JP2949493B1 - 磁性動力伝達による搬送装置 - Google Patents

磁性動力伝達による搬送装置

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JP2949493B1
JP2949493B1 JP7395998A JP7395998A JP2949493B1 JP 2949493 B1 JP2949493 B1 JP 2949493B1 JP 7395998 A JP7395998 A JP 7395998A JP 7395998 A JP7395998 A JP 7395998A JP 2949493 B1 JP2949493 B1 JP 2949493B1
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Inventor
敦雄 野崎
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不二越エンジニアリング株式会社
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Abstract

【要約】 【課題】 この発明は動力の伝達に際し、磁力を用いて
非接触伝動し、搬送装置を構成することを目的としたも
のである。 【解決手段】 外周壁に、中心軸線に対し角度を持たせ
てN.S交互に着磁した円筒又は円柱2本を、その中心
軸線が角度をなすように接近架設すると共に、前記円筒
又は円柱2本へ、夫々駆動軸又は従動軸を連結したこと
を特徴とする磁性動力伝達による搬送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外壁部に角度を
持たせてN.S交互に着磁した円筒又は円柱2本を、互
に直角(又は角度を持たせ)に近接架設し、前記円筒又
は円柱に駆動軸と従動軸を連結して磁気を利用して回転
力を非接触伝動し、搬送装置を構成することを目的とし
た磁性動力伝達による搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来磁性を用いて動力を伝達する主動磁
石と従動磁石とを用いた発明が知られていた(特開平7
−167258号)。また磁気ねじと磁気円板の伝導装
置の提案もある(特開平8−336274号)。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】前記従来の伝導装
置においては、非接触の動力伝動について、示唆がある
けれども、これを具体的に利用した装置の提案がない。
そこで実用化について、幾多の問題点があった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、磁気伝
導の搬送装置等としたので、騒音、粉塵の発生がないこ
とは勿論、駆動軸側又は従動軸側に不慮の事故を生じた
場合であっても伝導部に損傷を生じるおそれがないな
ど、前記従来の問題点を解決したのである。
【0005】即ちこの発明は、外周壁に、中心軸線に対
し角度を持たせてN.S交互に着磁した円筒又は円柱2
本を、その中心軸線が角度をなすように接近架設すると
共に、前記円筒又は円柱2本へ、夫々駆動軸又は従動軸
を連結したことを特徴とする磁性動力伝達による搬送装
置である。また中心軸線の角度は90度としたものであ
り、一本の駆動軸に、複数の円筒又は円柱を所定間隔で
固定し、前記各円筒又は円柱に従動軸を夫々連結したも
のである。更に物品運搬手段は、ベルトを装着するプー
リー、チェインを装着するスプロケット又は移送板を移
動する支承円板を固定するものである。
【0006】前記において、連結などの関係上円筒形が
使用し易いが、円柱の場合又は異形断面の場合も考えら
れる。また外形が円筒形であることを要件とするもの
で、円筒の外壁に螺状突条を設け、隣接螺状突条間に強
磁性粉末を充填して外形を円筒状とし、前記強磁性粉末
に着磁することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明は2本の円筒等に夫々駆
動軸と従動軸を連結し、駆動軸を回転することにより従
動軸を従動回転させるようにした磁性動力伝達による搬
送装置である。
【0008】前記円筒又は円柱には、断面は円形であっ
ても、側面は湾曲した形状も含むものである。更に全体
均質金属の場合が多いが、必要に応じ着磁部分のみを強
磁性金属粉の焼結物(又は加圧形成物)とする場合もあ
る。
【0009】要するに、2つの磁着体を近接した架設
し、一方に回転力を導入することにより他方に回転力を
生成した非接触動力伝達による搬送装置を示すものであ
る。
【0010】
【実施例1】この発明に使用する強磁性金属(例えばフ
ェライト)よりなる円筒1の外壁部に、中心軸線2に対
して、45度の角度に所定幅でN.S交互に磁着条3、
3を設けて磁着筒4とする。前記磁着条3、3の数には
特別の制約はないが、通常数本の多条スパイラル状に着
磁する。図1、2において、前記磁着筒4、4aを2本
組合せれば、この発明に用いる磁性動力伝達具ができ
る。前記において磁着筒4を矢示5の方向へ回転すれ
ば、磁着筒4aは矢示6の方向へ回転する。
【0011】この発明に使用する磁着筒の実施例を図3
(a)、(b)について説明する。円筒14の外周壁
に、スパイラル突条15、15を等間隔に設け、前記ス
パイラル突条15、15間へフェライト粉末を填充して
磁着床16とし、この磁着床16に着磁して磁着筒17
としたものである。前記実施例においては、円筒14
と、磁着床16とを別金属にすることができる。
【0012】この発明の装置の実施例を図4、5、6、
7について説明する。モータ18の軸7と連結した駆動
軸19に、磁着筒20a、20b、20c、20d、2
0eを所定間隔で固定すると共に、前記磁着筒20a、
20b、20c、20d、20eの上方へ、同一構造の
磁着筒21a、21b、21c、21d、21eを夫々
直角に架設し、前記磁着筒21a、21b、21c、2
1d、21eへ夫々従動軸22a、22b、22c、2
2d、22eの一端を連結して他端を回転自在に軸支
し、各従動軸の中間部へ支承円板23a、23b、23
c、23d、23eを各2個宛所定間隔で固定し、ロー
ラコンベアー10を構成した。図4中8は軸受け、9は
ローラコンベアー10の枠体、11はカプリングであ
る。
【0013】前記実施例において、モータ18を始動
し、その軸7で駆動軸19を回転すれば、磁着筒20
a、21a等により従動軸22a等を回転し、これに伴
って支承円板23a等を回転することができる。従って
支承円板23a等の上へ載せた移送板24を例えば矢示
25の方向へ移送できる。従って移送板24上の物品2
6を同方向へ移送するローラコンベア10として使用す
ることができる。
【0014】前記コンベアの駆動軸と従動軸とは、磁着
筒20a、21a等を介して動力が伝達され、支承円板
23a等の上へ載せた移送板24を介し、所定の物品2
6を移送することができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、駆動軸から従動軸へ
動力を磁着筒により非接触で伝達する為に、騒音の発生
はもとより、粉塵の生成もなく、整然と円滑に伝達し得
る効果がある。従って粉塵の発生を嫌う場所におけるコ
ンベアの動力伝達に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に使用する磁着筒の正面図。
【図2】同じく側面図。
【図3】(a)同じく磁着筒の実施例の正面図。 (b)同じく側面図。
【図4】同じく装置の実施例の一部を省略した平面図。
【図5】同じく一部を省略した正面図。
【図6】同じく一部を省略した側面図。
【符号の説明】 1 円筒 2 中心軸線 3、13 磁着条 4、9、10 磁着筒 7 モータの軸 8 軸受け 9 枠体 10 ローラコンベア 11 カプリング 15 スパイラル突条 16 磁着床 17 磁着筒 18 モータ 19 駆動軸 20a、20b、20c、20d 磁着筒 21a、21b、21c、21d 磁着筒 22a、22b、22c、22d 従動筒 23a、23b、23c、23d 支承円筒 24 移送板 26 物品

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周壁に、中心軸線に対し角度を持たせ
    てN.S交互に着磁した円筒又は円柱2本を、その中心
    軸線が角度をなすように接近架設すると共に、前記円筒
    又は円柱2本へ、夫々駆動軸又は従動軸を連結し、従動
    軸に物品運搬手段を付設したことを特徴とする磁性動力
    伝達による搬送装置。
  2. 【請求項2】 中心軸線の角度は90度としたことを特
    徴とする請求項1記載の磁性動力伝達による搬送装置。
  3. 【請求項3】 一本の駆動軸に、複数の円筒又は円柱を
    所定間隔で固定し、前記各円筒又は円柱に従動軸を夫々
    連結したことを特徴とする請求項1記載の磁性動力伝達
    による搬送装置。
  4. 【請求項4】 物品運搬手段は、ベルトを装着するプー
    リー、チェインを装着するスプロケット又は移送板を移
    動する支承円板を固定することを特徴とした請求項1記
    載の磁性動力伝達による搬送装置。
JP7395998A 1998-03-23 1998-03-23 磁性動力伝達による搬送装置 Expired - Lifetime JP2949493B1 (ja)

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