JPH0432156B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0432156B2 JPH0432156B2 JP58202740A JP20274083A JPH0432156B2 JP H0432156 B2 JPH0432156 B2 JP H0432156B2 JP 58202740 A JP58202740 A JP 58202740A JP 20274083 A JP20274083 A JP 20274083A JP H0432156 B2 JPH0432156 B2 JP H0432156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- joint
- resin sheet
- sheet
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 29
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 29
- 238000004070 electrodeposition Methods 0.000 claims description 14
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 12
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 claims description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 15
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 15
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 6
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 4
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- YBYIRNPNPLQARY-UHFFFAOYSA-N 1H-indene Chemical compound C1=CC=C2CC=CC2=C1 YBYIRNPNPLQARY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- IANQTJSKSUMEQM-UHFFFAOYSA-N 1-benzofuran Chemical compound C1=CC=C2OC=CC2=C1 IANQTJSKSUMEQM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RSWGJHLUYNHPMX-UHFFFAOYSA-N Abietic-Saeure Natural products C12CCC(C(C)C)=CC2=CCC2C1(C)CCCC2(C)C(O)=O RSWGJHLUYNHPMX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- KHPCPRHQVVSZAH-HUOMCSJISA-N Rosin Natural products O(C/C=C/c1ccccc1)[C@H]1[C@H](O)[C@@H](O)[C@@H](O)[C@@H](CO)O1 KHPCPRHQVVSZAH-HUOMCSJISA-N 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 125000000129 anionic group Chemical group 0.000 description 1
- 125000002091 cationic group Chemical group 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920002689 polyvinyl acetate Polymers 0.000 description 1
- 239000011118 polyvinyl acetate Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
- 150000003505 terpenes Chemical class 0.000 description 1
- 235000007586 terpenes Nutrition 0.000 description 1
- KHPCPRHQVVSZAH-UHFFFAOYSA-N trans-cinnamyl beta-D-glucopyranoside Natural products OC1C(O)C(O)C(CO)OC1OCC=CC1=CC=CC=C1 KHPCPRHQVVSZAH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電着塗装によるパネル接合部の防錆
方法に関する。
方法に関する。
自動車の車体等金属製品の防錆方法の中で、塗
装による防錆方法はめざましい向上をみせてい
る。塗装方法は、従来のスプレー方式からフルデ
イツプ方式となり、又、アニオン電着方式からカ
チオン電着方式になる等がその例である。電着方
式によるときは、従来問題となつていた袋部の内
部にも、補助電極等を用いることによりよく塗装
出来るようになり、自動車の車体等の防錆は著る
しく向上してきた。しかしながらパネルの合わせ
部及びその近傍には塗料が付着し難く、合わせ部
の防錆性を向上させる為に、パネルを防錆性鋼板
に変えたり、或いは合わせ部に防錆用ワツクス、
又はパネル合わせ前に予めゾル状のシーリング剤
を注入したりする方法が採られている。防錆性鋼
板は合わせ部の防錆を目的として使用する場合で
も、合わせ部以外の面積が大部分となり不経済で
あり、又防錆性ワツクス等の注入或いは塗布は、
袋内部で一方向から長いノズルをさし込んで塗布
するような場合めくら作業とてり、信頼性に欠
け、又シーリング作業ではシーリング剤のはみ出
しやシーラー切れが起り易く塗布管理がむずかし
い等の問題がある。
装による防錆方法はめざましい向上をみせてい
る。塗装方法は、従来のスプレー方式からフルデ
イツプ方式となり、又、アニオン電着方式からカ
チオン電着方式になる等がその例である。電着方
式によるときは、従来問題となつていた袋部の内
部にも、補助電極等を用いることによりよく塗装
出来るようになり、自動車の車体等の防錆は著る
しく向上してきた。しかしながらパネルの合わせ
部及びその近傍には塗料が付着し難く、合わせ部
の防錆性を向上させる為に、パネルを防錆性鋼板
に変えたり、或いは合わせ部に防錆用ワツクス、
又はパネル合わせ前に予めゾル状のシーリング剤
を注入したりする方法が採られている。防錆性鋼
板は合わせ部の防錆を目的として使用する場合で
も、合わせ部以外の面積が大部分となり不経済で
あり、又防錆性ワツクス等の注入或いは塗布は、
袋内部で一方向から長いノズルをさし込んで塗布
するような場合めくら作業とてり、信頼性に欠
け、又シーリング作業ではシーリング剤のはみ出
しやシーラー切れが起り易く塗布管理がむずかし
い等の問題がある。
本発明は、自動車車体等のパネル合わせ部の接
合強度を増大させると共に、電着塗布により該合
わせ部近傍の塗装を完全に行なうことにより、防
錆性を向上させることを目的とする。
合強度を増大させると共に、電着塗布により該合
わせ部近傍の塗装を完全に行なうことにより、防
錆性を向上させることを目的とする。
本発明は、片面に粘着剤を塗布した、カーボン
ブラツクを混合した熱溶着可能な導電性樹脂シー
トを、予め一方のパネルの接合部に接合部からは
み出すような状態で粘着し、ついでもう一方のパ
ネルの接合部を該シート上に重ね合わせて熱溶着
した後パネルアツセンブリを電着塗装することを
特徴とするパネル接合部の防錆方法である。
ブラツクを混合した熱溶着可能な導電性樹脂シー
トを、予め一方のパネルの接合部に接合部からは
み出すような状態で粘着し、ついでもう一方のパ
ネルの接合部を該シート上に重ね合わせて熱溶着
した後パネルアツセンブリを電着塗装することを
特徴とするパネル接合部の防錆方法である。
先づ、図面に基いて説明する。
第1図は、溶着可能な導電性樹脂シートを使用
することなく、2枚のパネル1,1′の接合すべ
き部分を重ね合わせた後、スポツト熔接により固
着し、ついで電着塗装を行つた従来例によるパネ
ル合わせ部の部分断面図を示し、符号1,1′は
パネルを、3は塗膜を示すものである。第1図に
示す従来例においては、2枚のパネルを接合して
電着塗装を行なう場合、接合部がV字型になつて
いるときなど、V字型接合部の内面合わせ部付近
にはスキ間が出来、塗料が付着し難く、また内面
合わせ部附近は第1図に示すように塗膜が薄くな
つている為、この部分の防錆効果が十分に得られ
ない欠点があつた。
することなく、2枚のパネル1,1′の接合すべ
き部分を重ね合わせた後、スポツト熔接により固
着し、ついで電着塗装を行つた従来例によるパネ
ル合わせ部の部分断面図を示し、符号1,1′は
パネルを、3は塗膜を示すものである。第1図に
示す従来例においては、2枚のパネルを接合して
電着塗装を行なう場合、接合部がV字型になつて
いるときなど、V字型接合部の内面合わせ部付近
にはスキ間が出来、塗料が付着し難く、また内面
合わせ部附近は第1図に示すように塗膜が薄くな
つている為、この部分の防錆効果が十分に得られ
ない欠点があつた。
同様のことは、第2図に示すような型の2枚の
接合部についても言える。即ち接合部のV字型に
なつている内面に該当する部分のスキ間部の塗膜
は薄くなつている。第2図において符号1,1′
及び3は第1図と同じ意味を有する。
接合部についても言える。即ち接合部のV字型に
なつている内面に該当する部分のスキ間部の塗膜
は薄くなつている。第2図において符号1,1′
及び3は第1図と同じ意味を有する。
つぎに、第3図及び第4図に基いて本発明の方
法を詳しく説明する。
法を詳しく説明する。
第3図は塗装前で且つ溶着を行う前の本発明の
パネル合わせ部の部分断面図を、第4図は塗装後
の本発明によるパネル合わせ部の部分断面図を示
すもので、符号1、1′はパネル、2は導電性樹
脂シート、3は塗膜を表わす。
パネル合わせ部の部分断面図を、第4図は塗装後
の本発明によるパネル合わせ部の部分断面図を示
すもので、符号1、1′はパネル、2は導電性樹
脂シート、3は塗膜を表わす。
先づ、パネル1′の接合部に、該接合部より巾
の広い熱溶着性で且つ導電性樹脂のテープ状シー
ト2を、V字型合わせ部から該樹脂シートがはみ
出すような状態で粘着した後、該樹脂シート上に
接合すべき他のパネル1を接合し、スポツト溶接
等により仮着し加熱溶着させた後、得られたパネ
ルアツセンブリに電着塗装を施し、塗膜3を形成
せしめる。
の広い熱溶着性で且つ導電性樹脂のテープ状シー
ト2を、V字型合わせ部から該樹脂シートがはみ
出すような状態で粘着した後、該樹脂シート上に
接合すべき他のパネル1を接合し、スポツト溶接
等により仮着し加熱溶着させた後、得られたパネ
ルアツセンブリに電着塗装を施し、塗膜3を形成
せしめる。
本発明で用いる導電性樹脂シートは、片面に粘
着剤を塗布してある為、貼付け作業が楽であり、
又伸縮性がある為R部への粘着も楽に行うことが
できる。そして、該シートを介して仮着した接合
パネルを加熱溶着させた後電着塗装を施す場合、
本発明の導電性シートは、パネルのスキ間をうめ
ると同時にはみ出している部分が溶融してV字型
接合部の鋭角部をなくし、且つ導電性を有してい
るため導電性シートとパネルの境界面及び導電性
シート面にもよく電着塗料が付着する。ついで、
この状態で電着塗料の焼付けを行なえばよい。
着剤を塗布してある為、貼付け作業が楽であり、
又伸縮性がある為R部への粘着も楽に行うことが
できる。そして、該シートを介して仮着した接合
パネルを加熱溶着させた後電着塗装を施す場合、
本発明の導電性シートは、パネルのスキ間をうめ
ると同時にはみ出している部分が溶融してV字型
接合部の鋭角部をなくし、且つ導電性を有してい
るため導電性シートとパネルの境界面及び導電性
シート面にもよく電着塗料が付着する。ついで、
この状態で電着塗料の焼付けを行なえばよい。
即ち、本発明において使用する熱溶着可能な導
電性樹脂シートは第3図に示すようにパネル1′
の接合部に該樹脂シートを粘着し、該樹脂シート
上に他のパネル1の接合すべき部分を重ね、仮着
した後加熱し、両パネル1,1′を接着すると同
時にはみ出した部分の樹脂シートを溶融し、V字
型合わせ部の内面交点を樹脂で充填せしめた後電
着塗装を行うことで目的を達成することも出来
る。
電性樹脂シートは第3図に示すようにパネル1′
の接合部に該樹脂シートを粘着し、該樹脂シート
上に他のパネル1の接合すべき部分を重ね、仮着
した後加熱し、両パネル1,1′を接着すると同
時にはみ出した部分の樹脂シートを溶融し、V字
型合わせ部の内面交点を樹脂で充填せしめた後電
着塗装を行うことで目的を達成することも出来
る。
次に、第5図乃至第6図に基いて、自動車のド
アやエンジンのフードの端部の処理を行つた本発
明の実施例を比較例と共に示す。
アやエンジンのフードの端部の処理を行つた本発
明の実施例を比較例と共に示す。
第5図は,従来法による自動車のドアやエンジ
ンのフードの端部を電着塗装を行つた場合の断面
概略図を示し、符号1,2,3は第1図及び第2
図の符号と同じ意味を有する。第5図に示す従来
例は、鋼板1の端面を鋼板1′でかしため後電着
塗装と焼付けたものであるが、両鋼板の接合面
4,4′の部分にはスキ間が出来ている為塗料が
付着し難く、従つてこの部分から水等が侵入し鋼
板の腐食の原因となつていた。
ンのフードの端部を電着塗装を行つた場合の断面
概略図を示し、符号1,2,3は第1図及び第2
図の符号と同じ意味を有する。第5図に示す従来
例は、鋼板1の端面を鋼板1′でかしため後電着
塗装と焼付けたものであるが、両鋼板の接合面
4,4′の部分にはスキ間が出来ている為塗料が
付着し難く、従つてこの部分から水等が侵入し鋼
板の腐食の原因となつていた。
つぎに第6図及び第7図について本発明の具体
的実施例を説明する。これら図面の各符号は第4
図の符号と同じ意味を有する。先づ、第5図に示
すように鋼板1′の鋼板1との接合面に該当する
部分に広めの本発明の導電性シートを粘着した
後、該樹脂シートが鋼板1に接するように鋼板1
の端部を鋼板1′でかしめるようにして接合し加
熱溶着せしめた後、電着塗装をし焼付けを行つ
た。この場合、鋼板1′と1とに導電性樹脂シー
トがよく密着し、第5図の4、4′に相当する部
分のスキ間が埋められると同時に鋼板の合わせ部
からはみ出している樹脂はパネルの合わせ部を埋
めると共にV字型接合面の内部鋭角がなくなつて
いるため、4,4′の部分も第7図に示すように
完全に塗装された状態となる為、従来例の如く、
鋼板の合わせ部から水等が侵入する危険性は全く
なくなる。
的実施例を説明する。これら図面の各符号は第4
図の符号と同じ意味を有する。先づ、第5図に示
すように鋼板1′の鋼板1との接合面に該当する
部分に広めの本発明の導電性シートを粘着した
後、該樹脂シートが鋼板1に接するように鋼板1
の端部を鋼板1′でかしめるようにして接合し加
熱溶着せしめた後、電着塗装をし焼付けを行つ
た。この場合、鋼板1′と1とに導電性樹脂シー
トがよく密着し、第5図の4、4′に相当する部
分のスキ間が埋められると同時に鋼板の合わせ部
からはみ出している樹脂はパネルの合わせ部を埋
めると共にV字型接合面の内部鋭角がなくなつて
いるため、4,4′の部分も第7図に示すように
完全に塗装された状態となる為、従来例の如く、
鋼板の合わせ部から水等が侵入する危険性は全く
なくなる。
本発明で使用する溶着可能な樹脂シート用樹脂
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ
アミド、ポリエステル樹脂並びにこれら樹脂を変
性したもの等パネルに溶着可能なものであれば何
れを使用してもよい。又これらの樹脂に導電性を
付与する為に、導電性材料例えばカーボンブラツ
クを10重量%以上、樹脂の接着性を阻害しない範
囲の量で混入し、十分に混練したものを使用すれ
ばよい。尚10重量%以下では導電性が十分に得ら
れなくなるので好ましくない。
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ
アミド、ポリエステル樹脂並びにこれら樹脂を変
性したもの等パネルに溶着可能なものであれば何
れを使用してもよい。又これらの樹脂に導電性を
付与する為に、導電性材料例えばカーボンブラツ
クを10重量%以上、樹脂の接着性を阻害しない範
囲の量で混入し、十分に混練したものを使用すれ
ばよい。尚10重量%以下では導電性が十分に得ら
れなくなるので好ましくない。
そして、本発明で使用する樹脂シートの厚さ
は、0.1〜1.0mm程度のもので十分であり、導電性
材料を十分に混練した樹脂を押し出し成形により
シート状に成形し、冷却した後、その片面に粘着
剤を塗布し、離型紙を介してロール状に巻き取つ
て保管する。
は、0.1〜1.0mm程度のもので十分であり、導電性
材料を十分に混練した樹脂を押し出し成形により
シート状に成形し、冷却した後、その片面に粘着
剤を塗布し、離型紙を介してロール状に巻き取つ
て保管する。
粘着剤としては、天然ゴム又は合成ゴムにロジ
ン、テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂等の粘
着付与剤を混合した、通常の粘着テープ等に使用
されているものを用いうるが、塗布量が多い場
合、樹脂シートの導電性を阻害するおそれがある
ので、数μの程度の厚さに塗布するのが好まし
い。
ン、テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂等の粘
着付与剤を混合した、通常の粘着テープ等に使用
されているものを用いうるが、塗布量が多い場
合、樹脂シートの導電性を阻害するおそれがある
ので、数μの程度の厚さに塗布するのが好まし
い。
第1図、第2図及び第5図は従来法により電着
塗装をした場合のパネル接合部の一部断面図、第
3図、第4図、第6図及び第7図は本発明の一実
施例を説明する為のパネル接合部の一部断面図を
示す。 1,1′……パネル、2……樹脂フイルム、3
……塗膜。
塗装をした場合のパネル接合部の一部断面図、第
3図、第4図、第6図及び第7図は本発明の一実
施例を説明する為のパネル接合部の一部断面図を
示す。 1,1′……パネル、2……樹脂フイルム、3
……塗膜。
Claims (1)
- 1 片面に粘着剤を塗布した、カーボンブラツク
を混合した熱溶着可能な導電性樹脂シートを、予
め一方のパネルの接合部に接合部からはみ出すよ
うな状態で粘着し、ついでもう一方のパネルの接
合部を該テープ上に重ね合わせて熱溶着した後パ
ネルアツセンブリを電着塗装することを特徴とす
るパネル接合部の防錆方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58202740A JPS6096793A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | パネル接合部の防錆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58202740A JPS6096793A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | パネル接合部の防錆方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6096793A JPS6096793A (ja) | 1985-05-30 |
JPH0432156B2 true JPH0432156B2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=16462374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58202740A Granted JPS6096793A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | パネル接合部の防錆方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6096793A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004044271A1 (de) * | 2002-11-12 | 2004-05-27 | Reinhard List | Verfahren zum korrosionsschutz einer fahrzeugkarosserie und bauelement hierfür |
JP4488421B2 (ja) * | 2004-12-15 | 2010-06-23 | 富士重工業株式会社 | 接合金属板の製造方法 |
JP4588433B2 (ja) * | 2004-12-15 | 2010-12-01 | 富士重工業株式会社 | 金属板接合構造 |
JP2006167797A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | 接合金属板の製造方法 |
JP4614757B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2011-01-19 | 富士重工業株式会社 | 接合金属板の製造方法 |
JP4764015B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2011-08-31 | 富士重工業株式会社 | 接合金属板の製造方法 |
JP5051608B2 (ja) * | 2006-05-12 | 2012-10-17 | 日産自動車株式会社 | 抵抗スポット溶接による異種金属の接合方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581096A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-06 | Isuzu Motors Ltd | ボデ−パネル重合せ面の防錆処理方法 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP58202740A patent/JPS6096793A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581096A (ja) * | 1981-06-25 | 1983-01-06 | Isuzu Motors Ltd | ボデ−パネル重合せ面の防錆処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6096793A (ja) | 1985-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6368008B1 (en) | Sealed edge joint between two metal panels | |
US6000118A (en) | Method of forming a sealed edge joint between two metal panels | |
JPS6291580A (ja) | パネルの接合シ−ル方法 | |
US11440077B2 (en) | Method for producing a sealed folded connection | |
JPH0432156B2 (ja) | ||
US9126547B2 (en) | Cover structure of vehicle body outer panel coupling part | |
EP1750926B1 (en) | Method for sealing gaps | |
US3350536A (en) | Method for joining metal sheets | |
JPH06305329A (ja) | 自動車車体ヘミング部の形成方法 | |
JP2516269B2 (ja) | 車体板材の合せ目防錆構造及び防錆方法 | |
JPS58188583A (ja) | 車両外板の接合方法 | |
JP2003191336A (ja) | 防水・遮水シートの接合方法 | |
JPH0160310B2 (ja) | ||
JP4229247B2 (ja) | ルーフモール及びその塗装方法 | |
JPS62146716A (ja) | 自動車用ヘミング接合部の防錆方法 | |
JPS6349318Y2 (ja) | ||
JPS6374722A (ja) | 自動車車体ヘミング部の構造とその形成方法 | |
JPH03258611A (ja) | ヘミング接合部の防錆方法 | |
JPH0119437B2 (ja) | ||
JPH02218474A (ja) | 車体板材の合せ目防錆構造及び防錆方法 | |
JPH0511090Y2 (ja) | ||
JP2951040B2 (ja) | シール材 | |
JPH0218151B2 (ja) | ||
JP4223253B2 (ja) | 防水工法 | |
JP3004875U (ja) | シーリングリボン |