、前記
第2層3は第1層2に比して軟化点及び融点が低いた
め、先ず第2層3が第1層2に先立って流動状態とな
る。これにより、図2(b)に示すように、第2層3
は、前記重ね合わせ部8の形状に沿って流動し、空間を
作ることなく確実に該重ね合わせ部8に密着する。
【0030】その後、加熱温度が上昇するに従って第1
層2が半流動状態となる。これにより、その表面が滑ら
かな外観となる。
【0031】以上のように、該シール材1を軟化点及び
融点が異なる第1層2と第2層3との複数層で構成した
ので、前記重ね合わせ部8への密着性の向上と、硬さ及
び外形形成性の向上を両立させることができる。
【0032】また、本実施例においては、前記第1層2
を、低密度ポリエチレンフィルム(例えば、東ソー株式
会社製LD180)等の合成樹脂製フィルムを材料と
し、その厚み寸法を、100〜300μに形成すると共
に、前記第2層3を、接着性ポリマーフィルム(例え
ば、東ソー株式会社製メルセンP,J−125)等の合
成樹脂製フィルムを材料とし、その厚み寸法を、80〜
120μに形成してもよい。これにより、第1層2の軟
化点は93℃、融点は110℃であり、第2層3の軟化
点は88℃、融点は122℃であるので、上述した実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0033】次に、他の実施例について説明する。
【0034】図3は他の実施例のシート材の構成を示す
説明的断面図、図4(a)乃至(b)は本実施例のシー
ト材によるシール作業の工程を示す説明図である。
【0035】図3に示すように、本実施例のシール材9
は、第1層10と第2層11とを積層し、更に、第1層
10の表層に処理層12、第2層11の表層に粘着剤層
13を設けて、複層構造のシート状に形成されている。
【0036】該第1層10は、エチレン・酢酸ビニル共
重合体フイルム(例えば、東ソー株式会社製ウルトラセ
ン630F)であって厚さ150μの合成樹脂製フィル
ムを材料とし、その軟化点は63℃、融点は85℃とさ
れている。
【0037】また、前記第2層11は、接着性ポリマー
フィルム(例えば、東ソー株式会社製メルセンM505
0A)であって厚さ100μの合成樹脂製フィルムを材
料とし、その軟化点は40℃、融点は81℃とされてい
る。
【0038】また、前記処理層12は、塩化ビニル系塗
料(例えば、帝国インキ株式会社製VGシリーズメヂュ
ーム)をキスコータにより5〜6μの厚さに塗布、乾燥
させたものである。なお、該処理層12を塗布するに先
立ち、前記第1層10の表面にはコロナ処理が施されて
おり、該コロナ処理のみであっても塗料の付着性を向上
させることができるため、該コロナ処理を施した層を処
理層12としてもよい。本実施例においては、コロナ処
理を施した第1層10の表面に処理層12を確実に付着
させることによって該処理層12の剥離が防止されてい
る。
【0039】更に、前記粘着剤層13は、粘着剤(日本
タック工業株式会社製N−10)を30μの厚さに塗布
する。該粘着剤層13の塗布方法は、第2層11の全面
でもよいが、スジ状又は点状に塗布しておき、第2層1
1が直接パネル部材4,6に接触するようにしておいた
ほうが、溶融後の接着力が大きくなってよい。
【0040】このように構成されたシール材9を使用し
て、次の手順によってシール作業が行われる。
【0041】先ず、図4(a)に示すように、パネル部
材4の端縁部5とパネル部材6の端縁部7とを互いに重
ね合わせ、スポット溶接等によって接合する。これによ
って、段差を存して形成された重ね合わせ部8に、前記
シール材9を設置する。このとき、該シール材9は、第
2層3を重ね合わせ部8の段差に接するように設置する
ことにより、前記粘着剤層13によって、重ね合わせ部
8に貼付された状態となる。このため、パネル部材4,
6を図4示のように垂直状態にして作業を行っても、シ
ール材9は脱落することが防止される。
【0042】次いで、前記シール材9を設置した状態の
パネル部材4,6は、図示しない乾燥炉によって加熱さ
れる。該乾燥炉の温度は約170℃に設定され、焼付乾
燥する時間は20分程度となっている。このとき、前記
第2層11は第1層10に比して軟化点及び融点が低い
ため、先ず第2層11が第1層10に先立って流動状態
となる。これにより、図4(b)に示すように、第2層
11は、前記重ね合わせ部8の形状に沿って流動し、空
間を作ることなく確実に該重ね合わせ部8に密着する。
【0043】その後、加熱温度が上昇するに従って第1
層10が半流動状態となる。これにより、その表面が滑
らかな外観となると共に、前記処理層12によって塗料
を塗布する際の塗料の付着性が向上される。
【0044】以上のように、該シール材1を軟化点及び
融点が異なる第1層10と第2層11との複数層で構成
したので、前記重ね合わせ部8への密着性の向上と、硬
さ及び外形形成性の向上を両立させることができると共
に、前記粘着剤層13によって、該重ね合わせ部8を水
平状態を保つことなくシール作業が行えるので、作業効
率が向上する。更に、前記処理層12によって塗料の付
着性が向上するので、塗料の剥離等を防止することがで
きる。
【0045】また、図5に示すように、前述の各実施例
において、第1層14と第2層15との間に粘着剤(例
えば、日本タック工業株式会社製N−19)等を材料と
する粘着剤層16を設けてもよい。これにより、第1層
14と第2層15とは、互いの離反を防止することがで
き、確実に複層構造を維持することができる。
【0046】なお、前述の各実施例において、各パネル
部材を重ね合わせ、スポット溶接によって接合した例を
示したが、スポット溶接に限られるものではないことは
言うまでもなく、鋲止め、ネジ止め等の接合方法によっ
て接合されていてもよいことは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
のシート材は、軟化点及び融点の異なる第1層と第2層
とを有する複層構造としたので、第1層よりも軟化点及
び融点の低い第2層がパネル部材の重ね合わせ部に確実
に密着し、該第2層よりも軟化点及び融点の高い第1層
によりその外形を希望する形に形成できることにより、
高い密着性と高い外形形成性とを両立させることができ
る。
【0048】また、前記第2層の表層に粘着剤層を設け
たので、前記パネル部材の重ね合わせ部に該粘着剤層で
貼付することにより、重ね合わせ部を水平状態に維持す
ることなくシール作業を行うことができる。それによ
り、該重ね合わせ部をシールする際の作業効率を向上さ
せることができる。
【0049】また、前記第1層の表層に前記処理層を設
けて塗料の付着性を向上させたので、塗装品質を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のシート材の構成を示す説明的断面
図。
【図2】シール作業の工程を示す説明図。
【図3】他の実施例のシート材の構成を示す説明的断面
図。
【図4】シール作業の工程を示す説明図。
【図5】他の実施例のシート材の構成を示す説明的断面
図、
【図6】重ね合わせ部を示す説明図。
【図7】従来のシート材によるシール作業の工程を示す
説明図。
【符号の説明】
1,9…シール材、2,10,14…第1層、3,1
1,15…第2層、4,6…パネル部材、8…重ね合わ
せ部、13…粘着剤層、12…処理層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 勝雄 千葉県東葛飾郡関宿町木間ケ瀬2764−39 (56)参考文献 特開 昭48−54186(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 3/10 B32B 27/00 C09J 7/00 F16J 15/10 WPI/L(QUESTEL)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル部材の重ね合わせ部を加熱によって
    シールする熱可塑性樹脂製のシート状のシール材であっ
    て、第1層と、該第1層の下層に設けられて前記パネル
    部材の重ね合わせ部に接し且つ該第1層よりも軟化点及
    び融点が低い第2層とからなることを特徴とするシール
    材。
  2. 【請求項2】前記第1層の軟化点を40℃〜120℃、
    融点を80℃〜140℃とし、前記第2層の軟化点を3
    0℃〜100℃、融点を70℃〜130℃とすることを
    特徴とする請求項1記載のシール材。
  3. 【請求項3】前記第2層の表層に粘着剤層を設けたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載のシール材。
  4. 【請求項4】前記第1層の表層に、塗料の付着性の高い
    処理層を設けたことを特徴とする請求項1、2、3の何
    れか記載のシール材。
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